2008年07月19日

非対象性を持つコミュニケーションに於ける飛礫の効用について

 昨日のこと。

 夕方打ち合わせをしていたWeb技術者のEyesさんから実家から届いたという岡山県産の桃を大量に戴いたので、六本木Abbot's Choiceでドルチェにしてもらうべく持参してそのまま軽い晩飯を食らう。(六本木店には業務用のアイスクリームマシンがあるのだ。レモンの皮入りソルベはかなり好み)

 その後家に帰りPCでメールをチェックしたりRSSリーダーの未読を潰していると、Twitterでshi3z-showが始まるという告知が見て取れたので、作業がてらに音声だけ聞く体制。

 iPhone発売記念ということで連日放送してきたスペシャルウィークの締めを飾るということでゲストが沢山来ているようなのだが、音しかきいていないので正直内容がよく分からなくなっている。いや、しばらく画面と同期して視聴してみてもよくわからない。どうやらビールを飲みながら話をしているらしい。
 なぁんだ。こっちもビールをあけるか。

 しばらくするとustreamの向こう側では、iTunesなどの話題になっていた。
 shi3zさんいわく「電脳カウボーイズでiTunes1位になったんだけど、全然儲からなかったよ。iTunes儲からないからダメだね」という話になっていたので思わず「んなこたーない」とコメントを入れてみる。
 仲のよいバンドマンは数年前からメジャーからはほぼリリースをせず(具体的にはもう少しややこしい上に事務所的にも黙認状態なので書けない。かなり売れていたから30代で知らない人はいないと思う)、自分たちでインディーズレーベルを立ち上げてライブ会場で手売りをしたりしているのだが、「もうメジャーでやってらんなくなるくらい儲かる」とホクホク顔だったことを知っているからだ。程なくしてネット配信へも進出してきて、数千人のコアなファンを相手に非常に優雅なアーティストライフを送っているらしい。(たとえばリミックス違いを出すだけでサクッと数千枚売れたりするわけで。もちろんiTunesだけじゃないけれども年々増加しているらしい)

 そんなこんなをぼんやり思い出していると、画面の向こうから「んなこたーない、とかKQZさんが書いてるけど、なんだろ」と反応があった。
 どこまで書いていいものやら、と悩みつつ「インディーズでは……」とコメントを打ち始めると「あーインディーズなんて書いてるよ。主語がないからよく分からないし、ビール飲んでるって書いてたから酔っ払ってるんじゃないの?」と音声で反応が帰ってくる。
 そして話題はすぐ違う方向に切り替わっていく。

 め ん ど く せ ー な ー 。

 俺が前にどんな仕事をしていて、こんなつまらんところで知ったかぶって馬脚をあらわしたりする人間じゃないことくらい分かろうものを。
 話題は流れていく。ここでコメントで後追いしてもまったく意味がないことも重々承知している。

 コミュニケーションがコミュニケーションとして成立するためには、互いに「情報発信/受信の筋道が等価である」と確認されていなければならない。
 ただこれは幻想でもかまわないわけで、ラジオ番組などどう考えても対称であるはずがない空間でもこの幻想をうまく醸成してあげることで盛り上げることができる、などという放送作家時代の実話は数年前に日記に書いたことがある。(リンク1リンク2
 逆に、「一方通行でしかない」と気づいた瞬間に相手はさめて心は離れていく。
 ちょうど今の状況は「さめた瞬間」であった。

 さてさめた目でustreamを眺め返すと、さっきからトロチチさんに対して「iPhone用のソフトを作る作るといいながら作れなかった」「iPhoneに対する愛情がない」などと飽きることなくねちねちと突っ込んでいることに気づく。「PS3なんて…」とか立場上答えられるはずもないことについて振ってみたりとか。
 わざわざ立川から来てくれた先輩に対してこれであるからして明らかに酔っ払いである。でなければ人格破綻者だ。

 経営者が傲慢になるとどのような末路をたどるかには投資でもしていない限りあまり興味がないが、袖摺りあうも他生の縁なのでコミュニケーションの非対称性を逆に利用してみることにした。
 網野善彦史観でいうところの「封建社会における飛礫」である。

 「もてるためのプログラミング」などという世界でshi3zさん一人しか盛り上がれない話題になっていたので『みなさんあきれた顔してはる』と書き込んでみた。

 遠くから投げられた礫がどうなったかはよくわからない。
 だってPCの調子が悪くなって音声が聞こえなくなっちゃったんだもの。(´・ω・`)
 リスタートして戻ってきてみたら放送終わっちゃってたし。タイミング悪すぎ。

  

投稿者 KQZ : 05:49 | コメント (0) | トラックバック

2008年04月08日

mixiがスッキリしすぎてビックリ、の巻

 いや先ほどmixiにログインしようとしてたらですね、妙にスッキリしてるんですよ。
 ホレこの通り。

mixi_080408.JPG

 例の……というか、昔懐かしい……というか、貸しポジ屋チックな……といいましょううか、青空にまばゆく輝く川原だか高原だの風景がどばーんと前面に押し出されております。これまで広告ばかりだったのに。
 携帯mixiのLogin画面の方にはちゃんと広告が入っていますから、もしかしてこれはひょっとしてmixi様とあろうものがトップページ広告において売れ残っちゃってアラ大変自社広つっこんじゃえ、とかいうことなのでは? とかんぐりたくもなってしまいます。上部バナーもFind Job!ですし。わかりませんが。
 通常なら新学期シーズンなんですけどもねぇ。
 ま、携帯広告の方に動いているのかもしれませんけど詳しくは知らんす。
 そんだけ。

投稿者 KQZ : 18:41 | コメント (0) | トラックバック

2008年02月18日

ひろゆきは試しに振り込んでみればいいと思うんだ

切込隊長BLOG(ブログ):
俺、賠償金取ったら結婚するんだ

 http://kirik.tea-nifty.com/diary/2008/02/post_5db0.html

 きっとステキなことがおきるはず。 恋の魔法ってやつだね!

投稿者 KQZ : 19:21 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月15日

カードヒーローmemo

カードヒーロー現状
シナリオイベントは全クリア
通常カードはLast Imperialの最後130番以外ゲット
Limited Editionは8枚(パパトット、デスシーフ、ノワール、ビョーグル、エルスピナー、シャムーラ、モーガン、スパルタス覚醒)
モーガンはまっさきに三つ揃えたんだぜ
外伝シナリオは32回優勝したら「チャンピオンオブチャンピオン」だか「キングオブキング」だとか言われたみたい(流してしまった)。アリスかよ

今後やること
各カードのやりこみ度をあげていく
→Proデッキに弱いカードを中心に「かませいぬ」デッキをつくり、そいつを相手にコツコツあげてますが自分でも姑息だと思ったり思わなかったり
センターモールでのトレードを使ってカードゲット
センターモールのCPU対戦相手のセリフをすべて見てみる
TAITAIやyaemonなどのおっさんゲーム馬鹿を相手にWifi対戦で叩きのめしてやる
たこはしさんには勝てなさそうな予感

投稿者 KQZ : 02:54 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月20日

出会いがしらの匿名のぶっきらぼうな優しさ

 年をとると涙もろくなってきていけない。
 なもんで、あんまり泣かせるようなサイトには仕事中には行かないように極力努力している。
 昨日などは昼飯時に子供を一ヶ月放置した鬼畜母のニュースをうっかり読んでしまって15分は仕事にならなかった。

