2007年11月28日
京都一日目まとめ【写真追加】
9月26日月曜日。
朝9時26分東京発ののぞみで京都に。
12時チェックインだったのでそのままからすま京都ホテルへ。
PCで調べ物や蔵人の村上君と連絡を取り合って13時ごろに外出。
昼ごはんを錦市場あたりで食べようとぶらついてみるもどこも混雑していたあきらめる。
壱銭洋食とかにしんそばでも食うかと南座を目指して歩いていると偶然「たん熊北店」の前に出てしまう。覗き込んだ時にたまたま板前さんが出てきて目が合ったので「入れます? 予約してないんですけど」と言ってみるとカウンターが空いているというので流れで入ることに。
左に50代半ばのカップルと右に80代&50代の親娘ペアの間に挟まれてまずはビール小瓶で喉をうるおす。しばし待つ間に親娘さんの写真撮影に協力してみたり、熟年(死語)カップルの痴話喧嘩を聞かない振りしてみたり色々ありつつ半月を食べる。普通に美味しい。
支払いの際にカードの色をみて態度を変えるという京都っぽいあしらいにわが見た目の軽さを反省してみたり。
京料理 たん熊北店
http://www.tankumakita.jp/
京都市中京区西木屋町四条上紙屋町355番地
TEL: 075-221-6990・5490
営業: 12:00~14:00 17:00~22:00
定休: 11月 …無休
二条寺町に歩いていき、清課堂を冷やかしつつ村上開新堂でロシアケーキを購入。流石に予約していないとクッキーは買えないか。老親思いの田舎者という設定ならあのばあさんを口説けるのでは、と思いつつさして旨いものでもないのでまぁいいや。
並びの紙屋さんに行き来年の干支の入った懐紙を購入。
一保堂で炒り番茶、大福茶(季節限定の玄米茶)、北野の昔(抹茶)などを購入。
錦市場に引き返しここでも諸々お土産を購入。
村上開新堂
京都市中京区寺町通二条上る東側
TEL:075-231-1058
営業: 10:00~18:00
定休: 日曜・祝日・第3月曜
紙司 柿本
京都市中京区寺町通二条上る東側
TEL:075-211-3481
営業: 平日:9:00~18:00 日祝:10:00~17:00
定休: 不定休
一保堂茶舗
http://www.ippodo-tea.co.jp/
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京都市中京区寺町二条上ル常盤木町52
TEL: 075-211-3421
営業: 9:00~19:00(日祝・12/30・12/31~18:00) 喫茶室嘉木11:00~17:00
定休: 1/1~3(喫茶室嘉木は12/29~1/3)
寺町会のホームページ
http://www.joho-kyoto.or.jp/~teramuch/index.html
ホテルで荷物整理をしていると村上くんが京都に着いたという。
四条烏丸の駅で待ち合わせて一路松尾大社へと向かう。
意外に早くついたものの17時近くで、お参りをしたとたんに日が暮れる。既に閉まっていた社務所にお願いしてお守りを購入。 酒を売る人用のもの4つ(アボットチョイス×2、またぎ、浅間)と酒を飲む人用のもの1つ。村上君は酒を作る人用。
京都 洛西 松尾大社
http://www1.neweb.ne.jp/wa/matsuo/
京都市西京区嵐山宮町3
Tel: 075-871-5016
夜ご飯はどこで食べるかということになり、前日にさくまあきらさんが行ってmixi経由で薦めていただいた焼肉屋さん「藤むら」に予約の電話をしてみると、偶然入れるとのこと。
一旦ホテルに戻り、京都のバーテンダーさん用のお土産をピックアップしてタクシーで藤むらへ。
肉、特に刺身(タンとかレバとか)のすばらしさは特筆モノだったので、mixi、携帯Twitter、仕事関係の焼肉部部長などにメールで写真を送りつける。
ただ、塩味の焼肉の味付けに味の素を使用していたのでちょっと残念。今度は「塩いりません。醤油で食べます」と言ってみようと決意。
藤むら
京都市下京区仏光寺通油小路西入ル
Tel: 075-341-1489
営業: 17:00~21:30
定休: 水曜日
満腹でK家まで歩く。
若手のバーテンダーさんがいたので「黒野さんいます?」と言いつつジンフィズとモスコミュールをオーダー。
おっとり刀で黒野さんが登場。
かなりすけべったらしく成長しているのをみてむべなるかなと思う。(謎)
黒野さん作のジンフィズは相変わらず美味しい。
ここで驚いたのがオリジナルのモルト風味モスコミュール。普通のモスコミュールの上にラフロイグを垂らしているのですが、実はそのラフロイグには西洋わさびを刻んだものを漬け込んでありかなりスパイシーで美味しいのです。
いやーこれはいいわ。
東京のバー関係のよしなし話をしつつざくろのカクテルとこれまたオリジナルのカプチーノ仕立てのコーヒーカクテル。
お店が混んできてお客さんを断り始めたので退散することに。
K家
京都市中京区六角通り御幸町西入ル八百屋町103
Tel: 075-241-0489
営業: 18:00~03:00 (L.O. 03:00)
定休: 火 (祝日営業・火曜が祝前日の場合は営業)
そしてまたも二条寺町に。
カルバドールの扉を叩いてみるとびっくりしたような高山さんの顔が出迎えてくれました。
モルトをなめつつ色々お話。
「この間、六本木で日曜もやっているバーを教えてくださいっていうお客さんがいたのでアボットチョイスの番号を104で調べたんですけどわからなかったんです。友人のバーテンダーに聞いて事なきを得たんですがもしかして開示してないんですか?」と聞かれましたが、どーなんでしょ?>いずみさん
「それとお隣のお客さんなんですけど、KQZさんに是非紹介しようと思っていたんですよ。ホント偶然です。実は…」
と紹介されたのが南禅寺の湯豆腐の超有名店「順正」の若社長(取締役営業部長)の上田さん。なんでも順正は年間に50万人もお客さんが来るらしい。ひぇーーーー。
東京に関して諸々の計画があるというので、ご近所の長野屋酒店の大将を紹介できるでしょうし、広報なんかも手伝えるかも。また上田さんは吉田神社とも縁があるらしく、こちらも吉田神社といえば明石散人さんはじめ神社関係でも所縁あるところですっかり意気投合。
とりあえずの共通認識として「赤坂Bambooの叶野さんは変」ということで一致。
ちなみに叶野さんは日曜日にカルバドールに来ていたらしく、
