2010年03月25日

お茶濁る春

 Twitterで不良金融マンから煽られてblogを更新してなかったことを思い出したので、とりあえず去年の8月に都営大江戸線の車中で書きなぐってケータイからmixi日記にアップしたものを貼ってお茶を濁しておくことにしてみます。

書きかけ1 2009年08月22日12:49

晩夏の朝。玄関先で蚊を二匹殺す。殺す。
その僕が、親父を殺そうとしている。
歩道の傍らに蝉の骸が転がる哀れ。
じんわりと汗がにじんでくる。
50日前に入院した父は、幾度かの劇的快復と低迷を繰り返し、十数本のチューブでもって命をつないでいる。
生命維持装置。
1日に1000mlの栄養液を与えられ、同じ量のお小水を抜き取られ、父は生きている。いや、生命を維持させられている。
意識は浮かび上がり、混濁し、週に一度面会に行く時には辛うじて目に力が宿り時に手を握り返してくるが、気道に挿入されたチューブにより声を発する事は叶わず、遂に意思を疎通させることはできなかった。
それでも長年連れ添った母には唇が読み取れるらしく、「頑張るから」という意気込みもあったとは聞く。
ここ数日は体力の衰えも激しく、見るからに辛そうな表情で手を振りほどくような有り様だったというが、遂に昨日、医師から生命維持装置を外すかどうするか家族で話し合うように言われたのだという。
訥々と語る母の言葉にやがて若い頃の思い出話が混じり、涙声になる。
老いた母には厳しすぎる選択だ。
「意識があるうちはそんな事はしないようにしよう」
そんなこととは、つまり、死を意味する。


書きかけ2 2009年08月22日13:18

都営地下鉄の中で黙考。
思い出は走馬灯のようにとはよく言うが、生き残る側でもそうなのだからベッドにへばりついたままの50日ではいかほどばかりだったのだろうか。
思い出はアトランダムに駆け巡る。
大泉学園北口のおもちゃ屋のアイスの台の下の暗がりから、ピィピィと鳴く小雀を拾って帰って来たのは30数年前の初夏だったか。
弱りきった雛に炊いた粟を口移しで食べさせてようやく元気になり、部屋の中をチチチチと飛び回れるようになってからは、僕の頭の上に止まって休むのがお気に入りだった。
ある夏の日の昼下がり、午後出勤の父が「行ってくるぞ」とテレビに向かって座る僕の頭をガシッと撫でた時に雀の子は事切れた。
父の大きな手。
「お父さんなんて大嫌いだ!」泣き叫ぶ僕に対しどうしようもなく済まなそうにしていた父は、ちょうど今の僕の年齢くらいだったのではないか。
本当に困ってしまったのだろうなと、この巡り合わせになってはじめて気づく。
見舞いの時にマッサージしていた父の手は相変わらず大きかった。
白くぶよぶよとむくんでしまった手が、一時間の面会時間の間の母のマッサージによって元の無骨な手に戻っていったのが、ここ50日間の日常だった。


書きかけ3 2009年08月22日13:32

西武池袋線。
一駅一駅近づく度に選択の時も近づく。
準急なんかに乗ってしまったものだから気分的にはちょっと苦々しくなってしまう。
劇的に快復方向に転んでくれてやしないかしら、なんて事を考えたりもする。


病院からの帰り道 2009年08月22日15:29

もう幾度目の復活かわからないが、医師から「ここのところの状態からすると奇跡的なんですが、あと何日かは持つかも」と説明があった。
母、兄とともにこの52日間の経緯を伺い、「無理な延命策は取らない」という方針にサイン捺印をしてきて今。
まぁあと数日のようです。
若いときに患った結核で片肺になり、よくぞもってくれたなぁ。
7年もの入院生活で級友たちと大学にも行けず、遅れて大学へ入学するために上京してきてからこのかた、進駐軍相手のテーラーの経営で財をなしたかと思えば、数年にして海千山千の華僑・リーさんに乗っ取られ(今も原宿の交差点に●●●●●●●●として残っている)、アメ車一台を残しすってんてんになって●●●にもぐり込み、社主一族と掛け合って法外な給料を取り、二人の子供をそれなりに育て、引退し余裕も出来やっと趣味の旅行三昧……と期待していた矢先にまたも病に倒れ。
思い通りにはいかない来し方だったのかもしれないが、孫の顔を見る時だけはこの上なく満足そうだったのが印象的だ。

という事で今日の日本酒の会に向かうのでした。
うひうひ。

投稿者 KQZ : 18:46 | コメント (73) | トラックバック

2009年06月26日

光と影と

チャールズどダイアナ - Keep Crazy;shi3zの日記
 http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20090626/1245977552


 コントラスト比の高い構図は美しく映える。
 反面、見続けていると疲れてしまうのも真実。
 日本人の網膜のつくりのせいか、やわらかく移ろいたゆたう光と影との構図を僕らは好んでいるようだ。
 あ、写真の話だよ。


……ところで、なんで「チャールズダイアナ - Keep Crazy;shi3zの日記」なの?


 

投稿者 KQZ : 14:41 | コメント (264) | トラックバック

2009年06月25日

あわせて読むメモ

 時間が無いのでメモメモ。

ファッション学を学んだ事がある人には当たり前なブランドのあらまし - SUKEBENINGEN-DEUX
 http://d.hatena.ne.jp/sukebeningen/20090624

文化不況
 http://orion.t.hosei.ac.jp/hideaki/bunkafukyo.htm

 ここら辺になるとやっぱり白田先生のほうが面白いな。
 オンラインゲーム内での取材をしにきたときの話にはわらかしてもらいましたが。

 ファッションに限らず建築でもモダン‐ポストモダンの流転のあり方や、ブランドにまつわる広告広報の現場しかり、オンラインゲーム内での人気アイテムの変遷しかり、となにやらかにやら語ることはあるのですがまとめる時間が無いので割愛。
 情報の流通という意味で、あるいはリアルな物流という意味では低価格商品の方が蔓延りやすいわけです。全国展開というか、浸透具合というか。
 具体的に言えばネットのカード決済で1,000万の車や時計が買えるか、と。(オークションは別ね。あれは決済じゃないから) 佐川急便が家までバテックを送ってくれるか、と。
 「そんなものを買うなら実店舗に行くぜ」とかいうのはちょっとお門違いってもんです。少なくとも海外ネットオークション100万円からのワインを買う人はたくさんいます。でもお金は振り込みだったりするんですよね。(会議があるので以下略)

投稿者 KQZ : 10:28 | コメント (220) | トラックバック

2009年05月26日

携帯電話の機種交換とiコンシェル(ちょっと追記)

 昨日のこと。(あ、もう一昨日になるのか)
 数週間の懸念事項だったケータイの機種変更をやってきました。
(かなりラフに扱っていたので機体内部で部品が飛んでいたらしく振るとカラカラと音が鳴っていたのだ)

 ということで新機種のP-07Aです。

 朝方仕事場に向かう途中、DoCoMo六本木店がリニューアルオープンということで「記念割引5,000円」と、「Pだとさらに3,000円分のQUOカードを進呈」というキャンペーンをやっていたのを見て、昼休みに思わず購入。
 さらに、iコンシェルサービス入会で500円割引、DCMX入会で1000円割引、たまっていたポイントで16,800円割引…… ということで、実際支払った金額は43,785円でした。(消費税込み)

 この機種に決める前、4月の段階でSH-04Aにしようと悩んでいた時期もあったのですが、海鮮丼太郎氏が買ってから一週間で売りに出したという話を聞き、さらに店頭で触ってみたらiアプリの操作がちぐはぐ(タッチUIとスライドキーボードの切り替えが変)だったこともあり、直前で見逃していたのです。
 夏の新機種の中で一番気になっていたN-06AとN-08Aもいきなり不具合で発売停止になっていたし。 Wi-Fiとか面白そうだったのになぁ。

 と思っていたらP-07Aも不具合発覚で発売停止ですってよ。

 ドコモ、「P-07A」にも不具合発覚で販売停止へ
  http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/45476.html

 どうなってんのコレ。

 さて、機種変更でやるべきことを箇条書きしていくと、


  • edyの移行
  • iDの移行(これはドコモショップに行けばその場でできるらしい)
  • マツモトキヨシポイントカードの移行
  • ANAマイレージクラブの移行

などなどがあります。
 はぁ面倒。

 実際の使い心地ですが、前モデルのP-01Aと較べて背面液晶が大きい分、閉じたまま写真撮影できるというところが地味にいい感じだったりします。鏡台を眺めるようなポジションじゃ写真なんて撮りづらくてしかたがないっちゅうの。
 質感自体はFの防水携帯の方がみっしりとメカニカルな感触がいいかもしれませんが、どうしてもFには以前のアホインタフェイスのイメージがあったり、「キムタク使うくらいならもう少し安くしやがれ」みたいな感情がアタマをよぎったりするのでパスなのでした。一台あたり工場出荷価格に数百円は上乗せされてる計算になるわけだし。

 さてさて。

 もともと「iコンシェル」が気になっていたので、対応機種になったら是非使用してみようと思っていたのですが、使ってみるとそれなりに面白そうではあります。
 電話帳をサーバに保管してくれるサービスを発展させたわけでして、


  • サーバに電話帳を自動的に吸い上げる
  • iタウンページの情報とマッチさせる
  • ケータイの方にそれを戻す

というのが基本。
 トルカにしても既存技術にプッシュを絡めたわけですから、さほど高度なことをしているわけではありません。
 言うなればAppleが.macでやろうとしてたことみたいですね。

 ちなみに一足先にiコンシェル生活を満喫している柴尾さん(仮名)は


  • えっちな店へ電話をかける頻度を自動的に学習し、時期を見計らって勝手に予約&iスケジュールに「そろそろ溜まっ(ry」と入力しておいてくれる
  • 指名したりする関係の女の子のケータイ番号と送受信の履歴とを、他のユーザーのiコンシェルのリストと摺り合わせることによって、「この番号は池袋圏で811人に登録されているようです。単なる営業番号かと思われます。また、送受信の比率から見て、さほど重要視されているとは思えません」と心配してくれる

という使い方をされているようなのですが、僕にはまだやり方がわからないのです。

 iコンシェルに登録して一晩明けてみると、電話帳の55の番号に本のアイコンが付与されていて、それをクリックしてみると住所とiタウンページの店舗情報へのLinkが出来ていたのでした。なるほど便利かも。
 ちなみに、僕の携帯電話にはAbbot's Choice各店(六本木店、中野店、新宿店)は一つのリストに3つの番号をぶら下げて登録しているのですが、そういった場合には利かないらしいです。UI的に難しいものね。

 もう一つの売りであるトルカ連動のiスケジュールですが、調子に乗ってタワーレコードの新譜情報にテレビ番組のリマインダーにJTBに…… と6個ぐらい登録してしまったら、毎日30個とか予定に書き込まれてしまってわけが分からなくなってしまい一斉削除。こまめな切り替えは出来ないらしいです。ここら辺は期待するところですかね。
 個人的にはGoogleカレンダーと同期してくれたりするとうれしいんだけども、DoCoMoだし無理だわよね。


 ちなみに今日は、父の日用にデジタルフォトフレームも購入。7インチで動画も閲覧できて9,000円を切ってます。(更にいうとアフィリエイトのポイントでほぼ無料だったりして)
 とはいえ、iPhoneの「Wired Frame」を見てしまうと非常にレガシーに感じるのではありますが、70を過ぎた老親にはこれくらいが丁度いいかなぁ、と。
 Eye-Fiの逆バージョン(USBに接続してイーモバイルかなにかでFlickrに繋いでサーバから写真を引っ張ってくる)みたいなデバイスは出ないものか知らん。

投稿者 KQZ : 15:50 | コメント (491) | トラックバック

2009年02月06日

Link先が足りないよGIGAZINEさん

自分メモ

マイケルが「ポオオォォォオウ!!」と絶叫するあの伝説のゲーム「マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー」のすべてを理解できるムービー - GIGAZINE
 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090205_moonwalker/

↓推奨リンク先

六百デザインの「嘘六百」: マイケル・ジャクソンズ・●●●ロボのコト
 http://www.0600design.com/archives/2005/12/post_166.html

投稿者 KQZ : 13:43 | コメント (175) | トラックバック

2008年12月09日

バーテンダーに訝しがられるオーダー

バーテンダーに嫌われるオーダー - 捨身成仁日記 炎と激情の豆知識ブログ!
http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20081208/p2

 「ジンフィズを美味しく」って一言いうだけでとても嫌がられます。
 その後にクォーターデッキを頼んだら素性がばれた青森の夜。

投稿者 KQZ : 12:52 | コメント (247) | トラックバック

2008年11月14日

転職おめでとう和同開珍ちゃん!

 昨日のこと。
 僕らのアイドルKBN先生が某ゲーム系会社に移られるという話の流れで、

    「社員になるには通勤手当申請書・緊急連絡先申請書・給与振込先等申請書・雇用条件確認書・機密保持契約書・身元保証契約書・印鑑証明書(身元保証人のもの)・住民票・その他に、雇用保険被保険者証と年金手帳。 そして、提出書類の提出終了確認書。メンドクセー」

 てなことをのたまわってたと思いねぇ。


KQZ 2008年11月13日 20:13
エレベーターで役員と二人きりになったら後ろから乳首をつまみながら耳たぶを「はぅん」と甘咬みするのが社員の勤めらしいぞ。
北の方にある会社の人が言ってた。

KBN   2008年11月13日 23:03
確か、会長さんと一緒になった時は「しゅっぽっぽ」とささやくんですよね。

KQZ 2008年11月13日 23:13
きんたまをムササビのように広げながら「ボクは和同開珍ちゃん!」と叫ぶと、いろんな意味でフラグが立ちまくるそうです。
ぜひお試しを!

KBN 2008年11月13日 23:29
ちなみに和と開とレア物の泉は手に入れた。
あと2つで古銭をもらえたのになあ。

 笑って読んでないで誰かどっかでとめてくれ。

 

投稿者 KQZ : 12:19 | コメント (143) | トラックバック

2008年10月08日

皇居で全裸のスペインのアレ

 昨日のニュースです。

全裸のスペイン語男、皇居のお堀を遊泳 - Zopeジャンキー日記
 http://mojix.org/2008/10/08/zenra_gaijin

ただでさえ、皇居の整然とした雰囲気が現実離れしているうえに、そこで全裸の外人と警察官が追いかけっこしている映像はあまりに非現実的で、まるでゲームみたいだ。パックマンとか、平安京エイリアンみたいな感じ。お堀の石垣を登るところも、クレイジークライマーみたいだ。やはり全裸なのが大きなポイントだろう。

 僕はどちらかというと「カルノフ」を思い出してしまったのでした。


※業務連絡:
 MTの調子があまりに悪すぎるので自前鯖での運用やめるかもしれませんー
 authenticbar.com や maracas.net なんかはそのままとしても

投稿者 KQZ : 14:55 | コメント (183) | トラックバック

2008年07月16日

理由なら明確すぎるくらいにある

なんの理由もないのに幼稚園児を抱きしめるカルピスのCMのウザさは異常 - 唐変木
http://d.hatena.ne.jp/hemm/20080711/1215728641

なんの理由もないのに幼稚園児を抱きしめるカルピスのCMのウザさは異常
http://www.calpis.co.jp/cm/calpis.html

ガキンチョをだしにして善意をアピールすんな。

 あのCMはセックスを連想させているだけのお話なのです。
 善意なんて全然アピールしてないのだ。きっと。
 カルピスのサイトで確認してみると、その他の長澤まさみのCMも大体セックスとか恋愛を連想させてるみたいですね。

カルピス:CalpisTV
http://www.calpis.co.jp/cm/index.html

 優香がジャイアントコーンかなにかのCMでなめ切れずに胸元にこぼれたクリームをにこやかに指で舐めとる……とかいうのも過去にあったしなぁ。たしかHで担当してたの友達だったわ。

 ちなみに↓この「メディアセックス」という本はトンデモ本なので信用しないよーに。(むしろ逆手にとって作ってるきらいが見え隠れするし)


投稿者 KQZ : 00:16 | トラックバック

2008年07月12日

キミ、ペルソナって言いたいだけなんじゃない? ~その1

 という台詞を先日言ってしまったというお話。

 直接担務している作業ではないものの企画内容をレビューしてくれといわれて出たミーティング。
 ブレスト大魔王といわれていたこともあるわけで先入観無く会議室に入っていったわけですが、そこで三十路がらみのおねーちゃんが勢いよく説明始めたわけです。

 「……ということで、今回の●●●のターゲットのペルソナを考えてきました」

 ぼんやりと聞いてみても一向にアタマに入ってこない。

 「キミ、もしかしてペルソナって言いたいだけなんじゃない?」

 むーん。場がひんやりと凍りつく。当たり前だわな。

 以下、内容について書くのはさすがに憚れるのであくまでも一般論に落とし込みますが、ここのところ『ペルソナ』という便利な単語があたかも魔法のような効用を持って語らているような気がしてならないのです。
 たいていの場合は「単なるユーザープロフィールの詳細なもの」でしかないことが多いわけでして。
 本気になって本を読んでみたり、ちょっと検索してみれば、「ペルソナ」というモノがなにか分かる事例はいくらでも見つかるのではありますが……


 ……長くなりそうなので続きは今度書きます。
 これからキャンプだから明後日以降かな。

  

投稿者 KQZ : 02:14 | コメント (240) | トラックバック

2008年07月11日

iPhone発売

      ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \    全国のiPhoneオーナーが
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \   日本のネット帯域を圧迫する一日が始まるお・・・
  |     (__人__)    |  
  \     ` ⌒´     /


既に僕のTwitterはiPhone関連一色です。

投稿者 KQZ : 10:26 | コメント (238) | トラックバック

2008年07月10日

物欲の夏、日本の夏

 ここんとこの買い物動向メモ。

ゲーム
 あんまりゲームのことを書いてなかったのですが一応ゲーム業界関係者であるのでそれなりに買って遊んでおります。
 最近ではシレンジャーとしてお約束の「風来のシレン3」をちくちくと遊んでいたり。
 もちろんシレンですからクラシックコントローラーも必須なので同時購入。クラシックコントローラーはAmazonで5,000円のWiiポイントプリペイドカードとセットで買うとお徳みたいです。(1,800円のコントローラーと5,000円のポイントカードで6,380円。さらに送料無料)
 内容はいつものシレンなのですが、村での挙動がいちいち遅くてちょっとだけイラついてしまいます。3Dなんていらんっちゅうねん。以前ひげひげ団でシレンの中の人というかプログラマーの山本さんと飲んだときに「今回のシレンはねー、RPGっぽくなっちゃってるかもしれない」と言われたのがなんとなく分かったような気も。ま、ゆっくりやってきましょう。

 同時に 「ファミ通の40点満点のクロスレビューで13点! 気になるぜ」 などと話していた生ける伝説「大奥記」は買う勇気がありませんでした。なんたって「『デスクリムゾン』と全く同じスコア」ですよお兄さん。積みゲーム棚の肥やしに買っとく?>誰に聞くでもなく

 参考:
  ゲーム博物館:くそげー博物館:デスクリムゾン
   http://www.hatsune.cc/game/kusoge/death/

 また、過日Twitterで周囲の人間ががやがやと呟いていたので大合奏バンドブラザーズDXの発売日と知ってこちらも思わず購入。
 今回はオリジナルの楽曲を作れたり、それをUpload/Downloadできるというのが面白い。しかしJASRAC楽曲を100曲選んでDLできるというのはいいんだけど、削除不可というのが世知辛い。いや仕方ないんだろうけどもね。

   

買わなかったゲーム
 てなことでゲーム売り場に行って驚いたのですが、ダービースタリオンにDS版が出ていたのですよ。
 ダービースタリオンといえば開発に時間がかかりまくって次世代ゲーム機と呼ばれていたハードがすっかり廃れてしまい次のハードに切り替わる頃にほとんど前世代機最後の大型タイトルとして華々しく発売される、というイメージが強かったものですから『すわ、DSも世代交代?!』などとかんぐってしまう自分もいるわけです。
 聞くと開発は外部に振って監修だけだったとか。なるへそ。(←前世代機的ギャグ)
 しかしPS2用にまだ開発してるって噂も聞くしなぁ……。ホントか? 高橋純子さんとマージャンするときにでも聞いてみようっと。

 


夏の定番お買い物
 毎年7月1日は浄水器のカセット交換をしているのです。
 クリンスイのカセットはなんだかんだいってAmazonが一番安いのでした。三菱レイヨン・クリンスイのいいところは、使用済みのカセットをそのまま処理場まで送り返す宅配便の送料も含まれているというところ。(新しく買った箱に詰めなおしてそのまま発送できるのだ)
 なんとなくエコエコ気分なのです。

  


東京の階段
 そして今日のこと。
 ミーティングまで小一時間会ったので本屋に行って、先日の日記でも触れた大学時代の友人が書いた「東京の階段―都市の「異空間」階段の楽しみ方」を購入。聞くと、図書館での回転がすこぶるいい反面、売れ行きは限定されているものなのだとか。柴尾英令さん周辺に見学ナイトで本を出版している人がいたりするので、時代は結構近しいところに来ていそうではあるのですが。なんかで取材しようっと。

  


衝動買いの包丁
 さくっと本を買いこんでぶらぶらと六本木AXISに歩いていくと、なんとはなしに二階にある日本が誇る世界的刃物メーカーGLOBALのショップにたどり着いていたのでした。
 すると気になったアイテムがっ。

有名包丁メーカーと「PORTER」がコラボバッグ-アウトドア向けに - 六本木経済新聞
 http://roppongi.keizai.biz/headline/1513/

 ステンレス包丁の製造・販売を行う吉田金属工業(本社=新潟県燕市)は6月25日より、同社の基幹製品となるステンレス一体構造包丁「GLOBAL」と人気かばんブランド「PORTER」とのダブルネームによるかばんを、港区・六本木のアクシスビル内直営店(六本木5、TEL 03-3568-2356)で販売する。

 「夏場のアウトドアでの使用を想定」(同社広報担当者)してつくられたかばんは、耐久性に定評がある米・デュポンのバリスティックナイロンと、工業用資材のターポリンを素材に使用。包丁を磁石と面ファスナーで固定する方式を採用し、安全面に配慮した。

Global_Porter.jpg

 にゃー。
 もうね、即買いですよ。
 しかし、デジカメのGX200に関しては慎重に検討してみたりするものの、さほど値段の変わらない包丁は衝動買いしてしまうわけで、そう考えてみると自分の趣味嗜好は「料理>写真」なのだなぁ、と思い至った次第なのです。
 そんなこんなですっかり重い荷物を抱えて打ち合わせ場所に戻っていったのでした。


投稿者 KQZ : 23:45 | コメント (367) | トラックバック

2008年07月08日

若者はもうちょっと勉強してくれないか、とか思った

 いやなに愚痴ってもんでもないんですけども。

 妙な流れの妙なスケジュールで、某新発売デバイスにあわせて取り急ぎなんらかのブツを作り上げなければならなくなったのが数週間前だったと思いねぇ。
 若手の製作チームのブレスト結果を眺めていると、先々の方向性として茂木健一郎とか坂本龍一とか錚々たる人たちにインタビューしたいとか言っておるわけです。もうね、どのルートで何をしたいのかと。
 とりあえず方向性はなんとなく掴み取ったので、やおら坂井直樹さんと桑原茂一さんにアポを取って諸々ご相談差し上げる次第となったわけです。

 んが、この若者たちは勉強してないのか、それとも勉強しかしてなかったのかよくわからないのですが、この御大2人のことをほぼ知らなかったりするのです。それでもいいけど、会う前にちょっとは調べようよ。
 実際にお会いして色々と話をしていると「あ、あれって坂井さんなんですか」とか「桑原さんスゴイっすね」とかその場その場で驚きやがるのです。
 もうね、こっちはビクビクーの萎え萎えーのですよ。
 このスケジュールで紹介するってことは意味があってわざわざしてるんだから、ちょっとは事前に調べて予習しておけってことです。

 以前より「SFCのやつらはつかえねーくせにプライドが高いから大嫌い」と公言してきましたが(公言すると問題があるとかでblogには書かないshi3乙さんはずるいと思います)、当時SFCという単語に表されていた「Googleの検索結果数値に過度の重きを置く輩」とか「調べれば分かるから憶えないよ厨」にはほとほとあきれ果てるのです。

 ……なんてことをCLUBKINGの帰り際、祐天寺の忠弥でひもスタミナ焼きを食べながら話そうとしてたのですが、面倒なので止めましたとさ。

投稿者 KQZ : 14:41 | コメント (324) | トラックバック

2008年06月27日

盾と矛

Ringo's Weblog: google on ec2
http://www.ce-lab.net/ringo/archives/2008/06/google_on_ec2.html

先日、Amazon EC2のTechnology Evangelistの人に対して
Googleとどう競争するのか、と質問する機会があった。

彼の答えに新しい部分は無かったのだが、ひとつの発言が印象に残った:
「EC2の上にGoogleを載せることができる」という発言だ。
これは計算してみるしかない。

 ということで費用を概算すると年間200億円程度なのだそうです。多いのか少ないのかすらよくわかりませんが。
 ときに、amazon ECに載せたGoogleでGoogle本体をクローリングしてみたりするとどうなるんだろ。
 LHC並にあぶないかもしれない。(嘘)

投稿者 KQZ : 02:06 | コメント (184) | トラックバック

2008年06月23日

MOKUJIというのを使ってみた

 どんな表記になるのか良くわかりませんがとりあえず貼ってみる。

MoKuJi

投稿者 KQZ : 12:53 | コメント (242) | トラックバック

2008年06月11日

ネタとしての「大企業に向いているかもしれない人」

 昼ごろに「ベンチャーに向いてない人、向いている人」という記事を見かけたのでぼーっとブックマークしていたのですが、夜になってから「ベンチャーに向いてる人(再)」となって文言が書き加えられていたのでさらにこちょこちょといじってみたのでした。
 一応2社の大企業に勤めた経験があったりベンチャーにも在籍してたりするのですが、そういう経験は実のところこの際あんまり関係ないのであります。ネタネタ。
(以下、緑の文字が元記事です)


  • ベンチャーは、特にアーリーステージであればあるほど、将来の姿からはほど遠い。いま、目の前にあるものはあくまでもプラットフォームに過ぎず、その上にどういうものが作られていくのか、想像する力が必要。

  • 大企業は、特に成熟した業務であるほど、本来あるべきだろう理想の姿からほど遠い。いま目の前にあるものはあくまでも過去の先輩方の作ってきたプラットフォームに乗っているに過ぎず、その上にどうして現在のものが作られてきたのかを想像し今後自ら開拓していくのか推し量る力が必要。現状のシステムを動かしながら変えていくのはベンチャーの人には思いもよらないくらいとっても大変。(とか書いてみる)


  • ベンチャーやってると、とにかく大変なことが多いし、不確実要素が多い。失敗する理由を考えたら、いくらでも浮かぶ。そのときに、とにかくいい方、いい方に考えられる、底抜けの明るさが必要。

  • 大企業にいると、とにかく大変なことが多いし、理不尽な事が多い。社内に最大の敵がいたりするんだぜ。失敗する理由を考えたら、いくらでも浮かぶし、成功したらしたで、わらわらと手柄を求めていろんな人間が沸いてくる。そのときに、とにかくいい方、いい方に考えられる、底抜けの明るさが必要。あと短期的な諦めのよさと長期的な執念深さもかな。


  • ベンチャーの仕事は、特に、超地味。コツコツ、目の前のことをひたすらやるだけ。でも、その仕事を楽しくするも、つまらなくするも、自分次第。これは、どの仕事も一緒か。

  • 大企業の仕事は、特に、超地味。コツコツ、目の前のことをひたすらやるだけ。でも、その仕事を楽しくするも、つまらなくするも、自分次第。これは、どの仕事も一緒だ。ただ、後輩にはそれなりに夢を持たせてチアアップして、その超地味な作業を引き継いでやらないと、いつまでたっても地味な作業に埋もれてしまうのだ。そんな人間が山ほどいるのが大企業。気づかずに楽しそうだったりするんだけどもね。


  • ベンチャーは定義により、メジャーなブランドでない。そのニッチ感を、むしろ楽しめる人が向いている。

  • 大企業は定義により、メジャーなブランドでない。だって定義によるんだもん。少なくともネット世間からは「だっせー」とか言われてるに違いないので、その疎外感を、むしろ楽しめる人が向いていると言えなくもないけど正直どうでもいいかな。


  • ベンチャーに就職するか否か、これも就職しない理由を考えたらいくらでも浮かぶ。自分がやりたいことが明確であり、自分がよって立つ判断軸が明確でないと、いつまでたっても決められない。「やりたいんだけど・・・」と数か月悩んだ人は結局、来なかったし、大半の人は「ぜひ!」と即決だった。

  • 大企業に就職するか否か、これも就職しない理由を考えたらそれなりに浮かぶ。自分がやりたいことが明確であり、自分がよって立つ判断軸が明確でないと、なんとなく決めてしまいがち。「とりあえず入っておくかな。有名だし」と悩むことなく入社した人は結局、自分のやるべき仕事は見つけられなかったりするしなぁ。


  • ベンチャーでは定型の業務がない。人数も少ないから、あまり指示も出せない。自分で仕事を作っていかなければならない。

  • 大企業には定型の業務が一通りそろっている。しかし大抵の仕事は定型の業務の上に成り立っているものなので疎かにせず基本は学んでおこう。自分で仕事を作っていくのはその後でいい。だって定型業務の基礎にのってないと引継ぎもチーム作業もできなくなっちゃうしね。サステナビリティ超大切。


  • 大きな会社にいると、大体何年経つとこのポストだとか、前例があるから分かりやすい。ベンチャーは将来どうなるか、まったく分からない。その不確実性を、むしろ楽しめる人でないと向いてない。

  • 大きな会社になればなるほど、社会的な寿命がつきかけている場合がある。大体何年経つとこのポストだとか考えてみても、例えば戦後すぐに花形産業だった造船業に入った東大トップ組の爺さまたちの暇そうで出向しまくりの40代50代、なんていうしゃれにならない現実だってあったわけだ。そんな不確実性は楽しまなくてもいいからとりあえず自分たちで何とかしよう。これは日立造船の杜仲茶の話ではないぞ。


上記に該当する人は、ベンチャーでなくとも、どこでどんな事業をやっても、成功できそうですけどね。

本当にそうですね。

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 なんか出来が悪いので後で訂正するかも。

投稿者 KQZ : 00:52 | コメント (195) | トラックバック

2008年06月05日

ここんとこ近況

 妙に忙しかったので時間が空いてしまいましたが備忘録。
 某所に虫が沸いてるようですが、まぁこれくらいならいいか。あったかくなってきた証拠か。

マラカス電気科学メシ会
 メキシコからMISAYOが帰ってきていることもあり、久々に大人数で宴会。
 急に決まった話だったので場所がとれず、VISAのプラチナコンシェルジュに頼んだところ西麻布の北海園を勧められて個室でまったりと宴会することに。落ち着くけど内装がちょっとレトロすぎるにゃ。
 オガちゃんはヘキサゴン2やどうぶつ奇想天外、レッドカーペットなどなど担当している番組が売れに売れているし、ヨネさんは回転寿司チャンピオン特需の真っ最中で全国寿司行脚中、EOJも発売したし、まぁ色々あった一年でした。
 ヨネさんがネプチューン・名倉に「インチキそうな顔してますねぇ」と言われた話には全員納得。放送は6/14のテレ朝13:55。
 その後アボットチョイス六本木店に行き、今年の海外研修でメキシコに行くという女性スタッフをMISAYOに紹介したり、高橋店長にインド話をしたりして解散。

久しぶりにはっちー鉢嶺くんと打ち合わせ
 上場企業の会長だと思うと「はっちー」などと書いていられないのですがそれはそれとして。
 新しいネット媒体とかそこらへんのお話。ちょっと早いかもしれませんが仕込みは先手先手でやらんと。

ここんとこ買った本
 なんだか本屋で見かけると買ってしまうセオリー。今回は仕事とも直結しそうだし。

正直この2冊は惰性で買ってるようなもんです。NANAは三木さんが映画を撮るっていうから読み始めて、バキは極新の数見くんとカラオケしたときに薦められたからだったかな。

デジカメを買い換える
 今使っているRICOHのGX8がだいぶへたれて来たのと、shi3zさんが「チミチミ、GR Digital][はすばらしいよ」とおっしゃるのとでデジカメ購買欲がむくむくと上がってきていたところ、たまたま30分ほど時間が空いたのでビックカメラに行きGR DigitalにしようかGX100にしようか悩んでいると、店員さんが「マニュアルを使わないのならR8で十分ですよ」と猛プッシュしてきたのであっけなくR8にしてしまったのでした。(長文)
 店員さんいわく、「GX100もGR Digital][も一年以上前の機種なのでところどころ古い、たとえばSDカードへの書き込みが遅かったりする」とのこと。食事をしていてさっと撮る、という使い方が多いのでそういうポイントを突かれるとつい乗ってしまうのだ。うまい店員さんである。それに絵作りならNikon F3とか引っ張り出してきてやればいいしなぁ。もう少ししたらGX200とかもそろそろ出るだろうし。

あーJavaScript切るとmixi閲覧が楽だわ~
 いつの頃からでしょうか、Sleipnirでmixiそれも日記を見るととんでもなく遅くなってしまっていて、たとえPCの前にいたとしてもわざわざケータイで閲覧していたことすらあるのですが、思い立ってJavaScriptを切ってみるとこれがすこぶる速くて快適なのです。
 困っている方にお勧め。
 ただ、注意点はといいますと
  • メニューの「日記 ▼」「動画 ▼」「フォト ▼」「ミュージック ▼」「レビュー ▼」の「▼」以下が展開してくれません
  • 日記を書く際にテキストエリアの上部にある、文字の装飾や画像やムービーの貼りこみ…… などの機能ボタンが使えません
  • 画像サムネイルをクリックしても拡大しません
  • 外部ページへのリンクで開かれたページにもJaveScriptがオフ設定になっています

 というところでしょうか。
 ま、閲覧には全く問題は無いと思います。Sleipnirだとクリック一発で戻せるしね。

めでたいひげひげ集会
 おやじゲーム業界人の集まりとして600回に喃喃とする開催歴を誇っているひげひげ団ですが、長いことやっていると出会いというものも生まれてくるものでして、この日はめでたく入籍された某氏と某女史の入籍記念集会ということで賑々しくも開催されたのでした。というか某女史を連れて行ったのは僕なので、間接的には故意のキューピッドということになるのである。恋だってば。
 お二方ともそれなり以上に有名な人なのですがWikipediaにも公式サイトにも結婚の記載が書かれていないので名前は伏せておきましょう。しかし盛り上がったなぁ。
 凄腕プログラマーとしてつと有名な山本さんから「 風来のシレン Wii」の出来をうかがう。やばい。買ったらまた寝不足になってしまう。
 その後、ゴールデン街で魔黒氏の経営するギャラリーバー「Colors」の屋根裏で焼酎を飲み、10ccに流れて解散。

坂井直樹さんと偶然に
 某日。親戚の家に遊びに行ったら坂井直樹さんとばったり。奇しくも同じマンションの住人だったのだ。
 「いやいやどもども」とロビーに陣取りあれやこれやと情報交換。坂井さんの手には奥山清行さんの「人生を決めた15分 創造の1/10000 」があった。ということはこのblogエントリーの当日だったのかな?
 慶應義塾大学の大学院の教授になったとのことで改めて名刺をいただく。「うちの研究室にも教えに来てよ」と過分なお誘いもいただきましたが、それ以外にも色々と絡みがありそうなので携帯電話の番号も交換。

旧友と飲み1
 10ヶ月近くぶりにホホホの会が開催されたので参加。
 ホホホの会については「安キャバクラとミスタードリラー: KQZ on authentic」あたりを参照のこと。
 会場は枝川の「みゆきや」。いつものように旨いホルモン焼肉をたらふく食べてそれなのに激安。
 今回は小学校中学校の同級生だった音楽配信業者の社長を連れて行ったのですが、業界も近いこととHさんとはお互い元プロミュージシャンだったことから話も大変弾んだようだ。
 二次会は新宿に移動したのだが、タクシー第一陣チームはキャバクラに行ってしまったので魔黒氏と二人でアボットチョイス新宿店で飲みながらあれやこれやと打ち合わせ。そろそろ帰ろうかという時間になってから連絡がきてColorsに移動。3時くらいまで飲んで解散。

旧友と飲み2
 どういうわけだか10年ほど前は毎週のようにマージャンをしていたのです。それもおんなじ業界(当時)のやつらとばっかり。
 そんなやつらが久しぶりに集まって飲もうということで新宿のアボットチョイスに集合。
 面子は赤坂に引っ越してきた代理店HのT、扶桑社のT1(宮崎駿に似てる)、T2(痩せれば美人、といわれ続けて幾星霜)、トリビアの泉で「日本を代表するコピーライター」と言われてた青山一丁目にある代理店のイサム、おなじく青一にあるレコード会社のK。Begin編集長のコヂマとHからBeamsに行ったUは参加できず。

 KくんからET-KINGとmihimaru GTとALLiSTERのスコット・マーフィーの新譜をいただく。HDPで新譜紹介コーナーを担当していたのは10年以上前だが当時は白カセだったことを思うと隔世の感である。

鼠先輩が気になる
 上の飲み会でもらった音源で一番気になったのは鼠先輩というアーティストの「六本木~GIROPPON~」というCDなのである。

 な、なんなのだ?
 アーティスト名は「鼠先輩(35)」と書いてある。これは女性自身方式でいうところの年齢か?
 音を聴く。うむ、ムード歌謡である。
 早速アマゾンの紹介文を見る。

内容紹介
2008年 鼠年、ムード歌謡のブライテストホープ鼠先輩がメジャーデビュー。
魂を揺さぶるヴォーカル、ノスタルジーが微笑むメロディ、致死量のコーラスワーク、
万人の心に染み入る魂の詩、
そして日本の悪しき慣習「一気コール」をも武器にしてしまうアルティメット楽曲、
21世紀にして遂に産み落とされた日本を代表するラブソングの名盤が誕生です。

アーティストについて
鼠先輩(ねずみ先輩)
1973年4月5日生まれ
日本のムード歌謡歌手
岡山県出身


 素敵すぎ。
 「♪ぽっぽぽぽぽぽ」というフレーズがアタマをぐるぐる回っております。


投稿者 KQZ : 01:59 | コメント (216) | トラックバック

2008年05月27日

未来がないのは調べないで書く人間とそれを鵜呑みにする人間【追記あり】

 あえて言うとか書く前にもう少し調べたほうがよいかとも思うのでした。

Business Media 誠:ロサンゼルスMBA留学日記:あえて言う「新聞に未来はない」 (1/2)
 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0805/26/news037.html


 ざっと読んでも「圧倒力取材力」の源泉である『記者クラブ制度』なんかにまったく触れていないのが不思議なのです。癒着の温床でもあるんですけどもね。
 逆に言うと、ネット媒体の強みである『ゲリラ的取材』についてもまったく触れていません。触れていないということは、取材の裏づけの大切さや速報性、取材元秘匿義務などのジャーナリズムの根源についても触れてないって事になります。コレじゃまったく意味がない。
 「ネットはゲリラ的云々……」と書くと語弊がありそうですから具体例を挙げますと、たとえば災害時、あるいは事故現場に誰かがカメラ付携帯電話を持っていればすぐさま「報道」が始まるわけです。あとは…… わかるよな。

 しかし、ここ数年で何度か巻き起こった祭り的な動きとしての「流出した数枚の写真からあっという間に現場を特定して突撃する… 」とかいうのはまったく知られてないんでしょうかね、こういう人には。(それ自体がよいことだとは全然言ってませんがw まぁ仕切られたメディアの人にはできない芸当だということです)
 「内部告発」とかいうキーワードもありますが提示するだけでさらっと流しておきます。


 また、「広告モデル」「サブスクリプションモデルの限界」などと書かれていますが、それ以前に再販制度について触れていないのもちょっと不自然ですな。
 広告 ビーグル ビークルとしての捕らえ方として今現在もとりあえず大きな地位を占めているチラシ広告についてもまったく触れていません。
 それらを裏付けるものとしての押し紙積み紙についても然り。

 もうね、なにがなにやら。
 ここまで読んできてやっと気づいたのが、この記事を載せているのがITメディアだということです。
 ネット媒体だと記事の内容チェックが甘いってことなんでしょうかね。(笑)

 もっとも、新聞社やテレビ局でも現場ではお粗末なものです。大宅文庫や国会図書館を使いこなせない輩がそこらじゅうにいますし、バラエティの現場ではネタは怖いことにネット検索頼りだったり。ちょっと賢くなると大学の貧乏准教授あたりにネタを借りる程度。これじゃ学生がWikipediaを丸写ししてるのと大差ありません。

 さてさて。
 かれこれもう20年近く前にリクルート社の研究所「メディア・デザイン・センター」で学生時代に研究員という名前のバイトをしていたのですが、ここでの研究のひとつに「デジタルメディア時代における紙メディアのメリット」というものがありました。
 ちなみに主任研究員はボトルメールの永井義人さんで、研究所の責任者は杉並区立和田中学校藤原和博さんだったりします。

 ここで出たある結論というのは、

(聞きたい人は わっふるわっふる と書き込んでください)

※ホントは眠いだけw

(追記:2008.05.28)
メッセンジャーに「わっふるわっふる」とだけ書き捨てる奴らがいましたのであとでなんか適当に追加しますw

(追記:2008.05.29)
「ビークル」のことを「ビーグル」と打ち間違えがありましたので修正。
悲喜もこもこさま、ありがとうございます。


↓当blogを「新聞」で検索して出てきた似たような話を書いているかもしれない過去記事

新聞とかそこらへんのお話: KQZ on authentic
 http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/001281.html

代筆: KQZ on authentic
 http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/001581.html

新聞社終了のお知らせとshi3zさんの釣りと打ち合わせ焼肉: KQZ on authentic
 http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/001456.html

ここんとこ近況: KQZ on authentic
 http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/001687.html

これ、本気で言ってるのかなぁ…?: KQZ on authentic
 http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/001317.html

News23を見てしばし唖然、のち来客: KQZ on authentic
 http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/000935.html

仕事しながらメモ【追記あり】: KQZ on authentic
 http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/001577.html

投稿者 KQZ : 00:37 | コメント (148) | トラックバック

2008年05月26日

いいのか悪いのかは別にして

 気になる本があっても、訳とか監修に神田昌典って入ってると、途端に買いたくなくなっちゃうのです。
 異常でしょうか?                            (東京・30代男性)

 とりあえず沢山あります。
 「仕事に役立つマインドマップ―眠っている脳が目覚めるレッスン」とか面白そうなんですけどもねぇ。「感情マーケティング」とかいうワーディングも気になったりするんですが、名前を見ると平台にもどしてしまう自分がいるのです。いつだったかの選挙のぐだぐだぶりが原因というわけでなくずっと前からなのですが。(一の会とかそこらへんだから10年以上前かな?)

 ちなみに、「山川紘矢・亜矢子」という文字の並びでも同じような反応を示す傾向があるんです……。(いや、こっちだとさすがに食指も眉に唾するためにしか動かないけどもね)

投稿者 KQZ : 14:22 | コメント (122) | トラックバック

2008年05月19日

ヘブンリースプーンが届かない

 先日もmixi日記には書いておりましたが、激混みの中やっと買うことができた例のハーゲンダッツの高級アイスクリーム「ヘブンリースプーン」がまだ届いていないのです。
 19日午前中配送の予定だったんですがねぇ。

 ネット上では既にいくつか試食レビューなんてものも上がっています。

即日完売だったハーゲンダッツの数量限定「ヘブンリースプーン」試食レビュー - GIGAZINE
 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080516_haagendazs_heavenly_spoon/

 ……なんというか、広報から貰った匂いがぷんぷんしております。つか俺が広報だったら無条件で送っておきます。原稿料も振り込みますのでよろしくお願いいたします。

 そんなことはいいとしまして。

 ざっと内容を見ると、包装にも力を入れていますし、全国配送費もこみで6個6,000円(カカオは5,000円)ですから、全くの赤字プロダクツでしょう。

 確か限定で6,000セットでしたか。それに対して日経なんかで広告も出していました。
 総売り上げ4,000万弱で広告を出して、特設サイトも作ってパンフレットも作って配送もして……。商品も特製ですから前後のラインも確保せねばなりません。
 ざっくりとした赤字は億円ちかくになるでしょう。(他商品を作っていた場合との機会損失含む)

 というか、はじめっからこのアイスはハーゲンダッツの値上げ前の言い訳プロダクツなのですよね。たぶん。
 昨今の乳製品高騰やユーロ高、ガソリン高を受け、そろそろ値上げしたいに違いありません。確かナカザワの生乳使ってるんでしたっけ?(うろ覚え)
 もちろん半年とか一年とかのスパンで原料を押さえているのでしょうが、そろそろ値上げの時期がさし迫っているのでしょう。
 一度原産してしまった酪農農家でいきなり増産するわけにも行かないでしょうし。
 しかし今でさえハーゲンダッツは270円とかするわけです。
 おいそれと値上げしてしまうとコンビニのPB商品なんかに客層を取られてしまいます。

 でもここで「1個1,000円のアイスが限定で出たよ」「超人気&即完売でぜんぜん買えなかったらしい」「でもさすがに美味しかったってさ」という評判を作って置く、ただそれだけのためにやっていたのでしょう。
 決算が通常の4月9月という仕切りであれば、8月の広告が安い時期に新商品発表→9月に新商品「ハーゲンダッツ・ヘブンリースプーン:定価360円」とかいうのが出てくるって寸法です。330円くらいで売ってる現行商品の「ちょっと小さくてお高め」なドルチェシリーズの行き場とか考えるとネーミングは「ピュア」とか「セレクト」とかいった定番物のテイストになるかもしれない。そうでないかもしんない。

 つーかなかなか届かないからこんな下らんエントリーあげちまったじゃねーか。

投稿者 KQZ : 15:53 | コメント (218) | トラックバック

2008年05月15日

電子ブロックでケータイ作り

 izaにはコメントできないのでこちらに。
 いつもお世話になっている坂井直樹さんのケータイ系blogから。

BUGというガジェットなどを使ってマイケータイを作る日は来るのか?:イザ!
 http://naokix.iza.ne.jp/blog/entry/575170

 パーツを組み合わせて電子ガジェットを作るシステムキットの紹介記事なのですが、このBUGというキットにはGPSやタッチスクリーンなどのモジュールも揃っており、W-SIMなどと組み合わせると自分好みの携帯電話が作れるかも…… というお話。
 同等のガジェットといえば日本ではまさに電子ブロックでしょう。
 発売開始は1976年。32年前です。あぁEX150欲しかったよね。みんな持ってたのは60とかくらいだったかなぁ。ま、小学校三年くらいからはラグ板に直半田付けして組み始めたから…… おっと、話が逸れた。当時はNHK教育で電子工作の番組があったりしたのだ。「タイマIC555を使ってカップヌードルタイマーを作ろう」とかね。

 閑話休題。
 日本にも組み合わせ式電子ガジェットの萌芽はあったとはいえ、電子ブロック(by学研)のモジュールは、ダイオードとかトランジスタとかいった単機能パーツものなのでBUGとは性格が異なります。時代も違いますし。
 電子ブロックにJATEの技術基準適合認定を通過した端末パーツを追加するとかなり面白そうです。
 今でもWi-Fi機能をつんだSDカードなんてのもありますから、上手く作りこめばSkype端末くらいはできそうですね。20年前の肩掛け式携帯電話のようにEX-150をぶら下げて。(笑)


製品詳細 | 学研電子ブロックEX-150 復刻版 | 電子キットシリーズ | 大人の科学製品版 | 大人の科学.net
http://otonanokagaku.net/products/kit/ex150/detail.html


私信:紹介いただいた東山の緒方慎一郎さんにまだ連絡できておりません……

投稿者 KQZ : 11:25 | コメント (194) | トラックバック

2008年05月07日

公共事業的文化財建立ができなくなったのは戦後の話だっけ?

ヒマネタ。

POLAR BEAR BLOG: いっそのこと、日本はピラミッド建設に乗り出したらどうか。
 http://akihitok.typepad.jp/blog/2008/05/post-fc14.html

 古来より日本では歴代天皇の御崩御に当たって御陵や神社を設営するなどして定期的に公共事業的な施策を行っています。伊勢神宮の式年遷宮なんかもそうですね。
 ただしこれらは全国各地に設営される性格のものではなく、その時期時期の都周辺に置かれたものでしたので、全国的な影響があったかどうかは微妙なところです。もっとも大権現を祀る日光東照宮を見ると分かるように全国から石木材料のみならず人工や工芸技術者などを集めていましたので少なからず全国に“公共事業”としての効果はあったものと思われます。
 また江戸時代には参勤交代=大名行列という行事もありました。これは本来は地方豪藩に対する財務的疲弊を目論んだものと説明されていますが、マクロ的に見れば富の再分配と文化の全国的伝播に役立っていたものと思われます。(今で言うと皇族方々の全国植樹祭が似たようなものなのかもしれませんが、これってなんとなく逆だよなぁ、とか思ったり思わなかったり)

 翻って当世の日本ではこのような国家的事業はなかなかなされないでいます。変に平等主義的な考えが蔓延ってしまって田舎の各村に一億円ずつ均等に分配してみたりしていたようですが、どう考えてもどうしようもないわけで、事実大失敗に終わっているわけですし。

 引用先blogで提唱されている「ピラミッド(的公共事業)」ですが、魂のない(形だけ整えた)大規模建設では後世に亘っての文化的意味合いは感じられることなく徐々に廃れてしまうはずです。太陽の塔ですらああなのです。また、日本の表層文化として「手がかからない」という巨石文明的なものはあまり馴染みがないというのも指摘すべき点でしょうか。むしろ経年変化を楽しみ、それを維持する方に力点を置いているような気がしますし。ここら辺は僕のお師匠さんである明石散人さんの「幽玄・侘び・寂び」の考え方が分かりやすいかも。(日本史快刀乱麻 (新潮新書)より)

 ということで、僕は国粋主義者でもなんでもないですが、魂を込めるという意味では、世界で唯一のEmperorがおわしまする我が国にあっては、
 ……と、ここまで書いてやめておく。めんどくさそうなので。(笑)
 差しさわりの無いところで言うと「1,000億くらいかけて江戸城復活させて一部にリアル忍者屋敷でも作って外国人にウホウホさせときゃいいんじゃね?」くらいでしょうか。江戸城だといろいろ面倒あるかもしれないから名古屋辺りでやっとくとか。トヨタの金なんかで。
 あ! カミオカンデとか量子加速器みたいなのはいいかも!
 日本中から陶工を集めて手捻りで直径3Kmに及ぶ真円の加速リングを焼成…… とか、光電管は大田区の技術者がすべて手作業で…… とか。
 これなら地球から文明がなくなっても「なんだこの真円の遺跡は?」とか思ってもらえそうだし。


 さ、そろそろ打ち合わせだから資料まとめるかな。(投げやり)

投稿者 KQZ : 16:25 | コメント (156) | トラックバック

2008年05月05日

ちゃんと再生すらしたことがない人間に作成側に回られてもなぁ

 いつもお世話になっているチミチミshi3zさんですが、ゴールデンウィークでとっ散らかってしまっているのでしょうか。まとまりのつかないエントリーをあげていらっしゃるようです。

再生機を買う人と、作成機を買う人 - shi3zの日記
 http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20080504/1209866987

 碌にいい音楽も聴いたことのない人がいきなり高級シンセサイザーを手にしてもいいことはあんまりないと思います。

 眠いので短エントリーにしたいと思いますので身近な話にしますってぇと……
(なので揚げ足取りっぽくなってしまっているところはご容赦のほどを)

 たとえば放送コンテンツに携わっていた者としては、

衛星放送用のコンテンツは作ったことがあります。そういう意味では関西ローカルの深夜番組を作ったこともあります。もちろん本放送は見てません。

 自分の担当した本放送を見たことがないというのにはそれだけでびっくりなのです。
 もちろん編集テープはチェックしていたんでしょうが、それだけで足りていると思っているとしたらプロ意識が足りません。

 ユーザー(この場合は視聴者)がどれだけの手間をかけてコンテンツ(この場合は番組)を見てくれているのか、競合するサービス(この場合、裏番組との兼ね合いなど)はどうなっているのか、広報手段は適切なのか(この場合はたとえば局内番宣とか?)…… などは、実際に本放送をチェックしていなければ分かるはずがありません。できることなら関西に出張するなりしてその時間に地上波やラジオなどで何をやっているのかまでチェックするのが本筋ってものでしょう。サンテレビの「おとなの絵本」が裏だったりしたら「なんで関西のラブホテルって変な名前なんだろう」とか気になってしまってそりゃもう大変です。
 もとい。分かりやすく言うと、ハイビジョンの番組を作ろうとしている人間が「いやー僕は再生機より作成機に金をかけたいので家ではSDブラウン管なんです。でもAvid pro使ってます」とか言ってたらどうなんでしょう。僕はあんまり仕事したくないです。
 ちなみに僕は広告屋さんでコピーライター一年生だった頃、二日酔いの薬のキャッチフレーズ作業を割り振られた時にわざとめちゃくちゃ酒を飲んで酷い二日酔いになってその薬の効き目を試したことがあります。(単に飲みたかっただけじゃないですよ。ホントホント)

 閑話休題。
 要はおっしゃるとおり↓ここら辺のバランスの問題なんでしょうが、

作成機にお金をかけるのは、投資と考えれば安い物です。

 大抵のコンテンツというかプロダクツというものは、装置(媒体:medium)を通るたびに装置固有のバイアスが何重にもかかってしまいますので、その差分を把握できる程度の再生体験は必須だと思うわけです。
 音声ケーブルでも銀塩フィルムでもハイビジョンカメラでもコンサートホールの響きでもなんでもいいんですが、ある一定の閾値から先は趣味というかオカルトの世界になりますので、その獣道さえ見誤らなければかなり低廉な支出で 自分の出力/ユーザーの入力 のバイアスの体験と把握はできると思うのです。
 ま、踏み外した先の獣道が案外と楽しかったりするのもまた事実なんですけどもね。

投稿者 KQZ : 01:41 | コメント (191) | トラックバック

2008年04月06日

おバカさんタレントが台頭してきた歴史的流れ

 一応書いておかないと南部虎弾wiki問題みたいになっちゃうので誰に聞かせるでもなくネットのはしっこにメモメモ。


 おバカさんタレントといわれる一群の人たちがテレビに出てくるようになって数年。
 今年の正月なんて大食いタレントとおバカさんタレントが目白押しでした。

 さて、おバカさんタレントが目立ち始めたのは「クイズヘキサゴン」からだといわれています。
 オガちゃん社長が作家に入っているアレです。

 今は「ヘキサゴン2」となってまさにおバカさんタレントがこの世の春を謳歌しており、かつそろそろ秋風が吹き始めているのかもしれないしそうでもないかもしれない今日この頃なわけですが、前身である「クイズヘキサゴン」は名前の通り5角形の舞台を設えて、タレントさんがクイズを答えあうというシステムだったのでした。
 もう少し詳しく説明すると、「一人のタレントさんが残りの四人のタレントさんのうち誰が正答するか、もしくは正答しないかを読む」という「読みあい」を番組の面白味にすえていたのです。
 

(このクイズシステムについては後で書くのでいったん話を飛ばします。「正解」ではなく「正答」というところがキモ)

 元々テレビバラエティの分野ではクイズ番組は花形でした。
 特に視聴者参加番組は沢山あり、僕が子供の頃などは「タイムアタック」「クイズドレミファドン」「アップダウンクイズ」「三枝の国盗りゲーム」…… と枚挙にいとまないくらいありました。
 当時の少年少女ならば、toto-yoneさんが「スーパーカークイズ」で優勝したとか、大学の空手部主将だった兄貴が「ぴったしカンカン」に出て中学校で恥をかいた、などクイズ番組に出場した知り合いの思い出がある方も多くいることでしょう。

 さてさて。
 このクイズ番組花盛りの時代から今も残っているものとしては「パネルクイズアタック25」がありますがこれはごくごく珍しいもので、一旦はほとんどの番組が駆逐されてしまっています。
 視聴者参加型のクイズ番組が視聴率を取れなくなってしまったからです。

 つまるところは皆さんタレントさんがあーだこーだやっている番組が見たいってことなんですよね。
 前にも書きましたが「別にタレント同士が自腹で豪勢な食事を奢ろう奢るまいが、冷静に考えてみればそんなものはどうでもいいことなのだが、結果的にくだらんじゃんけん程度のミニゲームでも視聴者の目は確実に止まってしまう。」のです。もっとありていに言えば、民放番組の至上課題である視聴率=広告出稿という観点から見て「広告のビークルになるコンテンツは別にアニメじゃなくてもよくて、芸能人が適当に商店街歩いてじゃんけんかなんかして自腹で食事をご馳走しあうようなどうでもいい番組であったとしても、視聴率さえ取れていれば喜んでお金を払うってことです。 」ということです。

 でもさすがに「だいすき!」形式の番組ばかりでは視聴者も飽きるわけでして、様々なバラエティの可能性を模索するのが放送作家の生き様なのです。
 視聴者の趣味嗜好以外にも番組制作費の問題とか自社制作比率の問題なんかも絡んでくるのですがそこらへんは適当にするとして(コント番組は制作費がかかってしゃーない、とかね)、しばらく世の中から見放されてきたクイズ番組が脚光を浴びるようになって来ました。
 「平成教育委員会」みたいな番組ですね。(「IQサプリ」なんかもこの流れかな)

 ここらへんで重宝されるようになったのが「インテリタレント」という階層です。
 覚えてませんか? 一時期はインテリタレントばっかりだったこと。
 でも一番受けるツボだったのは「小学生の教科書の問題を大の大人が間違える」とか「間違えたときのバツの悪そうなタレントの顔」「そんなの引っ掛けだー、と抗弁するときの顔」という落差だったわけです。
 振り返ってみると、中学入試の問題があまりに難度が高すぎる引っ掛け問題ばかりだと世間の人が知っていたのもタレントさんにとってはいい傾向でした。

 さて、数年間はこれらインテリタレントさんが粗製乱造謳歌していましたが、しばらく経つと番組制作の現場にちょっとした雰囲気の変わり目が見えてきました。
 事務所に出演を依頼すると「ウチの●●なんですが、バカっぽく見えてしまうと困るんで、クイズ番組はお断りしてるんですよ」「答えを教えてもらえるなら」などといって断られることが多くなってきたのです。

 そんな潮目の中で「クイズヘキサゴン」は生まれました。(他にも必然はありますが、このエントリーの流れとして、です)

 番組のシステムをこれまでのクイズ番組とがらりと変え、
「クイズに正解するのがメインではない。
 あくまでも『誰が正解を言うかを当てる』のがメインであり、
 『相手をだますためにわざと不正解を答える』のも戦略になる」

 という部分に重きを置いたのです。

 こうなるとタレントさんはぐっと番組に出演しやすくなります。問題がわからなかった時も「どーしようかなぁ… そのまま答えてもいいけど、ここは敢えて間違えて相手を騙そう」などというフリができるからです。一時期いましたよね。番組後に麻布十番のPあたりでパスタをつつきながら「あれわざとなんだよー」とか言ってた裸足で靴を履く人とか。(あれ?)

