2006年03月10日

ODINと銀河英雄伝説と忘れたい記憶

なんだかここ数週間、ODINのページが人気なのです。
どこから飛んできてるのだろうと思いReferrerを見てみると、銀河英雄伝説のファンサイトから来てらっしゃる方が多い様子。

どれどれ…

Mixiで紹介されてました。店長さんが銀英伝のファンだそうです。
http://authenticbar.com/odin/main.html
エンブレムが「双頭の鷲+五芒星」ってのが中立的で宜しいなぁ(だったらいっその事、屋号をフェザーンにw)
・・・どこかに、「居酒屋 ハイネセン」って店は無いかなぁ?(笑)

えーっと、えーっと…

実は店主の菊池さんがやっているというかODINの経営母体というかお酒を輸入したりするときに使っている会社名が「ハイネセン」っていうんですが…
えぇ、既にアナタがいらした場所はハイネセンです。

あとあと、恵比寿店のオープンから半年くらいの間は「すんごい制服」が存在していたのですよ。
えぇ、それこそ金のモールがひらひらしてるような。
これを着た事があるスタッフは今は色々な店に巣立ってしまっているので非常に少ないです。辛うじて銀座店にいる某氏が着てた事があったかな… くらいで。六本木の某シガーバーにもいますな。
後はたしかTaliskarの内田さんもヘルプで入ったときに一回くらい着た事があったような記憶がうっすらと。
三人ともとても恥ずかしがっているので着た事実を認めたがらないかもしれませんが。w


投稿者 KQZ : 12:36 | コメント (2) | トラックバック

2006年03月01日

Abbot's Choice一周年

そういえばAbbot's Choiceが一周年なのです。
早いなぁー。
ということで、

「一周年おめでとう!」の声で10%OFF。

だそーです。
追記:ちなみに3月6日まで

Abbot's Choice アボットチョイス
港区六本木5-1-5 加藤ビル2階
Tel/Fax: 03-3475-0353
open 17:00 p.m.~8:00 a.m.(平日)
    18:00 p.m.~6:00 a.m.(日曜)
    17:00 p.m.~8:00 a.m.(祝日)
無休
http://www.authenticbar.com/abbots-choice/

投稿者 KQZ : 12:31 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月18日

Abbot's Choiceの営業時間の変更

そうそう。
忘れておりました。
「変更」といっても短縮じゃありません。拡大です。
夕方5時から朝の8時まで営業とのこと。
うはwwwwちょwwwww

【2006年2月16日より営業時間を拡大!】

平日 17:00 ~ AM8:00 くらいにクローズ 
日曜 18:00 ~ AM6:00
祝日 17:00 ~ AM8:00
無休

Abbot's Choice アボットチョイス
港区六本木5-1-5 加藤ビル2階
phone/fax 03-3475-0353
http://www.authenticbar.com/abbots-choice/

投稿者 KQZ : 04:10 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月12日

もろワルオヤジたちに誘われて

夜になってもろワルオヤジその1のSさんに誘われてAbott's Choiceに行き軽く打ち合わせ。
ギネスをハーフ、そしてヒューガルデン。
もろワルの大御所が映画を見ているというので終わる時間を待ってカーテンコールに移動。
ブラントンをロックで。
あんまり巧くない生バンドの演奏を流し聴きながらしばし待つ。Y'sらしいサービスに苦笑したり。
程なくして編集長登場。
葉巻の煙に包まれながらなんやかんやと打ち合わせ。
おもしろそ。

いろいろ決まったことなどもあった後、再度Abott's Choiceに流れ着く。

I.W.HARPER1950.jpg

1946年蒸留1950年瓶詰めのハーパー。
葉巻に燻された喉に甘く広がる。
パワーもあるし3年ものとは思えないメロウさ。
絶品。


Abott's Choice アボットチョイス
東京都港区六本木5-1-5 加藤ビル2階
phone/fax 03-3475-0353
open 18:00 p.m.~7:00 a.m.
無休
http://www.authenticbar.com/abbots-choice/

投稿者 KQZ : 02:53 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月01日

年末年始のバーめぐり

2005年12月31日23時
なんやかんやと有った2005年の最終日。
年越しそばを手繰りに恵比寿へと向かう。
六本木交差点はなんだかわからないがとんでもない混みようになっている。
地下鉄からの階段から切れ間なく人が吐き出されている。
平均年齢27歳、外国人含有率4割といったところか。
南米系の太ったおねーちゃんはこの寒い中素肌に黒の太リブ編みの小さめのカーディガンを着ただけでへそを出して歩いている。人間気合が大切なのかもとちょっとだけ思った。
そして恵比寿ODIN。

まずはモスコミュールで喉を湿らしながらバー業界のよしなし話など。
そういえばbar Dolphyの田邉さんの二店目「Evance」にまだ行ってないんだよなぁ。レセプションにも忙しくて行けなかったし。

そんなこんなで恒例の年越し蕎麦が出てくる。
もう早いもんで11年目になるのかな?
今年は「でん(漢字わからず)」という新しいお店に打ってもらったものらしい。
odin20051231.jpg←ちなみにこの銅製のマグカップは京都の有次に作らせたものです。
汁は菊池さんのお手製。これが毎年毎年うまくなってきていてこういうところにも菊池さんの超絶ヲタク気質は役にたっている様子。
今年はかなり僕の好みに合っていたので思わずもう一枚お代わりをしてみたり。
今日マルディグラにゆうじさんと一緒に行ったら大変だった… などという聞くだけでおなかいっぱいになりそうな話をしながらラスティネールをいただく。
#1月15日あたりまた飯でも食いに行きますか、という話になりました~>関係各位

しゃべっているうちに年も明けたのでさくっと帰る。

んが、やはりAbbot's Choiceにも顔を出してみる。
すると1時を過ぎているというのにほぼ満席。
一昨日のAbbot's忘年会でへべれけになっていた某氏も元気そうだった。
東北地方にいるというウィスキーコレクターさんから譲ってもらったというレア物ウィスキーのボトルを眺めながらギネスを一杯すすって元日のバーホッピングは終了と。

ひげいとうさんなんかが新宿で飲んでるらしかったけど眠かったのでよらず。申し訳なし。

投稿者 KQZ : 02:01 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月04日

たまにはauthenticbar.comの管理人らしいこともしておくか

そういえばサイトオーナーらしいことを全然してないやぁ。
師走ということでいろいろとありますんでまとめて書いておきますです。

  • ODINのオーナー・菊池夫妻が恒例の欧州買出しから戻ってきた模様です。
    今日あたりからお店に出られることとと思います。
    最後の数日はMISAYO画伯のパリにあるアパートに泊まっていたらしく、証言によると「ものすごい大量のお酒を買っていた」のだそうです。
    もうしばらくすると欧州買出し紀行の写真がアップできるかと。

  • ちなみにMISAYOがアロマやプロポリスなどをフランスから直送してくれるLACALACAはこちら。
    品質がよいのとお安いのとで人気だそうな。
    http://lacalaca.net/

  • bar Dolphyの田邉さんからDMが届きました。
    12月20日に2店目をオープンするとのことです。
    名前はbar Evans。銀座三丁目です。
    17日のレセプションに呼ばれているのでその模様は後ほどアップいたします。

  • Abbot's Choiceのメニューが変わりました。
    詳しくは泉店長の日記から。
    フィッシュ&チップス 日本一への道。

    今までフィッシュ&チップスは「本日のフィッシュ&チップス」¥1200 
    と「普通のフィッシュ&チップス」¥950 だったのを一本化して 
     
    「旬のフィッシュ&チップス」¥1050- のみにしました。 
     
    本場風に造ると「おひょう」をいう魚か「たら」を使うのですが、あまり美味くない・・・。確かに日本で手に入る「冷凍のたら」や「冷凍のおひょう」を使っても細胞が壊れていて旨味と水分が抜け出ているような魚なんかを使って美味くなるわけが無い。 
     
    聞けばイギリスでも海に近い町のPUBに行けば魚もちゃんとした魚も使うらしい・・・。 
    と、言うことで 折角、魚の美味い国日本にいるわけだし、美味くない魚料理をAbbot’s Choiceで出す必要も無いので、たらは止めました。 
     
    因みに本日のフィッシュ&チップスは「天然の平目」。美味いです。 
    日本一美味いフッシュ&チップス目指して頑張ります。

  • 連絡事項1
    赤坂のBambooのサイトがまだつくれてませーん。
    というのも叶さんがわたしてくれた原稿がLotusなんですよぉ。
    どっかコンバーターないかなぁ。

  • 連絡事項2
    「ウチの店も authenticbar.com に入れて欲しい」とか「サイトを作って」とかいう連絡をたまーにいただきますが、authenticbar.com は僕の個人的な趣味のサイトでしてお仕事でやっているわけではありません。
    「おいしいなぁこの店」と思って仲良くなったときに、たまたまお店がサイトを持っていなかった場合などに作らさせてもらっているだけなのです。もちろん工賃もいただいてませんし。
    リンクに関しては吉祥寺のWoodyさんとか渋谷のコレオスさんとか、自分のところでサイトを持っている店もあるので考えますです。

投稿者 KQZ : 11:11 | コメント (4) | トラックバック

2005年11月20日

花園神社で酉の市のちトルコ料理でAbbot's Choice

二の酉の前夜祭ということでマラカス電気科学ご一行で花園神社に出向く。
会うなりオガちゃん社長に郷里から届いたばかりというハマグリとサザエを大量にいただく。すまんこってす。

hanazonojinja_torinoichi2005.jpg

去年の熊手を持って新宿へ行くと19時だというのに結構な人だかり。
早い時間の空いてる時を狙ってだろうかわっかりやすい親分さんたちご一行がお参りしてたりする。若い衆がきびきびと気遣いしているのは見ていてナカナカ面白い。
でいつのも熊手屋さんに行ってちょっとだけ大きめな熊手を購入。いなせなお兄ちゃんたちと三本締め。

さて飯でも食おうと新宿二丁目をぶらぶらしてみるが日曜日なのでさすがにどこもお休み。
レインボーで有名なホモホモ系書店の向かい側に立ち飲み屋ができていて大盛況だったけど、これもアレ系なのかな? よくわからん。

結局新宿三丁目のトルコ料理の名店ボスボラスハサンでトルコ料理をはぐはぐ食べる。
ベッキーは… とか前の会社の先輩のしでかした情けない話とか日テレの話とかblogとかサイワールドとか、仕事の話やらヨネさんの近況やらなにやらかにやらあーだこーだしながら三人でワイン三本は当たり前か。
適当なところで解散ー。

まだ早かったのでAbbot's Choiceに行ってみる。
日曜日はガラ空きなのかとおもったら、白人さんのグループがちらりほらり静かに飲んでいる。なかなかいい風情だ。
カウンターで泉くんとあれやこれやと話しをする。いい場所があったら二店目とか考えなきゃいけない時期ですか。ふむふむ。
ギネスのハーフパイント、アレキサンダー、Cadenhead'sの新製品でArdbegの11年ものをいただく。
アレキサンダーは生クリームを軽くホイップしてからシェイクするという手間のかけようでクリーミー&ゴージャス。うまい。若いアードベッグとの連携は至福ですな。
ちなみに混んでる時には頼まないとホイップしてくれないそーです。空いてるとき限定レシピですな。

abbots20051120.jpg

帰り際にIl de Re XOというカミュの新製品をハーフでサービスして貰った。
なんでもコニャック地方にRe島というのがあるらしく、そこで作られたものだとのこと。
Re島で作られた塩と一緒に飲むのがお奨めなのだという。
確かに島っぽいというか、かすかな塩味と甘い風合いが上品。

それはそうと、そろそろ逗子に獣肉食いに行かなきゃですな。>関係諸氏


ボスボラスハサン
新宿区新宿3-6-11 第一玉屋ビル2F
Tel: 03-3354-7947
営業時間: 11:30~14:30 17:00~23:30
年中無休
http://bosphorushasan.com/

Abbot's Choice(アボットチョイス)
港区六本木5-1-5 加藤ビル2階
Tel: 03-3475-0353
営業: 18:00 p.m.~7:00 a.m.
年中無休
http://www.authenticbar.com/abbots-choice/

投稿者 KQZ : 23:59 | コメント (2) | トラックバック

2005年09月27日

ODINの11周年に行ってきた

いやー。
11周年ですよ。
あんなに趣味的にこだわりすぎたバーが11年。
東京は豊かな街です…

仕事帰りの22時すぎに恵比寿ODINに到着。
寿司屋軍団とか食道楽仲間とか昔在籍していた会社の後輩とかと挨拶しつつ、シャンパン、ジントニック、赤ワイン、モスコミュール、シェリー、コニャック、モルト、ギネスなどつるつるぐびぐび。
飲み代だけでも会費の5000円は元取ってるなぁ。
数寄屋橋次郎のハルタカさんが巻き寿司を担当。切り口のエッジが違いますがな。
(写真は後でー)

25時を過ぎたので退散。
袴塚さんが差し入れにケーキを持ってきてくださったので一ついただく。
(写真は後でー)
当たり前のようにうまかったっす。

タクシーに乗り、Abbot's Choiceで打ち合わせなどして適当に帰る。
夜道を歩くにはちょうどいい加減の季節なのだなぁ。

投稿者 KQZ : 03:45 | コメント (2) | トラックバック

2005年09月17日

ODINが11周年で思い出す昔話とか

ODINが恵比寿に店を構えて11周年になったとのこと。
目出度い。
http://www.authenticbar.com/odin/info.html

11周年記念パーティのご案内
残暑厳しき折、いかがお過ごしでしょうか。
さて、恵比寿店は今年も無事に11周年を迎えようとしています。
皆様方に感謝の意を込め、下記の通りパーティを開催致します。
銀座店共々、皆様方のご贔屓あっての当店と心より感謝申し上げます。
今後とも尚一層の精進と努力を忘れずに営業したいと思います。
  • 日時:9月26日(月) 午後6時から
  • 参加費用:お一人様5千円
  • 会場:Bar ODIN 恵比寿店
  • フリードリンク(限定)

有機栽培国産小麦の自家製手打ち饂飩、自家製江戸前太巻き寿司、自家製ティラミス、自家製プリン、自家製トリッパ、某超有名焼肉店のこだわりの刺身、自家製秋刀魚のリエット、自家製鯵のエスカベッシュ、有機栽培野菜のサラダ、その他こだわりの究極のフード多数

※手狭な店のため、生花はご遠慮くださいますよう、お願い申し上げます。

このauthenticbar.comというサイト自体つくるきっかけになったのは、ODIN5周年のお祝いにホームページを作ってプレゼントしてあげたことからなのだ。
そう考えると菊池さんと出会ったのはもう12~13年前ということになる。ほぼ新入社員時代ですわ。ひぇ~

菊池さんと僕との馴れ初めは、確か渋谷NHK近くの雪月花という日本レストランのウェイティングバーで客とバーテンダーとして出会った時最初に話をしたことだと記憶している。
当時から変わり者で、店のカウンターの端に20本ほど自分の家からかなりレアな酒を持ち込み、さながら「菊池商店」のような感じでリクエストがある客には出していたりしていたのだ。

テーブル席が取れなくてバーカウンターでウェイティングしているときにたまたま「菊池商店」の前に座ってしまい、その酒の選び方に驚いた瞬間に「お酒お好きなんですか? コレなんかはですね…」と今と変わらぬマシンガントークを浴びせかけられたのではなかったかなぁ。その後何度か話をしているうちに六本木のThe Barにいたことが分かり、実は前にもあっていたらしいことも分かったのだが。
うっすらとした記憶では当時日本では珍しかったインゴットのチョコレートリキュールとカシスを使ったカクテルなんかを飲んだ残像が脳の端っこにある。

    ちなみにThe BarにはTaliskerのウッチー内田くんも在籍していて、authenticbar.comつながりはこの頃からなのでした。The Barは一昨年閉店してしまい、今では長谷川酒店の直営店「酒友」になっているので、そういう意味ではあの場所は僕ととてもご縁がある場所なのですわ。

雪月花のすぐ近くには新世界倶楽部というかワールドマンション時代の後藤くんが事務所を構えていてそこにもよく遊びに行ったものだった。レコードの貸し借りをしたりね。ペントハウスで冬は事務所に行くまでが寒かった。今では後藤くんの事務所もorange pekoeなんかが所属していたりして信じられない話ではあるけども。
祐天寺のクラブキングからの流れから菊池商店ってこともあったかなぁ。小林径さんのRoutineってJazzイベントが始まったり京都JAZZマッシブの連中が来ていたりと渋谷も結構面白かったっけ。鄭秀和くんと話すようになったのもこの頃だったかな? 沖野修也くんに「僕のファッションの真似してるやつが結構いるから、『シュウヤー』って名付けて雑誌かなんかで取り上げてくれない?」とか冗談とも分からないことを言われたことなんかも思い出した。

さて、そんな渋谷の夜の拠点(ってほどでもなかったんだけど)だった雪月花だったのだが、しばらくして菊池さんから「どこか自分で店をやりたいんですけど、場所のあてありませんかね?」と訊ねられたのが今から考えると11年半前ということなんだろう。
「あのさー、オレ普通の会社員なんだけど。ライターとか放送作家も兼業してるけど不動産はちょっと…」と答えてみたものの、その翌日にわが師匠嘉門達夫さんの事務所にラジオ番組のハガキを取りに行くと、地下一階のイタリアンレストランが閉店しており「テナント募集」という看板がかかっていたのだった。偶然にもね。

そう。それが今の恵比寿ODINだ。

その空きテナントを紹介したところひと目で気に入り金策に走り回っていた頃から内装工事の手はずから奔走してオープンにこぎつけた菊池さんを知っているだけに、こうして11周年を迎えたことは本当にうれしい。
はじめ本当にお客さんが来なくてお茶を挽いていた頃に、当時プレジデント社にいた岡本伸也(現・岡本呻也)さんにお願いしてdancyu編集部の枝川さん担当者に強引に薦めてもらったり、カウンターで知り合ったとしやんや大澤さんなんかとは京都や香港にまで飯を食いに行くような親友になったりと、ODINにまつわる想い出は数限りなくある。

ということで、つぶれちゃ困るので趣味に走りすぎる店作りは時々考え直しましょう。>菊池さん

Bar ODIN
渋谷区恵比寿1-8-18 K-1ビル地下1階
Tel/Fax:03-3445-0996
営業: 平日 18:00~27:00 日祝 18:00~24:00




投稿者 KQZ : 02:08 | コメント (3) | トラックバック

2005年09月14日

打ち合わせ祭りのち赤坂の京都バーBamboo

なんだか色々と打ち合わせが重なる。
ほーほーふむふむ。
力いっぱい止めたのにどうしてもやるといって聞かないキャンペーンが動き出してしまったので逃げの文面だけ考慮してあげたり。
けせらせら。
困るのはそっちだと思うんだけどなぁ。
夕方に切込隊長の所の人が数名きて打ち合わせ。
あーでもないこーでもない。
世間話のほうが内容が濃かったりするのは秘密だ。

夕方。
八街から取り寄せた茹で上げ落花生の袋を引っつかみ赤坂の京都・Bambooに。
mamsugaさんが京都で唐長に寄った際に「東京のバーで唐長の壁紙を使っている店が…」「あぁ、ウチで何度も打ち合わせしましてねぇ。五三の桐の」「そうそう」という会話が11代目奥方となさったというのでその報告だったのだ。

