2007年12月07日

忘年会第一弾、のちチミチミshi3zさん

 昨日は忘年会の第一弾。
 酒好き連中だったので、近場でありながらまだキチンと行っていなかった麻布十番IZAYOIに行くことに。
 IZAYOIはもともと大塚の「こなから」に…(以下300文字くらい削除。中目ののんだくれさんくらいしか笑ってくれなさそう。あとルネッサンスFさんくらいか)

 さてさて、IZAYOI。
 鳥料理と日本酒がメインと聞いていたのですが、焼酎やワインも等分に力を注いでいるらしく、お料理の方も日本酒ではない方向に調整しているものが多く見受けられました。大和鶏のもも肉を黒糖漬けしたものの串焼きとか、フォアグラの串焼きあかしあ蜂蜜かけとか。こういうのはワインにはあいそう。鳥の刺身盛り合わせはかなりいい具合で必食。特に砂肝はまるでビーツのような透明感としゃりしゃりとした食感がたまりませんでした。冷凍だったけど。

IZAYOI
http://www.izayoi.cc/izayoi/index.html
港区南麻布1-4-5 グランパレス南麻布仙台坂2F
Tel: 03-5442-0965
営業: 18:00~27:00(LO26:00)
定休: 日曜日

 お店に置いてある日本酒をほぼ制覇してすっかりいい加減に酔っ払い、タクシーで遠方の人間を隅田川あたりまで送ってから赤坂へと引き返してくると携帯電話に着信。
 今をときめくユビキタスエンタテインメントshi3z社長である。

 「あー、チミチミ。shi3zだがね、今西麻布で飲んでるんだがチミも来たまえよ」

 思わず直立不動になりタクシーの屋根をぶち破ってしまうというハプニングもありつつ「ハイ」と返事をして運転手さんに霞町までと告げる。
 そしてタフィアへ。

 チミチミshi3zさんはSSI認定焼酎アドバイザーでもあるはっしー先生と二人でモヒートを飲んでいらっしゃった。

 shi3z: 「んーこのカレーは旨いね」
 女店員: 「カレーじゃありませんから」

 などというココロに沁みるやり取りもありつつ、色々と企画の話などにも及ぶ。
 流れ流れて「草ふえ」へ。
 先日Abbot's Choice忘年会で大変ご迷惑をおかけしたので平謝りで入店するも余りに謝りすぎて前転。
 美味しいウーロンハイを飲みながら「本当にこの前はすみませんでした……」と話してみると「いえ、今度ぼくらもAbbot's Choiceで暴れますから」とにこやかに答える小松さんの目はきらりんと光っていたので本当は怒っているような気もしないでもない。
 なんだかんだで3時過ぎまで飲んで解散。


西麻布 焼酎BAR ::: AZABU 草ふえ :::
http://www.kusafue.com/
港区西麻布2-25-13 2, 3F
TEL/FAX : 03-3498-3181
営業: 火~土曜日・祝祭日 19:00-翌4:00 / 日曜日 18:00-翌1:00 /
定休: 月曜日

投稿者 KQZ : 14:23 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月28日

京都一日目まとめ【写真追加】

 9月26日月曜日。
 朝9時26分東京発ののぞみで京都に。
 12時チェックインだったのでそのままからすま京都ホテルへ。
 PCで調べ物や蔵人の村上君と連絡を取り合って13時ごろに外出。

 昼ごはんを錦市場あたりで食べようとぶらついてみるもどこも混雑していたあきらめる。
 壱銭洋食とかにしんそばでも食うかと南座を目指して歩いていると偶然「たん熊北店」の前に出てしまう。覗き込んだ時にたまたま板前さんが出てきて目が合ったので「入れます? 予約してないんですけど」と言ってみるとカウンターが空いているというので流れで入ることに。
 左に50代半ばのカップルと右に80代&50代の親娘ペアの間に挟まれてまずはビール小瓶で喉をうるおす。しばし待つ間に親娘さんの写真撮影に協力してみたり、熟年(死語)カップルの痴話喧嘩を聞かない振りしてみたり色々ありつつ半月を食べる。普通に美味しい。

tankuma1.JPGtankuma2.JPG

 支払いの際にカードの色をみて態度を変えるという京都っぽいあしらいにわが見た目の軽さを反省してみたり。

京料理 たん熊北店
 http://www.tankumakita.jp/
京都市中京区西木屋町四条上紙屋町355番地
TEL: 075-221-6990・5490
営業: 12:00~14:00 17:00~22:00
定休: 11月 …無休


 二条寺町に歩いていき、清課堂を冷やかしつつ村上開新堂でロシアケーキを購入。流石に予約していないとクッキーは買えないか。老親思いの田舎者という設定ならあのばあさんを口説けるのでは、と思いつつさして旨いものでもないのでまぁいいや。
 並びの紙屋さんに行き来年の干支の入った懐紙を購入。
 一保堂で炒り番茶、大福茶(季節限定の玄米茶)、北野の昔(抹茶)などを購入。
 錦市場に引き返しここでも諸々お土産を購入。

村上開新堂
京都市中京区寺町通二条上る東側
TEL:075-231-1058
営業: 10:00~18:00
定休: 日曜・祝日・第3月曜

紙司 柿本
京都市中京区寺町通二条上る東側
TEL:075-211-3481
営業: 平日:9:00~18:00 日祝:10:00~17:00
定休: 不定休

一保堂茶舗
 http://www.ippodo-tea.co.jp/
ippodou.jpg
京都市中京区寺町二条上ル常盤木町52
TEL: 075-211-3421
営業: 9:00~19:00(日祝・12/30・12/31~18:00) 喫茶室嘉木11:00~17:00
定休: 1/1~3(喫茶室嘉木は12/29~1/3)

寺町会のホームページ
 http://www.joho-kyoto.or.jp/~teramuch/index.html


 ホテルで荷物整理をしていると村上くんが京都に着いたという。
 四条烏丸の駅で待ち合わせて一路松尾大社へと向かう。

matsuotaisha.JPG

 意外に早くついたものの17時近くで、お参りをしたとたんに日が暮れる。既に閉まっていた社務所にお願いしてお守りを購入。 酒を売る人用のもの4つ(アボットチョイス×2、またぎ、浅間)と酒を飲む人用のもの1つ。村上君は酒を作る人用。

京都 洛西 松尾大社
 http://www1.neweb.ne.jp/wa/matsuo/
京都市西京区嵐山宮町3
Tel: 075-871-5016


 夜ご飯はどこで食べるかということになり、前日にさくまあきらさんが行ってmixi経由で薦めていただいた焼肉屋さん「藤むら」に予約の電話をしてみると、偶然入れるとのこと。
 一旦ホテルに戻り、京都のバーテンダーさん用のお土産をピックアップしてタクシーで藤むらへ。
 肉、特に刺身(タンとかレバとか)のすばらしさは特筆モノだったので、mixi、携帯Twitter、仕事関係の焼肉部部長などにメールで写真を送りつける。

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 ただ、塩味の焼肉の味付けに味の素を使用していたのでちょっと残念。今度は「塩いりません。醤油で食べます」と言ってみようと決意。

藤むら
京都市下京区仏光寺通油小路西入ル
Tel: 075-341-1489
営業: 17:00~21:30
定休: 水曜日


 満腹でK家まで歩く。
 若手のバーテンダーさんがいたので「黒野さんいます?」と言いつつジンフィズとモスコミュールをオーダー。
 おっとり刀で黒野さんが登場。
 かなりすけべったらしく成長しているのをみてむべなるかなと思う。(謎)
 黒野さん作のジンフィズは相変わらず美味しい。
 ここで驚いたのがオリジナルのモルト風味モスコミュール。普通のモスコミュールの上にラフロイグを垂らしているのですが、実はそのラフロイグには西洋わさびを刻んだものを漬け込んでありかなりスパイシーで美味しいのです。
 いやーこれはいいわ。
 東京のバー関係のよしなし話をしつつざくろのカクテルとこれまたオリジナルのカプチーノ仕立てのコーヒーカクテル。
 お店が混んできてお客さんを断り始めたので退散することに。

K家
京都市中京区六角通り御幸町西入ル八百屋町103
Tel: 075-241-0489
営業: 18:00~03:00 (L.O. 03:00)
定休: 火 (祝日営業・火曜が祝前日の場合は営業)


