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2005年04月12日

二度と行かない店:赤坂・乃木坂 La Scogliera(ラ・スコリエーラ)

当blog始まって以来2度目の地雷カテゴリー。orz

一度目はおなじみの水天宮のカレー屋と、blogには書いてないけど(多分)麻布十番のエノテカ・キオラとで3軒目なのだ。
食べ物飲み物に関しては勘もいいし運もいいのでめったに地雷は踏まないのだが…


雨の赤坂月曜日。
22時近くになって食事をするところを探していたのだが、いつでも開いている薄焼きピッツァのギタローも黒福多もなんとお休み。
結構美味しい赤坂の中華の名店「涵梅舫 」(かんめいほう)も22時閉店ということで入れなかったので、仕方がなく以前「譚亭」の姉妹店があった場所にできた南イタリア料理の店に入ったのが22時ちょっと前だと思いねぇ。ギタローと涵梅舫 の同じビルだしね。

中に入ってみると内装は沖縄料理屋だった時とほぼかわらず。
「すみません、予約してないんですが2人でいいですか?」と聞きながら中をみやると先客が3席あったが、厨房には3人フロア3人とさほどひっ迫しているわけでもなさそう。
どうぞどうぞと奥の席に進められつつ厨房をみると新鮮そうな魚介類が見えている。

お奨めだというイサキのアクアパッツァとメバルのグリルをメインにして、前菜の6点盛り合わせとパスタは毛蟹のトマトソースのリングイネ、メインの付け合わせには白インゲンをもらった。
魚介類だけはお勧めを頼んだ方がいい場合が多いからな。

でもって、前菜はまだいい。
水ダコのオレンジソースマリネの火の通し方やなにかの白身魚(後の怒りに任せて忘れてしまった)は確かに美味しかった。
ひしこ鰯のマリネは若干酸味がきつすぎ… にしても及第点か。

などと初めは楽しく食べていたのだが、一向に火を使った料理が出てくる気配がない。

ビールも空いたので白ワインでも貰おうと手を上げているのだが、厨房近くでは常連とおぼしき男性とスタッフが談笑していてこちらに全く気付かない。
そうこうしているうちに注文してから一時間が経過してしまった。
4月だといえ雨の中寒いのだ。温かい料理が恋しいのは当たり前のこと。

こちらがいらいらし始めているのに気づいてなのか、スタッフの男がボッタルガの薄切りを二枚持ってきて「すみません、大変遅れてしまいまして…。 今すぐ持ってきます」とか言いにきたが呆れているので「帰っていいですか? 注文してから一時間たっても暖かい料理が出てこないんですけど」としか言いようがない。

「すみません。僕がゴーを出すタイミングを間違えまして」「そんなこと頼んでないですし。やっぱり帰ります」「いえ、すぐに持ってきますから…」

そんなやり取りがあってから結局暖かいパスタが出てきたのは23時15分を過ぎてからだった。

出てきたパスタはというとトマトが煮込みすぎていてジューシーさがなくて酸っぱい。だめだめ。(殻の中に詰まっていた毛蟹の身は甘くて意外なことに美味しい。手順間違えてやがるのか? ジューシーなオリーブオイルで伸ばし加減に少々ごまかすくらいのテクニックはあるだろ普通)

パスタを食べている途中にグリルとアクアパッツァ、白インゲンが続けてやってきた。
グリルの火の加減は及第点ながらも塩が薄くて「なんだこりゃ」な感じ。
アクアパッツァは先に出て来過ぎで食べる頃にはすっかり冷めていたし、スプーンも言わなきゃ出してこない。味はいいのだがこれではパンを貰って食べる気にもならない。
インゲン豆は火を入れすぎ。つか蒸らしすぎでねっちょりと水分を含んで美味しさが台なしだ。

矢継ぎ早に出てきたので帰るタイミングを逸してしまったが、他のテーブルはどうかというと、どうも少なくとも2テーブルは知り合い関係らしい。
それじゃしかたねーか。(いやそういう問題ではないのだが)

注文の品を一通り食べ終わったのが23時45分をまわった頃だった。
「デザートなどは…」とか寝ぼけたことを言ってきたので「全然いりません」と正しい日本語で答えて差し上げた。
(追記:レシートを見ると23時47分58秒に支払って出てきていた)