「そういえば叶野さん、土曜日は『ズル休みします』って店の前に貼ってたらしいですよ」
といわれたのですが、実は土曜日にBambooに行った際にそれを見ていて、店のポストに自分の名刺に『ズル休みするな』って書いてポストに入れておいたのでした。
あぁ世間はめぐる因果はめぐる。
Calvador カルバドール
京都市中京区妙満寺前町446 若林ビル 2F
Tel: 075-211-4737
営業: 19:00~翌5:00
定休: 水曜
投稿者 KQZ : 12:19 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月20日
ミシュラン(笑)
なんだか発表になったようです。(笑)
※事前に情報がダダ漏れだったので、どうしても(笑)をつけたくなってしまいました。
pdfも発見~
http://www.michelin.co.jp/media_center/news/corporate/pdf/first_edition_list.pdf
星以外にも「快適度」というのもあって、どちらかというとこっちの方に興味津々です。久兵衛と寿司幸だったら後者の方が快適なような気もしますがにぃ。それと赤字と黒字があるけどなんなんだろか? とかとか。
ちなみに戯れに行ったことのある店の星を数えてみたら90個位になりましたとさ。細かく思い出せば100超えそうですが。(頭の中でスーパーマリオギャラクシーを想起)
「●●は共同トイレなんだけど、ミシュランの定義からしたら星がつくのもおかしくね?」とか「職人さんが裏でたばこ吸ってそのまま刺身切ってる店があるけど味わかってねーんじゃねーの?」「●●は英語の電話が入ると何も言わず切っちゃうけど大丈夫なのかね?」とかケチをつけるのは簡単ですが、まぁいいんじゃないでしょか。 読み方としては各店の「師匠‐弟子つながり」だけでなく「築地の魚屋つながり」なんかを見てもいいかも知れません。
「新橋Kの親父さんは星を断ったらしいよ」「銀座Kも来年は断るってさ」なんていう話も昨日(日曜日)のまたぎで出てましたが、こういうヨタ話も全部含めて今後はミシュランの発行がある種一年の節目になっていくんだろうなぁ、なんて思いました。
個人的に仲のいいシュマン、なかむら、青空、龍吟、樋口さんあたりが入っているのはうれしいわけですしね。
少なくともザガットよりはましかな。(笑)
…と、(笑)でしめる。(笑)
投稿者 KQZ : 02:06 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月21日
大珍楼@横浜中華街で新満漢全席
10月14日のこと。
小鳳さんのご紹介でいつも満足させていただいている為食会なのですが、今回のテーマは新満漢全席ということで行ってきました。
13時にスタートということで若干早めに中華街につく。地下鉄日比谷線から中目黒で乗り換え一本。楽になったなぁ。
中国本土の毒食品の風評被害のせいなのか、いつのも休日よりは道に人が少ないような気もしなくでもない。
会場の大珍楼に到着し受付の女性に「あのー13時からの…」と告げるとそのまま5階の特別室まで案内してくれた。話がはやいのぉ。
改装してまだ半年だという特別室は中国の王宮をイメージしたという豪華な内装。
しかしそんなことよりも目を惹いたのは部屋の傍らに設えられた精緻な飾り付けの数々!
全部マジパンで出来てます。タイ料理のカービングもすごいけどこれもまたすごい。
部屋の奥方面にドライフルーツ各種とともに冬虫夏草のお茶が用意されている。
金柑、生姜、マンゴー、パイナップル、西瓜の種、南瓜の種、向日葵の種などなど。
お茶とこのセットのことを『至奉』というのだそうです。
さて、全員集まったので食事テーブルに移動。
お皿なども豪華でございます。
渋谷の焼肉ゆうじ&神宮前の割烹樋口のご兄弟、フードライターの梅谷さんと並んで座る。八丁堀でバーをやっているという男性がいらしたがどこの店なんだろうか。聞くのを忘れてしまった。
各々好きな飲み物をオーダーして待つことしばし。その間に陸社長をはじめとして自己紹介タイムが始まったのですが、どのように話をすればいいのか非常に悩む。参加者のみなさんの興味からしたらライターの話をした方がいいかもしれないし、ゲームのことも言わないと変だし、お店の話も……。まぁいいか。
一番初めのお皿は小鳳さんのリクエストで、普段はまかないとして食べられるというもみじ。鶏の足先といえばいいのでしょうか。
香港の屋台などでも食べられますが、ここのもみじは一味違うのです。乾貨の干し鮑を戻す時に一緒に煮込んだもみじなのでめっちゃくちゃうまい! これだけでご飯食べても幸せでございましょう。
そして前菜。
この四品で『四式咸点』というのだそうです。
二種類の蒸し餃子のもちもちとした食感を楽しんでいると中華パイというかなんというか油ギッシュな二品が登場。下段左の方が鮑の入ったカレー味のパイなのですが、京都ます多の海鮮カレーをそこはかとなく思い出してしまいます。和牛のパイもおいしい。
つづいて八品。
この八品は『八小蝶』というのだそうです。
海老の塩ゆで、帆立、軟芯ピータンとクラゲ、鴨の燻製。どんこ、アワビの酒蒸し、蟹、豚耳のにこごり。
特に海老のぷりぷり加減と鴨のジューシーさはよかった。
あとどんこの味わい深さにもびっくり。これだけの豪勢な旨味の嵐の中でもシイタケのうまみは一本筋が通っています。グアニル酸えらい。
そしてやってきたのが……
孔雀開扉。美し!
まぁよくできちょります。
もちろん美味しい。
続いて二皿。
緑柳垂絲と竹花賀娟でございます。
この二品は『弐上熱葷』というのだそうです。熱い前菜ってことでしょうかね。
衣笠茸の中にはツバメの巣が抱かれています。これまたうまいうまい。スープまでスプーンですくっていただきます。
菊の花の下にある柔らかそうなモノは干したすっぽんのエンペラです。「エンペラー=皇帝」のダジャレから来ているともっぱらの評判。
うまーい。レンゲの中にはどんこを使ってすっぽんが形どられています。
そうこうしているうちに外では子豚がこんがりと焼けておりました。
この職人さんは香港の「フライングダック」で有名な鏞記(ヨンキー)のシェフを引き抜いてきたというわけでして、小鳳さんいわく「大珍楼の焼き物は銀座の●●●の百倍美味しい」とのこと。名前は聞き忘れましたが。(嘘)
そしてお次がふかひれ!