    註:「五三の桐」くらいは覚えておいてもいい常識なのでイメージ検索しておこう→五三の桐 - Google イメージ検索
      ちなみに「五七の桐」というのもある。ちなみにちなみに春日の松は…(略)

ビールの小瓶からはじまってアラスカ経由ロブロイ。

今年も五山の送り火の消し炭をいただく。
ありがたいこってす。
聞くと叶野さんも10月の京都松茸ツアーのあたりに帰京されているとのことであちらで合流するかも。
また、Bambooもサイトを構築したいとのこと。
イメージは既にあるらしいのでデザイナーを紹介しますか。
authenticbarからリンクするなり場所だけ提供してもいいしね。

Bar Bamboo
港区赤坂3-19-3みすじ通り西入ル南側
Tel: 03-3589-4170
営業: 18:00~03:00
定休: 日祝日

帰りしな、近所に先輩がレストランをオープンしてレセプションをしていることを思い出して急遽顔を出してみる。
が…
レセプションだとはいえサービスがひどすぎる。
「All Aboutで飲食系のガイドをしている人がコンサルに入っている…」とか言っていたが所詮は素人仕事か。All Aboutといえば以前「二度と行かない」カテゴリーに入れた店を絶賛していたこともあったし、どうも信用ならないなぁ…
リアル/オンライン、有料/無料、瞬間/永続を問わずサービスマニュアルはたくさん書いてきたけどこれではてんで話にならない。手持ち無沙汰な新客が入ってきてキョロキョロしているのに、それも目が合って認識しているくせに、店員同士の無駄話を続けて壁にもたれかかっているとは死んだ方がましだ。大体そんなヤツは面接で分かるだろうに。経営している先輩は営業コンサルとして独立開業したばかりのはずなのになぁ…
店名は出さないけども、哀しくなって5分で出てきて夜の赤坂を歩いて帰ってきましたとさ、とだけ書いておこうっと。

投稿者 KQZ : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月20日

土曜深夜のバーホッピング

土曜日のこと。
22時くらいになってルネサンスFさんに誘われて飲みに出る。
霞町から笄町に向かっててくてくあるいていくと、そこかしこに浴衣のグループが見える。
麻布十番祭りの流れかな。
晩夏らしい風情なり。

KISSAKOでまずはワイン。
ここは前ーにスポーツバーというかスポーツ居酒屋(鉄板焼き?)だったはずだが、きれいに改装して高級感あふれるワインバーになっている。
んでグラスで頼めるものを、ということで夏らしくジンファンデルのこっくりとした果実味のあるタイプのものをオーダー。
ん? Fさんってばなんだかオーブリオンとか飲んでるんですけどもー。
むぅ割り勘負け必至。

さてこのFさん、一部ネット界隈では「謎の人物」ということになっているらしいのだが、元々某有名酒販店にいらした方で日本酒もワインも非常に詳しいのだ。
どこぞでの垂直の会とかでご一緒してからなにかとお世話になっている。
しかし数年くらいブランクがあったのだが再会したのはこのblogが縁だというから不思議なものだ。
ココで接触して、ココで再会)
たまにこういうことがないとモチベーションも沸かないしね。
東京レストランガイドというサイトでなにかと書いていたら2ちゃんねるで叩かれてて… とか相変わらずの毒舌っぷりは健在のご様子。この人は冗談みたいにいろんな店にキチンと行ってるのだが、普通の人にはそれは信じられないんだろうなぁ。
「しかしblogを見ただけでよく僕だってわかりましたねー」と聞いてみると、何かの検索でblogにヒットして内容を読んだらすぐに分かったということらしい。どうやら「あんな店であんな飲み方とか食い方してるやつはそうはいない」んだそうです。そんなもんですかぃのぉ。
「ODINの菊池さんと浅間の畠山くんと友達ってところで一目置いている」とか言われても褒められている気がいたしませんですし。
また、以前からauthenticbar.comはよく見ていたとのことで「どこがやってるんだろう、この不思議な店のセレクトは…」と謎に思っていたのだという。謎もなにも、僕が個人的に仲良くなったバーのWebを作っているだけで、お店からは一切お金ももらっていない趣味サイトなんですけんども、と説明差し上げる。
…などと旧交を温めつつ一杯飲んで次に移動。

    そういえば思い出した。
    Fさんにはどこかでやったワイン会の時にいじめられた事があったのだ。
    たまたまその店に日本酒が置いてあることを知り、僕と畠山くんに完全ブラインドで利き酒させて「当ててみ」としれっと責め立ててきたのでした。
    仕方がないからこっちもこめかみから煙が立つほど真剣に利き酒して「浦霞の禅、ただし若干の瓶老ね、温度管理が数日30度を超えたくらい」とパーフェクト回答をしたものでした。ほっほっほっほ。
    もうあんなに疲れることは二度とやんねー。

んが、移動の途中でLes Vinumの看板に引っかかってしまう。
ここも当然のように知り合いなので「シャンパン一杯だけでもいいかな?」と勝手を言って店内に入る。
ほっほー、お値段も安いし明るくていいお店っぽい。メニューも気が利いていてそそられる。
今度きてみようっと。
シャンパンをさっと飲み干して約10分で移動。

続いてはElevage(エレヴァージュ)。
土間土間の隣の二階といえば通りがいいかな?
ここは確か元はワインバーだったはず。名前失念。
リクルート(当時)の高城さんとよく来ていたがここんとこご無沙汰だったのですっかり様変わりしてしまっていた。あクリニャンクールだ。セルフで解決。


で、このElevageはワインとモルトの店で、特にモルトは壁の棚から勝手にセレクトしてハーフから頼めるという珍しいシステム。
今回は三人ということで6種類をハーフで頼むことに。
だがFさんが選ぶものがチャーが入りまくったというか焦げ焦げしたオールドビンテージものばかり。
もう一人いらした方はモルト初心者だということで舌のバランスをとるためにグレンキンチーを一杯もらう。

molt_molt_molt.JPG

Grant'64、Aberlour8y(old bottle)、Inchgower'67、Lognmorn、Strathisla、Whyte and Mackay てな感じか。

話している途中でODINにでも行こうということになり銀座に電話してみると今日は菊池さんは恵比寿にいるとのこと。早速タクシーを飛ばして恵比寿に。


バーホッピング4軒目は恵比寿ODIN。
まずは喉の渇きを湿らせるためにモスコミュール。Fさんは「ジンフィズを頼むと同業者っぽくて嫌だから」とジンバック。全然かわんないと思います。目配りとかで大体わかるもんだし。
この日は桃が美味しいということなのでベリーニを頼んだりクォーターデッキを頼んだり。
出版の話なんかもしたりしなかったりー。

※後日菊池さんから「Fさんは怖い人だと思っていましたが案外普通でした」とメールが来ました。
 そんなに怖がられてる人だったの???? ガクガクブルブル(AA省略)

そういえば誕生日が近かったので菊池さんから一杯おごってもらったのでした。
present_from_odin.JPG


バーホッピングの締めはアボットチョイスに。
結局最後はここに流れる。
うだうだと5時くらいまで飲んで終了。
7時間で5軒か。こんなもんかな。

KISSAKO
http://www.kissako.jp/ (準備中)
港区南麻布5-1-1 PLAZA KAY2F
Tel: 03-5475-5920
営業: 18:00~27:00
定休: 日祭

炭焼きとワイン レ・ビノム Les Vinum
http://www.corri-corri.com/vinum.html
港区西麻布4-5-8
Tel: 03-5466-8607
営業: (火~土) 18:00~26:00(L.O. 25:30)  (日・祝) 17:30~24:00(L.O. 23:30)
定休: 月曜

Elevage(エレヴァージュ) ~Rare Wine and Sprits~
港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F
Tel: 03-6419-3889
営業: 18:00~25:00(土 17:00~24:00)
定休: 日祝

ODIN恵比寿店
http://www.authenticbar.com/odin/
渋谷区恵比寿1-8-18 K-1ビル地下1階
Tel: 03-3445-0996
営業: (平日)18:00~27:00 (日祝)18:00~24:00
無休

Abbot's Choice
http://www.authenticbar.com/abbots-choice/
港区六本木5-1-5 加藤ビル2階
Tel: 03-3475-0353
営業: 18:00~31:00(7:00 a.m.)
無休

投稿者 KQZ : 23:59 | コメント (2) | トラックバック

2005年06月23日

いつもの蔵人さん二人と食ったり飲んだりの巻

この季節になると日本酒の蔵元さんが東京にやってきて飲む機会が増えるのだ。
冬の間は酒造りで休みがまったく取れないのだが、新酒の出荷も終えてひと段落してあちらこちらに営業に来ている、というわけでして。
今日は前から仲のいい醸し人九平次の伊藤君と初亀の村上くんというイケメン蔵人二人に誘い出されて食事ナリ。
なんだか相談もあるらしいので打ち合わせもそそくさに西麻布へと出発。

「んー。東京らしい店でどっかないかなー」と軽く悩んだところで、以前、松本隆さんに連れて行ってもらった西麻布の欧州料理「キッチンファイブ」を予約。(以前は店名を隠してましたが、松本さん自身がコラムで薦めていたので書くことにしましたー)

いやしかし、この店はなにを食ってもうまいのだ。ネコちゃんかわいいし。
サラダ5種盛り合わせにタパス6個、スパニッシュオムレツにヒントを得たという7種類の野菜のミルフィーユ風オムレツにアーティーチョーク、ラザニア、ラムのカレー… などなどたーくさん。
スパイス遣いもさすがの一言。満腹。
キャラの立った店主のおねーさまとはMISAYOが日本にいるときに連れてきてあわせたかったー。

Kitchen 5(キッチンファイブ)
港区西麻布4-2-15
Tel: 03-3409-8835
営業: 火曜~土曜 18:00~23:00 (L.O.21:45)
http://www.kitchen5.jp/

んでもって二次会はいつもの Abbot's Choice に。
ありゃ、大画面テレビが壁にかかっている。六本木だとサッカー見ながら飲みたい、とかいうニーズもあるからかな。普段はついてないけど。

まずはギネスにバスペールエールで乾杯をしながら話していると、なんと伊藤君は数週間前にアボットチョイスに来たことがあるのだとか。「KQZさんが忙しいと思って連絡せずに来て静かに飲んでたんですよー」とは他人行儀なことこの上ない。
我々三人はというとすっかりおなかいっぱいだったのでフィッシュアンドチップスに自家製ギネガー(ギネスビールによなよなエールの酵母を再添加して作った飲んでもおいしい黒酢)をかけて適当につまむ。

話はいろいろと流れつつ自然と日本酒業界の話題におよんだわけでして。
九平次さんの去年のヒット商品「件の山田」のラベル決定までの泣ける話などで盛り上がる。
フォントのカーニングまでこだわる伊藤君にはラベル印刷業者のデザイナーでは対応が追いつかずダメダメっぷりに嫌気がさしているとかで、それならと友人の日本酒好きのデザイナーに電話を掛けまくってみると、即座に出てくれたNendographixxxのANIが快諾。
今年はかっちょいい(死語)ラベルが作れるかも。あとで鄭秀和くんにも連絡してみようっと。
家に泊まるくらい仲のいい若手の蔵元さんだけで数十蔵はあるから、一挙におしゃれさんにしてみますかにぃ。幸いなことに日本酒の流通業者大手さんとも仲よくさせてもらっているので、まずはプライベートブランドあたりからかな。

そのほかにサイト構築の相談や若者向けのイベント企画、酒税法などなど話は進みつつ飲みつつのお酒はというと季節柄モヒートなんぞにうつる。もう贔屓の引き倒しみたいな日本酒ファンを自称しているジジイ連中には一般の人はひくだけなのでそろそろ引退してもらいたいとかそんな話にも。他には●●副杜氏の結婚披露パーティーはどんなことしてやろうかイヒヒヒとかとかとか。
店長の泉くんは前に店長を任されていた中野の Georgia Moon 時代から都内屈指のカクテル上手としてならしていたので「な、名古屋じゃこんなにおいしいモヒートは飲めないっす」と驚くのもむべなるかな。
それなりに飲んだところで明日もあるということで11時台に解散して歩いて帰宅。

※あ、8月に蔵人とスチュワーデス合コンとか頼まれたけど忘れてるかもしれないので備忘録代わりに書いておこうっと。(←軽く嫌がらせ)


Abbot's Choice (アボット・チョイス)
港区六本木5-1-5
加藤ビル2階
Tel/Fax: 03-3475-0353
open 18:00 p.m.~7:00 a.m.
無休

投稿者 KQZ : 23:56 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月08日

またもまとめてあれやらこれやら

例によって例のごとくまとめて。以下順不同。

  • ひげひげ集会で空手道の中の人と出会う。想像通りに面白い方だったので楽しい飲み会。「さぁ、牛だ!」
    しかしぼでごん亭VISAの良くわからんカードを見せると20%引きになるのは安すぎではなかろうか。ちなみに一階フロアのゲーム好きのお兄ちゃんは似ているからといって「耳がでっかくなっちゃった」のギャグをやりすぎである。
  • …ちょ、ちょっとまて。PS2で空手道の復刻版が出るとですとっ! →オレたちゲーセン族 その3 空手道
    紹介記事:郷愁誘う豪華7点セット! レトロゲーム復刻シリーズ『オレたちゲーセン族』発売決定
    どんなゲームだったかはここらへんあたりから →丑年記念・空手道懐ビュー
  • 前の会社で後輩だったFeanorさんとAbbot's Choiceで久方ぶりに再会。Mac系のライターをやっていたことは知っていたけどもモルト飲みだったとは知らなんだ。Marcを使ったカクテルを教わる。ほうん。青臭くて美味しい。
  • ゲーム批評7月号に丸ちゃんが登場してるとの話を聞いて熟読。ホームランド面白そうなんだよなぁ。次なにやるんだろ? 某イベントで丸ちゃんがかがんでつかんだものは… とかいう話は秘匿しておこうっと。(まだ言ってる)
  • 某所で某社の某お偉い人にあったらすごく低姿勢でなんだかちょっとコワかったですハイ。「いや、仰るとおりでした」とか。これはなにかのワナか? ワナなのか??(よく知らんケド)
  • ひっさしぶりにあべ静江さんからお電話を戴いたのだが電波が悪くて早々に失礼してしまった。あらら。
  • さくまあきらさん達とほげほげともんじゃ焼きを食らう。月島在住の岩崎@読広さんのあんこ巻はやはり絶品。真似できねーっす。
  • そういえば移転工事中だったご近所フレンチ乃木坂シュマンが今日リニューアルオープンなのだそうな。今度は赤坂というか溜池あたり。柴田さんにビオのシャンパンとコニャックでもお祝いに持っていくかな。いいよね>MISAYO 小玉さんのブーダンノワール食いたし。テイクアウト希望。

    シュマン Chemins
    〒107-8790
    港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー
    Tel: 03-3568-3344

    サイトもできたらしいのでリンクリンク。
    http://www.chemins.jp/


投稿者 KQZ : 13:35 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月28日

新人歓迎会、そして飲みなおし、んで放浪

金曜日のこと。
なんだか新人くんが企画した飲み会があるとかで銀座のへんてこな企画のレストランパブっぽいところに。
ドラキュラの館をモチーフにしているとのふれこみだったが内装も食事も学園祭の模擬店レベルでなんともはや。
調べてみたらちょうど一年位前に行ったことのあるイマイチだった赤坂の串焼き&焼酎のお店とチェーン店というか姉妹店らしい。
そう考えてみると内装にしてもメニューにしてもつくづく心から納得。

しかしこの新人君のかわいそうなところはなんといってもSFC出身ということ。いかにもSFCくさくコミュニケーション能力関連がほのかにズレているのだがまだあまり気づいていないらしい。
それにPowerPointが使えりゃ仕事ができるってもんじゃないんだがなぁ。仕事の文章はシンプルテキストとExcelだけでいいっての。死ぬまでプレゼン用にPPTにコンバートだけさせてるぞおまいら。
前にも書いたことのある

「物事の価値をGoogleの検索数でしか判断できない輩が多いような気が。(大前提)」
というのはSFCをはじめとしてかなりの確率で大学生あたりに存在する。加えて「誰よりもネットの技術やリテラシーに詳しい」とかいう根拠のない自信が見え隠れするところもどうにも戴けない。大体学部程度で習うようなことは2年は遅れてるしこちとら大元のrfcあげてる奴達と友達だったりするわけで鼻くそほじりながら「はーん?」てなもんなのだがなぁ。それ以前に使い手のこと知ろうとしてないし。
それと、物怖じせずに(というか「物怖じすらできない」が正しいのだが)英語ができるだけってんで勘違いしちまう帰国子女とが組み合わさると弊害多数なのだな。死屍累々でもあるが。
まいいや。

さて飲み会のほうはというと、普段あまり話しをしない人たちとあーでもないこーでもないと話ができたからよかったよかった。しかしなんだかどこにでも知り合いがいて変な感じだ。
なんだかんだと27時近くまで飲んで解散。

タクシーを止めてちょいと飲みなおしに Abbot' Choice に行く。
アメリカ土産に持って行ったABSOLUT RASPBERRI(日本未発売?の真っ赤な瓶のアブソリュートウォッカ)の味を確かめに行ったのだな。
ソーダでアップしただけだとラズベリーの香りが強すぎてイマイチだったのでなにかカクテルに仕立て上げようという魂胆なのだ。
泉君と話しながら「Tiffinと組み合わせてみたらどーなるかな…?」とお願いしてみたらば、オレンジジュースとあわせてショートにしてどんぴしゃり。かなりうまい。
George's Barの『Webmaster』に続く authenticbar.com オリジナルカクテル第二弾か。
日本でも発売したら定番にしましょうっと。

それなりに飲んだ後に家方向まで歩いていたら、鍵を仕事場に忘れていたことに気づいた。
仕方ないのでそこら辺をうろちょろして時間をつぶして吉池で買い物をして7時ごろに帰宅。

投稿者 KQZ : 07:19 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月07日

ご近所の新しい店と仲のいい店とまたも新しい店と

すぐ近所でもう二年くらい前から工事をしていたビルにこの5日からテナントがやっとオープン。
半年くらい前から「パティシエ募集」とか書いてあったのでケーキ屋ということはわかっていたのだが…
ということで赤坂点検隊。

店の名前は「コルド・シュール・シエル」だとか。
1階だけがオープンしており、地階と2階、3階も飲食店舗になるようだが、まだここだけしか開店していない。2007年の旧防衛庁跡地の再開発まで持たせるつもりなのかなぁ??