 そしてまたも二条寺町に。
 カルバドールの扉を叩いてみるとびっくりしたような高山さんの顔が出迎えてくれました。
 モルトをなめつつ色々お話。
 「この間、六本木で日曜もやっているバーを教えてくださいっていうお客さんがいたのでアボットチョイスの番号を104で調べたんですけどわからなかったんです。友人のバーテンダーに聞いて事なきを得たんですがもしかして開示してないんですか?」と聞かれましたが、どーなんでしょ?>いずみさん

 「それとお隣のお客さんなんですけど、KQZさんに是非紹介しようと思っていたんですよ。ホント偶然です。実は…」
  と紹介されたのが南禅寺の湯豆腐の超有名店「順正」の若社長(取締役営業部長)の上田さん。なんでも順正は年間に50万人もお客さんが来るらしい。ひぇーーーー。
 東京に関して諸々の計画があるというので、ご近所の長野屋酒店の大将を紹介できるでしょうし、広報なんかも手伝えるかも。また上田さんは吉田神社とも縁があるらしく、こちらも吉田神社といえば明石散人さんはじめ神社関係でも所縁あるところですっかり意気投合。
 とりあえずの共通認識として「赤坂Bambooの叶野さんは変」ということで一致。
 ちなみに叶野さんは日曜日にカルバドールに来ていたらしく、
 「そういえば叶野さん、土曜日は『ズル休みします』って店の前に貼ってたらしいですよ」
 といわれたのですが、実は土曜日にBambooに行った際にそれを見ていて、店のポストに自分の名刺に『ズル休みするな』って書いてポストに入れておいたのでした。

 あぁ世間はめぐる因果はめぐる。

Calvador カルバドール
京都市中京区妙満寺前町446 若林ビル 2F
Tel: 075-211-4737
営業: 19:00~翌5:00
定休: 水曜



投稿者 KQZ : 12:19 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月20日

ミシュラン(笑)

 なんだか発表になったようです。(笑)
 ※事前に情報がダダ漏れだったので、どうしても(笑)をつけたくなってしまいました。

 pdfも発見~

http://www.michelin.co.jp/media_center/news/corporate/pdf/first_edition_list.pdf

 星以外にも「快適度」というのもあって、どちらかというとこっちの方に興味津々です。久兵衛と寿司幸だったら後者の方が快適なような気もしますがにぃ。それと赤字と黒字があるけどなんなんだろか? とかとか。

 ちなみに戯れに行ったことのある店の星を数えてみたら90個位になりましたとさ。細かく思い出せば100超えそうですが。(頭の中でスーパーマリオギャラクシーを想起)

 「●●は共同トイレなんだけど、ミシュランの定義からしたら星がつくのもおかしくね?」とか「職人さんが裏でたばこ吸ってそのまま刺身切ってる店があるけど味わかってねーんじゃねーの?」「●●は英語の電話が入ると何も言わず切っちゃうけど大丈夫なのかね?」とかケチをつけるのは簡単ですが、まぁいいんじゃないでしょか。 読み方としては各店の「師匠‐弟子つながり」だけでなく「築地の魚屋つながり」なんかを見てもいいかも知れません。
 「新橋Kの親父さんは星を断ったらしいよ」「銀座Kも来年は断るってさ」なんていう話も昨日(日曜日)のまたぎで出てましたが、こういうヨタ話も全部含めて今後はミシュランの発行がある種一年の節目になっていくんだろうなぁ、なんて思いました。
 個人的に仲のいいシュマン、なかむら、青空、龍吟、樋口さんあたりが入っているのはうれしいわけですしね。
 少なくともザガットよりはましかな。(笑)
 …と、(笑)でしめる。(笑)


投稿者 KQZ : 02:06 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月19日

新宿に知り合いのバーができた/できる/あった というお話

 木曜日のこと。

 Abbot's Choice六本木店を手伝ってくれていた深田さんが満を持して新宿で独立。
 そのレセプションに御呼ばれしたので行ってきたのでした。
 場所は新宿三丁目の交差点()を厚生年金会館に向けて歩いて二つ目の角を左折して200メートルくらい行ったところ。サカゼンの向かい側にあるでかい靴を売ってる店の角を入ったところですな。ひげひげ団的には昔「秋田屋」があった道筋をもっと奥に行ったところ。Livedoorにも近いか。
 ちなみにGoogle Mapでいうと↓ここ。


拡大地図を表示

 手土産には伊勢丹の地下でピエールエルメのチョコレートを大量購入。

 真っ白な入口から中をうかがうと、店内は思っていたより広くカウンターで10席ほどか。あと席の後方に個室っぽいスペースもあるようでしたが、まだ整理仕切れていないので今回は封鎖されていました。

 まず目に付くのは広いカウンタースペースです。
 にこやかに深田さんがご挨拶。
 ん?
 まてよ、横にいるのはヒゲの木村さんに、AZMくん……って、まんまAbbot's Choiceじゃないの。今日はオープニングレセプションということでお手伝いなんですね。
 木村さんも25日には新宿三丁目にバーを開店するので、新宿に知り合いの店が多くなることになります。
 シャンパンを飲みながらバックバーを見ると、相当な種類のお酒がうなっていました。聞くと750本はあるそうなのですが、整理していないお酒が同じくらいあるのだとか。流石は練馬のモルトハウスISLAYに在籍していただけはあります。
 以前からのお店のお客さんやら内装工事屋さん、同業者などさまざまな人がお祝いに駆けつけ出たり入ったりしています。順調だといいなぁ。商店建築の編集部の人が来てましたが、たしか坂井淳一さんの紹介で厨房拝見のコーナーにAbbot's Choiceを紹介していただいたっけか、などと思い出したり。
 忙しそうだったのでなかなかおはなしできませんでしたが、それでも三杯ほど飲んで退散することに。


Bar Gin & It バー ジン・アンド・イット
新宿区新宿5-11-25 1階
Tel: 03-3356-1669
営業: 18:00~29:00
定休: しばらくはお休みなし


 夜の新宿花園神社あたりを歩いていて急に思い出して魔黒氏に電話をしてみる。
 魔黒氏もゴールデン街に新しく店をオープンするのでしたそうでした。
 果たして連絡がつくと内装工事の真っ最中だというのでお邪魔してみることに。

 区役所通り沿いから入ったゴールデン街の案内看板から電話してみると、ひょっこりと10メートルほどはなれたところから魔黒氏が登場。かなり近いのねん。
 一階は元々家主さん経営でお寿司屋さんだったそうなのですが現在は使われておらず、二階三階部分を借りてギャラリーバーにするのだそうです。
 そういえば中野坂上に部屋があったときにはキムラタカヒロさんを呼んでライブペインティングをやったなぁ…… などと色々思い出しましたが、そういう使い方もどうやらできるようになりそうです。


ゴールデン街「COLORS」
東京都新宿区歌舞伎町1-1-9 (G2通り緑道入口角)

※オープンは11月22日ですよ!

 まだ作業中のスタッフさんたちと少しだけお話しをしてからわれわれは飯を食いに新宿三丁目に繰り出します。
 何も当てが無かったのではありますが「あ、そういえば池袋のitten Barにいたカワちゃんが新宿三丁目でお店やってるの知ってました?」という情報があったので早速行って見ることに。
 して徒歩1分。
 綾桜(あやざくら)というお店でした。
 よく目の前を通っていたのですが全然気がつきませんでした。

 入ってみると目をまんまるにした川崎さん。
 「おひさしぶりですっ!」
 そうですそうですお久しぶりです。
 川崎さんといえば、ittenに入ってまもなくの頃によくカクテルを頼んでいたのですが、これがことごとく美味しかったので非常に印象に残っているのです。全く経験が無くてもセンスがいい人っているんだなぁ、と思っていたのですが、このお店は焼酎と日本酒がメインの和風ダイニングだとのこと。んーでもカクテルも飲みたいもんですな。
 美人バーテンダーさんのお店ですんで、ひげひげ団の流れで行くのもいいかもしれません>ひげひげ各位

 美味しいつまみと日本酒を飲みながらよし無し話しを。
 しかし魔黒氏とは大学生の頃からの誼なので17-8年の付き合いになることに気づく。とある選挙事務所のお手伝いが縁だったのが僕は広告屋に就職し、彼はそのまま選挙参謀をやりつつ親の事業の手伝いをしつつ大学にもう一度行きなおし、大学生になった頃にBSラジオの学生スタッフを募集する際に豪くお世話になり、お互いに飲食店を運営したりして…… とまぁよくわからないのではありますがそういう流れの付き合いなのでした。一部界隈では二階堂豹介なる人物と間違えられたりしているらしいですがそれもご愛敬。(笑)
 終電前には解散したのですがめんどくさくなってタクシーで帰宅。