ヨシキリザメのいいところでございます。
この繊維の太さを見よ。
もやしと同じくらいの太さのふかひれを堪能。
途中でもやしと赤酢と金華ハムを乗せて味を変えつついただきます。
続いて出てきたのが先ほど外のテラスで焼かれていた子豚の丸焼き。
金の台座の脚にも注目。子豚の丸焼き専用なのだそうです。
目が光ってます。
取り分けました。
まずは皮目の部分を北京ダックよろしくサクサクといただきます。
最後に飴を掛けてこんがりと焼いてあるので甘くて美味しいのです。
そしてお次はこちら。
一番初めに出てきた鶏のもみじと一緒に戻した干し鮑の中央の貝柱部分と、乾貨(干した帆立)とを交換してあります。そして鮑の貝柱部分は龍を模した海老に包まっているのです。
今回の鮑は35頭ということで小ぶりではありますがこうして帆立の貝柱と交換するためだったとは。技ですなぁ。
※35頭というのは「1斤=約600グラムで35個」という意味。
もちもちしこしことした鮑と、繊維の歯ごたえがしっかりのこった帆立、シャリシャリとした海老の食感の違いも面白くおいしゅうございました。
なんでも龍は皇帝を、鳳凰は皇妃を表しているそうです。なるほどー。
そして先ほどの子豚の丸焼きの肉の部分が登場。
甘味噌(甜麺醤だけじゃないような気がする)を付けていただきます。
流石子豚。柔らかじゅーしー。
続いては鹿です。
ほんの少しだけ香る後を引く唐辛子の使い方が絶妙でした。
樋口さん「柑橘の香りがする…… これはライムですか?」 陸社長「え、よく分かりましたね。ライムの皮だけつかってます」 などと言うやり取りもあったりして。
そして子豚の肉を使ってもう一品。
子豚の肉の部分を細かく刻んで野菜とあわせてレタス包みにしたもの。しゃくしゃくしゃく。
最後は海鮮スープかけご飯。
スープが滋味深くさっぱりとして美味しい。
そしてデザートタイム。
白いのはトトロだそうです。
手が込んでます。もちろん美味しい。
カエルの卵管を干したものを使ったココナッツスープです。
コラーゲンの塊ですな。
デザートの締めはフルーツ盛り合わせ。
すっかりお腹いっぱいになった一同ですが、話題は既に11月の上海蟹宴会になってしまいます。
当初11月18日という話だったのですが、18日は猟の解禁明けのまたぎ貸し切り宴会が入っているので僕とゆうじさん、樋口さんは参加できないと言うことで二回に分ける、ということになった模様。
※二年前の上海蟹日記はこちらに~
中国産のホワイトバンドを右手にしたヤツがうまいというお話: KQZ on authentic
http://www.authenticbar.com/kqz/days/archives/001128.html
しかしこれでこの値段はお安い! という金額をお支払いして解散。
樋口さんが車で来ていると言うので(ゆうじさんはお酒が飲めないのでドライバー役)東京まで乗せていってもらうことになり、梅谷さんと四人で東京までドライブ。
ボク以外は食のプロなので話は当然濃い話題ばかり。ひえーー
ゆうじさんからは面白そうなお話もあったり。
そんなこんなで六本木交差点まで送っていただき、家に帰って夜まで爆睡、という日曜日だったのでした。
おしまい。
香港飲茶・海鮮:宮廷料理:横浜中華街 大珍楼 だいちんろう
(新館)
神奈川県横浜市中区山下町143
Tel: 0120-00-3277 Tel: 045-663-5477
無休
http://www.daichin.co.jp/
投稿者 KQZ : 01:36 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月25日
やっぱり並ぶよヨロイヅカ@東京ミッドタウン店にはトヨタ式カイゼンが必要かも、というお話

(テイクアウトして家で撮影したトシ・ヨロイヅカのケーキ。うまいー)
オープンを間近に控えた東京ミッドタウンですが、今日はご近所内覧デーということで招待状が来ていたので早速行ってみたのでした。
とりあえずは縁起物なのでトシ・ヨロイヅカに行ってみると……
相変わらずの行列。
とはいえ恵比寿よりは短いので並んでいると一向にこれがはけない。
テイクアウトの10人程度の列が消化されるまでたっぷり40分かかっています。1組7分とか?
ということで、鎧塚さんのところにはトヨタ式カイゼンが必要だと思うわけです。
鎧塚 俊彦の世界
http://www.grand-patissier.info/ToshiYoroizuka/
まず店舗設計がどうにもこうにも。顧客動線も情報経路もすべてブチ切れています。
せっかくレジが二つあるのに隣り合ったところに並んでいるためまったく機能していないのもアホらしい。(混雑してたのに一つしか使ってなかったくらいですわさ)
これは建築設計出身でありイベントやゲーム、店など諸々とサービス運営をしてきた者としては突っ込みどころが満載なのです。
- 間口左端に位置する入り口からテイクアウトは右奥にいざなわれ左方向へ戻ってきながら注文するという流れが出来ている(イートインは奥にまっすぐ行って座って食べてそのままUターン)
- テイクアウト注文時にショーケース越しにアイテムを選ぶとスタッフ1がそれを紙に書き写す
- その紙を離れたところ(入り口横)にあるイートインと兼用のレジまで客が自分で持って行きスタッフ2に対して清算する(ここでイートインの人たちとぶつかる)
- その間に先ほどの注文用紙の写しを元に別のスタッフ3がパッキング
- 会計を済ませた客は入り口付近のごちゃごちゃしたところで右往左往しながらお菓子の詰まった袋が届くのを待つ
- 「○○様、ご注文の○○をお待たせしました」という声が飛び交う(が、接客していた本人ではない=スタッフ2なので声を上げて確認するしかない)
といった具合です。
お分かりの通り、イートインとテイクアウト双方の清算、袋の受け渡し、傘置き場、スタッフの出入り…… などなど、入り口付近にどうしても人がたまってしまいます。静謐さのかけらもありません。
当然ながら外で行列を捌いているスタッフ4にひと目で状況が把握できるはずもなく「あと何分くらいかかりますか?」という質問に的確に答えることが出来ないのです。
また、手書きのシートを元に同じような確認作業を何度となく繰り返しています。
これはこれで高級感を出すことも出来るのかもしれませんが、それならば『快適な待たせ方』も研究提示せねばならないでしょう。
今回のような大きさの店であれば、テイクアウト用のレジは右奥に配置し入り口すぐから右奥へという誘導経路を作り、一顧客一スタッフで注文受注・パッキング・清算・お見送りまで一括して行うのがおそらくエクセレントな解法なはず。いったん右奥に行ってから戻ってくるというのは焼き菓子を窓側に見せて行きたかったのでしょうが、右壁突き当たりにレジを用意してその周辺に配置したほうがずっとかっこよくできるだろうし。このままでやるのならせめてPOS対応するとか。(高級感はなくなりますが)