「フランシス」というお薦めっぽいケーキと「なんとかノワール」とかいうチョコレート系のケーキを頼んでみる。
ご近所ケーキ
ま、可もなく不可もなくという感じ。几帳面に作ってあるってのはよくわかるんだけど、なんかこう後に残らないのだ。
フランシスは下半分のピスタチオの部分と上半分のムース部分とが同じような食感だしベリーソースの酸味がぼやけているのでインパクトがなんとも。くちどけとかのさっぱり感はいいんだけどな。
もうちょっとメリハリがあるとうれしいか。下のピスタチオはもっとしっかりとナッティに、上のムースはババロアのようにふんわりと、とかとか。


夕方になり、久しぶりに神谷町のカマロンに電話してみると今日は席が空いているという。らっきー。
ここ半年くらいかなり混み混みになってしまって入れなかったのだな。ゴールデンウィークの狭間狙いで正解。

まずはいつものカマロンセットでスタート。
シェリーとスペインオリーブ、茹でエビのセットをつつきながら今日の料理の品定め。
定番のオムレツはかぼちゃとほうれん草。色がキレイ。
赤ピーマンのリコッタチーズ詰めはしっかりとしたパプリカの味がチーズとあいまって白ワインが進む。
本日のおすすめからは「鴨の砂肝の燻製とマッシュルームのソテー」と「紋甲イカの網焼きイカ墨ソース」をチョイス。 鴨の砂肝はシャリシャリとした食感で楽しい。イカ墨ソースがおいしいのでパンをもらって皿を掃除しながら食べまくる。
お酒は白ワインからラ・ヒナータのナポレオンフィノに。
シメにはやっぱりパエリア。今日はマジョルカ式ポークパテと新ジャガとズッキーニ。
豚のパテが濃厚でおいしい!
須釜さんが「おいしい塩があるんですよー」と若狭湾の塩をぱらりとパテに振りかけてくれると味がいっそう濃くなる。
今日はシェリー酒日和と勝手に決めてしまいお次はプリンシルのアモンティリャード。色もじんわりとスパニッシュなのだ。

食事をしながら須釜さんの高校時代のかわいいデート話やパエリアに使っている「ARROZ BOMBA」というお米は須釜さんがスペインから日本に初めて持ってきたとかいう話やら魚の干物のスペイン風の食べ方やらの話に花が咲く。
もういっぱい赤をもらっちゃおう、と思っているとCep D'art 99を薦めてくれた。うん。香りも味もいいバランス。安いし。
そんなこんなで秋に一緒に生ハム工場に見学に行くことなども決定。

パエリア バル カマロン


それと、なんでも5月6日に「バル カマロン」を近所にオープンしたというので、Abbot's Choiceとショップカードの相互紹介をしてみたり。しかし須釜さんは僕のことを何している人間なのかすっかりわからなくなってしまっているようだ。こっちもわからんし。


てなことですぐ近所にあるという「バル カマロン」にふらふらといってみることに。
場所は神谷町の駅から徒歩3分くらいか。飯倉の交差点方面にいき八幡町の歩道橋のふもとにある翁寿司を右折してすぐ。
9坪のこじんまりとした清潔感あふれる明るいお店にはいると陽気なペルー人のお兄ちゃんがお出迎え。日本語上手だなぁ。
内装は白を基調にしており、「コルドバの裏路地をイメージした」のだという。立ち飲みメインでラフに楽しめそう。
メニューはピンチョスが10種類くらいに煮込みと焼き物が数種類。
デザートにプリンとアイスクリームの盛り合わせをもらったところすこぶるおいしかった。昼間に行ったケーキ屋より。
アイスは愛宕にある「SOWA」のものだとか。地元密着型バルなのだな。
16時から営業してるということなので、TXあたりと打ち合わせのときにでもへろりと寄ってみるのもいいかも。

んで、最後の最後の締めにAbbot's Choiceに行ってショップカードを置いて帰ってきてもまだ23時。
早いなぁ。

カマロン
港区虎ノ門3-11-8
Tel: 03-3432-7772
日祝定休
18:00~23:30(L.O.)


バル カマロン
港区虎ノ門5-8-11
Tel: 03-3432-8804
日祝定休
16:00~23:00(L.O.)

投稿者 KQZ : 23:36 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月04日

恵比寿でフカヒレ麺の後ビール、XO醤をつくる(前編)

今日は恵比寿のとしやん宅に用事があったので筑紫楼で久しぶりにフカヒレ麺を食べることに。
先日筑紫楼の本店(恵比寿店と呼称しているらしい)に行ったところ、改装工事中で入ることかなわず仕方なく目の前のクンビラでカレーを食べたことがあったのだが、さくまあきらさんから改装工事は終わっていると情報を入手していたのだ。たまーに食べたくなるんだなぁ。

んが、出かける間際に五郎八と戯れていたら出るのがすっかり遅れてしまった。

050504_hachi.jpg リュウビンタイと干し貝柱と五郎八


ランチは14時がL.O.だと記憶していたのであわててタクシーで恵比寿へ。本店だと間に合わないかもしれないのでプライムスクエアにある広尾店に急ぐと、今日は休日なので終日営業だとのこと。なぁんだ。

休日はランチがないので普通のメニューから選べばいいらしい。
定番のフカヒレ煮込そばと、黄ニラとモヤシの炒めもの。それと季節のお薦めだという「フカヒレ入りの冷たいつゆそば」というのがあったのでこれも頼んでみる。デザートにはやっぱり杏仁豆腐。

黄ニラとモヤシ、それとフカヒレ煮込みそばはいつものお味。
ここのスープは上湯というより鳥のこってりしたスープなのだな。たとえるなら天下一品系というか。安いフカヒレにはこういったスープの方がおいしいし。黒酢をかけて味を変えつつ楽しむ。
昔よく来てたころ(10年位前?)には珍しかった赤酢を使っていたのだが近頃では黒酢なのね。
野菜の炒め物を陸羽と比べちゃいけないのはわかっているが久しぶりに香港に行きたくなってきた。

そして初挑戦の冷たいつゆそばがかなりのヒット。
ゴマの香りが漂う透明な鶏がらスープと、ゼラチンで煮凝りのように緩やかに固められたスープ、そして青菜とモヤシとフカヒレがトッピング。スープも麺も器もよく冷えていて夏の最中にはかなり人気になるかと思われる。こちらには普通の酢がよく似合う。

んでやっぱり最後は杏仁豆腐。
筑紫楼といえばフカヒレと杏仁豆腐なのだ。

確かヌキテパがまだあたごうるだった頃に、道を挟んだ向かいっかわあたりで安くておいしいフカヒレを出してくれると評判だったちっちゃな中華料理屋が今の筑紫楼だ。そう考えると学生時代から来てるから15年とかなのかな? ん? そんな前じゃないか。
ともあれフカヒレで有名だった店だったのだが、ラブホテル街の真ん中に新店(今の恵比寿店=工事が終わった店)ができた時あたりから俄かに杏仁豆腐が人気になったんだっけか。
当時、仲間内のライターや編集者とで「東京杏仁豆腐倶楽部」というのをやっていたのだが、筑紫楼の前にはたしか文淋あたりが人気だったかと記憶している。あとタイプは違うけど虎萬元とか。

そんなこんなを思い出しながら杏仁豆腐を食べてみると、おいしいのではあるが往時の驚きは感じられなかったのだった。アイスクリームを隠し味に入れるタイプの杏仁豆腐はどこでも食べられるようになっちゃったからなぁ。もちろん変わりなく美味しいんですけんども。

恵比寿三越経由でとしやん宅に伺い細かな用事をすまして帰宅。
舞桜ちゃんも幼稚園入園ってことはFくんちと同級生ってことなのねん。へー。

家に帰ってくると、なんと初亀の村上くんが女性と一緒にまたもAbbot's Choiceにいるとのことでお誘いのメールが。顔出してみるか。
手土産に太宰府天満宮でしか買えない梅酒を一瓶店に献上。多分美味しいはず。

ビールのんだりカクテルのんだりしながらだべる。
コワントローのGold No44というレアなビンテージリキュールが大層うまかった。
バーボンが好きだという方がいたのでエズラBやテイラーのオールドボトルを薦めていた。そりゃ美味いけども、そんなの飲ませちゃってほかの店に置いてるかどうか…
チェックがてらにバンブーカクテル、クォーターデッキも。締めにはラスティネイル。
明日は朝からサイクリングだというので二件目にはよらずに23時前には解散。

さてそして家に帰って来てXO醤の製作へと取り掛かるわけだ。(前フリなげー)

投稿者 KQZ : 01:04 | コメント (2) | トラックバック

2005年04月28日

モリサワジュン&ネンドANIとあぼちょい、後に和服美女乱入

昼は殺伐とした打ち合わせやらなにやらをこなす。
しかし下請けをやったことがない会社の人間は口の利き方もしらないようだ。

夜はAbbot's Choiceに。ホント今週はうちの応接室状態ですな。
http://www.pop-site.com/の中の人であり、いろいろなお仕事を一緒にやっているモリサワジュン先生が近々実家に戻ってしまうというのでその送別会にかこつけて、モリサワジュンとお仕事仲間でもあるNendographixxxのANIさんのあぼちょいデビューを兼ねて食事を、というわけでして。
ANIさんはAbbot's Choiceのかっこいいロゴをデザインしてくれてたのと、お仕事関係でも迷惑をかけてしまったお礼という意味もあったのだな。

休日前ということで店内は結構な入り。毎日こうだといいですに。

きんときも含めてWeb黎明期から仕事をしているので話があっちこっちで錯綜する。
今もモリサワジュンくんはポケモンや鬼武者のサイトを作っていたりするらしいし、ANIさんもゲームのロゴやパッケージを作っていたりといろいろ。
真鯛のフィッシュアンドチップスに自家製ギネスビネガーをかけてはふはふ食べながら話はかっ飛ぶ。

    「近頃の若いもんは… って言い方好きじゃないんですけど、『ケツのおごりだ!』って言ってもわからないんですよ。ホント」
    「普通『春木屋まで飛ばすぞ』とか『フロントはもらった』とか返すでしょ」
    「もうね、徒然草くらい読め、と。これくらい戻りたいですね」
    「あとね、ダメなデザインって許せないんですよ」
    「あー確かに。でも意外なところで匠の技とか発見できるよね」
    「そういえばエヴァンゲリオンの平成明朝縦横×白赤組みを考案した(?)デザイナーが友達にいるんだけど、そいつは今全国規模の某スーパーのチラシの版下の原版作って食ってるよ」
    「そうそう、ファミマの箸袋のデザインがかっこいいんですよ。文字組みなんて『お。わかってらっしゃる』って感じで」
    「あー、それねー…」

話はなかなかまとまらない。まとめる必要もないけどね。
ネットの仕事は距離関係ないからまた仕事をすることもありそうだしねー。

まだ仕事があるということでNendo ANIが先に帰ると、さくまりさんと麻布十番在住のSさんがそろってお着物でお見えになる。和服美女2人の登場にポンギのジンガイのチャンニーもくりびつ。

Sさんが「カクテル飲みたいー」とおっしゃるので禁断の『このお方のイメージでなにかもらえるかな』を切り出す。
泉くんは隠れたカクテル上手なので(別に隠しているわけじゃないけど、どうしても場所柄ビールやエールの注文が多くなっちゃうんだよねー。ロングカクテルとか)何が出てくるのか楽しみなり。

しばし待つと出てきたのはジン&イット。それもパスカリを使っている。バランスとるの難しいのに… さては腕自慢か?
お味のほうはほろ酔い加減のわれわれにぴったりの渋さが粋でございました。

そんなこんなで夜も更けて26時くらいになりお開き。
家までぶらぶら帰ると門扉のところで五郎八が「にゃっ」とお出迎え。
乾貨を三つあげて寝る。

投稿者 KQZ : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月26日

月曜日はさくまあきらさんとひげいとうとKくんと、隊長は遭遇未遂

夕方、新宿の某所で打ち合わせが終わり、てこてこと歩いていると携帯電話がなった。
えーっと、「さくまあきら」… あり?

ということで急な展開でさくまさんご夫婦と夕ご飯をご一緒することになったのだった。
場所は六本木 Abbot's Choice
ふがいない後輩の始めた店を見に来てくれる、ということなのだな。
このお心遣いがありがたや…

まずは家に立ち寄り、日本酒冷蔵庫から謎の酒を一升ぶら提げてから六本木へと向かう。
奥様はお酒が飲める人なので、手土産にこれくらいはないとね。

約束の時間から少々遅れて店に入るとお二人でサラダとサラミを食べていらした。
ゲーム業界のよしなし話(としか書けない)をしながらフードメニューをぱくぱく。
あー、やっぱり●●●●はホント●●っすよねー。いや実は僕も●●だと感じて思わず●●しちゃったんですよー。●●●対応するんなら●●っすね、やっぱり。とかとか。(ギリギリ?)
いざわどんすけ先輩の恋バナなんてのもあったりーの。

さくまあきらさんには、5月17日にひげいとうが出演する「プロ野球ナイト ~セ・パ交流戦スペシャル2005」への出演をお願いしていたので「じゃ、ひげいとうを呼んでみましょう。たぶん赤坂にいますから」と電話を掛けてみる。

そして登場。
そしていつものひげいとう

さくまさん曰く、

おもしろいといえば、『サンデージャポン』の小飼弾にそっくりなひげいとうくん。
KQZから、野球のことと、歴史のことなら、めちゃくちゃくわしい男と聞いていたけど、くわしいなんてもんじゃない。
 現在のプロ野球の2軍選手の名前を出しても、平然と受け止めるし、昔の1軍半の選手名を出しても、まったくOK!
「阪神と言えばグリーンウェルですか?」
「ロッテですか? 村上、有藤、弘田、得津、飯塚、山崎ですか?」
「鈴木尚典ですか。浜松南陽中から、横浜高校ですよね!」
「はっはっは! ほんとにすごい!」
 KQZ曰く、「黙ってれば5時間ぐらい野球の話をしゃべり続けますよー」
「私も平気だから、それは困る!」

 ひげいとうくんは私より12~3歳下のはずなんだけど、何でここまで知っているんだろう。
 私は、野球をあまりくわしくない人の前で、マニアックな選手の名前を羅列する人は好きではないので、ふだんはなるべくおとなしくしているけど、ひさびさに大リーグボール養成ギプスを外して、プロ野球おたく全開で、会話する。

 歴史の話をしても、桶狭間の戦いから、三方が原の戦いのディープな場面の詳細を次々に繰り出す。
 たまにいるんだよなあ。桁外れに頭がいい人って。
 ますます、『サンデージャポン』の小飼弾におもえてきた。
 声も大きいし。ぜひサスペンダーをしてほしい。
「みんなに似てるって、いわれるんですけど、その人見たことないんですよー」

楽しく話をして11時くらいにお開きとなる。そしてご馳走になってしまった。
それにしてもちょっと長く引き止めすぎてしまったかな? 反省しきり。


帰り際、駅の近くでまたも携帯がなる。
今度はF桑社のK副編集長だ。
「これから行くよー」ということでまたもAbbot's Choiceにとんぼ返り。
なんかここんとこ家の居間がわりなんですけど。ま、近いからいっか。

世界で一番かわいい(Kくん談)という息子さんの幼稚園ご入園を寿いで乾杯。
堂に入った親バカっぷりがすばらしい。

話は緑色の人のblogの祭りなどとかに発展。
んでもって渦中の人に電話してみると近くにいるというのでこれまた合流するとのこと。
でもこっちは19時から飲んでるので来る前に解散してしまった。申し訳なし。>隊長

しかしK君と一緒にいるということで何か察したのだろうか、家に帰ってみるとなんかスルーするのをやめてしまっていた。タイムスタンプを見ると10分かそこらで書いてた様子。
花山薫ばりの漢立ち総受けを生ぬるぅくウォッチしていた我々としてはちょっと楽しみが減ってしまったなぁ。

投稿者 KQZ : 02:25 | コメント (3) | トラックバック

2005年04月23日

土曜日は初亀と愛宕の松の蔵人さんと

(詳しくは後で書きますがまずは備忘録)
(後で自分で検索する都合もあるのでタイムワープ)

昨日今日と、日曜日の「蔵元を囲む会」に参加するため多数の蔵人さんが東京に出てきているが、今回はそのうち二人と軽く飯を食うことになった。
というのも、若い蔵人さんたちがよく造りの最中にメールで「今○本目の吟醸タンクです。」とか「今年の米は…」とか書いて送ってきてくれるのが面白いので、それを集めたサイトをやろうと企画中なのですな。
なるべく全国に散らばっていた方が面白いのですが、今のところ10人弱ってところか。

夕方Abbot's Choiceで待ち合わせをしてビールやらなにやらで腹ごしらえ。
若いので鳥の丸焼き(2,000円)なんかがうれしいらしい。これがまたでっかいのだ。初亀の村上くんはこないだも食べてなかったっけ?
東京ではあまり飲めない「よなよなリアルエール」も好評。

蔵にいるときにさんざっぱら日本酒に囲まれているのでバーの方がいいかと思ったら、愛宕の松さんは逆に日本酒が飲みたいとおっしゃる。
おおそうならば、てなことでタクシーに乗り込み四谷三丁目の浅間に繰り出す。

土曜日の22時で他にお客さんもいないのをいいことに16種類のお酒を90mlのグラスであーだこーだと品定め。プロ三人に囲まれてなんか場違いなんですが。
おでんなどおつまみをつつきながら、今年のお酒について情報交換などなど。(当然あまり書けない)
早瀬浦は三種類それぞれに個性が出ていてわかり易くて人に薦めやすい。こういうのもいいなぁ。
とかとか。

てなことで終電前に解散して帰ったのでした。
一応ひげひげの大森田団長に電話してみたらマージャン中だったし。

地酒 浅間(あさま)
新宿区四ツ谷三丁目7
Tel: 03-3355-2977
定休: 日祝
営業: 17:00〜24:00(お客さんがいれば26:00まで)
   土曜は17:00〜22:00まで

投稿者 KQZ : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月19日

日本橋で日本酒、新宿でひげひげ、そして赤坂

土曜日に途中まで書いていたのだが写真をアップしてなかったのをエントリー。

もう10年くらい活動している東京の利き酒師が中心となった親睦会『酒と夢と文化を語る会』の春の例会に参加。
場所は日本橋馬喰町の岡永倶楽部という日本名門酒会の本社が経営している会員制の店を借り切り、40人以上の酒飲みが集まってきた。

まずは幹事が先に集まり何かとお世話になっている名門酒会の飯田社長と軽く打ち合わせなど。
ちなみに日本名門酒会の飯田社長とはせがわ酒店の長谷川社長とは若い時に知り合いだったということを知る人は少ないが、知ってても驚く人はもっと少ないからどうでもよい無駄知識と言えよう。
その二人をAbbot's Choiceで再会させようとかいう変なたくらみも当然ながらどうでもいいことで割愛。

まず乾杯の前の喉を湿らすのは梅錦の地ビール・ピルスナー。

前菜 初ガツオの叩き.JPG 新ジャガ
梅山豚の味噌焼き 飛良泉と日置桜 撮影する人たち
ままかりのちらし寿司 蜆汁 ちらしをよそう店長
酒盗とバクライ 司牡丹雫酒 デザートと貴醸酒


そして乾杯のお酒は若戎の“燗”熟純米酒3年熟成のお燗酒。
それに合わせる前菜は酒粕のチーズ焼き、藤鶏ささ身桜風味、蛍烏賊酢味噌和え、空豆の天ぷら。
少々熱めの温度で天ぷらや酒粕チーズ焼きあたりをいただく。酒粕をうすーく伸ばしてピッツァのようにホワイトハムとチーズをのせて焼いたおつまみが意外とイケル。酒粕も若戎のものなのだとか。
燗冷ましになったところで鶏のささ身を。桜の花びらの形の飾り大根は梅酢でほんのりと桜色に染められておりこれまた手が込んでいる。蛍烏賊を食べながら追加の燗酒と燗冷ましを割って人肌燗にしていただくと華やかさと甘味とが双方あいまってなかなかよろしい。変な飲み方を発見。