 そして昨日の夕暮れ時、コーヒーを飲みながらRSSリーダーの未読を駆逐しているときにふと踏んでしまったのがここ。

2ちゃんねるレスブック:今日養父におとんって言ってやったよwwwwwwwwwwww
 http://blog.livedoor.jp/ressbook2ch/archives/51083119.html

 >1での出だしが後になって効いてくるという構成もよくできている。(なんか変な書き方だけどそれも虚実皮膜のうちだ。)
 そうとはわかりつつ読み進み、まだ「ウルウルとしそう」という徳俵に踏みとどまっているときに出てきた名無しのこの書き込みにぐらっと来てしまったのだ。

206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/18(火) 23:28:45.87 ID:I8/dHNeA0
>>196
>だからこっそり貴方が寝てる時にお母さんって呼びました

かーちゃんが気づいてないと思ったら大間違いだ

 「亡き養母に対して表立ってはお母さんと言えなかったが、寝ているところにそっと呟いてはいたのだ」という泣きの独白に対してそっけない書きぶりでのレスである。
 それも23:25:47から23:28:45。熟考を重ねてのものではないだろう。
 相手をべたべたと持ち上げもせず一定の距離をおいた、それでいて最大限のお悔やみになっていると思う。
 こういう大人の対応を出会いがしらに読まされるとどうにも徳俵から転げ落ちちまうのだ。われながら変だとは思う。
 なんら実害関係のない相手にすらサラリと気を配ってくる相手がネットの暗闇の向こうにいるとうっすら信じられるからこそ、巨大な「王様の耳はロバの耳の穴」として2ちゃんねるは存続しているような気さえしてくるから不思議だ。
 それ以上に弊害もありまくりだけどもな。

投稿者 KQZ : 10:41 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月30日

仕事しながらメモ【追記あり】

ニセモノの良心 : テレビ局はアニメのお金の中抜きをしているか?
 http://soulwarden.exblog.jp/6469132/

ざっと見でだいたい正しいようなのですが、

テレビ局とすれば「2倍制作費を突っ込んだら、2倍の視聴率が取れるか」と聞かれたら苦笑いするしかない。

 2倍の視聴率を取れたからと言って、2倍の金額でCM枠が売れるわけではないのよね。(定価よりは高くならない)
 早く定価で売りきれてバンバンザイってだけのことね。
 これがたとえば人気がなくて全然売れない枠だったりするとどんどん値段が下がって、最後は代理店に泣きつく(売らせる)というわけ。だって在庫商売じゃないんだもん。
 よく深夜番組のCMが自社のイベントとか新番組予告、AC公共広告機構ばっかりだったりするのは単に売れ残った枠の処理してるってこと。(「売れのこった安い枠にとりあえず入れといて」とまとまった金を代理店に渡しておくという賢いお得意先もいたりする。古くは正月シーズンの「コピーは三田」とか土日のテレビ東京のエバラ焼肉のたれとか。平日昼間だと花王とかライオンだっけかな。こんなのも金融から見れば当り前のオペレーションだよね。閑話休題)
 逆にいえば大手代理店が強いのは、こういった売れない多くのCM枠を豊富な得意先リストや営業人脈、売り方のアイデアを使ってなんとか売り切ることができることと、それらによって人気のある枠も買いやすくできるってことね。(アイデアでいうと三本のCM枠があると真ん中の枠は売れなかったのね、昔。チャンネルを変えられるからっていう理由で。これを逆手にとって「答えは30秒15秒後!」とサンドイッチで売るというアイデアを出してチャンネルを変えさせないようにしたのは電通のテレビ局担当の若手だったりするわけで。あーなんか小ネタが多くなるな今日は)
 まぁなんつーかつまりは人気のある番組枠だけ買いたいってやってくる中小代理店と、いつも売れなくて困っている枠をなんとか処理してくれる大手代理店とじゃ対応が違うのは商売人の根本として当たり前だって話。
 こういう部分も含めて「手数料15%が高い」とか「人気番組のCMの扱いは大手代理店が独占」とかいうのはちゃんちゃらおかしいのだな。魚屋だって上得意の寿司屋には優先的にいいマグロ売るだろうに。
 一方、定価の決まってない大規模イベント放送権利やなんかだと今度は入札合戦になって、どんどん値段が跳ね上がるわけですわ。となると今度は大手スポンサーと付き合いがなければならない→やはり大手代理店が出てくるというこれまた当り前の話もあるわけですが仕事が終わらないのでここら辺でやめとく。

<<お約束の追記:2007.11.2>>

mixi日記より

eyesさんのblogにツッコミたかった件 2007年10月09日16:02

 authenticbar.com が混んでいてblogが書けなかったり昨日から風邪気味だったりして時期を逸してしまっていたのですが、メモが残っていたので備忘録代わりにちょっと貼り付けてみる。

eyes blog: 別にアニメに限った話ではない。
 http://blog.eyes-works.com/archives/000486.php

 要はアニメーションの現場でのお金の流れのことらしいのです。

 2ちゃんねらー的に言うとこんな理解らしいです。

⊂⌒⊃。Д。)⊃カジ速≡≡≡⊂⌒つ゚Д゚)つFull Auto | 【瀬戸】アニメ製作会社AICがWinnyを使用しアニメの予算表等を流出【バンブーブレード】
 http://www.kajisoku.com/archives/eid1771.html


スポンサー
 ↓
5000万円 
 ├───→1000万 広告代理店(電通)←ノーリスクハイリターン丸投げぼったくり
 ↓ 
4000万円
 ├───→2000万 放送局(キー局)←酷い中抜き
 ↓ 
2000万円
 ├───→1200万 放送局(地方局)←これも丸投げでボッタ
 ↓ 
800万円
 ├───→数百万 元請けプロダクション ※実際の制作費は1000~1300万
 ↓ 
下請け
 ├───→数百万 下請けプロダクション
 ├───→1.6万~ 声優(30分アニメ1話) ※新人は8000円
 └───→3万~  アニメーター(月収)  ※原画なら動画より上

 まずスポンサーから元請にいたる5000万→800万という数字をみて「ぼったくりだ」とかいうことになっているらしいのですが、そもそもお金の性質が全く違うわけです。

 スポンサーは広告を打ちたいだけで、
  [●才くらい]の[男性/女性]が[毎週見ている番組]になら広告料を払うよ
 という意識しかないのです。
 これが基本ね。

 広告のビークルになるコンテンツは別にアニメじゃなくてもよくて、芸能人が適当に商店街歩いてじゃんけんかなんかして自腹で食事をご馳走しあうようなどうでもいい番組であったとしても、視聴率さえ取れていれば喜んでお金を払うってことです。
 その時点ではコンテンツの文化的意義とか番組制作者の生活なんていうものは排除されるにきまっています。
(その功罪については話してません。あくまでも基本ということ)

 で、企業のマーケティング費用としての広告料を最大限に活用する、という目的で初めて番組および広告枠を購入するということになるわけです。

 その際の手数料で15%内外というのはアニメに限った話ではなく良くある数値です。
 広告枠と言うものは売り切れ御免というか、人気が出たとしても増枠なし&売れなかったら媒体社サイドが丸かぶりする危険性もありーの、という水物商売ですから基本的に逆オークション形式だったりしまして… というのは本筋と関係ないのでカンタンに触れるにとどめておきます。
 テレビ局から泣きつかれて売れそうにない枠を大量に抱えさせられた局担当の新人からしおしおとした声で内線がかかってくる… というのは代理店でよくあるほほえましい光景です。そういう枠になんらかの得意先メリットを企画して売り込む、とかいう仕事もあるわけでして、そこから新しいメソッドの番組が生まれるというのもよくある話。
 閑話休題。
 ま、そんなことも含めまして、そういう水物のフィー率は高くなりそうだと言うことくらいは理解しておいたほうがいいと思います。築地の中卸は15%のフィーじゃやってられないのです。マグロなら冷凍保存できるけど電波も雑誌も新聞もバナー広告も、あいた枠を冷凍保存して次に使いまわせないってこってす。
 特にアニメーションの枠というのは大体二年以上前からあーでもないこーでもないと仕事が始まっているわけですし、勧進元みたいな仕事もしてるのでノーリスクハイリターンというわけじゃないってのもありますし。
(あー長くなった。例外については後でまとめて)