恐らくお菓子作りの現場である工房内は無駄の無い構成ですべてのものが配置されているのだと思いますが(そうでなければ美味しいケーキを作り続けられるはずないしー)、こと店舗のサービスに関しては設計事務所に想像力が無かったのではないでしょうか。(知り合いのところじゃないことを祈りつつw)
また顧客満足にとっては人的なホスピタリティやテクニック(顧客の誘導など)も大きな課題なのですが、鎧塚に入社するような子にとってフロア捌きの仕事は余りやる気の出る職種でないだろう事も根本原因としてあるのかもしれません。
でも、そういうところが出来ないと(というか自分で気づけないと)何をするにしても大成しないとも思うのですがねぇ……
モチベーションを喚起させるのはむつかしいですが。
※レジで清算しているときに鎧塚さんがなにやら合図されていたらしいのですが全然気づかなかったので、ここら辺のお話を伝えておいてくださいまし>某変態バーテンダーKさまあたり
投稿者 KQZ : 21:39 | コメント (1) | トラックバック
2007年01月13日
中井ヴィンヤードさんとてやん亭゛で会食
いつもお世話になっている麻布の酒屋さん長野屋の林さんから「中井ヴィンヤードの中井さんが日本に来ているので一度飲みませんか」とお誘いをいただいたのがさきおとつい(江戸弁)だったか。
で、いそいそと西麻布はてやん亭゛に伺ったのが11日の21時半。
既にてやん亭゛の岩澤社長がいらしてたので御挨拶をする。
いやー喋っても一本筋が通ってるしカッコいいわー。(上のLink先も面白いっす)
程なくして林さん夫妻がアカデミーデュヴァンの授業帰りの方々と共にやってきて座が盛り上がってくる。
そしてものすごいオーラの紳士が登場。
中井章恵氏その人である。
中井さんのことはここら辺を参照していただくとして。
ワイン道場マキノ酒店(cache)
2002のメルローと2003のものとを較べてみる。
うむ。実に果実味。
タンニンの具合が新しい物の方が強く残っている。
また2002の方はすでに程よく枯れている風情すら感じられる。
ちょうど目の前にお座りになられた中井さんはまさしくそのように作ったとおっしゃる。
2002のシャルドネと2004のシャルドネでは、2002はリンゴ酸をしっかりと残し、2004のほうはしっかりとしたマロラクティック発酵。
グラスの形状を変えないとならないほどの違いがここにはあった。
(注:グラスの形は「香りを閉じ込める」とかいう機能のほかに、口の中に落ちてくる液体の流速と幅、落としこむ深さなどを調整するという極めて重要な機能がある。つまり、リンゴ酸を舌先からゆっくりと飲むと口の中じゅうが酸っぱくなりすぎてしまうので舌の根元あたりにうまく落とせるような流速の早い=グラスのふちの角度と距離があるものを使ったほうが美味しく感じられるなど。ま、言わずもがなですが念のため)
懇切丁寧に説明していただいていわく、その年のブドウを尊重し、変にいじっていないのだということになる。
春先に味見をしてみて、「あぁ、これは樽熟を浅くしてさっぱりと楽しんでもらおう」と思い立てばそのまま行動に移し、ワインに仕立て上げる。
過去の自分の味、それも好評を囲った味ですら気にせずにあっさりと乗り越えていく。
そう、変えようと思ったって畑の土や、熟成している蔵の空気や、ましてや作り手の個性なんてのは隠せやしないのだ。
ソービニオンブランにしてもメルローにしても、どのグラスの中にも中井さんがにこやかにくっきりといた。
しかし、この大きな差は時として武器になり、時として不利にも働くだろう。そうも考えた。
たとえば、どこかのお店でたまたまタンニンの強い年度のものをいただきファンになったとして、違う年度のものはいささか異なるテイストであることが容易に想像される。
「たとえば、このシャルドネのラベルなんですけれど……」
「酸味の強く感じられる年のものはバックグランドの色味を青っぽくしたり、
逆にまろみの感じられる年のものはオレンジがかった黄色にしてみたり、と
ラベル全体の色調で味が想像できるようにしたらよくないですかね?
初めて飲む人って年度というよりラベルとか蔵元とかで覚えるものですから」
無謀にもこんな提案をしてみたりする。
ご本人とアカデミーデュヴァンの生徒さんたち、それに岩澤社長の仲間の料飲店の経営者の方々は口々に面白がったくれた。
んが。
肝心の輸入元にまったくやる気が感じられない。
というよりも「知らないでしょうけど印刷はむつかしいんですよ」などといわれてしまう。
酔っ払っているからかかなり横柄に聞こえる口振りにもちょっとむっとしてしまうがそれはそれとして内容が問題である。
あのー、僕12年ほど広告代理店にいたんですけどー。日本酒のラベルのデザインとかもしてるんですけどー。
そんなこんなが口から出掛かったが、ゲーム作ってるってだけでなく利き酒師やらライターやら店もやってて、さらにこんなことまで言い出してしまうと全部が嘘っぱちっぽく聞こえてしまうのが経験上わかっているのでここはぐっと飲み込む。
「それにね、中井ヴィンヤードのワインは300ケース、3,600本しか作らないの。貼るのが大変なのと少量印刷だから、一枚1ドルくらいかかるんで毎年印刷しなおすなんて到底出来ないのっ」
……ダメだこりゃ。
知らないのに口からでまかせいってやがる。
もしくは現地のボトリング業者にだまされてるかだな。
こんなもん(版下をのぞけば)10円で十分お釣りがくるだろうに。
毎年変わるのは色味調整と墨一色のヴィンテージだけなんだし。
日本で作って送ったって100円なんざかかりゃしない。
なんだか話すのも馬鹿らしくなってしまい、岩澤さんチームと別建ての日本酒企画についてあれやこれやとお話をする。
あーすげー、なんかこの人たちいいかも。
繁盛している料飲店オーナーたちのおちゃらけた(失礼)雰囲気とは打って変わって、ビシバシと鋭い突っ込みが全員から入りまくる。今日あったばかりだというのに。
「おー、おもしろいじゃん。応援するよ。いやホントに」
ありがたいことでございます。
夜半。
惜しみつつ解散である。
自転車をゆっくりと漕ぎながらいろいろなことが頭をよぎる。
仕事と、モチベーションについて。
料飲店の人たちは、目の前のお客様を楽しませることが最大のモチベーションなのだろう。
距離も時間もものすごく近距離である。時間は一時間半から長居して三時間程度か。
仕入れや仕込み、店のデザインなども含めて考えた準備期間は数日から数年まで幅広い。
方やワイナリーの中井さんは、まだ見ぬワインラバーを楽しませるために、一年掛けてブドウを作り、数年掛けて熟成させて、数十年掛けて畑の土を作る。
ひとたび手を離れた息子娘であるワインたちは、ボトルに詰められて世界中へと散り散りになって広く愛されることになる。
かたやあの輸入元の人はどうなんだろうか?