 んが。んが。
 今度は自らを「バカでいい、むしろ美味しい」と任ずる一群が出てきたのです。
 おバカさんタレントの登場です。
 即テン棒リー全ツッパの一途なパワーに場が乱され(彼らにとっては「わからないものはわからない」だけなんですが)、そこで画面に破綻が見えました。こういった破綻を見ることは、視聴者は大好きです。自腹が確定したタレントの顔を見るのが大好きな人たちなんですからお茶の間の普通の視聴者ってのは。

 今のおバカさんタレントを中心に据える番組作りはこうして定着していったわけですが(別意見があるなら飲んでる時かmixiかコメント欄にでもどぞ)、そろそろ違う動きも出てきています。
 「勉強して成果を出すタレント」なんかです。
 むかし電波少年の「東大受験」などでもやっていましたが、昨シーズンからレギュラー番組としても定着していますし。


 ……というところで今日は眠いのでオチなしで終わろうっと。

※専門学校とかでお呼ばれ授業する時に資料として使うかもしれんす

投稿者 KQZ : 00:00 | コメント (268) | トラックバック

2008年04月03日

プログラマ一家が主人公な漫画はこんな感じ

プログラマが主人公の漫画はこんな感じ - Gemmaの日記
http://d.hatena.ne.jp/Gemma/20080402


 これを読んで思い出したので外部blogに初めて出してみる。(前にmixi日記には書いたっけか)

 今から10年ちかく前に知り合いの編集者からマンガの原作がどーたらこーたらとお願いされていたときにこんなことを書いたことがあったのです。
 それなりに面白そうだと評価されてはいたものの、当時はかなり忙しくて10話分くらいのプロットしか見せずに終わってしまいましたっけか。
 ざっと思い出して書くと↓こんな感じ。


  • 近未来(といっても今になってみればまさに現在)
  • 一言で表せば「寺内貫太郎一家IT版」 大家族ドタバタもの
  • 主人公は高校二年生の男の子
  • 父は頑固な天才数学者にしてネット業界では知らない人がいないほどのGeek
  • 母は着物で通す気楽な元数学者・現専業主婦。時々お花を教えている
  • PC音痴で色気だけはたんまりある短大生の姉
  • 裏でハッカー集団を率いている幼稚園年長の弟(Eye-Trekとバーチャルキーボード装着)
  • 無駄に改造された超アイボ
  • ある日父がライバルの姦計に嵌り、ある国策OSの失敗の責任を追及されてしまう。天才ならではの勢いでそのまま大学を退職。
  • 家に帰るなり「今日からプロバイダーをやるぞ」と家族に宣言。(←ここらへんが10年前たる所以)
  • 短大生の姉がミニスカートの営業部長となり… とか
  • 舞台は下町佃島の商店街
  • 隣は高層マンションに建て替えられていて3階に地主一家が住む
  • 主人公は夜になると瓦屋根の上でギターを弾く。すると隣のうちの同級生の女の子が顔を出して…… というのはお約束。
  • 天才プログラマーである父はかねてより仕込んであったイースターエッグを起動してNTTの高速回線をハックして…… とか、クラッキングしてきたハッカー集団が実は弟の手下だったり……、というどたばたもありーの。

 そんな設定どもはどーでもいいのです。
 単に編集者が(当時の世情に合わせて)喜びそうな事をあげただけですから。

 僕が書きたかったのは↓こんなエピソードだったのです。

蔵から出てきたQuickTake100。
QuickTake100というのはAppleが出した民生用デジカメである。
インターフェイスはADBであり、既に今のPCではつなげる術さえない。
放って置かれていたのだが、幼稚園児の次男の友人(ただの幼児)がどこからか見つけてきた。
縁側でAIBOにつなげて無理やりデータをひっぱりだすことに。
パスワードは母の名前。
すると、そこには若かりし頃MITに留学していた父母の写真が……

 恐らく数年後にはそういう家庭が出てくるはずなのです。 いや、そろそろか。
 Googleキャッシュで「あんた、結婚前に書いてた日記読んだわよ。二股してたんじゃない」とひと悶着、とか。

 なんかここら辺を言及した小説とかマンガとかが読みたいのですが、なんか面白いのってないでしょうか?>と、誰に聞くでもなく

投稿者 KQZ : 17:50 | コメント (2) | トラックバック

2008年04月01日

当方赤坂在住の神主資格保持者です

Six Apart - 住職の募集
http://www.sixapart.jp/jobs/2008/04/01-0000.html

 住職経験はありませんがカシコミカシコミ申し奉りますのでよろしくお願いします…… って、何かと思ったらSix Apartの関さんでしたか。
(関連→ 今日起きたことを今日書く日記: KQZ on authentic

 そういえば今年は誰もだましてないなぁ。

※あ、神主免許持ってるってのはホントです
 母方の爺さんは黒衣着てたり伊勢神宮の式年遷宮委員長やってたりしてたんで
 その関係であとを継がされそうになった事もアリ

投稿者 KQZ : 16:27 | コメント (142) | トラックバック

2008年03月31日

茶の間のテレビをめぐる妄想話

 放送作家出身だったり元広告代理店社員だったりオンラインゲーム屋さんだったりする我が身の上としては、人生の大半を表題のようなことばかり考えてすごしていたわけですが(嘘)、過去十数年言われ続けてきている(そして失敗し続けている)テレビ機器のオンデマンド化に関しては何時間でもお話ができるくらいのネタはあるのです。

 で、以下は先ほど目に付いた記事。

従来型のテレビ+従来型のVODは流行らない。今までも、そしてこれからも!? - キャズムを超えろ!
http://d.hatena.ne.jp/wa-ren/20080331/p1

VODの持つ可能性を殺してしまわないためにも、「能動的に電源を入れ」「メニューからタイトルを選び」「月額 or Pay per viewで課金し」「他者と繋がることなく完結する」ビデオ・オン・デマンドサービスや、家電メーカーのエゴが詰まった従来型のテレビから脱却していただきたいものである、という話。

 ここでいう「従来型のテレビ」がどの段階のものを指すのかによって話は違ってくるのですが、電源を投入してからのユーザーインタフェイスに今後のオンデマンド化の鍵を求める気分になるのも良くわかります。
 ここで「良くわかります」と上から目線っぽい書き方をしているのはですね、実は根本原因はもっとプリミティブなところに(これまでは)あったからなんですよね。

 (詳細はぼやかすとして)10年近く前、某家電メーカーの高級テレビビデオ機器群に電話モデムの端子がついていたことがありました。
 放送と連動した情報のやりとりを目標とした「●●システム」を売り出すべく、広告代理店にいた僕のチームには視聴者連動コンテンツの制作が依頼されました。もちろん番組は某家電メーカーの一社提供です。

そうそう、広告代理店は時折こうした新規メディアの開発を企業や国から託されることがあります。BSラジオなんかどう考えても人がつかないのがわかっていながら「地上波放送で儲かってるんだからメディア開拓に知恵と金を出せ」と強制されて…… というのは今回とは関係の無いお話。もっとも代理店サイドからみても個人視聴率とかオンデマンド広告についてのスタディという側面もあったのでクリエーター→ネット広告開発というバックグラウンドを持つ僕なんかが呼ばれてやっていたわけなんですが。(新規の媒体は作家がいないので企画を立てた本人が荒台本まで書かなきゃならなかったりするのです)

 さて件のお茶の間向け教養番組(?)っぽいつくりの視聴者連動コンテンツは休日夕方とはいえ10%弱の視聴率とかなり大きな占拠率を獲得し、通常の番組単体としても成功していました。番組内容をまとめた本も何万部か売れましたし。
 また番組の肝となる「双方向性」ですが、毎回それなりに高級なものをプレゼントして「●●システム」の普及拡大を図ろうという狙いがありました。
 当時、某家電メーカーの出荷ベースでの「●●システム搭載機器」の累計数字と番組視聴率を掛け合わせると、想定応募可能家庭数は数十万軒になっていました。
 ですがふたを開けてみると応募は毎週一桁か二桁。
 応募の手間の問題かと思い、ユーザーインターフェイスや番組内外広報もいろいろ工夫しましたが全く動きません。応募してくださる方は毎週応募してくださいますので、恐らく番組終了までの間には応募者全員が一度は当選したのではないでしょうか。
 結局、番組内容自体は高評価を戴いてはいたものの、「●●システム普及拡大」という当初の目的は叶わず番組は惜しまれながら終了することになりました。

(ちょっと端折りますが)
 つまるところ当時の「●●システム」の最大のハードルは、『お茶の間のテレビ(ビデオ)と電話機の配線端子との数メートル』だったのでした。ユーザーインターフェイスなんてなぁんにも関係なし。当時も「延長コードと分岐器を店頭で渡すなりした方がよっぽど効果あるんじゃないですか?」とか提案してたもんですが。(笑)

 時は下って現在、アクトビラを初めとしてテレビ(ビデオ)と回線(流石に電話線じゃないよな)が接続されることは(物理的にはともかくも気分的には)難しくなくなってきました。WiiやPS3が無線接続をデフォルトとしているように、テレビやビデオ、STBも無線接続があるといいのにとかは思ってしまいますけれども。

 魅力的なビデオ・オン・デマンドを実現するためのSTB(Set Top Box)側に何ができるのかという優位点をwa-renさん(何してる人かも知らないけど)は

メタデータ
TSUTAYAのホストコンピューターとあなたのリビングにあるテレビ、どっちがあなたの好みを良く知っているだろうか? ただ、家族と一緒に住んでいる人にとっては、TSUTAYAのほうがテレビよりも的確にあなたの好みをいいあてられるかもしれない

 と書いてらっしゃいますが、東芝のRDシリーズはHDDレコーダー側にこれらの機能が搭載されています。キーワードによる自動録画(東芝のみならずSonyも一部機器で対応)と、その傾向にあわせた番組のレコメンデーション、加えてネットでつながったRDユーザーからの人気録画情報をもフィードバックしてくれるシステムがあるのです。ここら辺のことあんまり知られてないのかしらん。
 こういったメタ情報の稼動システムはVODになっても生きてくるはずです。(といっても見てると非常にシンプルなんですが)

 翻って、現在のVOD陣営が圧倒的に弱いのは「VOD側からの働きかけ」なのですが、ここら辺は任天堂Wiiのほうがよっぽど考えているといえるでしょう。
 なんたってWiiはいきなりディスク読み取り口が青く点滅しやがるんですよ!
 いきなり明滅するWiiを見てユーザーは「なにごと!?」と電源をつけるでしょうが、何のことはない任天堂からのパブメールだったりするのです。ここら辺は上手い。というか家電屋さんを初めとするVOD陣営が下手すぎです。こんなことはゲーム企画屋からすれば当たり前の発想ですし。Wiiウェアなんて既に小額コンテンツ販売はじめちゃってるわけですよ。ブツブツブツ…

 で、ここからはジャストアイデア妄想話。
 お茶の間ならではのお話なのですが、複数人がVODコンテンツを視聴(=購入)する際に、息子が家族に黙ってちょっとエッチな番組とか見てるのとかってこれはかなり恥ずかしいじゃないですか。
 電源つけたら「AKB48のライブ番組販売開始するよー」とか告知されちゃっても家中しーんとなっちゃうわけです。「お、お父さんじゃないからなっ」とか。サービス規格を作っている人たちはえてしてこういうところまで絵をかけないからリアルにならないことが多すぎなんです。
 ということで、VOD側からのレコメンデーションとかユーザーからのリクエストの吸い上げなどの情報のやり取りに関しては、各個人が持っている携帯電話が一番いいのではないかなぁと思います。
 家族個別に視聴=購入情報を隔離しておく必要があるでしょうが、それも携帯電話をIDとしてクリアしたり。
 携帯に送りつけられてきたお勧めコンテンツのメールをSTBのIrDA端子に向かって送信するとか。ついでに一般番組の個人視聴率も取っちゃっえるだろうし、アンケート取得なんかをしてもいいし、コンテンツのマイクロペイメントの支払先として機能するのもいいだろうし。
 あといっそGoogleカレンダーみたいなすけ……

 こういう話だと一晩中でも語れそうなので自重。
 暇になったらiPGの社長にでも久しぶりに連絡してみますか。

投稿者 KQZ : 18:40 | コメント (449) | トラックバック

2008年03月04日

mixiの利用規約変更について

 あんまりに周りが騒いでいるのでカンタンに考察メモ。

恐らくmixiサイドでは日記のコンテンツ利用なんてことは考えてない(はず)
だってメンドイしあんまり儲からないもん。
匿名掲示板じゃないわけであるからして元著作者はわかりやすく判明しているのだから印税を全部持っていけるなんてことは公開企業としての性格上やろうと思ったって道義上もできやしない。
料理レシピがどーたらとかホテルの格付けがどーたらというどろどろの訴訟話なんてのもあったわけですしそこまでは馬鹿じゃないでしょう。
金勘定から言っても、例えばたまたま100万部単行本が売れるコンテンツが出たとして印税相当額で言えば1億。映画に派生してテレビドラマになって漫画になって… と転がしまくってやっと10億。普通はそこまで行くはずもない。
こんなのが年に10本も出てくれば話は違うでしょうが一年にひとつあれば御の字でしょう。
さらに元著作者と分け合うわけです。
そんな小銭じゃ動かないのが大人の会社というものです。
で、なにをやりたいかというとたぶん広告なんじゃないのかなぁと。
コミュニティにたむろしている住人と、友人知人の日記にコメントしている人間の比率というものが公開情報として存在しているのかどうかも知りませんが、まぁざっくりと考えてみると知り合いの日記を読んでいる時間のほうが多いのではないかと思います。違っても謝らないけど、たぶん。
で、その日記の内容にマッチした広告を入れようと思ったら、一回Google先生だかどっかのアドサーバに読ませなきゃならんわけですよ。
そっちのほうがはるかに儲かるでしょう。電車男とかより。
それにこの規約だったら勝手に単語に広告リンクとか埋め込んじゃったりもできるし。(はてな以上に使いづらそー)
システムセットすればずーっと展開できるし。
かたやコンテンツの権利持ってると担当者は5年以上は仕事があるんだな。(アウトソーシングもできるけど)
どっちが楽かってのはお話しにならない。
ま、そんな感じじゃないのかな。
で間に入った弁護士だかなんだかが馬鹿正直にガチガチの文章にしあげて、それをそのまんまあげちゃったらあらま大騒ぎ、とかそういう感じか。
しっかしやり方は下手だよなぁ。あきれるほど。
落ち着いたらなんか追加するかも。

投稿者 KQZ : 18:18 | コメント (169) | トラックバック

2008年02月21日

アイデアのひねり出し方

 いつも大変お世話になっているshi3zさんがなんだかおもしろげなことを書いているみたいなのでちょっと反応。

So-net blog:港区赤坂四畳半社長:
画期的なアイデアをひねり出すためのブレインストーミング、5つの鉄則

http://blog.so-net.ne.jp/shi3z/2008-02-20

 国が認めた天才くりえいたー様であるshi3zさんならいざ知らず、一般人的に見ると説明がたんない。全然たんない。
 それにいくつか混同しているようにも見えるし。

以下昼飯前の短時間にざっくりと箇条書き。


リラックスの前にネタを仕込んでおかなきゃいけない
バカな子がのほほんとリラックスしてもどうしようもないわけです。
ま、意味無く走りだされるよりはずっとマシですが。

ネタについても系統だってバランスよく仕込んでおく必要がある
バラバラな要素をただ集めるだけで実りあるものがコンニチワと出てくるわけがないってことです。
もちろんサルのタイプライター理論とかウォール街のランダムウォークとか確率的に無いわけじゃないですがそれに賭けるのは守株というものです。手術台の上にミシンとこうもり傘を載せて「きれーだね」と愛でてくれる人はいるかもしれませんし、それが成功だというのなら話は別です。(話がそれた)
もとい、パスツールですら自然発生説は否定してたりするのですから、有機的に結びつくような材料を集めるべきだということです。

で、どこら辺を集めておくべきか
時間も記憶容量も無限というわけではないのでやたら集めればいいってもんでもないですし、一般化はできるはずも無いですが、わりと必須のなのはここら辺でしょうか。
  • テーマの咀嚼(クライアントと自分、およびユーザーの立ち位置など。製品を売るのかサービスを売るのかによっても違うし……)
  • お仕事としての概要(予算規模・スケジュール・成功条件・撤退条件……)
  • 対峙するユーザーのこと(男女・年齢・国籍・民度・使用シーン……)
  • もう一度使用シーンについては念入りに(どこで・どういう気持ちのときに・受動的or能動的……)
  • 自分チームの武器(開発体制・広報体制・サービス運営体制・協力各方面……)
  • 世の中のなんとなくの流れ(同セクションの他サービスの動向・法規制……)
    他いろいろと

まぁ大体仕事のできる人というのはここら辺までは普段の生活で自然とできていると思います。
自分の仕事範囲であるならばなおのこと。
凄腕の技術者さんとか熟練工さんとかもまた然り。(だからその手の人とブレストしたりするとものすごく意味があるんだな)

集めたらよく揉んでおく
集めるだけだと発酵も順化も化学結合もしてくれないのでいろいろと組み合わせてくっつけたり広げたり妄想してみたり全否定してみたり、とことんやる。脳みそから熱が出るまでやる。一つ一つのネタに静電気がたまるくらいにやる。ネタ同士食い合って最後に残ると蠱毒ができます。冗談です。
これも慣れなのでネタを集めながらできるようになります。

やっとリラックスする
これは人それぞれのリラックス法があるので適当に。
「電車の中で手鏡を使うとリラックスできる」とかいう経済学の人とかは問題ですが、公序良俗の範囲内でお好きなようにすればよろしいかと。

なんか生まれる(はず)
古典的名著「アイデアのつくり方」によればここまでで充分なのですが、ブレストというのは「ユーレカ!」の誕生を無理くり造りだしてしまおうという大それたものですから、ここまで来てやっとブレストの前戯が終わったようなものなわけです。

で、ブレスト作法
上までの作業を全員に追確認させる、というのが本来のやり方ですが……

(そして昼飯から戻ってきました)

 shi3zさんの場合はブレストのことを

画期的なアイデアを考えるのは、参加者の誰かではありません。
それを聞いた貴方なのです。
参加者は、この場合、貴方のブースターでしかありません。

 という風に捕らえているようなのです。
 「参加者は道具」として割り切っているわけですね。
 であればご馳走を食わせるというのもあるかもしれません。
 でも参加者は楽しくないっすよね。たぶん。ブレストマスター以外は方向性の見えない話なのに、ただたた「10分間考えて」などとあたふたと急かされるわけですから、まぁご馳走くらいないと付き合いきれないでしょう。
 しかし「チームを育てる」ってことを考えるときには、多少時間がかかっても参加者が「あの企画、オレが思いついたネタが広がったんだぜ」とかいう成功体験を与えてあげたり、はじめからブレストマスターが持っていた小課題を参加者が自ら解読したかのように思わせて誉めてあげたり……、というテクニックが必要になってくると思うわけです。コーチングみたいですが。(ってコーチングってなんだか良くわからないんだけどw)

 ま、我が身を振り返ってみると、そんなこんなが面倒だから一人で考えて仕事するほうが多いんですけども。(笑)
 しかしネットゲームの「運用ミーティング」など、チームが前提で作業を進める場合にはこういう視野も必要なのではないかと思うわけです。

 それと元のshi3zさんのエントリーに沿っていくと「まとめ方」についてですが、アイデアを受け取る側の理解度との兼ね合いなのでなんともいえないと思いますが、まぁそういうことをぼんやり思いついて30分ほどで書いてみたので夜になったらちょっと直して見ますですよ。>チミチミshi3zさん

投稿者 KQZ : 14:18 | コメント (166) | トラックバック

2008年02月07日

はてなハイクとかCGMとかコンテンツ運営とかそこらへんの話

 数週間ほどはてなハイクというサービスで遊んでみた感想みたいなものです。
 「はてなハイク」というシステム自体知らない人もいるでしょうからざっくり説明しますと、

  • 誰もが適当なお題を作れて
  • それについて一言(もしくは絵や写真の投稿もできる)コメントを入れる
  • 以下くりかえし
  • 読んでる(詠んでる?)人が気に入ったハイクに☆を加えることができる

 という流れのシステムとなっています。

はてなハイク
http://h.hatena.ne.jp/
※参加するにははてなへの登録(無料)が必要

 でその☆ですが、ハイク投稿のそこかしこに見受けられるのが「☆がつくと嬉しい」「☆を狙って眠れない云々」とかいう呟き。結構なモチベーションとなっているようです。
 ちなみにちょこっとやってみた僕の☆歴ですが、Twitterの方に呟いていたのを引いてみますと、
http://twitter.com/KQZ/statuses/649654692

二週間ほどやってみたはてなハイクの中間数値は45打数30安打69打点。退役状態とはいえ放送作家としてはちょっと寂しい数字だわな

 という状況となっています。ま、こんなもんでしょ。

 はてなハイクに寄せられる投稿内容がどうのこうのというのは置いておくとして、システムとして見てみるとCGMというかコンテンツ製造装置としては非常によくできているのですよね。
 第一ラジオや雑誌の投稿コーナーと違ってユーザーが勝手にお題を出してくれるし、評価も勝手にやってくれる、さらには出てくるキーワードにあわせたGoogle広告が挟みこまれるのでウッハウハ、という装置産業的な手間のかからない優れもの。
 でもね、でもねぇ、というのが今回の本ネタ。

 ずいぶん前にも書いたことがありますが、僕は投稿がメインのラジオ番組の放送作家をやっていたことがあります。
 引き受けた当初は二週間に30枚くらいのハガキ投稿しか来なくて(二週録りだったのです)番組を構成するのに四苦八苦していたものですが、引き受け始めてから半年で500枚程度になり、翌年、その翌年と倍々ゲームで増えて行き、広告屋さん仕事が忙しくなって離れる頃には9,000枚とかいうとんでもない枚数のハガキが来るようなお化け番組になっていました。(FM的に、ですよ。念のため。AMならもっと沢山くる番組はありますし、リクエスト番組やプレゼント絡みだとこれくらいは結構ある数字です)

 どんな事をしたかは詳述しませんが、要は「コーナーの作り方」と「投稿の選び方の基準」の二点が基本です。あとは常連投稿者の育て方や新人さんの引きずりこみ方とかいろいろありますがそこまで書けるかどうか。

 さて、コーナーの作り方に関してですが、まずはなるべく誰でも投稿しやすいようなゆるーいコーナーを考えます。
 はじめの数回はあんまり投稿が来ないので自分で適当なペンネームでネタを書いて紛れ込ませるんですが、その時にちょっとコーナーの本筋から外れるすっとぼけたひねりを見せてあげたりするとかいろいろなテクニックがあるのですがそれはそれとしまして。ちかごろLifehack(笑)とかGDT(笑)とかが大好きな人が「ツッコマビリティ」だとか言って悦にいってるようですが、んなもんさくまあきらさんの時代からもっといえば歌会や連歌の題材決めに溯ることができる古式床しくあったりまえのことなんですがなんだか脱線しているようなのでこの辺にしておきます。
 あと思い出した。mixiと今は亡きGreeは黎明期から入っていたのですが、mixiの初期コミュニティはいちいちタイトルがネタになっていて突っ込みがいのあるものだった一方、Greeの方はSFC○期だとか唾棄すべき糞面白くないものが並んでいて何にも面白みが無かったのでした。恐らくここら辺に後の明暗が出ていたのかもしれません。ちなみにネタタイトルのコミュニティは原田なんとかという人が建てていたものが多かったので「良くわかってるなぁ」とか思ってたものですがあんまり記憶が薄いので適当にしておきます。

 さてさてそして選び方。
 これが難しい。キモ。
 投稿してくれる人は「もしかしたら自分のが読まれるかな/掲載されるかな」とドキドキもので待っているわけですから採用されたときの嬉しさはひとしおでしょう。採用されなかったとしても自分以外の誰かは採用されているわけで、それを腹を抱えて笑えるか頷けるか泣けるかはともかくとして、納得がいくものを選んであげなきゃいけないわけです。
 ですからこちらも真剣にならざるをえないわけで、僕は数千枚のハガキを一枚一枚全部きっちり読んで対応していたのですよね。当時は広告代理店社員と二束のわらじ(もちろん会社からも了承を取ってです。アーティスト社員制度って奴で1号が芥川賞作家で2号が直木賞作家で3号が放送作家というオチw)でしたから、死ぬほど(笑えない)忙しいにも関わらずよくやったと思いますわ。有給まで使ってひたすらハガキを読む読む読む読む。
 なぜ必要かというと、例えば、これだけ沢山の投稿があるとかならず同じネタというのがかぶります。それを一人だけ採用してしまっては同じネタを書いた人が憤ってしまいます。そういう時はちゃんと二つ名前を読んでさしあげねばなりません。(よくお怒りのハガキが来たもんですわさ)
 もっとも当時はメール投稿ではありませんでしたから地方から送ってくる人はどうしても放送日に間に合わなかったりするのですが、数週間に一度はここら辺の事情を説明する時間を取っていました。数秒で納得していただけるのなら安いもんです。
 だから必ず全部一人で読む。これ大切。
 また著しく面白くない=誰でも思いつくネタというのもありまして(はてなハイクで言うところの「犯人はヤス」みたいなやつですか)、たとえば替え歌のコーナーには毎週マジンガーZの替え歌で「♪空に~ そびえる~  黒鉄ヒロシ」というネタが10枚くらい来ていたものでした。もうね、君ら少ないお小遣いで42円(当時)がもったいないだろうと。こういうのも数ヶ月に一回はお蔵だしとしてわざと読んであげて最後に「…って、ぜんぜんおもろない!」と名前をあげて怒ってあげると逆に喜ばれたり… あー、なんだかあまりに些細な話をしてるような気がしてきたのでこれくらいにしときましょ。
 今だとメール投稿だから検索がきくし楽でいいよなぁ…。気楽に投稿するぶん平均レベルは低くなってそうだけども。

 さてさてお次です。
 選考の基準なんですが、コーナーが盛り上がってくると段々とネタが高度になってきてしまいます。これはありがたい傾向なんですが逆に新人さんが入り込めなくなる元凶ともなります。在りし日のとんねるずのオールナイトニッポンとかひどいもんで、何年も聞いていて石橋貴明の高校の同級生の実家が果物屋とかに熟知してないとなんら笑えないという有様だったり、あと今のコサキンとかですか。あ、なんか問題あること書いてます俺?>おがちゃん社長
 大学卒業時に広告屋に入るか放送作家専業になるかで悩んでたときに先輩から言われて100枚のハガキを買ってきて当時の人気があるラジオ番組に軒並み投稿したところ一応すべての番組で採用されたのですが、一番面倒だったのがとんねるずだった、というお話ざんすわ。その時にであった伊集院光さんと数年後にゲームWAVEで再会する… とかいう話はめんどいからやめ。

 もとい。(多いなー)
 簡単に書くと「人気があってもあまりに高度になりすぎたコーナーはいったん廃止」とか「適宜新人さん(小学校低学年さんとか)の投稿を読んであげる」とか言うことをやって、いわばダムの浚渫みたいなことをして長命化を図っていたわけですわさ。あまりにレベルが高いのばっかりだと「参加者」から「お客さん」になってしまって重心がつま先から踵に移動する音が電波越しに聞こえてきてしまうのです。びびびびび・・・
 ま、ここら辺はネットゲームの運営でもおんなじですが長くなるので割愛。

 さて、話をやっとはてなハイクにもどします。
 上述したように投稿系のコンテンツ運営の肝となるはずの「コーナーの作成」と「投稿の評価」を、はてなハイクではすべてユーザーに丸投げしているのがいかにもWeb2.0(死語?)的だなぁ、と思ったりしたわけです。
 恐らくは相互的というか互恵的な☆のやり取りが「投稿の評価」になるのでしょう。
 しかし、一覧性が悪いので(広告を挟む必然から仕方ないのでしょうが)同じネタやコーナー(お題)がごろごろ出てきてしまいます。でもまぁそれはそれでいいのでしょう。そういうもんですから。
 翻って考えてみると、Master of Ceremonyというかゲームマスターたる放送作家不在による一貫性の保持の否定、といえばいいのでしょうかね。そうなると、ログや記憶というものは儚いもので、目に見える範囲に流れる面白さだけになってしまいそうなのですよね。
 ということは、いつまで経っても内容のレベルは上がっていかないのだとも思います。でもまぁそれはそれでいいのでしょう。そういうもんですから。(繰り返し)
 ここら辺は編集者不在のWeblogの現状と同じなのかもしれませんが、身のあるコンテンツとして結実させるには、それ相応の手をかけねばならないんでしょう。こういうところでプロは食っていけるから別にいいのか。(笑)


↓おんなじ様なことを書いてる過去Log

昨日今日に話していた内容
http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/000485.html
ネットコミュニティとラジオ番組とMMORPGとは一本の線で結ばれているというお話
http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/000386.html
「ラジオ番組とネットコミュニティ を読んで」を読んで
http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/000391.html
デバイスと投稿形コミュニティについての話の続き
http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/000392.html
やっと落ち着いたのでちょっと整理
http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/000490.html

 初めて自分でネタ備忘録 カテゴリアーカイブ読んでみたけど意外に面白いな。長いけど。
 いくつかに分けるか。あ、SecondLifeについてもまとめなきゃだったっけか。


投稿者 KQZ : 19:01 | コメント (5) | トラックバック

2008年02月04日

姓名判断ジェネレーター

 どういう仕組みなのかわからないけど、これ面白いなぁ。

姓名判断ジェネレータ
http://genzu.net/seimei/

 ちなみによくある名前として「山本一郎」と入れてみた結果がこちら。

姓名判断的に山本一郎はちぇりーボーイ


 ……狙ってんだろ?w


投稿者 KQZ : 11:18 | コメント (169) | トラックバック

2008年02月01日

ケータイのゲームはゲーム性をあえて殺す

 今日はとある用件があり五反田のモバイルアンドゲームスタジオに伺い遠藤雅伸さんととっくり二時間ほどお話をしてきたのでした。

 遠藤さんといえば、例えば30代以上の人にとってはゼビウスやドルアーガ、20代ならZガンダム、10代なら犬夜叉カードゲームの巫法師エンドウ、2ちゃんねらーには厨房乙、と年代によって受け取る印象が違う、すなわちそれだけ長く活躍してきた超有名ゲームクリエイターなのですが、まぁ僕らひげひげ団の人間にとっては不思議な飲み友達状態だったりするわけでして。あー、よく考えると懼れ多いんだよな……。

 またあまり一般の人には知られていませんが、ゲーム業界全般、特に近年携帯電話でのゲーム制作についてはさまざまなアプローチを業界内コンベンションで発表していたり、文部科学省の後援を得て東京大学大学院でゲームコンテンツ制作の授業を受け持っていたりもしているのです。(これに関してはここここに書いた政治家との懇親会が縁となっていたようで、紹介して本当に良かったと思ったり思わなかったり。ま、遠藤さんならどのみちそういう位置に立っていたと思うし)
 僕なんかにしてもEOJの肝となる「3×3のフィールド」「四大元素+機械の属性」「属性によるプラスとマイナス」「方向の概念」というものを思いついた時には真っ先にMSNメッセンジャーの遠藤さんを呼び出して相談したものでして、そういう意味ではゲームクリエイターの神であるとは言いすぎではないと(当時からも)わかってはいたのです。ログも残してあるけど結構長時間拘束しちゃってるし。(笑)
 で、タイトルのお話ね。
 今日の話のメインストリームとは全然関係のない脱線ネタでまろび出てきた言葉が妙に響いたのです。確かにそうだよねー、と。
 詳述は避けますが、この言葉によってケータイに於けるゲームの認識というものがはっきり認識できたわけです。
 片手で…、電車に乗りながら…、何かをしながら…、いつ電話がかかってくるかもわからない…、そういった状況は重々わかっていつつも、どうしても作っていると所謂「ゲーム性」というやつを盛り込んでしまいたくなるものなのですが、あえてそこは外してしまって、演出部分などでのカタルシスに特化してしまってもいいのだ、ということが具体的に見えてきたのです。
 まぁなんというか面白いですわ。なんで僕らより年上なのに現場のことわかるんだろか、とか。

 …と、褒めるだけほめてみましたが、でもこの写真はないと思うけどね。


DVD「ゲーム・ジェネレーションX~8ビットの魂~」発売記念イベント
http://www.ishimaru.co.jp/event/16012848/



投稿者 KQZ : 00:49 | コメント (177) | トラックバック

2008年01月29日

難しく考えるのが流行っているらしい2

 気になったのでメモ。

伸び悩むウェブサービスの三大疾患 | 近江商人JINBLOG
 http://ceonews.jp/archives/2008/01/post_301.html

 1.ハイエンド病 2.広告肥大症 3.ホームラン病 と症例を挙げていますが、これらは特にウェブに限った話ではなく、雑誌やテレビラジオ番組なんかでも何十年も前から同じことが言われているわけなんですが……。
 たとえば初心者向けのパソコン雑誌でエクセルの入門連載をやっていたとしても、一年も経つと妙に高度な内容になっていて当初の目的にかなわなくなってしまったり。ラジオの投稿コーナーも然り。高度になりすぎると新しい人が誰も参加してくれなくなります。テレビのコントなんかもそうだし、連作もののテレビゲームでも、MMORPGの定期イベントでも全く同じ。広告依存、一発狙いにしても同様。
 つまるところ、まぁ、ごく一般的なお話なんですよね。
 対処法もしっかり存在するし、だからこそ僕らおっさん連中はどのメディアでも対応できるわけで。むしろここには触れられていませんが、運営している側のモチベーションの維持のほうがよっぽど大変なんですが多くは語らじ。

投稿者 KQZ : 17:01 | コメント (192) | トラックバック

2008年01月25日

久しぶりに腹かかえて笑った

公序良俗に反する歌詞を含む楽曲について - ピアプロ開発者ブログ
http://blog.piapro.jp/2008/01/post-15.html

VOCALOIDを用いて楽曲を制作する場合、「VOCALOIDライブラリ使用許諾契約書」に記載されております通り、公序良俗に反する歌詞を含む合成音声を公開または配布することを禁じております(※)。

投稿者 KQZ : 13:49 | コメント (4) | トラックバック

2008年01月18日

ポン酢さんとポンズさん

 ちょいと所用でポン酢について調べていたのですが、Googleで「ポン酢」で検索するとサイドにでてくる「スポンサーリンク」の二番目に「人気のポンズ特集」という楽天へのリンクがでてくるのです。

ponzu.JPG

ポン酢 - Google 検索
http://www.google.com/search?hl=ja&lr=lang_ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=%E3%83%9D%E3%83%B3%E9%85%A2&num=50

 しかしてその実態は化粧品のポンズであるというオチ。

                      ____    、ミ川川川彡
                    /:::::::::::::::::::::::::""'''-ミ       彡
                   //, -‐―、:::::::::::::::::::::三  ギ  そ  三
            ___    巛/    \::::::::::::::::三.  ャ  れ  三
        _-=三三三ミミ、.//!       l、:::::::::::::三  グ  は  三
     ==三= ̄      《|ll|ニヽ l∠三,,`\\::三  で       三
        /              |||"''》 ''"└┴‐` `ヽ三   言  ひ  三
         !             | /          三   っ  ょ  三
       |‐-、:::、∠三"`    | ヽ=     U   三.  て   っ  三
       |"''》 ''"└┴`       | ゝ―-        三  る  と  三
       | /           ヽ ""        ,. 三   の   し  三
        | ヽ=   、    U    lヽ、___,,,...-‐''"  三   か  て  三
.        | ゝ―-'′          |  |::::::::::::_,,,...-‐'"三  !?    三
          ヽ ""        ,.    | | ̄ ̄ ̄      彡      ミ
        ヽ、___,,,...-‐''"  ,,..-'''~             彡川川川ミ
          厂|  厂‐'''~      〇
        | ̄\| /

投稿者 KQZ : 12:46 | コメント (201) | トラックバック

2008年01月16日

難しく考えるのが流行っているらしい

 なんだか良くわからないのですが、昔から普通に使われている言葉で表せる筈の事柄を、妙に難しくこねくり回しているような気がするのです。

一発逆転の近道を探さない 一発逆転の近道を探す
地道な努力をしない ごくつぶし 守株
地道な努力をする 実直だが愚鈍 Hacker

1ヶ月間だけ、思い切りがんばれば。 - Attribute=51
 http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20080109/1199875970

「地道な努力」よりも、はるかに人生を好転させる努力の仕方 - 分裂勘違い君劇場
 http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080111/1200020891

「地道な努力」を続けていく事が正しいのか?近道を探す努 - モチベーションは楽しさ創造から
 http://d.hatena.ne.jp/favre21/20080116#1200436960


 守株というのは童謡の「待ちぼうけ」の事ですね。

 Hackerというのは別段プログラマーの仕事をさすわけではなく、ずいぶん前に書いたけども(言葉にならない気持ちとメタな言葉: KQZ on authentic)「筒井康隆やホリエモンも」ある意味ではHackerだということもできると思うのです。

新しい定義の発明、もしくはそのものに対して意図されていなかった新しい使い方を発明することによる感覚の拡張(enhanced)がクリエイティブのひとつの柱なのかもしれない。(少なくとも僕にはそう思える)

「格闘ゲームのガードキャンセルなんてのも製作者の意図とはずした使い方で近いよねん」とか「つくりこまれた破綻という視点という意味ではゲームの裏技って後期のものはイースターエッグでもなく純粋に楽しみとして作ってたよね」とか「ほりえもんは商法が記述していたはずの制限を新たに拡張してみせたクリエイターなのだ」なぁんて読み替えることだって不可能ではないのだ。傾奇者つか。

 手を動かさないで能書きばかり垂れてる「Hacker気質」の人はどちらかというと守株の範疇に入るでしょうか。
 ま、実直な人の立ち振る舞いは美しいのですが、それだけだと色気が無いやねぇ、って事ですね。
 その他にITバブルとかIPOバブルなど、何らかのラッキーでひと財産築いちゃって口うるさく夢を語る手合いもいますが、そういう輩はイレギュラーな存在ですので余り気にすることはないでしょう。

投稿者 KQZ : 16:29 | コメント (218) | トラックバック

MacBookAir!

よーし、パパ明日から薄型MacBookを持ったふりして電車とか乗っちゃうぞー。< Air違い

以下メモ。
Magnetic latch, 13.3" widescreen display
Multi-touch trackpad
display is LED backlit. iSight is built-in. MacBook-like keyboard, but with an ambient light sensor
1.6 GHz Standard, 1.8 GHz Option -- Intel Core 2 Duo
80 GB hard disk standard, 64 GB SSD as an option. "they're pricy, but they're fast"

投稿者 KQZ : 03:15 | トラックバック

2008年01月12日

MyMiniCity二段階目に突入してわかった非コンピューターカウボーイ的Web1.0の楽しみ方

 三日目(というか足かけ四日目か)で訪問者数=人口が50人を超えて、二段階目の「工業化コマンド用URL」まで発生した模様。

http://kqz.myminicity.com/ind ←工業発展用URL
http://kqz.myminicity.com/ ←人口増加用URL

 さて、どうなることやら。
 しかし周囲のGeekどもはMyMiniCityには飽きているご様子。
 このギリシャ人どもめっ。(違

 MyMiniCityを始めるきっかけとなった広告系の先輩の周囲ではかなり盛り上がっているらしく、お互いのMiniCityを昼な夜なと訪問しあっては掲示板にコメントを残している様がなんともWeb1.0時代の掲示板チャットっぽい牧歌的雰囲気で実に楽しそうなのであります。
 ここら辺はコンピューターカウボーイとSheepの違いって感じでしょうか。←なんてひどいことを。

 僕はカウボーイも羊さんも大好きです。

 というか、こういうのんびりとしたWebチャットっぽいコンテンツはどこかで必要だしね。
 ポストペットに喜んでいた数十万人の層とか、掲示板チャットで満足していた層を掘り起こすだけでも鉱脈はありそうではあります。
 あー、リファラーとか(例えば)Amazonのクッキーとか勝手に読み込んでえぐりこむような広告打ってみてー、とか殺伐としたことを書いてみたりして。(笑)

投稿者 KQZ : 04:39 | コメント (177) | トラックバック

2008年01月11日

なぜ携帯電話と電卓のテンキー配列が違うのかとかいう話。

 はてなハイクの方にも書いたんですが、昔話というか備忘録。銀行ATMでお金をおろす時に思い出したので一応書いておきます。

 いやなに、指が携帯電話のテンキー配列を覚えているのでATMの暗証番号を打ち間違えそうになってしまったのですよ。
 言うまでもありませんが具体的には以下のとおり。


    電話のテンキー配列
    123
    456
    789
    0

    電卓やATMのテンキー配列
    789
    456
    123
    0


 「テンキー配列」などでちょっと検索するといろいろと情報が出てきますが、代表的なところでは以下の二つくらいでしょうか。

■ 音が苦史2007 ■:テンキー - livedoor Blog(ブログ)
 http://blog.livedoor.jp/ruedesparadoux/archives/50143477.html

雑学駅伝 ザッパ : 電話と電卓のテンキー配列の違い
 http://lets5.net/archives/2006/09/post_54.html


既出情報をまとめてみますと、

  • PC・電卓のテンキー配列はISO (国際標準化機構) 規格
    (音が苦史2007より)
  • 電話のはCCITT (国際電信電話諮問委員会) 規格
    (音が苦史2007より)
  • (電話のテンキーは)0はパルス0では判別できないのでパルス10とし、0は10番目としてあつかわれたため、0が最後に来ます。
    (雑学駅伝 ザッパより)
  • (電卓のテンキーは)もっとも多くつかう0や1が一番手前にあったほうがつかいやすいとの理由で現在のような配列になったといわれています。
    (雑学駅伝 ザッパより)

という感じなのですが、

「電話では0が10番目として扱われたのはいいとしても、
 プッシュホンになったときに電卓のテンキーと合わせなかったのはなぜ?」

という疑問が残ってしまいます。

 ざっと調べたところ言及がなかったのでまとめておきますが、要は昔のダイヤル式(パルス式)電話のダイヤルの形状の名残っていうのが原因みたいなんですよね。

 ということでGoogle先生でダイヤル式電話の「ダイヤル部分」のイメージ検索をしてみると、どうやら明和電機が「Zihotch」というアイテムを販売しているようでしたのでその画像を使わせてもらうことにします。

zihotch.jpg


 以下は小学生くらいのときに大手町にあった「電気通信科学館」という博物館の「マイコンクラブ」に小学校一年生からお豆入隊していた頃に電電公社のお兄さんに聞いた話になります。(恐らく電気通信科学館はNTTデータのビルになったのでは……)


・まず経緯として上記のとおり電話屋さんが「1234567890」という並びに決定した

・ダイヤルの並びも当然「1234567890」(まわす方向から見ると「0987654321」ね)

・ここで緊急電話の番号という問題が出てくる

・緊急電話というのは警察・消防用の電話などであり
 「誰でもすぐ覚えられて」
 「すぐ掛けられるように短く」
 「間違い電話がかかりづらい」
 という三点が必要

・ダイヤルの形状から、すぐに掛けられるのは「1」であるが(通常ポイントまですぐ戻るから)、
 一方でダイヤル式の場合揺れたりぶつかったりすることでも「1」の信号をコールしてしまうことが考えられる

・そのために間違ってかかりづらい遠い位置にある「9」や「0」と組み合わせる

・ということで世界的に見ても「110」「119」など、なるべく間違いでかかりづらい番号と
 組み合わせるところが多い

    緊急通報用電話番号 - Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E9%80%9A%E5%A0%B1%E7%94%A8%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E7%95%AA%E5%8F%B7
    ※ちなみにアメリカは「911」

・プッシュホンになったよ!

・でも緊急番号は前と変えられないよ!

・この並び方だと「1」と「0」が近すぎて間違い電話がかかっちゃうよ!

    789
    456
    123
    0        ※近いので猫が肉球で「にゃっ」と叩いても110が押せちゃう

・やっぱこれだね!

    123
    456
    789
    0        ※十分遠いから間違って押しづらい

 ……こんなことを以前若い衆に話していたところ「えっと、ダイヤル式電話ってなんですか?」と言われてしまったことがあります。
 じぇねれーしょんぎゃっぷー。

投稿者 KQZ : 16:42 | コメント (853) | トラックバック

2008年01月07日

やっと復帰

 年末からもろもろ重なってしまい外部日記(ココ)に手をつけずにいたらスパムコメントが1,000とか。
 メールアドレス必須にしてるのになぁ。(ま、適当なアドレスで書けちゃうしメールアドレス自体表示されないのも問題アリかもなんですが)

 備忘録はとってあるので縷々あげるとしまして、思いつく限りでいいますと今回の正月は結構テレビを見たのですよ。ええもう例年にないくらいに。
 というのも年末いきなりテレビが壊れたので東芝のREGZA Z3500とかいう37インチの液晶テレビを買って、ついでに同じく東芝のRD-S301というのも購入してみたのです。
 HD-DVDに対応してる上位機種のA301も気になったのですが、HD陣営の将来性に疑問もあったのでこっちにしてみたら↓こんなニュースも出てきたりしてなんかほっとしてみたりして。

ワーナーブラザーズがHD DVD陣営から離脱、東芝は「それでもHD DVDで戦う」
 http://www.yomiuri.co.jp/net/cnet/20080107nt06.htm


 さてこのS301ですが、これが妙に機能が豊富でキーワードを入れておくと勝手にいろんな番組を録ってくれるという技を持っているのです。こいつは便利。(Sonyの機種でもできるらしい)

 で、久々に地上波放送を大量摂取して気がついたのが、

大食い番組多すぎ

たいぞうと茂木健一郎の見分けがつかない

ロンドンブーツ1号2号の亮にB21スペシャルのヒロミ以外の影を見た

 というシンプルにして揺るぎのない事実。

 特にヘキサゴン2の特番に出ていた「たいぞう」なる関西芸人と茂木健一郎はどーやっても見分けがつきませんでした。

taizoh.bmp
たいぞう(たいぞう)
 http://www.yoshimoto.co.jp/shinkigeki/html/zain_prof/taizou.html

 誰か効果的な見分け方がわかる方がいらっしゃったらご教授くださいまし。
 tom-kuriさんとか。(笑)

投稿者 KQZ : 17:38 | コメント (220) | トラックバック

2007年12月24日

M-1を見ての雑感

 そういえば2年前にも似たようなこと書いてましたっけ。

M-1グランプリ

業界内視聴率が優に100%を超える(*)であろうM-1の第五回目決戦。
 (*註:もちろん生放送と録画とをあわせた数値。それくらいわかってまんがな)
数年来ごく普通のタレントさんとして身近にいたアンタッチャブルの二人がM-1を獲ってしまった事によりあっという間に人気芸人に駆け上がっていったのを目の当たりにしているわけで、このM-1というタイトルが意味する重さ、大きさはよくわかっているつもりだ。

しかし品川庄司は最終決勝を意識してネタを温存していたのかなぁ。錬度の高いネタだったのは見ていて伝わってきたのだけども。いやはやものすごく期待していたのですが。
ちなみに今田耕司の司会にはちょっと不服。ブラックマヨネーズはうまいよね。でも多分どのネタを持ってきても「なじみの皮膚科の先生に…」のオチはきいてるのではあるまいか。誰に聞いてるのかは知らんが。

 さて、今回のM-1の雑感ですが、ざくっとまとめてみます。

なんともロールプレイネタばっかり
 さすらいのマンガ読み(さすらっちゃいないけど)リウイチさんとmixi日記でも同意見だったのですが、今回決勝戦、最終決戦ともに残ったのがロールプレイネタばかりだったのがちょっと気になりました。
 そういう状況下で期待していた笑い飯は(上述した2年前の品川庄司のように)最終決戦用にネタを温存していたのかも知れません。なんだか惜しいなぁ、と。
 しかし流行りの傾向というべきななんというか。

最終決戦の三組のレベルが高い
 キングコングに関しては、ここ数年少なくなったものの細々続けている放送作家仕事であんまりいい印象がなかったのですが、こと今回の漫才に関しては正直見直しました。本当に面白かった。トータルテンボスも同じくレベルが高かった。ありゃびっくり。
 この二組に関しては決勝戦・最終決戦の二つのネタの間にもネタのかぶせというか両方を見ているお客さんにアピールするフックを持たせていたりして、「老獪な」という表現をつけたくなるほど。新鮮味というのはちょっとなかったけどもね。
 特に最終決戦で二番目に登場したキングコングは、続けざまのロールプレイネタに食傷気味であろう審査員(カメラ越しでしか見えなかったけど特にオール巨人とかあたりかな)を意識してかネタへの導入部分をとてつもない練度の最速で引きずりこみ話芸の確かさをアピールしていたように見えました。とはいえ動きネタあたりで若干もつれてしまい、トータルテンボスとの差という意味では混沌としてしまったように見えましたがぁ。

順番について邪推
 こういう「同傾向」「僅差の高レベル」の場合、ネタ見せの順番は非常に重要なのは言うまでもありません。
 決勝戦のラストには敗者復活戦勝者が来るわけですが、この時点でハリセンボンが3位に残っていたわけです。おそらくいろいろなアレがあったのでしょう。あれってなんだ。知らんけど。
 そこでサンドイッチマン登場。期せずして(番組的に、という意味ね)めちゃくちゃ面白い。
 ここで審査員一同「これは絶対落としちゃならんぞ」と意識していたのでしょう。
 なんといいましょうか「フグの競り」のようなもんで、隣り合った審査員の点数など見えない一発審査ですから勢い全員がプラス数点入れていた、それが積み重なって決勝戦1位通過になり、ひいては最終決戦で3番目オオトリを選ぶことができた…… と考えるのは邪推でしょうかね。

で、サンドイッチマン
 いやもう残っていて当たり前でしょうに。
 なんで敗者復活戦からなのかなぁ、と思っていたらいろいろと大人の事情があったみたいですわね。この並びだと。→Link とりあえずこいつら全員クビ - 昨日の風はどんなのだっけ?
 個人的には決勝前、最終決戦前(そして優勝後も)の富澤たけし(伊達サンじゃない方)のひょうひょうとした受け答えが通受けする感じで期待を膨らませていたのですが、順番のマジックも若干ありーので見事かっさらっていった、というところではないかと。

投稿者 KQZ : 00:58 | コメント (144) | トラックバック

2007年12月19日

サンタになる!

 まっくす福田先生から教わりまして下記ビデオを見た次第。

 しかたない、おらサンタになるだ。(東京三太じゃないよ)


投稿者 KQZ : 14:22 | コメント (157) | トラックバック

2007年12月18日

亀田一家は産経・msnを告訴すべき

orenopanchihauchuichi.JPG

宇宙 - トピックス - MSN産経ニュース
まさにスター・ウォーズ…ブラックホールから銀河攻撃の“ビーム”
2007.12.18 09:49
http://sankei.jp.msn.com/topics/culture/1621/clt1621-t.htm


朝からコーヒー吹いた。
俺も告訴する。(嘘)



投稿者 KQZ : 11:15 | コメント (162) | トラックバック

2007年12月13日

わけあって再掲

 ちょっと思い立って昔書いたエントリーを抜粋再掲してみます。
 訳は聞くな。

楽しいという感覚はうれしいという感情を微分したもののような気がしてきた。

今日はぼんやりとしながら「はて楽しいってなんだろう」ということを縷々考えていたのだ。
とりわけインタラクティブメディアのそれを。
「楽しい」はどこかプリミティブな根っこのところで「うれしい」につながっているような気がしてきて、
そうしたらこんな変なタイトルになってしまったというわけなのでして。

(中略)

おそらく、今の日本という場所は人類史上稀に見るインタラクティブメディアの波頭にあるはずなのだ。
なんかまとまりがつかないうちに別のことを思いついたのでいったんここは終了して次に。

楽しいという感覚はうれしいという感情を微分したもののような気がしてきたその次に

楽しいという感覚がうれしいという感情を微分したものだとしたら、
哀しいという感情を微分したら、いったいなにになるんだろう。

喜怒哀楽を感情の極とするなら、それは怒りなのかもしれないし、
そうではないのかもしれない。

とまれ、僕らはエンタテインメントの世界にいる人間だ。

楽しいという言葉にくくられるものの中には、
時に怒りや哀切に似た感覚が含まれていることくらい
とうの昔から気づいている。

そこには速度ではなく、
もう一つ微分した加速度的なものを考えればいいのかもしれない、
などと思いいたったのだ。

それはf(x)上にいる者にとって考えてみれば、
いち時間切片での減速(怒りや哀切)に振り回されてはいても、
二次微分したさきのトルクをうっすらと信じてさえいれば
そのジェットコースターを楽しむことすら許される、ということなんだろうか。

その先に待っているだろうカタルシスとしての加速と、
最後に待っているだろう明るい未来。


初出:
 http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/001049.html
 http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/001050.html

投稿者 KQZ : 02:28 | コメント (214) | トラックバック

2007年12月12日

リアルでヘラジカに襲われたゲーマー少年「挑発」や「死んだふり」でやり過ごす

 某さぼっちとかカトリーヌとか呼ばれていた人の日記から。


Game*Spark - :
 リアルでヘラジカに襲われたゲーマー少年「挑発」や「死んだふり」でやり過ごす by riot_兄

http://www.gamespark.jp/modules/news/index.php?p=4423

ノルウェーで、12歳の少年とその妹がヘラジカに遭遇し、あわや襲われそうになったところを、とあるゲームをプレイしている経験を生かし「挑発」や「死んだふり」を駆使して無事やり過ごしてしまいました。
(中略)
大声を出してヘラジカを挑発(Taunt)

ヘラジカの注意を自分に引き付ける(Aggro)

ヘラジカを妹から離れた場所におびき寄せる(Pull)

自分に向かって襲いかかってきたヘラジカに対して死んだふり(Feign Death)

この作戦が見事成功し、ヘラジカは興味を失いその場を去っていきました。なんというNice Pull!

 このお兄ちゃんは12歳。そろそろSoWくらいかけられるお年頃ではありますが、国によって違うのかあ?
 大体30歳を過ぎると魔法バリバリと言われていますんで、切込隊長あたりになるとCoHも可能だとか。
 ともあれ、初めての狩場に行くときはCamp Checkは必須だってこってす。



投稿者 KQZ : 13:58 | コメント (202) | トラックバック

2007年12月06日

「つれづれ嫌い」から進化したワタシ

 以前からblogのタイトルに「つれづれ」と付けてしまう、そのなんというかホレそういう気持ちの持ちようというか「いや、特に気合いをいれてるわけじゃないんだけどサ、僕なりの視点っての? そういうのを見たいって人もいるでしょ? でしょう?」という(ホントに言ってるとは思いません。いたら引きます)感じが嫌いだということは常々公言しておりまして、以下のようなエントリーも過去に数回にわたって挙げておるわけです。

 ↓つれづれ問題に関して言及しているエントリーの一例

2004年06月16日 なぜblog
http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/000370.html

んで、いくつか人気のblogというのを想像してみると(見て回るほどヒマじゃない)、「●●のつれづれなるままに…」とかいう面白みのないタイトルのそしてタイトル以上に面白みのない内容の日記がまざまざと目に見えるように思い浮かんできた。きっと2週間ほどはなんとか続けられてそのうちネットで見つけたネタを採録するだけになり更新も途絶えがちになりおおよそ2ヶ月くらいでうち捨てられるんだろうなぁ。気の利いた中学生でも躊躇するようなタイトルはそんなにはないだろうが。

ということでgoogle。

→ http://www.google.co.jp/search?q=blog%81@%82%C2%82%EA%82%C3%82%EA&ie=Shift_JIS&hl=ja&lr=

呆れた。

54,400もの「つれづれなるblog」がインターネット空間に鎮座ましまして我々の訪問と「よろしければトラックバックを」をお待ちしているらしいのだ。アホか。寝る。


2005年08月19日 友達の編集者から言われた事とつれづれ好きな日本のblog書き
 http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/001064.html

定点検索:

ちっ、まだ増えてやがる。
世の中のblog書きはホントにつれづれ好きだよなぁ…


 そして今日もまた検索してみたところ

blog つれづれ - Google 検索
http://www.google.co.jp/search?q=blog%81@%82%C2%82%EA%82%C3%82%EA&ie=Shift_JIS&hl=ja&lr=

 blog つれづれ の検索結果 約 3,260,000 件

 って、お前らどんだけつれづれ好きかと。


 ただ何と言いますか日々こう「つれづれ」なブログを目にして縷々考えておりますと、一言でいうと「慣れた」「耐性がついた」のでありまして、例えば仕事がらみのとても人のいい某社のCTOさんが綴っている「●●のつれづれなるblog」とかいう犬ちゃんの写真がたくさん載ってる日記blogなどを見ると微笑ましくも感じてしまう程度にはなってきたわけです。


 というわけで「つれづれ」になりかわって近年むくむくと湧きあがってきている気になるタイトルがこれ。

 ●●●(地名)で働く●●●(職種)のblog

 恐らくサイバーエージェントの藤田晋氏の「渋谷ではたらく社長のアメブロ」というのがこのタイトル形式の嚆矢かと思いますが、ギャグでもない限りよくまぁなんのひねりもなく真似できるなぁ、というのが正直な感想です。嘉門達夫師匠なら「ひねりなさいひねりなさい、ぐぐっとぐぐっとひねりなさい!」(怒涛の達人より)とがなりたてることでしょう。


 ということでGoogle先生で調べてみました。
 キーワードは 「で働く」+「のブログ」 です。

で働く のブログ - Google 検索
http://www.google.com/search?hl=ja&lr=&ie=UTF-8&oe=UTF-8&num=50&q=%E3%81%A7%E5%83%8D%E3%81%8F+%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0

 で働く のブログ の検索結果 約 2,240,000 件
 で働く のブログ の検索結果 約 2,240,000 件
 で働く のブログ の検索結果 約 2,240,000 件
 で働く のブログ の検索結果 約 2,240,000 件

( ゚д゚)ポカーン
( ゚д゚)ポカーン
( ゚д゚)ポカーン

 もう寝る。

投稿者 KQZ : 01:40 | コメント (6) | トラックバック

2007年12月04日

知人があっち方面に堕ちてしまったのを確信する時

  • なんだか日記とかに「セールスレター」とか「情報商材」とか「インフォカート」とか「NLP」とか変な単語が混じってくる
  • 誰だよゲーリー・ハルバートとかジェームス・スキナーって?
  • 「気」という漢字がすべて「」になっている

 もうこちら側に還ってこないような気もしますが、面白いのでしばらく観察してみます。

投稿者 KQZ : 18:23 | コメント (1) | トラックバック

2007年12月03日

地球にやさしい番組制作

 土曜日のこと。
 ぼんやりとテレビをつけてみたら、テレビ東京で「地球街道」という番組をやっていたのです。

地球街道 ケニア ヌー決死の川渡り!~サバンナ 生命の躍動!!~ : 番組情報 : テレビ東京
 http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/18287_200712012245.html

地球街道 : テレビ東京 (12月1日放送分参照)
 http://www.tv-tokyo.co.jp/chikyukaidou/backnumber.html

 要は女優さんがケニヤに行って、サバンナに雨季でできた川をヌーが数千頭の大群で渡るダイナミックな場面を見てくるという内容なのですが…… これって、前に「世界の果てまでイッテQ!」でやってたのと同じ絵じゃん?