続いては焼津は山政直送の初ガツオの叩き。
酒は日置桜の無垢之酒純米吟醸無濾過生原酒。
淡泊な赤身の美味さが身上のこの季節のカツオには生原酒のボリューム感がよくあうのだ。
この日置桜はうまいな。さすがは名門酒会の直営だけあって酒の管理は完璧。
こういった食べ物に香り高すぎる大吟醸は薫りがうるさくてあわないのだな。

次は新ジャガの素揚げパルミジャーノとアンチョビ風味。
酒は芳薫の特別純米酒(新酒)。
新ジャガの薄皮の春らしいエグミと、アンチョビ・パルミジャーノの旨味のコクとがよくあう。
お酒はちょっと甘さがたちすぎて少々力負けしていたような。

間に一ノ蔵のすず音をはさんでちょっとブレークタイム。

続いてのお皿は梅山豚の味噌漬け焼き。
酒は飛良泉の完全無添加山廃純米酒のお燗。
これはこれはよくあう。脂の甘さを山廃の酸味でするすると溶かしてくれる。

最後に珍味として酒盗と莫久来。
酒は司牡丹の槽掛け雫酒(ふなかけしずくざけ)純米大吟醸。
酒もいいが、この酒盗の美味さにはびっくらこいた。カツオの胃だけを使ったものだという。
香ばしく甘く柔らかい塩気はどんな酒でも美味くしてしまうのだな。
ちびちびとツマミながらこれまでの酒をめでるように舐める。

お食事はままかり入りのちらし寿司。

デザートはバニラビーンズ入りのクリームチーズ。
酒は出羽ノ雪の醴酒・貴醸酒8年熟成。
デザートらしくこれもまた美味しい。

6時からスタートしてあっという間の三時間。会費は6,000円なり。安い。
会長の高城幸司さんはリクルートを退職されたばかりだというので仕事の話などもちらほら。ワインの輸入とかレストランを経営しつつ人材育成の仕事もするのだという。へー。って自分も良く分からないプロフィールなので人のこといえないけども。
デザートの貴醸酒については高城さんのblog酒と夢の日々☆SAKE好き!にもちょいと書いてあるのでそちらも参照のこと。あとさとみさんのblogとか。


都営新宿線に乗り込むとまだ21時半だったのでそのまま新宿三丁目に行き「ひげひげ団」に合流。
いつものみくに丸に行くと20人近くのゲーム業界人がわさわさと飲んでいた。
団長@神、たこはしさん@トムキャットシステム、年長山本@PG、H口さん@パパイヤ電池開発柴尾さん@BAOH!!ひげいとう@仕事しろ、Yaemonなどなどなどなど。
二階堂のシークワーサー割など飲みながらゲーム業界のよしなし話。
なにせ20年近い歴史を誇る飲んだくれの集まりなので参加名簿は4万人を優に超え(誇張)、ゲーム業界に張り詰めたネットワークは天網恢恢疎而不漏、現在プロデュースを託されているゲームの制作担当者についても「あー、彼企画書も書けないので有名だから」「●●の時に▲▲されたはずだけど、まだいたんだ」とかとかうわさが入ってくる。やるやるって言ってた仕様が全然あがってこないのはそういうことかぃ。センスねぇくせに変なとこだけにはこだわりやがるし。ちゃちな作品なんざいらねーんだよ、商品を作りきれ、これじゃ運営もできやしねー、とかとか酒が盛り上がる。なんだかな。
んで12時ちょうどくらいになりお開きになる。カラオケに行きたいチームもあったようだが辞退。つか途中ではぐれたっす。

地下鉄で赤坂見附までやってくるとマサージイカガデス? キモチイイデスのお姉さんが後をついてきてしつっこいのでBambooに退避。
「なんでもいいからねざけー」と頼むとラフロイグ16年でアレキサンダーを作ってくれた。むーん、香りがよい。大人の味ですわね。
一杯のつもりがオーヘントッシャンをトワイスアップでもらってまったり飲んでしまう。隣に座ったお兄さんがこれからAbbot's Choiceに行ってくれるとのことだったがあまりに眠いのでダウン。

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2005年03月13日

ご近所フレンチのちBambooそして深夜の企画書書き

(05.03.14追記)
ホワイトアスパラの季節だということで、日経系の某Sさん夫妻とご近所フレンチ「オステルリースズキ」に行く。
ホントに毎日前を通っている店なのだが一度も入ったことが無かった。ストロウドッグのコイズミくんはよく来てるみたいなんだけども。

一番奥の個室に通されて、まずはちっちゃなシューの中にエスカルゴが入っているアミューズグールと
Sさんに選んでいただいた白ワインで乾杯。
前菜はホワイトアスパラとスカンピのソテー。みずみずしく火が通されたぶっといホワイトアスパラを卵黄の利いたソースで食べるともうたまらん。あと2本は食べられるぞ。スカンピの卵をソースに溶いてパンにつけて皿がキレイになるまでふき取って完食。
続いてアワビと春キャベツのエチュベ。アワビのこりこりとした食感と柔らかく甘く火が通ったキャベツが好対照。バターの薫りも高いアワビの肝とロックフォールの塩味の利いたソースがこれまた旨い! パスタにしてもいいかも。
赤ワインはSさん夫妻が仲のいい山本マスヒロ氏お勧めのものに。ん。さくりとうまい。
肉料理はそれぞれが好きなものを選んだので「野ウサギとフォアグラ」きんときさんは「小羊とフォアグラのパイ包み焼き」Sさん夫妻は「青首鴨のソテーワインソース」「鶉のソテージェニパーベリー風味のソース」をそれぞれチョイス。
野ウサギは弱火でじっくりと火を入れていくという昔のフレンチの技法を使っているからか身が柔らかくハンバーグのような感じ。小羊もちょいとつまんだが美味しかった。
Sさん夫妻は仕事柄沢山のいいお店を知ってらっしゃるのでいろんなレストランの話や、近ごろ新聞をにぎわせている話題など会話も弾む。
鈴木さんはコートドールで魚介のシェフをされていたとのことなので、次の時には魚をメインに選んでみるかな。
最後には色々な種類のデザートプレートとコーヒーで締め。

アミューズグール ホワイトアスパラとスカンピのソテー アワビと春キャベツのエチュベ 野ウサギとフォアグラ
小羊とフォアグラのパイ包み焼き 050312-6.jpg 050312-7.jpg 050312-8.jpg

オステルリースズキ
港区赤坂5-4-17 前田ビルB1F
Tel: 03-3585-6080
日曜定休
営業時間 11:30〜15:00 18:00〜23:00


食事後、アボットチョイスに行くかBambooに行くかちょっと迷ってBambooに決定。
工事中のTBS会館の前を歩きながらもろもろ相談なども。
土曜日のBambooはお客さんがいないと思っていたら我々が入ってからあっという間に満席になる。
叶野さんの京都人らしいいちびり加減も炸裂しっぱなし。なんか壊れてませんか近ごろ?
クォーターデッキ、ジンバック、スクリュードライバー、カシスウーロンでまずは口を湿らせる。
ここのカシスウーロンはいちいち烏龍茶を入れてから作ってくれるのでかなーり旨い。
話していると、なんでもアボットチョイスにも行ってくれたそうで。口は悪いけど人は悪くないのだなぁ、とやっと分かった。でも君はODINの菊池さんとそっくりだよ、毛が薄くないだけで、と忘れずに刷り込んでおく。
2杯ずつくらい飲んだ辺りで解散。
Sさん夫妻も気に入ってくれたようで良かった良かった。

Bar Bamboo
港区赤坂3-19-3 みすじ通り西入ル南側
Tel: 03-3589-4170
日曜定休


でテクテクと家まで歩いて帰ってきて一保堂のほうじ茶をずずずっ。
その後メールを処理しながらとある筋から講演依頼が来ていたので縷々ネタ出しなど。ネット広告の変遷とコミュニティ運営についてだとか。ふむふむ。某国立大学の授業にも転用できそうだし、しっかりとまとめときまひょか。
それと先週トロチチと吉川@IPインフュージョンさんと盛り上がったデバイスについてのラフラフな仕様整理。これ出来たら面白くなりそうだなぁ。コンテンツ制作機能が格段にアレするし。別件の作業もあるからここらでキチンと英語の勉強し直したほうがいいかもに。
しかしひょっこりひょうたん島はどこに行くか分からんがこのターンでいきなり登場するのは(そしてできるのは)いずれにせよトリックスターであることは間違いないので事務方は大変だなぁ、とか感想を記念に書いておこうっと。

投稿者 KQZ : 03:31 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月04日

まとめて近況

色々とあったがまとめてアップ。

まず土曜日は逗子に獣肉を食べに行ったのだった。
今回は鹿鴨雉熊。
間にじゃがいもと鶏手羽の煮付けやら蛸のサラダなんぞもはさみつつ。
いやー、今年最後の猟の鹿が旨かった。

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kiji.JPG kiji2.JPG kiji_bacon.JPG kotsuzake.JPG

kamo.JPG kamo2.JPG kamo3.JPG kamo4.JPG

kuma_nabe.JPG mekabumeshi.JPG

今回の雉は塩味。白い肉だとやっぱり雉が一番旨いわ。よく桃太郎も食わなかったもんだ。
持ち込みの目黒港屋のベーコンで雉をくるんで食べてみるとコレまた美味。雉の甘い脂の香りとベーコンの香ばしい乱暴な味の濃さが見事にマッチ。赤野の伊太郎があう。
そして鴨。流石に今年最高とおっさんが言うだけはある。特別に胸肉のささ身と鴨レバーも出てきた。うっひー。あまあまですがな。知っての通りレバーを軽く火に炙るとチョコレートになるわけで、一説によれば六本木Hのチョコはここの鴨レバーを使っているという噂もあるくらい。赤ワインにあうあうあう。
骨酒、熊鍋、最後には刻んだとろとろのメカブにご飯を入れてかき混ぜてしゃくしゃく。
もう満腹。
お腹いっぱい過ぎて雑炊とかすいとんが食べられなかったのが残念なり。

んで日曜日。
マラカス電気科学のシャチョさんのお嬢さんの中学受験合格祝いに近所のスペイン料理屋さんに。
人数が多いと色々と頼めていいですの。
その後、全員で六本木に向い Abbot's Choice(アボットチョイス) のオープニングレセプションに参加。
食いしん坊若手業界人の集まり「ミーハーグルメの会」のみなさんからゴージャスなお花が届いてました。ストロウドッグスのコイズミくん、放送作家の福本くん、美人カメラマンの武井さんなどなど皆さんいらしてくらはった。感謝感謝。
結局朝までに50人くらい来てくれたようでまずはいい感じでございました。
南部美人の久慈くんがお祝いに送ってくれた「南部美人限定初走り」が大好評。

んで火曜。
この日が正式オープンとなる Abbot's Choice に顔を出してみると既にひげいとうさん、まっくすさん、トロチチ、米国IPインフュージョンの吉川くんが飲んでいた。
ひげいとうが35年もののスプリングバンクを飲んでいたが、後で聞いて見ると半額セールなのでショットで1,800円という破格の値段だったそうな。うーん安すぎ。
久しぶりの吉川さんが「いやー、日本に来てみたらエッヂの彼でしょ? 騒いでるの。驚いたよー」(若干修正アリ)と美しくも浦島太郎で笑かしてくれた。そりゃ確かに吉川くんのやってたDMLやIMJの方が制作会社としては上だったしなぁ。オレも前職で仕事ダメだししたことあるし。
トロチチさんも交えてデバイス絡みの面白そうなたくらみをしつつ深夜まで立ち飲み。
最後は五行で焦がし醤油ラーメンを食べて終了。

そんでって水曜日。
遅い時間に某国立大学の研究職の後輩から呼び出しがかかりまたもAbott's Choiceに。
しかし象牙の塔ってのはなんだかどろどろとした話があるんだなぁ。つか研究もさほど出来ないし悪いことするにもヘタ打ちすぎで、ってのが沢山いるって事か。もちろん詳細は書けないけど。
これまたデバイス系の話になって夜が更ける。

でもって木曜日。
急遽夜の会議に参加させられる。これまた全然別系統のデバイス(?)絡み案件。三日連続でってなんか流行ってんの? どれもコンテンツとユーザーの関係とかUIとかマネージメントとかの部分で期待されてるらしいが身体は一つなんであれですなぁ。
家に帰ると尊敬すべき悪い先輩から面白げな御誘いのメールが。
ゆで卵に海苔でヒトラー髭を描いたような顔がうひうひしてるのが目に浮かぶですわ。
「オレのことblogに書いてない?」とかあったので今回名前は伏せておきますですハイ。
んで先程、松竹の松村くんから電話。
中村勘三郎襲名披露公演の初日が終わってから佐久間夫妻と一緒にお店の方に来てくれていたらしい。んー、持つべきものは友達ですのぉ。麻雀で巻き上げてあげなきゃ。(なぜ?)


Abbot's Choice (アボットチョイス)
港区六本木5-1-5 加藤ビル2階
Tel: 03-3475-0353
年中無休・18:00〜翌朝07:00
http://authenticbar.com/abbots-choice/    ←サイトは仮オープンです

投稿者 KQZ : 00:49 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月25日

店のロゴが決まったりして

3月にオープン予定のお店のロゴがほぼ決定と。
デザインはネンドグラフィックスのANIさまにお願いしました。
日記によると1月9日に頼んでたんだから、かなりすばやいですな。感謝!

かなーりカッコいいので気に入っております。手塚の手っぽいところもかわいい。
六本木交差点近くでこのロゴを見かけたらお金を落としてやってくださいまし。>関係者各位

以下、ANIさんからのデザインについてのメモ。


●デザインについて

配色は打ち合わせの時にでていたスコットランドのシンボルの緑と、名前の元になったアボット・チョイスのボトルからもらったベージュで構成しました。
緑は、全体がポップな見え方になりすぎないように、あざやかな緑ではなく多少深い色に落としてあります。

書体は中世の伝統的な「ブラックレター体」数種をベースとして参考にしながら、今風に角張らせて古今の折衷に挑戦してみました。
可読性よりも雰囲気と、歩行中に気づく「あ、ここは飲める所だ」という認識のほうを重視しました。

今回は文字要素が店名だけであるため、装飾要素がないと成り立たないので、独逸のビールラベルなどを参考に聖職者の手をデザインしました。
全体のイメージがビールっぽくなりすぎないように、手に持たせたのはワインのようなウイスキーのような、濃色ベタの液体としました。
同じ理由で麦やホップなどのモチーフも避けています。

紋章はゆくゆくはマッチやコースターにも応用しやすいシンボルとしてデザインしました。ぜひ作りましょう!

こうしてみるとANIさんてば文章ちゃんとしてるんだよなぁ。喋ってても面白いし。

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2005年01月15日

うだうだと日本酒を飲みつつあーだこーだ

金曜の遅めの時間からスタートして、凄腕ネットワーク技術者のeyesさんと六本木の「酒友」で日本酒を飲む。
日頃いろいろとお世話になりっぱなしなので接待というかなんというか。
さすがに金曜なのでカウンターしか開いていなかった。美人店長の原島さんに丁重に御挨拶をして席に着きまずは磯自慢の酒友から。
おでんや刺身盛り合わせをつっつきながらあーだこーだとうだうだと。

(追記は後ですることにして、と)

  • 仕事に比べたら学校の勉強なんて楽らくだよねー。
  • 大学入試センター試験(共通一次といったら笑われた)なんて今解いたら簡単すぎて驚くし。
  • 技術者ってどうしても転職したりしないと評価が上がらないんじゃないかなぁ。
  • 蔵人.comはそろそろ動かすですか? MovableTypeのプラグインで複数blogを一括で表記するってのがあるらしいし。



とかとか。

東一47%生をゆるりと片口でもらい、お次は赤野安芸虎を日向燗でするすると。

12時くらいになったので河岸を変えることにして、赤坂の「すず菜」に移動。
ラムトニックを頼んでみる。お、ソーダがきっちり立ってる。前ジンフィズを頼んで余りにひどかったのでコレオスに行くことを激しく薦めたのだったがこれなら及第点か。
結局3時半過ぎまで飲んで帰宅。
雨。

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2004年12月31日

雪の大晦日は昼は渋谷に、夜は恵比寿で年越し

またも雪なのだ。
朝起きてトマトとシラスのパスタを食べる。
大掃除というか中掃除というか小掃除をやってみたりして。
あっという間に午後になり渋谷に向かう。Food Showで初亀の村上君と落ち合うのだ。

なんでも彼の実家で千葉の農場から取っているという美味しい鶏をくれるというので、逆にこちらからは赤ワインと物々交換。部屋に転がっていたポンテカネ97年を持って行く。思い起こせばこれはタケダワイナリーの故・武田さんが修業していたワイナリーの酒なのだな。呆れるほどよく飲んで喰った友達だったがのだが、夭折の天才というにふさわしい磊落な人だった。金持ちで仕事ができてとうらやましい限りの飲み仲間に早く死なれるというのはほんとにつらいので止めていただきたいものだ。

村上くんと喫茶店でうだうだとお話。いろいろな酒について真剣に語らう。いやだから俺は素人なんですが。ま、楽しいからいいけども。
今年も蔵見学に行くことを約束して分かれる。

さて家に帰って掃除の続き。
夜にタクシーを捕まえて毎年恒例の年越し蕎麦を食べに恵比寿のODINへと向かう。雪が降っているだけに六本木も恵比寿も人通りが全く無い。
まずはジンフィズをもらって喉を湿らす。
いつもは恵比寿の竹やぶが打ったお蕎麦なのだが、今年はさすがに忙しかったようで天現寺の笹岡さんのお蕎麦だった。
出汁は菊池さん謹製。年を追うごとに美味しくなっている。
勧められるがままにお代わりももらって満足。
司牡丹の蔵元・竹村さんが送ってきてくれた新酒で乾杯。竹村さんは5年ほど前ODINで利き酒師の勉強会の流れで「日本酒を使ったカクテルの会」をやったときからずーっと来てくれているらしい。ありがたやありがたや。
2004年最後絞りの酒とのことで前日に絞ったばかりの新酒の原酒。度数は18度近くありそうでしっかりとした味わいだった。ちょっと温度を上げて17度前後にしたらするすると油のように入っていった。

12時を過ぎた頃にODINの裏番長・江戸っ子のお久美姐さんが登場。
ODINは正月も休まず営業するのだが、三が日の間は菊池さんの奥さんの久美子さんお手製のお雑煮やら和食のおつまみがいただける『居酒屋お久美』に変身するのだな。
前ーにウチの庭の月桂樹を上げたことがあるのだが、その若枝の部分をウォッカに漬け込んだリキュールがおいしそうにできていたので味見させてもらう。
odin_gekkeiju.JPGodin_gekkeiju2.JPG
去年の元旦につけてちょうど一年だとか。甘くて穏やかな香りがひろがる。なんだか縁起がいいやぃ。
夜も遅くなったのでこの日は軽く飲んだ程度で帰ることにした。
雪はやんでたけど寒いー。

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2004年10月30日

サイン会、出版打ち上げ、新しいバーの設営、深夜焼肉

原宿でサイン会があるというのでお呼ばれする。
15時半ごろに原宿に到着。まずはすぐ近くのBook Offに行き『ニッポン経営者列伝 嗚呼、香ばしき人々』が売ってないかどうかを確認。「105円」とかいうシールが貼ってあるのが売っていれば最高だったのだが(なんのだ?)さすがに見つからなかった。サイン入りで売ってるのかな?