もちろんこのワインを気に入っているからこそ、無名の頃から親身になって開拓して育ててきているのだろう。それはよくわかる。
ただ、それは「飲む人」のことを考えているのではどうやらないようだ。
売れること、売った先の料飲店さんに喜んでもらえること。作り手にちゃんと還元すること。
そういうところがモチベーションになっているような気がしてならなかったのだ。
どちらがいいんだろう、ということではないのはわかる。
両方やりたかったからこそ広告をやりながらアーティスト契約を会社としていたわけだし。
…なんかここら辺のことは前にblogに書いてたな。
あとで思い出そうっと。
てやん亭゛ TEYANDEI
港区西麻布2-20-1
営業: 17:30~0:00
Tel: 03-3407-8127
http://www.teyandei.com/
投稿者 KQZ : 02:07 | コメント (2) | トラックバック
2006年12月25日
銀座福臨門で忘年会
以前のエントリーに書いたように、16日土曜日に銀座福臨門で忘年会をやった備忘録。
ソニープラザでくすぐりエルモXをゲットしてから新しい福臨門へと向かう。
前は変な場所だったから… と思っていたらこちらも妙にゴージャスなビルである。
そういえば香港にもご無沙汰だな。
今日の宴席はマラカス電気科学ご一行様なのだが、肝心のオガちゃん社長とアモンくんは居残り勉強(というかホントは仕事&学業)で出席できず。
個室に三々五々集まったのはおフランスから来日中のMISAYOと、toto-yoneさん一家、サッチエさんにマオちゃん、そしてウチというメンバーで和やかにスタート。
ひそかに位置皿がロイヤルコペンハーゲンのフルレースだったのはチェック済みである。
前菜は三品。中国筍を干したものを戻して炒めたもの、焼き豚、蕪の酢漬け。クリスピーでうまい。
広東白菜と塩豚のスープ。
金鶏姿揚げは定番の美味しさ。ここらへんでビールから老酒にスイッチ。
帆立は出色の出来。こういう派手はでしくないものが旨いのはえらいなぁ。
蟹爪の揚げ物に中国湯葉と衣笠茸の炒め煮とやってきてご飯物とデザートは二種ずつ。
どれも上湯が美味しいので間違いの無い旨さ。
個室で気の置けない忘年会にはうってつけでしっかり堪能いたしました。
福臨門魚翅海鮮酒家 銀座店 (ふくりんもん ぎんざてん)
中央区銀座5-4-6
ロイヤルクリスタル銀座7階
TEL 03-6215-6996
休みは多分無い
投稿者 KQZ : 22:30 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月29日
楼外楼で中華料理、の巻
(日記的に日時をタイムワープしてお送りしております)
小鳳さんにお誘いを受けて、楼外楼本店で中華。
前の打ち合わせが長引いてしまい、個室に飛び込んだら既に5名様が前菜をつついていらっしゃいました。
大変申し訳なし。
今回のメニューはこちら。
- 特式拼盆(腰花・干絲・烤麩・排骨)
- 富貴鶏
- 蒸大閘蟹
- 金箱豆腐
- 鮮筍豆苗
- 紅焼団魚
- 雪菜黄魚湯
- 扒翅炒麺
- 高麗香蕉
……と書いても自分でも良くわからなくなってしまうのがオチなので備忘録代わりに説明を書いておく。
- 特式拼盆(腰花・干絲・烤麩・排骨)
- 豚の腎臓、干し豆腐の千切りの和え物、中華麩とタケノコの炒め物、酢豚
豚の腎臓のシコシコした食感がたまらん。
残念ながら写真を撮っていませんが、干し豆腐の細さも素晴らしく。
筍もシャリシャリと美味しかった。酢豚はシンプルなアレね。
- 富貴鶏
- 俗に言う「こじき鶏」ですな。
説明はこちら
http://more.gnavi.co.jp/column4/33sekai.html
→ http://www.tenten-kobe.com/recipe/kojikidori.html
香港のマキシム系では食べたことがありますが、日本ではなにかとうるさいらしくて泥で固めるのではなくパン生地で周りを固めて蒸し焼きにしていました。
で、トンカチで割る係を拝命。
パン、パラフィン紙、蓮の葉、鶏の順ですな。
とろとろにほぐれる鶏肉が格別。老酒ーー
- 蒸大閘蟹
- 上海蟹。今回はオス。
肉の甘みと味噌はべらぼうにうまかった。
みっしりみっしり濃厚濃厚。
- 金箱豆腐
- 豆腐の中にひき肉が詰めてあり、揚げた後に煮込んだものに上から海老の卵がぱらり。
あつあつはふはふ。
- 鮮筍豆苗
- 中華筍と豆苗の炒め物。海苔の香りが効いていてうまい。マコモダケとはちょっと違うみたい。
- 紅焼団魚
- スッポンの姿煮でございます。へろへろへろっとしたえんぺらもいいですが、小骨の周りの亀亀した肉の渋みもまたよし(イエス)。老酒が進みます。
- 雪菜黄魚湯
- 雪菜と塩魚を白濁するまで煮込んだ滋味深いスープ。
魚特有の香りがほのかに後を引きます。苦手な人も居るかもしれませんが我々にとってはうまさ倍増。
- 扒翅炒麺
- ふかひれの姿煮がたっぷりのったサクサク焼きそば。
巨大ですふかひれ。サクサクです焼きそば。とろりんですあんかけ。
つまりうまいのです。もうおなかいっぱい。
- 高麗香蕉
- 最後はバナナとあんこをメレンゲで包んで揚げたお菓子。
いやー満腹。
さすがは中華虎の穴の小鳳さんのお見立てメニュー。
定番物だけでなくひねりの効いたチョイスが素晴らしい。
写真見ればわかるけど身の厚いふかひれの姿煮がどーんと半分乗っかってたりね。
落ち着いたサービスもいい感じでございます。
さすが老舗。
なにかで使おうっと。
そういえば小鳳さんと食事をするようになってから10年位経つのだけれども、香港やら横浜やらにまで一緒にうまいものを食べに出張っているにもかかわらずどんなお仕事をしているのかなど全然判っていなかったことに気づく。
なんか不思議ではあるよなぁ。
てなことを同じくうまいものを食べ歩く時によく出っくわす(笑)マルスさんとアボットチョイスで食後酒をすすりながら話し合ったり。
あまりにおなか一杯だったのと、仕事が若干残っていたので早々に切り上げて帰宅。
樓外樓 六本木本店 (楼外楼 ろうがいろう)
港区六本木3-16-33 青葉六本木ビルB1F
Tel: 03-3582-3757
休日: 年末年始
営業時間: [月~金] 11:30~15:00 17:00~22:30 [土・日・祝] 11:30~22:30
投稿者 KQZ : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2006年08月07日
まだ書けない店
もともと身の回りの飲食と仕事関係の備忘録から始まった当blogだが、なんだか閲覧者が多くなってきたので書くことをためらわれる場合もあったりする。