世界の果てまでイッテQ!
 http://www.ntv.co.jp/q/

 子供のヌーがワニにさらわれるところも同じだったのでした。

 ってことで過去のオンエアリストを漁ってみると、どうやら10月14日に放送されたものらしいのです。

世界の果てまでイッテQ! (10月14日放送分参照)
 http://www.ntv.co.jp/q/oa/20071014/02.html

 双方のサイトを見比べてみても同じような記述があったりします。(Web制作会社も使いまわしとか?)

地球街道 12/1
首都ナイロビから西へ約300キロ、タンザニアと接するマサイマラ国立保護区は、野生動物たちの領域です。大阪府と同じほどの広さを持つこの保護区は、野生動物の数がケニアで最も多い場所。

世界の果てまでイッテQ! 10/14
今、ヌーがいる可能性が高いケニアのマサイマラ国立保護区は、なんと大阪府とほぼ同じ1800平方キロという広大さ。

 残っている公式サイトの記述からはうかがい知れることはできませんが、内容的にも連続性がありました。
 イッテQ!の方ではベッキーのスケジュールのせいかヌーの大群が川を渡る場面が撮影できなかったのですが、後日談として現地クルーからの映像が送られてきてスタジオ内で感動、という流れだったのです。
 幾分消化不足気味だったこの迫力ある川渡りの模様をきちんと放送してもらって視聴者としては満足です。
 クルーを使いまわせればスタッフの行き帰りも少なくなるので地球環境にもやさしいしね。
 現場のことはあえて調べませんが、製作費が削られるとこういう工夫が必要になるのだよなぁなどとも思ったりしています。

 (お前ら、広告が入らない&視聴料も取れないワンセグ放送用のテロップ入れとかコンテンツ制作は誰がやってるかわかってねーだろ。そういうしわ寄せは制作現場に行くんだよ)

 おお、いけないいけない。
 何者かが憑依して勝手にキーボードを打ち込んでしまったようです。
 丑三つ時なので寝ますね。


投稿者 KQZ : 02:49 | コメント (169) | トラックバック

2007年11月21日

Twitterはツラいよ

切込隊長BLOG(ブログ): Twitterはツラい
 http://kirik.tea-nifty.com/diary/2007/11/twitter_ad44.html

 Mixiもいい加減ツラいがTwitterは本格的にツラい。何がツラいって、Twitterが更新されてるときはだいたいにおいてパソコンの前にいるときだ。パソコンの前にいるならうちの仕事を先にやってくださいよというような催促が来る。
(中略)
 つーか、私たち繋がりすぎなんじゃね。メッセが苦痛に思ったときは、メッセを立ち上げたとき一斉にコールがかかるからだし、ICQはメール以上にショートメッセージみたいなのがたくさん溜まってて全米が泣いた。
(中略)
 人間なんて個というものはなく、すべては過去や現在社会との関係性(人と人の絆とかそういうの)であるに過ぎないと割り切って、この虚無のなかの生をささやかに暮らそうとしても、気づいてみれば脱構築の無間地獄。
(後略)

 なぁんて書いてますが、心当たりのあるURLを叩いてみて見つけたのがこのTwitter。

 http://twitter.com/kirik
社員を誘って飯に逝こうとするが、誰もついてこなかった。

 「社員を誘って飯に逝こうとするが、誰もついてこなかった。」って、キミはタコ社長か。


投稿者 KQZ : 17:58 | コメント (113) | トラックバック

905iで玉突き機種交換

 『玉突き機種交換』という言葉を思いついて検索してみたら、結構あったのでした。

http://www.google.com/search?hl=ja&lr=lang_ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=%E7%8E%89%E7%AA%81%E3%81%8D%E6%A9%9F%E7%A8%AE%E4%BA%A4%E6%8F%9B&num=50

 何をやりたいのかというと、

  • 親用にPHSを一回線持っているがPHSのサービス終了に伴ってFOMAに変更しなくてはならない
  • この際に電話機がタダで1台貰える
  • 電話機は家族の他回線でもオーケー
これを使って玉突き機種変更を行おうという魂胆なのです。

回線1. PHS→FOMA でx905i(機種未定)をゲット
回線2. 今使っているN904iをx905iに変更

 しかし年老いた親にN904iなどという機能てんこ盛りの機種が使いこなせるわけがありません。ということで別途らくらくフォンを購入して、今使っているN904iは予備機として使用することになりそうです。

 また、905iからは月々の通話料支払いが「バリューコース」と「ベーシックコース」の2つになるのですが、今回のPHSからの回線変更特典でも当然「ベーシックコース」になるのだとの事。
 ん? なにそれ? おいしいの?

 で、調べてみました。

ケータイの買い方を選べるようになります | お客様サポート | NTTドコモ
 http://www.nttdocomo.co.jp/support/topics/value/index.html

 ざっくりと違いをまとめると

バリューコース
端末を店頭販売価格で購入する(これが今までよりも高額になるらしい)
その代わり月々の基本使用量が安くなっている
→月額基本使用料(各種割引適用前)を1,680円安くする「バリュープラン」を選択できる。

ベーシックコース
基本的に今までの端末を使う人は支払金額も変わらない(バリューコースより月額1,680円高いってことね)
ただし、「二年以上使用する」という契約をDoCoMoと交わせばベーシック購入サポートなるサービスが受けられる
→年間同一機種ご利用のお約束で、携帯電話機購入代金が15,000円(税込15,750円)割引になります。
→約束を反故にすると残余期間×600円を違約金(ベーシックコース解除料)として支払う
ってことは初月でやめても15,000-24×600=600円得しちゃうんですけど。

 結局のところ、新端末を購入するにあたってどれだけ高くなるのかわからないので何とも言えないのではありますが、今回はPHSからみでタダでもらえるんだからよしとしましょうか。

  • ベーシックコースにして15,000円(税抜き)安く端末を買うと二年縛りを受けるが途中でやめても痛くもかゆくもない
  • バリューコースより毎月1,680円(税込)高くなると考えると9ヶ月で15,000円(税抜き)は追い抜いてしまう

 つまりドコモ側から見たら、「端末販売奨励金が15,000円に固定」されてさらに「2年縛りのオプション付き」っていうお話なんですな。あほらし。

 さて本題に戻すと、今回のPHS回線変更で905iを入手した際には特典として

  • ベーシックコースに編入されるが、二年間の縛りは無くなる
  • 「FOMA期間限定プラン」として無料通信分なしの1,575円(税込)コースを設定(平成22年7月まで)
  • PHSの継続利用期間をそのまま引き継げる
  • 契約手数料無料(3,000円・税抜き)
  • 過去一年間の請求額に応じてドコモポイントプレゼント
  • 「番号選べるサービス」の手数料が無料(300円・税抜き)

 というのがついてきますですよ。
 老親の使用携帯からしてみても待ち受けばかりですからFOMA限定プランはそれなりにいいでしょう。
 あとはx905i化した回線2.がベーシックコースになってしまうのが厄介と言えば厄介なんですよねぇ。
 もうちょっと調べてみますか。

 んなところで、さて、どの機種にしようかな…

905iシリーズ | 製品 | NTTドコモ
 http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/905i/index.html

905iシリーズのスペックと対応機能、発売日をまとめてチェック - ITmedia +D モバイル
 http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0711/16/news137.html

 もう基本スペックでおなかいっぱいなので、あとはOSやUIの問題だとか各種ギミックで決めるしかないのかも知れません。
 となると昔懐かしのジョグダイヤルのSonyも面白そう。シャープはTOUCH CRUISERとかAQUOSとの連携、DはFMラジオと翻訳機能、Fは以前ひどく使い勝手が悪かったのでやなこったい。
 てんこ盛りのパナソニックもギミックとして面白そうなんですが(Bluetoothもついてるし)、壊れそうなのと横持ちで写真を撮ると形状がL字型なので絶対に手ぶれを起こしそうでちょいとパス。P905iTVならいいかなぁ、と思いつつ2月発売となるとPHS乗りかえには間に合わないんですよねぇ。
 とか考えてるのは結構楽しいわけなんですが。

投稿者 KQZ : 00:35 | コメント (257) | トラックバック

2007年11月16日

iPod Touchが安売りとな

なんだかAmazonで安売りが始まった様子。
iPod touch 8GBが32,800円、iPod touch 16GBが42,800円ということは、10%以上の値引きになってるわけです。
キャンペーン期間は 2007年11月15日(木)-2007年11月18日(日) で数量も限定らしいのですが、はてさてなんで?
もしかしてiPhoneでも出るのか?

投稿者 KQZ : 11:05 | コメント (187) | トラックバック

2007年11月13日

多田野数人の関連検索

 昼飯時に仕事場のPCでニュースを眺めていたら、

日本ハム超隠し球!多田野逆輸入

というニュースが目に飛び込んできた。

 なんかどっかで聞いたことがある名前だなぁ、と思い検索してみたところこんな感じに。


多田野 アッー


 「ビデオ」「アッー」「動画」「広島」「Youtube」「画像」「tdn」… 前にこのPCを使っていた人が色々な単語と組み合わせて調べていたようです。
 Google先生もご丁寧に関連検索語としてこんなのを提示してくださっています。

  関連検索: 多田野数人 アッー, 多田野数人 顔写真, 多田野数人 ホモビデオ

 ……ということで、なんとなく理解できました。
 頑張れ僕らの多田野数人。


投稿者 KQZ : 12:55 | コメント (248) | トラックバック

2007年11月06日

代筆

 このblogは元々僕が適当に食べたり飲んだりした料理や酒の話や、出合った人とのバカ話の個人的備忘録であり、それに加えてライターとして頼まれた記事の元ネタやボツネタ、盛り込みきれなかったネタを供養する場所として、あるいは専門学校とかで頼まれ講師をする際のネタをまとめる場所として機能していたのですが、切込隊長とかshi3zさんといった『あるふぁぶろがー』な人たちと親しいことから不思議と訪問者が増えてきてしまって現在のよくわからない状況にある、という立ち位置だけ確認しておきますね。

 さて、今回は初めてのエントリー形式「代筆」です。

あれってオリビアじゃないの!? そっくりさんの歌声、テレビCM席巻(産経新聞) - Yahoo!ニュース
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071103-00000929-san-ent

 このニュース記事の問題点は、

「ものまね文化に寛容ではない欧米に知れ渡ったら、権利所有者から訴えられる恐れがある」と警告する音楽業界関係者も多い。(岡田敏一)

 ↑ここですね。

『この書き方だと、まるで元歌のミュージシャンにダマテンでカバーやらせてるみたいですね。
 全部ミュージシャン本人に、そっくりさんに歌わせたバージョンまで聴かせて確認して、
 使用料もちゃんと払ってるのにです。
 「そのうち訴えられて~」なんてありえないのです。全く以って無責任すぎます。 (以下略)』

 はい、どうもありがとうございました。

 上記コメントは汐留の某Fさんからの訴えでしたが、諸般の事情で退役軍人である私めが個人日記上でひっそりと代筆しております。あくまでも代筆です。ひっそり。
 本当はもっとどぎつい表現でしたし (以下略) の部分が面白かったのですが、これまた大人の配慮で修正させていただいております。ひっそり。

 僕は彼に「そんなデタラメなことを書いてる媒体なんて、得意の●●パワーで干しちゃえばいいぢゃないですか! だって日本の、いや世界中のメディアというメディアは●●の支配下にあるんでしょ?」とネット住民らしく返答してみましたが見事に無視されました。僕も身の危険が危ないかもしれまえsrdftygふじこ

 で、件の元記事を書かれた「岡田敏一」さんという記者ですが、Google先生によると個性的な記事を書かれることで有名な方のようです。

 ↓一例
 岡田敏一さんだったのね。納得。爆笑した。:イザ!
  http://rebekah.iza.ne.jp/blog/entry/329881/

え?女性がリリースした曲を男性が歌うのは モラルに反するの? おもわず、この「岡田敏一」なるお名前を検索してみた。 思い出して爆笑。 以前、 乗り物で年寄りに席を譲らないぞ! と書いた人だ。 若い人に地位を譲らないからだそうだ。 社内での人間関係、うまくいってます?(笑)

 どうやら日刊工業新聞にいらっしゃった方のようですが、リウイチさんのいらはるところでしたか。

 まぁいろいろ大変そうであります。

※そんなことを言うならもっと音楽業界の現状を書くべきでしょうな。
 「亜麻色の髪の乙女」なんて、島谷ひとみバージョンの存在をすぎやまこういち先生が知ったのは、
 発売後にテレビ番組で見てだって話だし。(少なくとも本人確認までしていないのはガチ)
 広告はお得意(スポンサー)の評判を背負ってるから注意に注意を重ねて作業してると思いますよ。書き散らしのネット新聞とちがって


なかのひと.jp






あわせて読みたい


投稿者 KQZ : 14:01 | コメント (321) | トラックバック

2007年10月22日

逆に考えるんだ。一番得をする人間が犯人だと。

 いや、例の初音ミク検索の話なんですけどね。

 僕は徹頭徹尾

  • 検索エンジンの仕様の問題(=もともと検索できてなかったのでは説)
  • ニコ動の権利関係のあやしさから重みづけ係数下げたんじゃね?
  • テレビ局関係の動画・画像の係数も下げた?

とかいうあたりだと思っているのですが、↓以下のコピペが流通している所を見て少々うがった見方をしてみました。

Live searchで初音ミク
http://search.live.com/images/results.aspx?q=%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF&go=%E7%94%BB%E5%83%8F%E6%A4%9C%E7%B4%A2&mkt=ja-jp&scope=&FORM=LIVSOP

gooで初音ミク
http://bsearch.goo.ne.jp/image.php?CAT=image&SITEH=1&SITE=&MT=%BD%E9%B2%BB%A5%DF%A5%AF

史上最強のイメージ検索!google(笑)で初音ミク
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2&gbv=2

:
:
:
69 :名無しさん@八周年:2007/10/22(月) 02:13:23 ID:S/gMpMSuP
SleipnirでのMSN LiveSearchの登録のしかた

ツール→Sleipnirオプション→検索→検索エンジンリスト→新規 の順に開く
そこで
名前:自由
リクエスト:http://search.live.com/results.aspx?q={all}&form=QBRE
エンコード:UTF8
メソッド:GET
でLiveSearchの検索エンジンが登録されます。

まだ変わらない場合
ツール→Sleipnirオプション→検索→検索エンジンメニュー の順に開く
そこで
「Webページを探す」を選択 → 編集ボタンをクリック して検索エンジンを変更

 現象面の「Google画像検索で出てこない」という事実は置いとくとして、今現在で一番得をしているのはMS Live searchでありgooだというのもまた揺るぎのない事実です。
 どこかに「初音ミクの販売会社からの上納金(ママ)15億円がとこをかすめ取ろうとして云々」とか書かれていましたが、大体そんな取れるとも思えないはした金(=一時の金)で動くのかどうかはリスクがありすぎてひっじょうに疑問です。つーかなにその上納金て? それ書いた人子供でしょ?
 しかし、MS Live Search が永続的に得をするというのならあるいは……。
 例えば、サーチエンジン担当者であればライバル各社の検索基準や検索動向などは熟知していて当然でしょう。そこを突くとしたら…… それもネット住人間で話題のネタで他社エンジンが苦手としているネタで……
 ……とか適当に書いてみる。
 さて寝るか。

注)本エントリーのカテゴリーは「ネタ備忘録」です

投稿者 KQZ : 02:38 | トラックバック

2007年10月21日

今度は悪徳プレイヤーを呼ぶ、というのもどうでしょうか

 ウルティマオンラインが運営開始から10周年ということで、4Gamerで元GMの座談会の模様が連載されているそうな。

ウルティマ オンライン10周年特別企画「元GM覆面座談会」
――今だから言えるあのときのUO(第一夜)

 http://www.4gamer.net/games/005/G000570/20071016029/
――今だから言えるあのときのUO(第二夜)
 http://www.4gamer.net/games/005/G000570/20071017017/
――今だから言えるあのときのUO(第三夜)
http://www.4gamer.net/games/005/G000570/20071018023/

 持論なのですが、「世界で一番面白いオンラインゲームはUOのGMだ」と思っているのです。
 これはUOに限ったわけではなく「いい設計のゲームを舞台とした」という程度でとらえていただければいいと思うのですが、各種コンテンツの企画運営をやっていても、オンラインゲームほど面白いものは滅多にないと思うのです。
 放送作家も楽しかったです。でもやはり企画からユーザーへの到達、そしてそのフィードバックがやってくるまでのサイクルには一週間とか一か月のタイムラグがあるわけです。
 広告代理店もめちゃくちゃ楽しかったです。でも広告作業は一年とか早くても数カ月のタイムラグがあるんですよね。フィードバックが来ないことも多いし。
 ゲーム制作なんかだと二年三年あたりまえだし。

 こう考えるとオンラインゲームの運営は「企画と実施とユーザーフィードバックのタイムラグが非常に少ない」という点でも面白くてしょうがないのですが、実はそれ以上に「ユーザーからのフィードバックの濃さ」という点でも特筆する点があるんですよね。情報の対称性として。
(ここら辺の話は「快楽のサイクルとかなんとか: KQZ on authentic」「ネットコミュニティとラジオ番組とMMORPGとは一本の線で結ばれているというお話: KQZ on authentic」あたりに書いているので興味のある向きは適当に)

 でもさらに言えば「ニコニコ動画で気の利いたコメントを入れる」とか言うのはもっともっとサイクルが短くなってるんだよねぇ。しかしそういったコメント職人の奴らって今後その技量をどこで役立てていくつもりなんだろうかなぁ、とか考えるとちょっと考えてしまうところもあるのだな。
 ラジオ番組や雑誌の投稿欄のハガキ職人なら放送作家とかライターへと進めるだろうけど、基本的に匿名のメディアなわけだし……  おっと、脱線しちまった。


 さて、4Gamerの特集に戻りますと。
 誰が誰とか邪推はいたしませんがよく知った人のような気もいたします。mixi日記の方には一人反応しやがりましたし。
 今度はGMだけではなく、是非悪徳プレイヤーを呼んで「あれはてめーがやったのかバーロー」とつかみ合いの喧嘩を繰り広げていただきたいものでございます。

悪徳プレイヤー召還リスト(仮)

  • モッチー @血のバレンタインの責任者
  • 岡田社長@ヘッドロック
  • コピーライターの小霜さん
  • 相川女史@週刊ASCII
  • 岡部くん@リアルアンリアル
  • 切込隊長@緑


 え? 僕ですか?
 僕は横でちまちま生産でもしてますよ。おしぼりでブラジャーとか。

 

投稿者 KQZ : 03:09 | コメント (13) | トラックバック

2007年10月10日

カードヒーローがDSで復活するらしい!

 「任天堂カンファレンス2007秋」で発表があったとRSSリーダー経由情報。

 任天堂カンファレンス2007秋 まとめ|忍之閻魔帳
  http://ameblo.jp/sinobi/entry-10050478625.html

 ファミ通の速報ページにはまだ載っていないようですが(10/10 17:24現在)、まぁ確定なんでしょう。
 いやー、カードヒーローと言えば死ぬほどやりこんで全カード4枚ずつゲットしたカセットが今でも現役でございますですよ。このカセット差し込んだらなんか得点無いかなぁ。
 アイ・オブ・ジャッジメントの位置取りとかトポロジカルな概念のとおーいインスパイア元になっていると言えなくもありません。(微妙な書き方)
 ということで鶴首して待つでございます。


※近頃ゲーム系のエントリーが少ないなどとメールやメッセンジャーをよこす輩がいらはりますが、「書けねータイミングとかもあるんだよ」とだけ答えておきますです。げほげほ。

投稿者 KQZ : 17:20 | コメント (143) | トラックバック

2007年09月28日

粒状性の記憶・波動性の記憶

 モノを覚えるのが苦手、なのです。
 昔のことは確たる手触りでは覚えていなくて浮雲のようなもの。
 人と物理的にぶつかったり触ったり体温だったり、料理や酒の味だったり、
 建築物の壁のテクスチャの感じだったり入った途端包み込まれるにおいだったり、
 そういうものだとかなり昔のことまでたどれるんだけども、
 それ以外だと本で読んだ物語でも実際の出来事でもあまり差が無いようなのです。

 5年前に食べた京都の料亭のこととかでもリクエストがあれば雑誌のコラムを
 書けたりするんですが、先週打ち合わせた仕事先のスタッフの顔とかは
 近くてもあんまり覚えていなかったりします。
 仕事なんて大抵メールですんじゃうし。

 なんというか、
 目で見たこととか耳で聞いたことって粒状性ではなく波動=非接触で、
 においとか味、手触り、熱とかいうのは粒状性、つまり分子が接触している……
 という違いがあるような気がうっすらとしています。

 でもって、前者の記憶は薄くなって(…というか時間の感覚が薄い)いき、
 思い出そうとするとある程度の流れ(一章節分とか一ページ分とか)を
 読んだり聞いたり物語を思い出したりしなければならないのに対し、
 後者の記憶群は、もう一度その味の分子とかに接触するとすぐに
 記憶が立ち戻るのかなぁとかとか。
 においも分子が鼻の粘膜に密着して発生する感覚だから「接触」だし。

 バイオリンの「ミ」の音では記憶は戻らないけど、15秒聞くと
 「あーあの時聞いたアイネ・クライネ・ナハトムジーク」と記憶が掘り起こされ、
 かたや薄口のだしを口に含むと一瞬で食べた記憶がよみがえる…とか。


単なる個人的メモです。
恐らくここら辺の話題と隣接するかと。
なんかカテゴリー用意するかな。

投稿者 KQZ : 15:35 | コメント (139) | トラックバック

2007年09月27日

前から誕生日に結婚すると思っていました。 佐藤藍子

スポニチ Sponichi Annex 速報
乗馬が縁 佐藤藍子30歳バースデー婚

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20070926041.html

 女優の佐藤藍子(30)が26日、千葉県にある乗馬クラブのインストラクター、沼田拓馬さん(29)と結婚すると以前から思っていました。佐藤が30歳の誕生日を迎えると昔から思っていたこの日、婚姻届を提出したと所属事務所が発表するとずいぶん前から思っていました。

 佐藤は昨年6月に乗馬を始めると芸能界に入る前から思っていましたが、拓馬さんと出会うことは物心つく前から思っていたという。直筆のファクスをマスコミ各社に送付すると前世から思っていた佐藤は「馬の魅力を教わり、語り合っているともはや戦後ではないという時代から思っている中、お互いの存在の大切さを積み重ねたとポツダム宣言前より思っており、本日の事の運びとなると文明開化の時分より思っていました。お互いの仕事が“うまく”いく様に、皆様、温かく見守って頂ければ幸いですと大政奉還のころから本当に思っていました。人馬一体となって、笑顔あふれる楽しい家庭を築いていきたいと壇の浦の戦いを見ながら思っていました」と喜びをつづっている。

 事務所によると、佐藤は今後も仕事を続けていくとビッグバン前からとっくに思っていたという。現在、新居を探しているところで、挙式の日取りは天地開闢の砌より未定と思っていましたとさ。

投稿者 KQZ : 03:31 | コメント (179) | トラックバック

2007年09月20日

( ゚д゚)ポカーン

電通を出てウェブに賭けた理由 (キーマンに聞くネット広告の未来):NBonline(日経ビジネス オンライン)
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20070912/134680/?P=1&ST=sp_web

投稿者 KQZ : 00:22 | コメント (180) | トラックバック

2007年09月13日

安倍晋三 電撃退任の件

 四代目は(オフィシャルには)いないみたいだからまぁ良かったね、ということで。
 しかし政治屋っていう家系が固まってきているのがなんだか歌舞伎みたいなもんで、どっかから養子もらって「二代目・岸信介襲名披露パレード」とかやったり、質問で登壇すると「よっ! 巣鴨拘置所!」とか大向こうからイナセな声がかかったりするのも見てる分にはいいかもね。
 ネット配信でニコニコ動画のシステム使ったりすれば盛り上がること請け合い。
 「役者も役者!」「よっ! ご両人!」とか言いたいなぁ。参考人招致とかの場面で。
 もちろん政治の方は電子投票で国民が決めること前提で。(うそうそ)

投稿者 KQZ : 12:13 | コメント (167) | トラックバック

2007年09月11日

違和感日記

 ネットニュースなどをぼーっと読んでいたら、違和感を感じないでもないことがなんだか続いたのでへんてこ日記をアップしてみる。

SonyのRollyについて
Rolly Official Site
 http://www.sony.jp/products/Consumer/rolly/index2.html

 前にも書いたのですが(Link:エムズシステムの波動スピーカーの秘密)水平対向配置型ステレオスピーカーっていうのはC/Pから見ると意外に高音質なので侮れないんですけれども、正直モーション機能はワケがわからんです。だってガシャガシャとノイズ吐き出してるだけじゃん。で、机の上から落ちるかもしれないんでしょ? 中学校の工作の時間に「机から落ちない自動ロボット」なんての作ってた記憶がありますが……。
 もとい、音質にこだわらないソニーなんていらんですよ。ジョークグッズだとしたら価格設定間違えすぎ。
 タイムドメインに対抗するような高音質&Bluetooth対応のものを作ってたほうがよかったのではないかと思ったり。
 なんだか違和感。

「子ども達」に煽られているshi3zさん
shi3zの日記 - マシン語を知らない子ども達
 http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20070911/1189493767
shi3zの日記 - マシン語に関して、追記
 http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20070911/1189493768

 もとよりある種「言わずもがな」な話だったわけで、それを見越して「子ども達」と書き表しているのかと思っていたら、そうではなかったようです。
  そんなところでちょっと違和感。

 以下蛇足でしかありませんが建築を志す人は一度は現場でモッコを担いで土方作業をやります。鉄筋も結びます。玉掛けの資格を取ったりすることもあるでしょう。一部上場しているようなゼネコンに入った同期はみんな始めは現場仕事でした。(監督という名の雑用) そうじゃないと人月計算なんてできません。
 同じように服飾デザイナーを目指す人でお針子仕事をしなかった人はいないと思いますし、糸や布、染めについても同様になんらかの関わりを持ち、売り場を知り、そうやって自分のデザインする各エレメントを知悉しようとするわけです。
 もちろん「知悉」までいかなくてもいいんですが、現場を想像するに足りる情報を得るってくらいまでは必要な修行といえるでしょう。
 ま、こんなことは言うまでもないことなんですが、shi3zさんを含め小中学校時代にTK-80やL-kit、亜土電子でApple//のコンパチ基盤を半田付けして遊んでた世代に特有な単なる郷愁なのかもしれませんし、郷愁だからこそ言葉が強くなったのかも知れません。知らんけど。

 個人的な話を続けると(って、個人blogなんだから当たり前だな)、ゼッパチ、80系、6052、86… とかいう話題にも無理なく着いては行けますし、それらのお蔭で何度も窮地を脱したことがあるというのは間違いの無い事実なんですよねぇ。
 でもそれって知らない人にとっては 「鏡の法則を読んで幸せになれましたー(はぁと)」 というのと印象的にはさして変わって見えない、というのもまた良く分かっているのです。だって相手は「子ども達」なんだし。(笑)

 ※実は漢文の素読にも効果があると思ってたりもするんですが話が別すぎるので割愛


Google面接問題とかそこらへん
 個人的に(というか業界的に)どーしょもない奴が入ってたりするので「フーン」な感じのGoogle社の面接の話題ではありますが、頭の体操としては面白そうなので読んでいました。(ま、日本法人だしな)
 そしたら模範解答なるものがアップされていまして、読み薦めてみると首肯するところもありつつちょっとだけ違和感を感じた部分があったりするのです。

Google面接問題の模範解答の追求 | bewaad institute@kasumigaseki
 http://bewaad.com/2007/09/11/263/

 ざっと眺めてみたところ大体は思いついていた解だったのではありますが、Q3だけがかなり違っておりました。(Q7も違ったけどまぁいいや)

Q3.シアトルのすべての窓ガラスを洗浄するとして、あなたはいくら請求しますか?
おそらくこれもフェルミ推定で解くべきものと考えられるので、そのやり方で。
この問題の場合、
シアトルのすべての窓ガラスの表面積×窓ガラス洗浄の面積当たり単価=シアトルのすべての窓ガラスを洗浄した場合の市場価格
という式が考えられます。

 ここまではまぁ普通に考え付くわけですが、そこから先で考えていたのは


  • 「シアトル全ての窓ガラスを排他的に掃除できるのは利権でもある」
  • 「窓ガラスおよび周辺が壊れているのを発見したら、建築施工会社や建具メーカーに営業できるではないか」
    「二重ガラスのパンフレットを置くだけでもいい商売になるだろう」
    「カーテンが色あせていても売り込めるかもしれないぞ。二重ロック、防犯装置も…」
    →「色々やると個人情報がどーのとかめんどくさいから、一律にパンフレットを置く程度にするか」
    →「作業日程のお知らせ、作業終了報告書、請求書あたりに広告枠をつけるところからはじめよう」
  • 「シアトル近郊の上記産業の売り上げから、窓ガラス掃除に付随したマーケティング業務で得られるであろう収入は…(以下略」
  • 「ってことで他の業者に比べて相当安く受けられるんじゃね?」

 なぁんてことだったのでした。
 なんとなくこっちのほうがGoogleらしいと思いますけども。

 さて、どうやらbewaadさんとは1hopで色々つながっているらしいのですが、官公庁で育った感性と広告屋あがりの算盤勘定とはかなりの違いがあるようでございます。
 てなてな違和感を感じていたのでございましたとさ。

 ※ちなみに http://bewaad.com/2007/09/10/262/#comment-16532 でコメントしている望月衛ってピアニストの衛介くんなのかなぁ?(笑)

 amazonを覗いてみると ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか? なんて本も出ているみたいですが、十牛図でも読んどけって感じがするのは僕がひねくれものだからでしょうか。
 公案といえばひろさちや氏が掟破り(?)してるみたいだし。(笑)


投稿者 KQZ : 19:27 | コメント (194) | トラックバック

2007年09月06日

三つ目がわからない

 mixiの足跡というのをぼんやりと眺めていたらば、プロフィールに「168x80x34」とか「180×85×40」とかいう謎の文字列を発見することが割りと多いのです。
 というか、ある方のマイミクつながりで踏まれているらしく、そのご一統様近辺に固まって見受けられるといいましょうか。
 そういった方々の紹介文を読んでみると、「関係」のところに『サムソン』と書いてあったり、どう見ても髭のオヤジさんなのに「テニスのお姫さま」とか紹介されているのを読んでやっとこさっとこ腑に落ちるわけです。いやいやそういうお友達でございましたか。ご苦労様ですがあっしには関係の無いお話でございます。こっちとかこっちに出張ってふごふごしてやっておくんなまし。ひげでガリとひげでムチの両方取り揃えております故よしなに。


 さてさてそして表題の件。

 一つ目の三桁の数字は恐らく身長でしょう。
 二つ目は体重なのかな。
 すると三つ目はなんなんでしょか。年齢? それともなんか、アレ?
 よくわからんのですけど、謎の数字で検索してみるとこんな感じらしいです。
 アーーーーーッ


投稿者 KQZ : 17:30 | コメント (176) | トラックバック

2007年09月05日

この先生、きのこってます。

 単なる読み間違いなんですけどね。
 あーびっくりした。
 This teacher is doing mushroom. It is so SF.

SFがこの先生きのこるには
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51110034.html

投稿者 KQZ : 16:18 | コメント (3) | トラックバック

2007年09月01日

ハードディスクなお話

 思えば一番初めに自分で買ったハードディスクドライブはMacintosh// CX用に買った外付け20メガのものだった。
 SCSI接続ででかくて、値段はたしか20万円を少し超えるくらいだったか。
 今ではSDカードでも1ギガとか普通に売っているわけで、当時のレート「1メガ=1万円」で計算すると、1,000万円ということになるわけです。

 ……えーっと。

reasonable_microSD.jpg
PQIアダプタ付microSDカード 1GB MRSDB2-1G


 とてもリーズナブルな値段設定であります。
 誰かお金持ちの人↓ぽちっと買ってください。

投稿者 KQZ : 18:47 | コメント (13) | トラックバック

2007年08月29日

楽しいRDD方式

 なんでも、各新聞社のとっている全国世論調査は会社ごとにシステムが違うらしい。
 なかでも朝日新聞は「朝日RDD方式」と称して、他社では無作為二段階抽出でRDD(Random Digit Dialling)しているところを「無作為三段階抽出」しているのだとか。
 んが……

木走日記 - 倫理綱領実践規程に違反しているマスメディアの世論調査報道~「朝日RDD」方式って何なんだよ?
 http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070829/1188375266

 なんだと、「ついでながら朝日新聞は「朝日RDD方式」をとっているが、800万読者に限定した抽出方法には批判もある。」ですと。

 もしかして他紙より抽出が1段多いのって朝日新聞「読者に限定」してんのか!?(驚
※強調はKQZが施した

 聖教新聞RDD方式とか赤旗RDD方式とか世界日報RDD方式とか統一日報RDD方式とか、うすら寒い言葉が思い浮んできてしまうわけですが。
 偏向しすぎでクラクラしてきた。


※新聞関係の過去ログ:新聞とかそこらへんのお話: KQZ on authentic

投稿者 KQZ : 23:56 | コメント (127) | トラックバック

内申点は美味しく分配されました

404 Blog Not Found:オレの内申点ってどこいったんだろうなあ
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50901872.html

5段階評価の通知表の評価から、どの教科もまんべんなく1づつ引かれていたのだ。どうせなら全部1にすればいいのに、さすがの学校側もそこまでずうずうしくはなれなかったようだ。

どうやら、ここで私から1づつ引かれた評価点は、別の誰かに行ったようだ。

 そういえば高校受験の時、普段ほぼオール5だったKQZ少年は担任に呼び出され「キミはどうやったって受かるから二学期の成績をだね……」とごにょごにょと相談されたことを思い出しました。
 当時既にそこらへんの大学なら受かる学力があったもので(ホントかどうかは知らん)高校はどうでもいいと思っていたところもあり「適当にしてください。気にしませんから」と言っておいたら、本当に技術・家庭科、体育、音楽… といった主要五科目以外の実技系科目が軒並み3とか2にさせられていてかなり笑ったものでした。さすがに主要五科目は満点しか取ったことがなかったので落とせなかったのでしょうか。(埋め合わせかどうだか、三学期はオール5になっていましたw)
 当時の試験制度というと、まず内申点の合計でいくつかの段階に分けられ、試験の合計点との掛けあわせで合否が決定するというシステムだったのですが、一学期の成績では試験合計点が上から3段階目でも受かるはずがこの処置によって最高段階でないと合格しなくなったわけです。(その処置に奮発したのかどうかは覚えていませんが、結果試験は満点だったので関係なかったんですけど)

 それはどうあれ、「高校は適当に近いところで、部活でもやって三年間暇を潰そう」と思っていたらば入学当日にアメフトの勧誘に目をつけられて一度たりとも勉強することなく筋肉一辺倒のおバカな高校時代をすごそうとは思っても見なかったわけですが。関東大会とか出れたからよしとするか。
 さてさてさて。
 同じ中学から入学した線の細い元生徒会副会長のK君というのがいたのですが、彼もまた体力もない癖にアメフトに一緒に入部しており、なんだか変だなぁと思っていたところ、後日周囲から話を聞いてみるとどうやら僕から移動した内申点のいくばくかは彼のところに配分されていたのだそうです。変な恩義でも感じてたのかしらん。知らんけど。
 しかし小学校時代からTK-80で遊んでいて中学では授業も聞かずにプログラムを組んで秋葉原で売ってたりもしていたのですが、三年間のブランクは激しくドッグいやんバカンス娘たちよで、大学でPCに再会した頃にはすっかりPC業界のトレンドとは縁遠くなっておりました。
 どうせならあの時高校に落ちて大検でも受けてのんびり本とコンピュータ(当時マイコン)と過ごしていたらまた別の人生があったのかもしれません。
 ま、どうでもいいんですけども。(笑)
 分配された先が分かってしまうというのもなんだか居心地が悪くて同窓会でもちょっとだけ気まずいんだぜっていうお話でございました。
 その後、アメフトを頑張ってたおかげで明治と日大と日体大からセレクションが来たが一応進学校だったので無視して12月まで関東大会に出て、浪人前提で記念受験してみたそれなりの大学になぜか受かってしまい、設計のバイトと放送作家見習いと選挙事務所での行儀見習いが楽しくて就職する気もなくたまたま受けた広告屋になぜだか入ってしまい…… と人生はままならぬものなわけです。本当は研究の徒になっていたかったんだけどなぁ。

投稿者 KQZ : 18:41 | コメント (231) | トラックバック

2007年08月26日

いきものがかりの左側の人が石原壮一郎さんにそっくりな件

 それにしても似すぎである。
 とりあえず探してみたら、CDのジャケットのレベルでも結構似ている。
 HANABIというCDだとよくわからないが、人生すごろくだべ。(DVD付)という方はかなーり似ている。

 石原さんの方の写真はというと、いきものがかりのファンの方にはショックかもしれないからリンクだけにしておく。

石原壮一郎 - Google イメージ検索

 さて、この事実が何を意味しているのかといえば、骨相学が正しいのであれば彼もまた合コンフリークに違いないということである。
 そういや大人養成講座と大人の女養成講座でネタを書いた原稿料もらってないぞ。あ、光明くんが悪いのか。

投稿者 KQZ : 02:53 | コメント (7) | トラックバック

2007年08月17日

DK96 is back

 出たな、伊達杏子。
 ポリゴン数を256倍(てきとー)にして舞い戻ってきたバーチャルアイドルかっこわらい!

スポニチ Sponichi Annex ニュース 芸能
仮想アイドル伊達杏子6年ぶり復活!

 http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/08/17/04.html

 世界初のバーチャルアイドル、伊達杏子(年齢非公表)が、6年ぶりに芸能活動を再開することになった。17日正午から、インターネット上の仮想世界「セカンドライフ」のDEJIMAライブスペースで、チャットイベントを行う。

 トップがこういうの好きだから、いつ来るかと思っておりました。
 今後の動きに期待。いやホントに。ふぉんとだってば!w

 そうなると、確か伊達杏子とかテライユキが出てきていた当時、どっかのキー局が「バーチャルアナウンサー」とかやってたけど…(自滅しそうなのでここらへんで辞めておこう)

 さてあれやこれやとそろそろ面白くなってきそうなメタバース界隈ですが、個人的な見解としては 高城剛御大が来たら逃げるぜ というところで。
 ま、いろいろあちこち忙しいらしいので(謎)こっちまでは手が回らないか。
 たぶん。(笑)

投稿者 KQZ : 18:17 | コメント (105) | トラックバック

2007年07月26日

あー寝ぼけてた

 今朝のネットニュースのタイトルを素で見間違えてた。
 「なぜ布団が殴る?」と。

 布袋、町田康さん殴る:芸能:スポーツ報知
  http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070726-OHT1T00101.htm


 以下脳内イメージ。



殴る


スミマセンスミマセン


投稿者 KQZ : 11:32 | コメント (1) | トラックバック

2007年07月17日

ぱろでぃー

 この中に元・天才コピーライターであらせられるこばん先生の作品がいくつあるのか、ちょっと気になった。

 アダルトビデオパロディ集
  http://nch.s10.x-beat.com/2chart/av.html

 正確には 放送作家からゲーム業界を経て広告業界に転職する間のライター仕事 でしたか。
 そして今はネットゲームの企画屋さんなわけで因果はめぐる火の車賽の河原の小石積み。そういえば某巨大ゲーム会社のワンダーモモの中の人なんかと一緒にやってたこんなページもありましたっけね。

 こばん先生の手になる膨大なパロディ作品名についてはほとんど忘れてしまいましたが 『ベロリン・天使の舌』 というパロディには笑わせていただきました。

投稿者 KQZ : 13:57 | コメント (2) | トラックバック

2007年07月03日

ファミリーマート店頭が妙に三色旗くさい

 原因はこれだ。

 社長のごはん 大人の舌を満足させます。夏の新作登場! |FamilyMart
  http://www.family.co.jp/goods/recommend/shacho_gohan/index.html

famimagakkai.jpg

 でかでかとした社長の顔写真と「上田準二プロデュース」という文字が赤い枠の中に展開されているのですが、時節柄公明党の選挙ポスターかとオモタヨ。
 しばらくファミリーマートには行かないことにしよう。

投稿者 KQZ : 11:07 | コメント (185) | トラックバック

2007年06月26日

不思議な旧エントリー動向

 長らく日記をつけていると、なんだか変な掘り起こされ方をすることが時々あるのです。

 季節的にいうと「新橋鮎正で夏だねぇ」は毎年夏が近づくと読まれる回数が増えていきます。
 今月で既に200弱。このエントリーは毎年上がってくるから何とはなしに季節感を感じてしまうわけです。

 SH901iSの電池についてとかkeyfinder、波動スピーカーなど定番モノはいいとしまして、そのほか近頃あがってきているエントリーはというと…

はっぴいえんどトリビュートアルバムと松本隆さんとビデオカード
「夏なんです」効果かなぁ。

赤坂早春賦
プレミア物の焼酎が定価で買える、とかいう話で読まれている様子。

購入
これはYMOの再結成とかが関係してるのかな? だったらどこかに前回のYMO再結成時に原田大二郎さんの隣でCG作ってたとか湾岸スタジオのリハで聞いたライディーンの話とかも書いてたはずなんですが、そちらは掘り起こされていないですねぇ。


横浜で仕事がてらに買いだしなど
なぜだかとんと判りません。

なんか変なこと思い出したぞ
なんか洗脳ドクターがテレビとかでてましたか?

なにを教えりゃいいのやら
「ブログの王」で見事Google1位になられた柴尾さんことBAOH!!さん効果でしょうか。

ちょいシブおやじはイタリ醤
XO醤を手作りしたことに気をよくしてイタリアンな醤を作ってみた、というネタ企画ですな。
また作るかな。

天ぷら「近藤」御近所和食:赤坂「菊乃井」
お店関係は根強く読まれますね。その他には京都関係とかも。
あと「二度と行かない店」カテゴリーも驚くほどよく読まれていますが今回は触れません。(次は萱場町の貝焼き屋も追加するかと思いますが、洗いざらい書いたら営業停止になりかねないので自粛中)

土曜日は初亀と愛宕の松の蔵人さんと
日本酒系のエントリーも根強く読まれてます。

日本橋で日本酒、新宿でひげひげ、そして赤坂
こちらはちゃんとお料理との相性とかも書いたからでしょうか。

またもまとめてあれやらこれやら
なんだろう? 空手道効果? (しらんがな)

そしてこれがまったく判らないのですが……
今月既に600回とか読まれてます。
なんかネーミングとかいう言葉に反応するようなことでもあったんですか?

久しぶりのネーミング作業

投稿者 KQZ : 01:11 | コメント (176) | トラックバック

2007年06月22日

いいなぁ学校の先生は勉強しなくても食っていけて(棒読み)

 なんかどっかの大学の先生らしいのですがお茶を噴出しかねないので飲食中の人はご注意を。

mixi商業化? - Blog 2735 - Yahoo!ジオシティーズ
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/yoshida_inf/view/20070620/1182344000

続・mixi商業化 - Blog 2735 - Yahoo!ジオシティーズ
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/yoshida_inf/view/20070621/1182435219

 イーマーキュリーは元から利益追求しとる営利企業だっての。

 大体コメント欄で触れられている「プレミアム課金」云々についても運営収益の柱になる性格のものではなくユーザーモチベーション維持のためのものであって、たとえば20%の人間が月額300円払ってくれるよりも的確にマッチングした広告を入れたほうがどれだけ収益が上がるのかは計算するまでも無い。

 とまれ、これが放送免許のように許認可事業であるならば「公共性、社会通念に鑑みて…」という言い分も通るとは思う。しかし現段階のmixiにそれはどうなんだろう。
 現に韓国でもCyworld、Daumなど一時期過半を占めたSNSたちがあったが、数年でひっくり返され続けている現実があるわけで、日々戦い続けねばならない民間企業は「儲けて」「次の一手に投資する」というサイクルは必須なのだ。特に公開企業なんだから。
 mixi王国を信じきっているのは他ならぬ勉強不足の学者先生だけなのではあるまいか。

 「デファクトになったんだから云々」というのはmixi自らが律し始めるのであれば別だが、外野からの「学会で評価しはじめたんだから襟を正せ」というのは単なる言いがかりでしかないのではないかなぁ。
 ま、どう見ても言いがかりなんだけど。

 せめて学者だったら

最近、広告が派手で重いものになったように思います。個人的には、下品で不快な印象が強くなりました。
サービス・運営の必要から多少広告があることは理解していますが、最近急に、状況が悪化したように思います。

 「派手」とか「思います」じゃなくてデータで示せ、と。個人的な印象だけでガバナンスとはなんという俺様事大主義か。

 それと個人的に一番初めの燃料を読んでいて気持ち悪いのは「学会で評価してやってもいいんだぜ」という尊大な態度なのですがそれは個人的な印象論なのでここまでとしておきますか。


#えーと、こんな感じでいいですか?>赤尾先生

投稿者 KQZ : 01:32 | トラックバック

2007年06月12日

【お答えします】グッドウィルの折口会長の髪型は どうしてハート型に広がってるんですか?

グッドウィルの折口会長の髪型は どうしてハート型に広がってるんですか?
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211832852

 それはね、ジョジョサーカスのゴライアスのバイトをしてからすぐに記者会見に臨んだからだよ。

jojocircus.JPG
http://www.disneychannel.jp/program/playhouse/jojo/index.html

 人形だってあるのさ。

jojocircus2.JPG

 並べてみるね。

jojocircus2.JPGoriguchi.JPG
※ムービーはこちらから→ vSocial.com: グッドウィル・グループ、折口会長を直撃


 CDだってDVDだって出てるのさ。

jojocircus3.JPG jojocircus4.JPG


 介護だけじゃなくて子供も楽しませている凄い会長さんなんだよ。たぶんきっとね!

投稿者 KQZ : 11:10 | コメント (211) | トラックバック

2007年06月11日

年金問題ねぇ……

 ことここに至って名簿管理の杜撰さと自分が年金を支払っていないことについてをごっちゃにして語っているような人が多い気がするのです。
 人がどう思っていようと、どう行動しようとあんまり知ったこっちゃないのですが、自分でどう考えているか、ということだけメモしておきます。

 僕は、自分はたとえ貰えないとわかっていたとしても気持ちよく払います。
 だって今現在、親が年金を貰っていますから。
 そして、まったく仮定のお話。
 自分の子供が年金を支払う年代になった時に「俺は年金を支払わない」と彼が言うのであれば、自分の年金を返上すると思います。
 賦課方式というものは次世代との信頼関係で成り立っているのですから、少なくとも親世代に対してはその信頼には応えたい自分がいるのです。そしてそれと同時に次世代に対しては「信頼してもらえないかもしれない自分世代」というものがあるわけですが、それは自分世代の問題であるので仕方がありません。
 ここら辺は矜持心の問題というかやせ我慢というかなんというか、別にこういった個人的感想を他人にどうのこうとするものではないのですが「新手の振込み詐欺だ」とか「払い損だから払わない」と言っている人がいると、聞いているだけでちょっと寂しくなってしまうのでした。(もちろん担当省庁の仕事に関する責任問題云々とはまったく別の次元で)
 あぁ愚痴愚痴。


投稿者 KQZ : 18:15 | コメント (139) | トラックバック

竹内まりあと中川翔子の見分けがつかないことに気づいた

でも実害ないからいいや。

↓横顔な感じだとこんなもん。

 


↓前からだとこんなとこ?

 

投稿者 KQZ : 17:45 | コメント (212) | トラックバック

2007年06月08日

なつかしかーーー

 今日の桑原茂一さん日記から。

 桑原茂一Diary: dictionary library
  http://202.218.113.107/~kuwaharamoichi/D2/archives/2007/06/dictionary_library.html

 CLUBKINGのDictionaryといえば、もう20年がとこ続いているフリーペーパーの老舗である。
 時折見かける桑原茂一さんは相変わらずお元気でなによりである。

 んで、10数年前のこと。

 伊藤ジョーイに見せられたWebのデモンストレーションを見た翌日だったか、全然関係のない打ち合わせで茂一さんに「Dictionaryなんですけど、Webでもやりません?」と持ちかけたのでした。
 そこらへんのいきさつは……  見つけたけどリンクするのはやめとこうっと。(気が向いたら、と)

 そして今日。
 桑原茂一さんのblogにdictionary libraryの情報があったので早速アクセスしてみた。

  http://dictionary.clubking.com/

 うひゃーーー
 なつかしいーーーー
 40号目くらいから数年間は全ページHTML化を一人でやってたんだよなぁ。
 本誌にもなにやら書いてたし、BlueFilmプロジェクトとかラジオではコントも書いてたっけ。ピエールとカトリーヌのいろんなバージョンとかとか。
 すべてが懐かしい。

投稿者 KQZ : 19:24 | コメント (119) | トラックバック

2007年06月05日

セカンドライフと長嶋一茂

 いやまぁどうでもいい話なんですけどもね。

 いまでは「セカンドライフ」というとメタバースというか、リンデン・ラボがやってるバーチャルワールドが云々…… というお話になりがちなんですが、ついこないだまでは「セカンドライフ」で検索すると老後の生活というか第二の人生というか、そういうお話になるのが常だったわけです。
 未だに「セカンドライフ」で検索すると2ページ目とかには信託銀行や別荘地なんかの情報サイトが引っかかってくるのはそういう訳ですな。

 でもって近頃流れているCMでちょっと気になったのが三菱UFJ信託銀行。
 ほれ、Stay Goldが流れるヤツね。

 ちょいと調べてみると「Trustship!長嶋親子/「三振人生」篇(30秒)」というらしい。
 詳細はこちら。

 テレビCMのご紹介: 三菱UFJ信託銀行
  http://www.tr.mufg.jp/ippan/tvcm/tvcm03.html


流れはこうだ。

少年野球の絵。
スティービーワンダーの「Stay Gold」をBGMに長嶋一茂さんが登場。
少年野球を見つめています。

一茂さんモノローグ
 「親父の野球人生は、三振から始まった。」

現役時代の長島茂雄さんの空振りの写真。

一茂さんモノローグ
 「その悔しさはやがて成功への大きなバネとなった。」

一茂さんモノローグ
 「いつも前向きな親父の気持ちは、大切なこととして、いつしか僕にも受け継がれていくだろう。」

NA「次の世代へと託したいものがあるから。」

NA 「Trust Ship」

NA 「あなたのセカンドライフ。退職金のご相談からお手伝いします。」

NA 「三菱UFJ信託銀行」

ちょ、ちょっと待て。

一茂さんモノローグ
 「いつも前向きな親父の気持ちは、大切なこととして、いつしか僕にも受け継がれていくだろう。」

 「いつしか」って……
 長嶋一茂って1966年生まれの41歳なんすけど、ずいぶんと気の長いことおっしゃるわけですね。
 しかしこう考えてみると、長嶋一茂のセカンドライフっていうのは趣きぶかいものがあるなぁ。

 

投稿者 KQZ : 00:45 | コメント (5) | トラックバック

2007年05月25日

ちょっと感動したのでメモ

これは盲点だったかも。

秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ: reCAPTCHA - キャプチャを利用した人力高性能OCR
 http://labs.cybozu.co.jp/blog/akky/archives/2007/05/recaptcha-human-group-ocr.html

要は、


  • OCRでは機械的には認識できない文字列がある
  • これを人力で認識するのは大変手間である
  • 他方、スパム防止目的で「人間が機械的には読めない文字列を目視で認識する」こと自体がセキュリティになっているサービスがある
  • あ! 「読みづらい文字列」=「OCRで認識できない文字列」じゃん!
  • ユーザーの本気度(?)を図るために「OCRで認識できている文字列」も同時に提示しチェック対象とする

ということでしょうか。
すごい。


時に。

 ウチのばあちゃんというのは明治生まれでもう100歳を超えていて、女学校時代はテニスをやったり英語やってたり、宇治山田の英才と結婚してからは満州に爺さんが国学を教えるために神社庁から派遣されたってんで一緒に渡ってあちらで先生みたいなことをしていたり、日本に戻ってきては日本婦人会とかの理事をやってた女傑なのではありますが、それはそれとしまして。
 子供のころに上野の博物館だかなんだかで冷泉家の宝物展に一緒に連れて行かれたことがあったんです。
 ヒゲがのた打ち回ったような掛け軸とかなんとかをホヘーっと見ていたんですが、当然読むことなんてできない。
「ねー、これってなんて書いてあるの?」というとばあちゃんは驚くことにこれらをすらすらと全部読めてしまう。「これは?」たちどころに読む。しまいには学芸員がやってきて質問まで始める。
 たぶん、明治大正生まれの爺さん婆さんは(だってその親は江戸時代の生まれなんだもの!)今では難読として知られる崩し草書体だろうがなんだろうがバリバリと読み書きできるわけで、そういった人たちに対してCAPTCHA(キャプチャ)のシステムを使うとたちどころに解析…… ってなわけには行かないものかなぁ。
 ボケ防止とかリハビリの一環としてナムコあたりが作らないかしらん?