 さて次は放送局の段落。
 この4000万→800万という数字は番組の内容とは関係なく、全国津々浦々まで電波を届かせるための費用も含んでいるわけなんですが、どうしてみんなそういうところに気づかないかなぁ…。
 全国ネットで放送するということは、7000万世帯とかいう莫大な数のテレビに電波を届かせるわけで、そのインフラの維持費用とかを考えると別に高くはないはずなのです。
 深夜だろうがゴールデン枠だろうが、全国に電波を放送する金額はあんまり変わりないってこってす。(厳密には違うけども)

 さて残るはセンセーショナルな800万と言う数字です。
 これは番組制作会社内部の問題でもあるわけで… さて、どう説明すっかな。

(気力が無いから尻切れ)

 その後のやりとりで核心とかも書いてあったんですが公開していいものでもなさそうなので適当にこんなところで。(学生さんとのやり取りも別途)

なかのひと.jp

あわせて読みたい


投稿者 KQZ : 02:20 | コメント (3) | トラックバック

2007年10月16日

忙しすぎメモ

 なんだか妙に忙しいがとりあえず生存確認メモ。
 あとで整理して消すかも。


  • 7日の日曜日にはタケダワイナリーの感謝祭に行ってきた。あとで長文をアップする予定。
  • 14日の日曜日。横浜中華街の大珍楼で新満漢全席のコースを食らう。写真たくさん。
  • ちょっと調べてみたrメタバース関連サービスがこんなにあってびっくり。
    TechCrunch Japanese アーカイブ » バーチャル・ハングアウトは花盛り―選択肢は豊富
    http://jp.techcrunch.com/archives/virtual-world-hangouts-so-many-to-choose-from/
  • セカンドライフは一時期の報道バブルからバッシングに代わって今は忘れられてはいるものの、中にいる人は結構しっとり盛り上がってたりする。1SIMの同時接続も80人超えてたりするし、プログラムの最適化とかされているっぽい。
  • メディアが気付いていない間にmixiもモバゲーもすごいことになっていたし、スタービーチなんてサービスも目立つ前にとんでもないことになっていた。(そしてメディアが追いついたころには衰弱へ)
  • 実はダイヤルQ2サービスはついこの間までめちゃくちゃ利益を上げていた。(回線の卸とかして七社会は健在だったし、ザッパラスなんかになってたりするし)
  • つまりメディアに取り上げられてなくても回ってるところは回ってるのでそういう方面は気にしないこと。
  • メタバースの動きを定義するには尚早すぎるが、パソコン通信からHTMLによるWebへの変化のメタファーを使うのが早いのではないかと。
  • CUI→GUIの変化を思い出せばいいだけのこと。今度はGUI→3DUIか。
  • じきにネット上のコンテンツはHTMLベースからXMLベースに記述方式が変わる。(ほんとか?)
  • そうなったら Webで見る/セカンドライフ(もしくは他の3Dメタバース環境)で見る というのは単なる嗜好の違いになるのではないか。(ほんとか?)


    TAITAI の発言:
     しかし,何があれば面白いのかなぁ・・・
    KQZ の発言:
     出会い系とかがすぐに思い浮かぶわけですがはてさて
    TAITAI の発言:
     Youtubeに対してニコニコ動画が出した答えみたいなもんというか
    KQZ の発言:
     同期性が必須ってのはこまりもんですな
    KQZ の発言:
     あ、かぶった
    TAITAI の発言:
     ちょっとしたことのような気はするんですけどね

  • ニコニコ動画に関して言えば、日本固有の「バラエティ番組のテロップ」ってのがあったからああいった進化を遂げはず。そりゃアメリカ人には思いつかない罠。
  • 自分で何かを操作する、というめんどくささを超えるなにかを提供するには?
  • 時に、「未来日記」って番組覚えてる?
  • 自分で何かを決めて行動する、というのがかなりめんどくさいのであれば未来日記よろしく、誰かが書いたくさい筋書き、くさい動きを「だってこう書いてあるんだもーん」(へらへら)と、やらされてる感を醸し出しつつ体験させることによって、もしかしたらちゃんとした「感動経験(言葉が陳腐だなー)」を与えられるのでは、とか思うわけでして。
  • これのタイムラインを同期させて群像劇にしたのが「あいのり」ですな。(実はスタッフが流れてるんですがそこら辺は素人さんにはわからない裏事情w)
  • あ。これってもしかしたら「ひぐらしのなく頃」なのかも。
  • プレイヤーは選択肢すら与えられない=未来日記を読まされてる と考えるとぴったり

    TAITAI の発言:  昔,ハーフライフってゲームで  スタート直後は,プレイヤーは地下ケーブルワゴンに乗って,基地全体を移動しながらプロローグが始まるってのがあったんですけど  あれって,プレイヤーは視点の移動しかできないんだけど,自分で歩く以上に臨場感があったって記憶を思い出しましたが(;´д`)  多分,見る事に集中できたせいで周りの細かいオブジェクトに感心できたんだろうな

※しかし今気づいたけど読点が「,」なのね。やっぱり。w

 さて、明日9時半からプレゼンだから寝るかなっと。

投稿者 KQZ : 03:07 | コメント (0) | トラックバック

2007年09月11日

むーん

 某所の某氏から「エントリーをわけろ」「もしくは毎日書け」と言われました。
 細かいネタなんだからどーでもいいじゃんかさ……

投稿者 KQZ : 23:51 | コメント (0) | トラックバック

2007年08月06日

書き忘れてたことなど

ここんとこたまっているエントリー。

  • 宇和島二日目は岩牡蠣と緋扇貝とアイゴ飯、セルフうどんに道後温泉ひとっ風呂
  • 某編集長(黒)が激白する「仕事で必要なことは全てネットゲームで習った」とかいう話
  • 露地かわぐちで開催されたシャンパンの会と汐留フェリー経由西麻布草ふえ
  • 銀座さわ田貸し切りは大がっかり大会でODINにて反省会
  • 六本木点検隊:フラメンコ教室「麗の店」のスペイン風カレー
  • 赤坂点検隊:BECKER'S DELIGHT
  • バカだなぁSecond Lifeはアプリじゃなくてブラウザなんだってば、とかいう話
  • なんだか広告が気になるとか

微妙に仕事内容にかぶりそうな話は公開しないかもですが、時間見つけてアップしていきますか。

投稿者 KQZ : 11:24 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月23日

VISTAについて困ってること

ここ一時間ほどで困っていることについて書いてみるです。

ちぃーっとも速くない
前のPCがPentium4の2.8GとかだったのでCore2Duo6600ならさぞ速かろうと思っていたらば、メールやファインダー操作程度だとかえって遅く感じてしまうのだ。CGレンダリングなんかをやるのなら別だろうが、回線から先はPCのスピードなんかとは別の話なわけで、体感速度はUIのヘタレなところやフォント表示系のひっかかりなんかに引きずられてしまうということですね。MacOSが懐かしい。XPに乗せ換えるか?