ここ数週間の飲食関連でいうとラ・ボンバンスでやった御湖鶴(みこつる)の会だったり、霞ヶ関ガスライトを貸しきってやった伝説の司厨師Mさんの出張中華料理の会だとか。(これらはあまりに特殊な体験なのでまとめるのが面倒なので書いていないだけでそのうち時間を見つけてへろっと書く予定)
仕事の話で書けないことなんてのは多すぎて枚挙の暇も無い。
まぁそれはそれとして。
で、今日お招きいただいたお店もそういった「書けない店」なのです。
精確には「まだ書けない」かな。
元々はタレントさんとして一世を風靡した彼だが、ここ数年は方向を変えて雌伏の時期に入っていたらしく、そんなこんなで知り合いと飲食店を始めるのだと聞いて誘われたのが昨日の今日だったのだ。
オープン前に友人知人業界人をお招きしてテスト営業をするのだということで早速今日行ってきた。
店の大まかな種類としては、まだ東京ではやっていると聞いたことの無い業態であり、そういった意味での話題性もかなりあるだろう。
味もお世辞でなくおいしい。
ただ唯一ダメダメだったのが不慣れなおねえちゃんにまかせっきりのフロアサービス。
これはいただけない。
店に入って飲み物と軽いつまみを頼んだあとたっぷり30分は待たされてしまった。しかもサラダは最後まで出てこなかったし。
ホッピーのセットがなんなのかもわかっていなかった様子で、氷と中(焼酎ね)が入ったジョッキだけで20分以上待たされてしまい「外はまだ?」といってもきょとんとしたまま次のテーブルに呼ばれて忘れ果てていたり。
ということで、もう少しサービスが落ち着いてからもう一度行ってみて、その後に書こうかなぁと思った次第です。
酒棚から森伊蔵か泡波でも持っていけば5万円くらいの売り上げにはなるだろうから引っ提げてtoto-yoneさんやオガちゃんに声かけて行きますか。仕事したことあるだろうし。切込隊長もしてたはずだな、確か。
投稿者 KQZ : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2006年07月04日
昼メシ備忘録:ツッカベッカライ・カヤヌマ&博多らーめん由○溜池店
今朝方コマツビルの前で自転車のチェーンがはずれてしまったので、すぐ近くにあるワイズ赤坂溜池店に自転車をそのまま停めて徒歩で仕事場まで行ったのでした。
ということで昼メシ時に溜池交差点までてくてく歩いて自転車をピックアップ。
途中、前から気になっていたウィーン菓子の「ツッカベッカライ・カヤヌマ」でお菓子を購入。
自転車を修理して自宅まで行きお菓子を置いてから会社へと戻る。
ひぃ。
時間もないので早メシを… と思いながら溜池交差点すぐ近くの博多らーめん由○(よしまる)に入ってみたのが13時ちょっと前だったか。
http://www.yoshimaru.biz/shop.html#tameike
たしかここは昔「福のれん」が入ってた店なのだが… ま、いっか。
(後から調べたら名称変更したらしいです)
焼き鯖明太子ごはんと博多らーめんのセット。880円。
全然期待してなかったのですがスープがかなり美味しい乳化具合。
ほんのりとんこつの香ばしさが漂うあたり好印象。
(スープが煮過ぎてたり時間が経ってしまうと饐えたような匂いになってしまうという諸刃の剣)
ご飯が柔らかすぎだったのが個人的にはほんの少しマイナスでしたので次回は替え玉でチャレンジですな。ふむふむ。
Y's Bike ACADEMY ワイズバイクアカデミー
住所: 港区赤坂2-10-1 ワイ・インターナショナル赤坂ビル
Tel: 03-5545-1525
営業: 平日/11:00~20:00 日祝/10:00~19:00
http://www.jitensya.co.jp/y/index.html
Zuckerbackerei Kayanuma ツッカベッカライ・カヤヌマ
住所: 港区赤坂1-4-5
Tel: 03-3582-5689
営業: 平日 11:00 - 18:00 土曜 11:00 - 18:00
定休: 日曜・祝日
博多らーめん由○(よしまる) 溜池店
東京都港区赤坂1-5-15 アネックスビル2F
Tel: 03-5545-4735
営業: 月~金 11:00~22:00 土 11:00~18:00
定休: 日・祝日休
投稿者 KQZ : 23:25 | コメント (0) | トラックバック
2006年07月03日
遅い昼メシご近所カレー
なんだかんだ遅くなってしまった昼時。
時計を見ると14時10分。
昨晩あるある大辞典を眺めていたら「辛いモノを食べると消化による基礎代謝が上がる」というのを思い出したので自転車でThe Kariまで行ってみる。
ここは14時半までランチをやっているのだ。
辛口と銘打ってあるビーフカレーを注文。890円(税込み)。
付け合せはキャベツの酢漬けかジャガイモ(サブジ?)が選べるらしいのでジャガイモを選択。
出てくるまで厨房を見ていると、なんだか理系っぽいというか実験室っぽい雰囲気である。
バキュパックを使うカレー屋さんというのも珍しいかも。
と、見ているとさっくりとカレーが出てきた。昼メシ時はこうでなきゃ。
そして赤い。
まさにレッドカレーである。
味はウチで作ってかなり上手に出来た、という風情の正統派カレーだ。美味しい。
もう少し辛くてもいいかなぁ、という具合ではあった。
はふはふと完食。ごちそうさまでした。
遅くまでやっているということもあり、この夏の間にメニュー制覇くらいはしそうな予感。
The KARI ザ・カリ
港区新橋5-31-7 中村ビル1F
Tel: 03-3437-2526
営業: 11:30~14:30
定休: 土曜・日曜・祝日
投稿者 KQZ : 14:35 | コメント (0) | トラックバック
2005年10月30日
中国産のホワイトバンドを右手にしたヤツがうまいというお話
なにやら香ばしいタイトルではありますが内容は食べ物系のお話ですので全然ご期待に添えないかもしれません。
いや添えない。きっと。
さて、今日は小鳳さんからお誘いいただいた上海蟹宴会に行ってきたのでした。
場所は横浜中華街は大珍楼新館。
陸社長とイケメンの息子さんを含めて14名の善男善女がただただ上海蟹のためだけに集ったのでした。
いやしかし想像以上でしたわ。
小鳳さんとは飯を食らう時だけしか会ったことがないのでいつもは何をしている人なのかはよくわかりません。
特別室に入るとやはり飯食い友達の島さんがいらしてご挨拶。
良くわからないながらも香港にみんなで飯だけ食いに行ったりしてるんだよなぁ我らってば。
他にも銀座のバー武蔵の武蔵さんとか有名な方もいらっしゃってましたが蟹の前には全ての人は平等なのでそこんとこヨロシク。(ん?)