綾桜(あやざくら)
http://www.ayazakura.jp/top.html
東京都新宿区新宿3-11-6 エクレ新宿103
Tel: 03-3350-5388(16:00~)
営業: [平日]PM.6:00~翌3時
    [金・土] PM.6:00~翌5時
    [日・祝]PM.6:00~翌0時
定休: 無休

投稿者 KQZ : 17:04 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月12日

酉の市から西麻布またぎ、のちアボットチョイス

 土曜日のこと。
 一の酉の前夜祭ということで、マラカス電気科学用の熊手を買いに花園神社に集合。

2007torinoichi1.JPG

 「どうぶつ奇想天外!」や「ヘキサゴン」でおなじみのオガちゃん社長とは首尾よく落ち合えたのですが、回転寿司選手権チャンピオンのヨネさんがきやがらない。後で聞くと「六本木でパーティー」だったという。相変わらず浮世離れしすぎである。

2007torinoichi2.JPG 2007torinoichi3.JPG

 てなことで前の熊手をお焚きあげしてしてもらい、毎年買っている巣鴨高橋で新しい熊手をゲット。
 ねずみ年だけにかわいらしいネズミのマスコットが鎮座しております。

 熊手を持ってタクシーを拾い、一路またぎへ。
 小笠原さんから「またぎの住所調べようと思って検索したらさ、鈴木Bが日記に書いてんだよ。カッキー紹介したの?」とか聞かれてしまう。
 紹介したのはたぶんストロウドッグ小泉くんではないかと思うわけですがそれはいいとして、確かに逗子時代は店の名前を書いちゃうと予約が取れなくなるのでわざと「逗子の獣肉屋」とかって書いていたのでこのblog検索には引っ掛かりませんですよ、へーそれにしても鈴木Bはなんであんなに飯食ってるのに太らないんだろ、そんなん僕知りませんがな…… なんて話をしていたら店に到着。前は逗子まで電車で一時間以上かかっていたのに毎月二回くらいは行ってたのを考えると隔世の感があります。

 中に入るとさっそく仲畑組のTシャツを着たおやじさんが火をおこしてました。(逗子時代は仲畑貴志さんの別荘のすぐ近所だったのです。ちなみに春先の筍は仲畑さんちの裏山からいただいたもので絶品でした)
 まずはビールを飲んでまったりしていると、放送作家の福本君の巨体が見えてきました。
 今日はここ一年ほどいろいろな仕事を手伝ってもらっている福本くんに加え、無駄に最高学府を出ている女流放送作家見習いの杉本さんも呼んでのいわば慰労会なのですな。

 「あいよー。今日は頑張っていろんなの入れといたよ」といいつつ、まず最初に出てきたのは刺身盛り。

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 メジと石鯛とイサキだったかな? 日本酒に切り替える。メジがもんのすごく旨かった。
 お次は鹿。

071110matagi2.JPG わ、なんか色温度バラバラだな…

 まだ季節には早いけどこれはかなーり旨い。あー旨い日本酒持ち込みたかった。

 「KQZさん、今日はよ、すんげー甘鯛用意してあっからよ」とにこやかにおやじさんがやってくる。
 見ると手元にはまばゆいばかりに光る身のぶ厚いアマダイの一夜干しが鎮座ましましていた。
 思わず周囲の別のお客さんが「ほぉ~」と溜息をもらしていた。(マジでマジで)
 いやしかしこちらは4人である。それも一人は女性だ(一応)。
 涙をのんで「半身だけにしてください…」と言って出てきたのがコレ。

071110matagi3.JPG

 でかい。身が厚い。色がいい。
 いつになく気合い入れて焼番をつとめて最高の焼き加減に調節。
 完璧に仕上げたのですが、匂いがもうたまらんので写真は撮れませんでした。
 んもうね、もんのすごく旨いのよ。
 皮目のすこし焦げた香りと身の脂のあまい香り、むれた肉の凝縮した甘みの微粒子が鼻から入ってきたとおもったら箸が伸びて口にぱくりと落としこんだらあぶらが乗りまくりで唾液がどばーっと出てきて噛むほどもなく肉がほろりとほどけて舌に甘味塩味うま味がどわっと広がり酒が旨い…… という感じ。(なんだそりゃ)
 あっという間に骨までしゃぶって完食。
 元々5人のところが4人になったわけで、「もう一人か二人増えればもっといろいろ食べられるよね」ということになりSPA!の光明くん、久保田アナ、某カリスマ編集者など知り合い関係に電話やメールで招集をかけてみるも、さすがに土曜の20時とかになると人が集まらない。ちぇっ。

 「もうちょっと食べたかったな……」とちょっと残念がるわれらの風情を見せていたら、またも出てきたまたぎの大将。
 今度は手にあの白いやつが乗ってますよお前さん。えぇえぇ大好物のアレ。

071110matagi4.JPG

 キジです。
 手羽や脚など骨のついたところは火が回るのに時間がかかるのでまず炭火の上に乗せておいてから、まずはささ身の部分を生でいただく。
 ねっとりとしたやわやわの肉が歯にも美味しいのです。
 至福。
 皮のついた身の薄切りをさっとあぶって食べると、ささみの淡白な濃厚さとうって変わってうまみのエキスのような油がじわっと口の中に広がってこれまた旨いのです。
 やっぱ、鳥関係ではだしが一番うまいのは雉だなぁ。
 おやじさんに「今年は六本木でも年越し蕎麦キジのだしで作ってくれるの?」と聞いてみると「そんなもんめんどくさくてやんねーよ」といなされてしまう。このおっさんはいつもこれだ。(笑)

 んめーんめーと骨までしゃぶっていると、またにやにやとおやっさんが皿を持ってくる。
 「いやー今日はあれだよ、金目もいいの用意しといたからさ」
 「え? 昼金目?(わくわく)」
 「あったりめぇよ」

※昼金目という単語がわからないお友達はこちらを見て予習しておこうね
 キミは昼金目を知っているか?: KQZ on authentic
 
 で、これが来たわけです。昼金目の焼しゃぶだーーぃ。

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 生で食べてももちろん美味しいのですが(ちょっと皮が口に残るきらいがありますが)、ささっとひと炙りすると驚くほどのあぶらが浮かんできて極上の甘味に変わるのです。ぜいたくすぎです今日はとっても。(倒置法)キジともアマダイとも違ったこってりとしたあぶらの味に、ほろりと崩れる身の味が絶妙にうまいのです。

 で、締めは鍋です。

 071110matagi6.JPG071110matagi7.JPG

 さすがにおなかいっぱいだったので小さめの鍋にしたのですが(サムネイルが小さいのは写真の写りが悪いから)、スギタケがめっちゃくちゃ旨かったのでした。
 持参した黒七味をぱらりと振りかけていただきます&あっという間にご馳走様。
 最後の最後にいつもの絶品すいとんを食べたかったのですが「そんなに汁飲んじゃったらつくれねーよ」「だってうまいんだもん」「おらしんねー」「作ってよー」「じゃすいとんは無理だけど雑炊なら少し作れんべ」「やたーっ」なんてやり取りがあって雑炊をちらりと食べて最高潮に幸せ気分に。

 食後いろいろとくっしゃべりながらもサスガは手錬れの放送作家おがちゃん社長、話はおやじの持っているスーパー紀州犬(猟犬)へとつながる。渋る(というかめんどくさがりの)おやじをなんとか納得させて「どうぶつ奇想天外!」で取材に行くことにあっさり決定。
 次は猟の後にまたぎ仲間を含めての宴会に紛れ込むことに決定。
 呼べる人数は限られてしまったのでODIN菊地さんとミシュランで星を取ったとかいう噂もある龍吟の山本さん、すし泉の小泉さんあたりかなぁ。

 相当お腹いっぱいになったので、歩きながらAbbot's Choiceに移動。
 ビールを飲みながら「誰か呼ばない?」みたいな話になり、無駄な学歴でおなじみの杉本が「私の同級生のOLを呼びましょう」ということになり二名招集。東大卒ですっとぼけたキャラの女子が三人もそろうとなにがなにやらで結構面白かったのですがもう最後は何が何だか分からず家に帰ってソファーに寝っ転がって起きたら朝だったのでした。

