2008年11月13日

ルイヴィトンの東京ガイドとザガットサーベイ東京

 先週郵便受けを見るとなぜかザガットサーベイが届いていたのです。
 まぁ中身は例年通り一般人の感想文を人工無脳的に寄せ集めただけですのでアレっちゃアレです。アレ。食べログのレビュー引っ張ってきたほうがいいかも知れません。レビュワーの人気度とかを加味して形態素解析して使用者(=検索者)の好みや履歴とマッチングさせて、とか。暇になったら書いてみるかニャ。

 そんなことよりもっ。
 ルイヴィトンが東京のガイドブックを発売したというので昼飯に麻布十番SAVOYに行った帰り道、TSUTAYA Roppongiに立ち寄って聞いてみたのですが、「当店ではお取り扱いしておりません。ルイヴィトン各店か紀伊国屋さんではお取り扱いしているそうです」とのこと。
 自社で売っていないというだけでなく他社を紹介してくれるなんてGJでございます。ほれた。小額株主だけどまだしばらくは売らないぜ。

 ということでけやき坂をてこてこと歩いてルイヴィトンに行きゲットしたのがコレ。

LouisVuittonTokyoGuideBook2008.jpg

 豪華なケース入りで4,200円(税込み)でございます。
 買うだけでなくなにやら住所とか名前とかも書かされしまいにゃ「どうもどうも」とか言われてしまいましたが知らぬうちにきんときさんがなにやら買っていたのかもしれません。でも(゚ε゚)キニシナイ!!

 さてほんの中身に関してですが、外装はともかく印刷などは値段に見合わず結構チープな感じではあります。でもさすがに選ぶお店のセンスなど目の付け所が非常に面白いです。秋葉原のカプセルホテルが紹介されているなどとニュースでも取り上げられていましたが、それ以外にも東京人は誰も行かないだろう上野のしぶーい旅館とかが出ていたり。それとクラブ情報が充実していたのがちょっと意外。
 コラムっぽいところを読んでみると、ル・モンド誌の東京支局員なんかが寄稿しているみたい。
 松本零士の描く未来の東京図もありましたが、そこには個人的にあんまり反応しませんでした。
 いくつか気になった店もあったので行ってみようっと。

あまぞんうぃじぇっとのれんしゅうー

投稿者 KQZ : 18:30 | コメント (0) | トラックバック

2008年07月15日

明治屋の『嗜好』100年目で休刊

 昨日のランチ時に明治屋に寄ってみたら、表題の内容のポスターが貼ってあってびっくり。

 本誌は、明治41年(1908)に創刊され、以来百年となりました。
 この間、本号で585巻、別冊73巻を刊行してまいりましたが、このたび、百年を区切りに、いったん休刊することにいたしました。
 永い間のご愛顧に対し、厚く御礼申し上げます。
 又、38年間にわたる本誌の編集者 亀澤千恵子さんに深く感謝致します。
株式会社 明治屋 社長 米井元一

 嗜好については大学生くらいから折を見て収集していたのですが、いやしかし休刊とは寂しい限りです。過去の日記にも何度か触れていましたっけか。


君は『銭湯PR誌1010』を知っているか?: KQZ on authentic
 http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/001060.html

明治屋の「嗜好」
これまた超絶老舗のフリーペーパー。なんと今配布している号で576号です。創刊は1908年4月というから恐れ入谷の鬼子母神。(なんか紹介文も古色がかってきてますが気になさらずに)
毎号毎号多士済々が寄稿されていて面白いのですが(先号あたりまでは小泉武夫さんの発酵食品のについてのインタビューが面白かった)、明治大正時代のバックナンバーからの記事がそこかしこにそのまま転載されているのが非常に興味深いのです。

例えば明治四十二年五月一日号からの転載記事では「燒き物に關する誤解」と題して、こんな文章を見ることが出来ます。

  • 英米より帰朝の人は異口同音に「外国の焼き物は実に堅牢だ」というが、その焼き物の名前を聞くと答えられない。
  • 機会を得て洋行するに至ったが、探してみても石焼(磁器)はない。有ったとしてもSemi porcelain(半磁器)と書いてあるのを見て、「米国人は今日まで磁器即ち石焼を作ることを知らぬ」と手を拍って笑った。半磁器とは陶器で磁器をまねることに苦心した賜物であると。
  • 確かに一時期の日本ではオランダ焼きと称して呉須畫(ごすゑ)の陶器が盛んに輸入されたものだがそれは外国品という新奇を好む考えでありほどなく飽きがきていつしか輸入も止まった。
  • その後西洋料理が盛んに行われるようになってから英国ジョンソンの硬質陶器が輸入されたが、今日に本の上流社会の人が西洋の一膳飯屋の藍筋の肉皿に満足する筈はないから、現に近頃は佛國製磁器の輸入を見るに至った。
  • 即ちもはや日本ではそろそろ第二の英国硬質陶器きがいやになった時代が来たと思われる……

と、当時ならではの西洋諸国への微妙なコンプレックスを陶器磁器という日本のお家芸的産業を通して昇華しようという姿勢が慇懃な文語体から見て取れるのです。
こういった文章が無料で読めるなんてもう大変にありがたい。ジャムとか明治屋でバンバン買っちゃう。

ちなみに呉須畫(ごすゑ)の呉須は確かコバルトのことなので、藍筋ってのも合わせて読むと青い筋の染付け陶器の事だと思われます。陶器で青い
大正三年六月一日号の『果物のサラド』を見ると当時からフルーツサラダはメニューに存在していたのだとかいうこともわかります。キルシュ酒とかマラスキーノとかもレシピに入っているし。
ホントいちいち面白いよなぁ。


 半年くらい前に明治屋の人とお話したときにはこんなこともおっしゃっていたのではありますが……

29日はクール・ド・リヨンの社長とカルヴァドス: KQZ on authentic
 http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/001603.html

 目の前に座っていらした明治屋さんに「嗜好が大好きなんですよ」とかいうお話をしつつ和む。「うちのオーナーが『嗜好だけはなにがあっても続けろ』と言ってまして」だそうです。明治屋でちゃんと買い物しますんで末永く続けていただきたく思うわけですハイ。