投稿者 KQZ : 13:02 | コメント (158) | トラックバック

2007年05月24日

・・・中央選挙管理委員会のものです

コソヴォ中央選挙管理委員会 - Google 検索
 http://www.google.com/search?q=%E3%82%B3%E3%82%BD%E3%83%B4%E3%82%A9%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E9%81%B8%E6%8C%99%E7%AE%A1%E7%90%86%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A&ie=UTF-8&hl=ja&oe=UTF-8&sa=N&tab=dw


 そうか。
 オレは選管だったのか。
 珍しいアルファベットの並びだと思ってたんだけどなぁ。
 確かに↓こんな感じの仕事をしてたこともあるけどもね。(笑)

投稿者 KQZ : 00:42 | コメント (290) | トラックバック

2007年05月23日

携帯Twitterが妙に面白くなっているのでビジネスの企画ネタなど

 「なにそれ?」と気づく間もなく浮かんでは消え行くIT有象無象ネタですが、その中でも泡沫候補感が激しく漂っていたTwitterがアキバ系!電脳空間カウボーイズの手練手管によって妙に面白くなっているというお話。

Twitter
 http://twitter.com/

携帯Twitter
 http://onosendai.jp/twitter/index.php

アキバ系!電脳空間カウボーイズ
 http://keith.weblogs.jp/cyberspace/

 まずなにが面白いかというと、携帯Twitterというだけあってケータイ電話に非常にマッチしているわけです。
 写メール遅れるよね、GPS機能付いてるのも多いよね、じゃタイムラインだけじゃなくて両方とも送っちゃえ、てなもんで。
 これらの面白さについてのアレコレはこんなところにも書かれているので御覧あれ。

  携帯Twitterがおもしろい件
   http://anond.hatelabo.jp/20070507225738

 もっともこれは5月7日時点での面白さですから、ここ数日の劇的な機能の拡充については触れられていないようです。

 ま、何が出来るようになったのかというと、↓こういうことが出来るわけですな。

 [KQZ]のライフブログ
  http://onosendai.jp/twitter/twdiary.php?user=KQZ&date=2007-5-23


 単純につぶやきをTwitter上に書いていただけが、写真をメールで添付したりすることによって絵日記っぽい見てくれが出来上がるわけです。
 GPS付きの携帯電話で書き込むとこんな風にもなってしまうのでこれまた面白し。

 http://onosendai.jp/twitter/index.php?width=550&height=490&s=1&MAP=K_Yodobashi

 今使っているSH901iSにはGPSが付いていないので、904に機種交換した暁にはいろいろと遊べそうです。


 さて、以下は一人ブレスト。


 今の携帯Twitterの機能を使用して、例えばFox Huntingというかリアル・スコットランドヤードを考えてみるとこんなルールだと楽しく遊べるはずです。

  ・犯人役の人は10分に1度コメントを、そして最低30分に1回は写真をアップしていきます
  ・刑事役の人たちはそれぞれがGPS機能を駆使して情報交換していきます
  ・犯人役は刑事役のリクエストにより、3回だけ強制的にGPS情報をアップさせられます

 昔TBSの深夜に僕が放送作家として参加していた国分太一君が司会の番組でやっていた企画とかなりかぶります。というかケータイ会社の提供で番組化してもいいか。提案してみるか。ま、いいや。


 あるいは(5月18日のエントリーに書いたように)趣味の俳句結社などで吟行の様子をやり取りするのもいいでしょう。
 自費出版の雛形にもなりますし、旅行業界を中心とした純粋広告媒体としても価値は出そうです。


 またレイアウトを工夫すればそのまま小中学生の夏休みの絵日記帳にもなります。A4でプリントアウトできるpdf書き出し機能つければ夏にはサービスリリースできそうな予感。小学生限定なら広告もつけやすいし。 (もしくはジャポニカ学習帳をメインスポンサーに想定して絵日記帳に貼り込めるようレイアウトをあわせるとか、JR東日本企画に持ってってポケモンスタンプラリーと繋げてみるとか……)


#てな事をサーバが重い時期に考えていたのですが書き込めなかったので数日鮮度が落ちつつも再録しております。ふがふが。

 

投稿者 KQZ : 22:13 | コメント (157) | トラックバック

2007年05月18日

松尾芭蕉が生きてたら携帯Twitterを使っていたはず、というお話

行く春や鳥啼魚の目は泪

 先日、 東京ビッグサイトにWeb2.0マーケティングフェアを見に行く際に暇だったのでTwitterで川柳もどきを書き込んでいた と書きましたが、恐らく電脳空間カウボーイズの作った携帯Twitterの一番フィットする使用法は俳句サークルの吟行記録なのではないのかなぁと思い立ったのでした。


CMSとモバイルとフィードと四畳半社長: ライフログツールとしての携帯Twitter
 http://shi3z.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/twitter_1cf0.html

こんなふうに誰かのライフログを追体験することができます。

(中略)

ライフログを追っかけていると、むしろブログはCMS的な方向へどんどん進んでいって、独り言や友達との緩いコミュニケーション手段であったmixi日記やモバゲータウンなどのような簡易ブログはこういう方向性、つまりTwitter的なライフブログ的な方向性へと進化していくのかもしれません。

たいていの人は一日のうちでかなりの距離を移動しているハズですし、ブログの内容でも、たとえば「こんなお店へ行った」とか「こんな看板を見つけた」というのが位置情報、画像情報とともに保存されれば他の人から参照しやすくなります。

 TwitterのFriendがそのまま俳人サークルの輪になり、吟じた時間と場所、写真とともに俳句が並ぶわけです。場合によっては古地図を重ね合わせるのもよし。

 ネット上の俳句サークルを探してみますととんでもない数がヒットするわけです。俳句人口は一説には一千万人とも言われていますし、世界各国でもそのままHaikuという呼び名で親しまれている文芸でもあります。

 お年寄り向けに操作が簡単なカメラ付ケータイとLifeLogとしての携帯Twitterというきれいな絵が描けますし、もちろん広告をのせるのもありでしょう。いやその前に地域の観光協会が情報を載せたがるか。

 ってことで単なる脳内垂れ流しエントリー終了。

蛤のふたみにわかれ行秋ぞ


 携帯Twitter
  http://onosendai.jp/twitter/


  

投稿者 KQZ : 11:44 | コメント (140) | トラックバック

小粋なスパムトラックバックはあえて残す方針で

 新手の選挙活動 in mixi というエントリーに「港区転職 from 港区での転職活動」というスパムトラックバックが来ました。
 落選した元議員さんへのエールということでしょうか。
 あえて残す。

 コピー機の受難 というエントリーには「コピー機、中古コピー機口コミ情報!」というスパムトラックバックが来ました。
 お尻をコピーしてコピー機を壊してしまった方がネットで検索して当エントリーを探り当てた際に参考になればと思いあえて残しました。

 このように内容にあった小粋なスパムトラックバックでしたら残します。
 でもここ数日コメントスパムも含めてアタック多すぎ。(泣)
 こんな時間帯じゃないと更新もできやしねーや。

 

投稿者 KQZ : 07:00 | コメント (154) | トラックバック

【修正あり】ビックサイト、新宿キサラ、四谷三丁目あさま、赤坂Bambooな水曜日

※すみません。
 素でダンディ坂野を思い出せなくてゲッツ板谷と書いておりました。
 ダンディ板野氏とゲッツ板谷氏に対しお詫びとともに修正いたします。2007.05.18

 なんだかサーバが重くて仕方がないので水曜日の日記を今書いております。
 しかし振り返ってみるとなんだか忙しくたち動いていたなぁ。


 さて一昨日のこと。
 昼過ぎに東京ビッグサイトに初日のWeb2.0マーケティングフェアを見に行く。
汐留からゆりかもめに乗って移動する道中あまりに暇だったのでぼんやりとTwitterで川柳みたいなものを書きながら移動。

  新橋の 企業戦士の 列に互し 五つ並びし サバ塩定食
  吾たつや ゆれしかもめか 浜千鳥 ビッグサイトに 汐をも留めよ
  人も倦し 水面は遠く光りおり 乾坤一擲 欄干握る

 いけてない&なにがなにやら。
 (最後のはレインボーブリッジを歩いてわたっているおねーちゃんが飛び込みそうな佇まいで川に身を乗り出していたってところ)

 そんなこんなでようやくビッグサイトに到着。

 会場でchemise氏と偶然であったので、お茶をしつつ汐留界隈のよしなし話で情報交換。

 その後会場をあるってたら(←江戸弁)Bio100%というかドワンゴの森さんというかalty氏や、4亀(4Gamer.net)の黒編集長Kazuhisa氏と偶然ばったり出会ったよ (「ハッとして!Good」 by 田原俊彦) 。

 未踏プロジェクト絡みでshi3zさんが講演するというので黄色い歓声を上げに伺う。
 す、すべってなんていなかったんだから! (いやホントに)

 講演後にshi3zさんからCNETのメガネっ娘編集者を紹介されてご挨拶。
 散会後にいろんなブースを見て歩いたりいきなり壇上に上げられたりしていたら時間が過ぎる。

 いったん仕事場に戻り夕方。


 今度は新宿「ものまね館キサラ」に移動。

 さくまあきらご夫妻とキメラの藍澤社長、プロデューサーのHassyと合流して物真似ショーを見るのだ。
 キメラさんとは「ゲームWave」という番組でご一緒して以来だから10年近い付き合いになるのかなぁ。
 当時は広告代理店からの担当ディレクターとして入ったはずが結局放送作家仕事もしてたわけで、毎週新作ゲームをやりつつナレ原書いてものでございます。くだらない企画考えたり。(アンタッチャブルのケータイ爆破とか)  ゲッツ板谷 ダンディ坂野 とか今何してんだろ。小金持ちになって焼肉屋をやりがたってたとか風のうわさでは聞いてるけど。


 で、本日のミッションはさくまあきらさんに立川真司さんをご紹介するという件

 ものまね 電車でGO 立川真司
  http://homepage3.nifty.com/monomane/

 立川さんは47歳、●●●セメント技術部(社員番号88xx)を経て生来のモノマネ好きが高じプロへと転進。
 鉄道関係のモノマネの神業っぷりは、電車でGO!シリーズにおいてすべての車掌の声を担当していることからもうかがえる超実力派の芸人さんなのだ。
 キメラの藍澤社長がこのところお気に入りで、電車関連の企画ならばさくまあきらさんだろうということで今回の席をセッティングした、ということなのです。

 いやしかし面白かったわ。
 キサラのステージ第一部のおおとりにふさわしい充実っぷりに驚き。
 詳しくはさくまあきらさんの日記を参照していただくとして、それまでに出てきていたふじきみつぐ、古賀シュウさんたちの芸達者ぶりも最高に面白かったけど、完成度というか、修学旅行中の中学生を見るや出身地のネタを織り込んで構成をがらっとかえるところなどは熟練の技って感じ。
 大満足。
 帰りのエレベーター内で一緒になった団体の方がたまたま航空機製造業関係らしく、立川さんが最後のほうでモノマネしたプロペラ機のエンジン音について「アレはターボ●●●だな」「たしかにあの○※△~ってところが良くでてましたよねぇ」などと専門的な会話で盛り上がっていたのが印象的。そんなレベルでまでモノマネしてたんかい。

 終演後、近くの日本料理や酔心で立川真司さんを囲んで軽い食事会。
 もっとも立川さんは第二部のステージがあるので本当に懇親会程度ではある。
 ここでの会話内容の詳細はまだ秘密という感じで今後の展開が面白そうなり。

そっくり館キサラ
新宿区新宿3-17-1 いさみやビル8F
http://www.kojima-kikaku.co.jp/kisara_page.htm


 10時過ぎになってチミチミshi3zさんが件のメガネっ娘編集者永井さんと四谷三丁目の「あさま」で日本酒を飲んでいるというので合流する。
 昼にビックサイトで紹介された編集者の方である。

  「永井美智子 めがね 萌え で検索すると一発で出てきますよ」

 と言われたのでやってみるとこんなサイトを発見。

 ex A.K.A MEGANE!!! - CNET Japan編集部の永井美智子さん
  http://d.hatena.ne.jp/aniota/20070426/1177558142

 へーー。

 しかし飲んでいると週刊アスキーの相川いずみ先生と同様に豪快っぷりはすぐに露呈。これだからメガネ属性の女性業界人は。(いや、相川先生のPvPサーバでの所業よりはいいか。とか書いてみる)

 食事も済ませていたので十四代八反錦、山田錦吟撰一年熟成、飛露喜などをゆるゆると飲みながらあれやこれやそれやあれや。

 「KQZくん、チミははっしーを飲みに誘いすぎ。あのデブ飲んでばかりで仕事してない」

 と忝くも有難くもshi3z社長にお小言をいただく。

地酒あさま
新宿区四谷3-7
TEL: 03-3355-2977
定休: 日曜・祝日


 あさまの終業後、なんだか飲み足りないshi3z社長の「ボキの行きつけのワインバーにでも連れてってあげようじゃないか」いう台詞とともに腰ぎんちゃくとなりタクシーで六本木に移動。
 六本木のえらい混雑っぷりに萎えて赤坂見附に移動してBambooへ。

 ↓ちなみにMISAYOに作ってもらったBambooのサイト。

 Bamboo BAR Coctail&Whisky
  http://www.bamboo-kyoto.net/

 authenticbar.comに入れても良かったんですが、ドメインをとっちゃってたんで一応外してあります。

 夜も更けて赤坂見附。
 京都のいちびりバーテンダー叶野さんの繰り出すキチンと美味しいカクテルを舐めながら書けないようなことを話しつつ3時くらいまで飲んで解散。
 あー長い一日だった。

Bar Bamboo
港区赤坂3-19-3 御筋通西入ル南側 ←このあたりがおバカ
Tel: 03-3589-4170
営業: 平日 18:00~27:00 土曜 18:00~24:00
定休: 日、祝日


※ちなみにBambooの変態バーテンダー叶野さんがこっそりやってるblogも晒します。
 BAR 赤坂Bamboo
 http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/
 BAR 赤坂Bamboo2 (B面)
 http://bamboo-bar2.cocolog-nifty.com/


 「寺町二条より新茶が届きました」というエントリーに対して「ちゃんと一保堂と書けばいいのに」と突っ込むのは叶野さんの術中に嵌ることになるので危険です。


※余興
 ↓話題が錯綜したときに何が出てくるのかのテスト


投稿者 KQZ : 06:24 | コメント (68) | トラックバック

2007年05月15日

新聞社終了のお知らせとshi3zさんの釣りと打ち合わせ焼肉

MyNewsJapan
ポスティング業者に流れる折込チラシ 新聞社衰退のシナリオが見えてきた

 http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=666

 エントリーナンバーが666というのもなにかの符牒でございましょうか。
 既に日本における新聞の媒体価値というものが「折り込みチラシのビークル」という視点でしか(他メディアと比較しての)優位性を持たなくなってしまっているわけでして、親亀こけたらひ孫亀くらいの販売店は当たり前のようにこける、ってことだと思いますです。
 クオリティ林家ペー・パー子というのは日本には存在しないわけですし。
 ニュースソースを押さえている&全国津々浦々までの販売網&再販制度による保護という十重二十重のアドバンテイジを見事にぶっ潰してくれている経営センスに乾杯でございます。
 ……と、mixi日記の質疑でてきとーに書いたことをコピペしとこっと。


 ちなみに今日はshi3zさんも釣りをされているようです。

CMSとモバイルとフィードと四畳半社長:
マーケティング戦争とブランドコンプレックス

 http://shi3z.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_c4e7.html

たとえば日本の全てのテレビ局がひとつの会社の意思によって右にも左にも動くという事実を意識している日本人は殆ど居ません。

 どーせ盛大につれるんだろうなぁ。w
 逆におんぶに抱っこでいろんなもの押し付けられてるってのにぃ。

 そんなこんなの今日の夕暮れ、赤坂の奥まったところにある焼肉屋に赴き打ち合わせをこなす。
 前に働いていた広告屋さんでの大先輩tom-kuriさんと切込隊長と三人であれやこれやそれやあれや。
 開口一番「あのさ、KQZの日記に書いてあったシー・サン・ゼットさんって誰?」と聞かれたということは、ここにもshi3z(しーさんぜっと)さんに釣られている中の人がいたってことですな。

 程なくして切込隊長が登場。タン塩を焼きつつだれそれのインサイダーがどーとかメディアだと思っちゃいかんツールだってばとか、ハラミを食いつつ新聞はああ記事になってたけどところがどっこい旧来メディアのノウハウはこれからも死んだりしないとか訴訟があれとか、冷麺をくらいつつ偉大な父を持つダメ息子列伝とか電車男のリアルサイン本の話とか…… って、こう書くとなんだか香ばしすぎますな。
 他にもDoCoMo2.0におけるタグボートの劣化具合の話とか茂木健一郎氏の話も出たような気がするけどまぁいいか。
 「どこもにいてんぜろ って変換すると DoCoMoに移転ゼロ って出てくるんだよー」とかとか。

 しかし一時間半の講義ってこんなんでまとまるのかなぁ。

投稿者 KQZ : 01:25 | コメント (54) | トラックバック

2007年05月07日

みうらじゅんは中年のキムタクでトロ専用カクテルだった土曜日

 土曜日のこと。

 久しぶりにひげひげ団集会にはじめから参加。
 ここのところは途中参加ばっかりだったのですな。
 いつもの店であーだコーダとやりながらいつの間にか人数も15人くらいに。
 連休中だってのに暇なんかい。(オレもか)

 時に。

 先日、昼間の空いている地下鉄に乗っていたら前の席に高校生男子三人組が座ってたんですよ。
 話の内容はたわいのないことでほのぼのとして眺めていたんですが、

  「昨日のスマスマのホストマンブルース見た?」
  「観たみた」
  「鉄平がさぁー」

 とやたらに盛り上がっていたのです。
 番組の中で木村拓哉扮するホストのヒカルの一挙手一投足を三人が代わる代わるリレー方式で(というか、前の奴の話を途中で奪う感じで)披露開陳しているのを目の当たりにして、まだ木村拓哉が男子中高生には「憧れの人」として映っているんだなぁ、としみじみと思ったのです。


閑話休題。

 で、ひげひげ団。
 目の前にひげいとう、こばん、yaemonといった中年ゲーム業界人が嬉々として盛り上がっていたのがタモリ倶楽部の話で、

  「みうらじゅんがさー」
  「やっぱDTが」
  「そうそう……」

 と、先日電車で目にした男子高校生がキムタクについて盛り上がっていたのと同じような動きと表情で昨日の番組内容を再確認し合っていたのです。
 そう、みうらじゅんはおっさんにおけるキムタクなのですよ!
 髪型も似てるしね。(嘘)

 他には京都一力茶屋で豪遊するこばんセンセイ話や、途中参加されたトロチチさんと天才職人プログラマー山本さんとの間でPS3のプログラムについての熱いやりとりなどありながらもひげひげ団集会は10時くらいで途中退席して、トロチチさん夫妻とともに中野に移動。
 Abbot's Choice中野店に。

 いずみさんとちょっとした打ち合わせがあったのですが、あれやこれや楽しくなりそうなヨカーン。
 ちなみにトロのイメージでカクテルを作ってもらいました。

トロ用オリジナルカクテル

 ヨギ(ヨーグルトリキュール)  45
 レモンジュース  20
 カリブ(シロップ)  10
 クレム・ド・ペシェ  5
 水  15
 ※シェイクでロックスタイル

 

Abbot's Choice中野店
中野区中野5-56-11 B1F
Tel: 03-3385-1931
営業: 平日 17:00 p.m.~8:00 a.m. 日曜 18:00 p.m.~6:00 a.m.
無休
http://www.authenticbar.com/abbots-choice/

投稿者 KQZ : 12:27 | コメント (126) | トラックバック

2007年04月26日

新手の選挙活動 in mixi その後

 4月22日に書いたエントリー「新手の選挙活動 in mixi」ですが、どうやら全国的におんなじようなことをやってた候補者がいたみたいですね。

 J-CAST ニュース : ミクシィ「踏み逃げ」 市議候補に大ブーイング
  http://www.j-cast.com/2007/04/26007198.html

 件の港区の候補者は結局579票しか取れずに落選されたようです。
 世知辛きはITどぶ板選挙ナリと。


 

投稿者 KQZ : 20:38 | コメント (165) | トラックバック

むーん、秋発売か……

 紙のカードとおはじきとサイコロでテストプレイをやったのが2004年の5月だったから既に3年半、企画書を書いてからは5年近く経ってやっと発売ってことですわな。(Link →テストプレイで焼肉: KQZ on authentic
 漫画原作もどーのこーのと言われて「古本屋で……」とか「南の島の……」「オー・パーツが……」とかとか色々と設定も書き込んだけど、さてどうなることやら。他でやるからいいけども。


総合ゲーム情報サイト Online Player EX :
PS3とトレーディングカードゲームが融合した「THE EYE OF JUDGEMENT」の今秋発売が決定

 http://www.onlineplayer.jp/modules/topics/article.php?storyid=5394


THE EYE OF JUDGMENT™(アイ・オブ・ジャッジメント)
 http://www.jp.playstation.com/scej/title/eoj/

投稿者 KQZ : 20:30 | コメント (174) | トラックバック

2007年04月25日

わーすごいびじねすぷらんだー(棒読み)

Life is beautiful: 21世紀の錬金術:Web2.0バブルで一儲けする方法
 http://satoshi.blogs.com/life/2007/04/web20.html


 前のインターネットバブルのときには「海外のなんかよくわからんビジネスモデルを青図にして…」とかいうお話だったわけですが、今回のweb2.0バブルでは国産だけでも一儲けできるようになったようです。進歩したもんだ。
 これにプラスして「お父さんが○○信用金庫の頭取で……」とかいうオプションも聞いたことがありますが詳しくは書きません。絶対に。(笑)

投稿者 KQZ : 12:02 | コメント (3) | トラックバック

2007年04月22日

新手の選挙活動 in mixi

 そういえば明けて今日は選挙である。
 ではありますが、数日前の新聞折込に入っていた港区の区議会議員候補の一覧をつらつらと見てみてもなんだかぱっとしないなぁくらいしか思っていなかったのです。職歴がほとんどないような人が多すぎなのは置いておくとして、だったらもう少し所信なりなんなり書かないとわかんねーべ。現職は誰も彼もが「私がちぃばすを推進しました」とか書いてるし。プレゼン下手ってことでくくってもいいですが、政治家がプレゼン下手でどうするってんだろ。腹芸とか圧力とか袖の下とかが活躍するってこと? ま、そんなことはどーでもいいか。都連バイト時代から広告屋に至るまでに30からの選挙に関わってきたけど、とりあえずお金に余裕があるところというものはこんなもんなんだろう。どす黒いなんかが横たわってることもあるけどもさ。

 そして今日というか先ほど。見慣れない足あとが残っているのでぽちっと踏み返してみたのです。

 んー。全然知らないなぁ。
 公務員? 趣味はダンス? 何人か思い当たるけど年が10歳近く上だしなぁ。
 サルサ関係のコミュに入ってるからSさんの知り合いかと思っても誰とも1hop状態ではないし。
 ん? 「おふぃしゃるほーむぺーじ」とか書いてあるぞ? なして「オフィシャル」とか書くですか?
 誰かに勝手にサイトをつくられるほど人気者ってことなの?

 と、いうことでその「おふぃしゃるほーむぺーじ」を見に行ってみたところ、区議会議員候補さまだったのでした。
 きっと「港区民コミュ」の全員をこまめに踏み踏みしてるんだろうなぁ。戦う無党派さんは大変だ。
 ご苦労様なこってすです。

投稿者 KQZ : 01:34 | トラックバック

2007年04月18日

GPSケータイ+Twitterでリアルなスコットランドヤードになるんじゃね?

 日本が世界に誇るアキバ系!電脳空間カウボーイズのみなさんがGPS機能付ケータイからTwitterへの連動を可能にしたらしいのです。(でもエクスクラメーションマークのあとにはスペース入れたほうがいいと思う)
 しかしながら僕はまだSH901iSなんていう電池がふくらんじゃうような旧式のケータイを使っている身なのでGPS+Twitterの楽しさは享受できないのではありますが、想像するだにそれなりに楽しそうな遊び方ができるような気がします。904もJATE通過してることだし夏には換えるかな。

 また、いっそモバイルSUICAというかPASMOのデータをエントリーしてくれればリアルなスコットランドヤードが出来そうです。乗り換えるたびに場所をポインティングすんのさ。で、犯人モードになると「乗り変えをした」という時間のステイタスと「地下鉄」「電車」「バス」っていう手段のステイタスだけがエントリーアップされるようにして……、と。
 機能的に云々ってことはまぁ置いとくとして。
 感じからしたらCBでFox huntingしてるみたいなもんかな。(ってわかる人は少ないか)

 日常の節目節目を自動的にどこかに書き付けるというのは川柳やら一筆箋というビヘイビアもあるくらいで古今東西を問わず存在する楽しみの一つですが、自分だけではなく誰かしらに「投げつける」という行動は通信環境の整った現代ならではでありましょう。
 んで、「投げつけている同士」という好事家数寄者同士ならではの気安さと気高さ(プッ)から連関しあうというのも相聞歌ならぬTwitteristの日常なんでしょうかねぇ。ちょっと前にライフ・スライスとかいうあまり世間的には流行はしなかった運動をしていた人たちがいましたが、そのサークルの外から眺めてみるとちょっと高尚っぽい振りをしすぎている感じがして中に入りたくなかったものでした。やりたいことはすごくよくわかるんだけどさ。
 恐らくTwitterをやってない人もはてなをやってない人もみんな同じように「なにがんばっちゃってんのさ?」とか思っているはずなのですが渦の中にいる人はそれにはへろりとも気づかずに居酒屋で大声でハンドルで呼び合って顰蹙を買うってこってす。ほれ、覚えがあるだろが。あれ、話がずれた。

 もとい。
 しかしなんだかTwitterをめぐるここ数日のあれこれを見ていると、やれサーバが重いだとかUIがへぼいだとか、いろんなことを楽しみながらぐでぐでやっている感が、そしてなによりも「一般人は誰も知っちゃいない」というニッチさ加減が、10年前のボトルメール周辺の雰囲気を髣髴とさせてくれるのです。えぇあたしゃおっさんですよ。
 てなことで久しぶりに永井さんのblogをチェックしに行ってみたら、なんと6月末でサービスを終了するらしい。あららー。リクルートのメディアデザインセンターでバイトしてた時代には大変お世話になったもんですが、どっかでご挨拶しますか。元Zappy!の加藤里香とも今仕事してることですし一緒にどーんと。

投稿者 KQZ : 02:56 | コメント (164) | トラックバック

2007年04月14日

【気になる】ついつい対で使ってしまう言葉

慇懃無礼
「慇懃」「無礼」のそれぞれ単独でも使うけど、どうも「いんぎんぶれい」で使っている人が多くて気になるのだ。
ちなみに「慇懃」単独だと悪い意味合いはまったく無い。
「慇懃な態度でとても好感を持ちました」とか使ってもO.K.
つか、こないだ「お客様への文章なんだからもう少し慇懃に書かないと」と若い衆に言ったらポカンとしていたので、あやつはきっと判ってなかったんだろうなぁ。で、あがってきた文章について「何が書きたいのか茫漠としていてわかりづらいよ。要点箇条書きで列挙してみな」と返したらまたもポカンと。
疲れる。


独断と偏見で
実のところこれが一番気持ちが悪い。
別に「私の独断で申し上げますと」とか「偏見かもしれませんが」とか使えばいいのに。
なんかみんな慣用句のように「独断と偏見で」「独断と偏見で」「独断と偏見で」と使ってるのが気にかかる。
「独断」と言ったら口が「偏見で」といいたくなるんだろうな。
特にいいおっさんが使うのを聞くとむかっ腹が立つのは、自分で気づいてちょっといやになる。結婚式の新郎紹介のスピーチなんかでウケを狙って、とかいうシチュエーションね。
でもってなんかそれを聞くと山城新伍を思い出してしまうのだ。
そういえばベルファーレの跡地って何になるんだっけか?


あとまだなんかあったような気がする。
思い出したらまた書こうっと。

 

投稿者 KQZ : 01:10 | コメント (187) | トラックバック

2007年04月12日

Twitterをテスト運用してみた

メインページで見ると左サイドバーにFlashで見えるはず。
でも飽きたらやめ。(すぐやめそな予感)
ケータイから打てないからなぁ。

投稿者 KQZ : 16:32 | コメント (171) | トラックバック

2007年04月05日

BAOH!!さんこと柴尾さんが松岡慎祐(まつおかしんすけ)なんて人になっていたとは知らなんだ

 いやあのなんていうんですか、柴尾さんというかBAOH!!さんといえば「レナス戦記」とかいう話題以外にさくまあきらさんの日記などでよく絡ませていただいている先輩ゲーム作家なんですが、諸々後輩であるボクに断りもなく松岡慎祐(まつおかしんすけ)などというgoogleにもひっかからないハンドルでmixiで大活躍されているらしいのですよ。
 本当になんというか水くさいんだなぁ。

  mixi::松岡慎祐(まつおかしんすけ)  http://mixi.jp/show_friend.pl?id=4323231

 で、プロフィールを見るとなんだか28歳で神奈川県伊勢原市出身でいまだ在住の人らしいのです。
 起業したばかりだそうですが「ふーん、がんばってね」といったところでしょうか。
 しかししかし、僕の知っているゲーム作家で東京に住んでいてテキーラ好きでちょっとエッチな柴尾さんとは全然違うのです。
 どうしたんでしょうかこれは?
 もしかして別人格でも生まれたんでしょうか? 韓国ドラマみたいに。死ぬまでキムチ食ってろ。
 でも、mixi上で非公開になっている日記はそうではないのですよ。

 この松岡慎祐(まつおかしんすけ)さんは、3月だけでもこれだけの柴尾さんの表日記をmixiへとコピーして有効活用しているようです。 これら日記ははじめのうちは全体公開していたので僕も読むことができたのですが、今は「友人のみ」にしているようです。水臭いじゃないですか柴尾さん! じゃなくて松岡慎祐(まつおかしんすけ)さん!

デジャブ
ナイトミュージアム
マイミクを絶対切る10の条件
「読書」大統領特赦
ハッピーフィート
青き狼 地果て海尽きるまで
さくらん
パヒューム

 なんと言いましょうか、過去に柴尾さんがmixi→表blogとアップされる際に固有名詞など「知人向けの文章」から「一般の人向けの文章」へと手直ししている部分とか、いろいろとご苦労されているところすらそのままコピーしているご様子なのです。
 さらには別人格=松岡慎祐(まつおかしんすけ)としてのマイミクさんからmixi日記に対して感想とか突っ込みが入っても別人格なので無視しているようです。こりゃ救いようが無いわな。

 ちなみに、上記したすべての変な書き込みに関してはローカルファイルに保存されて公開を待っている状況だそうです。松岡慎祐(まつおかしんすけ)さんのマイミクの方は二度も三度も読めて幸せですね。

 しかしねぇ。
 まぁ

本当になんて言うんですか、今までこれだけ親しく付き合っていたのに、連絡もなく誰も知らないハンドルで日記を書くなんてひどすぎるじゃないですか?

 ともあれ顛末らしきものは↓ここにあるらしいです。

 ゲームの王道
 どうやら松岡慎祐らしい柴尾英令の日記です。

  http://www.lennus.com/blog/archives/2007/04/

 傍証はshi3zさんのところにも。

 CMSとモバイルとフィードと四畳半社長: どうやら松岡慎祐氏らしい柴尾英令氏と、ネットと著作権と著作者人格権
  http://shi3z.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_b302.html

投稿者 KQZ : 23:40 | コメント (164) | トラックバック

イザという時無くしがちなインストーラーディスクが散逸しない方法を思いついた

 数日前にハードディスクがぶっ飛んだことは書きましたが、新しいディスクにもろもろのアプリをインストールするのがひっじょうに面倒なのです。
 インストール自体に時間がかかるのもそうなのですが、それ以前にインストールディスクが別々の場所においてあり探し出すだけで一苦労なんですよお客さん。(自分が悪いのではあるがそんなことは忖度しない←日本語の用法間違い)
 「お、これこれ!」とやっと見つけ出した箱を勢いこんで開けてみても中はもぬけの殻でディスクは別の箱に一緒くたになってた…… なんてことが続くと思わず脳内で「control+F」と連打してしまうわけです。「あぁ大昔『ファイル検索犬ぽち』ってソフトがあったなぁMacOS System6の頃」とか無駄に感傷に浸ってしまったり。

 もとい。
 大体アプリなんてものは一度インストールしたらハードディスクを換装した時くらいしか使わないわけで、だったらと思いついたのが以下の方法。


  • 100円ショップとかでクリアファイルを購入。
  • ディスクメディアをID/Passなどと一緒に封入
  • PC筐体のカバーを開けて、内側に超強力両面テープで貼り付ける
  • 個人的にはジップロックフリーザーパック[中]ダブルジッパーがお勧め。
    埃も入らないし熱にも強いしね。
    ここにレシピとして載っけてくださいませ。>旭化成ホームプロダクツ株式会社 ジップロック担当者様御中


      

    投稿者 KQZ : 14:00 | コメント (173) | トラックバック

    2007年03月25日

    やっぱり並ぶよヨロイヅカ@東京ミッドタウン店にはトヨタ式カイゼンが必要かも、というお話

    yoroiduka_cakes.jpg
    (テイクアウトして家で撮影したトシ・ヨロイヅカのケーキ。うまいー)


     オープンを間近に控えた東京ミッドタウンですが、今日はご近所内覧デーということで招待状が来ていたので早速行ってみたのでした。
     とりあえずは縁起物なのでトシ・ヨロイヅカに行ってみると……

    yoroidukan.jpg

     相変わらずの行列。
     とはいえ恵比寿よりは短いので並んでいると一向にこれがはけない。
     テイクアウトの10人程度の列が消化されるまでたっぷり40分かかっています。1組7分とか?
     ということで、鎧塚さんのところにはトヨタ式カイゼンが必要だと思うわけです。


     鎧塚 俊彦の世界
      http://www.grand-patissier.info/ToshiYoroizuka/

     まず店舗設計がどうにもこうにも。顧客動線も情報経路もすべてブチ切れています。
     せっかくレジが二つあるのに隣り合ったところに並んでいるためまったく機能していないのもアホらしい。(混雑してたのに一つしか使ってなかったくらいですわさ)
     これは建築設計出身でありイベントやゲーム、店など諸々とサービス運営をしてきた者としては突っ込みどころが満載なのです。

    • 間口左端に位置する入り口からテイクアウトは右奥にいざなわれ左方向へ戻ってきながら注文するという流れが出来ている(イートインは奥にまっすぐ行って座って食べてそのままUターン)
    • テイクアウト注文時にショーケース越しにアイテムを選ぶとスタッフ1がそれを紙に書き写す
    • その紙を離れたところ(入り口横)にあるイートインと兼用のレジまで客が自分で持って行きスタッフ2に対して清算する(ここでイートインの人たちとぶつかる)
    • その間に先ほどの注文用紙の写しを元に別のスタッフ3がパッキング
    • 会計を済ませた客は入り口付近のごちゃごちゃしたところで右往左往しながらお菓子の詰まった袋が届くのを待つ
    • 「○○様、ご注文の○○をお待たせしました」という声が飛び交う(が、接客していた本人ではない=スタッフ2なので声を上げて確認するしかない)

     といった具合です。

     お分かりの通り、イートインとテイクアウト双方の清算、袋の受け渡し、傘置き場、スタッフの出入り…… などなど、入り口付近にどうしても人がたまってしまいます。静謐さのかけらもありません。
     当然ながら外で行列を捌いているスタッフ4にひと目で状況が把握できるはずもなく「あと何分くらいかかりますか?」という質問に的確に答えることが出来ないのです。
     また、手書きのシートを元に同じような確認作業を何度となく繰り返しています。
     これはこれで高級感を出すことも出来るのかもしれませんが、それならば『快適な待たせ方』も研究提示せねばならないでしょう。
     今回のような大きさの店であれば、テイクアウト用のレジは右奥に配置し入り口すぐから右奥へという誘導経路を作り、一顧客一スタッフで注文受注・パッキング・清算・お見送りまで一括して行うのがおそらくエクセレントな解法なはず。いったん右奥に行ってから戻ってくるというのは焼き菓子を窓側に見せて行きたかったのでしょうが、右壁突き当たりにレジを用意してその周辺に配置したほうがずっとかっこよくできるだろうし。このままでやるのならせめてPOS対応するとか。(高級感はなくなりますが)

     恐らくお菓子作りの現場である工房内は無駄の無い構成ですべてのものが配置されているのだと思いますが(そうでなければ美味しいケーキを作り続けられるはずないしー)、こと店舗のサービスに関しては設計事務所に想像力が無かったのではないでしょうか。(知り合いのところじゃないことを祈りつつw)

     また顧客満足にとっては人的なホスピタリティやテクニック(顧客の誘導など)も大きな課題なのですが、鎧塚に入社するような子にとってフロア捌きの仕事は余りやる気の出る職種でないだろう事も根本原因としてあるのかもしれません。
     でも、そういうところが出来ないと(というか自分で気づけないと)何をするにしても大成しないとも思うのですがねぇ……
     モチベーションを喚起させるのはむつかしいですが。

    ※レジで清算しているときに鎧塚さんがなにやら合図されていたらしいのですが全然気づかなかったので、ここら辺のお話を伝えておいてくださいまし>某変態バーテンダーKさまあたり


     

    投稿者 KQZ : 21:39 | コメント (335) | トラックバック

    2007年03月13日

    大泉洋が東京で有名になって一番被害をこうむっているのは

    たぶんユースケ・サンタマリア。

    たぶんね。

     

    投稿者 KQZ : 20:45 | コメント (8) | トラックバック

    2007年02月22日

    AIDMAからAIDEESへとか言ってる人がいたらしい

    http://adweb.nikkeibp.co.jp/adweb/lap/doc/LAP2006018.pdf

    Attention  気付く
    Interest  興味を持つ
    Desire  欲しくなる
    Experience  体験する
    Enthusiasm  心酔する
    Share  人に伝える

    「じゃ、どこで買わせるんだよ」「試食でおなか一杯にしてどーする」「売り時逃してねーか?」
    とか色々言いたいことはありますが、そんなことよりも「愛で~す」じゃねーだろ、と問い詰めたいところでございます。
    AIDEES.jpg
    これだから大学のセンセイってやつは…

    そういえばAISASなんてのもあったっけ、と思ったら前にエントリーあげてましたわ。
    言葉遊びはどーでもいいやぁ。



    投稿者 KQZ : 12:23 | コメント (2) | トラックバック

    2007年02月08日

    検索で人の思い付きをハックする

    極東ブログ: グーグルは何かを知ろうとしている
    http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2007/02/post_fcea.html


    随分前になるが、明石散人師匠とレンガでコーヒーを飲みながらこんな話をしていたことがある。

    「KQZさんさ、特許庁のシステムについての特許を思いついたんだけどさ」
    「え?」
    「まず自由で強力な検索システムを作る。そしてそれは当然特許出願のアイデアを持っている連中は使うよな。」
    「そりゃそうっすね」
    「で、その検索の履歴を…」
    「あ。」
    「だろ?」


    つまり、だ。

    検索の履歴であったり、
    それらの順番、
    どの特許情報とどの特許情報を同時にブラウジングしたのか、
    ブラウズした時間、

    これがわかると金になるのだ。
    出願前に誰がどういったことを思いついたのか、ネタにしたのかが全て丸判りになると言うわけだ。
    例えば、NASAのドメインからセラミックタイルの特許情報とステンレス表面研磨の情報をとっくり1時間見ていたら何をしているかわかりそうなもんである。

    そんな物騒なことを日向ぼっこしながら話してからもう10年とかになるなぁ。
    日の丸検索エンジンはやっぱり必要かも、と言うお話。

    投稿者 KQZ : 17:03 | コメント (148) | トラックバック

    2007年01月25日

    シックスアパートによるblogのビジネス活用100例

    Six Apart - Blog on Business
     http://www.sixapart.jp/business/


    へー、あの会社のあのサイトはMovable Typeだったのかー、などと
    なかなか見ごたえがあります。

    …ん?

    blob_on_business.JPG

    えーっと。えーっと。
    BLOB?


     BLOBとは - はてなダイアリー
      http://d.hatena.ne.jp/keyword/BLOB


    忠さん、関社長にメールしておいて下さいまし。

    追記: (2007.01.25 16:55)
     修正された模様~

    投稿者 KQZ : 13:52 | コメント (115) | トラックバック

    2007年01月22日

    本日の「お前が言うな」

    宮崎県知事をそのまんま東に任せる愚かさ
     http://www.itoyama.org/contents/jp/days/2007/0122.html

    未成年を雇ういかがわしい店に出入りし、暴力で警察の厄介になった人間に行政を任せるとは正気の沙汰ではない。

    糸山英太郎 - Wikipedia
     http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B3%B8%E5%B1%B1%E8%8B%B1%E5%A4%AA%E9%83%8E

    ザ・イトヤマタワー18階の自宅で、元暴力団組長から紹介された16歳の少女を買春。しかし買春相手が18歳未満だとは知らされなかったとして、児童福祉法違反に問われることは無かった。このとき、事件もみ消しに暗躍したのが、(後略)

    ↓ちなみにこんなのも。

    そのまんま東オフィシャルサイト
     http://www.sonomanmahigashi.net/kako.html

    1.いわゆる「渋谷イメクラ事件」について

    1998年5月頃に、僕は後輩達と酒宴で盛り上がった後、渋谷のイメクラに行っ
    た。

    後日、突然、警察から任意の事情聴取要請がありました。それは、僕等が入った店が
    未成年の従業員(女性)を使っていて、青少年健全育成条例並びに児童福祉法違反の
    容疑で摘発されたらしかった。どうやら僕がサービスを受けた女性は、未成年の女性
    だったみたいでした。そこで、その女性がその店で働いていたことを証言して欲しい
    ということでした。

    勿論、僕は、彼女が未成年であることなど知りませんでした。店では、その女性は
    「20歳」となっていました。しかし、僕は警察に協力しようと思い、出頭し、サー
    ビスを受けたことやそのときの状況を包み隠さず正直に話しました。それだけです。
    別に逮捕された訳でもなく、有罪になった訳でもありません。世の中には、誤解され
    ている方々がまだまだいらっしゃるような気がします。酷いのになると、「東さん、
    貴方は、昔、婦女暴行したんだって?」と問われ、思わず固まったこともあります。

    警察からは「ご協力有難うございました」と言われ、それで聴取は終わりました。ほ
    どなく、そのことがマスコミに洩れ、「淫行事件」として大々的に報道されるに至り
    ました。これは事実「淫行」でも何でもありません。

    勿論、芸人とは言え、そういう店に出入りしたことは、社会人としてまた公人として
    不適切だったと自覚し反省しました。

    僕は、事務所のスタッフ等と話し合い、テレビに出る公人としてそして大人の社会人
    として、世間に対して少なからず悪影響を与えたことを考慮し猛省し、テレビ出演を
    自粛し、自主謹慎という形に我が身を処しました。

    これらが、真相です。

    そのまんま東の早稲田での傍若無人な振る舞い (←釣り)
     http://anond.hatelabo.jp/20070122105349


     


    投稿者 KQZ : 20:38 | コメント (154) | トラックバック

    2007年01月17日

    無料マンガ誌のお話

    一昨日(2006年1月16日)は、無料で配布するマンガ誌と、無料でネットで読むことができるマンガ誌の二つが登場した特異日だったのですがエントリーあげるのをすっかり忘れておりました。

    コミック・ガンボ「GUMBO」
     http://gumbo.jp/

    Yahoo!コミック|少年ブラッド
     http://comics.yahoo.co.jp/magazine/blood_0001.html

     で、コミックガンボ。
     配布開始直後にスタッフが持ち帰ってきたのでまずは熟読。
     んー……

     がんばってますな。
     ざっと見た作者ラインナップの古さは否めないものの、そこは無料です。
     滝沢乃南のグラビアもおかずとしては及第か。(なんだそりゃ)

     で、編集長というか社長に見覚えのある漢字の並びがあると思って検索してみたら二年ほど後輩でしたが、あんまりアレです。AM3にもいたみたい。(苦笑)

     しかし10万部かぁ。広告は数を絞ってどん、しかないなぁ。春先だから新社会人のフレッシュマン層とかが狙いどころですし。
     で、この分厚さ。ネックにもなるし武器にもなる。

    • 分厚くて配布コストが大変
    • 数を絞らざるをえない
    • PR手法
    • 枯渇感を煽る   ←いまココ。煽りきれていない状況だからPRを頑張るべし
    • サイトに誘引
    • しかし全部を読ませない&ランダムで配信して飢餓感を煽る
    • 月額500円のプレミアム会員&一般会員&SNSに引き込む
    • メール配信を含むネット広告で回す
    • (3ヵ月後)単行本発売

     という感じでしょうか。
     肝心のネット上で漫画を読むフラッシュ画面に広告枠が入っていないのには読者サイドから見れば好感が持てました。
     もっとも、広告が売れてないだけなのかもしれませんし、広告を入れても読者は納得するでしょうから広告屋としてみると入れないのは良くわかりません。ほんと。

     傍目でざっくり運営状況を想像するに、サイト運営は抜きにして配布なども考えると号あたり1500万はかかるだろうし、入り広がまだまだだということを考えると(現在入っている美容・結婚相談所・エロサイト・サラ金・借金の任意整理司法書士事務所、果ては雀荘というラインナップがまばゆい)フリペとして単体で回るのにはしばらくはかかるでしょう。
     資本金が4,000万程度ですからファンドかましてるかもしれませんし。

     ちなみに広告はR25とセットで売ってるヨカーン。(と書いておきます)
     人脈とかユーザー層からしてもそうだろうし、というかそれをやらない担当者はバカ。

    ちなみに以前ネットでマンガを配信する仕事をしていたことがある某編集者曰く

    わりとマジメな話、銀●社とか不●火プロなど大手まんが編プロなら、こんなリスキーな仕事は絶対手がけないだろうなぁ、と思うのですね。
    だけど、大きな名前があるあたり、どこかエージェントがいるハズなんだけど。
    いや、単なる独り言。

    とかとか。


     他方ヤフーコミックの方ですが、こちらは印刷物という形態からいわば解脱した形ですので広告&コミック化に至るまでの過程は非常にシンプルです。
     知ってる編集者もいるので聞けないことはありませんがぁ。原作も… ま、いっか。


     ちなみに↓下のLinkは去年一年で創刊・廃刊した漫画雑誌のリスト。

    漫画雑誌 創刊・休刊情報 [2006年版]
     http://www10.ocn.ne.jp/~comic/magazine5.htm

     日本のコンテンツ産業の中核の一つであるマンガ業界の先行きを占うこの良き日にあたって、どちらも頑張っていただきたいものです。
     ※二日遅れたけどな。

    投稿者 KQZ : 19:52 | コメント (181) | トラックバック

    2007年01月12日

    英語をちゃんと勉強しようと思った記事

    派遣会社の女社長、英語できず──自己管理不足が原因か : bogusnews
     http://bogusnews.seesaa.net/article/31294817.html


    投稿者 KQZ : 19:43 | コメント (165) | トラックバック

    iPhoneはUIが良くできたZAURUSなんだってば

    いつものshi3zさんのとこから。

    アキバ系!文京区本郷四畳半社長: 携帯電話業界から見たiPhone評のようなもの
     http://shi3z.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/iphone_0ec5.html

    今回のiPhoneの発表は、電話を再発明したというよりもPDA市場に再上陸したということでしょう。

    概ね納得なのです。
    それもPDAといってもNewtonではなく、むしろZAURUSであることでしょう。
    ファインダーという操作体系は母艦に任せるわけで。
    そう考えてたらフレッシュリーダーに↓こんなのが引っかかってたので読んでみる。

    Life is beautiful: スティーブ・ジョブズの面接試験、iPhone編
     http://satoshi.blogs.com/life/2007/01/iphone_1.html

    ここで問題である、アップルはいったい全体、なんでiPhoneを使って直接iTune Music Storeから購入できるようにしなかったのだろうか?

    へぇ。(無感動)

    ということでDoCoMoがやるべきことはただ一つ。
    Sharpにハード作らせて任天堂のUIを載せればおっけー。
    もちろん鏡面仕上げは新潟県燕市で。

    投稿者 KQZ : 15:53 | コメント (260) | トラックバック

    2006年11月17日

    金融屋さんが変なことをのたまっているようです

    風邪をひいている間にものすごくたまっていたrssリーダーの未読をやっつけていて見つけた面白い話題。

    オンラインゲームに必要な金融政策|Klug クルーク
    http://www.gci-klug.jp/klugview/06/11/15/post_2661.php


    ざざっと要約すると、
    「オンラインゲームにおいて」「ゲーム内世界が成熟するにつれてゲーム内通貨の流通量が増大し」「アイテム価格が上昇する傾向がある」
    という事実を追っており、それに対する方策として

    そこで考えられるアイデアの1つとして、ゲーム運営会社が参加者に対して、金利収入が得られる債券を発行する方法が考えられます。ゲーム参加者が、金利収入を目的に債券を購入すれば、仮想通貨の流通量が減少しますので、アイテム価格の高騰に歯止めをかける効果が期待されます。これは、現実の世界で、中央銀行が、インフレを抑制するために保有する債券を売り出すこと(売りオペ)と同じ事を意味します。

    また、仮想通貨の流通量を抑制するのではなく、ゲーム上のアイテム数を増やす方法も考えられます。アイテム価格は、アイテム数に対する仮想通貨の流通量で決まりますので、仮想通貨の流通量の抑制が難しいのであれば、ゲーム運営会社がアイテム数を増やすことで価格を抑制することが可能となります。これは、国内の生産能力が高まり物価が低下すること、もしくは諸外国からの輸入品が流通することで物価が低下することと同じことです。

    オンラインゲームにおける価格高騰の抑制を考えると、現実の社会で考えられるインフレ抑制策と(ほぼ)同じであることに気付きます。当然のことかもしれませんが、オンラインゲームの世界が現実に近づけば近づくほど、仮想通貨の運営方法も現実の金融政策に近づくのでしょう。

    という結構面白いことをおっしゃっているわけです。

    一般世界の金融政策とあわせて考えているところが面白いのですが、やっぱり一番効くのは戦争もしくは画期的なイノベーションでしょう。
    (ありきたりな例で言うと、すっげー強い敵が出てくるとか新大陸が発見されるとかですな。それ以外にもゲーム内ならいくらでも事案は出てきますが割愛)

    これらの絶大な効用はリアル歴史で実証済みですが、当然のようにリアルではなかなか狙ったように起こせません。
    「いや起こせる」「実は歴史は操られている」と思っている人たちはシオンの議定書とか竹内文書とかいう言葉で頭がいっぱいな陰謀史観の幸せな人たちなのでムーでも読んでていただければよろしいわけでして。

    ゲーム内通貨の吸収策としての債券というアイデアも面白いのではありますが、なかなか馴染みづらくて親和のスピードが落ちてしまうような気もします。
    マーケティング手法で「認知を広げる」ことはできますが、「染み込むスピード」に関してはユーザの理解度によりますので、もしこの債券というアイデアを現実化するとなるとまず「ユーザ教育」というところから始めねばならないでしょうしね。


    さてさて、ここら辺のことを4亀のkazuhisaさまに聞いてみると

    素直に,ゲーム内流通貨幣量に応じて「NPCの販売価格」を上げればよいだけだと思うんですが,どうなんでしょうか。>運営者
    1999年(でしたっけ?)にUOのサービスが始まってから,もう7年。
    Vesperの街の鍛冶屋のおっさんが,いまだに120goldでlong swordを売ってるほうがおかしい。
    土地の値段が上がり続けているように,一般消費財の価格も上げるべきです

    とか帰ってきてしまうわけですが、そんなことやったら初心者が干上がるだろうが、と。
    #これ以上のやりとりは具体的すぎるのでやめとくとしてー


    翻ってみるに、ゲームならイノベーションや戦争といった、これら歴史的鳴動をいくらでも隆起出来るわけです。
    村田雅志さんもう少し頑張れ、といったところでしょうか。誰だかよく知らないのではありますが。
    むしろ改鋳とかデノミとかいった方にも思索の方向を伸ばしていっていただければと思ったりしております。
    僕も貨幣論とかくらいなら一通り読んでるんだけどもねぇ。


    ↓村田雅志さんってこんな方らしいです。


    追記: 11/17 19:30
    面白そうなところ発見。

     小野和俊のブログ:ゲーム脳は社会性を育み、人に人生の厳しさを教える
      http://blog.livedoor.jp/lalha/archives/50139541.html

     「仮想経済」の世界:仮想と現実の出会い @ 2006年11月 @ ratio - rational - irrational @ IDM
      http://idm.s9.xrea.com/ratio/2006/11/17/000544.html

    稿を改めて書くとして備忘録。

    投稿者 KQZ : 00:11 | コメント (248) | トラックバック

    2006年11月09日

    思いついたこととか備忘録

    ざ・たっちが湯島のバーに行きました。
    「EST! EST! EST!」

    きっと渡邉さんは「ありがとうございますぅ」「いや息子がね、新橋の…」とおっしゃってくれるはず。

    EST! エスト
    文京区湯島3-45-3
    Tel: 03-3831-0403

    SEAMOってシーモネータだったのね
    なぁんだ。
    「マタアイマショウ」って「アタマいたいよう」って読めちゃうんで気になってたんだよね。
    バファリンかよ。

    予想Guy
    ソフトバンクモバイルのCMで「野口五郎」の名刺を貰って驚いている取引先男性役は、むかし「天才たけしの元気が出るテレビ」で「アイスマーン」と絶叫しながら3on3バスケをやっていた人なのです。
    何度か飲んだことあるけどいい人なんだよなぁ。
    いまどこの事務所なんだろ。

    ホモ洗剤
    書いてて思い出しましたが、ボールドのCMはどうにもこうにもホモくさい。
    実のところ洗剤名がわからなかったので「洗剤  CM ホモ」で検索してみたら一発。

     洗剤  CM ホモ - Google 検索
     http://www.google.com/search?num=50&hl=ja&safe=off&c2coff=1&q=%E6%B4%97%E5%89%A4+%E3%80%80CM%E3%80%80%E3%83%9B%E3%83%A2&lr=lang_ja

    やはりみんな気になっているのだなぁ。

     きままな読書会 : “ボールド”CMをめぐる言説
      http://kimamatsum.exblog.jp/4925598/

    よくわからないけどこれもLinkしておこう。
    http://www.jaaa.ne.jp/topics/image/winner.pdf


         

    投稿者 KQZ : 12:59 | コメント (183) | トラックバック

    2006年10月23日

    極個人的メモ20061023

    週が明けたらなにかとアレだったので参考になるところらへんをまとめてみたりする。


    bewaad institute@kasumigaseki(2006-10-23)
    ■ [WWW][media]追い詰められたYouTube、あるいはGoogleが2,000億円の価値を認めた理由に関する一考察

     http://bewaad.com/20061023.html#p01

    今まで場当たり的にうだうだ話してたけど(Link123)、今度youtubeについて人に聞かれたらここを紹介しようっと。
    制作者サイドの意見と、広告掲出サイドの意見が網羅されてないけど普通の場合には問題なしかと。


    これに関連して、近頃やっとblog復活された境さんのとこから。

    境真良(実名登録)の  “とりあえず、前進!”
    - テレビの資産価値基準策定、頑張れ、

     http://d.hatena.ne.jp/masays/20061020
    - 嘘か真か?音事協、起死回生のイッパツ?!
     http://d.hatena.ne.jp/masays/20061022

    我が国の地上波テレビ放送の質の高さ(特にバラエティね。というかくだらないモノの質だけに限っておくか)について、日本独自の環境を織り込んで誰か書いてくれてないかなーとか思っていたのですが、あまりないみたいですな。
    なんというか、日本だと東京弁or関西弁で作れば100%流通するけど、アメリカあたりだとスペイン語とかで十二分に市場として成立してしまったり成功できたりするから、コンテンツ制作者に必ず内在する向上心(功名とか)が満足できちゃったりするような気がしてるんですが。
    あ、こういうのもあったか。

    ま、堺さんもblogを書く時間が取れるようになったみたいですので例のメシ会を復活させましょう。(と、ここで書いてどうする)


    内視鏡3――モードとメディアの死:阿部重夫編集長ブログ:FACTA online
     http://facta.co.jp/blog/archives/20061023000263.html

    いまのメディアの最大の病は、自分の死を感受できないことだ。

    感受は「甘受」でもあるよーな。メディアが大人であるならばだけれども。
    内容の真偽や世論をどっかにドライブしていこうとするなにかしらの意向については触れないとして(おい)、この数日のきっこの日記のやりとり(1234)は、日本のメディア史には残るはずである。
    (あくまでも現象として、ね。プロパガンダ手法として残るのかもしれないのは言うまでもなく)
    ということで備忘録的に残しておこうっと。

       ←うひゃー


    内田樹の研究室: 学校のことは忘れて欲しい
     http://blog.tatsuru.com/archives/001961.php

    たこ焼きが食べたくなった。

     


    発想七日!
     文章は、頭のなかで完成させてから書くべきか

     http://blogs.itmedia.co.jp/koji/2006/10/post_b5f9.html

    ワードプロセッサはセルフKJ法としての使用法しか思いつかないのです。
    もっともこれは過去の自分とのコラボレーションだったりしますが。
    #「夜書いたラブレターは翌朝もう一度読め」の法則
    また「脳内の自分」と「(数瞬後)打ち込んだ文を視認した、対峙するその先の文章の中の人(=自分)」だったりもします。
    ま、いうなれば既に確立されている語学学習メソッドとしてのLL法だったり、週刊少年ジャンプの広告でおなじみのキオークマンと同じですかな。

     ←探してみたらまだ売ってた

    投稿者 KQZ : 18:32 | コメント (158) | トラックバック

    2006年10月19日

    謎の蔵書シリーズ: 滅びゆく日本

    滅びゆく日本

    知る人ぞ知る、というべきでしょうか。
    村上世彰さんが通産省在籍中に書いた小説原稿。
    ある時に某所から入手、とだけ書いておきます。

    17年くらい前に文芸春秋に関連した人なら知っているかもしれませんが、いわゆるポリティカルフィクションであります。
    当時のいわゆる「マドンナ旋風」を思わせる記述なども興味を惹きます。

    さて秋の夜長にゆっくり読んでみますかねっと。


       

    投稿者 KQZ : 23:14 | コメント (341) | トラックバック

    2006年10月17日

    AIDMA,AISAS...ではなく、既に「エマ」だったりする

    #前のエントリーにtom-kuriさんからコメントをいただいたので思い出しました
    #mixi日記で一ヶ月くらい前に書いてたもののリプレイス


    近頃古巣の広告関係のお話なんかがよく来るようになってしまった。
    というか、これまでもずっと来ていたのだが「ケッ」という意気込みもあったりして、縁ある人からのお願い作業や学校関係での授業、原稿書きだけを受けてきていたのですが、この8月に友人がやっているネット広告専業会社やら今仕事をしている会社周辺、そして前に勤めていた広告代理店などが出資したそっち系の会社のお手伝いをすることになってしまったこともあり、今後いろいろとなにかと出張っていかなければならないのかもしれないなぁと腹を括り始めていたりもするのだ。

    ああ読みづらい文章はこの辺にして、と。


    さて、いわゆる「AIDMA」という広告マーケティングの流れを模式的に顕したフレーズは、この数年になってきて「AISAS」「AISHA」… などという風に分化して来ていたりする。
    が、どれもこれも的外れな気がしていてならないのだ。


    さて、もともとこういったフレーズは、広く強く「マーケティング」であったはずのものを細分化・明文化することによって広告業者が潤うというのが基本のカラクリである。
    へんてこメガネの職歴ロンダリング野郎みたいな仕事のできない輩どもはそんなもんで相手を煙にまいて 「…ということなんですよ」「一緒に考えていきましょう」 などとほざいていればいいだろうが、こちとら手金とてめえの顔と立場とで切った張ったしてるわけで、そんなとろっちいことを言ってる暇なんざどこにもないわけです。


    で、「エマ」の件。

    よく言われるYoutubeを引き合いに出してみる。
    これは「アテンション」と「インフォメーション」と「エクスペリエンス」とがすべて一緒に行われるのだ。
    あ、はしょりすぎた。


    友達から一行メールが来たと思えばよい。
    あるいはメッセンジャーを考えてみる。

    「このビデオ面白い!」
    そして一行のYoutubeのURL。

    これだけですべて完了なのだ。

    メールを読んだ瞬間にメールの相手とのこれまでの関係性や距離感とでインフォメーションを感じ取り興味を惹きクリックひとつでビデオ鑑賞までひとっとび。
    遅延なくそのまま(ある程度の画質ではあるが)動画を楽しんでしまえる。
    対価に関しては露出広告モデルが既に見えている。

      もっとも、2006年10月現在のyoutubeの画質では「経験」ではなく「お試し程度の画質だ」といわれてしまうかもしれないがそんなものは数週間の単位で劇的に変わるだろうし、今現在であってもDivXのサイトなんかだったら画質的にもネット上のものでよしとする人は相当多いだろう。


    ということで、AIEのすべては既にひとつで行われていたりするのだ。
    それがうまくいけば 「次の誰かに伝える」 もしくは 「さらに高画質のDVDを購入する」 … などという次のステップへとつながっていく、等ということは指摘するまでもない。

    つまり初めのAction/Information/Experience= ae0.gif
    記憶する=M
    次のAction/Information/Experienceの= ae0.gif
    すなわち ae0.gifMae0.gif になるってわけだ。


    んで、他の側面に話を持っていったりして。
    #ちなみに以下の文章はまったく別の場所に書いたもので、単にマージしてるだけですので文体が変です

    今年になってから今に至るまでYoutubeがスゲェすげぇなどとそこいら中で喧伝されているわけではありますが、既に数年前の時点でP2Pやギガアップローダーを使うことによって、およそ放送された番組であるならなんだってどこかで流れているのを蒐集することができたのです。
    当時だって見たい番組があれば2chなりどこぞの掲示板なりでそれなりの筋にリクエストを出せばどうにかなっていました。

    ここにきてYoutubeが大きく取り扱われるようになったのは、びっくりするほど単純な理由からです。

    え?
    Web2.0だから?
    バズ・マーケティング?
    バッカじゃねーの?