さてテーブルに着くと菜譚(メニュー)をチェック。
ずらずらっと書き記しますってぇと…
- 蟹柳沙律柿皿
- 話梅酔大閘蟹
- 龍眼燉大閘蟹
- 大閘蟹粉豆花
- 蟹粉松茸帯子
- 陽澄湖大閘蟹
- 黄糖湯丸姜茶
- 炸蟹粉小籠包
- 栗子菇鶏堡飯
- 四式美甜点心
- 密梨鮮美布甸
もっとも、漢字表記的に正しくは「蟹」ではなくて「虫偏に介」、「皿」ではなくて「上に中で下に皿」、「堡」ではなくて「上に保で下に火」だったりするのですがそこら辺は大目に見てくださいまし。
で、まずしょっぱなからしてメニューにない焼き豚。
サクサクの皮がんまい。
甘酢漬けの大根がこの後の饗宴の序章となるわけです。ちょいと辛目のXO醤がアクセント。
続いては季節の柿をお皿に仕立てた海鮮サラダ。
バラエティに富んだ歯ごたえがお上品。
そして酔っ払い蟹が。
一週間ほど漬け込んで熟成したぬんめりとした歯ごたえと、鼻腔に抜ける蟹くささがほんのりと生姜と甘い梅とに彩られておりたまりません。
続いてはスープです。
蟹ミソがたっぷりと入っていてまるでサフランで色づけされたよう。
じんわりとうまい。
陸社長曰く、壷に入れてじっくりと蒸しているからこういった滋味深いスープになるのだとか。「味噌汁みたいに直火でごーっとやると出汁は取れるけど、こういう風な味にはならないんですよ」だそうな。
こりゃ家庭ではまねできないや。
中国料理の奥深いところついでに、色々とお話を伺いながら食事は進む。
蟹は陰陽五行説でいうと「悪寒」と言われ体を冷やす働きがあるとされているので、折々に生姜を使ってみたりスープをはさんだりしている、とかとか。
もちろんそれを知っている僕らはあわせるお酒にしても老酒を生(き)でやるわけですな。体を冷やさないように。
またこのスープにはわざわざ一度干した龍眼(ろんがん=ライチみたいな果物)を使っています。
これも体を温める効果があるとされているからなのですよね。
ふむふむ。
そしてお次が…
食べてびっくりの「大閘蟹粉豆花」なのです。
豆花、つまり柔らかいお豆腐(厳密には作り方がちょっと違う。にがりと石灰の違いとか)の上に上海蟹のほぐし身をかけて蒸しあげたというお料理なのですが、これがすんごーーーーーく旨かったのでした。
なんというか、濃い豆乳の持つ豆の力強いえぐさ(石灰由来なのかはしらねど酸味苦味も嫌味なくほんのりとかおってました)が上海蟹の身と味噌の甘さや豊潤さを引き立ててくれているというわけです。
これには全員が唸ったですハイ。
いやすげーや。
そしてお次の炒物はというと、帆立と松茸の蟹味噌炒めなのですよお客さん。
もうなんてんですか、秋の味覚独り占め? ってゆーか(半疑問)
松茸にしっかり味が乗っているので聞いてみると、一度上湯(しゃんたん)でさっと湯掻いて味を入れてから炒めているのだとか。
さすがですのぉ。(こればっか)
そしてそしてそして。
本日のメーンエベント(在りし日の全日本女子プロのリングアナウンサーのように)、上海蟹の雄さまがいらはりましたっ。
どーん。
どーん。
この重量たるや270g超!
先日早朝の築地場内を探し回ってもやっと200g程度が見つかったくらいだったのが、これがもう270gですよあーた。この身の厚さったら。
そして注目していただきたいのが二種類のタグ。
胴回りの他に右手にきららんとホワイトバンドが光っております。
これは産地の保障だけでなくトレーサビリティもかねているのだとか。
横浜中華街の大店・大珍楼さんが二ヶ月も前から予約してやっと揃えてられたという逸品でございます。
ほぉーら、身をあけた。
この味噌の詰まりっぷりったら。
そして身を半分にばしぃっと割って、かぶりつくでございますですよ。
口の中一杯が上海蟹の味噌! 思わずマクロモードを忘れてしまったくらいの感動物のうまさです。
んでもって足とかの肉の部分をこそげ出して甲羅で味噌と和えてあぐあぐあぐぅと食うという至福。
富麗華あたりだとお上品にも給仕のお姉さんが上海蟹の身をほぐして食べさせてくれたりしますが、これほどの逸物ならばかぶりつく方が美味しく味わえるに決まってます。
小鳳さんが香港で買い求めてくれた蟹箸(*)が大活躍です。
- (*)蟹箸‐上海蟹や渡り蟹を食べるためだけに使用するお箸。ちょっと見は普通の角箸なのですが、両端の削り具合がそれぞれ絶妙で画期的に蟹が食べやすいのでした。
もちろんこれだけじゃございあせん。
雌だっています。男女食料機会均等法です。なに言ってるか良くわかりません。
じゃーん。
じゃじゃーん。
もちろんタグ付きーのホワイトバンド付きーの。
紅色に見えるのは卵です。しくしくとした歯ごたえが食感にも美味しいのです。
蟹を食らうこと約一時間。
うめぇ、うまい、美味しいわと喋りつつも時は過ぎていきます。
甲羅に老酒をたらしてつつぅっと啜ったりね。
…と、蟹の余韻に浸っていたわれわれに対して「ちょっと面白い料理を考えてみました。多分驚くよ」とにこにこと陸社長。
はて? と思い聞いてみると、小籠包を揚げてみたというのです。
ほへ?
見た目は揚げ団子にしか見えません。
じっと見てもそう。
蟹を食べる時に使ったはさみで切ってみると、
あらまホントに小籠包。
皮に餅生地を使ってスープが漏れないように工夫をしているとのこと。
もちろん中身も上海蟹。揚げた餅に熱々のスープが絡まって絶品。これもまた美味しい。
でもってとびっきりの生姜湯で熱を補給する。
白玉の中に中国特産の黒砂糖みたいなものが入っているのは、やはり熱を補給するのだという。
白玉の中でじゅわりととろけてんまい。
「炭酸で割ったらウィルキンソンのジンジャーエールになりますよ」という陸社長ジュニアの冗談も本当のような生姜辛さでしたがめっぽう旨いのは陰陽五行説に則っているからなのでしょうか。
ふぅ、っと汗をかきつつ一息つきます。
そしてお食事最後の締めは土鍋ご飯。
栗と棗の鶏飯です。うまそーーー。
陸社長自ら最後の仕上げをしてくださってます。
醤油ベースのタレと意外なことにバターをたっぷりと入れて混ぜていましたが、コレがまた暴力的に旨いのです。
お代わりまで貰って満腹満腹。
デザートはなんと5種類も。
蜜に漬け込んだ梨を使ったプリンです。美布甸と書いて「プリン」ね。
そして点心の4点盛り。
外郎風の触感が楽しい黒胡麻のデザートに、バナナ味のタピオカ饅頭、金箔に彩られた蓮の餡のパイには塩玉子も入っていました。それと京芋の揚げ菓子。
大満足の上海蟹宴会は14時からスタートしたはずが終わったのは17時過ぎ。
そしてお値段は…
申し訳なくていえないくらいでございました。
富麗華とかシェフズでこれ頼んだらすんごい値段だろうなぁ…
くちくなった腹を抱えて辞する。
一階の売店でお土産を買って地下鉄に乗って帰宅。
夜になってもお腹が空かないのは当たり前のお話でございましたとさ。
投稿者 KQZ : 23:57 | コメント (3) | トラックバック
2005年10月18日
秋葉原が起点にして原点な人々
廃校になってNPOが入ってるような六本木小学校跡地前のうらびれた暗がりでメイドさんが「バーをはじめましたぁ~」とチラシを配っている日本というのは極めて平和なのです多分。
ということで六本木にコスプレバーができた模様。
Link→メイドBAR ブレス http://www.maidbar.com/
しかしサイトの惹句がふるっている。
秋葉原から日比谷線に乗って22分!