ファイル共有ができない
なぜだかXPで共有ファイルフォルダが見られない。Macintoshだと見ることだけは出来るのだが。仕事にならんわ。
→ファイアウォールだとかもう一回再起動だとかいろいろめんどいので外付けHDDでコピーしちょります。


Media Centerがひどい
使い勝手わるいなぁ……こりゃ広まらんわ。機能の先読みとかくらいはしてるのかなぁ。


Lhacaが動かない
LhacaをVistaで使うとrarファイルの解凍でヘマをするようです。 解凍は出来るもののフォルダの中身が空っぽに。
WinRarを使うときちんと解凍できたのでとりあえず解決。


CDが焼けない
iTunesでCDを焼こうとしたら「サポートされているディスク作成機能が見つかりません」とか言われた。なんとも呆れて笑ってしまった。

…てなことを書こうと思っていたら、さっきSleipnirが飛んで消えちまったのだ。
へんだ。


投稿者 KQZ : 23:40 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月18日

N904iへの要望など

 N904iに変更して約一週間。
 ようやくi.chのお試し期間も終わりそうな今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
 そんなことはどーでもいいとして。
 流石に901iSから二世代を経たHiSpeed FOMAですので使い勝手はなかなかよろしいですし、外装はイタリアンデザインとのことでそれなりに頑張っていると思うのではありますが、FeanorさんがN904iに対して要望を書いていたので便乗してみることにしてみます。

最近忙しい
 http://formenos.jp/archives/2007/07/post_40.html

 以下Feanorさんとこから抜粋。


  • 画面メモもデスクトップに貼れるようにして欲しい
  • T9英字モードでも予測変換を
  • なんだか知らないけど気がつくとミュージックプレーヤーが起動してたりするのを何とかして欲しい
  • 画面メモの順番の並べ替えできないの地味に不便

 これらに加えるとしますと……

  • プロダクトデザインは頑張っているが詰めが甘い
    例えばWebやメールを見ている際にPageUp、PageDownを多用するのですが、位置が左側面の上から45%くらいの所にちょこりんとあるのです。漢字で言うと『泪』のサンズイの真ん中当たり。(漢字で言わんでよろしい)
    これが非常に使いにくい。
    左手で操作する場合には必然的に親指で押す事を想定しているのでしょうが、液晶部分が重いのでバランスを崩してしまいそうで手に力がこもってしまうのだ。
    右手で操作する時は中指を使うのでしょうがこれが中指にとってはは小さくて固いので押しづらいことこの上ない。
    もう2cmくらい上にすれば左親指or右人さし指で押せたのに… とこれが惜しいポイント。
    (07.07.18追記)でもやっぱり[ch]キーや[menu]キーに割り振った方が操作しやすいかなぁ。
    直感的かつ操作しやすい、というのにこだわるのならば左側面のキーをシーソースイッチ形(二つのキーではなく、一つのキーにするってこと)にしてくれればわかりやすくかつそうさしやすかったののかも。両方同時押しなんて想定してないでしょ?>Nの中の人


  • フラッシュの位置がおかしい?
    もとより横持ちでの撮影は考えられていないでしょうが(その実ビデオを見る時には横置き前提なんだけどもさ)、フラッシュバルブの位置がレンズの下にあるので指に引っ掛かりがちです。
    指がフラッシュにかからないように持つと今度は機体のバランスがよろしくありません。
    要はフリップの上側=液晶部分が重いということでしょうか。
    イタリアデザインということですが、日本人の手の大きさや握力とすり合わせしているのかなあ。(これは関係ないか)

  • (07.07.18追記)フラッシュの位置がおかしい? その2
    裏側がフラットなデザインはいいんだけども、指先で感触が確かめられないので引っかかってしまうわけですよきっと。どうせLEDライトでいいんだからいっそレンズを取り囲むようなリングライトにしてしまえばいいのに。そうすれば「N905で撮影すると、瞳キラキラ写真が撮れます!」と売りになるかもしれないし。うまく配置すれば☆とか作れるかもしれない。よくわかんないけど。


  • 用意されているUIがどれもダサイ
    「きせかえツール」なるもので一括で数種類のバリエーションへと変更できるようですが、そんな事よりもひとつでいいからカッコいいものを作っていただきたいワケです。
    それ以前に「メニュー+二ケタの数字」で直接色々弄れるようなのですが、それにも一貫性が感じられなかったり(もしかしてNを使い続けている人にとっては一貫性があるのかもしれませんが)、というところもちょいと気にかかります。
    ちなみに「辞典」がLife Kitに入っているというのも今さっき知ったところ。

 あと瑣末なところで言うと「文字がでかい」とか色々ありますが、shi3zさんもこちらで書いている通り

N904に限った話ではないですが、メニューの項目が非常に多く、複雑すぎるよにう感じました。
メニューを開くと13個の大項目が出てきて、そのなかがさらに10〜20の小項目に別れています。
そもそも大項目が13個もある時点で学習すること、されることを拒否しています。
N904では顔認識によるロックという非常に面白い機能があるのですが、それに気づいて試すのはかなり深い階層までいかなければなりません。
ふつうのひとは、これだけ機能があったら使うのは諦めてしまうでしょう。

 情報(この場合「機能」)がどこにあるのか全く良く分かりません。
 こういった仕事をしているんなら少なくとも十進分類法の基礎とかリチャード・ワーマンくらいは読んでるはずなんでしょうがねぇ。(え、これってオレが建築学科出身だから? 普通高校生くらいで読むでしょ?)

 またなんか思い出したら追記しようっと。

投稿者 KQZ : 00:52 | コメント (0) | トラックバック

2007年06月18日

気になる場合はライダーかジェンヌか二世、というお話

 長年いた業界柄というかなんというか、テレビを見ていて自分の知らないタレントさんが出てくるとちょっと気になるのです。

 それが若手新人の初々しいオーラをまとっているのであればさほど気にはならないのですが、ある程度の押し出しの利いた、あるいは場慣れした、あるいはある種自信過剰的なオーラが見え隠れしている場合には 「ってかこの人ダレ?」 な疑問がふと沸いてしまうのですね。

 大体これまでの経験からみると、若手男性タレントの場合には 「なんとかライダー出身じゃねーの?」 あたりでビンゴというオチが着くのですが、女性タレントだとマイナースポーツ出身かグラビアから着衣し始めたいわばセイゴからフッコになったくらいの出世魚段階かというところで腑に落ちるわけです。あとは宝塚出身とかもありますな。

 それ以外で言うと二世タレントも妙な雰囲気を醸し出していたりしますが、これは恐らく撮影現場の雰囲気がそのまま反映されてしまっているものと思われます。「代理店とか監督とかスポンサーとかが妙に気ぃ使っちゃってるんだろうなぁ」 みたいな。
 以前、栗原心平やケンタロウを見て感じた違和感についてはこっちのエントリーでも触れていますが、近頃CMにも出ている「こうちゃん」とかいう料理研究家もきっと二世かそこらだと思っていたらなんか違ったみたい。
 違和感オーラで大成功した事例というと 「ダァブなら~」 という超名作CMが挙げられますがその話は別の機会に。詳しく見てると音とかの切り替えもうまいんだけどもね。


 もとい。
 で、何が言いたいのかと申しますと、この土日にかけて大量にCMが流れていた「金麦」という発泡酒のCMの女性タレントが誰だかわからないのであります。

 金のうまさに、麦のコク 金麦 サントリー
  http://www.suntory.co.jp/beer/kinmugi/index.html

 まだCMギャラリーが出てないんだなこれが。
 しかしこの微妙な年齢、この未知さ加減、この妙な自信たっぷり感からすると、おそらく宝ジェンヌ出身なのではないかと想像されるわけですが、果たして。