 ともあれ100年の長きにわたってご苦労様でした。
 検索してみると、こんなページもあったので勝手にリンク。

図書出版 創元社_連載・読み物【古書往来_43】
 http://www.sogensha.co.jp/page03/a_rensai/kosho/kosho43b.html

投稿者 KQZ : 12:23 | コメント (0) | トラックバック

2008年07月10日

物欲の夏、日本の夏

 ここんとこの買い物動向メモ。

ゲーム
 あんまりゲームのことを書いてなかったのですが一応ゲーム業界関係者であるのでそれなりに買って遊んでおります。
 最近ではシレンジャーとしてお約束の「風来のシレン3」をちくちくと遊んでいたり。
 もちろんシレンですからクラシックコントローラーも必須なので同時購入。クラシックコントローラーはAmazonで5,000円のWiiポイントプリペイドカードとセットで買うとお徳みたいです。(1,800円のコントローラーと5,000円のポイントカードで6,380円。さらに送料無料)
 内容はいつものシレンなのですが、村での挙動がいちいち遅くてちょっとだけイラついてしまいます。3Dなんていらんっちゅうねん。以前ひげひげ団でシレンの中の人というかプログラマーの山本さんと飲んだときに「今回のシレンはねー、RPGっぽくなっちゃってるかもしれない」と言われたのがなんとなく分かったような気も。ま、ゆっくりやってきましょう。

 同時に 「ファミ通の40点満点のクロスレビューで13点! 気になるぜ」 などと話していた生ける伝説「大奥記」は買う勇気がありませんでした。なんたって「『デスクリムゾン』と全く同じスコア」ですよお兄さん。積みゲーム棚の肥やしに買っとく?>誰に聞くでもなく

 参考:
  ゲーム博物館:くそげー博物館:デスクリムゾン
   http://www.hatsune.cc/game/kusoge/death/

 また、過日Twitterで周囲の人間ががやがやと呟いていたので大合奏バンドブラザーズDXの発売日と知ってこちらも思わず購入。
 今回はオリジナルの楽曲を作れたり、それをUpload/Downloadできるというのが面白い。しかしJASRAC楽曲を100曲選んでDLできるというのはいいんだけど、削除不可というのが世知辛い。いや仕方ないんだろうけどもね。

   

買わなかったゲーム
 てなことでゲーム売り場に行って驚いたのですが、ダービースタリオンにDS版が出ていたのですよ。
 ダービースタリオンといえば開発に時間がかかりまくって次世代ゲーム機と呼ばれていたハードがすっかり廃れてしまい次のハードに切り替わる頃にほとんど前世代機最後の大型タイトルとして華々しく発売される、というイメージが強かったものですから『すわ、DSも世代交代?!』などとかんぐってしまう自分もいるわけです。
 聞くと開発は外部に振って監修だけだったとか。なるへそ。(←前世代機的ギャグ)
 しかしPS2用にまだ開発してるって噂も聞くしなぁ……。ホントか? 高橋純子さんとマージャンするときにでも聞いてみようっと。

 


夏の定番お買い物
 毎年7月1日は浄水器のカセット交換をしているのです。
 クリンスイのカセットはなんだかんだいってAmazonが一番安いのでした。三菱レイヨン・クリンスイのいいところは、使用済みのカセットをそのまま処理場まで送り返す宅配便の送料も含まれているというところ。(新しく買った箱に詰めなおしてそのまま発送できるのだ)
 なんとなくエコエコ気分なのです。

  


東京の階段
 そして今日のこと。
 ミーティングまで小一時間会ったので本屋に行って、先日の日記でも触れた大学時代の友人が書いた「東京の階段―都市の「異空間」階段の楽しみ方」を購入。聞くと、図書館での回転がすこぶるいい反面、売れ行きは限定されているものなのだとか。柴尾英令さん周辺に見学ナイトで本を出版している人がいたりするので、時代は結構近しいところに来ていそうではあるのですが。なんかで取材しようっと。

  


衝動買いの包丁
 さくっと本を買いこんでぶらぶらと六本木AXISに歩いていくと、なんとはなしに二階にある日本が誇る世界的刃物メーカーGLOBALのショップにたどり着いていたのでした。
 すると気になったアイテムがっ。

有名包丁メーカーと「PORTER」がコラボバッグ-アウトドア向けに - 六本木経済新聞
 http://roppongi.keizai.biz/headline/1513/

 ステンレス包丁の製造・販売を行う吉田金属工業(本社=新潟県燕市)は6月25日より、同社の基幹製品となるステンレス一体構造包丁「GLOBAL」と人気かばんブランド「PORTER」とのダブルネームによるかばんを、港区・六本木のアクシスビル内直営店(六本木5、TEL 03-3568-2356)で販売する。

 「夏場のアウトドアでの使用を想定」(同社広報担当者)してつくられたかばんは、耐久性に定評がある米・デュポンのバリスティックナイロンと、工業用資材のターポリンを素材に使用。包丁を磁石と面ファスナーで固定する方式を採用し、安全面に配慮した。

Global_Porter.jpg

 にゃー。
 もうね、即買いですよ。
 しかし、デジカメのGX200に関しては慎重に検討してみたりするものの、さほど値段の変わらない包丁は衝動買いしてしまうわけで、そう考えてみると自分の趣味嗜好は「料理>写真」なのだなぁ、と思い至った次第なのです。
 そんなこんなですっかり重い荷物を抱えて打ち合わせ場所に戻っていったのでした。


投稿者 KQZ : 23:45 | コメント (0) | トラックバック

2008年07月02日

下北沢ハイラインレコーズ閉店とよしなし話

ナタリー - 下北沢ハイラインレコーズが閉店「使命終えた」
 http://natalie.mu/news/show/id/8052

 なんというか「えっ?」という感じなのです。
 昔はインディーズ系の音源を捜しに毎週のように通っていたものですが……
 その手のレーベルは配信系に流れていったりしていますし、リアル店舗としては相当厳しい状況が見えていたのだとは推測します。それであっても恐らくハイラインならまだ大丈夫だったのでしょうが、そうなってしまってからの閉店では手遅れですし。