 あー長い一日だった。


※参考
 西麻布に獣肉が来た: KQZ on authentic

投稿者 KQZ : 00:09 | コメント (0) | トラックバック

2007年08月29日

元麻布でコノシロを食らう

 某日。
 コイズミくんと古川さんに誘われて元麻布のやなぎさんに。
 「ここはコノシロのたたきがたべられるんですよ」とのことならば行かずにはいられませんて。

 そしてコレが獲れたて直送のコノシロ。

konoshiro.jpg


 ピカピカでございます。

 地産地消にこだわった食材の数々は何を食べても美味しいのです。
 元は千葉の高柳で勇名を馳せていたそうですが、この春に麻布に移動して勝負をかけているとのこと。

 この他にも江戸前のママカリや、お店で特別に育ててもらっている鶏の岩盤焼きなど、美味しいものが目白押しでした。
 店長の鈴木さんは食材オタクなので話があうこと。
 特に鶏肉は養鶏場に直接お願いして長期間(200日以上)掛けて育てた極上物を仕入れているらしく、鈴木さんいわく「秋に孵化したひよこと、春に孵化したひよこは味が違うんですよ。夏の時期に育つとどうしても水を多く飲むので肉が水っぽくなるんです」とのこと。勉強になるわぁ。(なんの役に立つのかはおいといて)
 あと、金目鯛の炊き込みご飯がかなーり旨かったでございます。お釜で炊いて残りは持ち帰り可なので二人でも無問題。
 ランチもやっているそうなので今度来てみるかな。


日本料理 やなぎ
港区元麻布2-1-20
有栖川ナショナルコートB1
Tel:03-3473-1885
http://www.yanagi.or.tv/

投稿者 KQZ : 18:29 | コメント (0) | トラックバック

西麻布に獣肉が来た

nishiazabu1.jpg

 ずいぶん前からこのblogでは「逗子に獣肉を食いに…」などといった日記をアップしておりましたが、そのお店がとうとう今日西麻布にオープンすることになりました。
 親父さん自らが銃を持って野山に分け入り仕留めてくる極上の猪や鹿、鴨、あるいは船に乗り込み釣り上げ石鯛や金目鯛、平目などなどは、囲炉裏テーブルでただただ焼き食らうだけで至福の経験となるのでした。春は山菜、秋はきのこ。その他に全国に広がる漁師ネットワークを駆使して北海道からイトウを取り寄せてくれたりもしましたっけ。

 これまで日記では名前をわざとぼやかしていたのは、一度「ウチくる」に出てしまった際に二ヶ月ほど予約もままならない状態になってしまい、冬の一番いいお肉のシーズンで二回しかいけなかったことがあったからなのでした。
 ちなみにテレビを見て来たお客さんは二ヶ月もするとぱったりと来なくなり、逆にそれまで通っていた常連さんは「どうせ混んでいるんだろう」と足が遠のいてしまい…… と悪影響がかなり長い間続いていたので、親父さんとも相談した結果名前を出していなかったというのが真相。

 そもそもなんで東京暮らしの僕が逗子の店に行くようになったかというと、13年前の冬のある日偶然ヨット帰りに通りかかったことからのお付き合いでして、後で聞いてみるとオープンしてから数週間目くらいだったらしく東京から来た一番最初のお客さんだったとのこと。
 その後、オープンしたてのODINの菊地さんとワイン業界では知らない人がいない大澤静夫さんなどODINの常連さんみんなでツアーを組んでいくようになり、その友達が友達を呼んで… と、いっしょに行った人たちは延べ13年間に数百人にはなるのではないかと思います。(いや誇張しているわけではなく、年に5回から20回は行ってましたし、一度に20人前後で詰め掛けていたので)

 なかでも料理人さん、フードライターなどの業界関係者たちの絶賛甚だしく、ご一緒したあるいはワンホップで逗子の店まで獣肉を食べに行った人たちはというと枚挙に暇ないほど。
 六本木なかむらさん夫妻、渋谷ゆうじ・神宮前樋口の樋口ブラザース、バードランドの和田さん、梅谷昇さん、麺屋武蔵の山田さん、リストランテJの植木さん、六本木龍吟の山本さん、シュマンの柴田さん・小玉さん、浅草龍圓の栖原さん、赤坂璃宮の譚さん、マッキー牧元さん…… というか書ききれないのです。
 時には親父さんもめんどくさくなって「KQZさんの知り合い? だったらいいよ」とか言い始めるもんだから月に5度も引率で逗子まで行くようになったり、まだ会ったことのない有名料理人さんが人づてで勝手に名前を使って予約していたり、その店に何も知らずに予約で入ったらシェフから「逗子のお店ではお世話になってまして…」と挨拶に来てびっくりされたことすらあったりなかったり。
 行く時にはワインやシャンパン、日本酒も持ち込み、塩や醤油、味噌、柚子胡椒、寒摺りといった調味料、あるいはお店秘伝のソースなどなども… とやりたい放題させてもらっておりました。もちろんワイングラスなども持ち込んでおかせてもらっていました。(恐らく西麻布じゃそういうのはダメだと思われます。サミシイ)
 ちなみに過去の日記には持ち込んだ十四代龍月を直火でお燗にしているという罰当たりな写真がありますです。

夏の獣肉フェア: KQZ on authentic
http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/001039.html

キミは昼金目を知っているか?: KQZ on authentic
http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/000918.html

まとめて近況: KQZ on authentic
http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/000930.html

吉例! 冬の獣肉ツアー: KQZ on authentic
http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/000870.html

またも獣肉祭り: KQZ on authentic
http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/000320.html


 また去年だったかおととしには、当時LEONの編集長だった現ZINO代表・岸田一郎さんとジローラモさんなんかが極上のワインとシャンパンと葉巻と美女を持ち込み(?)大にぎわいで、その結果ただいま発売中のZINO10月号には親父さんのマンガが出ていますので書店で購入の上お確かめくださいませ。

 ↓これがオヤジさんの似顔絵だ!(携帯電話で撮ったので見づらい…)
nishiazabu.jpg

 さてさてさて。そんな前書きはさておき。
 日曜日にオープニングに先立って知り合い関係でレセプションが行われました。

 店には逗子時代の知り合いやら東京から良く食べに行ったわれわれの仲間ウチが集まりほぼ満杯。
 店の中央にどかんと約20名ほどが座れそうな囲炉裏テーブルがひとつと、4人くらいが適正人数っぽい個室が2つ(とはいえほぼ二つでひとつって感じかな)。

 銘々がご祝儀袋やら祝いのシャンパン・ワインを持ち寄りおっさんとご挨拶。
 レセプションということもあり本日はお任せでございました。
 お造り、夏の猪、小鳥、漁師鍋。(漁師鍋は写真撮り忘れ)

nishiazabu5.jpgnishiazabu2.jpgnishiazabu3.jpg
※これらの写真は携帯電話でのものなので後できれいなものに差し替えます

 イキのいいお刺身も相変わらずですが、夏だというのにこの猪の脂ののりっぷりにほっとしたり。
 どこかの農協から依頼されて駆除したメスの猪だそうで、畑の穀物を荒らして食べていたのだとか。黒七味がないのが玉に瑕か。
 小鳥も相変わらずのうまさですが、13年間の経験からすると粒入りマスタードが必要かと思われました。
 漁師鍋にしてもとっても美味しいのですが、どうしても七味が欲しかったので、六本木ヒルズまで歩いて戻ってハウスの七味を買ってきてみんなで使ってみたりして。冬だったら柚子胡椒か寒摺りなんだよねぇ。
 今回はレセプションだったので薬味を持っていかなかったのですが、開店祝いに花を出すだけじゃなくて肉にあわせた薬味セットでも渡してあげようかなぁ。

 一通り食べて二回転目のお客さんも来始めたので一旦退却。
 ゆうじさんと連絡が取れて、22時くらいに合流するということだったので一人アボットチョイスでビールを飲みながら時間をつぶして再度お店に。
 すると神宮前の樋口さんとゆうじさんという樋口ブラザースが♪ちゃらっちゃっちゃちゃ、ちゃー、と登場。中華業界で有名な小鳳さんも歌舞伎帰りでお着物姿も凛々しくいらはりましてまたも乾杯。

nishiazabu4.jpg

 最後のお客さんということで煮魚もいただき、飲食業界のいろんなお話をしつつあーだこーだ。


 そして今日、18時にお店は開店です。
 しばらくの間は不安定なのではないかなぁ、ということでお店の名前と連絡先は書きませんが、どうしても知りたいという向きはzino (ジーノ) 2007年 10月号 [雑誌]をお買い求めの上どーぞ。(僕の本名を知っている人は勝手に使ってください・w)