会場に着くと某F社某S!誌の某K副編集長が不機嫌そうな顔で立っていた。うわっ、すげー人数。
子供が泣いたり色々あったみたいだけどつつがなく終了。ほぼ時間通りで終わってよかったね。
打ち上げは近場でテキトーに見つけたアジアン居酒屋さんに。あら、ブッダバー系列なのね。
野郎7人してビールを飲みつつうだうだと。
ナンペイさんと顔が似ていると言われたが、K副編集長と切込隊長の似方っぷりからしたらとてもとても。大体ナンペイさん童顔だし。
アイドル話やら童貞話、ナンペイさんの物真似芸などでふにふにと盛り上がっている最中に、K副編集長のケータイの待ち受け画面をみて隊長が「お子さん可愛いっすね」などとついつい言ってしまう。
あー、それ言っちゃダメなのにー。
その一言に相好をメタメタに崩すK君。いつも通り「そう? そうでしょ。いや、この写真のほうが…」とフルセットが始まる。変わらんやっちゃ。
テキトーに飲んで解散。

千代田線で隊長と赤坂まで帰って別れる。

んでもって名取が赤坂に11月3日に開店する予定の京都風ダイニングバーの内装工事がほぼ終わっているというのでそちらに向かう。
おー、なんとか形になってるじゃないの。
ちょうど先日の京都旅行でしこたま買い込んできたグラスや和食器、オールドボトルを封空けしていたのでそれを手伝う。新橋の某バーからチーフバーテンダーのF氏がやってきて色々とサジェスチョンなど。
ビアサーバーが通電したので初ビールをぐびぐび飲みながら、照明とかの手直しや追加発注などの相談をしていたら12時を過ぎてしまった。

雨もかなり降っていたのですぐ目の前の焼肉屋さんで軽くタン塩やハラミを焼いて夜食とする。
あー、なんか食べすぎだしー。

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2004年10月19日

赤坂離宮の交詢ビル店に行ってみた

乃木坂のフレンチレストラン「シュマン」の方々に誘われて、オープンしたばかりの中華料理屋さん『赤坂離宮』の交詢ビル店に行ってきたのだった。
小雨降る銀座をてくてく歩いていくと、リニューアルしたばかりでぴかぴかの交詢ビルがすぐに見えてきた。飲食店街は4階と5階で、『広東名菜 赤坂離宮 交詢ビル店』は5階なのだ。
お、内装がゴージャス。赤坂とちがうー。広いダイニングを囲むように8つの個室があるそうで、われわれも12人用の個室に通されてしまった。あらあら。

シュマンのみなさんは既に到着していてちょっとお待たせしてしまった。
各雑誌で“イケメンソムリエ”と紹介されている事も多い柴田さんが譚料理長と懇意だとかで、メニューはあらかじめ決めていてくれているとのこと。楽しみ〜。

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まずは「前菜四種盛り合わせ」でビールをいただき乾杯。「鵞鳥と豚と鳥の焼き物」と、写真には撮りわすれたが「固豆腐と胡瓜の和え物」も出てきていた。豚のクリスピーな皮がんまい。鵞鳥も味が濃いなぁ。
食べている途中に譚料理長が部屋までいらして御挨拶など。やっぱカッコいいですなぁ。
続いて「車海老のバター炒め」。ここら辺で15年ものの紹興酒に切り替える。常温ですんなりと戴ける香りよく美味しい紹興酒だった。
「フカヒレと松茸の上湯スープ」はフカヒレがたーーっぷり。上湯には烏骨鶏の肉も入っていて滋味深い。
「乳鳩の丸揚げ」はしっかりと火が入っているのにぱさぱさになっていなくて絶妙。首の周りの骨をがしがしと噛むと美味しいジュースがでてくるのだ。んまいんまい。アタマがないので脳味噌が食べられないのは残念だなぁ。あっというまに綺麗に骨だけになりましたとさ。
お次はさらりと「白身魚の雪菜と唐辛子のせ蒸し」。白身魚のふるふるとした食感がたまらん。衣にしっかりと包まれてほとんど清蒸状態になっていて口の中でいい香りでとけていくのだ。そういえば香港でピンクガルーパ喰いたいなぁ…
次の豆腐料理は、食感の差を楽しませてくれるように「揚げ豆腐の特製スパイス」が出てきた。しっかりとしたお豆腐を上新粉(?)のようなさっくりもちっとした衣で揚げて、大量のにんにくとほうれん草と唐辛子と「秘密のスパイス」を揚げたクリスピーな揚げかす(としかいいようがないのだが紛れもなくこれが主役なのだな)がかかっている。いやぁこの「揚げかす」を讃岐うどんにかけて食べたいわさ。
野菜料理は「豆苗とマコモ茸の炒め」。シャクシャクと美味しい。

しかしさっきからシェフの小玉さんが中華料理の火の使い方にイチイチ感心してインタビューしている。なになに、横から聞いてみると… 前菜の豚の皮のさくさくとした食感は超高温の油にざんぶりと入れ、鳩の肉にはしっとりとした質感を残し皮ははりっと艶よく揚げるやり方は揚げ油をかけ回して天火を使っているとのこと。白身魚の蒸し加減は絶妙だし、揚げ豆腐も豆苗もシンプルながら油っぽくなく仕上げていて後に残らない。面白いなぁ。

メニューでは次にチャーハンがでて終了だったのだが、食いしん坊揃いの我等は「ショウロンポウ」(写真撮りわすれ)と「特製ビーフン」を追加オーダー。
汁ビーフンはもうちょっと熱々の方がよかったかな。味は満足。
最後に「牛ひき肉の醤油チャーハン」で締め。
デザートは「あずきのゼリーきんもくせい風味」。かなりしっかりとした固さのゼリーで意外感もありとても美味しい。

お茶を戴いて一服いれる。そろそろ冬なのでまた逗子に行かねば、なぁんて話が出てきたりして。
会計を済ませてビルの中を偵察。
新橋時代に行っていた「趙楊」が4階に来ているのだ。やはり松本隆さんのお花があるじゃありませんか。

ぐるりとビル内のテナントを偵察し終えてから三々五々別れ、我々はタリスカに。
雨の平日ながらもお客さんは半分くらいの入り。
某所で連載している酒コラムの11月分の取材「ウィスキー私のこの一本」を内田さんに選んでもらうのだ。
モスコミュール、グレンファークラスと飲み進めながら取材は終了。タクシーで帰宅。

広東名菜 赤坂離宮 銀座店
中央区銀座6-8-7 交詢ビル5F
Tel: 03-3569-2882
年中無休
平日 11:30-14:30(L.O.) 17:00-22:00(L.O.)
土  11:30-21:00(L.O.)
日祝 17:00-20:00(L.O.)

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2004年10月02日

京都一日目の午後は和食のちバー二軒

二時半頃に起き出してヨネさんと構内電話で今晩の相談。
ヨネさんは明日の夜に帰ってしまうので京都らしいものが食べたいのだという。
dancyuなどで活躍している美人カメラマン武井さんが教えてくれた鳥鍋屋さんなども候補に挙げるが、高嶋政伸さんの意見なども伺ってみる。

(写真アップ完了 04.10.19)

高嶋さんは時代劇をやると京都に三ヶ月くらい住むので色々知っているだろう。そこで得た「日本で一番うまいインド料理屋」とかいう情報も面白かったのだがあっさり却下。普段の言動から信用ならないっちゅうか。だが、「ぎおん阪川ってどう?」との意見にはなびいてみる。何年か前に予約が取れなかったまま行けず終いだったのだ。電話してみると早い回は一杯だそうだが、一回転したあとなら大丈夫だという。
19時半までそれぞれ自由行動ということで散開。
でもって、一力で遊んで育ったというこばんの話などしながら花見小路をぶらぶらしていたらあっさり19時半ちかくに。
阪川をさがしていたらなぁんだ祇園サンボアのすぐ近くなのね。祇園サンボアはドアが新しくなって中が見通せなくなっていた。ちょっと解放感が減ったというか閉塞感が感じられる気がするけど、6日までに一度くらいは行ってみるか。

などということがあったりなかったりしながらも花見小路の真ん中で集合して阪川にたどり着く。カウンターの真ん中の席に通される。
まずはお通し的に「とろろ汁」と「水菜と松茸の和え物」がくる。ビールで乾杯。鰹出しが濃厚でうまい。
「料理はどうされますか? 11,000・13,000・15,000・18,000とありますけど」と言われるが、僕らは明日飽きるほど松茸を食べるのでその旨を伝えると、松茸は15,000円以上のコースからつくのだという。ということで13,000円のコースに決定。

しかし今日気づいたのだが、今回の京都では『●●でよろしかったでしょうか?』という言い方が耳に付く。
ネットゲームのゲームマスターを育てている間に「なるべく使ってはいけない用語」にかなり上位にランクさせていた言葉なのだが、ことここ京都では一日に何度も聞いてしまうのだ。昼間にジュンク堂で本を買った時にもレジの女性に言われたし、阪川のおかみさんにも何度となく言われた。金時もやはり気になっていたようだ。
もちろん対面して言われているので全く嫌な感じなどはしないのだが、これはきっと方言なのだよなぁ。

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「銀杏の饅頭の銀餡掛け」のほっこりとした口当たりとねっとりとした舌触りとはたまらん。油で揚げた香ばしさもいいしね。お造りのトロは値段にしてはかなりおごった大トロだった。白身はちょっと分厚すぎか。噛み切れないので中に隠し包丁を入れるとかしたほうがいいかも。
サワラの焼き物は普通に美味しい。ここらへんで既にコストパフォーマンスの良さを確認。
しかしお酒は… なにがあるのか聞いたのだが「冷酒は?」と聞いたら凍結酒を勧められた。もちろん当たり前のように却下。京料理屋さんの定番の「ひがん」も勧められたが食中酒としてはあっさりし過ぎていると常々思っているのでこれまたスルー。結局一番出ているであろう三千盛をもらってみた。
が…。
とある理由でお燗にしてもらうことにした。普段のお燗は松竹梅の豪速球(?)とかいう酒らしいので三千盛をそのままお燗にすることに。しかし二本目のお燗からは素晴らしく美味しくなった。きっと残っていた酒が終わって封開けになったんだね。(いや、冷酒からお燗にしたのはこれが理由だったのだが)

そんなこんなしている間に出てきた料理の方はというと、「子持ち鮎の煮たん」が山椒のほんのりとした香りをいかして濃厚においしかった。味が幅ったい状態のお燗酒に対抗できるくらい。(←まだ言ってる)「河豚の皮と身のおろしポン酢和え」も歯ごたえの違う各部位がとても楽しい。
また、松茸の土瓶蒸しの代わりに出てきた「すっぽんの土瓶蒸し」がとても美味しかった。とろりと琥珀色をしたスッポンスープが口腔内に這いずるように行き渡る。そこにパワーアップしたお燗酒を三分の一ほど注ぐと濃いスープが中和されて日本酒の香りと相まって最高の状態となる。行儀が悪いのははなから承知だがやめられんですわ。
箸休め的に出た「イチジクの柚子味噌かけ」もお気に入り。柚子味噌がキチンと味噌の塩味をのこしていて決してデザートとして処理されていないのが次の料理へとつながるのだな。
その後に胃袋の空いている隙間を埋めるかのようにあっつあつの「鱧の柳川」がでてくる。これもまたよろしいよろしい。「京料理はあっさり薄味」というのが合言葉のようになっているが、ボクの知っている限り(塩味ではなく)味が濃くてこれでもかというくらいに粘着質にていねいにウマミのツボをついてくるのが京料理なのだと思う。紙幅がたらないからこれ以上は別稿で書くけど。(本当はもう眠いからなのだが)
締めはご飯とジャコ山椒にするかにゅうめんにするかの選択式。最後にデザートで満腹。

会計を済ましたところで他のお客さんがいなくなったので高嶋さんからのメッセージを伝える。
「あぁ、二階でトロを召し上がって美味しい美味しいと…」
って、そんなイメージしかないんかい。

その後、ヨネさんがauのオフィシャルサイトの取材用に「白川を眺めるようなバーってない?」というのでIt's GION Dewに行ってみる。去年も行ったアレだ。

Its_GION_Dew.JPG
ヨネさんが巨峰のカクテル、ボクがクォーターデッキを頼む。
一杯ずつで店から出てくる。春先に桜が綺麗な時にはいいかもねー。

その後ぶらぶらとあるいて、前に銀座タリスカにいた黒野くんが独立して開店したというバーに行って見ることに。
というか、今日のメインはこれなんだな。仲の良かったバーテンダーさんが独立したってんならどこにでも行きましょうともさ。
六角御幸通にできたという店は、案に相違して(スマン>黒野くん)すんごく立派なお店だった。
その店の名前は『K家』
町屋を改造して作ったというK家は建坪が55坪プラス中庭が10坪。かなりの大店だ。
K-ya_backbar.JPG K-ya_tsuboniwa.JPG
急な訪問にびっくりしていた黒野くんだが、やはりオーナーバーテンダーということで貫録がでてきた様子だ。
「K家の『K』は『京都』のKなんです。…けど、自信がついてきたら『黒野のKですよ』っていいたいですね」
なんて言ってたけど、十分黒野君のKなんだと思う。
詳しくは明日かその後くらいにももう一回行くだろうからその時に書きますわ。
今日は取り合えず寝るーーーー。(こればっか)
飲んでいる途中に政伸さんから電話があって阪川の件のお礼を言っておいた。いや初日から満腹だわ。


ぎおん阪川
京都市東山区祇園町南側570-199
TEL: 075-532-2801

K家
中京区六角通り御幸町西入ル八百屋町103番地
TEL: 075-241-0489

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2004年09月24日

東京ゲームショウのち愛宕の松Royal Blendさらに焼酎で朝まで

今日は東京ゲームショウなのだ。
昼過ぎくらいに会場に着き、先に会場に入っていたトロチチさんに招待チケットをいただく。
すみませんのぉ。

そこココで色々な人に呼び止められる。
しかし今年のセガサミーブースは狂ったように金かけてるのぉ。
元いた広告会社の後輩に色々聞かれたりも。

あら、一年半ほど前にシナリオを書かないかと打診されていたゲームが発売決定ですか。
試遊もできるので観戦してみたり。んー、はじめっから気になっていた点が解消されてないー。
流石にネットゲームのプロデューサーやっている間にこれは受けられないよなぁ。次のときにきたら本気で受けるかな。

PSPは携帯ゲーム機としてみるとちょっと重いかもしれないがブツとしてのできは非常にいい。
DSの方が気になるのではあるけれども。
そういえば来年の万博がらみのアレはどうなったんだっけかなぁ… と記憶喪失のふりして書いてみたりして。;P

お、アレの2がでてるじゃん。しばし試遊してみるもゲームショウ用に簡略化してありやがるのでクリックゲーと間違われそうでちょっと不安。まぁ不安がる立場ではないのだが。
ばしばしキーボードショートカットを使っていると係員からしげしげと見られてしまうので退散。
その後ネットゲーム人脈のあれやこれやの人たちとコーヒーを飲みながら一時間ほど心温まる歓談をする。傍から見たら黒い話なのかもしれんですがー。

そそくさと六本木に行き、今日の宴会へと急ぐ。
場所は「酒友」さん。
いつもお美しい原島店長がことのほかお美しいではありませんか。なにかいいことでもあったのかしら? などと言ってみたりして案の定殴られる。
今日はいつもの飲み仲間の初亀の蔵人・村上くんと、扶桑社SPA!のK副編集長と日本酒を飲む事になっているのだ。なんだか変な組み合わせだがスケジュール的にこうなってしまった。
atagonomatsu_royal.jpg
今日のお目当ては、愛宕の松の新澤さんの結婚式の引き出物『愛宕の松 Royal Blend』
シャンパンのように見えるがれっきとしたお酒だ。山田錦40%でひたすらうまい。YK35にしてないところが新澤さんらしいというか。いや35%精米をみんな評価しすぎだってことで。


村上くんの友達の女性が出版社に転職希望との事で日本の出版業界を担ってたっている(らしい・本人談)K副編集長がなにかとアドバイスしていた。ふむ、ちゃんとした話してるところって二年ぶりに見たような気がする。
しかし酒友は長谷川酒店の直営の店だけに酒の酒類は豊富この上ない。5人で東一、九平次など片口で頼めるお酒を二升ほどやっつけていたら終電の時間になってしまい解散。

K副編集長がもう少し飲もうと近くの焼酎バー「私(アテ)」に移動。
へー、それなりに焼酎がそろっている。300種類はあるそうなのだがある種の酒はウチのほうが揃ってるわけでして。飲み始めて話をしていると、K君は今日は入稿日なので翌朝5時ごろからが本番でそれまで飲むぞ、ってなことなって近いのでウチに流れることになった。電話をかけてから歩いて5分だったがささっと適当なおつまみが揃えられていたのはきっと小人さんのおかげか。五郎八が手伝ったのやもしれん。
この人の連載をまとめた本の表紙のゲラが上がっているというのでチェックしつつ、彼をつまみに百合の「風に吹かれて」をロックで飲む。んで、彼が変なところで気にしぃだということがわかったりして二人して大層驚く。が、その前に君ら健康に留意したまえ。
日本酒冷蔵庫に転がってた日本酒を適当に飲んだりしてすっかりチャンポンで出来上がってぐへぐへへ状態に。本の企画の話とか人に話せない話とか人に言えない話とか。
結局タクシーで副編集長が仕事に戻ったのは朝の6時近かったわけですわぃ。

「酒友」
港区六本木4-12-6 内田ビル 1F (ペットショップの角を曲がってすぐ隣)
TEL/FAX:03-5786-3533
営業 18:00 ~ 5:00/L.O 4:00 (土曜 17:00 ~23:00 (LO 22:00))
定休 日曜日 祝日


「Japanese Bar 私〔at'e〕」
港区六本木4-4-3 六本木協和ビルB1
TEL: 03-3746-5995
営業 19:00~05:00(L.O.04:30)
定休 日曜日

投稿者 KQZ : 11:59 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月07日

ODINが十周年記念らしい

とんでもなくオタクな洋酒の知識を早口でまくし立てるのが芸風の菊池貴彦さんが経営するODINが恵比寿に出来てからもう十年になるのだそうな。月日の経つのは早いもんだのぉ。
http://www.authenticbar.com/odin/info.html