 そういえば。
 今は全国展開しているワールド系の雑貨屋さんで「IT'S DEMO」というのがあるのですが、その店内で流れている音楽は立ち上げ当初僕がセレクトしていたのです。
 その時に音源を捜すのに真っ先に顔を出していたのが下北沢ハイラインレコードでした。

ITS'DEMO(イッツデモ)
 http://itsdemo.jp/

 当時のワールドの担当者さんは「全国どこのIT'S DEMOで」「トータルイメージとして」「ちょっと変わっていて=ありきたりでなくて」「それでいて音が主役にならない音楽をかけたい」のだと切望されていて、出入りの広告代理店にその作業を相談してきた、という経緯。
 ラウンジミュージックや、ボサノバ、ソフトジャズなんかで○○モドキに構成すれば非常にカンタンだったのですが、そこにちょっと耳変わりのするネタを…… というときに非常にお世話になったのがハイラインレコーズだったのでした。
 たしか7月いまごろの季節にはサーフコースターズとかセレクトした覚えもあるなぁ。この辺のセレクトを見ると流れは似ているかも。(笑)
 で、ダメ出しを食らいながらも(予算がなかったので没になったCDは自腹買取ねw)セレクトしてハイ終わりではなく、都内と日吉(だったかな?)という数店舗の状態ではUSENに特別チャンネルを作ってもらうことも金額的に適わなかったので、結局僕が店舗数分のCDを毎月仮払いして購入&発送という非常にアナログなことをしていたのでした。(一枚だけ買ってダビングして渡す、とかいうのは著作権的に許されないのだ)
 正直なところ、当時在籍していた巨大広告代理店では、若手として大目に見られていたとしてもまったくほめられない程度の金額の作業でしたが、新しい音楽に出会える楽しみと、店舗のスタッフさんやとりもなおさずお客さんたちからそれなりに評価されていたので続けてやっていけたのだと思います。

 しかしリアル店舗で音楽を選ぶ楽しみというのが無くなって久しいのですよね。CLUBKING周辺で選曲家協会員だったころは毎月大量にCDを買いまくり、六本木WAVEなんかでカジヒデキくんと「3枚買ったら1枚タダ」という惹句に誘われて輸入レコードを漁っていたもんです。ジャケットを見ながら、前後に置いてあるCDの並びや同じレーベルの傾向を見ながら中身を想像して……とか。懐かしすぎます。
 iTunesもいいんだけど出会いっちゅうもんがなくてねぇ……

投稿者 KQZ : 01:46 | コメント (0) | トラックバック

2008年04月24日

エバークエストの小説

 いや、これについては触れないわけにはいかないでしょう。
 タイトルはエバークエスト 連合帝国の興亡』。
 んー。そそられる。
 しかしAmazonには本の表紙はなし。(アスキー 第五書籍 編集者ブログによると登録遅れらしいです)

 個人的には吟遊詩人(Bard )の叙事詩の日本語訳は松本隆さんにお願いして欲しかったのです。
 なんなら紹介したのに……
 久しぶりにノーラスに戻りたくなったな。

 以下リンク。

4Gamer.net ― 荒俣宏氏による翻訳で「EQ」公式小説の邦訳第一弾が4月25日発売
 http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20080410009/

Norrathに魂を引かれた者たちに捧ぐ - Backstage of WEB.ASCII
 http://blogmag.ascii.jp/web.ascii/2008/03/001327.html

投稿者 KQZ : 15:55 | コメント (0) | トラックバック

2008年03月26日

「歌合戦~桃太郎電鉄20周年記念アルバム~」が届いた

 25日の事。
 さくまあきらさんから「歌合戦~桃太郎電鉄20周年記念アルバム~」が届きました。
 朝方仕事場に向かおうとした矢先に宅急便のおっちゃんとすれ違いそのまま持って行き仕事場でパチリ。
 ありがとうございます。>さくまさま

歌合戦~桃太郎電鉄20周年記念アルバム~

 さっそくiTunesに取り込んでみたのですが、発売前ということもあってか(正式には3月26日発売らしい)まだトラック名がCDDBに登録されていなかったので手入力して送信しておきました。

  1. それいけ! 桃鉄 ~紅白バージョン~ (唄:陣内智則)
  2. 怪傑ペペペマンの歌 (唄:安田大サーカス)
  3. ボンビー・モンキーだモーン! (唄:若槻千夏)
  4. キングボンビー賛歌 (唄:ケンドーコバヤシ)
  5. 菜の花鉄道 (唄:テツandトモ)

 ここでちょっと悩んだのが「ペペペマン」の表記なのです。
 「ペペペマン」なのか、はたまた「ぺぺぺマン」なのか。
 分かりやすいのは「ペペペマン」でしょうが、個人的にはあののほほんとした表情からは「ぺぺぺマン」が似つかわしいような気もしてしまいます。だって家族いるのよ? そんなほんわかした奴は「ぺぺぺマン」という感じがするではありませんか。いや、作者はさくまあきらさんであるからして「ぺペぺマン」とか「ペぺペマン」とか「ペペぺマン」という可能性も否定はできない…… などと少々悩みましたが、Google先生の検索結果を見る限り誰も「ぺぺぺマン」とは書いていなかったのでCDDBには「ペペペマン」の方を送信しておきました。
 ん? 分かりづらい?
 もともと楽曲のクオリティの高い桃鉄(だって池毅さんとか関口和之さんとか書いてるんだぜ)の中の様々な曲をちりばめてあったりして、一回でも桃鉄をやったことがある人なら思わずにやりとするのではないかと。(逆にゲームをやったことがない人だと、いろんなバラエティ番組のジングルなんかで使われてるから「もしかしてパクリ?」とか思いかねないかも。こっちが本家本筋です)
 さて個々の楽曲内容はといいますと、一曲目の陣内智則は…… 歌じゃない、というか正直音痴。w 二曲目はあくまでも安田大サーカスっぽい。出だしからヒロくん団長のハミングから入ってアイドルばりのクロちゃんブリブリなんだもの。若槻千夏のトラックはかなり達者な歌いっぷりでなかなか良かったのですがつくづく惜し(ry ケンドーコバヤシも歌というか語りというかボンビラス星の断末魔を彷彿とさせるバリトンで無駄に重厚。だがそれがいい。テツandトモの「菜の花鉄道」は…… なんだかよくわかりませんがちゃんとした「いい曲」になっています。どうしたわけだかリピート。