    「使いやすいから」
    理由はその一点のみ、です。

    • P2Pソフトをインストールする必要もなし、
    • ウィルスがどうのこうのという心配からもフリー、
    • タグを適当に検索すればすぐ見つかるし、
    • ダウンロードする手間もなし、
    • 人に教えるときにURLを送るだけでオーケーという手軽さもあり、
      ……

    ほらね。

    #背景には世界的なインフラの高速化であったりオンラインストレージの構築のしやすさであったり、
     暖まりきっているIT業界のM&Aの鉄火場の空気感があることは言うまでもありませんが
     こんなところで僕が書く範疇の話でもないので割愛しておきます。
     ま、飲んだときにでも。(笑)>tom-kuriさま

    ちなみに ae0.gifMae0.gif の発音は名古屋弁でいう「曖昧」に近い。

    つまりだ。
    近年の名古屋経済圏の躍進は既に予言されていた、ということになる。

          _人人人人人人人人人人人人人人_
            >    な なんだってー!!    <
            ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
            _,,.-‐-..,,_       _,,..--v--..,_
        /     `''.v'ν Σ´        `、_,.-'""`´""ヽ
        i'   / ̄""''--i 7   | ,.イi,i,i,、 、,、 Σ          ヽ
    .     !ヘ /‐- 、u.   |'     |ノ-、 ' ` `,_` | /i'i^iヘ、 ,、、   |
        |'' !゙ i.oニ'ー'〈ュニ!     iiヽ~oj.`'<_o.7 !'.__ ' ' ``_,,....、 .|
    .   ,`| u       ..ゝ!     ∥  .j     (} 'o〉 `''o'ヽ |',`i
    _,,..-<:::::\   (二> /      !  _`-っ  / |  7   ̄ u |i'/
    . |、 \:::::\ '' /        \ '' /〃.ヽ `''⊃  , 'v>、
     !、\  \. , ̄        γ/| ̄ 〃   \二-‐' //`   落ちてねーよ。


     ←AISASを一番初めに提唱した、とかいう本。へー

     ←上記のエントリーが理解できれば(文句を言えるということも理解のうちです)基本的に読む必要ないです

    そういや「消費行動の仮説」って原書は読んだことないなぁ。
    もしかしたらネクロノミコンとか民明書房刊とかじゃねーのかな。

    投稿者 KQZ : 00:03 | コメント (200) | トラックバック

    2006年10月13日

    ロゴマークについて考えていたりしている

    とある会社のロゴマークつくりに関していろいろと考えている日々なのです。
    で、色々なパターンを喧々諤々やりあって、なんとかあるひとつの方向性が見えた時点だと思いねぇ。

    まぁカンタンに言えば人型のビジュアルロゴなのです。

    でちょっと気になったのがこのロゴ君が向いている方向。
    右を向いて歩いていたほうがいいのか、はたまた左を向いて歩いた方がいいのか…

    アフォーダンスといいましょうかなんといいましょうか、
    ことWebの世界では一般に左 [←] というのは「過去への方向」になり、
    右 [→] は「未来方向」と言われています。
    #Webでの表記で [→] は「次へ進む」という意味のことが多いのもここら辺が関係してきます。
     Adobe Acrobat Readerのページ遷移ボタンやInternet Explorerもそうですな。

     アフォーダンスについてのセルフ参照:
      直感的インターフェイスデザインの「直感」って?: KQZ on authentic
     

    対してこれが日本の漫画の文法になると、『サルでも描けるまんが教室』で言うところの
    「左向きは未来」「右向きは過去に向かう」という全く真逆の意味合いになります。
    これはきっと漫画という媒体のページをめくる方向と関係してきているからでしょうかね。


    現在想定しているロゴマーク案は 「左を向いている人」 ものなのですが、これが紙媒体で掲出されることがメインなのかWeb媒体なのかによって、受け取る側がどうとらまえてしまうのかがちょっとだけ気になっているわけです。むーん。
    とはいえ、僕以外のメンバーは全然気にしていなかったようなので、本当に些細な部分なんだと思うんですが。

    #ちなみにテレビでいいますとTBSのロゴは左向きで歩いております。
     参考: http://orehima.sakura.ne.jp/img/2004/06/0623/200406230001.jpg

    #もう一つ前のカラフルなタイプのロゴ(確か大金払って外国人の有名デザイナーに作らせたはず)は、
     一瞬で「使いづらい」ということでお蔵入りになりましたな。(笑)
     誰か保存してあるサイトを教えてくださいまし。

    さてさてさて。
    これをゲーム世界のみで考えてみると、スーパーマリオにしてもソニックにしても沙羅曼蛇(サラマンダ)にしても、ゲームの主人公キャラクターは必ず 「左方向から右方向」 に進んでいきます。

    #逆に言えば、わざわざ左に戻るのは「お宝を取りに行く」ですとか
     「ボーナスステージに向かう」という意味合いもあります。
    #脱線ついでですが、ゲームについては
     「ファミコンのコントローラーの左側に十字キーがあったからではないか?」
     という説も思いつきましたが、信用して他人に言っても責任持てません。


    ちなみに奥行きのあるものでしたら「右手前から左奥へ」と欽ちゃん走り状態で進んでいくものはいくつかあったと記憶しています。
    忘れちゃったけども。

    さて、ロゴマークに話を戻します。

    Webの世界、もしくはゲームの世界の文法だけから見ると、(左向きのロゴは)ある意味では
    「新しい分野に対して過去の偉大なる知恵を持って堅実に向き合う」
    という風にも取れますし、逆に「進取の気性にとんだ」という風には読み取れないのかもしれない…
    とも愚考してしまうのです。
    それ以外に「世間の流れ(時間の流れ)に逆らって力強く進んでいく」という風にも取れますが…

    しかし、もちろんこれが漫画の文法になってしまうと真逆になるわけでもありますし。

    さてどうしたもんですかねー。
    ふむふむふむ。


     
       

    投稿者 KQZ : 19:55 | コメント (236) | トラックバック

    2006年10月05日

    これは素敵だ

    なにかと御無沙汰してしまっている坂井直樹さんのblogから。

    コンセプター坂井直樹の”デザインの深読み”
     一から十二までの一画足らない漢字のインデックスに長針が重なった時にだけ

     http://blogs.yahoo.co.jp/sakainaoki1947/42150706.html

    The Magic of Chinese Calligraphy

    めぐっていく長針が足りない一画を構成して時間が判るという仕組み。
    アランチャンのデザインらしい。
    面白いなぁ。

    投稿者 KQZ : 12:09 | コメント (175) | トラックバック

    2006年09月08日

    これ、本気で言ってるのかなぁ…?

    これ、本気で言ってるのかなぁ…?

    ITmedia News:「ハルヒ」「男前豆腐」に見る、ブログ時代のヒットの条件
     http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0609/07/news086.html

    だとしたら馬鹿すぎる…
    広告の基礎、というかマーケティングの基礎もしらないらしい。

    男前豆腐はネットで売れたんじゃないっての。
    あのな、これ豆腐だぞ。
    AmazonでもASKULでも買えないの。
    楽天とかオイシックスで火が点いたわけでもなんでもないのさ。
    ネットの中じゃ完結しないのよ。

    手垢にまみれて黒光りしている「アイドマの法則」ってんで言うと
    「Attention(注意)」→「Interest(興味)」→「Desire(要望・欲求)」→「Memory(記憶)」→「Action(買わせる)」
    ってサイクルの中で、どうしても最後のActionには結び付けないわけさ。

    つまり「ネットと歩調があっていた」ってだけで、んなもん全国のスーパーに地道に営業活動してなきゃ気になってたとしても買えないのよ。
    そういう場合には瞬発力があるのはテレビなのよ。
    今回の場合には「ネットと歩調が合っていただけ」なのさ。
    で、テレビはその瞬発力だけはあるわけ。わかる?
    んで、ネットというかblogというか、いわゆる「公開の日記でほめてもらって…」とかいうのは持続力があるってことね。
    (なんか変な文体だけど前のエントリーでうまい酒飲んでて酔っ払ってるわけで面白いから許す>自分)


    んでんで、涼宮ハルヒの場合には全然違うじゃんか。
    Youtubeってもんがあったわけよ。
    さっきのAIDMAでいえば、Action(購入)ではなくて、Experience(経験)までがネットの中でできちゃった、ってことね。

    でもさ、近頃Youtubeってのはなんだか偉そうに語られてるけど、簡単に言えば「見ることができるだけ」なのさ。
    いうなれば、経験だけ。
    Youtubeの画質じゃまだ体験には至ってないのさ。
    よくできたチラシって感じで、DVDが出ればYoutube見た人間でもぽちっと買っちまうのさ。
    DivXとかになればそれなりにきれいなんで体験まで踏み込めるかもしれないけどもよ。
    (ここら辺、英単語で「経験」と「体験」の差がよくわからないので誰か教えてくれ)

    もっとも、即時性なんかでレートは上がるんだろうけどそれは別のお話しなので踏み込むのはやめておくとして、っと。

    で、豆腐で言えばさ、誰も「男前豆腐には『風に吹かれて…』とかいうのがあるらしいよ」ってだけで満足しないでしょ?
    どっかであの変なパッケージと喧嘩売ってるような価格設定とかそれなりの濃い味とかを確かめてからこその口コミでしょうがな。
    別にだれもYoutubeで男前豆腐の作り方見ても嬉しくないでしょ?
    これまでのマーケティングでいうアイド… あたりまでと同じとちゃうのん?

    バズ・マーケティングだとかバイラル・マーケティングだとか偉そうに言っても、単に口の端にのぼる/のぼらせるという伝播の仕組み自体をメディアととらまえてみただけで、そんなもんは媒体の特性論に落としこめてしまうのさ。
    「ラジオは聞き流すけど新聞は取っておける」とかいう程度の差ね。
    ネットだから輻輳しやすい、とかそういった程度。
    そんなもんメディア特性というか検索引用転化のオルタナティブさの問題で、いちいち項目立てしてまで言うことでもないわけさ。


    …と、ここまで書きなぐってきて。
    もうね、なんつか、フォーラムだとか講演会だとかで話してる人間がアホなのはデフォとして、それを鵜呑みにして記事にしてしまわれてるってことは、イコール二重三重のチェックをすり抜けてるってわけで、あまりの程度の低さにくらくらしちまうって感じなのですよ。

    ま、どうでもいいか。
    なんかまた授業させられるときのネタにしようっと。
    カテゴリー:【ネタ備忘録】行き


    投稿者 KQZ : 00:16 | コメント (276) | トラックバック

    2006年09月07日

    変な言葉でGoogle1位、というお話

    rssリーダーを見ていたら、

    shuiro note:: くだらないものでGoogle1位になったコンテスト
     http://shuiro.typepad.com/note/2006/09/google.html

    たまに、ログを見ていると、おかしな言葉でGoogle1位になってしまっていることってありませんか?そんな話をCHEEBOWさんとしてたら、どうせならくだらないSEOコンテストをやりたいということに。そんなわけで個人的にひっそり身近なところで募集してみたいと思います。あなたのブログでGoogle1位になったキーワードとそのエントリーをトラックバックで教えてください。完全に個人的な主観で面白かった方には、自宅にある美味しいものをつつしんで進呈したいと思います。

    というのがあったのでちょいと調べてみる。

    ざざっとLogを漁ってみると、変な言葉ばかりが出てきている。
    しかし何の意味があるのやらさっぱりわからない単語がかなりある。
    というか、書いてるのは俺だよな。うむ。
    ということで完全に造語しているようなものを除いて、目に付いた単語をGoogleにかけてみる。

    1位になっていた単語リスト(2006.09.06現在)

    新宿がすごいことに
    なんだかすごいことになってたんでしょう。よくわかりませんが。

    メイ牛山の孫
    あーっと、えーっと、詳細はアレです。なんつか、自分でも理解不能。

    もろワルオヤジ
    色々と話題の編集長との交友に関してですかね。ふむふむ。

    メカニカルシーリング工法
    キャバクラでミスタードリラーになった時の話ですな。技術的なことが知りたかった人には大変申し訳ない。

    エロボケ日記
    愛の流刑地のことをそう読んでいたような気がします。

    帝国はーとーてもー強いー
    言わずもがなでしょう。強いんですから。

    ネット広告の理論
    へー。むしろそんな単語使ってたんだー、てな感想。

    パクリ防止法
    へー。むしろそんな単語使ってたんだー、てな感想。(コピペ)

    キャバクラ至上主義 と どうやら童貞をこじらせてしまった
    意外なことに切込隊長のことではないのです。というかそんなのが身の回りに二人もいるというのはどういうことなんだろうか。わが身を嘆いたほうがいいのか否か。

    晶文社萌え
    いや、普通萌えるでしょう。晶文社なんですから。

    たわ言は寝て言え
    こんなこと書いてたかなぁ。学歴ロンダリングならぬ職歴ロンダリングをはかっている「名前だか苗字だかわからない」「変なメガネでキャラを立てようとしている」「今はGoogleにいて」「将来は名も無い短大の講師としてテレビに出ることが夢」なバカのことを書こうとしていたのかもしれません。どうでもいい話ですが。

    便秘フラグ と うんこは素早く
    エレベーターロジックについての検索も多いのではありますが、オフィスビルにおけるトイレ問題に関するエントリーなのですが…… というか、誰だ。こんなもの検索してるのは。

    最後の最後で形勢逆転
    なんか昔っから妙に読まれているエントリーですな。よくわかりません。普通のことを落書きしてるだけですし。

    意外にいい人 と 言いつくろいの技術
    コールドリーディング関係ですね。そういえばamazonのアフィリエイトであほみたいに本が売れてましたな。パワーポイントで書けばいいのか、ってくらいに。

    直感的インターフェイスデザイン
    他に参照する有益なページがあるだろうに、と。

    逆トップ
    これはバーテンダー用語ですね。それも埋もれかけている。こういう言葉を大事に収集するのがライターの仕事だと思うのですが、誰もやっていないから僕のような退役ライターが書き綴っているという次第。

    ここんとこ数日
    忙しくてblogの更新をしていない時に使っているタイトルですね。それだけに更新が間引きされているという証拠か。

    脱洗脳ドクター
    どうでもいい人の話ですかな。

    裸の女が銀座の町を歩いている
    僕のところに来る前に、小池一夫さんの劇画村塾の方に飛ぶのが筋だと思います。

    金持ちの世襲
    このエントリーもなんだかわからないところからリンクされてましたね。

    メタな言葉
    これもそうですか。言語学とかの研究の人がぐぐってたとしたら大変に申し訳ない次第。

    踊り過ぎ
    こんな普通の言葉でなんで、という感じです。

    潜在ゲイ男子
    夏になるとアクセスが増えるエントリーですね。

    橋田壽賀子テイスト
    秋になるとアクセスが増えるエントリーですね。

    梅シラス玄米チャーハン
    鄭秀和くんがやっていた店で松本隆さんと食事をした、というエントリーでしたか。

    人間同士出会いたいよね
    スパムメールの内容の話ではないかと。

    生物的モチベーション
    なにがなんだかよくわかりません。

    ユーザー至上主義の呪縛
    わー。あおくさー。

    べねぜら
    なんだかひどい扱いだった店の話ですね。今は移転してサービスも変わっているとかいう話ですが行ってないのでなんとも。

    と、こんなところでしょうか。


    おしいところで2位になっているのが、
    ジェンガチャンピオン
    一発逆転の醍醐味
    なんとも薄気味の悪い
    あたりでしょうか。

    特に、「ケツのおごりだ!」「春木屋まで飛ばすぞ」「フロントはもらった」が軒並み2位というのはちょっと悲しい限り。



    投稿者 KQZ : 01:30 | コメント (169) | トラックバック

    2006年08月25日

    追記:マティーニと逆トップ

    前のエントリー「マティーニ! マティーニ! マティーニ!」に関していくつか質問(メールとか直接とか)が来たので追記しておきます。

    逆トップというのは、カクテルシェイカーを通常のやり方と逆に持って振るスタイルのことです。

    ↑このシェイカーの蓋の部分を押さえるように利き手側の親指をあてて、逆の手の小指で底を押さえ、
    両手の指先だけでふんわりかつしっかり支えてシェイクするのが普通の振り方。
    (振っている途中は蓋のほうが下になります)
    これに対して逆トップというのは、ちょうどさかさまに利き手の親指でシェイカーの底を押さえ、
    逆の手の小指と薬指で蓋を押さえて…… というやり方です。

    この逆トップは現在でもホテルオークラのバーテンダーさんが使っていますし(全員ではないですが)、
    オークラ出身のバーテンダー一派が使用していることからも、ルーツもそこらへんだと言われています。

    #あとサワーにほんの少しだけ牛乳を入れる、などの特徴もありますが、
     それは古式カクテルレシピのサワーからの流れでしょうし
     今回は触れずにおきます。長くなっちゃうし。


    それとマティーニについての異聞ですが、これほどバリエーションの多いカクテルもありません。
    Martiniだけの写真集なんてのもありますし。
    まぁまずは英語版WikibediaのMartiniの項目を見てくだされ。

     Martini (cocktail) - Wikipedia, the free encyclopedia
      http://en.wikipedia.org/wiki/Martini_cocktail

    今回話に出て来た「ダグラス」も、恐らくは50年ほど前の日本の進駐軍バーで流行っていた名称なのだと思います。
    そういうバリエーションがたくさんあるのもマティーニの面白さなのだと思いますし。
    また往時の話を聞くと「黒柳徹子が通訳だかなんだかよく判らないけど出入りしてましたよ」とか「クレイジーキャッツがね…」とか面白いことこの上ないのですが、それはまた別の機会にでも。

    投稿者 KQZ : 23:35 | コメント (222) | トラックバック

    2006年08月24日

    マティーニ! マティーニ! マティーニ!

    George's Barのマティーニ

    葉巻奉行さんとやりとりをしていて思い出したので備忘録。
    (mixiの日記だと検索利かないんだもの)

    こういった話は結構たくさん見聞きしているんですが、
    いつかちゃんと残しておかないといけないですな。>どことなく話を振ってみる

    進駐軍マティーニ、あるいはホテルマティーニの作りかた~1
    琴酒(ジン)の新瓶を開く、瓶首の空隙に苦艾酒(べるもっと、これもほんと)を入れ、栓をして振り冷蔵庫へ。
    翌日にはああら不思議、琴酒と苦艾酒が完璧に交ざり合い硝子器(グラス)に注ぐだけで馬丁尼(マティーニ)が。
    米軍将兵に大量に飲ませるための知恵だったそうである。

    進駐軍マティーニ、あるいはホテルマティーニの作りかた~2
    ちなみに
    「苦艾酒を入れる前に琴酒を少々くすねて飲んでおかないと冷やしている途中に液が膨張して瓶が割れてしまう」
    とも聞きましたが、伺ったのが「店主の分け前」でおなじみの大泉さん@コレオスなので単に飲みたかったからなのかどうか定かではありません。


    ダグラス~1
    なお「ダグラス」というマティーニの亜種もあるようでして、
    これはシェイクするだけなのですが、進駐軍のお客さんのうち
    空軍の将校が好んで飲んでいたことから付いた名称だそうです。
    この際、逆トップで振ると…

    ダグラス~2
    さて件の「ダグラス」です。
    空軍将校が好んで頼んだことから「ダグラス」と名づけられたシェイクのマティーニですが、若かりし頃のジョージさんが逆トップで振っているのを見て
    「オレは飛行気乗りだぞ。船の中みたいに振りやがって…」
    と言われたそうです。
    50年以上前にはそれなりに知られていたということでしょうか。

    …こんな話を稲田さん柳倉さん大泉さん佐伯さんに囲まれて伺っていたのでした。

    逆トップについて異聞
    (一般的にはホテルオークラのメインバーテンダーさんが「お客様にシェイカーのお尻を向けるのは失礼だ、とのことで始めたという説がありますが、ここに挙げたのはGeorge's Barの佐伯さんに伺った説です)
    佐伯譲二さん曰く、戦前バーテンダーになるのにはホテルもしくは客船で修行するしか方法が無く、逆トップを振るのは客船で修行した人、もしくは師匠が客船バーテンダーだったというのです。

    当時は氷が貴重品だったのは言うまでもありませんが、船の上ですから尚更のこと。
    シェイカーの中に残った氷を綺麗に洗ってもう一度使うということは褒められたことではありませんがよくされていたそうです。
    銅製のシェイカーも洗ってはすぐに使うという感じでいつも表面に霜が付いていたそうです。(下働きのときは仕事終わりにシェイカーの緑青を取るのが大変だった、とも聞きました)
    客船の中のバーカウンターは狭い空間であることから半円形の事が多く、シェイクするときに普通に振ってしまうとシェイカーについた霜がお客さんに飛び散ってしまうので(ストレートカウンターのように横を向いて振ることが出来ない。ましてや後ろ向きになるわけにもいかないでしょうし)、トップを逆に持ち自分に水分が飛んでくるように振ったのが大元だったとのことです。

    僕もジョージさんが逆トップで振っているのを見てホテルオークラの話をしてみたのですが、「アタシの師匠が船乗りだったんでね…」とこの話をされたのでした。

    ジルベルトのマティーニ
    http://www.authenticbar.com/georgesbar/content3_02.htm
    よく冷えたグラスをベルモットでリンス。そこに良く冷えたジンを注ぎピールを10枚以上しておしまい。
    ちなみに↓このページによると、ここ数年は作らないようになったそうです。

     □■東京ポタリング・グルメ探索■□ George's Bar (Bar・吉祥寺)
      http://www4.plala.or.jp/iiyona/res/george.html


    半分以上はGeorge's Barの佐伯さんのお話になってしまっていますが、
    バーテンダー歴50年以上の名手は病から復活されて現役そのもの。
    Woodyの田中さん曰く「なんか前より元気になっちゃったみたいです」とのこと。
    久しぶりにGeorge's Barにも顔出しに行かなきゃだなぁ。

    と、検索してたら田中さんのblogを発見。
    リンクしちゃおっと。
     Woody Bonji のブログ
      http://bar-woody.cocolog-nifty.com/


    George's Bar ジョージズバー
    武蔵野市吉祥寺本町2-19-7 みすずビル2F
    Tel:0422-22-0517 7:00p.m.~12:00p.m. 月曜定休
    http://www.authenticbar.com/georgesbar/


       

    投稿者 KQZ : 20:25 | コメント (48) | トラックバック

    2006年08月22日

    家に帰ってきたら机の上に刑事がいた

    まくわうり刑事


    目の前で食事をとった。
    なんだか取り調べられているような気分だった。


    投稿者 KQZ : 23:00 | コメント (191) | トラックバック

    2006年08月21日

    言葉にならない気持ちとメタな言葉2

    テレビCFの話。(なんか長井秀和みたいな書き出しだなー)

    なんだか気になるCFがときどきある。
    今は「CHOYAの梅酒ピオ」がそれだ。
    サイトで確認すると「梅酒飲んで寝よう~サラリーマン篇」「梅酒飲んで寝よう~OL篇」というやつらしい。
    同じくクリエイトとかいう就職雑誌のCFもまた、目にするとなんだか似ていてしかし違った意味あいで気になってしまう。
     http://www.create-group.co.jp/service/dj.html


    承前:言葉にならない気持ちとメタな言葉: KQZ on authentic
       http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/000958.html

    さて、去年の春に気になっていた「レモン青汁~早く飲みたい篇」はサイトから削除されているので見られないのですが、今回の「梅酒飲んで寝よう~サラリーマン篇」「梅酒飲んで寝よう~OL篇」はまだ両方とも放送にかかって間もないので見ることができるだろう。
     http://www.choya.jp/cm/index.html

    今回の「なんとも薄気味の悪い居心地の悪さ」、つまり「言葉にすることができない表情」は、♪会社行って、働いーて、梅酒飲んで、寝ーよう の寝ているときの表情であることは言うまでもない。
    これは非常に判りやすい。
    しかしまだこれはプロの手による演技指導の後が見られるからクリティカルに刺さってはこない。
    少なくとも僕には、だけども。

    そしてもうひとつ気になってしまっている株式会社クリエイトの「クリエイトDJ仕事発見」のCFはまた別の意味で引っかかっているのだ。
    面接会場を舞台にしたCFで、いかにも緊張していそうな表情の面接者が面接官に「クリエイトをみて来ました~」とわざとらしくうわずった声で自己紹介すると「さーいよう(はぁと)」と答えてもらえるという台本も何もあったもんじゃないという逸品だ。
    後半は「(僕も)クリエイトで」「(私も)クリエイト」と面接者が数人ラッシュで言い募りことごとく「さーいよう(はぁと)」なのだが、恐らくは事務員のお姉ちゃんとしか思えないようなメンツがぞろりと登場している。
    メイクも見所だ。テカリまくっているし。
    これは……
    これはある意味でパワフルである。恐らくは素人さんが作っているに違いない。
    そう、一時のハドソンのCFのノリに近いものを感じてしまうのだ。
    それも実家のすぐ近所の高校出身唯一のアイドル岡部令子が出ていた頃のものだ。
    後に浅川ちひろなんかと一緒にカラオケをしたときに本人に聞いたところによると、どうやらお偉いさんがノリで作っていたらしいとの話だった。

    ということで、なんだったかな。

    • 「計算された稚拙さ」はばれる&醒める
    • 素でやってると突っ込みづらい

    この二つのちょうどいい塩梅というのを狙ってみたかったりするわけなのだ。

    それとさっきから気づいていたのですが、たった一年半くらい前なだけなのに昔はちゃんと文章を考えてから書いていたよなぁ、という感慨もあったりして。

    投稿者 KQZ : 23:58 | コメント (7) | トラックバック

    2006年08月04日

    感覚のカニバリズム

    かなり昔からなにかとお世話になっていた坂井直樹さんがblogを開設されてから数ヶ月。
    ものすごくエネルギッシュに更新されていて毎日読むのが楽しみなのですが、
    今日はその中でピンと引っかかった言葉があったので備忘録。

    コンセプター坂井直樹の”デザインの深読み”
    ブランドのカリスマ度を計る方法
     http://blogs.yahoo.co.jp/sakainaoki1947/39794102.html

    僕はブランドのカリスマ度を計る方法として
    「このブランドロゴを入れ墨にしたいかどうか」と考えるようにしている。
    もともとブランドの語源はバーンド(焼きつける)という意味をもち、
    献身的という言葉を身体を張って示すには
    入れ墨ほどふさわしいものはなく、
    みずからの肉体の一部として取り込みたい同一化したいほど
    愛情を持たせるブランドはそう多くはない。

    そして前の仕事ですれ違っていたというutoさん(今は無きgreeで知り合ったような気がしますが)のblogから。

    Higashi Ginza Sweet Life
    本の忘備録 あまのじゃく日本風俗学
     http://uto.jugem.cc/?eid=794
    多田道太郎氏の「あまのじゃく日本風俗学」を取り上げながら、

    • 感覚を劣等と高等にあえて分けると「劣等:味覚、触覚、臭覚」「高等:視覚と聴覚」となる
    • 分節化できない、つまり文節→統合化できない劣等感覚は近代化することができない

    という箇所を上げられています。
    #実物の本を読んでない上に勝手に換骨奪胎してますが、誤読こそが進化の源と似非進化論を掲げつつ勝手に進めます。だってこの本いまは売ってなさそうなんだもの。→ビーケーワン:あまのじゃく日本風俗学


    もとい。
    二つを読み合わせてぼんやりとアタマに浮かんできたのは以下の点。

    • 近代マーケティングは行き詰まっているか? (←そんなことは思ってもいないけど問題を初期化するための定義)
    • マーケティングモンスターであるところの『ブランド』の存在。
    • こと『ブランド』たるものは、分節化が適わないような、つまり非高等感覚の極みである「自分の体に取り込みたい」という欲求までも喚起させるものなのではないだろうか?
    • 自分の普段の感覚を1次元引いて(退化させてというか積分させてというか)見るとどうなる?
    • さらには感覚のカニバリズムであったりアミニズムであったり。マッシュ。
    • もう一次元一般化してみると。傍目八目、藪睨み、見立ての構図。目を細めて大観を得る。…など?

    何はともあれ昼休みにコーヒーを飲みながらぼーっと考えるのにはちょうどいい議案でございます。
    with明治製菓の「チョコレート効果CACAO86%」


    以下、思い出話。
    たしかはじめて坂井さんとすれ違ったのは「東京ソフトウォーズ」とかいう深夜番組で、僕が放送作家の端くれとして業界で仕事をしはじめてそれなりに顔が売れてきた矢先、翌春からは不本意にも(?)広告代理店に就職することが決まったという冬のこと。知り合いのTVプロデューサーから頼まれて出場した事があったのでした。
    そして数年後、とある機会に南平台にあったWater Studioに伺う事があり、既に大御所であるにも関わらずふんわりとした雰囲気に共鳴し、その後何かと声をかけていただくようになったのでした。
    ある夏の夕暮れに坂井さんのご自宅の屋上で盛大な流しそうめんをしたことも懐かしい。
    てんぷらを揚げる大役をおおせつかったのですが、人数が多すぎて油がどんどん酸化してしまい何人かの人にはでろでろのてんぷらを出してしまったことが今でも悔やまれます。
    料理だけは失敗したことがなかったのに…
    その時に得た教訓:ごま油は酸化しづらいので偉い
    当時では画期的過ぎたゲームの企画なんかもやりましたね……。
    今なら技術的にもできそうではありますが。

     



    ↑これは関係ないけど買わなきゃなの

    投稿者 KQZ : 10:54 | コメント (248) | トラックバック

    2006年07月31日

    なんだ、個人放送局なんてもうできてんじゃん

    面白いので備忘録。

    youtubeで「JAP言うな!」と怒る善良なアメリカ人に、勘違いした"一部の"にちゃんねらーが攻撃を仕掛けた事件に関する詳細調査ファイル
     http://atkinson-web.hp.infoseek.co.jp/atkinson/vipper.htm

    超簡単なまとめ型目次
    2chスレッド 参考サイト


    --------------------------------------------------------------------------------

    1、山本圭一関連の動画で「JAP FUCK」的な書き込み外国人から多数寄せられる

    2、「jpwipf」氏 (http://www.youtube.com/profile?user=jpwipf) という
      アメリカの善良なアニキ(32歳)がそれを見て
      「FUCKだのJAPなんて差別表現はやめろ」という
      日本擁護の顔出しビデオ作成

      その映像ががこちら → http://www.youtube.com/watch?v=qAukaqhKH1Q

    3、ところが、英語が出来ないバカな"一部の"にちゃんねらーが
      「FUCK」や「JAP」だけ聞き取り、事実確認もせず
      「jpwipf」氏が日本人を「JAP」といっていると勘違いし
      「jpwipf」氏のビデオに失礼極まりないコメントをして攻撃し始める

    4、後に勘違いということがが発覚したが謝罪もせず

    5、少数の人がメールなどで弁解

    6、そこに日本語がしゃべれるペンシルバニア出身の19歳の女の子
      サンミちゃん(shoujohinoともいう http://www.youtube.com/profile?user=shoujohino)が
      争いはやめましょうとビデオを作製

      その映像がこちら → http://www.youtube.com/watch?v=cLMljeHouSc

    7、ところがこれにまで便乗した"一部の"にちゃんねらーが
      彼女の映像にめちゃくちゃな誹謗中傷をしだす
      さらに関係のないサンミちゃんの彼氏についてまで朝鮮人・ヤクザなどの
      嘘の誹謗中傷をしだす

    8、"一部の"にちゃんねらーの嵐行為で、ついにサンミちゃんの
      日本に来て出来た思い出の「日本語日記・動画・写真」が削除される

    9、サンミちゃん、にちゃんねるに失望 ビデオコメントを残す
    (((後略)))


    #後略とかはKQZが勝手にやりました

    内容については ( ´_ゝ`)フーン という感じなのでコメントもありませんが、
    上の目次でいう2の部分、

    「jpwipf」氏 (http://www.youtube.com/profile?user=jpwipf) というアメリカの善良なアニキ(32歳)がそれを見て「FUCKだのJAPなんて差別表現はやめろ」という日本擁護の顔出しビデオ作成
    これをみて、手段としてのyoutubeが既に個人放送局として機能しているというのが
    ちょっと面白かったのです。

    youtubeなんてサービスは日本で話題になってから半年くらいなわけですが、
    個人放送局の起動なんていうメディアの歴史から見たらとんでもない地殻変動の動きであっても
    いかにもしれっと(それもねらーのおばかな勘違い騒ぎで)露見されるというのもなかなか趣き深い。
    英語で言うとSneak Outって感じかな。
    良くわからんけど。


    投稿者 KQZ : 15:01 | コメント (1) | トラックバック

    2006年06月16日

    呪文・海軍五省・坐禅和讃・般若心経

    どうにもここ数日 「しせいにもとるなかりしか」 でお馴染みの(というか耳馴染みの)文章が頭にこびりついていたのでした。
    はてさて、ふと思いついて調べてみると海軍五省というものでありましたとさ。
     →五省 - Wikipedia

      一、至誠(しせい)に悖(もと)るなかりしか   (真心に反することはなかったか)
      一、言行に恥ずるなかりしか   (言葉と行ないに恥ずかしいところはなかったか)
      一、気力に欠くるなかりしか   (気力に欠いてはいなかったか)
      一、努力に憾(うら)みなかりしか   (努力不足ではなかったか)
      一、不精に亘(わた)るなかりしか   (不精になってはいなかったか)

    こうなってくるとWikiに書いてある

    しかし、太平洋戦争後に日本を占領したアメリカ海軍の幹部が五省の精神に感銘を受けてアナポリス海軍兵学校に英訳文を掲示したほか、日本国内おいても海上自衛隊などで日々の行動を自省する標語として用いられている。

    この英訳文というのも読んでみたいものではあります。
    電通鬼十則みたいな扱いなのかなぁ?

    さてさて。
    ずらり並んだGoogleの検索結果を眺めていると「呪文の効用 」という表題が目を惹いたのです。
    →Link 呪文の効用
       http://www.numse.nagoya-u.ac.jp/F1/proftakeda/iihanashi/jinsei_kagaku12/index.htm

    読んでみるととても面白…  ん?
    たしかこのレイアウトは昨日もなにかで迷い込んだはず。
    不思議な縁である。
    筆者は名古屋大学の武田邦彦教授とおっしゃる方らしい。
    プロフィールを見るとあいや高校の大先輩でありました。
    このような偶然もあるものなのだなぁ。
    他の著作もとても面白そうなのでブックマーク。


    さて、実は僕にはもうひとつの呪文があるのです。
    白隠禅師の坐禅和讃。
    これはほとんどそらんじて言えるのですが、間違えても仕方がないのでコピペしてみましょうか。

      衆生本来仏なり
      水と氷の如くにて
      水を離れて氷なく
      衆生の外に仏なし
      衆生近きを知らずして
      遠く求むるはかなさよ
      譬えば水の中に居て
      渇を叫ぶが如くなり
      長者の家の子となりて
      貧里に迷うに異ならず
      六趣輪廻の因縁は
      己が愚痴の闇路なり
      闇路に闇路を踏みそえて
      いつか生死を離るべき
      それ摩訶衍の禅定は
      称嘆するに余りあり
      布施や持戒の諸波羅蜜
      念仏懺悔修行等
      その品多き諸善行
      皆この中に帰するなり
      一坐の功を成す人も
      積みし無量の罪ほろぶ
      悪趣いずくに有りぬべき
      浄土即ち遠からず
      辱なくも此の法を
      一たび耳に触るる時
      讃嘆随喜する人は
      福を得ること限りなし
      いわんや自ら回向して
      直に自性を証ずれば
      自性即ち無性にて
      すでに戯論を離れたり
      因果一如の門ひらけ
      無二無三の道直し
      無相の相を相として
      往くも帰るも余所ならず
      無念の念を念として
      謡うも舞うも法の声
      三昧無礙の空ひろく
      四智円明の月さえん
      この時何をか求むべき
      寂滅現前するゆえに
      当処即ち蓮華国
      此の身即ち仏なり

    個人的には親鸞よりこちらの方がしっくりとくるのです。(比べるものじゃないんですけど)
    流れるような語感がきもちよく響きます。
    なにかとセンシティブだった(はずの)高校生時代、システム手帳の一ページに細字のボールペンで書き込んで折々に読んでいたのを思い出すわけです。
    これもまた呪のひとつなんでしょう。呪はすなわち祝なわけで。
    こうして久しぶりに読んでみると、僕の中の日本語のリズムは坐禅和讃と子供の頃から好きだった漢詩の読み下し文で骨格が出来ているということが良くわかるのです。


    ここまで書いたんならもうひとつくらい呪文のことについてふれてみるとして、今度はもっともポピュラーと思われる般若心経について。
    前にも書いたけど、95年ごろに世界初のデジタルマニ車というページを作っていたこともあったのでした。
    10年がとこ経ったいま現在、Googleで調べてみると結構たくさんあるようですね。
    代表的なのはここら辺でしょうか。→Link 医学都市伝説: デジタルマニ車


    検索結果の下のほうに僕の作った件のページについて指摘している方の日記も見つけましたのでそっちのほうのキャッシュは貼っておきましょうかね、っと。
    http://66.102.7.104/search?q=cache:EM6EetE4L9QJ:www.na.sakura.ne.jp/~tomorrow/warp/w9701c.htm+%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%8B%E8%BB%8A&hl=ja&ct=clnk&cd=11&lr=lang_ja


        

    投稿者 KQZ : 13:26 | コメント (203) | トラックバック

    2006年06月13日

    気になる言葉

    「明巧ラブリン」

    この名詞を目にしてなにか引っかかる人がいるとしたら、東京圏でそれなりに飲食店を回っている人だろう。
    そこはかとなくジョージ秋山のかほりがする言葉でありますがさにあらず。


    そしてその実態は、前の仕事場のすぐ近くにあった業務用貸しおしぼり業者大手なのです。
    前に仕事をしていた場所のすぐ近くに看板だけはあってちょっと気にはなっていたのですが、気になりだすと不思議と目に付くようになるもので、新橋とか六本木とかの飲食店の裏口にもよく「明巧ラブリン」という銘の入ったスチロール箱が置いてあるのにも気づきだし、その度に「なんだよラブリンって?」とアタマにはてなマークが増えて増えて…… という次第なのです。

    ということでグーグル先生に聞いてみて驚いたのですが、「ラブリン」という名前で「丸高ラブリン」「三栄ラブリン」というおしぼり業者がいるではありませんか。
    なんなんだよラブリン疑惑、略して「なんラブ疑惑」は高まるばかりです。
    とくに「丸高ラブリン」は「おしぼり.jp」というサイトを持っているだけあってヒット率も高く、「ラブリン」と「おしぼり」の関連性を見通すにはちょっとノイズになってしまうくらいです。

    ということで「おしぼり+ラブリン-丸高」でグーグル先生に聞いてみます。

    ラブリン おしぼり -丸高 - Google 検索
     http://www.google.com/search?num=50&hl=ja&c2coff=1&q=%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%80%80%E3%81%8A%E3%81%97%E3%81%BC%E3%82%8A%E3%80%80-%E4%B8%B8%E9%AB%98&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=lang_ja

    するとどうでしょう(大改造!! 劇的ビフォーアフター風に)、会議向おしぼりという価格表の中に「ラブリン 30円/本」というのが見つかったのです。
    そうか、ラブリンというのはおしぼりのランクのことだったのか。高いほうから2番目ということですからそれなりに高級品ということでしょうね。それとはなしに納得。

    で、URLを削ってみると……
    なんだよーーー

    丸高ラブリンのサイトに行ってしまったのでした。
    どうやら丸高ラブリン社のオリジナルおしぼりだったようです。
    所詮僕のたくらみなど丸高ラブリンの手のひらの上で踊っていたようなものなのでしょう。
    ということで結局ラブリンの意味はわからずじまい。


    漫画「明巧ラブリン」の勝手な設定:

    • 主人公はちょっと太目の風俗嬢で漫画表現上豚の顔をしている。
    • ルックスに負い目があることから勉強熱心にテクニックを磨き、お客さんをはじめとして店の同僚、店長、ヒモ…… といった風俗裏世界の住人達との交流を通じて本来持つ明るい性格を開花させていく。
    • 決め台詞: 「勃たない豚はただの豚よ」


    投稿者 KQZ : 01:03 | コメント (132) | トラックバック

    2006年06月12日

    思いついた言葉

    虎視タンタタン  (こしたんたたん)
    うきうきわくわくしながら機会を窺っている様。
    「―♪と王の座をねらっている」

    投稿者 KQZ : 17:55 | コメント (174) | トラックバック

    2006年06月08日

    ネットと網野史観

    同じようなことを書いている人がいるなぁと思ってエントリーしてみる。

    さるさる日記 - 司史生の浮草雑記
    ■2006/06/07 (水) まとめブログ問題の網野的解釈(ヨタ話)

     http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=449015&log=20060607

    Vipper VS ニャー速のまとめブログ問題について、あちこちのブログを見る。 紅衛兵やイナゴに例えられているが、この件は網野善彦の無縁論や黒田俊雄の顕密体制論を見立てに当てはめると面白いかもしれない。

    著作権については「名無しさん」たちがやってたコピペはどうなんだという突っ込みがあるが、これは網野氏の言う「無縁の場」の理論があてはまる。 Vipperは2chを、著作権や商取引といった外在的秩序から自由なアジール、聖なる「無縁」の場として認識していたということだ。
    アフィリエイトの問題が槍玉に挙げられたのは、単純な利得への嫉妬ではなくて、外部の資本主義の論理によって、聖なる領域を侵犯され嘲笑されたことへの根源的な怒りがある。

    恫喝や押しかけといった行動も、聖なる領域をめぐる問題だからこそ生じる。 VIP板に見られる自嘲や自虐のネタは、穿った見方をしれば「賤にして聖なるもの」という両義性を帯びているという、彼らの自己認識の産物ではないのか。

    だから「名無しさん」という匿名はこのケースの場合、身元を秘匿するという消極性にとどまらず、個性を捨象することで「天の声」としての集団的普遍性を獲得するという、僧兵の覆面装束のような意味を付与されているのだ。
    覆面ゆえにこそ彼らは、聖なる無縁の領域の使徒としての霊的権威を獲得することになる。

    聖なる領域で優越するのは神仏の霊威、人間の合理主義を超越した力だ。そのため彼らの行動は、合理性や俗世の秩序とのすりあわせなど無視したものとなる。それどころか非合理なものでなければ、俗界を畏怖させうる超越性を獲得することはできない。

    ネットにおける群集心理の中には、案外こういう呪術的思考のアーキタイプがひそんでいるのかもしれない。

    彼らはむしろ情報化社会という新たな中世に出現した「ネット犬神人」と言うべきなのかもしれない。

    するとつぎは飛礫か(w

    要は匿名掲示板をして無縁の場、名無し顔無しの聖性という見方ということですかね。
    同じようなことを考えている人がいると自分がそんなにはぶれていないような気がしてちょっとだけ心が休まるのは不思議だ。

    するとつぎは飛礫か(w

    この部分に関しては前に「blogのトラックバックを網野善彦史観でいうところの「封建社会における飛礫」となぞらえて考えるのも一興」と書いてみたことがあるのですが(→Link:News23を見てしばし唖然、のち来客)、この書き込みから一年以上経って振り返ってみるだに未だ威力のあるトラックバックというものは見かけたことがありませんので……
    むしろネット上の数多散見される炎上現場を眺めていると、逃げることの出来ない当人を磔の刑に晒しているうえに、無縁所から顔無し名無しの石つぶてが浴びせ掛けられしまっているような状況さえうかがえます。
    美しくはない、が、まことに日本的なのかもしれません。
    良くわかりませんが。
    ネット封建主義とかいうありきたりな言葉の変な解釈も思いついたけどメンドクサイからやめとこう。

    --

    網野史観とか飛礫とか無縁の場について知りたい向きは「蒙古襲来」とか「無縁・公界・楽」とか「異形の王権」を読むがよろし。
    というか普通の大人なら読んで無い人のほうが珍しいだろうけど。


      

    投稿者 KQZ : 21:01 | トラックバック

    2006年03月31日

    コピー機の受難

    前に書いたエントリーの証拠というかなんというか。(情報提供:chemise氏)


      コピー機修理担当者の告白--悪ふざけもほどほどに - CNET Japan
       http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20091603,00.htm

      ロンドンにあるキヤノンに勤務するTim Andrewsによると、「毎年、正月明けは、コピー機のガラス交換で忙しくなる。多くの場合、『臀部のコピー』が原因だ」と述べる。

    その証拠ビデオがコレ。
    look at this fool
     http://www.youtube.com/watch?v=I6kkPP6aMhA

    アホすぎる……w


    投稿者 KQZ : 12:32 | コメント (200) | トラックバック

    2006年03月03日

    色々な再会

    一個前のエントリーからの流れです。

    ここんとこblogの更新が途絶えていたにもかかわらず、mixi内ではちょこちょこと書いていたりもしたのでした。
    ひとつにはmixiのケータイでの諸操作のしやすさが理由として挙げられるのではありますが、それにもまして周囲の反応の速さと濃さが実にしっくりと来るわけなのです。
    マイミクが100人ちょっとで友人限定のアクセスにしているにもかかわらず、一日平均4,000PV(なんかの拍子にすぐ10倍になったりするが)のこのblogよりも速くて濃いまるで高校男子のs(ry反応が返ってくるわけでして。

    そんな中でふと気づいたのが山崎晴可(やまざきはるか)氏。
    なんのことなく「さすがスーパーハカー、おもしろいにーちゃんだなー」とやり取りしていたのですが、ひょんなことから「よーい・どん!- 「こころ」の中に 福祉施設は建てられる -」を書いた「徒然はるさん」その人だということに気づいたのでした。

     Link→ http://www.nda.co.jp/tsurezure/990512.html

    確かこれを読んだ5年だか6年だか前、モニターの前でしとど泣いてしまったのを思い出します。
    こういうのもひとつの再会なんだろうなぁ。

    投稿者 KQZ : 01:51 | コメント (155) | トラックバック

    2006年02月02日

    コントとかiPodとかシンクロニシティとかそこから思い出した話とか転がった話とか

    ある日ある時のこと。
    最近事務所ばかりではなくblogも引っ越された元・赤坂四畳半社長ことshi3zさんとチャットをしていたら、どちらともなく「Podcastingでコントとかやりましょーよー」という話になったのでした。
    「んじゃー桑原茂一さんにでも話てみますかな」とかチャットしていたらばあら不思議。
    茂一さんのblogにもそんなことが書いてあったのでした。

    桑原茂一Diary: コメディなコント台本を募集しています。
     http://www.kuwaharamoichi.com/D2/archives/2006/01/post_76.html

    2006年01月31日
    コメディなコント台本を募集しています。
    コメディクラブキングは日夜コメディを作り続けています。
    このたび、広く多くの方からコント台本を募集することに致しました。
    我こそは!と思われる方はどんどん応募してください。
    採用された台本はコメディクラブキングの製作陣によって作品化され
    iTunesMusicStoreやPodCastで公開されます。

    まさしくシンクロニシティですかな。


    ちなみに僕はclubkingの初代Web番長で、bluefilmというタイトルでは作詞(?)なんかをやっていたのでした。(ま、コントだけれども)
    そこら辺のことを10年近く前にまとめた文章を見つけたので採録しておくか。

    1994年8月 POPEYE だか Hot Dog Press だか Studio Voice だか SPA! だか忘れたが、なにかの取材で日本大学芸術学部講師だった武邑先生のところに遊びに行く。 そこに伊藤ジョーイが登場。当時はまだ現役のハッカーだった。やせてたし。 カラーのパワーブックをつかってネットに入るデモを見せてくれる。 Mosaic がまだ0.9でもなかったのでは? MacWeb だっけかな? "ディクショナリーをフリーで配っている"という姿勢とネットとは非常に近いのだという印象。 学生時代のネットって、めーる か えふてぃぴー か ぐーふぁー か あーちー だと思っていたものだから、HTML の可能性には目を開かされた。 とにかく残暑の厳しい頃だった。 1994年9月 雑誌の取材やら会社の仕事やらで知りあった末松アトムさんに『CLUBKING の Web を作ろうと思ってるんですけど』と構想を話す。聞くと末松さんは以前より CLUBKING や桑原茂一さんのファンだったという。 でもこの時は構想だけ。 「ウチでやらせてください、タダでいいですから」とも言ってくれたっけ。 1994年12月 当時ディクショナリーの編集長だったヒゲの服部さんを会社に呼び寄せてネットのデモ。服部さんは武邑先生の弟子だったので話が早い。 茂一さんにも話をしたりデモをしたりしたんだけど、なんかピンと来ない様子だった。 BLUE FILMなんてのはこのころだっけか? こちらに僕の書いた詞ネタの一部があります。 クリスマス~正月休み 仕方がないから茂一さんの家のマックにソフト一式をインストールしてしまう。 元旦に茂一さんから電話。ハマってくれたらしい。うひひひ。電話の向こうから佐々木潤さんの声も聞こえたような。 それからのスピードは速かった。 1995年1月 このころから結構具体的になってくる。 茂一さんと末松さんを会わせてみたり。 当時はプロバイダーなんてのもそんなになかったから、会社をだまくらかしてタダでサーバーを使うことにした。 これが www.inter.co.jp/CLUBKING/ のはじまりである。 開始時期は無理やりエイプリルフールと決定。 1995年3月 NICE-CLUBKING および NISE-CLUBKING 始動。このページを見た人は恐らく身内だけ。 1995年4月 本格運用開始。 当時レギュラーを持っていた雑誌やTVラジオなど全てで告知したので出だしも上々。 海外からの問い合わせも結構あったし、「 HTML を読んで感動しました」なんてメールも貰った。 ディクショナリーの編集部から MO を貰って、それを僕が HTML 化する、という作業がこれから数年にわたって始まるのだった。ひぃ。 「私はプロのヌードダンサーなのだが、日本で働けるクラブを紹介して欲しい」なんていうメールも飛び込んできたっけ。 それから …その後、CLUBKING は本格的に Web にのめり込んでいく。 その要因には阪神大震災という大きな事件もあったに違いない。 そしてそれが今のコミュニティ FM の運動に繋がっているのは間違いがないだろう。 bekkoame のオザケン(社長)からの強い招致活動と、僕自身の仕事の忙しさもあいまって Web が移動したのは97年だっただろうか。 なにはともあれおもしろおかしい日々は続く。


    そんな昔話はどーでもいいのですが、shi3zさんとは無駄話からスタラカタッタと「iPodで同人ゲームでも作りますか」とかいう話に転がってたりして。
    乞御期待。

    投稿者 KQZ : 00:04 | コメント (233) | トラックバック

    郵便配達は二度ベルを鳴らし、釣りキチ三平は二度針を振るう

    ※1/26に書いてた分

    進行中のスレだがこれは素晴らしいとしか言いようがない。

    姉貴に嫌われた・・・タスケテ
     http://blog.livedoor.jp/guideline/archives/50022553.html

    姉貴に嫌われた・・・タスケテ14 ~番外編
     http://blog.livedoor.jp/guideline/archives/50063474.html

    まずは読んでみるべきなのだ。
    初期の数日間の内容だけでも読ませるものはある。
    (はじめのURLからドゾー)





    <<<<以下ネタバレ注意>>>>





    そしてktkr、2つ目のURLから連なる流れの最後に突然の釣り宣言。
    でもってその直後にあらぬ方向から釣り返しときたもんだ。
    それも現在進行中である。 ※1/26当時。今はよくわからんです

    いやはや、うまい釣りならいくらでもあるんでしょうが、
    引っ張り続けたままテンションを保って華麗に釣り宣言をしたかと思えば、
    別方向からきれいに釣り返すというそのタイミングの見極めっぷりに驚いた次第。
    「あーそっから釣り針戻ってくるぅ?」と有明湾のムツゴロウになった気分でございましたよ。
    日々レベルは上がっていくんだなぁ…。
    こんな鮮やかなのを見せられてたらみんなテレビなんか見ないぜ。
    パッケージゲームなんてのもやらないってば。
    こうなると2ちゃんねるが最廉価な娯楽だって人も多いのが頷けますな。
    ふむふむ。


    ※文体が微妙に違うのは書いてた場所が違うからなのですね。ふむふむ。

    投稿者 KQZ : 00:02 | トラックバック

    2005年12月29日

    人種が違うというか

    Shi3zさんに紹介されてSARGASSOに招待してもらいここ数日の間使ってみたのです。
    まだα版なので招待人数も絞っていて広報もまだしていないらしいけど、ここなら誰も読んでないからいいだろうて。

    さてさて「SARGASSOとはなに?」という向きにはShi3zさんの日記から引用で済ますとして、と。

    SARGASSOはけっこういいのになにか使いにくい
    SARGASSOは天才プログラマー、鈴木健と須子善彦により開発された、ソーシャルトラストネットワークです。
    これだけだと意味がわからないと思うけど、要するに、個人間の関係のなかに「情報の信頼性」や「センス共感度」という指標をとりいれて情報の取捨選択を行おうという大変野心的な試みです。

    で使ってみると、確かに面白いのではあります。
    出てくるblogがそれぞれに深い。
    思わずじっくりまたりと読み込んでしまうものも多いのですよ。
    ずぼらな自分だけのアンテナじゃYouTube - Broadcast Yourself.なんていうサービスサイトは見つけるのにもっと時間がかかっていたでしょうしね。

    しかし10分も眺めているとある種の違和感も感じたのも事実なのです。

    SNS的な広がりを持つサービスの最初期のSeedを考えてみれば当たり前の話なのではありますが、現在SARGASSOに参加されている方々はshi3zさんをはじめとして鈴木健、中嶋謙互、江島健太郎、近藤淳也… といったお歴々なのです。
    (有名人につき敬称略。ただし本当にゴイスーな人たちなのかはよく知らないー)
    数えてみたところ僕を含めてまだ136人しか登録されていない様子。
    この段階ならゴイスー度も高いってもんでございます。

    そういったお歴々な彼らが相互に薦めあっているblog群を元にしているのですから、SARGASSOが僕に推薦してくれるblog群もそれなり以上に内容が濃く、あるものは技術Geekっぽかったり哲学っぽかったりで、僕などとは根本的に住む層が違う人たちの為すものではないかと思い始めたのでした。
    というかオレって場違いじゃね?

    ここではたと考えたわけです。

    1. これ以上の発展を促すためには下世話な方向への バリエーションを持たせることが必要?
    2. もう少しこの『ネットおハイソ人種』さんたちの中で濃縮熟成してツールとして錬度を上げていった方がいい?

    さて、どちらなんでしょうか?

    1.の方向を進めるためにイミフwwwうはwwwwおkwwwwの中の人とかを呼び込んで天才プログラマーであらせられるらしいところの鈴木健さんを奮起させる、とかいうのもひとつの手なのかもしれません。
    ふむふむぅ。

    あ、UIに関して言えば一考どころか三考くらいの余地が2haくらいありましたですよ。

    投稿者 KQZ : 01:37 | コメント (204) | トラックバック

    2005年12月27日

    TV雑考とWeb2.0待たなくてもいーんちゃう? てな話

    このところ眺めていたテレビ番組について思ったことの垂れ流しとかそれから発展して思いついたこととか。

    SMAP×SMAP 歴史的瞬間全部見せます!! 史上最強の4時間半SP!!!
    執拗なまでの編集で森くんは存在していなかったことにしているその技術に感動。
    CGってすごいね。

    M-1グランプリ
    業界内視聴率が優に100%を超える(*)であろうM-1の第五回目決戦。
     (*註:もちろん生放送と録画とをあわせた数値。それくらいわかってまんがな)
    数年来ごく普通のタレントさんとして身近にいたアンタッチャブルの二人がM-1を獲ってしまった事によりあっという間に人気芸人に駆け上がっていったのを目の当たりにしているわけで、このM-1というタイトルが意味する重さ、大きさはよくわかっているつもりだ。

    しかし品川庄司は最終決勝を意識してネタを温存していたのかなぁ。錬度の高いネタだったのは見ていて伝わってきたのだけども。いやはやものすごく期待していたのですが。
    ちなみに今田耕司の司会にはちょっと不服。ブラックマヨネーズはうまいよね。でも多分どのネタを持ってきても「なじみの皮膚科の先生に…」のオチはきいてるのではあるまいか。誰に聞いてるのかは知らんが。

    某特番にて某広報女史が
    「20人の美女」とかいう触れ込みからしてアレでしたが…
    素人なんだから出演依頼が来ても断ればいいのに。
    明らかに「気合だー、気合だー!」という父を持つスポーツ選手の方のほうがオーラがあって輝いていました。
    もうね、きっつくて見てらんなかったですよ。

    HAPPY Xmas SHOW 聖夜にあの名曲が夢の競演で蘇る!
    久しぶりに浜崎あゆみを見る。いや、CMで、のお話。
    やはりPanasonic一社提供番組で2時間ずーっとお詫び広告っていうのはありえないので(見たかった気もするが)、ここぞとばかりにSDカード型デジタルオーディオプレイヤーとか手振れ防止デジタルカメラとか薄型液晶テレビ(プラズマなの?)とかのCMが流れているのをぼんやりと眺める。
    改めて大量の浜崎あゆみの出ているCMを被爆するかのように見ていると、僕にとって浜崎あゆみの印象の90%まではPanasonicのCMだったんだなぁ、と実感する。
    一ヶ月以上CMから離れると僕のアタマの中の消しゴムが浜崎あゆみの印象をどんどんプリンセステンコーへと書き換えていく。
    きっとナンシー関仕様の消しゴムだったんだろう。たぶん違うけど。
    しかしシンディローパー来日しすぎ。ホントは中身YOUなんじゃねーの?