思い起こせば渋谷の「雪月花」のバー部門で菊池さんと初めて言葉を交わしたのが11年前ということになる。
あの頃はまだ髪の毛が沢山あったわけだが、店の片隅に自分の手持ちの酒を置いて特別に営業している鼻っ柱の強いところは今と同じで、それを見て「六本木のThe Barにいませんでした?」なぁんて話をしはじめたんだったっけか。
数度通っているうちに菊池さんから「店を出そうと思うんですけど、どこかいい場所はないでしょうかねぇ?」と聞かれたのだ。
不動産業でもない当時コピーライターだった人間にそんなことを聞くのもおかしいが、縁というのは更におかしなもんで、丁度その頃師匠の嘉門達夫さんの所属する代官山プロダクションの入っているビルの地下一階にあったイタメシのテナントが廃業したばかりだったので紹介してみたところ一発で気に入って… となって10年前の9月にODIN恵比寿店が開店したのだった。
8月の最終日曜日にお店を見に行ったら工事が遅れていてTシャツ一枚で作業を手伝っていたこともなんだか昨日のことのように覚えている。
開店してから数ヶ月はお客さんがなかなか入らず、当時プレジデント社に勤めていた岡田呻也さんにdancyuの人を紹介してもらって… なんてこともあったっけか。その冬に逗子に獣肉を食べに常連さんを引き連れて行ったり、京都や香港に食い倒れツアーに行ったり… と、飲食業界の人を紹介してくれるきっかけになったのも菊池さんだったのだわさ。そう考えるとつきあい長いし深いよなぁ。獣肉ツアーなんて30回以上行ってるし、そこに来て仲良くなった料理人さんも50人は軽く超えてるし。

てなことで10周年記念なんで、みなさん行ってあげてくださいましな。

* 日時 : 2004年9月26日(日) 午後6時より10時頃まで
* 会場 : レストラン 「ラ・ヴィーナス」
* 住所 : 渋谷区鉢山町13−12 地下1階
* 会費 : お一人様 10,000円
* お問い合わせ : 【Phone】 03-3445-0996 / 【E-mail】 odin@authenticbar.com
そうそう。
実はこの http://www.authenticbar.com/ って、元々はODINの5周年記念のお祝いに作ってあげたサイトなのだな。
んでどんどん友達のバーのページも作ってあげることになり現在に至る、という感じに。
ちなみに全部無償でやってるので更新が遅かったりデザインがどーのこーの言わないでくだちい。

投稿者 KQZ : 12:17 | コメント (0) | トラックバック

2004年07月26日

神谷町たらふくスペイン料理&六本木ベルギービール

今日はスペイン料理のカマロンに。
前に行ったのはミサヨちゃんがウチに泊まってた頃だから半年くらい前なんだよね。
その間に「三角食べ」の他の二点、鮨なかむら、乃木坂シュマンにはよく行ってるんだけど、ここは近頃人気が高くなってきたから入れないことも多いのだ。

今日は早めについたので席は選び放題。でカウンターに陣取る。お、厨房に一人スタッフが増えてる。須釜さんの「マッハで」に耐えられるわけね。(意味不明)
まずはお約束のカマロンセット2。シェリーのハーフボトルとお勧めタパス2皿のセットだ。
塩茹での海老がシェリーにいや実に良く合う。いつもは海老のおかわりをするのだが今日は色々と食べたいので我慢。二つ目のタパスに出てきた今日のオムレツはジャガイモ。岩塩がんまい。
続いて茄子のマリネ。焼き茄子の要領でオリーブオイルとアンチョビで味付けをすればいいみたい。やってみよー。よく冷やすのがポイントね。シラス干が大量にあるのでアンチョビ代わりにたくさん入れてやってみようかな。
そしていつもの赤ピーマンのリコッタチーズ詰め。オレンジを料理に使うのはあまり好きじゃないけどコレだけは許せるから不思議だ。
岩牡蠣のグリルもんまい。ジュースがこぼれてしまったのを見てパンを切って出してくれた。いやんイケてる。




ここで白ワインに切り替える。今日のお勧めはALBARINO D FEFINANE。リアスバイリャス地方の産らしい。度数は12度でぶどうの皮の苦味とフルーティーさが残ってハーブっぽさとが魚料理によくあう。
料理は続いて砂肝とキノコのグリル、生チョリソの鉄板焼きと焼き物が続く。竹串で刺して食べるように出てくるところがなんともピンチョス風。これは100スキでやって見るですか。
んでラストは鶏肉と渡り蟹とアサリのパエリアで締め。
「最後にこんなのいかがです?」とサービスで出てきたのがPASCALIというスペインベルモット。普通のベルモットの3倍の味の濃さ。しかし甘さはさほどでもない。日本でも買えるらしいから家用にも買おうっと。

その後家までてこてこ歩いて帰る途中に、土曜日の日本酒の会で会った方から聞いたベルギービール専門店『BELGAUBE』のことを思い出したので寄り道してみる。あら田崎さんのワインバーの目の前だったのね。野田さんに見つからないようにそーっとBELGAUBEに忍び込む。
中は15人くらいが入れるくらいの落ち着いた感じのビアバー。店長とおぼしき高尾さんという若い方に色々とビールについて教わる。ふむふむ、グラスの形がねぇ、ほうほう。開店前にベルギーまで勉強しに行っただけはありますですな。
ということでマラカス電気科学で作っている健康サイトの来月号で取材することに決定。


スペインバル カマロン
港区虎ノ門3-11-8
Tel:03-3432-7772
定休:日

BELGBAUBE(ベル・オーブ)
港区六本木7-9-2岡野ビル1F
Tel:03-3403-1161
定休:日
月曜日と休日だけは23:30まで。他の日は27:00までオープン。

投稿者 KQZ : 11:48 | コメント (0) | トラックバック

2004年07月09日

自転車乗ってバーホッピング

夜も更けてきて涼しくなってきたところで自転車に乗って銀座に。といってもauthenticbar.comに乗ってる店にミカジメをもらいに行く訳ではなくれっきとした取材なのだ。マラカス電気科学ではIBMとか博報堂とかJALといった企業の社内用健康コンテンツなんぞを作っていて、その一企画の「お酒コラム」の7月の特集「バーテンダーに聞く大人のバーあしらい」のネタ取材というわけなのだ。

まずはささっとタリスカーに。ODINの菊池さんはメールで取材済みなのだが、タリスカーの内田さんはメールが使えないので取材に来るしかなかったりして。
タリスカのドアを開けるとちょうど前のお客さんがはけたところだったらしくタイミングよくカウンターに座ることが出来た。相変わらず人気のお店だわさ。
まずはジンフィズとクォーターデッキ。ジンフィズはいつもよりちょっと酸が立っていて夏の暑気払いにはいい感じ。クォーターデッキは硬めでシェリーリッチ。食後の時間だからそれに合わしてくれたみたいだなぁ。
近ごろタリスカーではスタッフ内で自転車通勤部が発足しているらしくウッチーは黒のプジョーで金時と色違いのお揃いらしい。なんて話もしながら忙しい合間を見計らって取材を進めていたところ、バックバーのグラス置き場にラリックのバンブーグラスを発見したのでバンブー・カクテルをオーダー。ついでにマンハッタンも。
「でしたらマンハッタンの方もラリックのグラスを使いますよ。ラリックのバンブーグラスはこの店になってから使うのは2回目で…」とのこと。ほうほう、それはなんでげすな、手垢のついてないところで一つ美味しく作ってもらいまひょか。(江戸関西方言ごちゃまぜ)
マンハッタンは「セミドライで」と余計な注文をしてしまったせいかちょいとドライすぎたかも。美味しいのは確かなんで偏差値70以上での数ポイントの世界ではあるんだが。店もだいぶ混雑してきたみたいなので早々に退散する。なんつか、ちょっとカクテルの味がぶれたのかなぁ? まぁ忙しそうだったしね。
ウッチーも外まで送りに来てくれて自転車をみてしばし歓談。そして我々は次の取材先に…

で、2軒目はドルフィーに。階段を下りていくとシガーの香りがふわりと漂ってくる。そういえばひさしくシガーも吸ってないなぁ。田辺さんはすっかりヒゲを蓄えており、なんだかwigglegilにそっくりになってしまっていた。サイトの写真も直したほうがよいのかな? 
まずはクォーターデッキとジンフィズを頼む。へーーーー。田辺さんのクォーターデッキはすんごいハードシェイクなので思わずびっくり。泡と一緒にいただくと腰の強いラムの味がするりと喉ごしよく入ってくる。スパイスドラムかとおもうくらいにシナモンっぽい香りが聞いている。ジンの花のような香りも立っていてこれは面白いカクテルですなぁ。その後バンブーとグレンギリー8年。フルーティーなモルトというオーダーに見事に応えてくれましたな。こちらもお客さんがどんどん来てしまい新規のお客さんにお断りをし始めたので2杯ずつで退散することに。

んで家の近くまで来てみて、せっかくだからBambooに行くことにしてみた。なんだかバーホッピングというよりかバークローリングという感じもするがまぁそれはいいとしまして。
今日はバンブーもかなり混んでいて奥に二つだけ席が空いていた。金時の方は今日はどうせならバンブー日和ということでBamboo Bamboo Bamboo(BambooでラリックのBamboo glassを使ったBambooなのでBBB)を頼む。こちらは甘いものはそろそろ飽きてきたのでロックで飲めるバーボンを、というオーダーでヘンリーマッケンナ(旧ボトル)を。今日のバンブーカクテル三連連戦はBambooが一位みたいですな。バランスよろし。元々叶野さんは中野のジョージアムーンの店長だっただけありバーボンにもめちゃめちゃ詳しい。ヘンリーマッケンナは一番すきな甘め系バーボンなので文句もなく。んまい。
アジア放浪中のジョージアムーンの前店長・泉君とチャットした話をしたりしながらバーボンロックをお代わり。金時は「吉祥寺俄雨」で締めに。
まぁよく飲みましたことよ。
Bambooのサイトもwww.authenticbar.comに入れちまうかなぁ?

投稿者 KQZ : 11:59 | コメント (0) | トラックバック

2004年06月23日

日本酒飲みつつ打ち合わせ、後に赤坂に暴風雨

今日の夜は天才カメラマンの亀山哲哉さんと打ち合わせ。
砧に住みはじめた亀山さんにあわせて、先日中目の飲んだくれさんに教えてもらった池尻大橋「つくしのこ」に再来店。
とおるさんに聞くとこないだ一緒に来た初亀の蔵人・村上くんは既にもう一度来店していたのだとか。家が近いとはいえ素早い。このスケベめ。
しかし亀山さんと日本酒を飲むのはずいぶんと久しぶりだ。もしかしたらX-JAPANのHIDEくんと阿佐谷とかで飲んだくれてた頃以来かも。どちらもそんな話はせずにいたけどもさ。
日本酒を飲むこと自体久しぶりな亀山さんには日本酒度+20というすっ辛い「くどき上手・ばくれん」から探りを入れてみる。僕はねっとりと竹林・瀞。
枝豆、八竹の煮物、刺身盛り合わせなどなどをつつきながら喋りながら、うごのつき、大信州・香月、東一・吟醸、南・大吟醸、大信州・うすにごり、東一と飲み進めていく。
例のSM系の写真集の企画やアート話などなど。近々また池袋に行かねばな。なつみちゃんは愛に生きるようなのでモデルは無理だろうから誰か探さなきゃですわね。7月のウルトラマン原画本に続き出版のお手伝い作業が続くがこれもまた流れっちゅうもんでしょ。「秋葉な連中」のお姉ちゃんの写真集はもっと早く出せなきゃ売り時逃しちゃうの見え見えだったのにねー、とかいった込み入った話もありーの。

この店はデュレックスのグラスでお酒が出てくるのだが、丈夫さや取り扱いの良さだけではなく、温度調節をするためでもあるということに気づく。酒によって氷温貯蔵の冷蔵庫からそのまま出す場合もあれば16度くらいにあげて出してくれる場合もあるのだが、温度を上げて出す場合には湯を張ったおでんの機械であらかじめ温めておいたデュレックスのグラスを取りだして、そぅっとディキャンテージュしてからもう一度冷たいグラスに移し替えて出してくれるのだ。うーんなんとも。肉厚の耐熱ガラスならではの優しい温度調節の仕方なのだな。
11時に近くなった頃にお拓きにする。心地よい気分で自転車に乗り込み家へ。

んでもって赤坂で金時も一緒になってBamboo。またかよ。
ジンフィズ、ハーバードクーラーで咽を湿してからバンブーカクテル&吉祥寺俄雨をオーダー。

吉祥寺俄雨:
ゴールドケン・スイス・チョコレート・リキュール、クレム・ド・カシス、生クリーム。
ハードシェイクでロックスタイル。(Woody田中さんのオリジナルではミルクが入る)
叶野さんの吉祥寺俄雨は濃くて暴風雨みたいでした。

投稿者 KQZ : 11:38 | コメント (0) | トラックバック

2004年06月13日

吉祥寺なのだ

蒸かしたとうもろこしとケーキで軽く朝食。まるで小鳥のようだ。
というのも、昨日豆源で南京豆を試食したら味にコクがありすごく美味しかったので、豆好きのジョージさんにあげるため吉祥寺のGeorge's Barに行くことを思いついたのだった。先週やっていたアド街っく天国でもランクインしていたというし。
でもって吉祥寺といえば焼き肉の李朝園、李朝園といえば東京イチ旨い豚足なのだ。特上リブロースも旨いけど。
てなことで昨日今日とプチ菜食主義者になった、と。

夕方5時に吉祥寺に降り立つとすぐに李朝園に向かう。うはっ、混み混み。20分くらい待ってようやく入れる。ビール、タン塩、特上リブロース、カルビ、豚盛り合わせ(豚トロ、ガツ、三枚ばら肉)、豚足、レバ刺し、キムチ盛り合わせ、サムチュ。最後にテグタン(しかしオーダーミスでコムタンが来てしまった)。
いやー、コストパフォーマンスが高いー。ココの豚足はなんでこうサクサクと歯触りがいいんだろう。臭みも全くないし。特上リブロースもお値打ち。チヂミがメニューにないのだけが個人的にはいただけないけども、ときおり来たくなる店。

ささっとWoodyに寄り豆源の茹でピーナッツを渡す。茹でピーナッツは賞味期限が短くてジョージさんに急いで食べてもらうのも大変そうだったので田中さんにとチョイスしたのだ。
東急地下でコーヒー豆を買ってからモリサワジュンに仕事用のCD-ROMを渡す。なんか前にもあったぞ、この展開。まぁいい。
George's Barに向かう道すがらもう一店コーヒー豆屋さんを発見してふらふらと三種類買ってしまう。結構よさげな感じ。

久しぶりのGeorge's Barは早い時間ながらも盛況。店に入る時間が20分も遅かったら満席で入れなかったかも。先週放映したというアド街っく天国の効果なのか? 見てないからよく分からないけども。
ミントジュレップとダイキリを戴く。ミントは毎年ジョージさんの家で栽培しているもの。フレッシュでこの季節にはよいでげすな。
大きな働き者の手でシャッカシャッカシャッカとこれまた大ぶりのシェイカーを降る。もちろん逆トップだ。ダイキリは砂糖の代わりにメイプルシロップを少し加えているらしい。最後にダークラムをひとたらし。グラス表面からじわりとまるで夕陽が落ちていくように広がっていく常温のアップルトンが、少しアクのあるシロップの甘味とジュースの酸味と口の中で広がって得も言われぬ旨さ。
…って、これってまだコラムに書いてないな。逆トップについても面白いお話をきいているのだが。(汗)
お店がすごく混んでいたのでWoodyに退散することに。帰りしな蜂蜜を一瓶渡される。ジョージさんがヘルムズデールに行った時に村澤さんがくれたものだとか。ありがたく戴いて帰る。
通りの途中のボヘミアガラスの店でカクテルグラスとブランデーグラスを一つずつ購入。一個ホツが入ってしまったので補充用。この店はもともと電気工事店だったのだが奥さんがボヘミア出身だとかでいつの間にかガラスとビーズの店のようになっている。ただ、壁の張り紙を見る限り工事も請け負っているみたいだけども。

Woodyはというとこれまた大盛況。アド街効果なのかな?
クォーターデッキとバンブーカクテルを戴く。夏らしくつるり。
隣に座っている三人のグループがどうも声が大きい。というか確実に真ん中の人は会ったことがある。んーと誰だっけかなぁ… と思いつつ見やっていると、第一ホテルのネオンのまたたきに横顔が一瞬光った。あ。角川春樹さんだ。こっちはまだ業界入り立ての若造だったころだから覚えられてはいないだろうけども、だいぶやせてしまっているようだ。大きな声でおしゃべりしている所を見るとお元気なのだろう。しかし横尾忠則さんとかユーミンとか、ちょっと昔話にしても微妙なことをおっしゃっていたようだが、今回は声をおかけすることなく黙っていた。この人は昭和を代表する天才だったのだろう。いや確かに天才だったのだ。まぁ他言は要すまい。
その後、Woodyオリジナルの「吉祥寺俄雨」を。デザートカクテルとしては秀逸ですわね。今度どっかでたのもうっと、思いレシピを聞いたのでメモ。
レシピ:チョコレートリキュール、カシス、ダークラム、クリーム、ミルク
japanese_whiskey.jpgそしてメルシャンが元気にウィスキーを出しはじめるきっかけとなった「軽井沢1981年」をいただく。樽のチャーの香りがキツイのか… と思ったが飲んでいるうちになんともまろやかな味わいに。うむんむ。ジャパニーズウィスキーもちゃんと勉強したくなってきた。


電車で帰ってBambooを覗いてみたら24時近いのに満席! 明日は月曜日だってのに。
もっとも、席が空いてたら入ろうとしてた人間が言うことではないが。

李朝園
武蔵野市吉祥寺本町1−8−3 コスモビル4F
Tel: 0422-21-4004
営業: 16〜26時(日祝は〜24時)
定休: 火曜日

Coffee History
武蔵野市吉祥寺本町2-8-2
Tel: 0422-41-5775
営業: 11:00〜20:00(無休)

George's Bar
武蔵野市吉祥寺本町2-19-7 みすずビル2F
Tel:0422-22-0517 7:00p.m.〜12:00p.m. 月曜定休
http://www.authenticbar.com/georgesbar/

Bar Woody
武蔵野市吉祥寺本町1-10-8 山崎ビル3階
Tel: 0422-22-0860
営業: 18:00〜1:00
定休: 火曜日?
http://bar-woody.com/

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2004年06月11日

恵比寿で宴会

恵比寿でDigital Magic LabのOB飲み会。Webインテグレーションの大手だったDMLにある時期籍を置いていた、あるいはよく仕事をしていた連中が鳥料理の店に10人集まったのだ。今はどうなってるのかはよく知らないけど。
DMLの創業社長だった吉川くんとCTOの石黒さんはアメリカに渡ってZebOSなんかをやっている。今はIP Infusionか。
この日集まったきっかけは、サンバ日本一の佐々木くんが世界を制覇するために2年間の予定で海外周遊に行く送別会だったのだ。今までマラカス電気科学仕事のcgiとかよく書いてもらってたのだがこれからは誰に頼もうかしらん。
懐かしい話に盛り上がって一次会から二次会にほぼ全員が流れる。しかし普通の居酒屋さん(赤地に白抜きの○○屋って書いてある所。よく覚えてない)ってやっすいんだなぁ。つまみ6種類に2時間の飲み放題がついてる「二次会メニュー」で2,000だよおっかさん。
呑んで食ってして御拓き。イノセント・アイズの中西ガジ社長にご馳走になってしまう。ありがとーー。
その後近くなのでODINに行く。おお結構混んでるじゃんか。クォーターデッキ、オールドファッションドなど飲んで帰宅。確か今年は10周年だったっけ? ODINのサイトは5周年記念に作ってあげたのが最初だったから、今年はなにしたらいいんだっけか。

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2004年06月10日

カエルのような男が大汗かきつつ下手糞に縛っているのを見た池袋

今日は打ち合わせをしにSMバーに行くことに。
天才カメラマン亀山哲哉さんの写真でアート系の緊縛写真集を出すかもしれないので、その下準備もかねての打ち合わせなのだ。
池袋はロサ会館近くで池袋の主・名取と待ち合わせ。22時を過ぎたロサ会館あたりは隠微で鋭利なオーラで充満している。なんつーか、風林会館近くとはまた異質の危うさが充溢しているんだな。普段はウザイだけのキャバクラの男が声をかけてくるとなんか安心するというかそんな感じ。

まずは腹ごしらえということで、中国人がやっている24時間営業の中華料理屋に入る。雰囲気も本場っぽいが諸々の手の抜き具合もいい感じに中国っぽい。気取らずに東坡肉、空芯菜炒め、ピータン豆腐に餃子といったところをビールと一緒に胃の腑に収める。

件の店は繁華街からしばらく離れた雑居ビルの地下一階にあった。看板はもちろん無い。インターホンで確認して店に招き入れられる。
平日の夜なのに10人くらいのお客さんがまったりと飲んでいる。カップル1組に女同士2人組、単独男性が5人といったところか。
前々より顔合わせはすんでいる縄師のKさんとご挨拶。今日は凛々しくもジーンズをはいているようだ。ようだ、というのは店の中が暗くかったのと、周囲をそれとなく観察していたのとでよく見てなかったのだ。
前回は六本木TSKでやったクラブイベントでSMショーをやるってんで着流しだったんだよな。ショーナイズされていたけどびしっと決まった構成美が他のグループを完璧に圧倒していて気になっていたのは覚えている。そうそう、K師だけはアンコールでもう一回縛ってたよな、やっぱり。
店内には建設用の鉄管を利用したフレームがくみ上げられ、そこここにカラビナが麻縄で仕込まれている。
あ。手錠とか。
あ。首輪とか。
目が慣れてくると色々と見えてくる。
見ない方がいいものも見えてくるのかもしれないのでとりあえずジントニックを啜りながら周囲を観察。
隣にいるカップルの男の方はなんか見たことがあるなぁ。前の職場にうなるほどいた仕事のできない業界人を絵に描いたような感じ。女は水商売風かな。その隣の女性二人組みはよくわからん。20台前半だがなんの仕事をしてるんだろう。わからん。いわんやそれ以外の男どもをや。

打ち合わせの方は順調に進んだ。出版社に出す企画書は大体見えたし。後は亀山さんと打ち合わせだな。3万円500部限定とか?
アタマが仕事モードに働きそうになった途端、やおらカップルがソファーから立ってなにやら始めるらしい。んー、なんか緊張感ないなー。
聞くと水曜木曜は講習会をやっていたりでこういったまったりした雰囲気なのだとか。金土はとんでもないらしい。どんなんそれ?