投稿者 KQZ : 23:09 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月30日

日曜日は「銀座の画廊経営」出版記念パーティーへ

 日曜日のこと。

 いつもお世話になっている野呂洋子さんが「銀座の画廊経営」という本を出版されたというので、赤坂アークヒルズクラブで行われた記念パーティーに出席。

 18時のオープンに余裕をもって到着できるように家を出たのですが、歩く道順を選択し間違えて本当にぎりぎりの時間になってしまった。あぶないあぶない。

 画廊関係のお客様も多くご年配の方もお見受けしたものの、そこかしこに昔馴染みがいるのでやたらめったらとごあいさつ。外食業態が当たってお忙しそうな久保井さん、いつもマイルドなテレビ東京の大山さん、グロービスの堀さんご一家、miximouseさんと僕なんかは河野さんと言いづらい旧姓五十嵐さん、ロボット評論家として秋葉原に住み始めた石原さん、ちょい悪おやじ風なファッションに驚いたグローバルインシュアランスの柳田さん…… などなど。こういったパーティーや勉強会には久しく顔を出していなかったのですがたまには顔を出さなきゃいけませんな。「なにやってるのー」と皆さんから心配されたりされなかったり。昔はよく柳田さんの別荘やクルーザーでの宴会にシェフとして参加していたので、久しぶりにそこらへんの話でも盛り上がってしまう。ぜひ雑誌の方に出ていただきましょうとも。(笑)

 さて、実は野呂洋子さんは高校の先輩でもあるのです。
 と言っても高校時代にはお会いしたことはなく(時期的にもかぶっていない)、旦那さんの野呂さんともどもパーティーとか勉強会などで親しくお付き合いさせてもらっていたのでした。
 銀座の柳画廊にもオープン以来なんどか足を運ばせてもらっているし、友人の結婚祝いのプレゼントに商品を購入させてもらったこともある。IBMでバリバリと働いていらした頃も存じ上げていたので、いきなり画廊の経営者へと転身されると聞いて少々面食らったものですが、今から振り返ってみると絶妙に適任だったのかもと思わざるを得ないのでした。
 野呂さんから時折送られてくる画廊奮闘物語的(?)メールを楽しみにしていたのですが、今回の単行本はこれらの文章をまとめただけではなくほぼ書き下ろしたものだとのこと。

銀座柳画廊の副社長である野呂洋子氏は、もともと日本アイ・ビー・エムでシステムズエンジニアをしていた技術者だった。ところが、老舗画廊三代目である野呂好彦氏と結婚したことで、アートの世界に入ることになった。 ところが、画廊ビジネスは、絵画の流通や価格の決まり方、宣伝など、それまでのソフトウエアビジネスとはまったく違うやり方だった。本書は、一般のビジネスと異なる画廊ビジネスを紹介するとともに、日本の洋画がなぜ世界で通用しないのかを追求、世界で活躍する画家やコレクターを育成しようと努力している著者の姿を描く。

 時間どおりにパーティーはお開き。
 三々五々と解散し、僕は坂を六本木方向に上がっていってAbbot's Choiceに行き高橋店長とちょっとだけお話をする。
 帰りしな、ひげひげ団の長老永遠のアイドルであらせられるプロ雀師の高橋純子さんがオープンしたバーに立ち寄ってみる。するとちょうどカウンターの中に純子さんがいらしたので水割りを二杯ほど飲んでようやく家路につく。
 結構充実した日曜日だったのでした。

投稿者 KQZ : 00:21 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月01日

ひげひげ団の文集が発売さる

 新宿界隈で毎週土曜日に飲んだくれるゲーム業界のオヤジ達、それがひげひげ団。(ちなみに商標はコナミがとっているらしいが(゚ε゚)キニシナイ!)

 20年に喃々とするその歴史。
 参加者は延べで4桁を超え、東京のゲーム業界の裏情報やら制作会社や人物の評定、プログラムツールの情報交換に企画会議やら愚痴の言い合い…… 守秘義務ぎりぎりの会話が毎週交わされるゲーム業界雀が集う憩いの場なのだ。(ま、大半は酔っ払いのたわごとだがな)
 以前ナムコさんに打ち合わせに行った際に若い衆から「もしかしてKQZさんって、ひげひげ団のKQZさんですか?」と妙な確認が入ってしまったりしたこともある謎の団体なのだ。

 で、そんな飲み会の席にマイクロマガジンの編集者が現れたのは一年ほど前だったろうか。
 そして出来たのがこの本。

「ゲーム職人 第1集 だから日本のゲームは面白い」
 http://www.microgroup.co.jp/book/GAM000028.php

 今回取り上げられている10人のうち実に7人がひげひげ団員である。

 読んでみると「い、意外にあーたってスゴかったのね」な感じもしてしまいますがまぁそれはそれ。恐らく第二弾第三弾もすぐ出来てしまうでしょうことよ。
 ちなみに、ずいぶん前になりますが某オンラインゲームのゲームマスターとして応募してきた大学生が「プログラマーとしてゲーム会社に就職するため専門学校に行こうと思っていますので、半年しかできません…」と言うのを説得するためにひげひげ団に連れて行き、この7人の皆さんに加え鶴見六百さんやこばんが周りを囲んで「専門学校に行くより現場で仕事したほうが十万倍つかえる」と説得したことがあったりします。
 今から考えれば無体なことをしたものよのう。ま、それでゲーム会社に就職してるんだから間違っちゃいませんが。


なかのひと.jp






あわせて読みたい

投稿者 KQZ : 18:01 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月02日

昼に刺身食ってたら街が泣いてたのだよ

 今日の昼飯に麻布十番魚可津で刺身定食を食べていたら流れてきたのさ「街が泣いてた」。

  ♪Oh my good-bye town 住み慣れた街

 ええ、そうです。ヤマハのポプコンのあれです。
 日曜日にコッキーポップなんて番組があったこと、小学生時代になんだか知らないけど毎週見ていたこと…… いろいろなことが一気に思い出されました。
 この辺の時期の曲は大体歌詞が頭に入っているのでなんとも懐かしい思いで刺身定食をいただいたのでした。
 で、さっき伊丹哲也で検索してみたところ、まだ活動されているらしいことが判明。

