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2004年10月04日

バッグを買っておやつは和菓子

さぁてお次は嘯月(しょうげつ)の和菓子を食いにいくのだ。
和菓子界のバテックフィリップとも呼ばれている(というか今勝手に思い付いただけなのだが)嘯月の和菓子が食べられるカフェがあるときいて早速訪れることに。

場所は白川沿いのオシャレなビルの地下一階にある「せせらぎすへら」。
しかし今日はお菓子が到着するのが遅いらしく、15時ちょっと前に着いたもののまだ来ていないのだとか。
さくまあきらさんにもケータイメールを入れて、すぐ近くにある一澤帆布にいって自転車乗り用のバッグなどを買い求める。
するとさくまさんから電話が。
「おーい、栗きんとんと練りもの、どっちがいい? ちなみに三つずつしかないけど、きんとん全部食べちゃうぞー」
「いや、すぐ近くですからっ、いま行きますからっ、一個ずつ残しておいてはくださりませんでしょうかしょうか?」
という事でここに日米和菓子条約締結。

さてさて、息せききってスフェラビルの地下一階にある「せせらぎすへら」に到着。
リアルでは二ヶ月ぶりくらいになるさくまあきらさんご夫妻と、こちらは初めましてなヤサカタクシーのダンディ・宮本さんが既にコーヒーを飲んでいらした。
そして目の前には嘯月の和菓子がふたっつ。
特にきんとんの旨さは知れ渡っており、今の季節だと萩の花の咲き乱れる様子を表したのだろうか、淡萌黄と菜花色に染め散らされたそぼろ餡の上品な美しさでまずは目を楽しませてくれる。黒文字で触れればはらはらとはかなくもくずれ落ちていきそうな栗の餡は、さらりあっさりと口中に広がり頼りなげに融けてはいくが、さながら点描画のごとくにて淡い甘色を重ねて喉の奥へと去っていく。中心部の小豆餡の洗練された甘みがしっかりと残りお薄にこれ以上もなく合う。あう、あうぁぅ…
と、見る間に無くなってしまった。やばい。
お茶関係で一度二度食べたことがあるのだが美味しい和菓子は別物だなぁ。
お茶をいただきながらさくまさんご夫妻とよしなしことを話す。
ほー、門前仲町のお寿司屋さんが美味しいですと、ああ、あのゲームが… などなど話題はいろいろ。
お土産(?)に、柳月堂というパン屋さんの焼きたての胡桃パンをいただく。これもまた美味しい。
お店を出たあとに三条駅近くでクルマに乗って信号待ちをしていると、右折レーンにさくまさんの乗っているヤサカタクシーが並んだ。胡桃パンの味見をしているところを目撃つつ右に左に〜


せせらぎすへら
京都市東山区縄手通り三条下る弁財天町17 スフェラ・ビルB1
Tel: 075-532-1070
営業: 11:30-23:00 (22:30LO)
定休: 水曜

投稿者 KQZ : 2004年10月04日 05:47 | [EDIT]

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