縁台に拘束用のフックを取り付けた椅子に女をまたがらせる。あらあら自分から下着になってるよ。こりゃこの女プロだなやっぱ。
ヒキガエルみたいな男が汗をかきながら麻縄で縛り始めている。なんか全然固定されてない。
あーあー、それじゃ皮膚を引っ張ってるだけで痛がるぞー。第一動けるじゃん。バランスわりぃなぁ… 
と、建築学科卒の人間は目でバランスが測れるのでとても気持ちが悪い。びしっと締めんかびしっと。そのさ、足首の上の骨のところに縄を2本取りで二回くらい回して面状に固定すれば擦れないし、固定した後に引っ張ったりする時の自由度も上がるんじゃねーの? 腰をこっちに引っ張るとか、縁台を吊るとかして女の頭を下にちょっと下げるとかしたら面白くね? などと素人考えを隣のK師にささやいてみると「その通り」とのこと。さてはセンスねーな代理店面したヒキガエルめ。
そんなことを考えているうちに、なんかイケテナイ盆栽みたいな女のオブジェができあがった。
お。鞭使うらしいや。
あら、気合入ってないのね。
あ、やめた。
(脳内文章垂れ流し)
しかし女が恥ずかしそうなうめき声を上げている。演技疑惑急浮上。

なんか見てらんなくなったK師がちょちょいっとあれやこれやする。
おお、なるほど。これはぴしっと決まるもんだねぇ。
辛そうにもなるし、恥ずかしそうな格好にもなった。これは華道みたいなもんなのかな? やっぱり。
ちょっと太ももあたりにもう一本縄をかけて引っ張る。
おお、このうめき声は本気っぽい。
さっきと全然違う。
そこでヒキガエルに交代。
なるほど、経営者も大変だなぁ。

周りを観察してみると、全員が食い入るように見ている。
やはり師匠の御点前拝見ってことなのかな。
女性二人組みはちょっとうっとりとして見える。
なるほどそうだった。
ここはそういう世界なのだということに改めて気づく。
しかし俺なに観察してんだろ。ここは池袋23時。

女の声の質が変わった。芝居がかった、というか、戻った、というか。
ヒキガエルが執拗にさっきのK師がかけた太ももの縄を引っ張ったりしている。それも延々と。
バカだなこいつは。汗だくだくだし。

三十分ほどで縄を解き始める。
外に出た時間を考えるとちょうど一時間くらいしかいなかったから本当はもっと短かったのかもしれない。
ちゃんとしたSMだとちゃんとしてるんだろうな、ホントは。

その後飲み直しという事でittenに行く。
関さんは打ち合わせということで遅くなるらしい。
白州の水割りを飲みながら6月最終土曜日に予定している日本酒の会の打ち合わせ。
2時ごろタクシーで家路につく。

最後にBambooに顔を出して先日の非道をわびる。
ふーん、Bambooの名前の由来はそういうことなのねー。

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2004年06月08日

池尻大橋で飲んだり恵比寿で飲んだり

今日は初めてのお店にお誘いを受けて行ってみた。場所は池尻大橋の駅からほど近い「つくしのこ」。前から通りかかっていて気になっていた店なのだった。メンツは中目の呑んだくれさんとそのお友達、こちらはいつものイケメン蔵人コンビに藤井ちゃんと某お方(後述する理由により特に名を秘す)のペアの総勢8人。
しかし驚いた。なにしろ安い。一合600円平均で高くても800円くらいかな。おつまみは姫筍の煮たの、きんぴら、じゃがいも肉味噌、まぐろトロ盛りで締めて2,000円。
ビールで乾杯しつつ筍をつつき、何を頼もうかとひと思案。おお、酒の揃えも充実。壁中に所狭しと酒の名前が貼ってありその数およそ50といったところか。冷蔵庫がでかいし。でもって鍋島、東一、大信州・特選かすみ酒、竹林・瀞、くどき上手・亀仙人、星自慢、いずみ橋などなどなどをぐいぐいぐいと呑む。富久長のとおるスペシャル7という斗瓶取り純米吟醸も。酒の種類をそれとなく見ていると、どうやら港屋さんとつきあいがある様子。ここら辺だとやっぱりそうなのか。ふむふむ。
 ←特に名を秘す某お方なめの蔵人二人

店内は極めて明るい。おっちゃんたちがにこにこしながら日本酒を飲んでいる。いいお店だことよ。

その後我々は恵比寿に出て久しぶりのODIN恵比寿店に。コレオスも迷ったんだけどきっと大泉さんは遅くまでいないだろうから今度に。それにサイト作ってるくせに内装を換えてから恵比寿店には行ってなかったからなぁ。今日はたまたま菊ちゃんが銀座に行っているそうで会えなかった。カクテルを飲みながらへろへろと話をする。
なんですと、傭兵部隊にいたですと? へ? そんな危ない仕事してたんすかあーたは…、と持ち込んだコイーバのミニシガリロを吸いながら怪しい話で花盛り。名前書いたら狙われたりなんかしませんかしませんか? と弱腰になってみる。
で、27時くらいになっておひらきに。平日だってのにぃ。
帰り際、スタッフの一人から独立するという話とともに「僕の作ったクォーターデッキを飲んでみてください」と挑戦を受ける。また難しいものを出そうとしますわね。
綺麗なグラスにとろりさらりとした… ん。んまいじゃないですか。お世辞抜きに。
お店を出す場所も決まってないそうだけれど、そういえばこの場所を紹介したのも菊ちゃんが雪月花にいた時に相談されて、たまたま嘉門達夫師匠の事務所のビルの地下一階にあったイタリアンレストランが辞めて空いていて、次の土曜日に行って見たらとんとん拍子に決まって… ということなんかを思いだした。また偶然いい場所が見つけられるかもしれないからちょっと頭の片隅に置いとこうっと。

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2004年06月05日

蔵人二人をいじめる会

朝というか昼ごろ起きてまずはパンをせっせとこねる。
わしたショップで買っておいた島唐芥子を半干ししておいたものを泡盛に漬け込んでコーレーグスを作っておく。瑞泉の瓶仕込みと宮の華のハーフアンドハーフなのだが香りがリッチすぎるかしらん。
京都に遊びに行っていた金時両親から南禅寺のもろみ味噌を貰ったのできゅうりにつけてしゃくしゃく食べる。ちりめん山椒とすぐきも貰っていたのでかぁるくご飯。んまいねー。
日本人に生まれて良かったを堪能していざ出陣。
今日は21人の大所帯で浅間にて『蔵人二人をいじめる会』を開催するのだ。ミーハーグルメの会エキストラバージョンというか。おお福本くんも来れたのね。
まずは松の司大吟醸雄町からスタート。するりするうりと入ってしまう魔性の酒ですな。
続いて十四代愛山に。愛山米の説明をする畠山君。つい喋り過ぎるので適当に牽制する。
新店舗になった浅間はベテランの料理人さんが入ったのでかなりグレードアップしている。今回はミニ会席のようなコース仕立てにしてもらい、先付、刺身(鮪と蛸)、鮎塩焼き、茶わん蒸し、サラダ、ゆで豚、揚物(椎茸海老すり身詰め、大葉海老すり身、白魚)、みぞれ茄子、ヅケ丼でしめて4,000円ナリ。鮎の塩焼きがんまかった。なかなかのコストパフォーマンスだ。
続いて東一大吟醸(30%)うすにごりが登場。ま、浅間スペシャルですな。米のシャンパンというべき微発泡の美酒。仙人は霞食って生きてるというけどこれ飲んでれば長生き出来そうな気がする。飲んでみな沈黙、もしくはうなるのみ。格の違いを感じさせてくれる。しかし浅間では年間12本しか作ってないこの酒を今年は7本も取れたらしい。やっぱり愛されてますのぉ。しゃべくりはうるさいけど。伊藤君@九平次に聞いたところ、九平次さんも一本取っているらしい。なんでも「あんなうまいもの知られたら困る。流通の邪魔をしてやる」と言ってるとか。たしかにねぇ。今年もこの酒を空ける会を何回かやらせてもらおうっと。
その後、初亀べっぴん、醸し人九平次赤ラベル(山田錦無濾過無加水)、十四代本丸、いそのさわ駿などなど。一人3合くらい飲んだかなぁ。
今回、イラストレーターの藤原ヒロユキさんがゲストでいらっしゃっていた。藤原さんとはもう10年くらい前に嘉門達夫さんに紹介されてお会いしたことがある。昨日の古川さんといいいろんな人に再会しますのぉ。たのしいたのしい。

11時近くになって御拓きに。この酒を出してくれて7,500円とは儲け度外視でやってくれてるってことね。ちゃんと宣伝しなくてはだな。
いい具合に酒が回った業界人どもは当然二次会に行く気まんまんなのだ。またも日本酒の「おかげさん」になだれ込んでしまう。ここで金時は仕事をするため帰宅。10人以上でまたまた飲みはじめた。佐久の花あたりを2合の片口でたくさん貰ったような記憶が。うまい。

そして三次会。またまたBambooに行く。金時再登場。
自分でも分かっているくらい酔っ払いになっておりあやうい。仕事場ですぐ近くの席に座ってQCをやっているTさんの口癖「死ね、死んでしまえ」がのりうつってしまい誰彼構わず言っている。面白いのはTさんを知っている自分だけという悲しい状態なのに止まらないしぃ。
結局またも4時まで飲んで終了。もうこの季節の4時はすんごく明るいのだよ。

地酒 浅間
東京都新宿区四谷3-7
Tel: 03-3355-2977
定休日:日
http://www4.famille.ne.jp/~asama/

萬屋 おかげさん
新宿区四谷2-10 松本館B1
Tel: 03-3355-8100
月〜金 18:00〜24:00(L.O.23:30)
土   18:00〜22:30(L.O.23:00)
定休日:日・祝

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2004年06月04日

会合飲みのちスケベな店

夕方から利き酒師の会合。会場は夢酒の新店舗「宝」の奥にある丸と呼ばれる座敷だった。ほー、こんな広いとこもあるのね。
夢酒は昔から森くん(はなまる主婦にも大人気)が非常に頑張っているお店で、特に焼酎には定評がある。そういえば今はなき夢酒第一号店の入ってたビルは建築学科の学生だったころバイト先でデザインしてたんだよなぁ。模型つくったし。
この店は大山、浦霞、開華、久寿玉、春鹿、酒呑童子、嘉美心、司牡丹、西の関の各蔵元が出資しているので、日本酒はその9蔵の酒に絞っている様子。なんだかもったいないけどまいっか。地元限定の酒とかもあるようだ。料理は沖縄系を中心とした和風創作料理といった感じ。そつなくうまいのでいつも大繁盛している。スタッフ全員がお酒のこととか詳しいしね。
三々五々集まってきて最後には9人に。なにやら今頃になってサイトを作ったのだとか。ふーん。内容はもちろんのことナイヨーてなくらいくっだらないので鼻くそほじりながら聞いてるしかない。俺いちおそっちのほうでもプロなんで名前載せないでね、お願いだから。
店のフロア担当は浦霞に3年いたとか言うお兄ちゃん。とはいえ作りには最後に一年入っただけだったようだ。当たりの柔らかいナイスガイ。では初めは浦霞にしましょう、といったら同じ値段で膳にしてくれるとのこと。さらに好感度アップ。蔵元直結なだけにひね香もなく良好。久しぶりに飲んだなぁ。膳は普通の飲食店が頑張って仕入れてしまい妙に高い値段設定をされ温度管理もされていないままに売れなかったりして、店の大将が自信満々で出してきた挙句にひね香がびんびんで「うひぃ」てなことが多い酒なもんで注意しながら飲んでいたのだった。素直でいい酒だよなやっぱり。
頼んだ酒の他に店のほうから利き酒してもらいたいという酒がでてきたりする。
さっきから真ん中に陣取っているフードライターだという女がなにかと感動している。うざい。そんなにうまい酒でもないのに「これって特別に蔵元がつめてくれた限定の原酒で、100本しかつくってないんですよー」「わぁ原酒だ。ワタシ生の原酒ってすきなのぉ」
つかさ、その前に飲んでみりゃうまいかどうか判断付くだろボケ。作り見りゃ限定で作ってるっつーよりか、テストで作ってみましたどんなもんでしょう、ってだけの酒だとわかんだろが。なんつーかさ、何でもかんでも原酒で出せばいいってもんじゃない。力はあるが酸の切れ上がりに乏しく舌の上でとぐろを巻いているようなもっさりとしたこの酒は普通に醸造用アルコールと加水でもすればもちっと香りが引き出せるだろうに。大体さっきからばさばさとなんにでもコーレーグスを掛けて食ってやがって味分かってんのかいおいお姉ちゃんよぉ。それに漬かってるのは酢じゃねーぞ、泡盛だぞ。んなもんフードライターとか以前の問題だろが。
でも店の人間に感想を聞かれても「んー、ロックで飲んだほうがいいかもしれないですね」と大人の対応をする俺。それなりに偉い。

なんやかやで12時前くらいにお開き。話したりないような会長のT氏ともういっぱい飲みにくりだす。銀座2丁目のティファニー裏のshiokaraに。焼酎や泡盛をメインにしたカウンターと4つの個室のBar。つまみはいろんな種類の塩辛だとか。手がかからないから楽っすねコレ。
とりあえず目の前にあった兼八のロックをもらいTさんはターキーのソーダ割り。そして衝撃の事実を2、3聞いてしまう。まぁ幾つかは想像は付いていたんだけどもね。仕事のできる方なのでそこら辺は心配していないけども激動するですね、この一年くらいは。百合を水割りでもらい深夜2時くらいまで呑みつ話しつ。
帰り際個室で抱き合っているカップル発見。しかしスケベな店だなshiokara。

夢酒 宝
千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラムB1F
Open:11:00 ~ 14:30、16:00 ~ 17:30、17:30 ~ 23:00
土日祝:11:30 ~ 22:00


shiokara
中央区銀座2-7-7 銀座ロビーB1F
Open:18:00 ~ 3:00
定休:日・祝

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2004年05月31日

香港より来客

香港でお世話になった早川御夫妻が来日しているのでお食事。ホテルに近いということで池袋のいけふくろうに集合。ちょっと遅れてしまった。奥様が焼き魚が食べたいということなので居酒屋北海道にいく。色々食べられて便利だもんね。
しかし早川さんは学生空手チャンピオンだった経歴をみじんも見せない温厚なお人柄。不動産業で成功され悠々自適かと思われたらいきなり香港で全く新しいビジネスを始めるとは。たのしい。
香港あれこれ話にペット用のグッズの企画など。日本での売り方をお手伝いすることに。血統書付きの犬ってば550万頭もいるんだぁ。そりゃすごいわ。どちらかというと人間用、それも介護などの話の方がもりあがるかもねん。これも宿題。
食事の後、ittenに流れる。案の定角田おぼっちゃまがいた。ボトルで白州、フォアローゼスプラチナ、ラガバーリンが入っているのでいろいろと水割りなどで飲み続ける。早川御夫妻が早めにお帰りになった後も1時過ぎまでいろいろと。カクテル上手のカワちゃんが新宿のお店に。ほうほう。んー、角田んとこの新しい会社の役員になることになっているらしい。なにやりゃいいんだろ?
タクシーで赤坂に戻るが、家に帰る前にちょっとだけBambooを覗いてみる。2杯ほど飲んで流石に眠くなって帰るのでした。

itten bar
東京都豊島区南池袋1-17-13 ゴールデンプラザビル8F
Tel:03-3981-0018

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2004年05月25日

黒提灯とBAMBOOと

「黒提灯」
飯がてらに近所にできた三元豚と放し飼い蔵王地鶏と焼酎が売りの店に入ってみる。外にあるメニューからすると焼酎の揃えもナカナカらしい。
入ってすぐのレジのところでなんだか予約の電話を捌いているみたいだけどマニュアルそのまんまで手際が悪いったらありゃしない。客にまず目配せ位しろよタコ。たっぷり3分ほど待たされて店内に入る。カウンター、それも狭いー。しかし雨の月曜日だというのに混んでいる。メニューはそれなりにそそられる。焼き物とサラダと飛龍頭と…と頼んでいく。しかしここからが地獄。
いちいち味は悪くないのだが出てくるのが遅い。単純に人員が足りないのだな。ぜぇんぶ人肌以下の温度になって出てくるからせっかく美味しいはずの鶏レバーも最悪のべちゃべちゃ状態。軟骨がたたいて入っているつくねもダメダメ。200種類の焼酎が売りらしいけどコレくらいならウチに転がってる焼酎の方がはるかに旨いしなぁ。大体おすすめを聞いても店員が把握してないからどーしょもないやぁ。最初に頼んだ生ビールがぬるかっただけではなくグラスが乾燥機から出たてで熱いくらいだったことから想像はついてたんだけどもね。
ということで半年は行かないことに決定。素地がいいのでオペレーションがこなれてくればいい店になるんじゃないかしら、と期待だけ。その前につぶれてしまっても一向に構わんけども。少なくともあれだけいい素材の鶏レバーをいい火加減で焼いてるにもかかわらず生臭くなるまでさまして出すのは食べ物に対して失礼なわけで、オペレーションサイドだけではなく、皿を洗うときにだって肉汁のつき方でそれくらいは気づかなきゃいけないのでもある。つまりダメダメな店ですな。兵站だけでは戦争は勝てないっつーの。
こういった店を再生させるキーワードはひとつ。食べ物を出すときに「熱いうちにお召し上がりください」が言えるかどうか。それをキチンと言えるための雰囲気作り、教育、人的リソース、動線計画、コスト管理ができなきゃどうしようもないわけで。ただ、それら全てを集約できるコンセプトワードを一つだけ設定して、それを目標にして前進していかないとどうしてもチームというものはぶれていってしまうのだな。そしてこまめな微調整と。とはいいながら、サービスなんてことに頭が回らないカタイ親会社だったりすると何をやるにも稟議がどーのこーのとか、方向転換するにも予算がかかったり、となってしまって動かなくなるのはこの一年半骨身にしみてるけども。(苦笑) そういう会社はラジオでも作ってなさい。