TETSUYA ITAMI OFFICIAL WEB SITE
 http://home.p02.itscom.net/fighting/

 でもってiTunes Music Storeにもありましたよ。
 コカコーラを10本くらい飲んでも当たらなかったiTunes Music Storeですがさっそくポチっとな。


投稿者 KQZ : 01:16 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月04日

買った本とかCDとか

 打ち合わせが一時間伸びたので暇ネタをアップ。
 なんか他にも買ってたような気もするなぁ……


「最高のサービス」セオリーNo.10

「予測する力 養成講座」セオリーNo.11

 たまに見かけると買ってしまうセオリーシリーズ。結構ちゃんと取材して作ってる感があるんですよねー。
 「予測する力」の方は流れで買ってしまったので中身はよくわかりません。


「DIRECTOR’S MAGAZINE No.114―岸田一郎特集 (2007AUG&SEP)」

 夜のABCで見つけた本。
 岸田さんとのお付き合いも不思議なもんで三年とかになるのかな。Begin編集長の児島くんとか1Hopでの知り合いは沢山いたのですが、Sさんと知り合いだということに気づいてから一気にあれやこれやと。
 とにもかくにもコピーライターとして天才的な力量があります。これは身近に見知ってからさらによく分かりました。そして極め付きにやさしい。やさしすぎるくらいやさしい。そして人を見ていないような振りをしてよく見て覚えている。
 本誌ではLEON立ち上げ前後の怒涛の日々やZINOに至る思考と行動の履歴が、編集者らしからぬ生身の言葉でつづられています。(いや、それすらも計算づくなのは織り込んでるわけですけども)
 しかしつくづくすごいおもろい人なんだよなぁ。書き足りないからどっかでアレしよっと。


「ニンテンドーDSが売れる理由」

「ゲームニクスとは何か―日本発、世界基準のものづくり」

 ゲームニクスというかなんというか。
 誰しもが気になっていて説明しづらかった事柄に「ゲームニクス」という言葉を与えるというのはいい仕事ですな。若い人はおまじないとして読んでおくべき。


「ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2」

 前著も買ったので買ってみましたが、たぶん積ん読になりそう。


「bossa nova 1991 shibuya retrospective 」

 痛くて懐かしい「あの頃」の曲たち。ジャケットを見ればそれと分かるようにヘッド博士の世界塔(初版)のゴーグル越しに眺めたフラットきわまりないスペクタクル、でしかない。タイトに切り取っていた頃にはあんなにきらびやかだったのに、とかいうことは言わない。
 雑誌の音楽ライターとして、若手プランナーとして、Clubkingのスタッフとして、あそこらへん界隈でごにょごにょと遊んでいた僕らにとって大半の曲にはあれこれの思い出があり、(何人かに関しては、だが)取材をしたり、金魚鉢の外で踊ったり、レコードを交換したり、信藤さんの元ネタを暴きあったり、飲んだり、喧嘩したり、DJしたり、映画を手伝ったり、と、いろいろなことをしていた時代なのだ。
 実のところくすぐったいような変な感覚がありまだ開けてはいないのだが(アタマの中で呼び出せるしー)、小西康陽さんのライナーの文章が読みたくて買ったってのは公然の秘密である、と書いておこう。
(なんだこの文章)


「the popular music ~筒美京平トリビュート~」

(参考)「the popular music オリジナルコンピレーション」

 筒美京平40周年記念のトリビュートアルバム。
 HITSTORY~筒美京平 アルティメイト・コレクション 1967~97(1)(2)を持っているものとしては当然購入。
 スタート早々「さらば恋人/山崎まさよし」「ブルー・ライト・ヨコハマ/柴咲コウ」となかなかいいブッキングです。「たそがれマイラブ/徳永英明」もそつなくいいんですが、Vocalistシリーズのせいかちょっと食傷気味かなぁ……。関西イントネーションつながりなのか「セクシャルバイオレットNO1」でつんく♂を持ってくるところも嬉しいところですが、声の調子がいまひとつ本調子でないように聞こえたのが残念。岡村靖幸だったら、とかアタマをよぎってしまいました。そういえばReadymadeの社長(当時)に「東京は夜の七時のカバーを岡村ちゃんに……」とか話してたら事件があったんだっけ。オフィスセブン時代? 違うか。ま、いいとして。「お世話になりました」は楽曲がいいからねぇ。「魅せられて」における島谷ひとみの取り扱いとかもナカナカ趣深かったりして。ともかく楽しいトリビュートアルバムでございました。
 ちなみに原アーティストによる同じ曲順の「the popular music オリジナルコンピレーション」もありますが、全部別盤で持っているのでこちらは購入せず。(iPodのプレイリストで一発ですな)
 でも縦縞横縞で揃えるのもいいかなぁ……、でもオリジナルコンピの方のデザインかっこ悪いよなぁ……(オリジナルコンピレーションの方はジャケットが横縞なのです。上のバナーでは出ていないみたいですがamazonに行くと確認できます)

(参考)
 

投稿者 KQZ : 12:20 | コメント (0) | トラックバック

2007年08月29日

toto-yoneさん近況

 マラカス電気科学が誇る鬼才、toto-yoneさんの身辺が穏やかでないのです。
 放送作家やらゲームのシナリオ、小説の執筆なんかはマラカス電気科学的にはごく普通のお仕事ではあるのですが、ある時はB級グルメ研究家、ある時はtoto評論家、回転寿司評論家としてお茶の間を賑わしていたかと思えば来月だかのテレビチャンピオンにも出場していたり、そして今度はBIGの予想本を出版するのだとか。
 発売は9月5日。主婦の友社より税込1,050円。 (ISBN:978-4-07-258282-4)

toto-yone_book0709.jpg でけー

 あいにくamazonではまだ取り扱っていないようですが、セブンアンドワイでは予約が出来るようです。
 amazonでも予約を開始したみたいです。


セブンアンドワイ - 本 - toto BIG 必勝バイブル
 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=R0285044