投稿者 KQZ : 12:51 | コメント (3) | トラックバック

2007年05月30日

【下書き】セカンドライフってなんだっけ? その1

先週の金曜日のこと。

  「うーん、うっすいなぁ」
  「誰向けに話てんだろか?」
  「もう少しオンラインゲームの現状について調べて発言したほうがいいのでは…」
  「むーん」

 ビールを飲みながらそんな事ばかり話していたような気がする。

 ここは新宿ロフトプラスワン。
 「セカンドライフってそもそもナンなのよ集会」というイベントがあるというので渡世の義理というかなんというか見学に行って来たというわけです。


セカンドライフってそもそもナンなのよ?
 http://www.ascii.co.jp/pb/secondlife/loft/


 会場でchemise氏と会ってビールを飲みながらぼんやり見ていたのですが、どうにもこうにも。この集会の立ち位置自体がわからん。
 ユーザー同士の交流会なのか、未経験者に向けてのアジテートなのか、リンデンに対しての提案なのか、
 業者からユーザーに向けて、あるいは業者から企業に向けての広告マーケティングなのか、
 企業から業者に向けて、あるいは企業からユーザーに……  いやはやさっぱり。
 そして冒頭の会話になっていた、と。

 という事で無視するにしくはないと思っていたのではありますが↓こういうのとかが発表されるにつけなんらか反応せざるを得なくなってしまったので、考えをまとめがてらおいおい書いていきますかね。
#新宿三丁目の海森で沖縄料理をつつきながら話したことなのでこっちもぐでぐでかもしれませんがぁ。まぁあのイベントよりはいいだろうて。


  2012年までの三次元仮想世界の進展を予測した「ITロードマップ」を発表
   http://www.nri.co.jp/news/2007/070525.html

  2008年末には『セカンドライフ』の加入者総数は最大で2億4600万人、取引額は1兆2500億円に
  ・みずほコーポレート銀行産業調査部発表:Garbagenews.com

   http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/05/20082480012500.html
   http://www.mizuhocbk.co.jp/fin_info/industry/sangyou/pdf/mif_57.pdf


以下、一応参考資料。


 あ、そうそう。
 セカンドライフを取り巻くすべてについて一言居士を気取ろうとかいう意図はさらさらないです。
 ↓この記事とかは方向性が明確ですごく面白かったし。

 F's Garage:セカンドライフのポテンシャルについて。
  http://www.milkstand.net/fsgarage/archives/001028.html

投稿者 KQZ : 12:59 | コメント (0) | トラックバック

2007年03月15日

スーパー・ブレスト・マシーン

 今日は夕方から海鮮丼太郎さんと某ファンド関係の方がいらしてとある企画の売り込みというか相談を受ける。
 良くわからない与件ながらも15分くらい経ったところでブレスト脳が励起。
 結局一時間以上だらだらと喋り続けて予定の時間を軽くオーバー。
 大昔「ビジネスモデル特許」というものがはやった頃に当時働いていた広告会社からの社命で捻り出させられたアイデア(出願直前までいったが流行が終わってたので保留のまま7年)が今頃になって使えるかも、とかとか。
 たまには全然関係のない頭の使い方しなきゃなのだな。
 こうなると一昨日shi3zさんのところに行った時にはブレスト脳が起きる前に雑駁な話に入ってしまったのが残念な限り。
 しばらくクリエーティブではない案件に振り回されていたからギアの入れ方が遅かったようなのだ。でもなんかコツを把握しなおしたみたい。

 本郷のshi3zさんのところで見た案件はかなり衝撃というか可能性を感じたものだったのですが、未体験のものを言葉として現出させるのは少々時間がかかるようで、なんというか坂井直樹さんの話をするなど、モゴモゴと周辺の考素ともいうべきアイテムを口走るに止まってしまったのでした。

 詳細についてはまだ書けないけど、別件の作業でも坂井さんのエモーショナルマーケティングについては参考になりまくりなので、↓もう一度おさらいの意味も含めて読み直すことにする。


 …などと思っていたら翌日(つまり昨日)、どうやらshi3zさんたら入院してしまわれたそうだ。

越後のCMS問屋の四畳半社長: また入院してしまいました
 http://shi3z.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_c46d.html

 いつもの通り「チミチミshi3zさんネタ」として、

四谷の焼酎の名店・合点承知の助で飲んでいる途中に『パパ』と呼ばせている若い娘さん(恐らく未成年?!)からの電話が入ると、「あーKQZくん。チミといつまでも話してるほどボクは暇じゃないんでね。ぴちぴちの若いコのところに行くよ。ふぉっふぉっふぉ」とタクシーを拾ってどこかに向かわれてしまった。
 というのを用意していたのですが、そんな軽口も叩けない状態らしいのです。
うむー。


 というところで、「アイデアがなかなか浮かばない」って人にアドバイス。
  『思い付くまで呼吸をしない』
 これだけ。
 本気でやったらカラダの方が死にたくないもんだからなんか出してくれます。
 もっとも、素材がないとたわ言しかでないのは火を見るより明らかですが。
 というか、そこまで追い込んでネタが出てこないようだったら死んじゃえ。(←くらい普段から本気でいろということ)


 ちなみに、思い立ってmixiで検索してみたら坂井直樹さんがいらしたので早速マイミクになってもらいました。
 実に酒井さんとコンタクトをとる事自体が5年ぶりとかなのですな。
 ちなみにちなみに、今度小山薫堂さんとトークイベントをやるらしいのですが、運営会社の社長は偶然にも小学校の同級生だったし、小山さんとは文春の田中さんからみで紹介してもらっていたりオガちゃん社長からみだったりとなにかと縁があるし(なんときんときは「カノッサの屈辱」の時に小山さんにネタ元として中東史のノートを貸していたというダブルな縁もありーの)なので収録を聞きに行くかも。
 (明日はさすがに無理か…?)

 また、偶然が偶然を呼んでその同級生社長さんとも別件で来週再会することになったし。
 この春は不思議な春になりそうなのでした。



>

投稿者 KQZ : 21:51 | コメント (4) | トラックバック

2007年03月09日

東京、新橋、16時

それなりに流行っているラーメン屋がある。
店主と思しき50絡みの親父さんと若い衆二人。
ランチタイムからは程遠いこの時間でも客は途絶えることは無い。
カウンターに座りしな「ラーメン」とつぶやく。
間髪をいれずにお冷がでてくる。
そのやさぐれ飯に特有な沈黙の間隙は嫌いではない。
が。
沈黙に満ちたはずの数瞬をぶち壊す奇矯に甲高い声が店の奥から飛んできた。

「ラーメンだってヨ」「オ客サン、ラーメンだって」

緑色のダウンジャケットを着込み銅色の髪の毛をした女は
半ば禿げ上がった頭頂を持つがっちりとした体躯の親父さんにしきりに声をかけている。

…もしかしたらアレか?

危険を感じなかったわけではないが、残り二人の店員の雰囲気がそうではないと告げていた。
急激な動きがあればすぐに立ち上がれるようつま先に体重をかけ浅く椅子に腰をかけ
左目の端で緑の奇獣を補足しつつ、ぼんやりと白濁するスープの寸胴をながめていた。
カウンター上のトッピングの壷に隠れて見えないが、緑の奇獣はなにやら書き付けているようだ。

数分。いや数十秒後。
入り口近くの席の若者が「ご馳走様」と丼をカウンター上に下げる。なかなか良くできた子だ。
「はい、600円です」
ごく普通のぶっきらぼうなラーメン屋での会話が今は愛おしい。

ほっとしているとそこに

「ハヤスギるヨー」

誰に声を掛けているのだろうか。
もしかしたらオレか?