「Bamboo」
その後「タートヴァン」に行こうと思ったらその手前の路地になにやら開店祝いの花輪が目に入ってきた。京の町屋風のたたずまいのバーらしい。なになに、花輪の送り元が「京都K6」「吉祥寺Bar Woody」「ウッド&リバー」…って、知り合いばっかりやん。仕方がない入るとするか。
中は本当に落ち着い京の民家をイメージさせるたたずまいのクラシックバー。壁の酒たちは数は少ないながらもそれなりにすごそうな。ジンフィズはゴードンベースでやや重め。んー確かに京都っぽいなぁ。んまい。シェイクはシェーカーの中で氷を丁寧にまわすタイプ。若い人にしては珍しい。
ほうほう、昨日が開店日だったんですかー、はいはい、田中さんには伝言しときますですよ、などといろいろ話をしながらお次のマンハッタン。へー、あの店にいたんだー、とかとか。チルドしたターキー・ライとカルパノでピールはなし。これも重めでアタックが強い。もすこし冷たくあわせてピールもしたらかなり高得点なんだけどなー。ステアもごくゆっくりと。
続いてグリーンラベルのラムをもらう。ラパラン好きな店主がコストパフォーマンスからいってもっともお勧めなんだと。確かに香りはいいがラパランの引き込むような味とはちょっと違うかな。及第点。
最後にジンアレキサンダーとクォーターデッキ。クォーターデッキは気合が入りすぎると硬い味になるので面白いなぁ。氷が解けないように気をつけすぎると甘さが出なくなるんだな。なぁんてそこら辺のことを気づいているみたいだから彼は話があうのでした。ジンアレキサンダーはジンの風味を生かしていて文句なし。グラスもかわいい。
ということでかなり面白い店ができたのでしばらく通うことになりそうな。アンティークグラスがきれいだしね。

黒提灯:
赤坂3-6-12山翠会館B1 03-3505-6517

Bamboo:
赤坂3-19-3みすじ通り西入ル南側 03-3589-4170

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2004年01月29日

旧交を温めたり

今日も今日とて旧交を暖める宴席。ジャニーズエンタテインメントに転職していた藏原くんと、偶然に電通でジャニーズを担当することになった同期の長野さんと酒友に。夕方赤坂のSCEで新ゲームの会議があったのでてくてく六本木まで歩いていくと、既に二人ともいいご陽気になってやがる。鮟鱇鍋、氷下魚(こまい)、酢の物などをつつきつつ日本酒三昧。途中、熊本出身の藏原くんが焼酎に浮気し、また熱燗に戻り。名取が合流してきて業界裏話などに花が咲く。終電もすっかりなくなった時間に一次会お拓き。で、蔵原&名取と気になっていたバー「Cask」に行ってみる。ほうほう、それなりにモルトがそろってますな。適当にローランドのモルトを2種類飲んで散会。いやー久しぶりだけど変わってなくて面白かったっと。

酒友
東京都港区六本木4-12-6 内田ビル 1F
TEL/FAX:03-5786-3533
営業時間
 18:00 〜 5:00/L.O 4:00
 (土曜 17:00 〜23:00 (LO 22:00))
定休日:日曜日 祝日

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2003年12月30日

築地に正月用の買出しに行ったり吉祥寺でトロチチとトルコ料理食べたり

朝起きて朝ご飯も食べずに正月用の買い出しに築地に出向く。東銀座の駅を降りると何だか知らないが人込みがすんごい。へっ? 築地で10年働いてたけど、こんな混んでる年末ってないわさ。疑念はどうでもいいとして確かに混んでいる。大江戸線効果と「土曜の築地キャンペーン」の効果なのかな。遠目でめげてしまうほどの混雑ぶりを避けるように、場外の端っこにある「ワインの品ぞろえが40種類」というのが売りの明らかに場所柄とのマーケティングを間違えている店が空いていたので入る。というか、他の寿司屋とかって20人以上店の外に並んでいるんだもの。普通の刺身定食を頼むが及第点としかいいようがない。食材に関しては逆に築地にある分だけ点が辛くなるしぃ。
気を取り直して買い出し開始。どうでもいいけどこんな混雑は初めてだい。テリー伊藤の実家がやっている卵焼き屋ですら50人くらいの行列。なんかおかしー。で、いつもの経路で無事出汁昆布購入。あと百合根、糸鰹、数の子、山伏茸、デーツなども購入。正月用に鮪のブロックを買おうとしたらばこれが大渋滞。仕方なく売り上手の店で中トロの塊7,200円のところを4,000円でゲット。しかし目利きでもないので心配だにゃー。
明石散人さんとよくコーヒーを飲んだ「レンガ」で一休み。マスターと久しぶりに立ち話など。最後に宮川で鳥肉を買おうかと思ったらここも50人以上の大行列。なんかおかしーっす。
夜はトロチチこと南治くん夫妻と吉祥寺のトルコ料理屋さんに。結婚式の引き出物をお願いした北白川さまも一緒。とはいえ早めに吉祥寺に着いたのでここでもお買い物。三浦屋で浮き粉、カルディで春雨、豆板醤などなど大量購入。
時間になったのでトルコ料理屋さん「パムッカレ」に。サイトの地図が間違えてたのでちょっと迷う。前に韓国家庭料理屋さんだったところだね。茄子のピュレ、辛い野菜のピュレ、海老のつぼ焼き、羊の炒め物、ボート形をしたトルコピザなどどれも美味しいなり。
その後ジョージズバーに行く。マティーニ、ホワイトレディ、ダイキリ、ウェブマスター、マンハッタンなど。南治くんのお祝いってことでジョージさんからシャンパンも頂く。かなり飲んだなぁ。終電も無くなっていたので我々だけでWoodyに流れる。最後はあまり記憶がない…
携帯電話を忘れてしまった。はぁあ。

パムッカレは場所が移動しているので後で書こうっと

投稿者 KQZ : 07:33 | コメント (0) | トラックバック

2003年11月12日

Casitaとミスタースタンプス

エミさんのご縁で知りあった4人が集まろう、ということで久々に高野さん、ノブさん、亀井と食事会。場所は六本木の「Resort Restaurant Casita」。高野さんのご紹介ということでそれはそれは厚遇を得る。屋外のソファーでくつろいでいると、翌日亀井が誕生日ということでシャンパンサービス、それもサーベルカットまでさせてもらうとは。ついでフロアマネージャーやら「I am a man.」の高橋滋さんとも御挨拶。おお、この人なのかー。屋内のテーブルにつき、食事は小カブと上海蟹のバター焼きバイマックルー風味、対馬地鶏モモ肉のソテーフレッシュハーブグリルなどをチョイス。シャンパンの後はノブさんが選んだ白にする。高野さんがいらっしゃることもあり、話の中心は2007年のホテルラッシュについてなどに。エミさんの自伝をまとめよう、という話も。後はフード業界の話やらいろいろ。食事後またも屋外のバリ島のリゾート小屋を模したような特等席に移動。またしてもデザートプレートがサービスにつく。おお、さっき誕生日の話をしただけなのに、プレートにはHappy Birthdayの文字が踊っている。花火のサービスもありーの。このお店はとにかくサービスが明るくて躍動的で心地よい。料理はもう二歩ぐらいは頑張ってほしいなぁ。それでもって安い。お値打ち。
その後、ワインバーでもう一杯という話になり六本木方面へ。おやおや、ウチの近くではないですか。と思ったらワインバーのミスター・スタンプスじゃあーりませんか。ここには夭折の天才竹田ワイナリーさんの追悼ワイン会以来。大沢さんとかと何度か来たけどここも気取らずに気分のいいお店なんだよなぁ。赤を一本とチーズの盛り合わせを戴きながら防衛庁跡地の新ホテルのコンセプトについてなど由無し話で盛り上がる。20年物のポートを締めに貰って解散。こちらは高野さんにごちそうさましてしまいました。

Resort Restaurant Casita
六本木5-10-25 六本木プラース3F
03-5414-3190 不定休

ミスタースタンプスワインガーデン
港区六本木4-4-2 協和ビル東館1F
03-3479-1390

投稿者 KQZ : 03:55 | コメント (0) | トラックバック

2003年11月11日

吉祥寺

夕方に吉祥寺でイラストの打ち合わせ。ということで今日は吉祥寺で晩ご飯を食べることにする。きんとき庵もいいなぁ、と思ったのだが平日ということもありいつも混んでいる須弥山に行くことに。
案の定空いている店内にカウンターの席をゲット。まずはビールと白岳泉をいただく。お通しは鳥団子スープ。食べ物は適当に美味しそうなものをセレクトし、子持ち昆布とオカヒジキのお浸し、白イカとカワハギのお造り、どんこ椎茸の焼き物、みぞれ豆腐、鰯団子の味噌風呂てな具合。カワハギの肝がうまいなぁー。松の司の純米吟醸を冷で頼む。んー。やっぱりちょっとダレてるよーな気が。温度が上がってきてカワハギの肝と戴けば何とかいい感じかな。しかしイチイチおつまみ関係がいいですなぁここは。境港直送だけはある。その後鳴戸金時は亀にする。お店の人からその度に「あのー、このお酒は飲まれたことはありますか?」と突っ込みが入るが、そんなのはあったりまえっつーか。君らよりオタクだからこのひたぁ、と適当に答えておく。しかし亀は良くできてますのぉ。店の人とお酒の話をしたらいきなり態度が変わる。どうでもいいんだが。
お燗でなにか、と思い天法をたのもうとしたら「味が濃くなるのがお好きでしたら吾妻峯なんかいかがでしょうか」とのこと。ほう。飲んだことが無いから乗ってみましょうか。んーー。確かに味が太くなる。味見用に冷やでちょっともらったのがすんなりとしたものだったのがこう育つのかぁ。勉強になったっす。でも熱すぎだね。おかわりしたけども。
味噌仕立ての鰯団子が香ばしくてとても美味しい。スープを半分残して雑炊にしてもらう。はふはふと美味しいっす。

その後、本屋によってガリガリ買い物をしてからジョージズバーに行ってみるが譲二さんはお休み。河田クンにボストンクーラーとホワイトレディを頼む。ま、普通に合格点。ボストンクーラーは野暮ったいとのこと。まぁ辛口ですこと(小声)。
んで河田クンが12月でジョージズバーを卒業するんですと。譲二さんが負担にならなきゃいいんだけどもねー。

須弥山 (しゅみせん)
東京都 武蔵野市 吉祥寺南町1-1-9 FSビル3F
tel. 0422-48-5048
17時30分~23時30分。 無休。

George's Bar
武蔵野市吉祥寺本町2-19-7 みすずビル2F
Tel:0422-22-0517 7:00p.m.~12:00p.m. 月曜定休
カウンター14席 カード可

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2003年10月12日

合羽橋に行った後、九平次の蔵人さんと中華に

合羽橋に行って鮨なかむらさんの結婚祝いの薬研を買う。合羽橋祭りの最中ということでかなりの人出。スパイスの特売や京都で松茸をお土産で送る為の籠などを買い込む。抽選券を3枚貰えて引いてみると4等賞で1,000円ゲット。おお、当たることもあるもんだ。上野まで歩いて帰る途中にそれなりに有名らしいアップルパイ屋さんがあり2ピース買って帰る。紅玉(?)の酸味とカスタードクリームがなかなか美味しかったけど作れないってほどでもないかな。
夕方、醸し人九平次の伊藤君が東京最後の日だとのことで夕食に行くことに。永田町のビジネスホテルに泊まっているので、近場ということで溜池山王の過門香に予約。ま、愛知県にはなさそうなオシャレーな感じかな、という選択だったり。休日のお勧めコース3,000円に旬の魚1,500円を追加してみたが、サービスのお姉ちゃんが全く要を得ない。「今日の魚ってなんですか?」「えっと、あの… 聞いてきます………あ、鯛と、あの… は? あ、今日は鯛があまりよくないようで、あの、その、えっと、やっぱり聞いてきます」
下手にインカムがあったりするとそれに頼るからいけないんだよなぁ。今日使う食材くらい手のひらに書く勢いで覚えるだろ普通。ま、いいんだけど。結局、黒ソイを一匹使ってくれるとのことだったので、「調理法はどんな感じになるんですか?」とごく普通の質問をしてみる。…が、やはり撃沈。ま、しゃーないか。清蒸あたりがいーかなー、と思っていたら、三度引き返してきた後の彼女が「コリアンダーは大丈夫ですか?」と聞いてきた。ほう、やはり清蒸なのかな。もうこの辺になると何が出てきても面白がれるくらいな状態になっている。「コリアンダーって、パクチーですよね?」「は、いえ、コリアンダーです」「え? スパイスで出てくるんですか? 乾燥して? シャンツァイではなく?」「(困惑)」もうどうでもいいやぁ。かまわずに伊藤君にパクチーは大丈夫か聞いてみてそれに決定。
コースはまず6種類の冷菜盆から。ふむふむ美味しい。生ホタテの中華
風が甘くて美味しかった。続いて中華スープ。フカヒレがホンのちょっとだけ入っていたかな。値段の割にはよいかと。お次は点心。ここの売りでもあるショウロンポウと海老焼売と肉焼売の盛り合わせ。ここの土日の点心コースだと、ストローでスープを吸う形の蒸し物が三種類も出てきてなかなかイカスのだが今日は普通な感じ。赤酢を貰おうとしたけどこのお姉ちゃんだと持ってくるまでに蒸し物が覚めてしまいそうだったから諦める。お次はイカと野菜の中華炒め。甘くて大きな唐芥子がいい香り。かぶるようにして中華茶わん蒸し。しっかしコストパフォーマンスがいいよなぁ。この皿数とそれなりの味と雰囲気は。ま、サービスはしょうがないか。茶わん蒸しをふうふうしている間に黒ソイが一匹登場。清蒸風だがちょっとあつあつな感じがしないぞ。ありゃま。でも味はなかなか美味しい。それだけにあつあつで出して欲しかったなぁ。清蒸はピンクガルーパに限るのう…などという話をしつつはぐはぐはぐ。最後に枸杞の実入り中華粥でしめ。デザートはココナツゼリーにタピオカソース。サービスの烏龍茶を飲みつつ、後で銀座のODINに行くことに決定。
そそくさと出てきて銀座線でODINへと。まずはモスコミュールを伊藤君に勧めつつ我らはジンフィズを頂く。菊ちゃんに九平次の紹介をして酒談義とかとか。その後スモーキーマティーニやら大昔のWhite Horseを飲んで終了。
伊藤君には錦松梅やらちりめん山椒を送ってあげることにする。

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2003年10月05日

実家、吉祥寺、中野

久しぶりに練馬の実家に行ってパンを置いてきたり郵便物を引き上げてきたり。
その後吉祥寺にバスで向かう。ちょっとだけ買い物をして焼肉の李朝園に。おや、今日はすんなり入れたぞ。いつもは30人並ぶのは覚悟の店なのに。まいいや。生ビール、豚足、舌塩、特上リブロース、カルビ、豚バラ・豚トロ、豚ガツセット、キムチ盛り合わせ、サムチュ。ここの豚足はなぜだかえんらくおいしい。しゃきしゃきと歯ごたえがいい。サムチュについてくる味噌も豆の甘さがおいしい。他の肉も区内部では考えられない安さ。今日は豚のセットがよかったナリ。特上リブロースはいつもよりちょっと落ちた感じでしたが。最後にテグタンを頼んでシメに。

ついでBar Woodyに。お世話になったので塩茹で落花生をお土産に持っていく。季節の梨と巨峰がおいしいとのことでオリジナルのカクテルを頂く。梨と巨峰とグラッパを使った「収穫祭」というのがデザートっぽくておいしかった。
先客の老夫婦が「Web Master」がお好きとのことでしばしお話など。
豚タンのスモークが出てきたのでスモーキーマティーニとマティーニを追加オーダー。香り付けにラフロイグを使ったスモーキーマティーニはかなーり美味しい。正露丸のにおいというかなんというかスモークした豚タンにあう。出てきた燻製はかなりやわらかい仕上げでジューシー。コレくらいでもいいのね。ふむふむ。
最後にWeb Masterとラスティネイル。あやあや、Web Masterがめちゃくちゃおいしいじゃんかさ。Woodyはジンやラムをカクテルに使う時に、冷蔵庫で冷やしてあるものと常温のものを微妙な割合で混ぜて使っている。きりっとしたキックはチルドのラム、アルコールの甘みは常温のラムがそれぞれよく出ているワケで。でもジョージさんの爺汁のパワーにはかなわないよねー、という笑い話も。帰りしな階段をおりきるまで見送ってくれる田中さんはやっぱりいい人だにゃー。

と、帰るところがまだ9時半ちょっとすぎ。久々に中野のGeorgia Moonに顔を出してみる。奥の席に陣取ると葉巻のいいにおいが隣からしてきた。じゃ、こちらでもスモーキーマティーニを頂きますか。ジンフィズも頂く。ここのスモーキーマティーニは40:20とモルトの割合が高い。これはこれでひりりとよろしい。最後はやはりバーボンでしょ、とMichter'sという廃盤物を頂く。うむ、口に残る苦味が病みつきになりそうな。時間が経つにつれ開くことが分かったのでテイスティンググラスに代えてもらってぐるぐる。ほうほう、先月のカクテルのランクはぐるぐるやっぱりロングが多いのかねーぐるぐる。

李朝園 (りちょうえん)
0422-22-2901/武蔵野市吉祥寺本町1-8-3コスモビル4F/火休/焼肉

BAR WOODY (ウッディー)
0422-22-0860/武蔵野市吉祥寺本町1-10-8山崎ビル3F/火休/バー

Georgia Moon (ジョージアムーン)
03-5385-3120/中野区中野3-34-23 B1/無休/バー

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