 ふるってお買い求めの程を宜しくお願い致します。

■その他toto-yoneさん関連情報

インターネット放送局 - あっ!とおどろく放送局 - 史上最強のtoto予想
http://www.odoroku.tv/hobby/toto/index.html

BIG 日本初! 最高6億円くじ:週刊BIG攻略法
http://e-toto.jp/kouryaku/index.html

※「J'Sサッカー」(ニューズ出版)にてtoto講座連載中

回転寿司サイトはこちら
http://maracas.net/kaiten/

totoはこちら
http://toto-yone.ameblo.jp/

B級グルメを愛してる!はこちら
http://b-classgourmet.ameblo.jp/


 ……しかしなんでもやってて節操ないなぁ。人の事言えないけど。(笑)

投稿者 KQZ : 21:53 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月17日

近頃買った本など

 なんだかどんどん積ん読が増えている。こまったもんだわ。

とてつもない日本
 amazonでなんとなくポチっと。しかしまだ読んでいない。


EMOTIONAL PROGRAM BIBLE
 久しぶりにmixi上で再会した坂井直樹さんの本も購入。温故知新である。相当前の本だけどまだまだ使えるのがスゴイ。
 今だから公開日記に書いてみますが、坂井さんとは10年近く前にバーチャルな渋谷の町をモチーフにしたゲームの企画を進めていたのでした。そのモチーフを探すためにバイクのシーンがある映画のビデオをレンタルしてきて酒井さんのご自宅で観まくったり、延滞料金が3万円くらいになっちゃったり……。(笑)
 トランスコスモスとフロムソフトウェアがmeet-meで渋谷の町をメタバース上に再現したというのでこないだ見せてもらったのですが、その時に思わずしらずにこの寝ていた企画を思い出したのでした。
 …ってなつながりでポチっと購入。


料理王国7月号、8月号
 前後編に分けて日本のフレンチの系譜が紹介してあるので再勉強のために、と。
 ※立ち読みはこちらから~
  → 7月号
  → 8月号

 知り合いのお店がもれなく入っているのでこれだけでも買わなくては。
 ダニエル・マルタンさんなんかの来日フレンチシェフBIG4の対談とかこれまた濃いいのだ。
 取材大変だったろうなぁ。


ICO
 PlayStation the Bestでついつい。
 紙袋男の仲間さんであるらしい島国大和さんが嘆かれている「ストーリーメディアとしてのゲームは、映画なら見てるだけ、本ならページめくるだけで得れるお話的快感を「操作しなきゃ話が進まない」ゲーム的不自由を乗っける事で、逆に物語との一体感を演出していると言える」など思い出しつつ、も一度かみ締めながらやってみますか。
 ゲーム業界から映画プロデューサーに転身された三木さんなんかと話していて良く出てくるのは「経済的に立ち行かなくなったところから、実は芸術なんていう方向がでてくるんじゃないかなぁ。写真が出てきて食えなくなった絵描きもそうだったし、TVが出てきてからの映画もまたしかり。でもゲームはどうなるんだろ」なんて話だったり。
 ま、ここら辺のことを書くと長くなるのでまた今度書くかもしれないし書かないかもしれない。オンラインゲーム特有のビジネスのやりかたとか色々あるしねん。


もやしもん第5巻(おまけ付)
 日本酒スキーとして買っていたのですが、だんだん変な方向へ……
 もしかして白いワニとか見えてないかしら。


オペレーショナル・インテリジェンス―意思決定のための作戦情報理論
 あの「戦術と指揮」の松村さんの本。
 前にも書いたけど、「戦術と指揮」はblogで紹介するたびに結構売れていて、驚いたことに単行本(ネスコ刊)からPHP文庫に鞍替えして再発売されているらしい。へーー。

投稿者 KQZ : 19:30 | コメント (0) | トラックバック

2007年05月24日

ZINOの7月号が届いた

 今日家に帰ってみると、岸田一郎さんのところから『ZINO』の7月号の献本がありました。

ZINO200707.jpg

 んが、二冊も届いてますよお客さん!

 岸田さんのblog『キ・シ・ダ・イ・ズ・ム』によると、

zino 7月号、明日発売です!

 ということなのですが、「キミは人の倍努力せい」というメッセージなんでしょう。
 精進させていただきます。
 ありがとうございます。
 (編集部に連絡してListを修正してもらいますです)


 ということで一宿一飯の恩義ならぬ二冊献本の恩義として……


 雑誌ZINOのWebサイト『@ZINO』も日々充実しているようですので、こちらも要チェックなのです。
 (なんかHDPで連載してたころよくこんな文体で書いてたニャー)

@zino(アット・ジーノ)|ファッション、時計、クルマ、別宅、etc.|ライフスタイルウェブマガジン
 http://www.web-zino.net/


 また、ZINO編集部が総力を挙げてアイテム愛に燃えている新blog『Scoop & Focus』はこちら。

ラグジュアリーニュース|ファッション、時計、クルマ、etc.|@zino
 http://scoop-and-focus.web-zino.net/

 なる。マッキントッシュのポロシャツはいいなぁ。


 しかし @ZINO といい Scoop & Focus といい、無料でここまでてんこ盛りにしちゃってていいのかね。ホント。


 ←amazonでも7月号の表紙は間に合ってないらしい

投稿者 KQZ : 01:57 | コメント (0) | トラックバック

2007年03月24日

今日届いた雑誌

ZINO創刊号とCASAブルータス

届きましたー
ありがとうございますー>両編集部さま
いやー内容が濃いいー。
特にZINOは創刊号なだけに情報詰め込みまくり。

 @zino
  http://www.web-zino.net/
 創刊号ご購入感謝!|キ・シ・ダ・イ・ズ・ム
  http://ameblo.jp/zino-kishida/entry-10028867983.html
 EDITORS' MONOBLOG: いよいよzino創刊です!
  http://zino.typepad.jp/editors/2007/03/ino_877e.html


