2004年10月11日

九州から帰宅して

そしてMIXIに携帯で書いていた日記を引きずり出してまとめていたりして。
いやはやなんとも忙しかったなぁ。

昨日今日と兄の子と長時間いたわけですが、だんだん馴れてきたからか傍若無人な態度をとるようになった彼につい「いい加減にしろ」と怒ってしまったわけです。
で、気付いたのですが、僕はこういう『ある空間内で「自分は何をやっても許される」とナメた事をする奴』が許せないようなのです。
こう考えるとボクの長年の合コンにおけるスチュワーデス嫌いも、理系社会における勘違い希土類女子への強硬な姿勢にも留飲が下がるというものです。
旅行先だと色々な事がみえてくるものですな。
さしずめ自分探しの旅ってとこかな。(てへっ)

投稿者 KQZ : 11:59 | コメント (0) | トラックバック

九州三日目は門司港・ベイサイドプレイスそして帰京

そして今日は九州最終日である。
新幹線組が帰りの指定席を取れなかったというので早めに博多へ向かう。
我々は午後9時5分の飛行機なので新幹線組と博多で別れてもうひと遊びしに出掛ける。
まずは「レトロな街」のキャッチフレーズが気にかかる門司港へ。博多から小倉で電車を乗り換え40分ほどで到着。
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レンガ造りの建物が立ち並ぶ、たしかにレトロなたたずまいの街並みである。
駅を降りてすぐに見かけた「林芙美子の林ライス」というのにもかなり惹かれたが、ここであまりお腹がいっぱいになってしまうと早めの夜ゴハンが食べられなくなってしまうので、ぐっとガマン。海峡プラザへと向かう。
なぜか門司港はただいま街を挙げての「バナナフェア」実施中。なんでもバナナの叩き売り発祥の地だそうで。バナナグッズを横目に見ながら、お土産売り場でフグのフライとさつま揚げ(巌流島揚げ)と地鶏のBBQとハチミツのソフトクリームを買い食いする。
本当は瓦ソバが気になっていたのだが30分待ちなんてまてねーよってんだ。
ふぐのフライとビールがうまい。

駅前でもらった観光地図に「中央市場」と「栄町銀天国」という通りがあって、「昭和の匂いがのこるアーケード」と書いてあったので、イソイソと行ってみる。だが連休のせいなのか、お店がほとんど開いていない。ここは観光とは無縁の場所のようだが、こっちの方こそホンモノのレトロであった。
道中たまたま開いていたひなびた感じの専門店で塩雲丹の瓶詰めを購入。領収書を貰おうとしたが中学生の女の子だったのであきらめた。家業を手伝うなんざステキざます。
全国どこにでもあるガラス美術館とオルゴール美術館がやはりあったので覗いてみる。縁起もんだしね。
時間があれば巌流島域の船に乗ってみたかったが、流石に断念。

博多に戻ってまずはベイサイドプレイスへと行く。
近くに夜ゴハンを食べようと思っている「大栄丸」というお店があるのだ。
それにしてもベイサイドプレイスはなんだか寂れているですな。
そそくさと出てきていざ行かん大栄丸へ。

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「大栄丸」はお座敷とお座敷の中央に生簀があり、そこにいる魚を注文のたびにすくって料理してくれるというシステムのお店。
まずは本日お奨めだというイカをお願いすると店員さんがイケスの橋を渡って網ですくってくれる。そして5分とたたずにお刺身となって出てくるのだ。切り刻まれてるのに足がピクピク動き体液が激しく流動してるのが透けて見える様はなんとも残酷。写真を撮るため割り箸でつついてアシをあげさせてみたりして。
お刺身盛り合わせを貰うが二人前とは思えないボリューム。10種類近くは盛り込んであった。
ブリかまの塩焼きと白いご飯で締めて大満足。
ゴハンのあと空港に向かい、まだ早かったのでパーラーに入ってパフェを食べてしまう。
空港の三階にあるパーラーの女性店員三人組がものすごく働き者で思わず見入ってしまう。とにかく一瞬たりとも止まっていないのだ。すばらし。

飛行機は定刻に無事離陸し定刻に東京に着陸。
台風で我がボロ家と五郎八がどうなったか心配しながら帰ってみると、意外にもウチは外に止めておいた自転車すら倒れていなかった。
しかし、五郎八が姿を見せない。
もしかしてどこかに飛ばされていっちゃったのだろうか。心配だ。

投稿者 KQZ : 11:06 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月10日

九州二日目は柳川・お参り・大宰府

朝早くに起きて朝食。
朝も料理が多いってば。どうも料理自慢の旅館らしく、なんかの賞をもらったのだとパンフレットに大書してある。

9時には総勢7人で旅館を出発ー。
まずは西鉄で柳川に向かう。のどかな風景が続く。
天神から一本で、急行で5駅目で、歴史があって、観光も…、と考えると東京で言うと川越みたいなものかなぁ?