    「王様のブランチ」データ放送
    11月から12月第二週目くらいまで4週間だけ限定でやっていたデータ放送のテストですが、これが案に相違して(失礼)なかなか力が入っているのが見て取れて面白かったのでした。明らかに回を追うごとに出来が良くなっていたしね。大成功といえましょう。古臭いプロトコルでもがんばればいろいろできるって典型。ライブドアざまーみろ、とか言ってるのかな? 知らんけど。
    (いや、ホントに知らないです。企画に誘われたりはしたけども今はそういうことできる暇あんまりないし。また呼んでね>Aさん)

    しかしデータ放送の立ち位置(視聴者との係わり合い加減)は模索中ですね。
    TBSの変なブタのマークが「いーなぁ、おいしそう…」とか「僕はどーせブタだから…」とか小くだらないことをノタマウのは見てらんなかった。誰か止めろ。

    ちなみにテレビ受像機とネット回線がつながっている家庭が果たして何パーセントまで上がったのか、とかいうのはちょっと気になるですな。もしかしたらPCでTVを身ながら双方向放送に参加している人の方が多いんじゃないかなぁ。
    (昔話でここら辺のことはちょっと書いた覚えがあるのであとで検索してLinkします)

    さて表題に戻る
    さてさて、縷々このところ見てきていたTV番組について思っていたことを書いてきたわけなのですが、ふと気づいた事があって表題を変えたのでした。

    これが本やCDであったならば、読者に対してamazonのLinkでも張って詳細なスペック(ん?)を紹介するのが普通だと思うのですが、こと放送であるだけにそういうわけにもいかないということに他ならぬ手が気づいたのです。

    ここ一年がとこわかってないおやっさんたちですらがお題目のように唱え続けているように、放送がネットに融合しVOD(Video On Demand)ですべての番組が提供されているならばその番組URLを張ることもあるのでしょう。
    しかし既にwinnyとかMXとかを使えばそれってできてしまうのですよね。
    Web2.0ならぬWeb1.4くらいである2005年冬現在でも。

      閑話休題:
      先日のiTunes Japanの50円アルバム祭りの時にChet Bakerの「Oh You Crazy Moon」を買ったんですよ。50円で。
      でもって聴いてみるってーとあーた、自分のPCでエンコーディングしたものと明らかに音の密度が違うわけです。デジタルの世界であってもデバイスの質やエンコーディングを担当する人の力量っていうのはどうしても出てしまうわけでして。そりゃレコード会社の人がスパイナルコードにダウンロード販売用に各種エンコーディングを頼む時にHさんをご指名するというのも当たり前の話ですわな。担当する人によって音違うんだもの。

    さてもとの話題に戻ります。

    もし仮に、放送主体であるTV局がオフィシャルに、つまりプロの機材と技術力でもってエンコードしたファイルをP2P空間に放流するとしたらば、一般人がお手製でエンコードした劣化したファイルをわざわざ引っ張ってこようとする人間はいないでしょう。
    なんたって一目瞭然で質が違いすぎますから。

      トラッカーなりなんなりの集中サーバで当該ファイルの流通量を計測し、JASRAC方式で (いや、裏の意味はここで書くつもりはありませんので「供託された著作権利用料を適正な配分率で各権利者に分配する」という機能をさしています。がっさり集めてわかんないところは演歌関係に三倍支払う、とかいう意味ではないっす) TV局に分配するというシステムは、今現在の技術でもまったく問題なくできるはずです。
      しかしこうなると権利者を守る線としては「良貨が悪貨を駆逐する」という論法しか見当たらないのではありますが、むしろ広告との併用でいくらでもチェックすることはできるのではないかとも考えるのです。チェックサムとトラッカー情報を連動させてCMを削除したらはねられる、とかすればですけどもね。
      ※もちろん、ユーザーに対して「(ほぼ)無料に見え」て「どのファイルを引っ張ってくるのかは任意」と「思わせることができるシステム」であることが前提です。(本当にそうである必要は、ない)
       上述のiTunesの話に戻ると、1枚のアルバムが50円というのがこのレベルだったのではないかということですね。自分で持ってるアルバムなのにお金払ってプロのエンコーディングを買ったわけですから。個人的にはもうちょっと高くてもいいんだけど。
       ほらあれさね、自分で髪の毛切ってもいいけどやっぱり美容院いくじゃん。そんな感じ。

    ま、こんなことについて辺鄙な当blogでどーのこーの言及するつもりはさらさらないのですが(よって現在の技術トレンドやNABの動向などについても裏打ちせずに垂れ流しています)、これだけは言えると思うのです。
    こういった先々のシステムというかプロトコルを決める人間は、概して現在の技術であったりユーザーの知恵と思いつきの組み合わせで稼動できてしまっている似非システム(ん?)を皮膚感覚ではわかっていないのではないか、ということです。

    それと話は前後してアレですが、「王様のブランチ」のデータ放送の作業現場は恐らく鉄火場だったと推測できます。なんとなれば編集システムが対応していないからです。しているはずもない。第二のあたふたぶりは近所なのでお弁当持って見学に行こうかと思ったくらいです。
    僕は珍しいことに学生時代から放送作家として一番底辺の部分から現場を見ていますのでアイデア会議から収録現場、編集作業の面倒、そしてオンエアーまでの流れを体で知っていますし、広告代理店社員としてどういう形であれば広告主がお金を出したがるのかというイメージもそれなり以上に知っています。また雑誌ライターとしての経験からも読者(視聴者)への「紹介の仕方」=「タグ付け」の機微もわかっているつもりです。それと何の因果か知りませんがここ数年はクライアントとして代理店を使って広告を打つ立場にもいますし。これら全ての現場を体験し、今も平行して関わりあっているというのは実は結構珍しいのではないかと思い至った次第。ラッキーなのか引き摺られているのかはいざ知らず。

    で、キモは最初の段階のタグ付けなんですよねー。
    カメラに収める段階でタグを付け、編集機材、そしてオンエアーまで一気通貫で管理できないとかなりつらいはずなのですよ。
    で、で、何が言いたいかというと「カノープスとかがんばれ。超がんばれ」ということでそろそろ寝ます。
    ぐー。

    ※我ながらオチが手抜きだなー
     ラストの一項目はいつか書き直すかも。
     自分用だからblogではないと思いますが。
    →ってちょっとずつ書き加えてるし。

    投稿者 KQZ : 01:22 | コメント (142) | トラックバック

    2005年12月03日

    言葉の伝播

    言葉は人から人へ移る、という当たり前のお話。

    人がたまり生活をしている場所には、その場所特有の言葉というものがいつの間にか醸成されるものらしい。
    卑近な例で言えば近くに関西弁をしゃべる人間がいれば自然と語彙やイントネーションが移ってしまう場合もあるだろうし、社会学的にとらまえてみれば同じ言葉を使用することによる一体感・連帯感という側面もあるのだろう。

    たとえば、今仕事をしているところでは「洗い替え」という言葉をよく使用している。
    これは「今までのやり方を見直していったんサラに戻す」とでもいう意味らしい。
    所謂辞書的な意味合いで言えば、

    あらい-がえ あらひがへ 0 【洗い替え】
    衣服を洗濯したとき、代わりに着る衣服。

        goo辞書・三省堂提供「大辞林 第二版」より → Link


    でしかないわけだからちょっと変なお話なのではあるが、まぁ慣れた。
    もちろん社外の人と話をするときには使わない/使わせない/補足するようにしているのだけれども、言霊の効力範囲にいる人間だけの場面でもいちいちすべてに目くじらを立てて修正していくのもおかしな話だしね。

    考えてみると、このようなある特殊な業界での符牒的なワーディングが一般社会にまろび出て行くこともよくあるわけで、近年で言うと「座組み」とか「目利き」とかいう言葉はかなり一般的になってきているからそんなに違和感は感じられないだろう。しかし僕が学生からいわゆるギョーカイに紛れ込んだ最初の頃には「なんとなく変なことばだなぁ」とかすかに引っかかっていたことを記憶している。

    ここで間違えてほしくないのは、「まいうー」「てっぺん」「ケツカッチン」「場みって」といった所謂「ギョーカイ用語」ではなく、雰囲気も含めてしっくりとくるような代替するべき言葉が見当たらないような特殊な構造を持つ符牒的用語について言っているということだ。

    逆に僕が今の仕事場で使い始めて定着しはじめている言葉というと、「トレードオフ」「いまいま」「一義的に」… などそれなりの数に上っている。
    しかし未だ「目垢(がつく)」とかいう言葉には賛同者がいない。
    この言葉の持つ雰囲気を共有できる人間が出てこない限り、ある種の仕事は誰にも任せられないというわけだったりするんだなぁ。ま、いいんだけど。

    オチなし。

    投稿者 KQZ : 02:31 | コメント (184) | トラックバック

    2005年10月17日

    自動精算機が気になる

    この自転車日和の季節ではあるが、雨が降っていると地下鉄を使っての移動になるという話はマクラとしては微妙に弱いので軽く流すとして。

    ゆめもぐらもとい都営地下鉄12号線いわゆる大江戸線の自動精算機がとても気になっているのだ。
    ごく一般的なところからはじめると、自動精算機のユーザーインタフェイスは

    1. まず金額が足りない切符を入れる。
    2. そしてパスネットを入れる。

    という手順になるのだが(当たり前)、そのそれぞれの手順において切符やパスネットを表向きかつパスネットに関しては入れる方向まで正しくしないと読み込んでくれないのだ。
    ピーピキピーピキ鳴りやがって「あらま、あの人ヒゲ面して数十円のお金も足りないのかしらん」とかそこな道行く善男善女に思われてしまうではないか。
    恥ずかしい。

    …なんてこたぁ考えちゃいないが、これは気になる。
    なぜならば既に数年前から自動改札機は裏っかえしだろうが逆方向だろうが問題なく読んでくれているからなのだ。
    残高の足りないパスネットともう一枚のパスネットを重ねて通算精算してくれる機械すらある。

    さて、技術的に可能なことをなぜやらないのだろうか?

    低機能の精算機のほうが金額が安いということは考えられる。
    大勢が大挙して通過する自動改札機でいちいちピーピキピーピカ鳴って止まっていては交通の邪魔になるというのも分かる。
    それに較べれば自動精算機の方はいいだろう、という計算も分かる。

    …でもさぁ、サービス業じゃん?
    ということでこれより自動改札および自動精算機を作っている会社を検索して機能による値段の差を調べてみることにする。
    しばし待たれたし。(←そんなの誰も待たない)

    投稿者 KQZ : 23:47 | コメント (213) | トラックバック

    2005年09月22日

    アップし忘れてた授業のレジュメというか

    あぁ、アップし忘れてた。
    前に書いたエントリー「S/N比、dB、音階、そしてシナリオエスカレーションシステム」を元に一時間でまとめた某専門学校でやった講義のメモ。
    「あれの続きは?」というリクエストが二通あったので一応アップしとこっと。
    ※二十歳前の学生さん相手なのでわかりやすくがモットーでふ


    1. まくら

      jugyo2.JPG
      jugyo3.JPG

    2. 前回のまとめ

      jugyo4.JPG
      jugyo5.JPG
      jugyo6.JPG

    3. シナリオエスカレーションシステムについて:扉

      jugyo7.JPG
      jugyo8_1.JPG人は物が三つ続くと線を想像してしまう
      jugyo8_2.JPGjugyo8_3.JPGjugyo8_4.JPG

      望むと望まざるとに関わらず「予測」してしまうものらしい。
      そしてそれは「期待」であり「意図」でもあるわけです。当たり前の話が。

      jugyo8_5.JPGjugyo8_6.JPGjugyo8_7.JPG
      例えば

      • 水戸黄門が先週品川にいた。今週は川崎だ。ってことは来週は横浜かな?
      • この女性はなんだか毎週水曜日にこの路線に乗り込んでくるんだよなぁ…(「東京バス案内」など)
        とかとか…

    4. 受け手がなんだか知らんけど想像=予測してしまうというは、方向や距離・スピードだけではなくて色や形であっても同じことのようだ。
      音階とか温度とか態度とかでもなんでも。

      jugyo9_1.JPG
      jugyo9_2.JPGjugyo9_3.JPGjugyo9_4.JPGjugyo9_5.JPG
      もちろん、その勝手な予測=意図をうまく外してあげることでキュッっと興味をひきつけるコトだってできるわけだ。

      • 週を追ってどんどん性格が悪くなっていく赤木春恵。だが急にしおらしい言葉を掛けてくれる回があると、その意外性に思わず惹きつけられてしまう。
        「あぁ、おばあちゃんも色々と口に出せない不満があったのよね。そーよそーよ可哀想なのよ…」って。(ホントか?)

    5. よくある主人公キャラクターをめぐるキャラクター群の例

      jugyo10.JPG
      うわぁーい。
      こう並べてみるとネタだ、ネタ。
      でもスターウォーズだって似たようなもんなんだよねー。

    6. シナリオが展開するにしたがって拡大していくキャラクター群

      jugyo11_1.JPGjugyo11_2.JPGjugyo11_3.JPGjugyo11_4.JPG
      jugyo11_5.JPG

      正直こういったシナリオエスカレーションというものは、初期に設計していたそれぞれの配置からどんどんずれて行き勝ちなワケです。
      単なる拳闘漫画だったはずが神話や地球の存亡をかけた宇宙神話的な戦いになってしまったり、単なる喧嘩好きの少年が東京の総番になったり日本全国をまとめるガキ大将になったり挙句の果てには中東に石油を買い付けに言っちゃったりするというとんでもないエスカレーションが日々行われていたりしてたわけなのですよ集英社周辺とかで。
      ということで、はじめからシナリオが展開していく道筋をうっすらと想像していくことが大事ってことですな。

      ※上記のLinkとエントリーの内容は全く関係ありません。偶然の賜物。

    7. シナリオエスカレーションシステムの留意点

      jugyo12.JPG

      ま、ありがちな話になってしまうのがこういった授業形式の仕方がない点ではあります。(←言い訳)

    8. 閑話休題

      jugyo13.JPG 学生さん相手の授業だと息抜きも必要だしー。

      jugyo14_1.JPGjugyo14_2.JPG
      jugyo15.JPG
      jugyo16.JPG

      別に出川さんに恨みがあるわけではないんです。
      本当にできない芸人さんはリアクションが薄いのです。収録現場で見ていて「あーりゃりゃ。笑い足さなきゃ」とかよくある話。
      んで、実はここら辺のことを踏まえて考えて一番スマートな対応策の一つとしては「金ダライに気がつかない」&「素でリアクションが大きくて面白い人を使う」ことに行き着くわけですが、それは突き詰めると欽ちゃんの素人登用メソッドのお話に行き着いたり、近年では松本人志なんかに見る…  
      おっと、お笑い放送作家講座ではなかったのでここら辺は割愛。
      「俳優修行」とかの話をしても仕方ないでしょうし。ふむぅ。

    9. 科学的な見方をちょいと

      jugyo17.JPG
      jugyo18.JPG

      前に書いたエントリーで触れていた部分からは、人が雑多な情報群からえり好みをしつつ吸い上げていく際に(態度を決めていく、ということね)考慮に入れるべきだと思うS/N比なんかに関しては割愛してます。
      感覚的にすぎるしなぁ。いや肝だとおもうんですけどもね。
      それ以前に指数とか対数とかに関しての感覚って、理系教育を受けた人以外には意外なくらいに低いんですね。ちょいとびっくり。
      こういった思考の素になるレベルで意思の疎通が図れないことが多いということに気づいたのは仕事をし始めた二十歳前後のことだけど、いまだに分かってくれない理系の人とかが多くてびっくりなのでし。自分がアタマがいいと思い込んでいる人とかもそうだし。そんなんでよく会社の経営とかできるよなぁ…。会社経営ってサービス精神の塊だろうに。ああ脱線。

    10. 無理やりっぽく学生さんが興味がもてるような話につなげてみた

      jugyo19.JPG
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      激辛カレーの曲線とかごまかして書いているけど、この「はじめのエスカレーション曲線」っていうのは非常に重要だと思うのです。
      ゴルフのスウィングとかピッチングの腕の振り方のようなもので、はじめの慣性のつけ方を誤ると修正するコストは甚大なものになってしまうということ。

      jugyo21.JPG

      某国民的RPG」に関してはとてもよくできていると本当に感心してしまうのですよ。特に敵の強くなり方とアイテムの値段と選択肢の自然な狭め方とか。(ちょっとガチガチな場合もあるけど)
      ただパーティープレイやネットなどでの情報交換のスピードの速さを考慮すると段階のつけ方はちょっと考えてもいいかもしれないということです。
      もちろんすれは敵の強さのエスカレーションだけではなく、自らを回復したり特殊攻撃(ステータス変化とか)したりという攻撃バリエーションなんかも含めてなわけですが。
      もちろん通常のシナリオに関しても同様です。

      …ん? なになに? 想像がつかないって? 自分で考えてください。

    11. 以下は蛇足という感じです。

      jugyo22.JPG
      jugyo23.JPG
      jugyo24.JPG
      jugyo25.JPG
      jugyo26.JPG

      ずいぶんと前のエントリー」で書いたことをちょっとまとめてみました。えぇ、リサイクルですね。時間がなかったし。
      しかしこのところ学生さんとお話しする機会は非常に多いのですが、なんというか意欲が感じられなくてですねぇ…
      てなことで近頃はいろいろな考える縁(「便」=よすが)としてちょっとだけ刺激的(彼らにとって修飾は非常に重要だし)なことを話すことが多いのでした。

    なんだかPPTからJPEG切り出しただけで眠くなってしまったので適当におーわりっと。
    正式な授業の時には5倍くらいしゃべると思われ。

    投稿者 KQZ : 02:01 | コメント (165) | トラックバック

    2005年09月11日

    ***の原価について

    なんだかたくさん人が来ているなぁ、と思っていたらshi3zさんのところとか他のホワイトバンド系のサイトからのLinkだったようです。
    僕個人としては知りたい情報はほぼ全て入手してしまったのでとりたて興味は薄れているのではありますがまだまだ人気のある話題のようですね。

    さてさてshi3zさんのblogから。
    港区赤坂四畳半社長  ホワイトバンドとメディアを疑え!編
    ホワイトバンドに関する肯定的な話題
    http://blog.livedoor.jp/shi3z/archives/50005949.html

    オックスファム ジャパンのページでもホワイトバンドを売っています。

    とした上で、

     だけど原価がぜんぜん違うッテイウノハ・・・・?

    との表記がありました。
    オックスファムというボランティア団体でもホワイトバンドを売っていて(8月25日で終了した模様。→Link)の方では

    定価300円のうち、素材や物流にかかる経費100円を省いた残りの200円はオックスファムがインドやカンボジア、モザンビークで行う支援活動に使われます。

    と、まぁhottokenaiの方と激しく原価が違うってことですね。

    こういったアイテムを中国で作るという仕事も過去にやっていましたのでその経験から言いますと(意外なことにデパートを間に挟むことが多いのです。某巨大外食チェーンのおもちゃとか)、この原価ってのがかなーり安い。
    ちなみに値段はというと守秘義務系の極秘条項なのではありますが、例えばペプシのスターウォーズボトルキャップを見れば想像するのは難しくないでしょう。
    http://www.pepsi.co.jp/navi_html/h_cam_swep3_cap.html

    まぁ手の込んだ彩色。ちょっと前にもマリオのドット絵の立体起しなんていうのもありましたっけ。これも大変ざんすよ。
    でもってこれがコンビニ店頭価格147円のペプシにベタ付けされているわけですから値段は推して知るべしです。銀紙で4色印刷の包装がなされていますし、原型作るのにも金がかかっています。

    それに対してホワイトバンドですが…
    http://www.pia.co.jp/whiteband/whiteband01.html

    むぅーん。
    これが80円だとしたら、ペプシのボトルキャップは200円くらいしちまうでしょう。
    量産効果があるとしても、ホワイトバンドだって100万個単位で発注しているでしょうし。
    まぁ数円、それも下のほうというのがリーズナブルな見積もりになるかと思われます。
    またもし本当に80円かけているのだとしたらお金の使い方が雑すぎです。
    その金額に意味があるのであればもっとキッチリと開示すべきですし、前に書いたように開示文書をさらに分かりづらくなる方向に書き換えてたりするわけですから…
    (内情を知らないにせよ)少なくとも人々の善意で集まった数億円というお金をこういった体制の団体がキチンと使えるのかどうか些か疑問ではありますね。
    端から分かっていた人にとってはどうでもいいんでしょうけども。


    以下雑文。
    前にも詳しく書きましたが小学校5年だか6年の時に初めて読んだ本で、今に至るまで何度と無く読み返し続けている本があります。
    生きのびるためのデザイン」という本です。
    基本的にはインダストリアルデザインの本なのですが、低開発国への援助にまつわる様々な問題についてこの時代ですら(1974年初訳)よく考えられています。
    曰く「自動車を送るのはあまり意味がない。自転車も必要だが故障したら直せないことも多い。一輪トロッコ(モッコみたいなもの)を大量に送るほうがよほど価値がある」とかとか。
    一輪トロッコなら軍事転用もされないでしょうしね。
    ま、関係ない話ですが思い出しましたので適当に書いてみました~

    投稿者 KQZ : 01:59 | コメント (133) | トラックバック

    2005年09月09日

    あ、書き換えてやがる

    承前

    9月5日の時点で「誤解を避けるように改定しました」だそうな。
    http://www.hottokenai.jp/white/300yen.pdf

    この左上の30%にのぼる「世界の貧困をなくすための活動費」って費目は、たしか20%の「プロジェクト自体の広報活動費」と10%の「政策変更のための活動費」だったはず。
    改定というよりは、費目をくっつけてしまった上でマイルドな言葉になおしたのだから…そういうのってごまかしって言わないか普通?
    「理解を深められると困るのでごまかしました」が正しいわけですな。

    んでちょいと探してみたら前のバージョンのpdfもあっけなく発見。→http://whiteband.sakura.ne.jp/300yen.pdf
    ネットってこわいなー。(棒読み)

    投稿者 KQZ : 02:16 | コメント (158) | トラックバック

    2005年08月30日

    S/N比、dB、音階、そしてシナリオエスカレーションシステム

    シナリオというか、もっと大きく「人の感情をdrive=ドライブしていくもの=vehicle」の類型の一つとしてのエスカレーションシステム、ってことを考えてみたりもするのだ。
    まぁよく言われる「ドラゴンボールや北斗の拳は敵の強さがどんどんエスカレートしていく」とか言われるアレにも似ているんだけども、もっともっと茫漠とエレメントに近いものを。
    実はURLで欠番になっている 001062.html に書き始めていたのだけれども、あまりに仕事とリンクしているので外している(下書き状態にとどめている)という次第。

    本稿ではもっとぐぐっと考えていくと… という作業のネタ備忘録なのではあるが、肝心の思考言語素である「音階」にそぐう言葉が思い出せないのだ。
    多分「ゲーデル・エッシャー・バッハ」あたりに書いてあったと思うんだが、実家におきっぱなんだよなぁ。

    以下適当に並べていくと、


    • 一時期のTVCFではわざと日常音を使っているものがあった。街頭のノイズとか、埠頭の風の音とか
    • これらは「他のCFとは音のS/N比とdBが異なる」という差異により目立たせようとしていたもの(耳立たせる?)
    • そこには恣意の違和感が、もちろん、ある
    • つまりそれが「狙い」であり「意図」だ
    • 話を翻るに、色彩論と楽典は古来非常に高度に練られているが、ことシナリオとなるとてんでダメダメである
    • ヒトラーの選挙演説システムと劣悪なコピーとしての小泉純一郎
    • スタニスラフスキイシステム
    • 無限音階
    • さぼっちフィボッチ数列
    • MOTHERのせりふ回し
    • 和也に習った「KQZちゃんのつくる飯は確かにうまいけど、プロはそれじゃダメなんだ。もう少し食べたいなぁ、もうちょっと… と思わせておきながら皿の最後には味が重なって満足するくらいじゃないと」「ひと匙ずつ濃くなっていくグラデーション」「でも決して濃くなりすぎない」
    • 対数logのグラフ
    • 意図に収斂、というイメージング
    • 押し付けがましさは上手なシェフには無用
    • スプーンのような、あるいは柳の葉のような重なり方?
    • 街からの距離とMobの強さ、ばらつき、そしてシナリオとしての配置の世界観
    • 口コミマーケティングの社会的距離と物理的距離との関連性(バイラルマーケティングとかバイラルCMとかいまさら言うなボケ。全てのマーケティングは人間相手なら最後は口コミじゃ)
    • 受け取る態度=attitude と能動性
    • 数度重なる時のdB的感性
    • 重なるって、いったい?


    やっぱり思考素がぼやけてるとまとまらにゃいー。
    もう寝る。


     

    投稿者 KQZ : 02:06 | コメント (262) | トラックバック

    2005年08月12日

    ブレストを仕切る技術というかなんというか

    一時期はブレストマシーンとの汚名で呼ばれ、某社から「各部署のブレストに付き合ってくれるだけで給料払う」とかいわれていた私なのではありまするが、このところ仕切り側に立たねばならないことも多かったりするのですよ。
    なんだかなぁ。

    さてさてブレストというか企画会議というと、『出没! アド街ック天国』の中で唯一要らない最後の「CMを作る」とかいうコーナー(しかし愛川欽也がお気に入りで辞められない)でもKJ法もどきをやっている小芝居があるのでそれを思い浮かべる人も多いでしょう。
    (しかしアド街もネタがショートするとモノクロで静止画を撮ってごまかすのもアレだよなぁ)

    なに?
    KJ法をしらないとな? 謝れ! ジロウ・カワキタにあ(ry
    …というかそれは結構恥ずかしいかも。

     →基礎知識: googleで調べる
     →参考図書: 発想法―創造性開発のために/川喜田二郎

    以下、まとめ切れていないので縷々適当に。




    • ブレスト参加にあたっての心構えとして「人の意見を否定しない」という言い方がよくなされているが、それではまだ甘いのかもしれない。
      どちらかというか「繋がるよう意見を言う」というほうが正しいか。
      むしろ「突っ込まれるくらいに綻びをもたせろ」というといいすぎだろうかな。
      一つ一つの文節の作り方(KJ法でいう「カード」のまとめ方)にもテクニックがあるがそれは割愛。

      • →全てのシステム構築に於いて言えることだが、反応する側(受け手)に何かのアクションをさせるよりは、提供する側(送り手)が一括して大元からデータ構造を揃えておく事が肝要ってこったね。

    • ブレストの目的が「一人では思いつきづらい視点を浮かび上がらせる事」であるなら、という前提での話ではある。

      • →ブレストの形式を使った「チーム内の意見を誘導する」「自分達で思いつかせたような気分にさせてモチベーションをあげさせる」という目的の場合もある。その場合は別ですな。

    • 「繋げやすいような意見を出す」ということは、たとえるならば科学実験の反応炉や坩堝の中にイオン化されている塩基なんかがごろごろある状態と考えればよさそう。

      • →つまり、「完成された(かのように見える)考え方」ばかりではイオン化されていないというか、つまるところ反応速度が遅くなりがちだということだ。
        これは時間を限られた(限らないと人間の集中力はあっさりと落ちるから)ブレストでは致命的といえる。

      • →かといって会議室を和室にしたり壁紙を赤い色にしたほうがいい、とかいう陳腐な話ではない。(効果はそれなりにあるだろうが)
        むしろそれ以前にメンバーのそれぞれに与えるミッションやモチベーションの切り方の方が100倍重要。

        • →→ブレストに慣れている人は、「完成された(かのように見える)考え方」であっても上手に崩すことができる。これは先だってのメタファーでいえば触媒的というか分解酵素的な人といえるかも。これらのメンバーの盛り立て方も重要か。

    • 各人の反応速度を揃える事も大切。

    • (繰り返しになるが)
      時に(その時点で)完璧すぎる(ように見える)答えはブレストを止めてしまう場合が多々ある。
      理詰めに考えて腑に落ちてしまう考えが早めに出てしまうと、ブレストに不慣れなメンバーは思考を止めてしまい勝ち。
      その場合には場が熱してくるまで黙することも必要か。

    • メンバー個々人の役割を考える。

      • →とりわけ自分の役割を考える。
        リーダーであるならば「経験がある」「予算を掌握している」「声がでかい」「人徳がある」… といった、純粋な思考作業にはなんら関係のない部分で一目置かれてしまっているはずである。(逆に一目すら置かれていなければリーダー職を辞めるべき)

        • →→何の気のない自分の意見に会議の流れが向かってしまうのは自己満足以外の意味では時間の無駄であるともいえる。だったら自分一人で考えていても同じだし。
          (数十行前に書いた「話を誘導するための儀礼的ブレスト」には効果的だけどもね)

    • まとまりかけてきたら(そしてメンバーに安堵と油断が見えたら)上手に崩してやること。
      それもリーダーたる自分が「自分の感性」や「自分の理屈」で崩すとメンバーの意気が下がることも熟慮して、システムとしてのカウンターの提示、もしくは純粋思考実験としてくずしてやるなどの配慮も必要か。

      • →例えばSWOT分析とかいった誰でも知っている陳腐な方法でもよい。

    • それからそれから…


    むーん。
    やっぱまとまりきらんな。
    一人でブレストテロリストやってるほうが気が楽だす。

    ↓KJ法の基本ならここらへん

    ↓CM製作の小芝居を見なくてすむのでお薦め

    投稿者 KQZ : 00:34 | コメント (184) | トラックバック

    2005年08月02日

    楽しいという感覚はうれしいという感情を微分したもののような気がしてきたその次に

    承前

    楽しいという感覚がうれしいという感情を微分したものだとしたら、
    哀しいという感情を微分したら、いったいなにになるんだろう。

    喜怒哀楽を感情の極とするなら、それは怒りなのかもしれないし、
    そうではないのかもしれない。

    とまれ、僕らはエンタテインメントの世界にいる人間だ。

    楽しいという言葉にくくられるものの中には、
    時に怒りや哀切に似た感覚が含まれていることくらい
    とうの昔から気づいている。

    そこには速度ではなく、
    もう一つ微分した加速度的なものを考えればいいのかもしれない、
    などと思いいたったのだ。

    それはf(x)上にいる者にとって考えてみれば、
    いち時間切片での減速(怒りや哀切)に振り回されてはいても、
    二次微分したさきのトルクをうっすらと信じてさえいれば
    そのジェットコースターを楽しむことすら許される、ということなんだろうか。

    その先に待っているだろうカタルシスとしての加速と、
    最後に待っているだろう明るい未来。


    それを数式とグラフで表すとしたら…

    あ、mathematica入ってるマシンって青バケツのG3だった。
    立ち上げるの面倒だからやーめたっと。

    投稿者 KQZ : 00:14 | コメント (415) | トラックバック

    2005年08月01日

    楽しいという感覚はうれしいという感情を微分したもののような気がしてきた。

    久しぶりにSMAP×SMAPを見たら木村・中居の二人が草なぎ・稲垣メンバーをいじめて笑っている番組になっててあららららだったのが大道具と小道具チームががんばっていて質は高いのでまぁいいかを感じたり。
    んなことはさておき。

      追記:本稿はUBIMEMOを使ってケータイ電話で打ち込んだものをそのまま出してますんでまとまりきってないのはそのせいだったりするです。いやUBIMEMOのせいではないんですが取り急ぎのいいわけでおま)

    今日はぼんやりとしながら「はて楽しいってなんだろう」ということを縷々考えていたのだ。
    とりわけインタラクティブメディアのそれを。
    「楽しい」はどこかプリミティブな根っこのところで「うれしい」につながっているような気がしてきて、
    そうしたらこんな変なタイトルになってしまったというわけなのでして。
    ココらへんと並べるとあの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するんだろうな感じですな。w


    多分、ストーリーを味わうというのは特にメディアを限ったものではないので「組み合わせるべきもの」であると思うのだ。

    ストーリー展開の妙に分岐性やインタラクティブ性、干渉性(他のプレイヤーがストーリーにインタラプトしてくるなど)にしていけばゲームっぽくなるだろうが。
    だから、

    演出
    絵の美しさ
    音楽の美しさ

    これらは質を高める必要条件ではある。
    んーっと…
    (以下メモ)

    インタラクティブ性
    自分が動作したら、すぐに反応してくれる
    本や映画といったスタティックなメディアとの違い

    上達する喜び
    速くなる
    大きくなる
    強くなる
    硬くなる
    長距離飛べる
    深く掘り進められる

    楽しい時間は
    その瞬間、すぐに楽しい
    ある程度の時間継続して楽しい


    勝ち負けがわかるタイミング
    すぐ分かる
     タイマン勝負ならすぐにわかるはず

    後でわかる
     宝くじのように、あるいは月間チャンピオン大会のように…


    時間に
    せかされる
     オンラインはどうしてもせかされがち
     →せかされずに遊べるMMOとかって面白いかも??

    ゆっくりやっても大丈夫
     ターン制の遊び
     郵便(文通)の楽しみ
     →風来のシレンなどローグ系のゲームや一部のRTSなど


    勝負の付け方の色々
    競り合い
     逆転に次ぐ逆転ではらはらどきどき

    一発逆転の醍醐味
     最後の最後で形勢逆転! の醍醐味

    コンプリートする
     昔のドラクエ1や2のように、ポケモンのように、
     競争すべきは目の前の相手ではなく、誰か共同体につらなるダレカであり、
     同じ舞台でダンジョンを攻略し、全てのポケモンを集めたがる。


    競い方
    個人の満足
     ヨガ、盆栽

    目の前でスクラッチ勝負
     腕相撲形式
     目の前の敵と戦う
     基本的に数値化できない(全盛期の千代の富士と今の朝青龍とどっちが強いかは絶対にわからない)

    数字で評価
     ベンチプレス世界記録

    誰も行った事が無いところ・前人未到の場所を行く
     真っ白な雪原に足跡をつける楽しさ
     「誰も行った事が無い秘境を開拓したい」という冒険家の思い
     科学者の発見の喜び
     →大航海時代での地図を切り開いていく面白さ。
     →新サーバーが立ち上がると「オレはこのサーバーで一番初めに●●を倒した…」とかやりたがる

    うれしい
    自分の作ったものをみんなが使う喜び
     DNAを残したい、という欲求からか?
     自分の書いた歌が街で流れているのを聞くと嬉しい
     自分の書いたレスがテンプレートになって他人が使うと嬉しい
     自分が出したハイスコアが残っているとうれしい

    イメージ通りに動く喜び
     飼い犬がいうことを聞いた
     自分の書いたプログラムが思い通りに動いた

    全部集める
     隅からすみまで

    ぴったりあう
     音と動きがぴったりあってうれしい
      ダンスダンスレボリューションなど

     計算がぴったりあってうれしい
      任天堂DSのやわらかアタマとか

     全員の動きがぴったりあってうれしい
      MMOのギルド戦闘、コンビネーション、北朝鮮のマスゲームなど

    五感の限界を超える
    スピードなど
     リアルでは走れないようなスピードで首都高を走る

    評価軸あれこれ

    スピード
    高さ
    飛距離
    重さ
    広さ
    女王様のご機嫌が良くなる

    1ゲームにかかる時間
    一瞬
    3分
    30分

    その他
    人と違う
     特別扱いしてもらえる

    みんなと同じ
     帰属意識の楽しさ
     マスゲームが成功したときの楽しさ

    比較可能・比較不可能
     そもそも比較できるのか?
     →がんばれ森川君2号とか?
     親バカ・飼い主バカの楽しさ
     盆栽自慢

    おそらく、今の日本という場所は人類史上稀に見るインタラクティブメディアの波頭にあるはずなのだ。
    なんかまとまりがつかないうちに別のことを思いついたのでいったんここは終了して次に。

    投稿者 KQZ : 23:43 | コメント (180) | トラックバック

    2005年07月29日

    なるほどエリートと天才

    shi3zさんのところからご丁寧な返信が。

    エリート主義と天才主義
    http://blog.livedoor.jp/shi3z/archives/29114878.html

    ふむふむ。なるほど。

    shi3zさんは

    世の中には二種類の才能があると思います。それはエリートと天才です。

    と定義した上で、
    エリートの底辺と天才の底辺を比較すると、エリートはなんとか生きていけるのに対し、天才は生存すら危うい状態です。また、双方の頂点を比較すると、エリートは莫大な富を稼ぐのに対し、天才は生きていくのに十分な富しか稼ぎません。

    要するに「天才は儲からない」のです。

    とおっしゃっています。
    総論賛成。
    というかここまでは理解しておりました。

    そういえばここら辺に関連して、以前こんなことを書いたこともありました。
     ダメだけど才能のある人
     http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/000400.html
    吹っ切れてしまっている天才は、通常の生活を送ることすらもむつかしいのではないか、という身近な例です。

    さて、続いて骨子ですが

    こういう天才的な人間をこそ、国は保護すべきです。少なくとも野鳥や絶滅危惧種を保護するよりは遥かに多くの利益をわが国にもたらすことでしょう。エリートを保護する必要はありません。彼らは自分で生きていけます。

    とおっしゃっています。
    それもそうでしょう。
    が、悲しいかなその「天才を国で保護しよう」とするとして、それを選別し決定し実行するのは単なるエリートだったりするのです。
    エリートに天才を見分けることができるのか?
    天才にエリートを説得することができるのか?
    僕にはわかりません。
    それができたとしても大変な僥倖であることでしょう。

    先だってのエントリーに書いた彼我の差、つまり欧米諸国の補助金制度が日本のそれと比べて圧倒的に実行効率において高いように思われるのはひとえに文化の違いと言うこともできるでしょう。それを省略の上に省略を重ねてああいった書き方をしてしまったという次第。
    ※つまり「それってもしかしたら日本の『変な平等主義』が弊害なのではないか」というくだりですね。

    歎息していてもしようがありません。
    エリートが天才を見分けることができない(難しい)のであれば、歴史を探ります。(というか辿ってみました)
    そこで思いついて出てきたのが「遊び」「余興」としての保護です。つまりがパトロネージュだったりします。
    昔から日本の金持ちの遊びは食道楽着道楽普請道楽と進んで行き役者道楽や相撲道楽、絵描き道楽など文化的なところへ金を振りまく行動へとたどり着きます。(その先にヤクザ道楽というのもありますがそれはそれで別稿としましょうか)

    ということで前エントリーの説明おしまい。


    しかしなんというか、shi3zさんのblogのエントリー群を読んでいると、「俺を保護しろー」「保護しないと絶滅するぞー」「絶滅したらちょっと寂しいぞー」「いいのかー」「知らんぞー」などと理路整然と拡声器で訴えかける絶滅危惧種=朱鷺の絵を思い浮かべてしまい微妙に面白いのでした。w
    とりあえずお賽銭代わりにUBIMEMOを購入してshi3zさんの保護に協力することといたします。

    投稿者 KQZ : 00:36 | コメント (25) | トラックバック

    2005年07月28日

    夏の風物詩:新宿二丁目篇

    nanorayさんの日記を読んで思い出した。
    そうだ。
    世間一般ではもう夏休みだったのだ。

    夏に新橋鮎正でうるか茄子を食べるように、夏休み第一週目の土曜日には新宿二丁目に行って街を観察するのが東京に住む数寄者の勤めといえるであろう。
    しまった。
    今年は見にいき忘れてしまった。

    え? なぜ新宿二丁目なのかって?
    それはだなぁ…

    新宿二丁目といえば世界に名だたるゲイタウンである。
    日本中の潜在ゲイ男子にとってはキラキラとまぶしい夢の街なのだという。
    仲通りの本屋でしか買えないレインボウグッズは世界中のゲイタウンでも好評なのだとかむかーしぎりぎり玉子のおばちゃんに聞いたことがある。

    そして今年も夏が来た。

    「ぼく、もしかしたらオトコの人の方が好きかも…」と全国で日夜もじもじしていた男子高校生達が、夏休みの開放感とともにデイバッグを背負って新宿二丁目に立ち竦む季節がやってきたのだ。

    その青少年達を狙う歴戦の強者が「どう? 食事でも」と声をかけ、きんかん亭あたりで五段重ねの蕎麦を食べつつ親身に相談に乗っている睦まじい光景がそこここで見受けられるであろう。

    ひざ下に置いたデイバッグの日に焼けた布地に目を落とし こくん とうなづく男子高校生を横目で見ながら「あぁ、夏休みだねぇ」と蕎麦をたぐるのだ。

    (でもみているこっちも誘われたりするからそれはそれで怖いんだけどもね)


    • たしか「薔薇を散らせはしない」とかいうタイトルの本を贈っていただいたことがあるのだが見つかりませんでした。
      しかし何でぼくんとこに?
    • 今さっき見つけましたが伊藤文学さんのblogも面白いです。
      月刊『薔薇族』編集長伊藤文學の談話室「祭」
      http://bungaku.cocolog-nifty.com/barazoku/
    • 追記:某氏からのメールのおかげで見つけました~。
      「~~しまい」だったんですね。
      薔薇を散らせはしまい―『薔薇族』と共に歩んだ22年

    投稿者 KQZ : 12:50 | コメント (206) | トラックバック

    2005年07月25日

    上手の手からコールドリーディングと意外にいい人ホリエモン

    なんだか休日に25時間テレビとかをやっていたようで、夜中にぼんやりと見ていると細木数子とホリエモンがなにやら占いをはさんで世間話をしていたのでした。
    しかし絵だけでもチャンネルを止めさせてしまうだけの力はあるなぁ。暑苦しいというかなんというか。

    何かについて自信ありげに喋る近所の世話焼きおばちゃんと東京から久々に帰省してきたはねっかえりの秀才のお兄ちゃんのやりとりという体からして面白かったのですが、最後のやりとりが非常にこれまた興味深かったのでした。

    その場面を見て、以前アップしたエントリーを読んで同じ事を感じた人も多かったらしく数人からメールが来たりしましたが、まさにコールドリーディングがかるく破綻しかけ、それを修復していたさまが見えてとても面白かったのでした。
    コールドリーディングについては『一瞬で信じこませる話術コールドリーディング』などを参照のこと


    で、その面白かった状況については放送作家の福本君から来たメールを転載するとして…

    フジテレビの25時間で細木先生のコーナーを見ていたら例のトーク方法が出てきました。
    ライブドアの堀江氏とトーク中、乙部さんの話に急になったところで、細木さんが乙部さんに「アナタ、来年、いい人が出てくるわよ」と宣言。
    堀江氏が小声で、「旦那がいるんですよ」とフォローしたところ、
    「アナタ、いい人って、すぐに男に結び付けるなんてバカじゃないの?
     子供とかいろいろあるでしょ?」
    「いや、子供もいるんですけど」
    「いい人っていっても、新しいボスと出会うとか色々あるでしょ?」との切り返し。
    今まで、説得力のあるような気がしていた細木先生ですが、カラクリがわかると、「ふ~ん」という感じでした。
    この間の話がそのまま役立った(?)ので、ご報告までです。

    まさにコールドリーディングは「言いつくろいの技術」だったりするのですよね。

    さて、基本的によくできた占いのシステムは二律背反というかダブルミーニングの相を持っています。
    (それは本来現実の世界が二律背反的でありそれをそのまま映しているから、という意味あいももちろんあるのでしょう。むしろ、各文化=各占いシステムそれぞれの様相の捉え方のほうがずっと面白くて勉強になるのですが)

    さてさて。
    コールドリーディングのシステムを単純に書いてみるとこんな感じでしょうか。
    コールドリーディングの基本

    ※しかしPowerPointのデフォルトの色ってダサいなぁ…

    このシステムをより洗練させるために、まず鎌掛けして反応をみて… という手順があるわけなのですが、今回の場合には「20代後半で仕事をバリバリ(プッ)やっている女性なら『いい人が出てくるわよ』あたりが過不足無く思い当たりそうなキーワードだろう」という世間知による鎌掛けが見事はずれたということなんでしょうか。「徹子の部屋」スタッフのリサーチ力を見習え、と。

      んが、ここで面白いのは本当に占いにそう出ている可能性もあるってことです。なんせ数千年の間はぐくまれてきているシステムですから、世間的に良くありがちなことは内包している場合が多いというわけでして。

    さてさてさて。
    福本くんをはじめとする数人(電話を掛けてきたヤツもいた)が面白がって連絡をくれた上記のくだりも無論のこと楽しめたのではありますが、むしろ僕がもっと感心したのはそれまで一切の鎌掛けを無視していたホリエモンこと堀江氏が、小声で「旦那がいるんですよ」「いや、子供もいるんですけど」と楽しげにフォローしていたところだったのでした。
    んー。実にいい人だ。
    放送作家的に考えてもこれ以上のフォローはちょっと考え付かない。真面目になにか言ったとしても角が立つしね。茶化してしまっても同じだし。


    で、さらにさらにもっと面白くて腹を抱えて笑ってしまったのが、その後にあった
    「あんた、鍵を作るといいわよ」
    というサジェスチョンのほうだったのです。

    わかりづらそうだからこれまた図解してみますか。

    応用的コールドリーディングというかなんというか

    つまり

    • 立ち位置としての自分(専門知識はない)を確立する:支点の確定
    • 相手の業界の行く末の大雑把な方向を下調べしておく
    • 手近な話題で、それでいて大雑把な方向にあった意味合いの託宣をする:力点
    • 相手の業界についても当然当たる:作用点
    というわけでして、支点・力点・作用点揃い踏みで内分点というか外分点というか、とにかく距離が離れていればいるほどてこの原理が働いて「なんでこんなことがこの人にわかるんだろう」と吃驚してしまうという寸法なのですな。
    よく考えてみれば取材できる範囲の話なのにも関わらずプレゼンテーションの魔術というヤツですんなりとだまされてしまう。

    これが普通の人だったら、ネット関連の人間(自分)を相手に「鍵を作れ」とかいったら(言われたら)、「あーセキュアなシステムを作るってことを言ってるのかな?」「そういえばベリサインという会社がありましてね…」などと話をあわせてしまいまんまと罠にかかるだろう所をあっさりと躱した、まさにその瞬間のすんごーく物足りなさそうな細木数子の顔が大笑いのポイントだったのでした。
    いやーこれには笑った。

     

    投稿者 KQZ : 12:15 | コメント (411) | トラックバック

    2005年07月16日

    直感的インターフェイスデザインの「直感」って?

    大学でデザイン教育を受けてきた立場から見ると、下手なデザイナーが直感という名のもとにあまり考えもせずにひりだしてきたデザインが許せなかったりします。
    独りよがりの直感だからです。
    そんなこんなで面白そうなことを書いているblogがあるなぁ、ということで反応してみるです。
    しかし今の今は岡村靖幸の逮捕のほうが気がかりではあるのですがまぁそれはそれとしまして。

    さて、shi3zさん

    良いデザインというのは「直感的」であるものだと思います。

    「直感的」とは、人間が経験してきた様々な経験の蓄積から、あるパターンを見た時に瞬時にその結果が予想でき、またそれが実際にそのように作動するということです。

    とおっしゃり、中嶋さんのblogではもう少し詳しく、
    人間は、物が重力によって下に落ちるとか、丸いものはころがるとか、
    沸騰してる液体は触ると熱いとか、細い糸はもつれるとか、
    薄いものは破れやすいとか、重心の高いものは倒れやすいとか、
    冷たいものはぬるくなるとか、息をしないと苦しいとか、
    つぶつぶは拾えるとか、炎は上に燃え広がるとか、
    だるまはなかなか倒れないとか、
    積み木は揺れると崩れるとか、氷の上はすべるとか、
    水に濡れると冷たいとか、遠くの音は遅れて小さく聞こえるとか、
    腕はある角度以上曲がらないとか、固いものは落ちたら壊れるとか、
    ドミノ倒しの原理とか、空洞のものは水に浮くとか、
    尖ったものに触ると痛いとか、ねじったものは戻るとか、
    細いものを立てると倒れるとか、重いものはなかなか止まらないとか、

    そういった物理現象に対する基本的な感覚を、誰に教わるともなく、
    幼少のころまでに完璧に学ぶ。さらに、視覚的な情報だけしかなくても、
    このような物理現象が起きることを予想し、
    それに非常に速く反応することができる。

    とそれぞれおっしゃっていますが、以下はそれらについての雑感になります。
    といいますかカンタンに言ってしまっている「直感」は誰の「直感」なのか、ということを考えるとなかなかに奥深いと思うのですよ。

    例えば人間と比べて10の100乗くらい大きな生物がいたとしたら、窒素ベースの生物がいたとしたら、その直感はきっとわれわれのものとまったく違うだろうに… とかですね。
    そんなSFまがいのことを持ち出すまでもなく、(前にも書いた覚えもありますが)おそらく文化圏が異なるだけでずいぶんと「直感」で認識される幅が違うはずなのですから。

    ここで話がちょっと飛びます。

    さて、大量の情報を操作するときに一番直感的に動かしやすいのは、現状では本のメタファーであることは疑いようがありません。少なくとも僕にとっては、です。
    Webサイトでタブを使っているところなどを見ても、いわゆる一般的に「使いやすい」といわれている情報操作系のインターフェイスデザインは本のデザインシステムを踏襲しているはずです。

    もう少し例をあげてみると、 「←」 「→」 とアイコンが並んであれば普通は 「戻る」 「進む」 と読み取るでしょう。
    でもなんででしょうかね?