ちなみに昨日勉強の為に『新富裕層プロファイリング~キューブリッチを狙え!』という本を買ったのですが、こちらはイマイチ。
後付けを読んでみたらこないだ龍吟で隣になった人の事務所で書いてるらしいけど、うーん。
ライフスタイルの切り出し方が陳腐すぎかなぁ。ホイチョイが随分前に『南青山クラスライフ』という連載をカデット(だったかな?)でしてましたが、そのレベルにさえ達してませんですわ。
数字資料全くないし。

ここらへんのシャビシャビしたマーケティングには、ZINOと先月買った『日本の新・富裕層 ニュー・リッチの世界』の併読をを強くお勧めしときます。

 
  

投稿者 KQZ : 20:06 | コメント (0) | トラックバック

2007年02月22日

忙しくても本は買う

 なんだかいろいろとあって忙しかったとは昨日あたりのエントリーに書いてみたのではありますが、ではどれくらい忙しいかというと、こないだ買ったWiiの箱をまだ開けていないくらい忙しかったのですよ。
 もちろんソフトもおどるメイドインワリオは買ってある。というかファイアーエムブレム 暁の女神が出ていればもちろん玄関先で靴を脱ぎながら箱を開けていたはずだとは思うのだがそうは行かないのが2007年の2月の初旬の日本なのである。
 まぁなんというかよくわからないけどそれくらい忙しかったということであるよ。


  

 そんな中でも時間さえあれば本屋に立ち寄って仕事がらみの本を買いつつも適当に新書のコーナーに行ったりして目に付くものをホイホイと買っていくのだが、家に帰ってみて系統樹思考の世界というのがあったのに気づいた。はて、何でこの本を手に取ったのかが未だにわからない。
 恐らく『記憶の構造』というものについて下北沢のぽんぽん会でTBSの向井アナと話したことがアタマにあったのだろうか。端折って書くと、向井アナウンサーは固有名詞や数字などを詳細に覚えられるタイプ、僕は構造だけはアホみたいに覚えられるタイプ。それぞれその逆は不得手だったりするのだ。
 翻ってみると、現象をモデル化して構造を思考素として備蓄する… という夢想は学生時代からどこかに引っかかっているようなのだ。適当に探して買った本であっても自分の興味と近いのか、と書こうと思ったが「実は今そういうモデル化の思考素と組み合わせただけじゃねーの?」とも思ったりするこのメタ思考。寝るか。

 そしてもう一冊はデザインにひそむ〈美しさ〉の法則という本。ソフトバンク新書というのが創刊されたらしい。へー。
 こっちはざっと読んでみるとデザインの専門教育を受けた人にとっては「フーン」レベルの話題ではあるが、入門用としては結構よさそう。最後のほうにヴィクター・パパネックの生きのびるためのデザインを推薦図書としてあげていただけでもプラスポイントである。
 わが心の名著『生きのびるためのデザイン』については以前にも書いていたのでLink。
 →暑い打ち合わせ: KQZ on authentic

 その他に銀座を移動していたらば角川春樹氏の『魂の一行詩』を金田石城氏が書き起こした展覧会があったのでじっくり打ち合わせ時間まで見入ってしまったらば、『河』という俳句(ではなく一行詩)の句集を二冊もいただいてしまった。ありがたや。
 俳人としての角川春樹氏はすばらしい。吉祥寺Woodyで隣り合わせになると結構どぎまぎしてしまうんだけども俳句は力強い。
 展覧会の中でもいくつか気になる句があり、その中でも『存在と時間とジンと晩夏光』という句の書画は、和風なバーだったら店に飾ってもいいかと衝動買いしてしまいそうになるくらいだった。まぁAbbotには似合わないだろうからやめたんだけども。
 あとは『どの山も霞てをれば大和かな』とか。これもかなり気に入った。
 特殊な語法としての「晩夏光」「健次なき」「亀啼く」といういわば決まり文句が会場全体のリズムとなりなんとも心にささくれ残るのだ。
 でも俳句とかはじめちゃうと編み物とともにはまる事必至そうなので封印封印。


    

投稿者 KQZ : 01:35 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月17日

ウルトラ・ダラーと鄧小平

 utoさんの1,000エントリー目記念トラックバック。

Higashi Ginza Sweet Life | 本の忘備録 ウルトラ・ダラー
 http://uto.jugem.cc/?eid=1000

手嶋龍一「ウルトラ・ダラー」
FACTAの広告で知り、読もう読もうと思って読み忘れていた本。感想としては、面白くて一気読み。
にしても、中国の腰を据えた戦略というものは恐ろしい。時間の流れがクォーター毎に区切るアメリカとは明らかに異なる。
日経のインタビューを読むとなるほどとより分かります。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/news/070115_taiwan/

 同じく僕も先日「ウルトラ・ダラー」の積読を消化したわけですが、「中国の腰を据えた戦略というものは恐ろしい。」には同感。
 ちなみに中国という国の交渉術については明石散人師匠の「大老猫の外交術―鄧小平秘録」もお薦めです。
 そういえば日曜日に「インテリジェンス 武器なき戦争」も買ったんですがまだ未読にして馬から落馬で頭痛が痛い。

  


 で、今さっきamazonで発見したのですが、↓こんな本も出るのね。
 それも今日発売だし。
 共著の浪川政浩さん… 福岡の方だっけか。
 平成元禄の世に男伊達という見立ては明石先生らしい。
 明石さんには常々「金持ちの究極の贅沢遊びはなんだか知ってる? 女とか美食なんてのは誰だってやるんだからさ。ん、たしかに映画もやりたがる。相撲のタニマチ? あーいい線いってるね。ヤクザだよ。そ、極道」なんて話をレンガあたりで伺ってましたし。
 で平成の町奴に目を転じてみれば金銀前歯の代わりに冷静に眺めてみればさしてかっこよくもないマイバッハを乗り回すというのは少々さもしい感じもしますが。さぁさそれそれかぶいてたもれ。
 久しぶりに御挨拶に伺ってサイン本にしてこようっと。

投稿者 KQZ : 12:02 | コメント (2) | トラックバック

2006年11月17日

社長ギタリスト

「大人ならすぐ聞け、今買え」と某所で吠えたこともある 吾妻光良 & ザ・スウィンギン・バッパーズ のリーダーであり世界に誇るスーパーブルースギタリストである吾妻光良氏がこのたび出世なされたようでございます。