全ての起点はアキバから、ってアキバ系!電脳空間カウボーイズかよキミらは。
でもってシステムは男性が10,000円で90分飲み放題なのだそうな。
ODINなら飲もうと思えば90分で30万円は楽に飲めるな。Abbot' Choiceだとがんばっても5万か?
しかし意外にカクテルメニューが沢山あるのが気になる。
どじっ子属性のメイドが「きゃ」とか言いながらシェイカーを落としたりするのだろうか。
…そういうのはたぶん許さん。
たぶんな。
投稿者 KQZ : 02:04 | コメント (6) | トラックバック
2005年10月05日
授業のあと目黒でレセプション恵比寿で焼肉青山経由で六本木
なんだかんだと忙しい中、前々からの予定だった授業をこなす。
前半は「日本を代表するコピーライター」(by トリビアの泉)であらせられるイサム先生の広告制作についての特別授業。
マスターカードやマイクロソフトウィンドウズのCM裏話などで盛り上がる。
しかしこのところ笑い飯の髭のほうに似てきたよーな気がする。
生徒さんがあったまってきたところで出番になったのだが、今日はシナリオやキャラクターの相互関係を目立たせるテクニックなんかのお話。
んがんが、つかみに使ったS/N比とかダイナミックレンジの話は理系ならぬデザイン系の学生くんたちには難しかった様子。一橋の学生とかだと食いついてくるはずなんだが。
仕方なく使った「笑っていいとも」と「徹子の部屋」の音場の差異という喩えばかり記憶されてるような予感もー。
しかしAdobe Acrobat Readerが読めないマシンだったのでオチが見せられなかった。至極残念。httpしか通らないんだか知らないけどダウンロードできないしぃ。
「世界でひとつだけの花」とロードムービーとシナリオ展開の話でどっかんどっかんだった予定が最後がぐずぐずになってしまった。
久しぶりに人前で大汗をかく。
授業のあと上原とタクシーで目黒に移動。
BALS TOKYOのレセプションなのだ。
http://www.balstokyo.com/
フランフランでおなじみのバルスの新展開店舗。
なんと800坪ってんだから恐れ入る。(←古くさい表現)
カメラマンさんとか編集さんとかスタイリストとかあちらこちらで知り合いに会いまくってご挨拶。
シャンパンがちゃんとしてるなー、と思ったらセルックスの面々がいた。なるほどね。
お。amadanaも入ってるじゃんか。
http://www.amadana.com/
鄭秀和くんとやーやーやーと久しぶりにご挨拶。
すると「えー、なんでこの二人が一緒に居るのー?」と驚かれてしまう。
確かに上原とは対照的ではあるしなぁ。マガジンハウス育ちと講談社育ち、慶応と早稲田、三田と築地、服屋とゲーム屋…
ま、いっか。
バリの花水木の状況を聞いたりして「また今度ー」と別れる。
お。F by design f +C?デザインFか。
http://www.designf.co.jp/
ってことはカナちゃんが…
いた。
これまた久しぶりだったのでご挨拶。
ニューワールドの後藤君はもっと遅くに登場するとのことだったがお腹も空いてきたことなので「今度みんなで食事しましょー」と一旦退散する。
恵比寿の隠れ名店「京城園」で焼肉をはぐはぐ食らう。
すると仕事中のイサムから合流するとの電話が入る。
タクシーで青山ツインタワーまで迎え撃って六本木Abbot's Choiceに。
ハラヘリーなイサムがパスタやマンガ肉を頬張りながらわひゃわひゃと業界内外話に花が咲く。
専門学校の学生さんたちに訓練がてらにとあるキャラクター(ナイショ)を描いてもらったのだが、これがかなーりレベルが高かったりしてビックリ。
23時くらいに「それじゃーねー」と散会。
BALS TOKYO 2005.10.7 open
http://www.balstokyo.com/
目黒区中目黒1-10-21
↓amadana ぐっずー
投稿者 KQZ : 23:27 | コメント (3) | トラックバック
2005年09月15日
ミーティングまみれの木曜日はギルドメンバーと中華で締め
朝から打ち合わせやら摺りあわせやら仕様づくりやらP/Lやら巨人社からの急な来客やらと大騒ぎ。
電話をいただいている方々には返信が遅れていますすみません。
いきなり斜め上~の方向から会議召集が掛けられるがそんなもん急には出られませんて。
でも出ないで変な方向に進んでしまうのも心配っちゃぁ心配なんだよなぁ…
などと言っている間にXBOX360の発表会に行きそびれてしまった。
12月10日で3万9795円で20GBのHDD搭載で同時発売タイトルが7つでそのうちの一つがテトリス。
ん? ん? ん?
てとりすぅ?
ちなみに↓はshi3zさんから教えてもらったFlashテトリス。
- Flash Tetris (985 bytes) by Strille
http://www.strille.net/works/tetris_1Kb/
なんとコードが985bytes!
黒柳徹子だったら2分くらいで読めるんじゃねーかってくらい短いのだ。
そんなテトリスがXBOX360のローンチタイトルに。
どんなんになるんかなぁ。(大阪の子供風に)
お土産の名刺入れやNNNのライトなどをほへーっと見ながら仕事をサクサク進めてあっという間に夕方。
今日は松本隆さんに誘われて神泉の文琳で食事なのでそそくさと席を立つ。
今後仕事をすることになりそうな某ゲーム会社の企画の方と話をしていたところ、偶然にもEQ2で松本隆さんを介して同じギルドにいたということが分かり、さっそくギルドメンバー4人で食事をすることに相成ったわけでして。
ニョホヘさんも呼びたかったのですが、今は仕事で北京に行っているとのことで残念至極。
ま、あっちでも中華料理食ってるらしいけども。
んで、話の内容をかいつまんでいうと「早くLv35になれ」とそういうことらしいです。>ニョホヘ氏
で、肝心の今日のメニューを覚えている限り書いていくと、
前菜五種盛り(ホタテの燻製・冬瓜の煮物・桃とシャンツァイのマリネ・砂肝の炒め物・鰻の山椒煮)
ピータン豆腐
海老と青菜の炒め物上海蟹ソース
茄子のミルフィーユ中華湯葉巻き
スペアリブの清蒸スープ
椎茸とエリンギの炒め物
牛肉とレタスのチャーハン
杏仁豆腐
てな感じ。
個人的に果物を料理に使うのは非常に違和感があるのだけれど、桃のマリネが美味しかったのが意外。これはなかなかいい感じ。
スープも上品で美味しかった。チャーハンの牛肉が粗挽き胡椒だったのもアクセントが利いていていい。
んでもってなんといっても杏仁豆腐。
リンカだった頃から行ってるからもう10年以上通ってるわけですなぁ。
よしなしことを話しつつ渋谷駅までてこてこと歩いて地下鉄に乗って帰る。
中国家庭料理 文琳
http://www.bunlin.co.jp/
渋谷区神泉13-13 ヒルズ渋谷B1
TEL・FAX: 03-3780-6268
定休: 月曜日