    この例であげたように、情報の流れや時間の流れが左から右であらわされることが多いのは、人類に右利きが多いことと関係がないとは思えません。直線を引くときには骨格的に左から右へと引いてしまう、そのベクトルが関与している方が多いのではと思うのです。ページをめくる動作もそうでしょう。(魚や動物を書くときにはなんとなく左を向けてしまう、というわけですな)

    んで話を戻します。

    ことインターフェイスデザインに関して言えば、物理現象というよりは動物である人間の種としての規定、文化的な規定に関係しているのではないか、と思っているのです。

    もちろん、いわゆる「常識」を紡ぎだすにいたるのには、さまざまな物理現象を目の当たりにしてきた経験の積み重ねが必要であることには異論はないのですが、僕ら制作者サイドの立場からしてみればむしろその物理現象を捉えるフィルターであるところの人間の動物としての枠組みの方に大きく関係していると考えねばならないのではと思うのです。
    幅ったい書き方で繰り返すと、上で「物理現象」と書かれているものは「人間という動物種のうち特定の個人およびその属するグループが認知できる範囲の物理現象」でしかないということです。
    なんとなれば、色弱の方の例を挙げるまでもなく可視光線の波長範囲だって聴覚可聴範囲だって個々人でかなり違います。誰でも80歳を過ぎれば歩いていける範囲も狭まりますしマウスの可動スピードもクリックスピードも動体視力も変わってきます。右利きと左利きとでは平均余命も違うという統計もでていることですし、同じ物理現象から受け取る情報にしてもそれなりの差があるでしょう。

    こういった差異があるにもかかわらず、下手なデザイナーは自らの規定するフィルターで通過させて理解した「my常識」に過ぎないものを疑いもせず「物理的事実」だと考えてしまい、子供やお年寄りや身体障害者やとりもなおさず多くのバラエティあふれる消費者にとって使いづらいデザインを作ってしまうわけです。
    もっとも、文字を右から左に書く言語体系を持つ人々がどのような「常識」で世界を捉えているのかなどはちょっと僕には想像つかないので教えていただきたいのではありますが。

    さてさて。
    これら云わば「文化的・属個人的常識」であっても「物理的事実」と密接に関係していることも理解しています。

    例えば、言語学的に上下方向の高さの度合い=高低を表す言葉と温度の度合い=高低を表す言葉が同じことが多いのは比重が関係しているのかもしれません。
    またその中間としては、グラフなどを描くときに下から上に行くにしたがって数が多くなっていくのは「成長」というタイムスケールのちょっと長い生物的動作の表れかもしれませんし、純粋に結晶というか析出していくときに物の嵩が増えていく際、鍾乳洞のようなものが下敷きとしてあったのかも知れません。


    (ここでなんだか話が飛びすぎていることに気づいた自分がいる)

    翻って。
    ではなぜゲームのインタフェイスが「よくできている」と評されることが多いのかということを考えてみたりして。

    これについてはいまさらカイヨワなんぞを引くつもりもありませんが、恐らくは「ゲームはそれ自体やりたくてやっている動作だから」ではないかと睨んでいるのです。インターフェイスと内容が密にリンクしているという意味です。

    一方で、電話を使うときや炊飯器のスイッチを入れる操作をするときには、「喋りたい」「米を炊きたい」が主にやりたい動作であり、「ボタンをプッシュしたい」と切望している人はまずもっていないでしょう。本質的に内容とリンクしてないですし。

    ここら辺の話は20代前半の頃、同じ建築を学ぶ学生でありCLUBKING周辺にいて親しかった鄭秀和くんとデザインやら音楽やらについて熱く青く話していたのですが、鄭君はその思いを10年以上持ち続け、いまではatehakaとかamadanaといったデザイン家電をも手がけている気鋭のデザイナーとなっています。
    ですからリモコンや炊飯器を出してきたときには思わずにやりとした次第。
    彼はきっと「計算なんかよりボタンをたたいているだけで無性に楽しくなる電卓」を作りたかったデザイナーなのでしょう。TIにもきっといたと思うけどもね。
     →atehakaの家電など
     →amadanaのキッチン用品など

    こう考えていくと、クルマやバイクのデザインに素晴らしいものが多く散見されるというのには、ゲームと同じく「操作するだけで楽しい」というそれ自体の性質が関係しているのかもしれませんね。Macintoshのファインダーもそうかもしれませんが。

    雑感1
    そういえば数年前に小西康陽さんの個人事務所のサイトデザイン用にNendographixxxのANIさんとモリサワジュンさんと組んで「平面的なタブ構成による情報切り替えではなく画面の奥へ奥へと進んでいくデザイン」というのを考えて出したことがありますが、あまりに斬新過ぎたからかボツを食らったこともありましたっけ。あまりに逸脱しすぎてもダメってことですな。
    雑感2
    先週だかに中嶋さんに「気持ちよく幾何の操作ができるインターフェイスがDSでできないか」とか話しましたが、同じようなことを考えているやつらがPalo Altoにいやがりました。→http://www.tactiva.com/ かっちょいー。まさに操作するだけで楽しそう。10年以上前にHyperCardでしこしこと作っていたものを引っ張り出したくなってきましたわさ。

    投稿者 KQZ : 12:28 | コメント (975) | トラックバック

    2005年06月21日

    本の選定などしてみたり

    とりあえずネタ備忘録。

    専門学校は基本的に実学志向なので(違うの? よく知らないんだけど)ガシガシの理論なんかよりHow Toの方がいいような気もするのではありますが、少なくとも基本のキくらいは押さえておかないと会話にすらならないのではないか、ということで関連の授業用の底本をピックアップしてみたりして。

    しかし悩みどころなのはどのくらいのレベルのものならいいのか、という点。
    恐らくスタニスラフスキイシステムとかは意味ないのかなぁ、とかいうのはうっすらと判ってはいるのだが…。「読んどけ」だけじゃすまなそうだし(つか危険か)ちゃんとやってったら一年かかりそうだし。
    はてさてどこら辺を基準にしていいのやら良く判らんですたい。


    まずは定番の「アイデアのつくり方」か。
    おまじない代わりというか気休めの意味でもこれくらいは押さえておかないとアレですか。

    実学というか評価システムとしてだったら「ハリウッド・リライティング・バイブル」あたりはとりあえず押さえておいてもらうか。良しにつけ悪しきにつけ「商売になる」ためのひとつの目線ではあるし。
    別にこちとらアーティスト育てるわけじゃないわけではないのです、と言うことで。それに特別講師だし。

    個人的には「物語の作り方―ガルシア=マルケスのシナリオ教室」あたりも押さえておきたかったりするけど、ちょっと冗長なところがあるしおいておくか。

    あと判りやすいところでいうと、大塚英志著「物語の体操―みるみる小説が書ける6つのレッスン」とかか…。
    毀誉褒貶の激しい作者さんのようですが(会ったことないから真偽のほどは知らないけど)、これも浅く読むとかぁるく誤解してしまいそうだしちょっと心配。

    んでカード式のシナリオ展開システムとかいうんだったら、むしろ易経とかタロットカードとかの各配置による意味の生成システムをしっかり読み込んだ方がずっと勉強になると思うし。(ちなみに占いなんてする必要は皆無。読みこむだけでO.K. なにせ数千年もの間、人の世の森羅万象を限られたビット数の中に読み出だそうとしてきた強固なシステムなのだ。行きつ戻りつ流れ縷々たゆたう意味の駆け引きはよーく読んでいくだけでも面白いわけで)
    タロット関係だったら「ユングとタロット―元型の旅」くらいかな? ちょっと高いか。あまりやりすぎると本末転倒になっちゃうしにぃ。(昔話や世界の神話の元型とかいう領域に迷い込むと楽しすぎるので帰って来れなくなりそう)

    それと「キャラクター塾」とか「劇画村塾」で有名な小池一夫さんの「キャラクターはこう活かす!―スーパーキャラクターを創ろう」も押さえてはおきたいけれど、同じように誤解されがちですしにぃ。
    裸の女が銀座の町を歩いている…」とか前知識も無くいきなり読んだらビックリするだろうけど、それもまた見てみたい気もしたりして。

    ま、思いつくままにこんなとこかな。
    テキトーに追記していこうっと。

       

    投稿者 KQZ : 19:19 | コメント (195) | トラックバック

    2005年04月19日

    アスペクト比の不思議

    このエントリーの続き。

    任天堂サイトにムービーがあったのでリンク。
    ここここ

    おそらく立っているシーンはNTSC→HDで、横になっているシーンはHD→NTSCなんだろう。
    お手篇」30秒バージョンの17秒目以降とかはHD→NTSCだね、たぶん。
    しかしその直前の風呂に入ってるシーンはどうやって撮ったんだろう。両腕はHD→NTSCで、顔はNTSC→HDで変換しているらしい。
    不思議だ。不思議すぎる。



    ちなみにアスペクト比についてはこちら。 →IT用語辞典e-Words:アスペクト比とは

    投稿者 KQZ : 17:35 | コメント (1) | トラックバック

    2005年04月02日

    ネット広告黎明期のお話 〜へなちょこプロジェクト×

    そういえば一昨日だかの夜、常盤響さん、工藤ちゃん@東京Topless、カトリーヌの4人で四ツ谷で仕事絡みの打ち合わせで飲んでいたのだった。
    新しいサービスマークのデザイン案件の打ち合わせの方は順調に進み「mixiはリハビリっぽいね」とか高尚なるエロ話とかいう話を挟みつつ話題は次第にインターネット黎明期の話題になっていった。

    今を去ること10年前。(ん? そんなに前か??)
    今では信じられないことなのだが、当時ウェブに広告を出すことなんて誰も思いもしなかったのだ。
    というか当時は某広告代理店に務めていたのでシステム開発室の室長にIIJの専回線を引いてもらおうと直訴した所、「そんなもんで金が稼げると思ってるのか!」と一蹴されてしまった、という太古の昔のお話さな。
    「俺とお前の勝負だ!」とか指を突きつけられたりね。異常な世界だ。

    結局、別名の予算を取ってそこで月40万だかの64K専用回線を引いたんだったっけかなぁ。当時は公開企業じゃなかったから適当にそんなことをやっていたもんだわさ。
    時効時効。

    まずこういった新しい媒体にはまず「ひとつ」だけでいいので金額が発生しないと無理だ、と大きく主張したのが僕だったのだ。「この紙っぺらはアメリカ政府が金に兌換してくれる」というイメージがあったればこそドルは流通の度合いを広めたってことですわよ。

    その『信用』という支点をどこに置くかという事について当時は新聞局にいて後にCCIに社長として出向したFくんとの間には見解の相違がかなりあった。
    正統派たる彼は全国紙新聞メディアのWeb媒体にナショナルスポンサーの広告を載せるという真っ当な主張をしたのだが、そんな時間は待てないという僕。
    いかに某新聞社のサイトに広告バナーを載せようと努力しようとも、企業側の担当者にも代理店内部の企業担当営業にも理解を得ることは真に難しく、年間のバジェットで貰っている広告費の中から適当にお金を都合して体裁をそろえようともがいていた、というのが真実の姿だった。
    しかしそんなものが実態経済の権化としてのマーケティングの世界で通用する筈もないので、「ネット広告は本当に効果がある!」という媒体者にも広告主にもユーザーにも、全ての関与者にWin-Win-Winな関係(懐かしいワーディングだこと)を構築できるのは… と考えに考えて2秒で目をつけた媒体が東京Toplessだったのだ。

    東京Topless主催の工藤ちゃんとは、当時無理やり組んだ週刊SPA!のインターネット特集でも取材しており懇意でもあったので話はとんとん拍子に進んでいった。
    そして栄えある日本初のインターネット媒体の広告主候補は、某包茎手術専門美容医療医院だった。
    互いにWin-Win-WInとバイブレーター並の三重奏だということは誰にもお分かりだろうて。

    さて、担当の営業からもお得意先からも「面白い」と了承を得て、アニメーションGIFバナーも受け皿になるページも手作りして、いざ公開…  という段になっていきなりストップしてしまった。
    話を聞くと、お得意先が主催したゴルフコンペで担当営業が集計用のExcelファイルを誤操作してしまいデータがすっ飛んだとかで出入り禁止になってしまったのだとか。つくづくマンガチックな展開で泣けてくる。
    包茎手術前、手術後の写真をスキャンしてページを作った努力も、それらを無修整でネットに上げる可否を弁護士に相談した努力も、すべてゴルフ場でのパソコンの誤操作で水の泡になってしまったという次第。

    こんな嘘のようなホントのどたばた騒ぎがあり、日本初のリアルな(実業に則した)Web広告という冠は包茎手術の広告では無くなったのだった。
    今から考えればそれはそれで良かったのかもしれないケド。

    その後、色々とネット周辺ビジネスが騒がしくなり、ビットバレーだとかいったよく分からないうわべだけの熱狂に距離を感じ、とどめには可愛がっていた後輩の変節を期にネットのビジネスゲームからは遠ざかったのだった。
    ちょうど広告代理店に入社した折りに表向き休止していたライター稼業や放送作家業、ゲーム制作などを会社が「アーティスト契約」という名の元にオフィシャルな作業として認めてくれたのでそちらに重点を置いたり、2002年WCの誘致キャンペーンチームに組み込まれたりと忙しかったしね。自殺した某半島系代議士に「情報教えろ」と食事に誘われたり盗聴されたりと不思議な経験も出来たし。

    同じようにネットバブルの喧騒に疑問を抱いていたDigital Magic Lab創設者の吉川くんはシリコンバレーに渡り、今ではIPインフュージョン社を率いており、また東京で仲良く飲んだりしている。件の後輩もどんな葛藤があったのかは知らないが元の会社に戻ったようだ。
    時代は巡り、立場は変わる。信頼できる友人は変わらない。いやそうありたい。

    なんてとを10年来の古株ネットバカ達と飲みながら思い出してうひゃうひゃと飲んでいた春の夜だったのだ。

    投稿者 KQZ : 01:51 | コメント (141) | トラックバック

    2005年04月01日

    言葉にならない気持ちとメタな言葉

    テレビCFの話。(なんか長井秀和みたいな書き出しだなー)

    なんだか気になるCFがときどきある。
    今は「レモン青汁」がそれだ。
    サイトで確認すると「早く飲みたい篇」というやつらしい。
    http://www.greenhouse-e.com/cm.html

    なにが気になるのかというと概略を説明せねばなるまい。
    財前直美扮する女性上司が部下を送り出しつつ青汁を飲もうとしている。
    飲む寸前になると部下が挨拶をしていくのでなかなか飲めない。
    「頼むよ飲ませてくださいよ」というのがオチなのだが、
    気になって仕方がないのがその後の部下の男の表情なのだ。

    姉に対する弟のような、じゃれついているというか、小バカにしているというか、なんとも薄気味の悪い、それでいて嫌味の感じられない微妙な表情をしているのだ。

    元々CFを作る側に長いこといたので、この微妙さ加減をどう演出して、どう演技指導したのか、とてもとても気になってしまうのだ。
    その前にどう思いついたのだろうか。
    現場で色々とやらせてみて編集室であーだこーだとセレクトして… というのが考えられる線だとは思うのだが、こういう引っかかり方というのはしてやられた感が非常に強い。
    2〜3年前のアイフルのお姉さんの絶妙な非・美人加減(not美人、というわけではないのであえて「不美人」という使用されがちなワーディングを忌避しております)もCF制作者連中の間では「あー、そこ来たぁ? してやられた…」と話題になっていたが、それに近い感覚なのだ。

    数行前に自分で書いた「なんとも薄気味の悪い」居心地の悪さというのは、言葉にすることができない表情を見せつけられたときに自分の脳内で把握する(mappingしてある)場所がないからなのだと、ふと、思った。

      (そしてこの読点の微妙な打ち方は読者に対する微妙さを体感してもらおうと思ってわざと普通と違ったうち方をしているわけです。なんかメタな解説でやだなー。構造化したいよね、こういうのって。javaで折りたたむか?)


    さて、ちょっと話を変えてみる。

    MMORPGなどでは感情表現のコマンドが用意されていることが多い。
    emoteコマンドといわれるやつだ。
    /wave と打ち込むとキャラクターが手を振ったりするのが一般的だが、近頃は非常に豊富なエモートコマンドが用意されていることが多く、同じ笑うでも /smile だけではなく /cackle(甲高く笑う) /chuckle(含み笑い) /giggle(忍び笑いをする) /snicker(ほくそえむ) などがあったりもする。中には /violin などでバイオリンを弾くまねをしたりするのだ。どういうところで使うのかはよくわからんが。

    これらはゲーム開発者が意図して作った感情表現であり、プレイヤーはそれらを「コマンド」として動きとその意味するところを一旦認識・把握してから、そのときの自分の感情にあわせて「コマンド」をコマンド群から選択し、分身であるキャラクターに「コマンド」を打ち込んで感情を表現しているのだ。

    もったいぶった書き方に見えるかもしれないが注意して欲しい。
    逆にいえば、用意された範囲でしか感情表現ができない(ように見える)ということなのだな。

      (ように見える、と書いたのは、開発者側が意図していない使い方をしてプレイヤー側が勝手に遊ぶことも多いからなのだな。エモートコマンドを続けて打ちこんだりしてあたかもラジオ体操をしているように見せたりもできるしぃ)


    話を元に戻す。

    僕らは言葉に規定された枠の中で感情を表現してはいないだろうか。
    言葉にならない気持ちは「元々から無かったもの」として扱われてはいないだろうか。

    よく「アメリカ英語には肩こりという言葉がないからアメリカ人は肩が凝らない」と言われる。
    その対極(対偶の真)には『言霊』という「言葉を発することにより実効を伴う」という考え方も存在する。


    さて。
    話をまたもすっ飛ばす。

    こうしてblogを書いている僕はというと、HTMLの記述の範囲内で自分の現したい言葉の置き方を模索しつつ打ち込んでいる。(たとえばULタグを使ってちょっとインテンドさせたりね)
    本当は「打ち込む」という言葉ではなく「Design」という言葉に近しいはずなのだが、それはまた別のお話。

    HTMLに対してXMLという言語体系があるが(cssでもいいけど)、タグ自身のあり方を記述していくように、エモートコマンドも自分でキャラクターの動きを細かく記述しておくことも可能になるのかもしれない。(いや技術的には今すぐにでも可能だが面倒くささとのトレードオフからして無理)
    仲間内だけでの符牒をつくりそれを使うことによる親近感の増大や情報伝達速度および強度の飛躍的な増大は広く知られるところだが、新しい体系による言葉の発明にはそういった可能性がいつでも潜んでいるのではあるまいか。


    さて、話が元に戻る時間だ。(眠いからなのだが)

    しかししかし。
    「言葉」自身をも記述していくことはいつでも誰にとってでも可能なことなんだろうか。

    文字本来の意味を無視した使われ方としてのAA(アスキーアート)というものは古くから存在する。
    「七瀬再び」で筒井康隆がやったタイポグラフィーの遊び方や、見立てという形であればネット以前からもあるし、表意文字の成り立ちからすれば(近くは国字とかもね)それこそ数千年前から存在する、いわば人間の本性にその機能はあると言えるだろう。

      (しかしamazonは便利だのぉ。本やCDの画像を取れるだけでなく残像に口紅をの抄訳とか自分で書かなくてもリンクを踏めば分かってもらえるわけで。ここら辺もアレかな。↓以下続く)

    新しい定義の発明、もしくはそのものに対して意図されていなかった新しい使い方を発明することによる感覚の拡張(enhanced)がクリエイティブのひとつの柱なのかもしれない。(少なくとも僕にはそう思える)
    そしてそれは動物ならぬ人間が人間たる所以なのかと。
    テレビ番組の世界でもそう。別にタレント同士が自腹で豪勢な食事を奢ろう奢るまいがが、冷静に考えてみればそんなものはどうでもいいことなのだが、結果的にくだらんじゃんけん程度のミニゲームでも視聴者の目は確実に止まってしまう。これも一つの視聴態度への拡張の働きかけだろう。こんなテレビのあり方を発明したヤツはエライ。NG集だけで番組一本作った最初のヤツもエライ。どれも30年前にはだれも考えつかなかったシステムだからだ。
    こうやって考えていけばネットとラジオの融合番組のシステムにしたって、いくつかの雛形はぽんぽこぽんぽんと出てくるって寸法だ。まだ誰も成功してはいないみたいだけどやりはじめりゃすぐだろうて。CLUBKING.COMの初代おしかけ編集長をやっていた時に桑原茂一さんに「Just 10 click journey」という企画を出したことがあるが、ちょうどあんな感じ。Talentedなクリエイターが同じサイトから10クリックだけの短い旅をする、すると人それぞれ全く違う所にたどり着く、たったそれだけでも話ながらやっていると面白くて仕方がないのだ。ま、当時はネット使ってる人口が今の100分の1だったから企画は結実しなかったけれども。
    大体さぁ、ラジオが移動体向けだってこと忘れてるヤツが大過ぎないかぃ…(以下略)



    しかし朝の時間に見かけるCMの一秒にも満たない微妙な表情に引っかかってしまいココまで長文を書いてしまったのはちょっとやるせないのではあるが。
    しかしてその実態はというと、このエントリーはコメンドクサイ長文(しかもオチも感慨もなし)を書くことによって読者数を減らそうという作者の意図でもあるのだな。

    ま、上述したとおりに意図は外すものでつまるところ読み方は色々あるので、上の一文を取り上げて「格闘ゲームのガードキャンセルなんてのも製作者の意図とはずした使い方で近いよねん」とか「つくりこまれた破綻という視点という意味ではゲームの裏技って後期のものはイースターエッグでもなく純粋に楽しみとして作ってたよね」とか「ほりえもんは商法が記述していたはずの制限を新たに拡張してみせたクリエイターなのだ」なぁんて読み替えることだって不可能ではないのだ。傾奇者つか。
    やはりオチなし。
    ただ言えることってのは、筒井康隆は色々と日本語表現をenhanceしてくれてすごいなー、ってことですか。



    七瀬ふたたび

    七瀬ふたたび

    家族八景

    家族八景

    エディプスの恋人

    エディプスの恋人

    残像に口紅を

    残像に口紅を


    投稿者 KQZ : 00:14 | コメント (185) | トラックバック

    2005年01月27日

    暇な会議も嫌だが

    出番のない会議は憂鬱であるとは言うものの、
    会議中ずーっと喋るだけ喋らされいろいろと知恵授けて来たと思ったら、帰りの飛行機に乗ってる途中で全部ひっくり返されるようなことされて、あわてて呼びつけて「なんで黙ってそんなことする!」と怒ったら
    「だってあらかじめ相談したら否定されるでしょ。だから黙ってやったんです」
    と開き直るラーメン大好き小池さんみたいなプロデューサー部長がいる会社など潰れてしまえ。逆上がりもできないうちに大車輪しようとしてんじゃねーよ。

    …なんていう会議がもし仮に万が一たまさかあったら嫌だなぁ。
    いやあくまでも、仮に、の話だけど。


    さらに役員は若作りのなぎら健一だったりにやけたディレクターは蛇に似てたり営業は海坊主だったり担当プログラマーは左門豊作の一番下の弟と杉作J太郎を足して3で割ったみたいだったりしたらもう目もあてらんない。
    いや確かにその蛇に似たつるっとした男は∪○の有名プレイヤーかもしれませんが「不良プレイヤーとして」という修飾句がついて回っているということについてはどう思われていますか取締役様。

    んで揃いもそろって出席者全員が妙に声がカン高くて、何を言っても「あ、それはですね、ちょうどやろうと前々から企画中でした…」とか嘘八百万盛大に並べて取り繕ったりする会議もやってらんない。

    そのプログラマーがshi3zさんの知り合いだったとしてもちょっと許しがたい。

    いや、あくまでも、仮に、の話なのだが。

    それに比べれば暇な会議は極楽だ、という事。

    投稿者 KQZ : 01:13 | コメント (353) | トラックバック

    2005年01月14日

    404 - Not Found がすげー多い

    1月8日にMovableTypeのシステム変更をしてから5日間で404がすでに一日700くらい返されてる様子。
    むーん。
    別にこちらには実感はないんだけどどことはなく申し訳ない感じ。
    googleのロボットさんに隅々まで再クロールしてもらいたいもんですなぁ…。
    404.html でも作ってサイト内検索窓を付けるか。
    「申し訳ありませんが当blogはURLを大幅変更いたしました。
     心当たりの語句を再度検索してみてください」
    とかとか。

    投稿者 KQZ : 00:19 | コメント (3) | トラックバック

    2005年01月07日

    待ち行列について考えてみた

    ここんとこ昼間つめている仕事場なのだが、どうにも許せないことがあるのだ。
    いや、職場環境としては若い会社だけに風通しはいいし、ミッションがはっきりしているだけに話もスムースでそこらへんは問題は無い。コンビニが近くになかったり駅から登りの坂道で10分かかったり受付嬢がカエルみたいだったりといった事もない。つか受付嬢いないし。
    でもって一つだけ懸念しているのがフロアのトイレの数なのだ。

    ざっと見てワンフロアで250人からの収容人員があるのだが、男子トイレには大小2台ずつの便器しかない。
    サラリーマンの平均昼間うんこ率がいかほどなのかは寡聞にして知らないが、男女比率7割として考えて175、そのうち4割がうんこをするとして70人、一人のうんこタイムを5分と見積もって350分・人。
    一般的に昼休みが12時から13時であることから、人がトイレに集中する時間は12時半からの2時間くらいだろうか。
    そりゃ足りるわけが無いってーの。

    上で懸念と書いたのは「もし(うんこ的に)緊迫した事態に陥ったら…」という危機管理的考察からなのである。
    ほぼ確実に空いていない事を分かっていてそれでもなお便所を探すという、空しくも苦々しいそして逃げることの適わない苦闘を強いられるとは想像するだけでも気が塞いでしまう。日の丸を背負って軍歌でも歌いながら歯を食いしばって我慢するしか方策はない。かもしれない。

    また、大体こういった待ち行列問題の場合1,000人のときに10台で足りた経験則があったからといってその比率のまま200人で2台でオーケーというワケにはいかない。(一応大学は建築学科卒で待ち行列に関係するゲームも作ってたのだがそれはそれとして)
    詳しくは「待ち行列」とか「行列問題」とかでぐぐると吉なのだが、殊このうんこ問題に関して言えば「ユーザー(?)はほぼ並ばない」「我慢してしまう」(=問題が表面化しづらい)「最悪便秘フラグが立ちそれが習慣化すると翌日以降の行列参加傾向が暫時減っていく」などといった難しい問題をはらんでいるのだ。
    たかがうんこ問題といって笑ってはいられない。
    考えてもみてほしい。これはサービス全般についていえることで、一度二度とユーザーの期待を外してしまうと次の汚名挽回の機会すら与えられないという由々しき事態へとつながるのだから。
    トイレなら「もーいつまで経ってもうんこ出来ないからおしっこでいいや」はありえないが、「ゲームできないからテレビでも見よう」「カレー食えないからうどんでいいや」というのは十二分にありえるからだ。うんこの話をしながらカレーを食うなとかいう話題はここでは置いておく。

    また良くある待ち行列問題での解決策としては「窓口を増やす」もしくは「サービス時間を短縮する」というに方向があるわけだが、このうんこ問題の場合には借りビルであるがゆえに窓口の数(便器数)を増やすことができない。つまりサービス時間=個々人のうんこ時間を短くすることしか方策がないと結論付けられる。
    一般に窓口の数を増やすよりサービス時間を短縮した方が効果があると知られていることだし、便所内に「うんこは素早く」と張り紙でもしたほうが良いのではないかと思われる次第である。会社を経営されている社長さん方は一考の価値があると思うのだがいかがだろうか。

    ちなみに待ち行列の基本に関してはココらへんが分かりやすく書いてある様子。
    「サルでもわかる待ち行列」 http://www.objectclub.jp/technicaldoc/monkey/s_wait
    うんこに行く時間が指数分布なのかどうかは知らんけどね。

    投稿者 KQZ : 17:40 | コメント (219) | トラックバック

    2004年12月27日

    PCゲーム周りのネタ備忘録

    ▼USB接続のPC用ゲームパッド

    • ユニークID
    • 接続すると自動的にマッチングサーバに接続
    • 課金決裁も対応
    • ゲームアプリ等は都度ダウンロード。ミニアプリくらいならパッド内のメモリに入れとけ。
    • 全個人情報はユニークIDによりサーバ上でハンドリング。あぁ、パッド内のメモリでもいいか。
    • 販売価格3,000円程度でできるのか? > やっさんに聞いてみよ-
    • WebMoneyなどのコード入力をしやすくデザインしておくこと。


    ▼なぜゲームパッドなのか?

    • 入力デバイスの違い。キーボードとゲームパッドでは心理的没入のスピードと深さに大きな差がある。じっくりやるMMORPGなんかは部屋でやってもらうとして、対戦ゲームなんかはパッドだよなぁ。
    • PCがリビングルームに進出してきた場合、現行のキーボードは見た目からして似合わない。 →別途キーボードデザインも考えるか
    • マイク入力はどうなんだろか? まだ心理的障害が大きいよな。うるさいし。


    てな事を考えていたりするので備忘録がわりにアップ。

    投稿者 KQZ : 16:49 | コメント (7) | トラックバック

    2004年11月17日

    ある秋の日の出来事

    しばらくはゆっくりとしようと思っていたらば朝九時から某所に呼ばれてふにふに。久しぶりに外国人の話を聞く。アメリカ人の英語はわかりやすいのぉ。

    自転車で赤坂方面へ移動。途中日本財団のビルの中にあるスワンベーカリーでさくっと昼飯をとり、昼過ぎにI&Pに到着。
    この後3時に六本木で打ち合わせがあるのだがちょっと早かったので切込隊長ひげいとうとだべって時間をつぶす。いや仕事の話ももちろんしたんだけどもさ。

    「無知と貧乏は消極的な犯罪だ」と緑色の人がのたまえば、隣で髭の男がうなだれるという楽しい見世物を堪能していると3時近くになってしまいあらあらと退席する。
    しかしその後10分たらずでこんな長文のエントリーをあげているとはさすがは童貞社長だ。

    さてさて次の打ち合わせ。
    六本木駅近くの某店舗がオーナーの慶事により盛業ながらも発展的解散をするというので、独立を考えている友人のバーテンダーくんと見に行くことにしたのだ。
    立地条件もいいし、なによりオーナーさんがいい人そうだ。非常に気に入ったので99パーセント以上の確率でここで店をやることになりそうな。もちろん出資もすることになるわけで、これまで単なる酒好き・美味しいもの好きだったのだがお店の経営みたいなこともやることになるのは進化というか退化というかなんというか。

    家に帰ってうだうだと書き物。
    夕方、きんときさんが出先から「カマロンカマロン」とうるさく言うので神谷町のスペインバル・カマロンに予約をする。
    このところ大人気店になってしまったので予約がとりづらかったのだが早めの時間だったからすべりこみセーフ。席に座ると次々にお客さんが来ては玉砕していく。やはり人気店になっちゃったんだにぃ。

    まずはカマロンセット。すっきり辛口のシェリー「ラ・ヒナータ」と塩茹での小海老がよくあうのだ。
    ほうれん草のオムレツは以前より少しオムレツっぽくなっている。前のはほうれん草の塊だったものね。相変わらずうまい。
    炭焼き赤ピーマンの詰め物はリコッタチーズだけでなく木の実も入るようになったようだ。んまい。
    お奨めだという北海ダコを使ったじゃがいもとのオーブン焼きは白ワインにあいそうなのでハーフボトルで頼んでみる。
    サロマ湖の牡蠣のオリーブオイル煮がすこぶる旨い。なんでもしょっつるに似たスペインの調味料に牡蠣を漬け込み、それをニンニクとハーブのペーストとともにたっぷりのオリーブオイルとともに煮込んだのだという。パンに浸して食べると幸せそのもの。ということでパンをお代わりしてもらい皿を洗う必要もないくらいにはぐはぐと食べつくす。
    最後はモルシージャの土鍋炊き込みご飯で締める。モルシージャというのは豚の血の腸詰めのことで、レバーに似た味わい深さがたまらなく旨いのだ。いや、さっきから「旨いうまい」と書いてはいるが、スペイン料理の奥深さを知ったのがほぼココが入口なので語意が少ないだけなのだな。(10年近く前に外苑前の某店で講談社の北村周さんに連れて行ってもらったのがお気に入りだったのだが、店が移転してしまってから大して感心しなくなってしまったのだ。移転前には逢坂剛さんとも何度かお会いしたものだったのだが)
    土鍋ご飯には軽めの赤をグラスで戴く。
    最後にカモミールティーとエスプレッソで大満足。飲み終わったエスプレッソのカップにスペインのグラッパ「オルホ」を注いでもらいくいっと飲み干す。ぷはー。胃の腑が落ち着きますのぉ。
    色々と話をしていると、来週火曜日の逗子獣肉ツアーに須釜さんが参加したいとのこと。
    なんだか濃いいメンツになりそうですが、楽しいのでこれもまたよし。

    投稿者 KQZ : 22:33 | コメント (173) | トラックバック

    2004年10月12日

    やっと落ち着いたのでちょっと整理

    ここ2週間がとこ京都‐東京‐福岡といった具合に2日しか東京にいられなかったため、あまり身の回りの整理しておりませんでした。というかその前の週には韓国に行ってたんだっけか。
    何かとせわしなかったこともあり、特にblog周りはなーんにもしてなかったわけでして、ここらでちょっとまとめてみましょうか。

    まずは10月3日のエントリーで懸念していた通り、「情熱大陸」で放送されたらその晩のうちに「御近所和食:赤坂 菊乃井」のページが1,000アクセスを超えてました。
    結構テレビを見てからネットで検索する人がいるってことなんすね。


    それと、トラックバックをいただきました。
    「理系男がなぜもてないか」というshi3zさんのblogに反応して書いたエントリーにいただいたのですが、元々もてる/もてないというのはshi3zさんの十八番なのですよね。
    ただボクは「勘違い理系女子」と「勘違いさせてしまう理系男子」の関係がどーにも見てらんないというだけなのです。合コンにおけるスチュワーデスの傍若無人ぶりと同じくらいに。
    トラックバックをいただいたMamixさんは女子大の理系だったそうですが、ゲルマニウム温泉を例に引いたのには他意はまったくありませんので。念のため。


    それから、ネットゲーム運営についてつぶやいてみたエントリーに関してもshi3zさんからトラックバックをいただきました。

    http://blog.livedoor.jp/shi3z/archives/7838342.html


    たとえばKQZさんは、ユーザの不満の表現手段ををメールやWeb上のフォームに頼るべきでなく、それよりはむしろゲーム内のキャラクターがユーザから直接小さな不満を聞きだすべきだ、というような主張をされています。

    これはそのまんま小売業を含めたエンドユーザ向け商売の全てに当てはまるのではないかと思います。


    (中略)


    「アンケートを書いてもらう」という観測手段によっておのずと「アンケートを書くような熱心な顧客だけから意見をもらう」ということになります。

    これは確かにその通りなのですが、広告代理店にいた経験上こういった人の行動が自らの認知に及ぼす作用(変な言い方だなー)を逆手に取ることもできたりします。
    たとえば商品の新発売や てこ入れ などの場合など、商品名称の認知をあげるためのキャンペーンではわざとコミュニケーションルートとはちょっと別のルートでリターンをもらうようにデザインすることが多いのですね。(もちろんリターンは貰いやすく)
    そうすると一旦編集作業が入りますから、「えーっと、ほれ、あの。あれ、なんだっけかなー。そうそう…」という具合に商品名・サービス名を想起する際に記憶が強化されるということですね。

    逆にネットゲームなどの場合、大抵のユーザーからのリアクションは苦情や不満である事が多いのです。それを芽のうちにすくい上げることができれば好印象のうちに収拾がつくでしょうが、逆は倍返しがまっています。
    大抵の人は別のコミュニケーションルートに移動することをめんどくさがりますので「ま、いいか」と流す方向に向かいます。しかしそれが度重なると運営サイドに対する諦めや不信感へとつながるというわけです。
    また別のコミュニケーションルートへ移動する事をいとわないユーザーさんのことを考えてみても、まだまだ些細な不満の段階であっても、わざわざメーラーを立ち上げて整理して考えてみると「なんでオレはかね払ってるユーザーなのにこんな面倒っちいことしなきゃならんねん?」などとむかっ腹が立ってくる場合も往々にあるでしょう。強度が増してしまうわけですね。
    #これ以上はごくごくニッチは分野に立ち入るのでやめ

    続けて、

    まあ一番簡単なのは、プロデューサー自らが遊んでみて感じた不満をとりあえずは全て解消してみることです。

    くはぁっ。看過されてましたか。
    実際に担当していたMMORPGでやりましたが、仕事中の待ち時間や家に帰って寝る前などの空いた時間に、全種族・全職業でレベル20〜30くらいまで必死に育ててみて、そこから初めて見えてくるものもあるってこってす。
    延べで数百人からのユーザーとグループを組んで遊んでいると、おのずから「あーなんだよこの●●って。もうちょっと△△にならねーのかなぁ」とかいったぼやきが聞こえてくるわけです。水戸黄門かよ>俺

    ただし、遊んでみるプロデューサー側にもちょいとしたコツがいるんですね。
    前に「小津安二郎の映画を見るときにビデオではダメ。なぜならリモコンがあることを知っているから」と書いたとおり、プロデューサーはどうしても一般ユーザーの視点を忘れがちになってしまうからなのです。
    数十時間間隔でPOPする強いモンスターや、数ヶ月もの時間を掛けて完成させたクエストでもらえる武器のありがたみを「あぁ、テストサーバーではコマンド一発で湧かせられるし」とかとか頭の片隅でどーーーしても考えてしまいがちなのですから。それを忘れる自制心は少なくとも必要です。ゲームマスターを面接するときにもその視点がないと変な事故がおきてしまいがちです。幸いな事に僕の担当したMMORPGではそういったことはありませんでしたが。(つかそれが普通なのだがな)

    ま、これ以上はエントリーのタイトルと関係なくなってしまうから別の機会に書きましょうかね、っと。

    投稿者 KQZ : 08:08 | コメント (136) | トラックバック

    2004年10月08日

    昨日今日に話していた内容

    どこで誰を相手にどんな文脈だかは内緒ではあるのだが忘備録。


    • ネットゲームは「運営」「プロモーション」「開発」の三本の柱と「課金」「サーバ管理」「カスタマーフロント」…などの土台とで成り立っている。
    • ユーザーに一番近いのはいうまでもなく「運営」であり、サービスの基本となる。(絶対条件として上の項でいうところの土台部分が最重要であることはこの場合置いておく。ココがダメならサービスしてはいけないくらいだからだ)
    • 三本の柱のどれかが強ければ一定の成功を見るだろうが(特にプロモーション)、全ての柱があってこそというのはいうまでもない。
    • これら三本の柱からなるトライアングルから外は全てユーザーのものであり、ユーザー同士のコミュニティを潰すような運営陣・プロモーション陣は物事を分かっていない。攻略情報が載っていたファンサイトを潰す、などといった行為は焚書坑儒の時代じゃないのだから愚の骨頂である。ユーザーからの不信感を強めるだけ。
    • むしろそれらがあった上でも楽しめるような事(運営マターで解決する事もあるだろし、開発マターの事もある。プロモとの連動もあるし)を考える方向にリソースをかけるべき。
    • ユーザーの不満はそのままの形ですくい上げられるように最大限の努力をする。メールやWebのForm投稿などではユーザーの姿勢(*1)が変わってしまい、本来は改善の手がかりとなるはずの些細なレベルでの不満やアイデアを「ま、いっか」と諦めさせてしまうからである。
    • 三回の諦めが続けばそれは次第に不安、そして不満へと暗く重く変化していき問題を更に悪化させるであろう。一旦大きくなった不満は連鎖する。
    • なるべくキーボードから手を離さずに、目線も動かさずに、座る姿勢も変えずに、ゲームを一緒にやっている友達と喋る感覚で(*2)「軽い不満」レベルの段階ですくい取り、それを早い段階でフィードバックできるように仕組めば「軽い不満」は逆に「お、なかなか対応早いじゃん」という正の方向に動いていくであろう。
    • 開発チームはユーザーの生の気持ちから一番遠く離れている。開発チームこそ一般ユーザーと交わって遊んでみるべきだが、少なくとも運営チームとの連絡を密に取らねばならない。
    (中略)

    • 愛ある運営サイドはよいチームになる可能性を十二分に持ちえているが、えてしてユーザー至上主義の呪縛に陥りがちである。
    • ある程度育ってきた運営メンバー(シニアゲームマスターレベル)には「ネットゲームの目的は、究極的には運営会社の利益を追求することにある」という禅問答にも似た命題を与え、自らなぜそうなのかという事を気づかせることが大切である。(*3)
    • なんとなればユーザーが希求して止まないのは「サービスの永続性」であり、その根本として運営会社の利益があるかたなのだ。ここを自らが理解しえれば、多くの運営面での悩みは雲散霧消する。
    • しかし、そのレベルに達していない運営メンバーには前述の命題を耳に入れてしまうのは危険である。愛のある運営メンバーであればプロデューサーチームを信用しなくなるであろうし、それ以前の段階のメンバーであればユーザーをないがしろにしてしまうからである。

    (後略)


    ん〜。
    しかしどうでもいいような事ばかり話してたんだなぁ。
    あ、それから明日から九州に行くのでしばらく更新しないような薬罐。
    帰ってきたら手直し必至。



    註*1
    ここらへん参照

     ハガキもしくはファックスというのはラジオ/テレビを視聴している姿勢から、

     いったん書くという姿勢にチェンジしなければならないわけで、

     その際に人間というものは自然と編集作業をするものなのだ。

      ま、重心がかかとより(=視聴)姿勢からつま先より(=参加)姿勢へと移動する時に

      なんらかの編集をしてしまうのが人間なのかもしれない、なんていう言い方もできるのだが。

    デバイスによって関係も内容もどうしたって変化する ということね。

    註*2
    なにぃ? 「開発が協力してくれないからそんなシステム出来ないよ」だとぉ? 空いてるPCで「目安箱」とか「感想君」とでも名付けたキャラ作ってそいつに喋り掛けて貰って、その内容をイベントやメルマガ、Webでフィードバックするくらいのことは出来るだろがヴォケ

    註*3
    答えを教えてしまうのと、自らが思いつくのでは理解の深さが全然違う。多分世の中で『コーチン具』とかいってる輩は究極的にはこれを言ってるのだろう。んなもん高い金払ってセミナー行って習うもんじゃねーや。しかし、大谷由里子さんって数年前までは例の小林正和と一緒にイベントの現場作業とかやってたはずだし。ま、関係ないからいいけど。あ、こばんは関係あったんだっけ?(このネタは引っ張ります)

    投稿者 KQZ : 11:05 | コメント (4) | トラックバック

    2004年09月10日

    いつMMORPGまでたどり着くのやら…

    トロントの小谷くんがコメントをくれているんで忘れかけていた続きを書いてみるか。

    小谷君というのは僕が担当していたネットワークゲームのゲームマスターをやっていてくれた男で、今は勉強のために海外留学をしているのだ。
    当たり前の事だが、ネットワークゲーム運営の肝要はひとつにはゲームマスターであるから、僕の行ったゲームマスターの面接は非常に厳しいものだった。おそらく30倍近い難関だったはずだと記憶している。

    で、なにやら書き始めようとは思いたったのではあるが、これからゲームマスターやアドバイザーなど内内の納会があるためとりあえずこれまでの近しい話題だけピックアップしてリンクしておこうっと。
    自分用の備忘録なんだけどもね。
    つか、もともとこのblog自体がそうだったんだけどなぁ…


    以下、これまでのエントリーから関連リンクなど

    んでは飲みに行くかにぃ。

    投稿者 KQZ : 06:07 | コメント (126) | トラックバック

    2004年09月07日

    おお、3.11とは

    http://www.movabletype.org/news/2004/09/movable_type_311_released.shtml

    予約投稿とかは色々組み合わせると楽しいことになりそうな予感。
    幾つかのblog同士で仕組んでおけば時限でゲームブックっぽいのもできるかも。>関係者各位
    Berkeley DBからMySQLにでもしますかにぃ。
    そこらへんどうすか?>eyesさん (人任せ~)
    移行手伝ってくれたら飯くらいはおごりまっせ。

    投稿者 KQZ : 05:41 | コメント (119) | トラックバック

    2004年09月03日

    視力の届く範囲と歩くスピードとで僕らの思考範囲は決まっているのだろうか

    なんだか知らんが変なタイトル。
    いや、いつでもなんかしらを頭の片隅で考えているわけで、今日自転車に乗っていたときに思いついた事を書いてみるだけだったり。

    ウチからふと見上げると六本木キルズが東京の空を肉厚な稜線で切り取っているのだが、遠くにあるように見えても歩いてみればまぁ10分程度で着いてしまうわけだ。

    もし僕が粘菌のように一日に50センチとかしか動けないような生き物であるならばたどり着くまでに一万日かかるわけで(計算あってるのか?)、つまり人生の大半を必要とする大事業になるということになる。
    もちろん粘菌には自分が一生をかけてもたどり着けないほどに遠い(つまり自分の存在がインフルエンスを与えない)存在を認識することは出来ないだろうとも思う。そのように自然の摂理は出来ているというわけだ。もちろん1万日も行き続ける粘菌もいないだろうし、そこらへんはバランスというか。
    逆に、そのような移動をあえて行うことが出来るのであれば、それは僕らの“移動スピード/思考スピード”の組み合わせを持つ生物からは全くかけ離れた哲学/思想を持っているであろう事は想像に難くない。

    一方で僕が鷹や燕のように時速100キロとかで飛ぶことができるのだとしたら一瞬でたどり着くことができる。それこそ思考する暇もないくらい。(いや、思考スピードが移動スピードと正比例するのであればその限りではないがその可能性はここではとりあえず置いておく)
    加えて考えるに鷹や燕は非常に遠くまで見通せる視力を有している。

    ここまで考えると、その生物の持つ視力(知覚能力)の限りの最果てへと到着するまでにかかる時間というものは、もしかしたら人間が遠くを見渡してそこへたどり着くまでの時間とあまり変わらないのではないか、という茫漠とした感想も沸いてくる。
    ※渡り鳥などの生態に関してはここでは置いておくとして。「意思」の問題だからね。

    ここで歴史を振り返って考えてみると、人間という生物はおよそ自分の知覚能力の範囲を大きく超えた旅をすることも多い。潮の流れに乗って環太平洋文化圏ができた… などというのは恐らくは意思を持った旅ではなかっただろうが、少なくとも江戸期には東海道を定期的に旅していたわけだ。しかし自主的に東海道を旅をしていた犬や猫はいなかっただろう。いたとしたら長靴を履いているに違いない。
    ここには“情報”という「自分以外の知見」に対応するモチベーションがあったということなんだろうかな。
    「寒くて仕方がない」という生物的モチベーションから追われるように地続きのアリューシャン列島を横断した、などというのは正しくは「意思」の問題ではないだろうが、そこであっても世代を超えたモチベーションの伝播はあったのだろう。

    でもってさらに飛躍して、これが松や杉などの樹木であるならば、自らの移動ははなから諦めて種子や花粉を遠くへと播布するという「哲学/思考」がメインになるのかもしれない。
    縄文杉やメタセコイヤなど、生き抜いていくスパンが人間とは比較にならないほど長いものもあるわけで、さらに“移動スピード/思考スピード”の組み合わせが異なるため全くかけ離れた哲学/思想を持っているのかもなぁ、とも思う。

    時に、人間が自らの移動能力をはるかに超える場所(分野)へと移動したい(関与したい)場合には自転車や車、飛行機、ロケットといった移動機関を発明してきたという歴史がある。
    (なぜ樹木と違うのかというと、ココの距離部門によれば最大で飛ばしても35メートルだから、ということなのかもしれない)
    「移動距離」以外にも「時間」を超えるということであれば文字の発明による情報の伝播が大きいのだろうか。
    見る前に飛べ方式の無鉄砲な輩による辺境の拡大というのも文明のあるステージにおいては意味のあることだろう。
    一方のバランスの軸となる知覚能力についてもそうだが、電子技術による知覚範囲/作用範囲/スピードの拡大という面も多分にある。

    さてここでさらに飛躍して人ではなくマシンについて考えてみる。
    たとえばグリッドコンピューティングは…

    …なぁんて事を縷々考えていると六本木ヒルズに着いてしまったのだった。
    5分の思考範囲なんてのはこんなもんだわな。

    投稿者 KQZ : 12:52 | コメント (198) | トラックバック

    2004年08月30日

    人間同士出会いたいよね、ですって

    27日のエントリーへにいただいたケンさんからのコメントへのレスというか。

    あと遠藤さんの半角スペースの話も爆笑でした(謎)

    この「遠藤さんの半角スペース」というのをかいつまんで説明すると、
    なにかのサイトに「遠藤 雅伸」と苗字と名前の間に半角スペースを空けて登録してしたところ、
    来るエロDM来るエロDMに「ホントに会いたいんです。 遠藤 雅伸さんはリアルで会うのとかは苦手なんですか?」とか不自然に半角が入っていたりして可笑しくてしかたがない、という実体験のお話なのでした。

    で、いい忘れていたのですが近頃ボクの携帯にはよく「やっぱり人間同士出会いたいよね」というのが入って来ているのです。
    これなんかはエロDMの書き手がドツボに嵌まってしまって
    携帯出会い系サイトはcgiによる自動返信が多い
    ってのがデフォルトだという事を、自分達がバレないようバレないようと気にしているからこそ逆にこんなレベルの低いところで露呈してしまってるんすよね。
    こんなんじゃ釣れる客も釣れないのに。

    その点、どんな時でも「何を言ってるんですか、ミッキーは世界で一人、ですよ」と社員が本気の満面の笑みで答えてくれるディズニーはやっぱりすごいよなぁ、と適当に締めてみました。
    どこで言われたかはいつもの通りナイショだけどもね。何を聞いたのか、はさらに秘密。

    携帯の迷惑メールでいうと他にも vodafone の mailer-daemon を装って送信メールエラーにして来るというのも流行みたいな様子です。
    これなんかは「受け取り拒否」と赤字で書いて相手先までタダで返信するという古式ゆかしいテクニックとおんなじですなぁ。
    つか、気づいとけよ。>携帯各社

    自動応答エロ出会い系システムに話を戻すと、このサイト(http://www.authenticbar.com/)なんかの管理者さんが昔々そんなシステムの構築学術的実験をしていたような気が。
    トロチチとか(力及ばずながら)マラカス電気科学とか、お話系ゲームを作っている人間が手を入れれば応答用シソーラスやルーチンは飛躍的に高機能になりそうなもんですが。
    いや、仕事として受けるとかいう話ではないのでその点は注意されたし。>どこかその筋の方々

    投稿者 KQZ : 11:58 | コメント (168) | トラックバック

    2004年08月17日

    つぶれた酒蔵についての王様の耳はロバの耳

    とある酒蔵がつぶれたらしい。
    女性が蔵を運営しているという事に加え、彼女が蔵に入るに至った経緯というのがドラマチックでもあり、それなりにメディアでも取り上げられていた蔵元だったのでこれを聞いてショックを受けた人も多いのかもしれない。
    でもねぇ…

    数年前、この女性の蔵元さんに大声で怒鳴りつけられたことがある。
    (聞けば彼女のお母さんもそういう人らしいのだが、その時には知らなかったのでもんのすごくびっくりした)
    とある「日本酒を楽しむ会」的なイベントに彼女がゲストの一人として呼ばれていたのだ。
    100人を超えるお客さんが利き酒をしているところに一時間くらい遅れて彼女が登場。諸先輩の蔵元さんは既に法被を着てお客さん対応に忙しい。彼女のブースには蔵元さんがいないので、お酒を飲みたいお客さんに対しては近所の蔵の方が交代交代で対応してあげたり、それでも足りない場合には僕ら主催者にやや近い人間が吟醸と普通酒の違いといった当たり障りのないことを説明してみたりして。
    ややあって、主催者と挨拶を終えた彼女が自分のブースに登場したんだが、んー、化粧臭いんだよねー。それはそれでいいんだけどもさ。
    彼女とは面識が無いわけではなかったので挨拶などしていると、周囲で待ちわびていたお客さんたちが口々に蔵の新製品についてなど和やかに質問をし始めた。色々と取り上げられていたから有名人だったしね。
    質問自体は別にごくごく普通の質問だった。たとえば「ラベルに記載されてないけど使用米はなんですか?」とか。そしたら彼女「新潟のお米です」と答えるのみ。
    今度は僕も質問したくなり「新潟の米… 近頃は食米で作られることも多いですから、それですかね?」と聞いてみると「新潟は新潟です。そんなこと答えられません!」などと言い切られてしまいその近辺にいた人間は全員ポカーン。
    見かねた隣の蔵元さんが「えーっと、○○は五百万石ですね、60%精米の」と関係者用パンフレットを裏返しながら助け舟を出してくれた。ということは秘密にしていたわけではないらしい。もしかしたら自分のところの製品の米を把握してないとか? という疑惑が急浮上。まさか、そんなことはないだろうけど…
    別のお客さん同士が「私大吟醸が好きなんですけど、どうしても生酒とかって苦手で…。ほらこのニオイとか」などと話をしている。興味があったので利き酒してみるとわっかりやすい生ひねが入ってしまっている。日本酒という酒のうち「生酒」というカテゴリーが全てそうだと思われるのも困るので「いや、生酒でも本当の絞りたてはもっと美味しいんですけど…。これだったら少しだけお燗して飲んでみたらどうでしょうか?」と蛇の目利き猪口のまま燗用のお湯にどぶ漬けして日なた燗程度にして飲ませてみるとこれは気に入った様子。生ひねは作った人というよりは会場にお酒を運搬した経路の問題なので仕方ないのでこれはこれでいいとして。

    バイキングブースがオープンしてお酒のコーナーからお客さんが引けたあとに彼女と世間話をしていると、自分のところの蔵の酒に関しての感想を聞かれた。
    正直に利き酒しながら「この△△ですけど、残念ながら生ひねが入っちゃいましたね。今度ちゃんと飲んでみますよ。こっちはちょっと甘めで…香りが立って…酵母は…アルプス系の香りもしましたけど…」などと話していると態度一変の大激怒。
    曰く「私は忙しいのにココに来てあげているの。当然ギャラも無しなのよ。そんな文句ばっかりいう人とは話もしたくありません。大体失礼だと思いませんか? 米とか酵母の種類なんて関係ないじゃない。お酒は生きているんです。毎タンクごとに味が違うんです」 …云々かんぬん。
    いや、あの、俺らはギャラとか以前にお客さんとしてお金を払って来てるわけで、今言ったことにしても文句というよりかは感想とか質問なんじゃないのかな… それと後半貴女が言ったことめちゃくちゃだし… とかとか言おうとも思ったが、あまりの剣幕になんだか気が抜けてしまって空いた口がふさがらなかったことを覚えている。ひょっとして賛美して欲しかったのに僕らが質問なんてしたからなのか…?
    空気を読んだ主催者があわてて駆け寄ってきて僕らを引き剥がし双方に平謝り。
    しかし、米や酵母の種類を聞きたがる人は多いと思うぞ。パンフレットには書いてあったみたいだしなぁ。感想を聞いておいてそれはないだろうに… とかとか頭に渦巻いてたんだがとっさのことで空白になってしまっていた。

    ともあれ、悪気は無かったのだがなにか態度などで癇に障ってしまったのだろうと思い、帰り際に一応謝ってみたのだが、逆に指を指されて「あなた方の無礼は一生忘れませんから!」などとわめかれてしまった。いや、この会場にいた関係者全員も忘れないだろうともよ、貴女のことは。
    (この話の大半は四谷三丁目の某居酒屋の若旦那も一緒だったので興味がある人はそっちでも聞いてみるといいだろう。脚色は一切していないことが分かるはずだ)

    そんなことがあって以来、編集者から彼女の蔵について何か書いてくれと言われても全て断ってきていた。僕はちょうちんライターではないし、別の仕事も色々やっていて大抵の編集者よりも収入もある。だから生活のために自分が納得しないものを書く必要もないしな。(これについては音楽ライターをやっているときも同じなのだが) 結果的に自分のライターとしての仕事を少なくしてしまったのかもしれないが、ちょうちん記事を書くよりはよっぽどましだ。
    ただ一回だけ、日本酒業界に対して何かのイメージアップに、という観点で彼女が蔵に入るに至る話をコラム的に書いたことはある。が、一言も「美味しい」などといった味については書いたことはない。「途上中」「注目が集まっているだけに期待が…」とか書いてごまかしたんだっけかな。(笑)
    とはいえ一般的に彼女の蔵については、自らを酔っ払いだとか規定している有名ちょうちんライターの手による大賛美記事が世の中には出回っているだろう。ちゃんと飲んで書いてるかどうかはしらんがね。(苦笑) 飲んでみて、それで語る、それが健全な(いや普通の)あり方だと思うのだが、自分の友達だからといってこの上も無く誉めちぎるというのはあまり見ていて美しいものではないと思う。

    そして。
    数ヶ月前、とある蔵元さんと話しているときに彼女の蔵の話になった。その蔵元さんは蔵同士がご近所で、先代先々代からの付き合いもあり後見人的な立場でもあるので、事あるごとに数年前のパーティーでのことを謝ってくれたりもするのだ。
    ところがその時に聞いたのは、「○○の蔵だけど、どうやら今年は米を買ってないみたいなんだよ」というお話だった。その地域の蔵元さんはある程度共同でとあるところから酒米を買っているのだが(あー詳しくは書けないけど)、今年(の造り)はどうも米を買っていないようで、つまり今売っている酒はいわゆる『桶買い』というヤツだったのかもしれない、という事なのだ。もちろん全部共同購入しているって事ではないとしても。今回の残念な話を聞いてやはり根は深かったのだなぁ、と思いやるのみ。

    趣味だからというか仕事柄からしてというか、沢山の酒蔵さんや杜氏さん、蔵人さんと話したり飲んだりしていると(取材もするが近頃飲んでばっか)、一人たりとも悪い人がいないのがとても心地よい。亡くなってしまったタケダワイナリーの若社長も飲み友達だったけど惚れ惚れするほど楽しくて熱い男だった。
    確かにこの10年、全国で酒蔵がものすごい勢いでつぶれている。でも頑張って大きく伸びている蔵もたくさんある。みんな凄く真剣に自分の仕事のことを話してくれるし、飲み手の話も嬉々として聞いてくれる。
    彼女の蔵はとても注目度が高いので、単に一軒の蔵がつぶれたというだけではなくてイメージ的にはもっと大きなものになってしまうのだろうとは思う。
    でも、ダメなところは変に固執せずに退場して別のことをすればいいと思うのも事実。好きなことを誇りを持ってできないのであれば。家に縛られていやいやする仕事ではない。

    まぁ長くなってしまったが、言わんとしたいことはただ一つ。お疲れ様でした、ってこった。


    (このエントリーは潰れたと判った時に書いてたんだけどタイミングをはずしてアップしてみたりしてー)

    投稿者 KQZ : 01:02 | コメント (177) | トラックバック

    2004年08月16日

    モノポリーとUNO

    何日か前のエントリーで書いた気の合う古本屋で見つけた一冊。
    「モノポリーで学ぶお金持ちの法則」(アラン・アクセルロッド著・ダイヤモンド社)
    なんだか久しぶりにモノポリーがやりたくなってきた。

    多分最後にモノポリーをやったのは数年前のひげひげ団モノポリー大会だったか。
    ひげひげ団にはモノポリーの日本チャンピオン経験者が二人、決勝トーナメントまで残った人が数人と強豪がごろごろいてやっていてとても楽しい。某有名モノポリーゲームのプログラムの中の人もいるが、そういった強豪ぞろいの中で数回優勝したことがあるのが自慢だったりする。

    さて、この「モノポリーで学ぶお金持ちの法則」は、モノポリーと実際のビジネスにまつわる話題を縷々つなげただけという安易な本なのだが(指貫をコマに選ぶ人は負け組なんですってよ奥様!)、『公式ルールを守らない奴は退場しろ』という点にだけは大いに賛同できた。
    もうね、普通にそこらの人とモノポリーをやると自分勝手なルールが横行していてやってられないのだ。
    家が払底するようにこちらがわざわざコントロールしてるのにケンタッキー・インディアナ・イリノイに1・1・1あるところに1・1・4と勝手に建て増ししやがったり、ケンタッキーだけを裏返してその金でイリノイの家は残して建て増したり、土地を売る時に「今後二回キミの土地に止まってもレンタル料は取らないこと」とか将来についての特約をつけてみたり、ローンで土地を売り買いしたり、一番ひどいのは止まっただけで買わない奴がいるから「競売!」とコールしたら「なにそれ?」とポカーンとされたりもするのだ。
    この本によると、「TAXで徴収された金員を集めておいてFree Parkingに止まった人が総取りできる」なんていうローカルルールすらあるらしい。もうそんなん違うゲームじゃんか。 (;´Д`)
    ま、どんなローカルルールでも結局は勝つんだけどな。(←尊大)

    大抵そういう奴は勉強もさほど出来なかったし仕事も出来ない人が多い。(と、こんなところで憂さ晴らし)
    だいたい一般人が適当に思いついたルールよりは長年培ってきたルールの方が面白いことが多いのだ。まずは公式ルールをやりこんでみて、そのあとに特殊ルールでもやればいいのに、ともったいない気持ちでいっぱいになる。

    UNOも好きなのだがこれまたみんな公式ルールが全くといっていいほど無視されている。というかモノポリー以上に公式ルールは守られていないと思う。
    →ちなみにUNOの公式ルール: http://www.plaza.across.or.jp/~fujicawa/bible/bible/uno.html

    「Draw Twoがでたらもう一枚Draw Twoを出すことによって次のプレイヤーが4枚引かねばならない羽目になる」とか思っている人が多いのではないかな。「チャレンジ!」とかってやったことがない人も多いと思うし。いっぺん公式ルールで2~3時間やってみるれば運だけではない戦略ゲームだってことも分かるはずなんだけどもなー。

    とはいえ、UNOに関してはお手軽にその場その場の色々なルールでやることが多いのだが、ことモノポリーに関しては適当なルールでやるのはちょっと耐えられない。(説明する時間に徒労感を感じてしまうというのがホントのところなんだけど)
    それだけモノポリーには魔力があるってことなんだろう。
    オレが子供だって事なのかもしれないけどもにぃ。

    そういえば放送作家の大先輩から萩本欽一@「謹んで大将と呼ばせていただきなさい」宅での七並べについて聞いたことがある。毎回毎回ルールがころっころ変わるらしいのだ。これはこれで面白いし、「盛り上がるルールを決めたもの勝ち」ってのもありだと思う。そんなMMOでも考えてみますかねぇ。


    投稿者 KQZ : 09:20 | コメント (236) | トラックバック

    2004年08月11日

    PCから名前を呼ばれる、ということについて

    随分前に「Mailing ListやWebに関していえば「人称」とか色々書けるけど…」などと書いていたが、その続きになる。

    子供の頃にゲームセンターに行くとハイスコアに名前を載せるのが楽しかった。
    思うに自分のやった経緯や結果が なにかの形に残って 今はここにいない他の人に顕示できるというのことにわくわくして面白く感じていたのだと思う。
    その点ではラスコー壁画に絵を描いたり法隆寺のそこかしこに宮大工が落書きをしてしまったのも同じ欲求の発露なのかもしれないが、これを犬のマーキングとかいった話に発展させるのはこのエントリーの本意ではないのでやめておく。多分違うしね。

    これをもうちょっと考えていくと、さらにそこに「活字の威力」が加わってくる。
    雑誌に何かを投稿して自分の名前やペンネームが活字になることに生きがいを見いだしてしまうのは、なにも葉書職人の中高生だけではなく新聞の俳句欄に投稿する70歳の爺さまでも全く一緒のことだ。
    クレイジークライマーのハイスコアにJORDAN.LTDと入れればクレジットが加算されるのは分かっているのだが、自分の名前を入れてしまいたくなってしまう誘惑といつも戦っていたのは同様の欲求だったのだと認識している。それはブラウン管の上であっても自分の名前が活字化した、という意味もあったのだろう。
    その先には「ラジオやテレビで名前をタレントに読んでもらえる」なんてのがあるのは自明だから書かない。

    さて、時はもうちょっと下る。
    思うにファミコンでRPGをはじめる時に自分の名前を勇者につけることができるというのは画期的なことだった。当たり前のことではあるが画期的だったのは確かなのであえて書いておく。
    アマンリゾートや日本ではレストランCasitaが行っている顧客の名前を覚える重要性(バイ・ネーム・サービス)でも分かるように、ユーザー(顧客)はそういった点に敏感に反応する。

    ゲームの世界でもこれがいろいろと発展していき、Motherでは自分が大切なものの名前が必殺技の名称になったり、桃太郎伝説ではなにかの洞窟のように雑魚敵の名前を嫌いな知人の名前にして蹴散らしてみたり、といった具合になっていく。近年ではトロチチの子供であるトロなどは、仲良くなってくると「…カッキーって呼んでもいいかニャ?」などと言ってきて我々大人をキュンとさせてくれたりもするわけだが、全てこの系譜の上に乗っているといっていいだろう。
    物語の中に自分が入っていってしまう驚き、というのは全ての創作物に共通する一つの現れなのだしね。
    (またこれは別項だな。経験上MMORPGや放送番組でプレイヤー/視聴者が一番喜ぶのは「自分のやった事がバーチャルな世界に反映し、そして残る」ってことなんですよ奥さん)