NTV映像センター会社概要
 http://www.ntvec.co.jp/01.htm


#この出世で音楽活動が減ったりするのはいやかもですが


投稿者 KQZ : 01:00 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月04日

伊集院光が病床にあるという

謹んでARAKAWA RAP BROTHERSを聴く。
すばらしい。
日本語ラップのある種の頂点であったことは疑いがない。

Yahoo! オークションにもあるではないか。

 Yahoo!オークション - アラカワ・ラップ・ブラザーズ/CD「ARAKAWA魂」伊集院光?
  http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r27995009


久保こーじさんとか藤井青銅さんという名前を思い出したり思い出さなかったり。


興に乗って電気Grooveの「662 BPM BY DG」なんぞも引っ張り出してリッピング。
人生とかまりん以前とかナゴムとかいらぬ単語が頭をよぎる。
やはりB・A・S・Sは名曲である。

しかし、このままいくとMESS/AGEとかも聴きたくなってしまいそうなのでこの辺にしておこう。
静かな秋の夜である。

追記:
何度かARAKAWA魂を聞いてみたのですが、なんというか「無駄に真剣すぎる」においがしました。
当時は気付かなかったんだけど、そういうことだったのかー。

投稿者 KQZ : 23:34 | コメント (1) | トラックバック

謎の蔵書シリーズ: すし通

sushitsu.jpg


「すし通」といっても電通テックの若造が渋谷で屋台を出したとかたたんだとかそういうわけではない。

四六書房発行、三省堂発売。
昭和5年刊。七十銭。
永瀬牙之輔著作。

ウチと実家の自分の部屋にはなんだかよくわからない本がたくさん渦巻いている。
神社の方の爺さんの離れにも神社庁だか宮内庁だかの派遣で満州に国学を教えに行ってた頃に仕入れてきた希少な漢籍の類がたんまりあるらしいのだが、そういったところは似てしまったのだろうか。

さてこの本はもう十年とか前にどこかで入手した戦前のグルメ本だ。
まず様子がよい。美本である。
モノクログラビアも楽しい。
発行当時ですら「約五十年前の」と但し書きがしてある(つまり明治中ごろだ)寿司屋番付が面白い。
行事が「けぬき寿司」「与兵衛鮓」だったり宗御免ならぬ為御覧だったりするのも時代の妙である。
はじめに食べるのは玉子焼きだ巻物だ酢の物だという談義はこの頃からかびすましかったようだが、著者は一通りの説を開陳した後に

「鮨を玉子焼きから食うのは丁度会席料理でキントンから食い始めるようなもので、次に食うものの味は台無しである」
「そうすると玉子焼き党は『味わうより寿司屋の腕を見る為だ』という」
「ところが現今の屋台ではどこの店も玉子焼きなんてつけたりだからそんなもので寿司屋の腕がわかろうはずがない」
「いまさらそこの主人の腕を見ようなどというのはあまり鮨を食った事のない田舎出の客である」
「第一物を試そうなんて客は、半可通か駆出し者で、ほんとうの通人は試すという事より如何にして旨く食うべきかということを心掛けているものである」

とまぁ手厳しくも読んでいて気持ちいい。
というか、こういった話って今もずーーっとやっているわけで、今のグルメライターといわれる人たちはなんだかうろうろとここら辺をめぐっているだけでちっとも進歩していないような気さえしてしまうのだ。

あ、ちなみに 「鮨はコハダに止め刺すというが、これは最後という意味でコハダは鮨中で一番生臭いから、初めに食うと他のものを不味くしてしまうからコハダを一番最後に食えと言っているのである」 とも書いていますが、これは70年も時代が下った今では冷蔵技術やらなにやらの進歩でそういうわけでもないのだと逆バイアスを掛けて読まねばならないだろう。

そういう意味では古いものに対してなんでも鵜呑みにしてしまう人にとっては難しい本かもしれない。

投稿者 KQZ : 00:35 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月28日

漫画本をいただいたのでした

いつもなにかとお世話になっている放送作家のふくぽんが原作をした漫画の単行本がそろそろ発売なのだとか。
タイトルは『ハゲルヤ!』
「ハゲルヤ!」第一巻 漫画:北河トウタ 原作:福本岳史
「ハゲルヤ!」第一巻
角川コミックスドラゴンJr.
漫画:北河トウタ 原作:福本岳史
発売日:2006年 10月 01日
定価(税込): 651円 B6判
ISBN 4-04-712466-4-C0979

 web KADOKAWA ハゲルヤ!1
  http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_search.php?pcd=200606000383

帯はなんとニコラスケイジとのタイアップ、もとい、「ヅラ刑事」とのタイアップでモト冬樹のにこやかな笑顔が踊っております。
まぁそこはかとなく似てるからな、ニコラス&モト。

どうやら内容的には育毛啓発漫画という新ジャンルを切り開いているようです。
ということで頭髪に秋風が厳しく吹きすさぶような方々はぜひお買い求めを。

投稿者 KQZ : 02:09 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月11日

風呂哲は生きていた

いや、別に死んでたとか思ってたワケではなかったんですが、ひょんなところで名前を発見したのでびっくりしたのでした。
キムチ炒飯が好きなわけでもないのです。

いやはや、懐かしい。
彼が嘉門達夫さんの付き人だったときに「爆裂スーパーファンタジー」という番組の構成作家をしていて毎週のように会っていたのは10年もまえになるでしょうか。
その後故郷広島に帰ったところまでは知っていたのですが、最後に電話で話したのは数年前に秋葉原のライブハウスに来た時だったでしょうか。
でもその時には結局会えなかったんだよなぁ。
そして今は芸名も「風呂哲州」としてシンガーソングライターとして活躍されているようです。
当時からしみるようないい歌や実にくだらない歌なんかを弾き語りしていたもんでした。

哲州庵:風呂哲州ホームページ
 http://homepage.mac.com/ryokan/furo/

風呂哲州:おふろ畑~三番風呂~
自主制作のCDも買おうっと。

投稿者 KQZ : 23:02 | コメント (2) | トラックバック