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2007年08月01日

そして松山に ~その2

 さて宇和島での最初の食事の場所はというと、宇和島界隈の飲食店の店員さんが仕事帰りに集う店として繁盛しているという「鮨 権太」さんに伺う。

 まずはビールで乾杯。
 カツオと釣り鯵を堪能する。

(ここら辺の写真は東京に帰ってからアップします)

 醤油は再仕込み醤油らしく甘く味が濃い。
 ここのカツオは赤味をそのままで薄切りにしてニンニクでいただくのが作法らしい。
 のうめりとした舌触りが心地いい。
 釣り鯵もさすがにうまい。大振りだし。

 続いて「はらんぼ」という小魚をあぶっていただく。
 博多でいう「あぶってかも」だそうな。麦味噌で食べます。(初体験)
 フードライターの大先輩である坂井さんによると、すり身にして「じゃこ天」になる材料らしい。
 淡白でこれがまたうまい。麦味噌ともあうのだこれが。焼酎って感じかなぁ。

 続いて太刀魚の焼き物。白身が口でとろけます。
 日本酒をリクエストしたところ、地元の大吟醸「大番」に。
 西本酒造でたしか「虎の尾」とか作ってるところだったかな。水の良さがよく分かります。

 食べながら、飲みながら、宇和島という地域をどう盛り上げるかと熱い話が盛り上がります。
 いやいや、こうやってうまい魚とうまい酒を飲みながらだと本気になるんですよ、実際が。
 僕は建築学科の都市計画で卒論を取っているわけですが(他でも取ってるけどな)、その他にもラジオやテレビ番組、MMORPGのコミュニティの盛り上げ方などなど、いつも立ち往生してしまうのが『(他と比べても絶対的に)売りになるポイント』と『(損得抜きで、あるいはそう見えるくらい)熱くなれる人々』という二点であり、これ以外の問題点などはマーケティング手法でなるとさえ思っているのです。
 今回の宇和島の件はその二つをクリアしているような気もするしそうではないのかもしれないし。
 少なくとも飯を食らい酒を飲みバカ話をしつつ、そこまで思わせてくれればもうちょっとがんばろうと思うわけではあります。
 むーーーーー

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2007年07月31日

慰労会と謎の本と桃のジェラートと乾坤一擲ドッペルゲンガー

 ずいぶんと日記を書くのをさぼっておりましたが備忘録。


某日、某雑誌のスタッフさんたちと慰労会。

 一部新聞なども賑わした某紙関係だったりするのですがそれはそれとしまして、と。
 場所は六本木の酒友。ここは長谷川酒店が経営している和食屋さんで、さすがに日本酒焼酎の取り揃えが素晴らしいのです。
 原島前店長時代にはよく飲みに行っていたのですが、礒自慢の副杜氏婦人にジョブチェンジされてしまってからはとんと御無沙汰だったのでした。
 個室を取ってもらって5人で飲み食いしつついろいろと情報交換。
 12時近くになってAbbot's Choiceに移動したのですが、どうも2時過ぎに寝堕ちしてしまうというどうしようもない体たらく。
 反省しつつ白み始めてきた六本木の空の下、回転したてのTIPTOPというバーがあったのでヘンリーマッケンナのソーダ割りをすする。わりといい店かも。わからんけど。

謎の本をいただく

 ある朝のこと。
 仕事場への行きかけ、お隣にすんでいるおじいちゃんがゴミ出しをしていたので挨拶をする。
 ふと思い出して

 「そういえばこの間古本屋さんで●●先生の書かれた本を入手したんですよ」

 と話しかけてみる。

 すると

 「どの本ですか? 私は30冊くらい本を書いているので…」

 そんなに本を書かれているとは知らなかったのでタイトルはなんだったっけ… と言いよどんでいると

 「いや、以前書いた本は全部間違いですから」

 とにこやかに畳み掛けてきた。

…一旦時間は現在に飛び、記憶を頼りにGoogle先生に訊いてみると、あらま奇門遁甲術とかいう古代中国の方位術(でもないのだが便宜上こう書いておく)の世界では超有名人だったのではあーりませんか。
 具体的なお名前は伏せますが、

奇門遁甲を学んだ人なら知らない人はいないくらいの人物である●●先生の代表的著作です。前半と後半に分かれていて前半に遁甲について、後半に地理風水について述べられています。先生の遁甲は通常の三奇、六儀、八門、八神、九星などを用いず、気学に用いる九星を応用させた挨星法という呼び名の方位術を紹介されています。●●先生を支持する人は某派に次いで多いのではないでしょうか。それくらい影響力のあるお方がかかれた書籍だと思います。●●先生の方位術観を知るための入門書的なものだと思います。
であるとか、
 太平洋戦争後、張耀文氏を掌門とする台湾透派の奇門遁甲が昭和35年以降、●●氏に伝えられ、透派奇門遁甲自体も出版物、講習を通じて流布しました。
 ●●氏の遁甲は、中村文聡氏の気学、透派奇門遁甲を出発点としつつも数十年の研究を経て独自の理論的進化を遂げ、太古の旋式遁甲を復元した功績は日本における一大金字塔といえるものです。
 などという評価をなされているらしいのです。  当然、敵視する人も見受けられましたし、2ちゃんねるでもお名前がタイトルについたスレッドが2スレ現行保持中だったりしていました。


……で、時間を遡り、時制は某日朝のお隣さんとのおしゃべり中へと戻る。

「実は中国で完成された遁甲というものは壬申の乱でも使われた。関が原では家康が使った。
 元々は●●天皇の時代に日本にやってきた学者が持ってきたもので、 中国で言う国宝です。
 その持ってきた写しは現在京都の -- 詳しくはいえないんですが -- とある重要文化財の阿弥陀様の台座に胎蔵されていて、その寺の息子さんから写本が私に伝わってから約30年、ようやく全容が解明できたのがつい最近なんですよ。
 過去には天皇の行幸にも使われていました」

 ほけーー。
 梅雨明けの照り返しの中、自転車を支えながら思いもよらない伝奇話に巻き込まれていった。
 だって隣に住んでいる見た目は普通のおじいちゃんだぜ?

 時間さえ許せば
 「そうそう、ウチの爺さん旧神社庁で…」「安岡正篤さんとも仲が良かったとかで…」
 とか話に乗らないでもなかったのですが、仕事前ということもあり封印。


 「…50年の研究がようやっと完成したんですよ」
 「では、それをまとめてまた出版されるんですか?」

 とノリでたずねてみると

 「いや、あまりに強力すぎて実験するとなにか事故が起きるのではないかと思いまして
  お世話になって方々にお知らせを送るだけにしようと思います」

 と躊躇されている様子。

 時間も時間だったので、あくまでも近所に住む人のいいお兄ちゃんという風情を崩さずに

 「また勉強させてください! お声かけしてしまい申し訳ありませんでした!」

 と自転車に乗り込み爽やかに去っていった某日の朝だったのでした。

 で、二日後にその秘伝の書が届いてしまったわけなんですが……

 筆文字の前文に読んだらすぐに廃棄する旨認められておりまして、なかなか通読するにも気合いがいりそうなのです。
 今まで気づかなかったけどなんだかすごいなぁ。


ということで、現在の住環境をまとめてみる

  • 隣に住んでる82歳のじいちゃんは占いの大家
  • 別のお隣の84歳のばあちゃんは赤坂芸者に三味線教えてる
  • 庭に三本足のカエルがいる (バリとかでは縁起がいいらしい)
  • 庭で白蛇が脱皮してたり、近所で青大将がニョロってたり
  • 緑の童貞も出没する (「メラ」と唱えると大抵のblogは燃え尽くされるらしい)

赤坂テラカオスw


桃のジェラートの完成と深夜のドッペルゲンガー(あるいは生き別れの弟)