「今のお客サン、食事ハヤスギるヨー。アッツイのに」

中国系と思しきイントネーションの甲高い声の塊がカウンターの上を通り過ぎていった。
方向はまさしくオレを向いていたがアテンションの像を結ぶことは無く、それは見事にオレの座っている空間を通り過ぎていった。

思わず奥の銅色の髪の毛の女を見る。見なきゃ良かったけど。
乱杭の歯をにっとはみださせ(笑っているようには見えなかったのだ)茫漠と空ろな目線の先には確かにオレがいたが、恐らくは彼女自身の中にも像を結んではいなかったのだろう。

対象にたいする理解があってでなければ、何を投げかけても対象には届かないのだ。
それは距離とは関係なく、大きさや強さや頻度とも関係がない。好意とすら関係がない。
文化の違いだからだ。
ジムシーがラナにねずみの開きをあげても喜ばれないのと似ているような似ていないような。

緑色のダウンジャケットを着て銅色の髪の毛をした女の青いマニキュアをした痩せた手は、意外なほどに白く透き通っていて色っぽさすら感じられた。
手にはキャラクターもののシャープペンシル。
手元には日本語練習帳が開いてあった。

親父さんのばつの悪そうな目線がこちら方向に落ちてきたのを感じた。
ははぁん。
バイトのお姉ちゃんに手ぇ出したってとこか。

直後、店の若い衆から「ラーメン出来上がりました」と声が掛かる。

それがきっかけで(変なたとえだが)魔法の呪文のようにこわばった空気がとけて椅子に腰を落ち着かせた。
ラーメンはうまかった。普通に。

そそくさと食べ終わって「ご馳走様」と席を立つオレには「ハヤイね」とは声がかけられなかった。
おつりの500円玉を受け取って自転車で席に戻る。
手のひらの500円玉が妙に軽く感じて仕方が無かった。

070309_160521.jpg

そして今。

どうやら、偽500円玉をつかまされたらしい……
自販機を通りませんがな。(´・ω・`)


ここまでの長文は↑この2行の前フリでございました。
ほげほげ。

投稿者 KQZ : 16:04 | コメント (4) | トラックバック

2007年02月28日

ニコニコ動画とか映像メディアのタギングとかそこらへんの話

メルルーの秘宝とニコニコ動画と四畳半社長: ニコニコ動画とYoutubeとWeb2.0時代の終焉
 http://shi3z.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/youtubeweb20_0171.html

Mind Clip ニコニコ動画がYouTubeに嫌われた本当の理由。
 http://mindclip.blog55.fc2.com/blog-entry-121.html

ニコニコ動画に関しては「仕方あんめーよ」と思いつつちょっと早かったかなというのがまず一つ目の感想。
しかし実のところ「すんげー技術!」と思ってはいなかったのでした。

それは、前にもこのblogの中に書いたことがあるのですが(後で探しまーす)

数年前から2ちゃんねるのいわゆる「実況スレ」を見ながらテレビを見るととても面白い
という視聴形態が(一部でではありますが)一般化されていたという部分があったからです。

また(shi3zさんには話したかと思いますが)ニコニコ動画の惜しい点として

絶妙なコメント群のバランスがとても面白かったのに、後から入ってきてぬるいコメントを加筆して台無しになることが多いのでwikiの更新履歴っぽくなんとか出来たら面白いよね
などという個人的感想も抱いていたことも付け加えて置きます。

で、こっからが本題。

で、前述した「実況系スレッド+放送番組」という組み合わせについてもうちょっとだけ考えれば

番組をビデオに撮っておいてタイムスタンプにあわせてスレッドのコメントを流していく
という点に行き着くのは必然です。

映像コンテンツの高度利用に関して一番のネックとなるのは(諸説あるでしょうが)映像情報のタグ付けです。
ある面だけ取り出すとすれば、その小メンドクサイ部分を、集合知というか烏合の衆の下賎な興味でもって一斉同時一気呵成にタグ付けしているのが実は実況系スレッドなのではないかという捉えかたもできると思っていたのです。(shi3zさん的に言うと「単なるはけ口としての集合愚」
で、放送事業者はそのコメント群を(もちろん鵜呑みにはできませんのでフィルタリングが必要ですが)タイムコードと組み合わせることによって、安価に映像ソースのタギングができるのではないか、という三國無双BB。
ま、そうそううまくはいかないでしょうがにぃ。


投稿者 KQZ : 13:42 | コメント (0) | トラックバック

「眠っている間に決断」と「アイデアのつくり方」

スキルとしての「眠っている間に決断」
- 発想七日! [ITmedia オルタナティブ・ブログ]

http://blogs.itmedia.co.jp/koji/2007/02/post_0820.html

教訓は何か?意識的な思考を、情報収集のツールとして使うことだ。決断に必要な情報をすべて集めたら、分析しようとしてはいけない。仕事から離れ、意識下の思考がまとめてくれるのを1、2日待とう。その後で得られた直感が、何であれ、まずベストな選択肢と言えるだろう。
The moral? Use your conscious mind to acquire all the information you need for making a decision—but don’t try to analyze the information. Instead, go on holiday while your unconscious mind digests it for a day or two. Whatever your intuition then tells you is almost certainly going to be the best choice.

元ネタはこちららしい。
 The HBR List: Breakthrough Ideas for 2007

でもこれって「アイデアのつくり方」に書いてあったことと同じだよね?
広告代理店に入社してコピーライターにさせられてすぐの頃に会社から貰って30分で読みきったけど未だに役に立ってるし授業にお呼ばれした先の学生くんたちにも勧めまくっているという稀有な本なのであります。

amazon先生の解説によると、

First presented to students in 1939, published in 1965, and now reissued for a new generation of advertising professionals and others looking to jump-start their creative juices, this powerful guide details a five-step process for gathering information, stimulating imagination, and recombining old elements into dramatic new ideas.

と言うことなので、なにを今さら感が濃厚に漂うHarvard Business Reviewなのでした。

 関連エントリー: 本の選定などしてみたり: KQZ on authentic

 

投稿者 KQZ : 10:48 | コメント (0) | トラックバック

2007年02月14日

微笑ましい自作自演の例示

切込隊長BLOG(ブログ)
- 白田秀彰という人が「新省設立建白」なる文書を公開している件を含むネット上の言論風景に関する雑感

http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2007/02/13_041347.html
まぁどうでもいいレベルであるし、個人的に誘われたことも無きにしも非ずなのですが、
白田何某の建白したPDFの縦書きフォントのカーニングのひどさではなく
内容についてあれやこれやあるふぁぶろがーであるところの切込隊長がなにやら書いているらしい、
というバックグラウンドで、
そもそも白田何某のロージナ茶会というのは切込隊長がなにやら関与していたはず
と検索してみたら検索するまでもなく前に別の某人脈から誘われていた勉強会のうえ、
ミクシー上で切込隊長みずからが
shirota.JPG
と書いている始末なのです。
これは古式床しい先輩へのトスなのであろうと推測致します。
でなければこんな突っ込みどころ満載の文章にアルファブロガーさまがリンクを貼る筈もなく。(毒)