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天候はあいにくの空模様だが、小雨の柳川もなかなかの風情である。
お昼は立花藩の別邸だったという「御花」でとる予定だったが、この三連休は同窓会の特異日だったらしく御花は伝習館高校の同窓会で貸切となっていた。そういえば宿泊している旅館にも、同窓会御一行が何組もいた。九州は同窓会がさかんな土地なのだろうか。
ちなみに父方は蒲池城という近所の小さな城の城代家老の家だったので、親戚が寄ると触ると御花の立花さんに「外様のくせにうまく立ち回って」などと縮尺が百年単位の話が飛び出る。
これもまた田舎のよくある風景だと思うのでハイハイとうなづき酒を汲み交す。
移動する距離と時間の進み方は微妙な関係なのだな。

というわけで、御花の周辺のうなぎ屋さんで蒸篭蒸を食べることにする。ケータイで撮ったので写真がいまいち美味しそうじゃないなぁ。
seiromushi.jpg

蒸気がむぉわ~ん。久しぶりのひつまぶしは旨いなり。
子供の頃に親戚のところに来ると毎日毎日食べさせられて閉口したもんだが。
店名の六騎とは柳川地方の漁師の俗称で、平家の落人が六騎だけ逃げ延びてきて漁業を営むようになったからだという。
ご近所に北原白秋の実家の酒蔵もあるらしいのだが時間が無くて覗けなかった。

六騎(「ろっきゅ」と読むらしい。ホント?)
柳川市沖端町川下り着船場
TEL: 0944-72-0069
営業:10:00~17:00
年中無休


御花からタクシーでお墓のあるお寺へ行き、お経を読んでもらいお焼香をする。
実は先祖伝来のお墓は道路が拡張されるというので取り壊されることとなり、菩提寺の永代供養付きの施設に移設されることになったのだ。
長年お世話になったお墓にもお参りしに行く。

お墓参りのあと、まだ時間も早かったので太宰府天満宮へ観光に。
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有名神社だけあって参道もお社も立派だ。
大宰府といえば「においおこせよ」で有名な飛梅だが、ここではお神酒も梅酒だった。
参道のお店でおやつとして梅が枝餅を食べる。お約束お約束。
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…が、食べ終わってから撮影したのだなこれが。
美味しそうな葛があったのでお土産に購入。


かさの家
福岡県太宰府市太宰2-7-24
太宰府天満宮表参道鳥居を二つ目の右手三軒目
TEL092-922-1010
8:00~18:00(梅ヶ枝餅販売)
10:00~17:00(食事/オーダーストップ)
年中無休
http://www.kasanoya.com/top2.html

旅館にもどって、また食べきれない量の夕食を済ませて温泉に入って今日も早めに就寝する。

投稿者 KQZ : 11:45 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月09日

九州出発から雨のキャナルシティそして二日市温泉

折からの台風襲来。
起きてみるとやはり雨雨雨。
9時20分のフライトなので朝8時前に家を出たところ、8時30分には羽田に到着してしまった。
しかしすごい混んでるなぁ。
嵐の直前の3連休ということで午後の便は軒並み欠航してしまいそうな雰囲気。みんな午前中の便のキャンセル待ちを狙っているのだろうか。
早く来て正解だったとほっとする。空弁を買っていざ出発。

んでもって飛び立ってみれば2時間足らずで福岡に到着。さらに空港から地下鉄でたったの2駅で博多なのだな。らくちーん。
旅館は博多からさらに電車で30分ほどの二日市温泉という場所だし、チェックインは3時以降ということなので荷物をロッカーに入れて駅前の紀伊国屋へ行き、まずは情報収集。九州版の東京ウォーカーみたいなのを買って、アフタヌーンティーでお茶をしながら作戦会議。
「紀伊国屋」「アフタヌーンティー」って、ここまでは東京とおんなじですな。
事前に柴尾さんに聞いていた通り、とりあえずキャナルシティへ行ってみることにする。

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しかしここはLAWSONが多い街です。街中で見るコンビには大半がローソン。
そういえば広島はポプラが多かったような記憶があったりして。広島といえば夢番地のみなさん元気かなぁ。

館内を見回してみるとシネコンがあったので、ちょうどはじまるところだった「アイ、ロボット」を観ることに。主演はウィル・スミス。

で、終わるや否やMIXIに「金田飛び満載」という一言コメントをアップしてみると、

  • わはは、そういう感想で来ましたか。 それならブラックマジックマリオ66っぽいとも思いました。
  • おおw
  • 原作ものは終わりのクレジットでbased on the novel ~とよく書いてありますが、I,Robotはsuggested by the novel ~と。かけ離れている事を憚らないその意気やよし。

といった感想コメントがすぐにやってきた。
こういったところが閉鎖型のコミュニティの楽しいところなんだろうなぁ。

さてさて、映画を観おわってからキャナルシティをひと通りブラブラして博多へ戻って宿に向かう。
旅館のフロントには白熊の剥製があるわ相撲取りの化粧回しがあるわ中曽根康弘の書はあるは、なんだか絵に描いたような田舎の金満旅館という感じですか。
チェックインして部屋で「ネムキ」を読みながらダラダラしていたら、後発組がかなり遅れて到着した。新幹線は徐行運転だったのだな。やっぱり台風はすごいらしい。
ふーんと思いテレビでニュースを見ていたら新宿がすごいことになっている。しかしひげひげ団は集会しているようだ。だいじょうぶなのかしらん??? それに五郎八も心配だ。

夜は地方の温泉旅館ならではの食べきれないほどの量の夕食をすませて、温泉に入って早めに就寝する。

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