 かねてより持ち込んでいた桃でリクエストしていた自家製ジェラートができたというのでAbbot's Choiceに試食に行く。

peach_gelato.jpg

 おー、いい出来でおます。
 今年の第一弾は岡山の白桃と長野のモノをブレンドしたらしい。ねっとり濃厚かつ上品な香り。
 実は当日山梨産の農家自家用桃も持ち込んだので、今年は違う味わいのジェラートも楽しめるのです。
 明日は清水白桃が来るし。どんだけ桃好きなんだよ>オレ

 ほどなくして電話にODINの菊地さんからメッセージが入る。
 なんでもWebの更新の相談があるとかで、Abbot's Choiceでおちあうことに。
 スタッフ一同に緊張が走ったりしてたわけですがそこはホレご愛敬ご愛敬。
 なんだか混んでいて立ち飲みしつつつまんだジェラートは菊地さんにも好評だった様子。よかったよかった。

 ゆっくり話せるところに移動しようということで、以前よりキャラが似ていると思っていたBambooの叶野さんと会わせっちまえ、と画策。
 もちろんそんな雰囲気はおくびにも出さずに席を確保して移動移動。(うきうき気分なので動詞を重ねて形容詞&体言止め的に使用)

 果たしてカウンター入口の止まり木が二つあいていたわけです。
 ふと見ると叶野さんは気づいているらしい。なかなかこちらに来ない。(ニヤニヤが止まらない)

 「えーおこんばんわぁ」と叶野さん。
 「えーっと、この人は…… お酒とグラスが好きな人」 おぉ、なんとか笑わずに言えた!

 僕は有次で特注をかけたという銅のカクテルグラスを使ったマティーニを、菊地さんはなにやらモルトをオーダー。
 なに、銘柄? そんな細かいことよりも見てて面白いことが目の前にあるんだから気にしてねーっての。

 「オペレーション入ります」

 いつもの叶野節が店内に響く。
 そして目の前に二つのグラスが並ぶ。

 「お、このグラスは○△※×◎の▼□$ですね」 と菊地さん。
 すると間髪入れずに 「いえ、○△※×◎なんですが、●●年にでた復刻です」 と叶野さん。
 「あぁ、復刻なんてあったんだ… これって……」

 見えないところで丁々発止乾坤一擲火花が散っているようであったわけです。
 オタクはオタクを達人同志はこういった言葉目配りの端端でお互いの度量を推し量るわけですな。
 その会話の間にバンブーカクテルを追加オーダー。
 我ながら的確なオーダーである。(グラス的に、というお話。カットグラス、特注の銅製品、そして手吹き手書きのグラスと)

 「お、これはきれいな…」と菊地さん。

 頃合いもよし、と叶野さんに 「実はこの人、ODINの菊地さんっていう人なんです」 とネタばらしの儀式を一応行う。(絶対気づいてるはずだし)
 「あぁ、僕一度か二度伺った事ありますよ」 と叶野さん。

 こうして、東京の一部のバー業界では「似ている」と評判の二人が邂逅した記念すべき夜だったのでした。
 やっぱり何となく似てるよなぁ、この二人。
 しかしこの変人バーテンダー二人のサイトを両方とも手がけているというのは、果たして間違っているのか否か。
 …と、ほんの少し悩んですぐに忘れる夏の夜だったのでした。

Bamboo BAR Coctail&Whisky
 http://www.bamboo-kyoto.net/

BAR ODIN - バー・オーディン
 http://www.authenticbar.com/odin/

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2007年07月23日

土曜の鰻の日

 「土用の丑の日」のタイプミスではない。
 土曜日は長野屋酒店の林さんにお誘いいただいて、ウナギに会う日本酒とワインの選定会に参加したのでした。
 場所は赤坂の「勢きね」
 元は西麻布の八百徳でやってらしたのが一年と半年がとこ前に独立されたのだとか。
 家から数えたら2-3分だったかな。極めて近い鰻屋さんなのでした。

 集まった面々はというと酒屋さんの林さん、酒問屋さん、蔵元さんお二人(大海さんに本田さん)、月刊居酒屋編集長というプロ5人とこちら素人は一人っきり。
 出てきたお酒は龍力の特別純米生原酒をずらり。山田錦、山田穂、雄町、神力の4種の米違いに去年の新酒&一年半熟成の8種類。加えて火入れの山田錦の9種類。
 ワインは白2種類、赤9種類というとんでもない数である。

 これらのそれぞれを、白焼き蒲焼きのどれとどう組み合わせるとうまいのか、塩・山葵・山椒・胡椒・醤油という薬味との組み合わせも考えると膨大な数の利き酒をせねばならないのでありますハイ。
 日本酒に関してはぬる燗、熱燗、上燗なんてバリエーションも試したし。

 結果的に3時間かけてウナギをいくつ食べたのかわからないくらい食べ、一番うまいと思われる組み合わせを互いに選考しながら終了。
 今回のうなぎは三河産の新子とのことで、ふっくらとした焼き加減とあいまって最後までおいしくいただけました。うまいやココ。

 山田錦の構えの広さも魅力的でしたが、やはり火入れはどんぴしゃりで合うなぁ。
 白焼きには山椒が利きすぎると日本酒もワインも総崩れになっちゃうけど、ほんの少しだけ(塩10粒に細挽きの山椒一粒程度)だけ利かせるとこれが抜群に合うというのも印象的。まぁお店で出す時にはお客さんは勝手にかけちゃうだろうから、こういう食べ方は難しいかもしれないけども。
 白ワインは樽香が前面に出るタイプだとかなり厳しい。
 赤はタイプによって、あるいはうなぎのたれの甘辛との組み合わせによってかなり差が出てしまう。

 …なんていう話も尽きずに、二次会として赤坂は穣に移動してビールと焼酎を飲みつつ業界話に花を咲かせて健全にてっぺんくらいで解散と。

うなぎ 赤坂 勢きね(せきね)
港区赤坂9-1-7 赤坂レジデンシャルホテル1階
Tel: 03-5410-1500
営業: 平日 11:30~14:30(L.O.13:30) 17:30~22:00(L.O.21:00)
    日祭 11:30~15:30(L.O.14:30) 17:30~21:00(L.O.20:00)
定休: 土曜日

投稿者 KQZ : 17:50 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月10日

鮎正、ワインバー、タリスカ、浅間な金曜日

 金曜日のこと。
 飲み食い仲間5人と新橋鮎正で鮎を食べる。
 この季節の鮎正はもう年中行事なんだなぁ。
 このblogでも夏になると「新橋鮎正で夏だねぇ」というエントリーのヒット数が上がるわけですな。
 写真については明日にでもアップするとして、と。
 途中「明日20万円のイタリアンのコースがあるんだけど来ませんか?」などと電話が入るが流石に行けませんとお断りする。東京カレンダーの編集さんあたりに連絡がつけば繋いだのになぁ。もっと早くに言ってくれないとさぁ、

 その後銀座一丁目の流石ちかくにあるワインバーで二次会。これが結構当たりのお店だったのでもう少し開拓してみようっと。
 散会後、自転車移動だったので帰り道のタリスカに寄って内田さんとあれこれ話ながらギムレットにグレンキンチー。
 勢いづいてしまい、まだ早かったこともあり四谷三丁目の浅間に行って日本酒。くどき上手の愛山なんぞを飲んで帰宅。
 いやー飲んだのんだ。

投稿者 KQZ : 00:53 | コメント (3) | トラックバック

2007年05月10日

今日のランチはうなぎだったのだ

chikuyo-tei.jpg


 前職(ん? 前々職か前々々職か?)でお世話になった山口誠志元帥から誘われてメシでも食いながら打ち合わせをしようということに。直前オフィスに立ち寄ったら岡崎孝太郎さんもいらして久しぶりにご挨拶。

 しかし暑い。
 暑いなぁ、ってことで竹葉亭本店でうなぎを食らう。
 柔らかくて旨い。
 いやひらがなの方が雰囲気がでるな。
 やわらかくてうまい。
 さらに言えば奢りだと尚更うまい。

 食後、清月堂本店の喫茶でコーヒーを飲みながらうだうだと打ち合わせ。
 このおっさんが「アンタんとこの会社を軍需産業にしてやりますよ」と某企業社長を口説いたという話におよぶ。この人だとさもありなんだわさ。


江戸前竹葉亭本店
 http://www.manabook.jp/edomae22tikuyoutei.htm

中央区銀座8-14-7
Tel: 03-3542-0787
営業: 昼 11:30~14:30 夜 16:30~20:00ラストオーダー
定休: 日曜・祭日


和菓子の老舗 - 清月堂本店|東京 銀座
 http://www.seigetsudo-honten.co.jp/

中央区銀座7-16-15 清月堂本店ビル1F
Tel: 03-3541-5588
営業: 平日 8:30~19:00 土曜 9:00~18:00
定休: 日・祝日