投稿者 KQZ : 02:45 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月30日

狙いすぎ

釈由美子のエプソンのTVCFは狙いすぎだと思います。
「ぷるるるる」はさすがにないだろうに。


投稿者 KQZ : 00:51 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月25日

平日のゴールデン帯

 久しぶりに早く仕事を終えてぼんやりとテレビを見てみる。
 平日のこんなに早い時間にテレビを見るなんて月に1度あるかないかである。
 なんの気もなく電源をつけてみると歌番組と思しきものが映っている。
 が…
 なんだこれ?
 ギョーセイばっかじゃん。

 売れるとは到底思えないような歌を歌うベテランと、そうとわかっていてしゃべくりで持たせようとしている全スタッフ。
 (そして! とりもなおさず驚くことに歌っている本人も大ヒットを目指そうという覇気が感じられないのだが、それはまた別のお話)
 でも美術にもちゃんと手を抜かず金を掛けているんだよねー。
 つくりはしっかりしている。

 さて、「行政」というのはいわば業界用語で、視聴者の為を思っているわけでもなく新しい文化を啓蒙しようという高邁な思想に駆られているというわけでもなく、直接には現場と関係の無いレイヤーで事務所対策であったりスポンサー対策であったりと、様々な思惑でなにがなにしてなんとやらという番組作りのこと。
 「このベテランさん押しとかないとなにかと大変だもんねー」とかとか。
 というか、この番組はいつもそうだわな。
 しかし数字取れてるんだっけ? こーゆーので。

(……)

 そっかー、技術なんだなぁ。

 平日のゴールデンというとタダでさえ視聴率がいいわけで当然広告は満額で売れるわけでして期待されて当然。
 で、数字を奪い合うにあたっては制作費もかかるわそれに伴って責任もかかるわで、どうしても確固たる数字が取れる方策(テロップの入れ方やCMへのつなぎ方、あるいはタレントの使い方……とかとか)を保険としてキープして置きたがるものなのだ。
 マージャンでなんだか知らんけど赤五筒とか役牌を手元に置きたがるのと一緒ね。
 そして似たり寄ったりの‐‐食いタン赤一枚とか馬鹿ホンとか、行ってトイトイがつく程度の面白くない‐‐番組になってしまいがち、ということさね。
 そんなことだと絶対に九蓮宝燈なんて手には出くわさないのだ。

    ※その点、TBSの『リンカーン』は国士無双狙いなのかもしれないなぁ、とうっすらと好感を持ってみているのです。え? 清老頭? 漢字って面白いなぁ。w

 そういえばそういえば。
 ひと月くらい前に平日の番組を見たときには師匠が久しぶりにテレビに出ていた。
 いんちきくさい占い師(本当は占いですらない)にいろいろと言われていたけど、明らかに実際とはかけ離れたご託宣を並べられていたわけで。
 ま、一般的には知られていない事に関する話だから、ブラウン管を通した体としてはあれでアリなんだろうけど、実態を知ってるものとしては苦笑いするしかなぁ。
 にも拘らずうまく濁してニコニコと話をあわせている師匠はやはりアタマがすこぶるよろしいわけでして。流石だなぁ。

 で思い出したけど、件の恫喝系占い師とか着物着たデブの霊感商法のおっさんとかは、どうにもプロとしてリサーチが足りないのが傍から見ていてどーなのよと思ってしまう。
 きっちりと調べた上でのサジェスチョンなら、相手にとってももしかしたらいい方向の助言になるかもしれないってのに。
 前にも書いたことがあるけど(Link→上手の手からコールドリーディングと意外にいい人ホリエモン)よく出来る営業マンのほうがよっぽど努力しているようにも見受けられるわけです。少なくとも「徹子の部屋」スタッフの方がよっぽど頑張ってリサーチしているだろう。
 まぁあそこまで行けばそれなりの紹介でしか受け付けないだろうから紹介者との関係性とか、相手の身なりとかから類推できるんだろうけども。
 やるなら真剣にやれとか思ってしまうわけでございますわ。

投稿者 KQZ : 21:55 | コメント (2) | トラックバック

2006年09月04日

人を紹介する、ということ

先日のこと。
醸し人九平次の久野九平次さんとリッツカールトンの日本支社長である高野さんとをお引き合わせしたのでした。
高野さんは「リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間」の著者としてのほうが有名かもしれませんが日本を代表するホテルマンであり、縁あって数年前からなにかと仲良くさせていただいている御人なのです。

お二人とも忙しい最中だったのですが予定を大幅に延長して約2時間の濃いミーティングと相成りました。
内容はいずれアップすることもあるかもしれないが無いかもしれない。
いや、単に双方とも知り合いだから紹介してみたら面白いだろう、というだけの話であったし。
いい出会いになればいいのだけれども。

そんなこんなで「人を紹介する」ということについて思い出したことを書いてみたりする。

さて、本題。

思うに、僕は人から「●●さんを紹介してよ」あるいは「こういう人(会社)ってどこか知らないかなぁ」と相談されることが多いのです。
もうこれは非常に多い。
ともすれば日常の仕事に支障が来るくらい多かったりもします。
しかし友人から頼まれては黙って見過ごすわけにも行かないということで寸暇を見つけては人をつなぐことに精一杯だったりもするわけでして。
あるいは「この人とこの人を引き合わせたらきっと面白くなるに違いない」という妙な確信めいた思いに駆られて、それぞれが全く接点の無かった人同士を無理やりに近い形で邂逅させてしまったりもするのです。偶然を装って食事会に呼んでみたりね。
今回のようにお忙しい二方であっても、僕になんらかの期待を持ってくれてか時間を作ってくれるのは僕にとっても嬉しい時間でもあるのです。
もちろんこんな場合は仕事なんてモードは二の次三の次。


遡ること数日。
信頼するSEのEさんと打ち合わせをしながらビールを飲んでいたときに「とある紹介案件」について「なんでKQZさんぶちきれちゃったんですか?」と酔いも手伝ってか詰問に近い問いかけを受けたのでした。
現在進行形だったりもするので掻い摘んでゆるゆるに書くと

  • 10年来の友人Uくんから相談が来た。某有名ブランドのそれなりの地位にあるUくんがとあるIT系の案件で悩んでいるという。
  • 取材をしてみて、Uくんの案件に最適なソリューションを持っていそうなN社を紹介する。
  • N社にはかねてより懇意であるEさんが在籍している。

まぁここまではなんということは無いよくある紹介の範疇。
作業は順調に進み、仕事として双方でプロジェクトが起動し始めた。
そしてお次はこんな感じ。

  • N社営業のk氏から相談が入る。
  • 「●●の案件でどうしてもウチでは都合つきません…」
  • 時間も無いことなので電話でみっちり取材をしてSさんのいるU社が最適であると確信。無理やりに近い形でSさんに仕事をお願いしてしまう。

これに関しても狙いは当たったようで非常にうまくいったようだった。
Uくんの会社、N社、Sさん、三社ともどもにうまく噛みあってくれたかのように見えて紹介したほうもそれなりに満足である、と。
ここまで来るとUくんの方からも「ちゃんとKQZもこれで仕事としてフィーでも貰ってね」という言葉もありつつも、予算からして難しいことも外野から見えていたこともあり特に気にはしていなかった、というところ。
それと前後してN社営業のk氏から「KQZさんにはSさんの所(U社)も紹介していただいてありがとうございます。ただ、お仕事としては予算がありませんのでお金は一切お支払いできません」というメールが舞い込んできたのでした。
まぁそんなこともあるだろうということで「おk。じゃぁ紹介したUくんにもSさん@U社にも迷惑だけはかけないでください」と、仕事がうまく回っているように見えていることもあり以降は気にせずにいようとしていたら……
翌日(完成物を発表するサイトである)●●社に対して●●日でネゴするルートが我々にはありません。KQZさんがご存知だと(UさんとSさん@U社から)伺っていますので紹介してください」というメールが来てぷちっと切れたわけです。
「おまえ、紹介という言葉をなめてるだろ」と。