しかしまぁエノテカ・キオラは19時半にコースを注文して、最後のデザートが出てきたのが24時だったので、それからすれば及第点か。(←絶対に違う)
あの時には隣のテーブルの女性2人組は「終電が無くなってしまうのでデザートはいりません…」とか悲しそうに帰っていったし、2万円もする安くはないワインを頼んだのにHRグラスでサーブされたり(ステムに安ワインのブランド名が彫ってあった)、脂ぎった洗い足りない皿が平気で出てきたりしたから下には下があるってこったね。

キオラに関していえばODINの菊地さんが鵜野さんを紹介してくれるとは言っているもののこういう店やってる人とは仲良くしたくでもないわけですわ。醸し人九平次の会にもよく呼ばれるけど行きたくないし。

そんなこんなを思い出しながらお会計をすましてみると17,850円でした。
なるほど。
とてもいい勉強になりました。
自戒の念も込めて領収書も貰わずに帰ってきました。
こういう店に限って編集部名義で領収書を貰うと手のひらを返したような態度を取るんだよなぁ…。
やだやだ。
もちろん2枚のボッタルガはそのまま手を付けずに捨て置いた。


基本的にはまずい店に関しては書かないようにしてるのですが、あまりに落胆してしまったので、またも「地雷」カテゴリーを使用してしまいました。
今後はなるべく使わないようにしたいものですがねぇ…


なかのひと.jp






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投稿者 KQZ : 2005年04月12日 00:36 | [EDIT]

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コメント

「サービスがすばらしくいい」と…

http://allabout.co.jp/gourmet/eatout/closeup/CU20030908A/

投稿者 きんとき : 2005年04月12日 11:33

あぁ、やっぱり。
麻布十番にあったゆうき丸のレストランだったのか。
じゃダメじゃん。

しかし「フレンドリーでスタッフ自らが楽しそうで」ですか。
確かに客に背を向けながらワインの味見に忙しそうだったからそれも間違いではないかな。

投稿者 KQZ : 2005年04月12日 17:21

「そういう店に行ったあなたが悪い」というニュアンスで取られたら困るんだけど、私は馬鹿馬鹿しい金額を取られる店には行かない。私は料理人間ではないが、安くて良い材料が見つかったら、料理を作って、庭で食べる事にしてますよ。

投稿者 通行人 : 2007年04月02日 11:22

●通行人さま

御説御尤もでおっしゃるとおりだと思います。
「はじめからわかって」いるのであれば、わざわざ行きませんよね。

ちなみに私は料理人間ですのでよく自分で料理もしております。
でもそれと外食の楽しさとは別物ですよね?
このblogをよく読んでくださっている方は読んでいると思いますが、材料費数百円で満足している日記もありますし、逆に一人10万円の店に行ってる話も同等に書いてあります。無駄に高級食材を使ってXO醤を自作している日記なんかもありますし、ひと串70円のもつ焼き屋の話も書いてあったりします。
これらはどれも並び立つと思いますが「(値段に見合わず)まずい店」「(同じく値段に見合わず)サービスの悪い店」はどうしても認められないなぁというだけのお話です。
だからこその「二度と行かない店」なわけです。

こんなところでよろしいでしょうか?(笑)

投稿者 KQZ : 2007年04月02日 15:08

早呑み込みをしたのは私の責任であり、補足をして頂き、よく理解できました。
どうも有り難うございました。

投稿者 通行人 : 2007年04月02日 16:55

●通行人さま

いえいえ気になさらずに~

投稿者 KQZ : 2007年04月02日 19:15

コメントがありましたので久しぶりに目を通して気づいたのですが、一番上のコメントにあるURLが死んでおりました。webarchive.orgから拾って見ましたので以下に。
※エンコードにご注意を(シフトJIS)


食を愛する大人のための極上料理店【17】 ラ・スコリエーラ<赤坂> - [大人の食べ歩き]All About
http://web.archive.org/web/20060225045651/http://allabout.co.jp/gourmet/eatout/closeup/CU20030908A/
http://web.archive.org/web/20060225045651/http://allabout.co.jp/gourmet/eatout/closeup/CU20030908A/index2.htm

投稿者 KQZ : 2007年04月03日 01:46

先週行ってきましたがおいしいですよ。

また行ってみたらいいと思います。

投稿者 ラスコリエーラ : 2009年07月31日 15:02

●ラスコリエーラ さま

いえいえ、「二度と行かない店」ですから。
お気になさらずに。
上記のサービスとか味とか、全部が直っていたらもはや違う店だと思います。

投稿者 KQZ : 2009年08月01日 02:38




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