投稿者 KQZ : 17:46 | コメント (0) | トラックバック

2007年05月09日

西麻布・拓で鮨、その後モヒート、麻雀な火曜日

 昨日は西麻布にある長野屋の林さんに誘われて西麻布の拓に。
 面子はデジほんのはっしーと某マッコリ製造の社長さんの野郎4人組。

  西麻布 長野屋
  http://nagano-ya.com/

  はっしー先生の焼酎の連載はこちら
  +D Style:第15回 焼酎原酒マニアックス
   http://plusd.itmedia.co.jp/d-style/articles/0704/16/news023.html


 金目鯛の昆布〆とか海胆4種盛りとか色々んまかったのですが写真は無し。カウンターだしね。
 マグロの違う部位を薄く削ぎ切りにして重ねたものをネタにした握りとか面白かったなぁ。ちょうどキムカツが薄切り肉の重ねる方向を変えることによって食感(というか口内のほどけ感)に革命を起こしたあの感じ。

 しかしマッコリの大将とは渋谷ゆうじさんとか嘉門達夫師匠とか知り合いがかぶりまくってしまいちょっとびっくり。
 話の流れで、みんなで大阪食い倒れツアーに行くことに決定。


西麻布 拓
http://www.eatpia.com/taku/index.html

港区西麻布2-11-5 カパルア西麻布1F
TEL: 03-5774-4372
営業: 18:00 - 26:00
定休: 日曜・祝日


 2時間ちょっとでさくっと出てきて近くのバーでモヒートをぐびり。
 チミチミshi3zさんとドワンゴな若者が合流。
 話しているうちになんとなく麻雀な気分になりAbbot's Choiceのならびにある雀荘に流れる。ちなみにshi3zさんは離脱。

 東風戦で何回かやってたら四暗刻をツモった。しかし眠かったので「リーチ、一発、ツモ、東、ホンイツ、トイトイ… あれ?」とはじめ間違えて数えていたのはご愛嬌なのだ。


投稿者 KQZ : 17:08 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月10日

六本木・龍吟で食事の水曜日

今朝赤坂トスラブとかいう関東IT者侠客団体施設で人間ドックに行ってきたわけですよ。
このいい天気に直腸検診だと。 ケッ
思わず「うぉっ」と声が出ちまったじゃねーかばーろーめ。

ま、そんなこんなの週末。
昨日の14時から今朝10時半まで絶食状態に炭酸のまされてバリウムごくごく…… だったのでカラダの調子がなんか変なのです。


でもって過去日記。
水曜日にリッツカールトンの高野さん、広告屋さんで同期入社のK、フードビジネスをされている田中さんとの四人での定例食事会がありました。
今回は僕が幹事だったので仲良くさせてもらっている龍吟にしてみました。

#写真も撮らずメモもせずだった上に話が面白かったのであまり食事のことは記憶に薄いのです。
#まずは備忘録として、と。

時は19時半。
三々五々集まって… と思いきや既にお三方は席についていらはった。
いやいやどもども。

久しぶりの龍吟はなんだか内装がおとなしくなったような気も。気のせいか?
さてさてさて。
積もる話もそこそこに我ら旨いもの好きは気もそぞろでありますのでそそくさと美味しいものをいただきましょうそうしましょう。(「そ」の字つながり)


で、しょっぱなの海胆のカクテルからして面白すぎ。
だってねあーた、カクテルグラスに海胆がちんまりと入ったものを目の前に置いて、横には赤ワインのボトルが出てくるわけですよ。

 「こちら、山本から…」

と見てみるとラベルが「RYUGIN 1970」となっている。
ははーん、とにやついているとおもむろにフォイルをはがして抜栓し始める。
そして海胆の上に注がれるのは根菜のすり流しという寸法なのだ。
コルクと思いきや抜栓したそれは太目のごぼうを炊いたもので、よくよく見るとこちらにもしっかりと「RYUGIN 1970」と焼印まで押してある。

万事がこの調子である。
もちろん味も美味しい。

続くワンスプーンの牡蠣は低温調理したものの上に柑橘の香りたっぷりのジュレソースかけ。
飲み物は、ということで醸し人九平次の大吟醸を四合瓶でいただく。

柿とフォアグラのカクテルも旨かった。
フォアグラがねっとりとチョコレートのような口どけなのだ。
ゴマクリームのエスプーマもぴたりとあう。

お椀はレンコン餅とすっぽんの擬製豆腐。
けれんみだけではなく静けさの中の美味というべきか。

お造りには海老を炊いたスープを煮詰めて乾燥した粉末やら酢橘を冷凍窒素で粉末にしたものなんかを添えてある。少量ながらも大間のマグロもいいもの使ってたしなぁ。

焼き物にでてきたグジもすばらしい味わいだった。
22~23cmの小ぶりのグジを使用し油を回しかけているのでうろこがさくさくクリスピー。
大根おろしと自家製XO醤をあわせたもので食べても旨いが、酢橘をエスプーマで泡泡にしたものが格別に旨い。口の中に香りしか残らないがしっかりと存在感があるのだ。
付け合せにどう見ても備長炭にしか見えない紅芋がありこれまた旨い。色は烏賊の墨でつけたのだとか。
他に栗を薄く粉雪のように削ったものもツマとしてついてきてこれまたはんなりとした甘さが美味なのである。
炊き合わせはアナゴと野菜だったかな。

目でも舌でも、頭でも楽しませてくれるこの設えは素晴らしい。


そうこうしているうちに龍吟のスペシャリテであるところの大根の炊き込みご飯が出てくる。
味噌汁は白味噌。
 ※写真は前に書いたエントリーからどうぞ Link→深夜の六本木和食と謎のDVDと


そしてデザートは三種類。
ラフランスのジュースはストローがなんと飴細工で食べることができるのだ。
ワンスプーンのピニャコラーダはおそらく例のアルギン酸の包み細工。
そしてコーヒーの香りのプリン。


途中山本さんが出てきてくださったので全員をご紹介する。
なんでも山本さんがスペインの料理学会に出席するにあたって、リッツから「日本食ウィーク」として一週間特別に料理を出すように要請があったらしい。おもしろそーー。

その他来年に押し迫った東京ミッドタウンの話やら、ホテル業界の話、特に話題にもなっているリッツカールトン周りの話などなど盛り上がりましたが、まだ発表できないこととかも多くてアレでもう少ししたらアレです。面白くなると思うです。
醸し人九平次さんの話もでてたのでご安心を>シゲさん
ちなみに高野さんが書かれた「リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間」はなんと15万部以上売れているらしい。
すごいなぁ。
確かに面白いしね。お薦め。


しかしここまで食べてコースで15,000円ちょっとなのだから驚くべき安さである。(もっとも松茸など高い食材は使ってないからなんだろうけども)
例えばリッツカールトンのお客様で深夜に「和食が食べたい」という方がいたとするとごくごく基本のコースをこそ支配人としては押さえておいたほうがいいのでは、と思ったからこの基本コースにしたのでしたが、もう少し上のコースを頼んでいてもよかったかなぁと少しだけ残念に思えるほど。
つまりは、それもこれも基本コースに大満足したからなのだけれどもね。


帰り際に山本さんと「そろそろまた獣肉食いにいきましょー」「なにそれ? 僕らも参加したい」などと盛り上がり、お土産に大根飯の折りをいただいて辞する。
いやぁうまかった。


日本料理 龍吟
住所: 港区六本木7-17-24 サイド六本木ビル1F
Tel: 03-3423-8006
営業: 18:00~2:00(LO.1:00)
定休: 日曜・祝日


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2006年10月31日

下北でぽんぽん会

日曜日のこと。
夕方から下北沢でぽんぽん会なる会に出席する。
ぽんぽん会の名前の由来であり永久幹事である放送作家の福本くんとは土曜日の打ち合わせから続けて二連荘である。


早めについてしまったので本屋とレコード屋を覗いてみる。
フィクショネスはいい意味で相変わらずの品揃え。
そちらこちらのレコード屋はついつい買ってしまいたくなる誘惑を抑える。タダでさえ荷物を減らさなきゃなのだ。
骨董屋はもう高くて面白みはないねぇ。