ちょっと見では「金がもらえなかったから怒っているのだろう」と思われるかもしれませんが、そんなチンケなこたぁ毛頭考えちゃいません。
N社営業であるk氏がその時にやるべきことはただ一つ、
Uくんに対して「ごめんなさい。僕らではどうしようもないんです。でも予算も時間も無いんです。だからUさんからKQZさんにお願いしてください」と頼むことだったと思います。
そして、それならばすべて友人関係のうち、あるいは紹介した責任のうちで手弁当でも何でも仕切りきっ
たでしょう。

僕がUくん、Eさん、そしてSさん@U社に対しては友人関係であったり純粋に尊敬できるところがあったりしてのお付き合いがあるわけです。
双方がそういった友人関係であるような場合、紹介した責任というわけでもありませんがその先々まで目鼻がつくまではなんとか気にかけてフォローするのが当たり前だと思いますし、事実そうやって動いてきました。
かたや営業であるk氏はどうだろうか。
Uくん ⇔ k氏@N社 ⇔ Sさん@U社 の三社は仕事関係で結ばれているはずです。
k氏がやったことは、僕とUくん、Sさん@U社の信頼関係をいいように使って自分の仕事をごまかしているだけに過ぎません。
虎の威を借る狐といいましょうか、仕事だと思ってS氏を頼んでいた二社はいい面の皮でしょう。
仕事に対しても失礼ですし、信頼関係に関しても失礼でしょう。
世の中のたいていのことは、簡単な算数と幾何と感情移入能力とで理解できます。
Uくん ⇔ k氏@N社 ⇔ 僕 の関係はそのまま 僕 ⇔ k氏@N社 ⇔ Sさん@U社 という図式へと展開できます。
この時点でもっとも心配したのは「k氏@N社はSさん@U社にも『KQZさんと仲いいんでしょ? これくらいタダでやってよ』などとごり押ししてはいないだろうか」という点でした。

彼にこう説明してもよかったのかもしれませんが、僕には「自分で気づかない奴は人に言われても絶対に身にしみて理解はできない」という持論がありますので、しれっとDISることにしました。
UくんとSさん@U社には申し訳ないけれども。


…と、ここまでの経緯をEさんに話したところ大いに腑に落ちた様子でしたが、「魔黒さんもそうですけど、KQZさんって意外と体育会系ですね」と変なところで関心されてしまいました。
体育会系というか魔黒氏とは政治家の秘書バイトからのつながりなので、そういうきったはったの世界ではごくごく当たり前のビヘイビアだったりもするわけなんですが。

まぁ長々となにを書きたかったかというと、安易に「紹介してくれ」「●●につないでくれ」というお願いは日々幾度と無く言われるけども僕が「むぅーん」と悩んでいるように見えるのはこういうことを考えているからですよ、ということなのでした。
以前顔見知りの三流ライターに「切込隊長を紹介してくれ」と頼まれて連絡先を教えたら中途半端な企画書を投げただけでそのまんま大失礼ぶっこかれたこともあったしなぁ。まぁボクシングライターとか言ってるくせに「亀田興毅が絶対に勝つ」とか言い張っててあげく沈黙逆切れするような輩だから仕方ないか。
眠くなってきたのでオチもなくおしまい。

[追記および手直し]: 09.05.12:52
件のなめた営業くんの名前をすっかり忘れていたので(嫌な記憶はさらっと忘れてしまう癖があるのです)ハンドルネームの略称で書いていましたが、N社の社長のイニシャルと紛らわしいと質問メールが来たので(社長はいい人です。知能指数再検査クラブというかなんというか)、社名も含めて全てイニシャルへと変更してみました。大文字と小文字の差とかも。

投稿者 KQZ : 23:27 | コメント (1) | トラックバック

2006年05月07日

わなにかかってしまったようだ

なんだかshi3zさんのわなにかかってしまったようなのですが、いくつか間違いもあるようですので修正をば。

某世界最大の代理店で唯一副業を公認されていたといううわさの

この部分ですが、実際には3番目でした。
一番目が芥川賞作家、二番目が直木賞作家、三番目が放送作家というしょぼいオチが利いていたという次第。
社内的な呼称で言うと「アーティスト契約社員」という制度だったのですが(注:アーティストだなんて自称したことなどありませんです)、その後何人かは増えたと思います。詳細は良くわかりませんけど望月衛とかもそうだったかも。
薄い記憶を手繰り寄せると、確かこの制度ができる前に尼子騒兵衛さんやケンイシイくんなんかが本業と副業のコンフリクトを起こしてしまい退職せざるを得なかったという経緯があり立ち上げられた制度だったのではなかったかしらん。
あやふや。

そのほかの部分は瑣末なところですのでいいとしまして、「だからたいしたモノではない」とだけ理解していただければ。(誰に書いてるのかわかりませんが)

で、蛇足。

まあ外からみるときと中から見るときでは違うでしょうね

これは確かにそのとおりだと思います。
昔話で恐縮ですが、当時放送作家として仕事をしていたTBSの阿部ちゃん(今ではうたばんなどのPをやっている売れっ子)からこんなことを言われたことがあります。

「あのですね、KQZ先生。   (←こういう言い方をするのだ)
 作家料って直接お支払いできないものでしょうか。
 といいますのもね、どうも、なんていうか、
 広告代理店さんにお金を支払う、ってどうもやったことがなくて抵抗があるんですよ…」

媒体の人からすれば広告代理店などは「お金を持ってくるやつら」であり、制作の肝となるアイデアだし、つまりshi3zさん的には「0を1にする」=「科学力」の部分は全く求められていないということなんですよね。
「視聴率なんてD通さんがちょちょちょいって操作してるんでしょ?」とか冗談交じりに言われたこともありますが、広告業界的には厳重この上なく管理されているものですから、そこら辺にも認識の差があった記憶があります。

他方、「年間数百億円という広告料を使っている巨大企業」と実際にロケに行ったりフィルムを回したり編集したり… といった「いわゆる現場」という組み合わせを考えてみると、かたや支払いサイトが半年先の手形で受け取っており、かたや翌月末現金払いや仕掛金といった払い出し作業をしているわけで、この側面からしたら広告業界内での金融業を行っていると受け止めることだってできるわけです。
まさにいる業界や見る視点が違えばその様相は全く変わりますし、もとより黒子の稼業ですから世間一般からすればわからないということなのでしょう。その点でいうと僕は偶然にもギョーカイと色々な係わり合いをしてきているのでそれぞれの認識のズレがわかって逆に面白いんですけどもね。

ですから(ん? なんか変なつなぎだな)、月刊FACTAの編集長がそのblogで代理店内部での情報取り扱いに対して疑念を表明されているその根本的な素地として、雑誌編集制作の現場で育ってこられた方に特有な代理店に対する不信感があるのではないかなぁと思っていたりするのです。(TV局のプロデューサーが持っているものと同じく)
つまり「どうせこいつら右から左へ金を持ってくるだけなんだろ」という相手を下に置いた意識があるのだろうなぁ、と。
今回のインサイダー疑惑についてはよくわかりませんが(と言っておこう)、少なくとも僕がいた周辺ではそんなにわかりやすい不正はする意識すらなかったとだけは確信できるのでした。高々数百万・数千万のあぶく銭なんかで棒に振るには惜しいくらい面白い仕事をし