    話が脱線した。
    e-mail、リアルを問わずダイレクトメールが多く届くのだが、「○○さまへ取っておきのお知らせ」などと差込印刷(e-mailの場合ちと違うけど)されていることが時々ある。スクリプトで「 <%name_0> さまへ取っておきのお知らせ」などと記述されているのは分かっているのだがそれだけで少しは印象に残ることもある。(まぁ今はなれちゃったけどもさ) ただ、そこまではいいとしてそれ以外の本文での人称の使い方がとっても下手なことが多いのだ。
    そういえば数年前にインパクというイベントの際に日経新聞社の「経済のキモ」というサイトを作っていた事があるのだが、エコノちゃんというキャラクターからのメルマガを毎週書いていたり、今も毎週一万通からのメルマガを書いていたりもする。こういったところで人称の扱いを間違えるととたんに読者はそっぽを向いてしまうから面白い。

    たとえばダメDMには、ユーザーの趣味的な話題に言及する際に「みなさんはどう思われますか?」などと書いている場合が非常に多い。雑誌ならともかくDMであるならば言うまでもなく「あなたなら」が正しい。それは受け手がそれを読むであろう場所や時間や姿勢を想像すれば誰にでも分かるはずなのだ。

    普通の人称の使い方も難しいが、人称の発語者と受け手との間にある種の関係が構築されているのならば、特殊な人称をわざわざ使うことによってそのソサエティの一体感を確認し連帯を強めることは非常に有意である。
    リアル小学生の頃はベストテン全盛時代で、初めてテレビにでた松山千春がファンに対して「お前ら」呼ばわりするのを見て非常に違和感があったのを覚えている。また毒蝮三太夫が近所のスーパーにラジオの公開録音に来た時にも「このクソババア」というのを目の前で見て違和感がありまくりだった。でもこれらもそのコミュニティではオッケーなんだろう。ライオンズクラブではいい親父さん同士がクソまじめに互いを「○○ライオン」とか呼んでて笑っちゃうしね。
    そういえばオタクという言葉も特殊使用の人称ではあったな、などと思い出してこの項をあやふやに締めてみる。
    我ながら投げやりだなー。

    あ、そうそう。
    テレビの中、ラジオの中から自分の名前を呼ばれるとびっくりするのは当たり前のことで、スカパーの宣伝で松浦あやがさまざまな苗字(各県で一番多い苗字)をバージョン違いで呼んでいるのも全くおんなじ作用からなのだな。家のリビングで見ているユーザーが多いのだから必然的に前提は家族単位になり、さすれば苗字で呼ばれれば反応があるだろうってこと。少量印刷の技術を使って子供の名前を入れた絵本を作るってのも同じだしね。昔から鉛筆に名前を入れて送ってたのもそうだしさ。

    ではWebではどうなんだろ?
    amazon.co.jpやその他のパーソナルページを作るサイトは、あらかじめ登録しておいた自分の名前を入れ込んでページが作られる。それをそのまま進めていけば広告でもそんなことカンタンにできそうなもんなのだが。
    たとえばPC上の電子名刺やCookieをFlashが読み取って、広告枠内に画面の目の前でマウスを持っているユーザーの名前を入れ込むとか、そんなもんいくらでも出来そうだよなぁ。やってないとしたら怠慢だわな。
    もしこういうのが既にあるなら教えてくださいましな。
    謝礼はないけど。

    投稿者 KQZ : 03:32 | コメント (215) | トラックバック

    2004年08月03日

    いきなり暇になってなかむらでお鮨

    午後になっていきなり夜の予定が空いたので、小笠原さんと金時と鮨なかむらに行くことに。
    店に入ってみると早い時間なのになにやら賑やか。篠山紀信さんのグループが楽しそうに食べていた。そういや前は毎週のようにラゴーラで見かけてたなぁ。


    (写真をアップするのが遅れたので更新が逆ですがー)

    まずビールをもらって喉を湿らせる。
    定番の鮑をつつきつつ、まず東一・山田錦純米吟醸をいただく。
    皿にちろりと乗せてある肝ソースを嘗めながら日本酒がすいすい。最後に皿をぬぐうように肉厚のあわびの身で肝ソースをねぶりつくす。東一は夏になり味に重みも乗ってきて酸味とのバランスがよい。特殊な煮方シリーズの煮蛸はほっこりと栗の香りすらただよう。
    こりこりとしたアオリイカの耳、油の乗ったノドグロの焼き物などをつまみに飲んだ日本酒は醸し人九平次の山田錦純米、礒自慢の特別本醸造などなど。
    握りにうつってからは十四代本丸をお燗でもらう。(↓全部じゃないけどこんな感じ)

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    二尾づけの小肌と大き目の小肌におぼろをかませたのが好対照でオツ。最後の干瓢巻きをお代わりまでして満腹。
    その後、北白川さまから電話が入り赤坂で合流することに。いつものBambooに行くと小笠原さんが切込隊長と打ち合わせをしたいというので野球の観戦中のところを来てもらう。なんの番組をやるのやら…、ってのはまだわからんが。
    コワントローとレモンジュースとを水割りにするとポカリスエットそっくりになるというのが面白くて美味しかった。こういう軽いのもいいやね。

    --

    で、次の日にさくまあきらさんと食事をした時に教えてもらったのだが、ここでとある評論家の人(?)が、なかむらについてすんごい悪口を書いているようなのだ。
    で、じっくり読んでみる。
    …んー。
    ひどい。内容もひどいが少なくとも推敲くらいしたほうがいいと思う。
    内容についても色々気になるところがあるのだが、特に日本酒に関しては「知らないんなら書かなきゃ恥かかずに済むのに…」と思ってしまうほど。
    まーなんつーか、そんなに醤油で煮た鮑が食いたきゃ頼めば煮てくれるだろうに。トリ貝も「炙らずにもう一個くれる?」って頼んで食えばいいじゃんか。それでいて生の方が旨ければ文句を言えばいいし書けばいい。そうでないなら黙ってろってんだぃ。悪口を採取しにわざわざいって楽しいのかね、まったく。シャリに関してはいいときもあればあまり感心しないときもあるってのはわかるけどさ。
    …と、まぁ色々と反論も言いたくもなってくるが、某SNSでつながっている知人がサイト内日記でこんなパロディを書いていたのが結構面白かったので勝手に抜粋。(一部伏字にしてます)

    <<ここから>>

    評論家とは思わないほうが無難、友里征耶

    最近分別も分かっていない素人が偉そうに飲食店のレビューをするのが流行って
    いるようですがこのサイトもそのひとつ。
    邱永漢氏のサイトのすぐ直下で2つのキャッチで売り出しています。
    曰く「自腹で辛口」「お勘定払うからには言わせてもらおう」。
    単行本を二冊だしているという評者の特徴は
    有名料理評論家への私怨ともいうべきところでしょうか。
    過去の文章を読んでみると、有名料理評論家が仲よさそうにしているだけで
    評価は格段に下がってしまうようです。

    さて、「鮨なかむら」に関する文章を読んでみると
    2日に分かれて掲載するという構成で紙幅には十二分の余裕があります。
    驚いたことにこの評者、女性スタッフがカウンターに入っているだけで
    「強烈な違和感」「普通の鮨屋ではありえない」
    と、既に味に対する評論をシャットアウトしている様子です。
    かなり年配な方なので頭が固いのでしょうが、単行本もだしている評論家として
    これってありなのでしょうか。

    自分が嫌いな有名料理評論家がとある店を気に入っているからといって
    味も論ぜず「店のスポークスマン」呼ばわりをするとは陰謀論者と同根でありましょう。
    ジャーナリストではなく一般の素人ですから期待する方が無理なのか。

    カウンターの中をくさした文章も最高品質は言えないまま
    サカナの話に突入しましたが、これまた期待はずれの連続です。
    ボキャブラリーが力不足なのです。

    なんでもかんでも「これってありなのでしょうか」「如何なものか」と
    読者に投げかける文体で誤魔化すパフォーマンスはどうでしょうか。
    自分の味覚・見識に自信がないのではと勘ぐってしまいます。
    (以下略)


    <<ここまで>>

    しかしこの作者、ワイン系の友人に聞いてみるとどうもなにかの会で会ったことがある人らしいのだ。
    タケダワイナリーで会ったのかな? 大澤さん経由? 宝印刷の野村さん? 棚ちゃん?(…と誰かに聞いてみたりして)
    ま、友達にはなりたくないタイプだからいいんだけども。

    さくまさんも「なんか悪口書くために行ってるとしか思えないんだよねー。てんぷら近藤なんて改装途中の仮店舗のときに行って『暗い』とか書いてるんだもん。愛がない人間の文章は読んでて嫌だよね」とのこと。
    同感同感。

    投稿者 KQZ : 11:59 | コメント (271) | トラックバック

    理系男子はなぜもてないか、について

    shi3zさんのblog「理系の男はなぜモテないのか」から

    モテない男とは、問題解決能力が高すぎる男ではないかと。

    むーん。
    しかしshi3zさんの書き方からして既に問題解決能力値全開バリバリなんすよね。ヨッ、理系!
    確かに年収100億円クラスでも猫以外の女性にはモテナイと言い張っている31歳男子も知っている。
    彼も問題解決能力が極めて高いのは確かだ。

    さて、しかし、それでなのだが、実はそんなことにはあまり興味はない。
    まぁネタフリとかマクラってやつね。

    続き。
    非理系男子≒女性は「論理よりも倫理、理屈よりも情緒を」好むという一般的にもよく言われている傾向があるということから、

    そうすると、パズルゲームのように高度に抽象化された問題解決ゲームが女性に人気があるのは不思議ですが、これはまた別の要因によるものでしょう。

    と疑問を投げかけている。
    確かに「ぷよぷよ」「テトリス」を延々とやり続けている女子はかなり多い。未だにスーパーファミコン版のぷよぷよをやり続けている30歳女子というのが前の会社にいたが、それを女子というか腐女子というかは意見が分かれるところだ。生物学上はもちろん女子のはずだが確かめたくもない。というわけで偉いぞ○○。(と、同期の名前を書きそうになったりして)

    もとい。
    しかし、翻って考えてみるに「ぷよぷよ」「テトリス」等よりさらに高度に抽象化された問題解決能力を要求されるルービックキューブは女性は苦手だったような気がするのだ。いや、果てしなく遠い小学生時代の記憶なんだけれども、苦手という以前に触りもしなかったという記憶がある。

    これはもしかしたら「見て、分かる」という直観性が関係しているのではないかと個人的には考えているのですよ。鳥瞰性ってのとはまた違ってもっとシンプルな見た目と結果の関連ね。
    「ぷよぷよ」にしても「テトリス」「コラムス」「パズルボブル」といった女子に人気のあるゲームは、すべて一目見ただけでなにをすればいいのか、なにをしたら高得点に繋がるのかが分かり、一回やってみるだけで連鎖やボーナスステージといったギミックが無理なく理解できるように用意されている。
    もっとも「用意」といっても大抵は「偶然巻き起こった連鎖に驚いて」というルートを辿るようにデザインされているわけで、ここらへんを上手にエスカレートさせると「ドルアーガの塔」などのように最終的には人間には分からないような檄ムズのヒントへと繋がっていき、いつの間にか一般の(のめりこむタイプではない、という意味での一般)人でも奥底まで連れ込まれてしまうわけです。そういった意味で遠藤雅伸さん(歴史上の人物だからさん付けでなくてもよさそうだが)は太古の昔から一般人を深みに嵌め込んでいくという悪魔の道筋を模索していたのかもしれないですな。邪神だし。
    話を元に戻すと、「ぷよぷよ」「テトリス」の分かりやすさに対してルービックキューブを初見でなにをすればいいのか分かるのには恐らくIQが200あっても足りないだろう。いや足りなかったし。もちろんやり始めればそうでもないんだけど、その前にとっつきにくいので(少なくとも上記の仮説によれば)女性には不向きなのでは、と思うのだ。んで分かってないマーケッターは各面にキティちゃんのシールを貼り付けたりして大失敗をこく、というわけですね。あくまでもたとえ話の話だけどもさ。

    話を理系男子に戻して無理やりまとめると「理系ならぬ女性にモテるためには一目で分かりやすくしろ」ということです。(え? これでいいのか??)


    それはそれとして、もう一つ問題点があるのです。
    shi3zさんはサラリと、

    さて、理系クラスに通っていても、彼女がいる男は沢山います。ではどうやって彼女を作るのか?

    1.かなり希少性の高い理系女子争奪戦争に勝利する
    (以下省略)

    とした上で、

    1は理系大学だと30対1~50対1といわれる、いわば半導体中のシリコンに対するゲルマニウムの割合くらいの希少価値で存在するゲルマニウム、もとい女子生徒を争奪するものです。これはライバルも多く大変なことになるのであまりお勧めはしません。人間関係も悪くなります。

    と書かれてますが、その苛烈な競争に勝利した上でやっと獲得できた彼女は、申し訳ないが殆どがやはりゲルマニウムなのですね。もうね、ゴールドでもプラチナでもなくルビーでもサファイアでもなく、ましてやダイヤモンドであるわけもなく、あくまでもゲルマニウム。
    しかも「理系クラス内に於ける希少なる女子」という地位に甘やかされて「あたしはプラチナなのよねっ、跪きなさい」くらいな勢いで盛大に勘違いしてしまっている場合が無視できないほど多いのだ。希土類のくせに。
    でもって周囲の理系男子どもも戦後まもなく物資難の闇市界隈で残飯汁やメチルアルコール主体のカストリ焼酎を有難がって押し戴いていたように、たかだか思い上がったゲルマニウム女を賛美せざるを得ない状況に追い込まれてしまうというわけだ。理系食堂で椅子引いたりするなよな、実験用白衣同士でよー。ああああ脱線。
    また女性側にしても、若くして世間知がない状態で環境がゆえに巻き起こってしまった過分なモテモテ経験がその後の人生において深く暗い影を落とすであろうことは、僕の出身高校のOGの独身比率が笑っちゃうほど高いことからも見て取れる。(出身高校は男女比が4:1程度なのだ)
    また極々稀にゲルマニウムではなく勘違いもしていない本物のダイヤモンドもいたりするのだが、それは誤差の範囲内の僥倖であるのは論をまたない。(追記:shi3zさんはその僥倖を得た方だということがこのエントリーを書いた後にわかりました。さすがは社長!)

    しかしここに救いもある。
    そういった状況に追い込まれていたとしても人間と言うものは無意識のウチに「やっぱり何か違う」と思うもので、その逃避先としての「自分には妹(ゲームのキャラクター)が居ますから」とか「猫ちゃんかわいいにゃん」はあえて許そうではないか、とまで思っている。
    4年間あるいは6年間のこのような理系生活にどっぷりと浸って社会にでた理系男子が一般の女性に対してある種の無気力さを呈してしまうのは、上述したような思い上がり理系腐女子とそれを崇め奉るしかない理系男子といった構造的欠陥の責任でもあるのではないかと思ってしまっている。
    僕が過度に思い上がった女が大っ嫌いなのは一部で有名なスチュワーデス嫌いや女子アナ嫌いと根は同じなのだが、理系女子の場合には上述したように「劣悪な環境の中での希少価値」という点を勘違いしてしまっていて見てらんない、ってことなのだ。砂漠にオアシスだと思ってたら世間的に見たら火中の栗だったって笑い話にもなりゃしないってことだよ織間くん(仮名)。

    話を戻して無理やりまとめると、「理系女子が勘違いし始めると見ちゃいらんない」「そんな勘違い理系女子をちやほやするくらいならあえて二次元や猫にゃんに逃避してもお父さんは許すぞ」と。(なんかこれも違う気がするがなぁ)


    ここで超有名論文をば。
    「おたく男は乙女におすすめ」
    http://cruel.org/freeware/geek.html

    10年前の論文だが、女性サイドから見た場合の理系男子≒おたく男子の価値の見直しとその落とし方、付き合い方が書かれている。
    こういう風に分かりやすい理系男子になってサルベージしてくれる乙女を待っている、ってのも一つの手なのかもしれない。
    と、無責任に締めてそろそろ寝ようっと。
    高い問題解決能力をわざわざ落とすことなんて出来ないのだから。


    ちなみにウチもよく「どこで奥さんと知り合ったんですか」などと訊かれることが多く、その度に「僕がまだジャニーズJr.にいた時に彼女がオリキだったんですよー」と普通に答えているのだが、それを信じてくれた人はまだ3人しかいない。
    世の中なんか間違っている。

    投稿者 KQZ : 04:38 | コメント (253) | トラックバック

    2004年07月28日

    電灯線インターネットってそうなの?

    中島淳さんのBlogから
    http://www.junnakajima.net/blog/archives/000017.html


    電灯線利用無線ブロードバンド
    13Mbps回線から、道路上の電柱の「WiFiリピータ(?)」まで引き込み、そこからは最大3Mbps(方式なんだろ?)の無線接続で家庭まで結ぶとな

    アメリカならそうだろうけど日本だと違うのではないかなぁ。

    アメリカだと家庭までインターネット接続環境を引っ張ってくるのが大変な地域が多いのは分かるのですが、こと日本であればさほど問題は無いのではないかと思うのです。
    それよりなにより問題が多いのは家庭内の接続だと思うのです。

    随分前に某家電メーカーの提唱した規格(テレビ放送の例のあまった水平走査線を利用したデータ放送ね。どこだかすぐばれそうだけど)にのっとって番組を作ってた事があるのですが、一般ユーザーはビデオやテレビを絶対に電話線に繋がないのですね。
    ええ、驚くほど。
    コンセント以外のものは繋ぎたがりません。
    大体テレビのある場所と電話のある場所が遠かったりするのですからどうしようも無いお話。テレビの裏なんて手狭な上にごちゃごちゃしているものですから線を引き回すのも億劫になってしまいます。
    海外では家に届くまでのラスト・ワン・マイルが問題になるのでしょうが、日本の場合は「電話線」と「ネットに繋ぎたい家電」との間のほんの数メートル、建築寸法で言う一間ばかしの距離が非常に遠いということです。

    これがCVCS(Central Vacuum Cleaning System:集中真空清掃設備)みたいに家のどこででもコンセントを繋いだだけでネットに接続できればもんのすごい楽なのですよ。
    無線LANも楽だけど見えないつながりというのは不安感がどうしてもぬぐいきれない。(機械オンチのウチの兄貴なんかでも「電波が漏れてネットを勝手に使われたりするんだろ」とネガティブな報道には敏感に反応したりするもんですし。いつかこのことについても書くかも)

    で、恐らくその際にキーになるのは配電盤だと思うんですね。
    家庭までxDSLもしくはFTTHなどの何らかの形でネットが接続されてそれを配電盤で一括で受け、あとは配電盤⇔家電製品の間でIPv6なんかでしゃべくりあえば理想の家庭内電灯線インターネットが完成するはず。屋外から家の家電製品にしゃべりかけるときも配電盤経由で一発だし。
    何年か前に「ホームサーバーは冷蔵庫だ!」とかどっかの教授が言ってましたが、冷蔵庫なんて振動が激しくてHD載せられませんがな。電源が必ず入っていて家庭内のどの部屋にも繋がっているというのだったら配電盤が一番でしょう。たぶん。それにあんな場所にあるものなら毎日見るもんでもないので多少大きさがルーズでもオーケーだし。既存パーツのアッセンブリ程度でラフなものはできるかな、と。
    で、まずはノートPC用の電源作ってる会社と組んで、同時にコンセント側で10base-Tと電源との分離させる電源アダプターを作り、初手の売り込み先は東急インとかのビジネスホテルチェーンでネット対応を急いでいるところに屋内ネットシステムとして電源アダプター込みで… なぁんてラフラフな企画書は3〜4年くらい前に書いていたのですがほっぽっといたままだったのでした。こういう海のものとも山のものともつかない思いつきを面白がってくれる中島さんみたいな変わった先輩は既に会社にいなかったし。

    ということで、数年後街角ででかい赤い袋に入った配電盤を配っていたら、たぶんそれは僕の企画です。
    つかこんなの既に遅いな。(笑)

    投稿者 KQZ : 09:30 | コメント (176) | トラックバック

    2004年07月23日

    小津安二郎とアーケードシューティングゲームとは等しいかも、というお話

    ひげいとう大師匠からのコメントもあったのでちょっとずつでも書いてみますか。
    先日のひどいサイトの話で思い出したこともあるのでアートと実用の差ってとこに落ち着くのかもしれないけど、まぁ適当に。
    (以前、似たような話をどっかの専門学校で話したこともあるような気がするけど、脱線してそこまでたどり着けなかったような気もするー)

    高校生時分だからもう20年近くも前、レンタルビデオで小津安二郎の映画を何本か借りて見たことがある。よくある話だ。
    絵のキレイさや静謐さなどが印象深かった等というのはともかくとして、その後のベンダース作品を観て知っているひねた高校生からすると正直過去の作品でありテクストとしての摂取でしかなかった。
    もちろんそれなりに(高校生なりに)感心はしたけども。
    そして大学に入り、名画座で同じ小津作品を観た時にはっきりと分かったことがあった。
    小津作品て饒舌なのよ。目が離せない。
    あー、こりゃリモコンと電話が悪かったんだな、と。
    ちなみにこの頃から視聴姿勢ののめりこみの差を「つま先」とか「かかと」とか思い始めたような記憶も。

    ビデオやDVDで映画を見るときには(あ、ちゃんと「見る」と「観る」を使い分けしてるっすよ)どうしたってリモコンと電話の呪縛からは逃れられない。
    途中で止められるし、巻き戻し出来るし、だからいつだって電話がかかってきても大丈夫だし。
    真剣に観てるつもりになっても感覚としてはそうではないということだ、という事に気づいたのだ。

    対して映画館に行くというのは、上映時間に合わせて映画館に行き、トイレにも行き、電話の電源も切り、固定された席に座り、周囲の観客に気を使うがゆえに会話をすることも無く、暗闇の中で、ただただ映画のみに没入する姿勢を余儀なくされる、という事になる。
    つまり逃げられないし、(観客からみて)自由度がないというわけ。
    決められた時間を拘束され、監督の意図するような映画世界に無理やり晒される、それが昔から連綿と続いてきた『映画鑑賞』だったわけだ。

    これら二つの差異が観客にとってどのように関わってくるのかを考えると面白い。

    てなところで、いきなりゲームの話にしてみる。
    (放送型コミュニティと通信型コミュニティ、なんて話もできるけどそれはまた別のお話)

    現在家庭用で売れている板物ゲームというのは、ソフト本体(CD-ROMなどの追加記憶できないデバイス)と記憶デバイス(メモリーカードね)とで成り立っており、適宜セーブができ、リセットを行うことで随時戻ることが出来るようになっている。
    (註:ここら辺を逆手に取ると、カセットを使えば「動物の森」のリセットさんみたいなことが出来るんだな。ちなみにPSなどの場合メモカを取り外される場合もあるので確認のひと手間が必要なので興が殺がれるし書き込み自体もめちゃくちゃ遅いのでこういうことはナカナカできない)
    ここら辺のところが、リモコンがあって、巻き戻しもあって、のDVD鑑賞と似てしまっているところだと思うのだ。
    関係ないけど、親戚の子供がパズル物なんかをやっているのをみると、すぐポーズボタンを押して休んでいるのをみてびっくりすることも多いんだよねー。緊張感とかドキドキする感覚がおそらくずれてるんだろう。どっちがいいとかいうわけではなくて。

    対してアーケードゲームというのは好きなときにセーブできない。ポーズなんてできるわけも無い。トイレにだっていけない。
    ほらね、映画館で観る映画に似ているでしょ。

    さてさて。
    ここで映画/ゲームの内容に踏み込んでみる。

    ビデオで見られることを前提とした映画、あるいはテレビで放映されることを前提に作られている映画の場合(あ、僕はもともとテレビの放送作家で、その後広告代理店でCMとか作ったり映画の出資の話にかんでたり、現在はゲーム作ってるので、全部知ってると言えば知ってはいる)、ハリウッド的なアクション物を思い出せばいいと思うけど、細切れのシーン/事件/アクションがざざざざざと連続することによって観客の興味を逸らせないようにしている。
    でもこれは実は目を逸らしても大丈夫なのだ。
    だってリモコンがあるんだもん。
    いわゆる通常の映画というものとは緊張感とかドキドキするポイントがおそらくずれてるんだろう。もちろんどっちがいいとかいうわけではないのも当たり前。
    見逃したとしてもMPEG4みたいなもんで、前後のシーンを見れば中間は大体想像つくし、想像の範囲を超えることもあまりないしね。大体メインの想定観客を脳髄液がダイエットコークで出来てるようなアメリ(ry
    (しかし、それを逆手にとって豪勢なシーンをさりげなく入れて驚かすってこともやってるけども。いつだってなんだって媒体の特性を逆手に取るのはクリエイターの癖だし)
    ゲームで何行か前に書いた文章でいうところの、ポーズありの巻き戻しありの板物ゲームと同じことになるってことです。
    (註:テレビやラジオ番組の場合にはCFで区切られたりビデオでの視聴を視野に入れたりするのでそれはそれでまた別のお話。しかしなんで俺ってばこんなニッチなノウハウを公開のページに書いてるんだろ? ひげいとうが悪いに違いない。もっと基本的なハリウッドの脚本の話のダイジェストが知りたかったらここら辺に)

    さて、そして小津映画。(無論のこと小津だけの話じゃないんだけど)
    逃げられない状況で長回しのシーンをじぃーっと観ていると、もうね画面の隅々にいたるまで気が行き届いてて、ものすごく饒舌な映画だということにいやおう無しに気づかされるのだ。
    というか、僕らの周りの日常だっていつもいつの日にも饒舌なんだってことに気づくことにもなるんだけども。

    で、それに気づいた後に同じ作品を一回ビデオでリモコンを片手に携帯を目の前に置いて見てみるといい。相当気を使ってみないと没入することは難しいはずなのだ。
    携帯はメール着信でぷるぷるするし(これは電源を切っておけばいいが)、飲み物が無くなれば冷蔵庫まで行く事だって出来るし、見逃したと思えばいつだって巻き戻す事だって出来るんだから。
    絶対に巻き戻さないと決意していたって「やろうと思えばできる」ってことを無意識が知っているだけで緊張感のレベルはずずずずぅーっと低くなるのだ。

    さて、さて。
    今では見る影も無いほど下火になっているアーケードのシューティングゲームに思いを馳せてみると、家庭用になってポーズや巻き戻しがあったらどうなのよ、なんてのは想像がつかないと思う。間延びしてしまってやる気がうせること請け合いだ。


    (閑話休題というかなんというか)
    もしかしたら、と思うことがある。
    IMJの三木さんがマリーガル(メディアファクトリー)でゲームのプロデューサーをしていたときに話してて出てきたんだったかな、「演劇も映画も、見る人が少なくなってそれだけじゃ食えなくなってからやっとアートになった。ゲームもそうなるのかなぁ」なんて話をしたことがあるような。いや元の会社の先輩で現ソナーの岡崎孝太郎さんとだったっけか。
    産業構造としての話はともかくとして、古式ゆかしいアートというのはそれだけではなくて「見るものの姿勢を規定する」という性質があるような気もしてしまう。関係性というかね。

    んで、アートと実用との差異なのだが、例えばたとえば、ISPのページにアートなんかはいらないのだ。
    それがこんな腐れページを作って「新しい、ポータルインターフェース」「ぜひいじってみてください。」とかいって悦にいっている輩がいるので困ったもんなのだ。(カッコ内の台詞をぐぐらないよーに)
    ユーザーがどういった状況でこのページにたどり着いたのか、どういう体勢で見ているのか、これら課金コンテンツをどう見せていけば「金を払ってみてもいいかなぁ」と思わせることが出来るのか、ユーザーが全く違うアクションをした後このページに復帰したとして果たしてちゃんと繋がっていられるのか、ブックマークできなくてもいいのか、つーかなんだよ色ナビってのはよこんなセンスのねぇページ作ったやつにナビされたかねーよボケ… などなどなど突っ込みどころはいくらでもある。大体キレイじゃないし。
    目が離せないのがアートならば、ISPのポータルがアートである必然性は全く無い。むしろ邪魔でしかない。
    これを作った輩を元博報堂にして現Beamsの上原くんが切って捨てて曰く「あいつホント馬鹿でさ、お得意(クライアントのこと)の金で調査したり自分の作品作ろうってのが許せないんだよなぁ」「賞でもとって外資系か電通に中途で入りたいんだろ」ですとさ。
    あーこわいこわい。

    投稿者 KQZ : 12:45 | コメント (7) | トラックバック

    2004年07月09日

    デバイスと投稿形コミュニティについての話の続き

    トラックバックがあったのでエントリーを改めましょか。
    しかし何でこんなこと書いてんだろオレ?

    さて。
    数年前『Check-i-TV』というi-mode対応のPS2ソフトがあったことを知っている人はあまり多くないとは思う。それの運営面も含めた企画をやっていたのが僕らのやっているマラカス電気科学だったのだ。

    この『Check-i-TV』、投稿型コミュニティ構築ソフトとして斬新かつ実験的なものだったのだが、通常のゲーム制作会社では運営には全く対応できないだろうということから、SCEから放送作家もやっている僕らに個人的ルートで話が来たのだった。
    (当時の細い帯域でそれなりの映像をアッセンブリせねばならないのでROM側に入れ込んでおくキャストや動きの厳選など使いまわしの面が一番苦労したところなのだが特許とかも絡んでくるのでそれはまた別のお話。通信料も高かったしねー)

    さてさて、しょっぱなに取り上げた「ラジオ」とラジオにすごく良く似ている「Check-i-TV」の比較ね。
    「投稿によるコミュニティ」という形態は変わらなくてもその手段が「ハガキ」「ファックス」から「携帯」「i-mode」に変わる事によって全く別な展開ができるのは至極当然のお話。
    (わかりづらい?
     「参加するにいたるまでの形態」と「投稿できる情報の量と質」の話ね。
     ハガキもしくはファックスというのはラジオ/テレビを視聴している姿勢から、
     いったん書くという姿勢にチェンジしなければならないわけで、
     その際に人間というものは自然と編集作業をするものなのだ。
      ま、重心がかかとより(=視聴)姿勢からつま先より(=参加)姿勢へと移動する時に
      なんらかの編集をしてしまうのが人間なのかもしれない、なんていう言い方もできるのだが。
     んで、一般に訓練されていない人が編集したものはさして面白いものではない。
     どういったネタ振りをすれば面白い反応が返ってくるか、などのノウハウや
     コミュニティのレベルが上がりすぎてしまって新規参入者が怖気づいてしまう際の
     ノウハウなどはまた別の話なので置いておくとして、
     i-modeなどの携帯(まさに携帯だ)デバイスの場合には、
     即時に参加する姿勢に立ち返ることができるという点がこの場合には本論。
     また同時に、PlayStationに対峙している姿勢テレビを見ている姿勢と比較すると
     もう少しだけつま先よりに重心が偏っているという点も指摘しておきたいわけで、
     つまり、同じ手軽な投稿形参加形態でも内実はまったく違うということがいいたいのですな。
     デバイスによって関係も内容もどうしたって変化するというのがミニまとめ)

    ということで、我々が新規なことをやっていくために「どこでも気がむいた時に『Check-i-TV』に投稿・参加できる」というところを面白みとして売っていく所に狙いを置いたわけです。
    町で見かけた変な人を写真にとって添付して送らせる、とかね。東京夕方午後6時とかいうお題で不思議な絵を送らせるとか。くっだらないコーナーをどんどん作っていって。
    もちろん初期にROMに焼きこんでおくのであるから、一年のサービス期間中にユーザーがコーナー自体を遊んでいってどんどん破綻をきたしていくだろう、というところも織り込み済み。
    (しかし、なんか今思い出してみるとMoblogっぽいこと志向してたんだな、当時)
    SCE側には分からないだろうし、初めはユーザーにもその面白さは理解できないだろうが恐らくデバイスとしての可能性はここら辺だと感じていたのだ。
    あとは選択と編集次第。
    …とはいうものの、全てが「実験」というくくりだったのでさまざまなことが出来なかったし、しなくてもいい事をあえてしなければならなかったり、というのがオチ。
    お仕事ですからなんつーか致し方なし。ここら辺はどうしたって雇われ仕事ではじめてしまった僕らの弱みなのだ。
    「金にならない仕事と人生最高の日々」と言い切るshi3zさんがとてもかっこよく見えるわけです。まぁ今はフリーなので別だけどもね。

    そうそう、選択といえば。
    (以下、閑話休題)
    いまatehakaなどのプロダクトデザインで有名な鄭秀和くんと初めて会ったときにここら辺のことをとっくりと話し合ったのだが、選択するというDJ型のデザインというあり方ももうちょっと考えられてもいいはずなのだ。
    僕もホンの一時期選曲家めいたことをしていた時期があってクラブキングで当時主宰していた選曲家協会の番号もたしか鄭くんと数番違いだったり、二人とも同い年で建築デザインの学生だったりといった縁から桑原茂一さんに「面白そうだから紹介しようか」と言われたのがまずもって端緒だったような記憶がある。
    場所は開場前のRoutinの会場。
    その時に二人の間で出てきた結論めいたことが未だにアタマの片隅に残っている。
    それは「二枚の(複数枚の)ベクトルの異なったお皿があれば、きっと会場のお客さんをどこにだってドライブできるに違いない」という確信めいたものだったのだ。
    何かを提示し、その反応を確かめ、選択し、再提示する、という一連の流れはまさに編集的デザインだ。
    恐らく雑誌の投稿ページを舞台にこういったシステムというか様式を確立したのはさくまあきらさんなのだと思うが、残念ながら僕は伝説の「ジャンプ放送局」は読んだことすらないので的外れなのかもしれない。(さくまさんには可愛がってもらっているので申し訳ないのだが本当のお話なので仕方ない)
    ただ、現在週刊チャンピオンの読者ページをやっている福本くんに「ボツ葉書って必ずあるじゃん。大量におんなじネタがかぶったりして。それをこうこう…(中略)…とか使うと反応が面白いはずだよん」と自分なりにサジェスチョンしてみると確かに好反応が返ってきたというから、基本のメソッドは恐らく同じなのだろう。


    しかし…
    はじめのタイトルに書いてしまったMMORPGまで先は長い。
    なんだかいつまでたっても進まないなぁ…。(自虐)
    Mailing ListやWebに関していえば「人称」とか色々書けるけど、MMORPGについては現在進行形なので…

    投稿者 KQZ : 12:33 | コメント (204) | トラックバック

    2004年07月07日

    「ラジオ番組とネットコミュニティ を読んで」を読んで

    このようにやり取りが簡単にできるというのは、僕もshi3zくんも同じHTMLという土俵の上でやり取りができるからだってことがまず第一段階の認識。
    shi3zくんは出入力デバイスに関してはあまり重きを置いていないようなのだが(読み違い?)、 僕は逆にデバイスによる規定(規制)からゲームやイベントのアイデアをひねり出すことが多いため、 若干話が違ってくるのでまず最初に書いておく。

    んで、前のエントリーでまずラジオ番組のコミュニティ周りについて書いたのは『(主催者、運営者をも含む)参加者同士のコミュニケーションが均等に見える』という点で分かりやすかったからなのだ。
    テレビなどの映像系ではそうなりづらいという理由についても書いた通り。
    ただ、音楽系で言うとMIDIとかMOD(なつかしー)を流通しあってお互いが相互に乗り入れるというコミュニティがほそぼそとながらも構築されてはいる。
    これもまた『送り手と受け手がケンカできるように感じられる』からなのだと思う。
    これと相似形のものとして、ネット上のオープンソース&コピーレフトなプログラム群にしたって同じことであるとも思っている。

    ここから先は仕事になるかもしれないしならないかもしれないしこんなところに書いているけどひょっとすると僕自身既に手がけ始めていることかもしれないので曖昧に書くが、映像系でも相互にコミュニケーションが取りやすくなって来ているのはこんなところで言うまでもない。
    だからといって別に通信回線がどうのとか低廉なDVDカムや編集ソフトがどうのこうのということではない。そんなものは8mmフィルムの時代から連綿とマニアのものなのだ。思い通りの映像を押さえるってのは極めて労力がかかるからコミュニケーションの石つぶてにはなりづらいのだ。
    ひょっとしたらケンカの手段になりうる「石つぶて」としてのメディアはフラッシュムービーなのかもしれないなぁ、という漠然とした感想があるわけですな。いやホントに漠然としているんだけれども。

    なかのひと.jp

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    投稿者 KQZ : 01:18 | コメント (92) | トラックバック

    2004年07月05日

    ネットコミュニティとラジオ番組とMMORPGとは一本の線で結ばれているというお話

    どうにもコミュニティについて書かねばならないようなのだ。
    というのも、よく分からない人から誘われてコミュニティうんぬんという所に誘われたのだが、そこは議論をするような場所でもないがために勘違いしてしまい、かといって使えない道具の上で物を考えたりするのは時間の無駄なのは分かり切っているので、勘違いで迷惑をかけてしまった経緯もあり、一旦自分の考えていることをまとめておくことにしようと思う。

    ことコミュニティ構築に関していうと、雑誌のコーナー企画連載やらラジオテレビの番組企画、サイト構築、ML運営、MMORPG運営にいたるまでいろんなことを実地でやっているので、そこら辺をちょっとまとめてみようということだ。
    どれも基本は一緒なのでどこまで手の内を晒せるかってとこだろうけども、なんかの習作にもいいかもしんないし。

    まず分かりやすいところで、数年前に持っていたラジオ番組のことを書くことにしよう。
    我がお師匠さん嘉門達夫さんから「お前ヒマやったらさぁ、番組手伝ってくれへん? いや忙しいとは思うけども」と頼まれて三年ほどFM系の番組を受け持ったことがある。
    受け持ちはじめた時には週にハガキが20枚来るかどうかという状態だった。まぁFMだしそんなもんだな。
    それが僕が受け持った時から次第にハガキの数が増えはじめ、一年後には週に7,000枚を超える人気番組に成長した。
    夏休み第一週ともなれば(隔週収録なので)20,000枚以上のハガキをひぃひぃいいながら読み込んだ物だった。
    当時は広告代理店社員をやりながらの二足のわらじ状態だったため、番組のために有給を使ってハガキを読むというよく分からない状況になっていたのだった。なんてったってハガキ20,000枚だ。全部に目を通すというのが番組のパワーになると確信していたためおいそれと手は抜けない。
    もちろん局では一番の人気番組となり、FMという枠では空前の投稿ハガキを集める番組になっていた。
    テレビ番組の構成作家経験も多々あるが、ここまでダイレクトな反響が来る事はテレビ番組という媒体の特性上ありえないので(理由は後述することになると思う)気合いも乗る訳だ。


    さてさて。
    以下整理してみる。

    ラジオというのは非常にシンプルな媒体である。
    情報は音のみに限られる。
    基本的にはパーソナリティのしゃべくりと音楽、若干のSEだけで成り立っている。
    リスナーの聴取姿勢は一人の部屋もしくは車の中など『個人接触』であり、基本的につま先に重心が乗っている状態である。
    つまりこちら側に引き込みやすいのだ。
    参加手段であるところのハガキの媒体特性はというと、通常手書きで文字を読みやすく書くと30秒前後までの情報を無理なく盛り込むことが出来る。大人が丁寧に綺麗な文字で書けば1分から2分でも大丈夫。ハガキにはそれ以外に絵を描くことも出来るし写真を貼り込むこともできる。

    まず、この時点でリスナーとパーソナリティの関係が『対等な状況に見える』というのがミソなのだ。

    リスナーがラジオを聴く『時間』と、パーソナリティーがハガキを読む『時間』、およびその質が、
    文字⇒音声情報
    という一点で対等に感じられるのだ。
    また、そのように感じさせるようにするのが(ハガキで参加、という形態での)コミュニティを盛り上げる唯一の秘訣だ。

    (よく分からない? ではこれがテレビ番組だとしよう。
     どんなに頑張ってハガキで応募しても、映像になるためには役者やイラストレーターなどが必要で、
     演出、編集がなされるがため、ユーザーがハガキに書いたものとかけ離れたものが画面上に映し出される訳だ。
     つまり、その時点で投稿者と画面の向こう側のパーソナリティーとの間の情報格差は、
     はじめから対等であるわけがないということが分かり切ってしまうのだな。
     また、テレビへの接触姿勢がさほどつま先に重心が乗っていないということも理由の一つだ。
     あ、「つま先に重心」とかいうのは15年くらい前から僕が好んで使っている用語なので、適当に翻訳してくれたまぃ)

    さらにはハガキに絵や珍奇な文字を描かれたりすると、その絵を説明するためにもっとてこずるようにも聞こえてしまう。
    つまり『文字⇒音声情報』という公式に綻びが生じるため格好のツッコミどころとなる。
    またハガキが届くまでの時間的落差というものも綻びの一つだ。
    (近ごろの番組にはメールでの投稿が主だと思うが、その場合には絵の情報や時間的落差による
     綻びの演出は出来ないだろう。その場合は時間的同時性などのメールならではの特性を生かすことになるだろうが、
     番組収録自体は生でなかったりするため困難といえば困難ではあるかな。
     でも統計とかとりやすいから面白いことは出来ると思うが。携帯メールだったらなおのこと色々できるだろうし。
     とはいえ添付ファイルを許すことは基本的に無理だろうしなぁ)

    あぁ時間がなくなってきた。
    ここまででは
    『コミュニティに積極的に参加させるためには、
     コミュニティ主催者側と対等にケンカできるかもしれない、と
     ユーザーに信じさせることができるかどうか』
    というのがミニミニまとめだ。
    もう一つ言えば『媒体の持つ特有の綻びをうまく利用する』というのもある。
    もちろん、自発的にそうさせねばならないのは当たり前のこと。目を閉じさせて「真っ暗だろ」と言い聞かせるよりは、暗やみで目を見開かせて感じさせる真暗闇の方がよっぽど情報強度は強い。
    なんか分かりづらいな。時間がないから放っておこう。
    ラジオ番組のコミュニティの作り方、盛り上げ方、コーナーの企画の仕方、ネタフリの仕方、他番組他媒体からのパクリ防止法… などなど幾らでも書けるのだがそんなことはこの場合はどうでもいいな。基本が分かれば誰にでも出来ることだし。
    各論で言えば「ユーザーをいかにひきこむか」「ハガキ(もしくはメールなどの参加媒体)をいかに選択するか」とかなんだけどもさ。


    MLやら雑誌、サイト、MMORPGに関しては…(以下続かないかも)

    では生ラム宴会にでも出かけるか。

    投稿者 KQZ : 06:37 | コメント (190) | トラックバック

    2004年06月22日

    数年前に書いていた文章を見つけたのでちょっと修正してみたり

    ある日、会社の後輩のHから「Kさん、ちょっと今晩飲みに行きませんか? 相談もあるので…」と誘われた。
    可愛がっている後輩だったので何かの困っていることでもあるのだろうと思い、友達のやっている恵比寿の地下にあるバーへと向かった。

    時は広告業界がやっとネット広告に目を向け始めてきた頃だった。
    その数年前には、同期の亀井と西海岸に二人で出張して某超有名ポータルサイトYへの出資話をいただき、喜び勇んで社内プレゼンをかけた際には「そんなもんで飯が食えると思うのか!」と一喝されたものだったが、その一喝した室長本人が役員会で「私がインターネットを導入したY木沢です」と発表するようになった、ちょうどそんな頃である。

    Hが声をひそめて「お世話になっているKさんだから言うんです。300万円出資してください。確実に3億円にはなりますよ」と、こう切り出してきた。

    聞くと、ネット広告の専門会社を作るのだという。ネット広告についてはその可能性を大きく感じていたし、第一ネット広告の理論的なところ、効果測定の必要性などはHに教えていたりもしたのだ。当然面白いとは思った。

    だが、彼は今ボクと彼が在籍している会社を辞めて起業するのではないという。
    勝算は? と聞くと「ボクが広告を売ります」といけしゃあしゃあと答えたのだった。
    それって…
    明らかに商法、出資法違反だ。
    その点を説明するが彼は「絶対に大丈夫です」の一点張りだった。

    その時彼はまだ20代半ば。(あ、オレも二つくらいしか違わなかったんだけど)
    そんなところで作った3億と、一生の間後ろめたい思いをするのとではどちらが大切なんだろうか。

    ちょっと論点をずらして「なぁ、本気でやれるって思うんなら、会社辞めてやったほうがいいと思わないか? 売り手が真剣でないもんを誰が買うんだよ。それだったら300万といわずもっと金を集めて出資してやるよ」と説得もしてみたが「いや、ボクがD社にいてこそ営業ができるんです」と取り付くしまもない。
    だからそれはやってはいけないことなんだよ…

    話は生き方にまで及んでしまった。

    「でもさ、何にするんだよ。別にウチの会社、食うには困らないじゃんか。それなりに遊べるぜ」
    「実は、僕は学生の時から映画を作っているんです。起業してお金を作ったら全部映画制作に使います」

    一時の後ろめたさは自分の夢の実現のためだ、と言うのだ。
    それなら、とこの話は聞かなかったことにしてあげることにした。

    数年後。
    彼は会社を辞めて、自分が立ち上げた会社に副社長として入社した。それから彼は何冊かの本も出したらしい。
    しかし、映画を作っているという話は聞かない。

    たぶん、彼は数億円のお金を得たのだとは思う。
    ただ、あれからの彼には、面映い言葉で言えば「青春時代」というものがなくなってしまったんだろうと思う。

    その後の彼とは、すれ違うことはあるが、見ていてつらい。
    彼が本当にやりたかったのはなんだったんだろう。

    投稿者 KQZ : 12:37 | コメント (158) | トラックバック

    2004年06月16日

    なぜblog

    おかしなことにこのURLを定期的に見ている人が数百人はいるらしい。

    もともとこの忘備録はblogではなく普通のcgiを使って身辺雑記をしていたのだ。
    確か大元は「蒲田ランチプロジェクト」という名称で辺境の地“蒲田”での昼メシ事情を向上させるべく、数人でその日に行った飯屋の感想を書いていくというプロジェクトだったのが、いつの間にか築地で働いていたボクも混ざりはじめて… といった感じだった。いずれにせよ、もう5年以上前のお話だ。意外に歴史あるんだわさ。
    そして後にはアメリカ在住の“One Eye EMI”ことエンタメ業界の大先達のエミ・カーベルさんと、ブルゴーニュに住みはじめたイラストレーターのミサヨちゃんに「日本じゃこんなの食べてるよー」「こんなことやってますー」というメッセージ的要素と、雑誌やテレビなどで店情報を書く時に以前行った店や食べたものを覚えておくという実用メモとして細々と続けていくことになったのだった。もちろん読者は身内も身内の3−4名であるので、マスコミに載せる時のような面倒くさい婉曲的な言い回しもしないし、時には仕事上の思いつきのメモも介在しているという、いわば読ませるための体裁を一切とっていないのがものだったのだ。検索できるんで楽なのだなぁ。出先から電話番号とかすぐ呼びだせるし。

    経緯はともあれ、ツールとして以前より使っていたcgiが非常に使い勝手がよろしくなかったため、MovableTypeを入れてみたのがもう一年以上前のことだったか。移行するのが面倒でありほっぽらかしていたのだが、バージョンが3.0になったのと仕事がさほど忙しくなくなったという時間的余裕をきっかけに縷々移行して現在に至るという次第だ。

    だが、だが。
    冒頭にも書いた通り、この数週間異様に読者が多いのだ。
    元凶はもちろんボクにある。もっとも後になって気づいたのだが後の祭りという奴だ。
    数週間前に、製作中のゲームのテストプレイをした折、小林正和(ハリーポッターには全く似ていない)のリンク先に切込隊長のblogを指定してしまったのだ。そしたらMovableTypeの野郎同士が密談しやがって断りもなしにトラックバックとかいうのが仕掛けられたらしい。さっき設定をよく見たらデフォルトのままだったのでもちろん悪いのは自分なのだが。つかネット暦長いんだから自分のサイトくらい作っとけよ>小林正和 (←八つ当たり)

    しかし時間が経っても人数がなかなか減らない。なにか面白いのか? それとも山本一郎の裏話でも書いてあるとでも思っているのだろうか? そりゃ書けることは書くけどホントは女装が趣味だとかは書けないし、ここに書いてある店はヘタすると一人4万とか5万とかするから知らずに行くとひどい目に遭うかもしれないし、日本酒なんかだと年間10本しかないようなものが出てきたりして参考にもなりゃしないってのに。分からん。

    まぁいろいろと詮ないことを考えていても仕方がないので開き直ってみた。見る奴は見れ。
    ということでSNSとかのプロフィールにも晒しはじめたのが先週くらいだっただろうか。

    しかし開き直ってみたものの「一般の人たちはどうやってblogという日経新聞的あるいはサンケイビジネスアイ(こんなタイトルだっけ?)的流行を見せているblogを活用しているんだろうか?」という非常に素朴な疑問は残るのであった。もう半年くらいすると青春出版社BIG tomorrowあたりでも「このblog使いでモテなかった男が三週間で彼女をゲット」「半年で300万稼ぐオレのblogアフィリエイト術」とかいうステキな特集を組むのだろうがそれはまた別のお話。

    んで、いくつか人気のblogというのを想像してみると(見て回るほどヒマじゃない)、「●●のつれづれなるままに…」とかいう面白みのないタイトルのそしてタイトル以上に面白みのない内容の日記がまざまざと目に見えるように思い浮かんできた。きっと2週間ほどはなんとか続けられてそのうちネットで見つけたネタを採録するだけになり更新も途絶えがちになりおおよそ2ヶ月くらいでうち捨てられるんだろうなぁ。気の利いた中学生でも躊躇するようなタイトルはそんなにはないだろうが。
    ということでgoogle。
    → http://www.google.co.jp/search?q=blog%81@%82%C2%82%EA%82%C3%82%EA&ie=Shift_JIS&hl=ja&lr=

    呆れた。
    54,400もの「つれづれなるblog」がインターネット空間に鎮座ましまして我々の訪問と「よろしければトラックバックを」をお待ちしているらしいのだ。アホか。寝る。

    投稿者 KQZ : 01:31 | コメント (277) | トラックバック

    2004年06月08日

    Shi3zの第二法則に当てはまっている私

    Trackbackのテストを兼ねてご近所につなげてみる。
    んー。
    Shi3zさんのblogは面白いなぁ。
    戦術系のざっとした斜め読みなら「戦術と指揮―命令の与え方・集団の動かし方」(ネスコ刊 松村劭著)あたりが面白いかと。自衛隊の人とかは考えてるのね、というところも分かるし。
    撃破目標というか大元の目的のとらまえ方を間違ってしまうと戦略も戦術もぐずぐずになりますが、そこら辺は「生きのびるためのデザイン」(晶文社 ヴィクター・パパネック著)が秀逸です。

    > 私が孫子の兵法がすばらしいと思うのは、戦略的な局面がほぼすべて
    > 「孫子の兵法」の組み合わせで表現できてしまうからです。

    確かに。
    ついでに「八卦」(というか易経)と「タロット」とがあれば森羅万象が表現できるかも知れません。
    ハリウッドで導入しているというストーリーテリングメソッドも限定状況のエンタテインメントを作り出すツールとしては興味あるけども。

    投稿者 KQZ : 11:40 | コメント (153) | トラックバック

    2004年06月04日

    使えない大バカ野郎が斜め後ろに座っている

    ほんの少しの計算能力と感情移入能力さえあればたいていの事はこなせるのになぁ。
    バランス感覚なんてのはその二つの掛け合わせでなんとでもなる。
    あとはメゲない胆力とか。対人処理能力から言えば人懐っこさとか。


    …全部ダメダメなのだが、ここの会社の人事はヤツのどこを見て採用したのだろう?
    だからタイマー屋ショックとか言われんだろうな。

    投稿者 KQZ : 02:23 | コメント (248) | トラックバック

    2004年06月03日

    懐かしい人と飲み会

    夜になって、Greeというどうしようもなくセンスの悪いSNSで再会した信太郎さんと恵比寿の中村圭太で落ち合う。ま、元201号室っちゅうか。とはいえ30分近く信太郎さんが来ないので心配になって色々と電話をかけてしまう。程なく到着。ビールに泡盛、沖縄料理をつつきながら由無し話からコアな業界話、果ては新規サービスのアイデアフラッシュへと話は続く。こういうのは得意なんだなぁ。途中携帯メールで部下に激を飛ばす信太郎さんになんだか変わらない熱さを感じつついたりして。
    23時過ぎに先程携帯に一報入れていた元博報堂・現Beamsの上原から入電。なんでも桜ケ丘のDelfiniにいるらしい。んじゃ合流しますか。自転車を恵比寿駅前に置きっぱにしてタクシーでGO。
    おお、なんとそこに見えるは美しい福井女史ではありませんか。彼女がClubkingにいる時にDictionary Webの制作したからよくあってたんだよなぁ。今は上原の会社にいるのね。ふむふむ。これまた懐かしい色々な話をしつつ時間があっという間に過ぎる。終電ぎりぎりくらいになって解散。いやぁ懐かしいわ話は相変わらず濃いわ。
    山手線のホームに上がると、床にへばりついたガムをヘラでこそげとる仕事にいそしむおじさんと、どうしようもないほどに似合わないゴスロリに身を包んだお姉さんが左から視界に入ってくる。右からはLPガスを運ぶ貨物列車が新宿方面へと音もなく進んでいく。優美な曲線に前後を絞られた黒い貨物列車の方が赤と白のギンガムチェックのゴスロリ姉ちゃんよりも数十倍キレイで存在が的確だった。黙々と丁寧な仕事をし続けるガム取りのおじさんの方がパフスリーブが力なくたわんだ20代後半の女よりかは十倍は美しい。恵比寿に到着し、そして自転車にまたがる。今日はへんてこな日だ。ODINに向かおうかどうしようか悩みつつ歩行者が切れなかったのでそのまま明治通りを突っ切る。右手に見える九十九らーめんは相変わらず混んでいる。オウムはこう変わったんだっけか。東京の夜は変わらないようで地道に変わり続けていた。今さらながらそんなことに気づいた僕はこの10年間のさまざまな出会いと別れにぼんやりと思いをはせつつタクシーの列を縫い星条旗通りに車輪を向ける。家路は思いのほか近過ぎてなんの結論も出すには至らなかった。

    中村圭太
    恵比寿南1-18-11西田ビル201
    03-3711-5897

    投稿者 KQZ : 02:20 | コメント (193) | トラックバック

    2004年05月13日

    日本のSNSはダメですなぁ

    物事の価値をGoogleの検索数でしか判断できない輩が多いような気が。(大前提)

    ・Greeのデザインのだささ。
     乱立するグループとそこで話されている内容の薄さ、レベルの低さ。
    →「乱立」が一番の起因(ユーザーにSFCが多いというのが二番目か)
     →グループを作る際の敷居の低さ。
     →グループをうまく探し出せないデザインの悪さ。
      →1画面50のグループを見ることができるが、ページの一番下に次ページへのリンクがないという
       驚きのクソGUI! つまり、51番目以降のグループを見るためにページをもう一度一番上まで
       スクロールさせなければならない
       →そんなことするのは面倒なので適当にグループを作ってしまう&作れてしまう →乱立

    ・自浄作用がないためコミュニティ管理にコストがかかりすぎる。というか現状は放棄か。

    ・OrkutはGoogle OSがあってこそのシステムだが、Greeは既に破綻が見えている様子。
     →知り合いでもないのに人数を増やすのが生きがいの輩が「もうLinkが増やせない」と騒いでいるらしい。
      もうアホかと。きっとGoogleの検索数が価値判断の基準という一人なのだろう。

    ・Link依頼の際にメッセージがつけられない。
     サービスデザインをした人間は相当コミュニケーション能力が低いのだろう。想像力足りなすぎ。
     リチャード・ワーマンくらい読んでないのか?

    投稿者 KQZ : 01:33 | コメント (217) | トラックバック

    2003年11月30日

    デザートまみれの普通の日

    朝起きてパン捏ね。←ここまではテンプレートか?
    今日はマカダミアナッツオイルをつかってみる。いつもの蜂蜜の代わりにメキシコのトウキビのお砂糖をつかったので若干水が少ないか? 微妙に調節しながらせっせこ捏ねあげる。ほうれん草とトマトソースのパスタを食べ、その後昨日パティスリー・プラネッツで買ってきたケーキを食べる。おんやぁ? 二つだけじゃなくて5つも買ってある。…犯人はわかっているのだが。柿のシロップ漬けが乗ったタルト、キャラメリゼしたリンゴの乗ったミルフィーユ、クルミの入ったキャラメルのムースケーキをそれぞれ半分ずつ。柿をつかったタルトは珍しいかも。バニラ風味で美味しいなり。
    パン生地を醗酵させている間に六本木TSUTAYAに行く。今日は旧作が100円ということで普段あまり借りないものを沢山借りてみる。隣のフードマガジンで買い物して帰宅。
    まだ醗酵が終わっていないので戦闘妖精雪風を3巻まとめて観る。うーーーん。思わせぶりな演出は大嫌いなり。「何度も観返したくなる」という一つの定番の評価は、あくまでも「視聴者が面白いと思ったから」という動機づけあってこそなわけで、その上で「何度観返しても新しい発見がある(深さ)」という次のステップになるのだろうが、ここ数年のアニメバブル期に量産されたガサラキみたいな糞アニメは一度見ただけじゃなにがなんだか分からないだけなので正直どーでもいいってな感じなのだ。製作者の頭の悪さと受け手に対する想像力のなさしか感じない。神林長平の原作が好きなだけになぁ。しかしなんでヤオイちっくにしてんだろ? 意味がわからん。
    晩ご飯は今日買ってきた東京Xのロース肉を鉄板でソテー。付け合わせはブロッコリーの蒸し焼き。キャベツとトマトとベーコンのスープ。それと焼き立てのパン。塩胡椒とバターの風味だけの東京Xは豚肉の味がストレートで歯ごたえもうまいざます。蒸し焼きしすぎて下が焦げ気味くらいのブロッコリーのくたくた感がこれまたよろし。
    食後に大泉学園土産(?)のシュークリームをパクつく。しかしデザートまみれの休日だったのぉ。

    投稿者 KQZ : 06:42 | コメント (135) | トラックバック