ふと幻游社に立ち寄ったら前から買いたかった「昭和のテレビバラエティ」を発見!
高田文夫先生の入魂の一冊である。
これが1,000円とはラッキー極まりない。オークションでは5,800円で出ていた形跡があるし。
お。「孫臏兵法」もあるではありませんか。早速購入。
相性のいい本屋というのはこういうものである。

 孫ピン兵法 - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB%E3%83%94%E3%83%B3%E5%85%B5%E6%B3%95


そしてぽんぽん会の会場に向かう道すがら偶然にもふくぽんこと福本君と遭遇。
流石は歩く待ち合わせ場所である。(そのココロはでかいのでよく目立つ)
ということで二人しててくてく歩いて会場である「斗」に到着。

今日は福本君、作家の山田典枝さん、TBSの向井アナウンサーといったいつもの面々の他に作家の田中亜紀子さんも初参加。
田中さんは先日「39.9歳お気楽シングル終焉記」という本を上梓されたのだとか。福本くんも原作を担当した漫画が発売されたばかりだからダブルで目出度い。

  


ビールに梅酒にウーロン茶といった統一感のない乾杯の後歓談。
というかこの後8時間かそこらずーっと歓談である。
TBSのアナウンサー採用試験の面接官を終えてからいらした向井アナの話がこれまた面白い。
採用面接はかなりやってきたけれど、何千倍という大人気の職種であればなおのこと大変なのだろうなぁ。
業界内外のいろいろな話が飛び交う飛び交う。

食べ物は定番の豚舌の炙り(味噌ダレがめちゃくちゃ旨い!)にくみ上げ豆腐、秋刀魚の棒寿司…… などなど食べ物はどれも美味しかったのですが、今回の出色はトマト鍋。
ダシが張られた鍋の中に鎮座するのは巨大トマト一個。
まず火に掛けてトマトがやわらかくなったところでぐちゃぐちゃにつぶし、そこに地鶏、キャベツ、蕪、エノキダケ、最後に水菜を入れて完成。
お好みでホワイトペッパーを振りかけて食べるのだがこれがあーた驚きの旨さなのです。
3人分をぺろりと平らげて追加でもう3人分を頼んだ際に出てきた追加のだし汁を吟味してみると、どうやらカツオだけではなくチキンブイヨンも使っている様子。なるほどねー。
締めの雑炊にはチーズを入れてとろとろのリゾット状態にしてはふはふ食べる。満足。

11時過ぎにいったん締めることにして別腹可能な皆さんはかぼちゃアイスなどをオーダー。
ちょっと味見させてもらったところこれもかなり美味しい。

「美味しい美味しい」と騒いでいたら料理長さんがご挨拶にわざわざ来てくださる。
「トマト鍋はトマトのおでんをヒントにして試行錯誤して作ったんですよー」との事。
なるほどねー。
しかし食べ物は美味しいし、焼酎の品揃えもがんばってるし年中無休で深夜までやってるしですごくいいお店なのですな。だからしてぽんぽん会をここで3回だか4回やってるわけなのですが。
特に豚舌についてくるタレは瓶詰めかなんかにして売ってくれればいいと思うほどなのだな。


酒菜工房 斗
世田谷区北沢2-15-10アヴニールビル1F
Tel: 03-5432-0917
営業: [日~木] 17:00~24:00(LO23:00) [金土] 17:00~翌3:00(LO2:00)
休日: なし


田中さんは翌日予定があるとのことで駅までお見送りをしつつ我々は次の店に移動。
ここも二回目なんだけど名前が覚えられない。スニーカー安売りのステップの斜め向いあたりの二階建ての店で内装はスタッフ自らがお客さんとやっていて朝の5時まで営業してて…… という店。

二階の座敷でまったりと飲み始める。
水槽の中で亀が死んでたりと変なイベントがあったりしつつもおねーさんと仲良くなってしまう。
不思議な店なだけに不思議な話に花が咲く。
3時ごろになって思い出したかのように解散。

こうした大人のうだうだ感がなんだか楽しいのです。

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2006年10月26日

変な蕎麦屋:港屋で最後(?)のランチ

郵便を出しがてら遅い昼メシを食べに行こうと思い、ふと近所の変な蕎麦屋「港屋」に足を向けてみる。
そういえばもうちょっとしたら仕事場が引っ越してしまうのだった。近所だけども港屋からはかなり離れることになるわけで。

今日は「のりもり」700円。
これで丁度メニューを全制覇したことになる。
正確には「のりごまもり」は食べてないけど、そこはまぁ組み合わせということで。

14時を過ぎた港屋は人もまばらで生卵も一人に一つずつ御盆に乗せてやってくる。
暖かいお茶を飲みながらしばし待つ。

しかしやっぱりここは変な店だ。
毎回奇異の目で見てしまうのだが平然と蕎麦を二度茹でしてやがる。
だが、それでもいいのだ。
なんせ変な店だから。
極太過ぎるくらいの麺をガチガチの堅めに茹でているのであまり気にならないし、お汁も塩っからくてラー油が浮いているので蕎麦の香り云々と言うお話でもないからだ。

そしててんこ盛りの切り海苔が麺の上に置かれて目の前に到着。

はぐはぐもさもさはぐはぐはぐ。
生卵を割りいれてまぜまぜ。
はぐはぐはぐはぐ。

はー食った食った。
お汁を8割方麺が入っていた皿のほうに捨ててから蕎麦湯を入れてずずずずー。(こうしないとしょっぱ過ぎるのだ)

あー、しばらくは来ないでいいや。
けどきっとまた来たくなる、そんな店です。


港屋
港区西新橋3-1-10
営業時間と営業日は良くわからんす

投稿者 KQZ : 20:08 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月23日

寿司にあう日本酒を選んでみたり

書き忘れていたエントリーを今頃書いてみる、と。

先日、寿司と白ワインとをあわせてみる、の会の続きの会として、今度は日本酒の選定をしてみたのでした。

今回の出席者は前回同様ODINの菊地さん御夫妻、西麻布の酒屋・長野屋の林さんに加えて、アカデミー・デュ・バンで日本酒の講座を持ってらっしゃる山崎和夫さん、利き酒師の会の会長である高城幸司さん、四ツ谷三丁目の「あさま」の若店主・畠山くん、いつも逗子に一緒に行く数寄屋橋次郎のハルタカさん、そして僕である。
山崎さん以外はもう10年来の付き合いになるので「またここで会うか」的なノリである。


#ちなみにハルタカさんがこのたび独立して銀座八丁目にお店を出されるのだとか。
 みんなで食いにいきましょー。>寿司っ食いチームのみなさん

#お、こないだ「あさま」でやった飲み会の感想が食べログ.comにアップされてますな
 浅間(あさま)/居酒屋、日本酒/四谷三丁目[食べログ.com]
  http://r.tabelog.com/tokyo/rvwdtl/113153/

((ここら辺に写真が入る予定))

まず長野屋さんが用意された9種類のお酒を3つの温度帯(5℃、35℃、50℃)で味わって、それぞれの評価を元に各温度帯でのNo.1を決める、という流れだったのですが、温度設定からして喧々諤々。
…ま、日本酒の提供の仕方に関してはあさまの畠山くんがなんといっても一番詳しいので最終的には彼の意見が通るわけです。

通常の人肌燗の温度を35℃から40℃に、熱燗の温度を50℃から55℃にそれぞれ変更。
実際は42~43℃を過ぎて味の変化が激しいお酒が多いので、これは当たり前と言えば当たり前ですな。燗つけされたところからお客さんが実際に飲むまでのタイミングを考えれば、丁度口に入る頃に38℃くらいになりそうだし。

結果についてここでは発表しませんが、なんとなく納得。
各温度帯別に3種類と、その時期折々の酒という体制になりそうです。
かなりパワーアップされましたかな。

その後、店主とハルタカさん、畠山くんとカウンターでちくちくと飲む。
家から「特製ミニかんすけ」と、今年奈良萬さんに遊びに行ったときにいただいてきた「奈良萬 吟醸」を持っていったのでそいつをやりながら。

ちなみにウチのかんすけ君はサンシンの社長直々の別注品で、蓋の部分に穴を開けて日本酒燗温度計をさしてあるという優れものなのだ。

 超便利、驚きのお燗グッズ発見! 蓋付き錫ちろり ミニかんすけ - [日本酒・焼酎]All About